JPH1117030A - マスクrom及びその製造方法 - Google Patents

マスクrom及びその製造方法

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JPH1117030A
JPH1117030A JP12028698A JP12028698A JPH1117030A JP H1117030 A JPH1117030 A JP H1117030A JP 12028698 A JP12028698 A JP 12028698A JP 12028698 A JP12028698 A JP 12028698A JP H1117030 A JPH1117030 A JP H1117030A
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JP
Japan
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trench
oxide film
conductivity type
semiconductor substrate
gate
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JP12028698A
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Shin Bon-Jo
シン ボン−ジョ
Lee Kiijiku
リー キ−ジク
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SK Hynix Inc
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LG Semicon Co Ltd
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices
    • H10B20/27ROM only
    • H10B20/40ROM only having the source region and drain region on different levels, e.g. vertical channel
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/77Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate
    • H01L21/78Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices
    • H01L21/82Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components
    • H01L21/822Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components the substrate being a semiconductor, using silicon technology
    • H01L21/8232Field-effect technology
    • H01L21/8234MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type
    • H01L21/823487MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type with a particular manufacturing method of vertical transistor structures, i.e. with channel vertical to the substrate surface

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積度を向上させることのできるマスクRO
Mを提供する。 【解決手段】 本発明によるマスクROMは、第1導電
形の半導体基板31と、前記半導体基板31上に形成さ
れたトレンチ35と、前記半導体基板31の前記トレン
チ35が形成されていない部分と前記トレンチ35の下
面とに形成された第2導電形の不純物領域43と、前記
不純物領域43上に形成された埋没酸化膜41と、前記
トレンチ35の一側面に形成された第1チャネル51
と、前記トレンチ35の他側面に形成された第2チャネ
ル53と、を含んで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ROM(Read Only
Memory ) 及びその製造方法に係り、特に製造工程中に
使用者のマスクを使用してイオン注入することによって
データを永続させるようにコーディング(coding)するマ
スクROM及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ROMは、貯蔵されたデータが正常的な
状態では変わらないように構成された不揮発性メモリ(n
onvolatile memory)装置で、データを貯蔵する方法によ
ってマスクROM、PROM(Programmable ROM)、EP
ROM(Electrically Programmable ROM) 、或いはEE
PROM(Erasable and Electrically Programmable RO
M)などに区別される。
【0003】前記で、マスクROMは製造工程中に使用
者が望むデータを持つマスクを用いてコーディングして
データを貯蔵するもので、この後からは貯蔵されたデー
タの変化が不可能であり、ただ貯蔵されたデータのみを
読みうる。マスクROMは不純物をイオン注入して所定
のトランジスタを他のトランジスタと異なる状態に作ら
せることにより、データをコーディングすることができ
る。即ち、マスクROMはデータをコーディングするた
めに製造工程中に不純物を注入してトランジスタが‘オ
ン(on)’状態のときに所定トランジスタを‘オフ(off)
’状態にするか、或いはトランジスタが‘オフ(off)
’状態のときに所定のトランジスタを‘オン(on)’状
態にする。
【0004】図6は従来技術によるマスクROMの平面
図である。従来技術によるマスクROMにはゲート23
を成すワードラインと直角を成す埋没酸化膜19が形成
される。埋没酸化膜19の下部には共通ソース及びドレ
イン領域を成しながらビットラインとして用いられる高
濃度不純物領域(図示せず)が形成されて、ワードライ
ンとビットラインとは直角を成す。故に、ワードライン
とビットラインとが交差してトランジスタを形成する。
前記で、ゲート23と重畳される埋没酸化膜19の下部
の不純物領域の間はトランジスタの第1及び第2チャネ
ル27,29となる。P形ドーピングされてコーディン
グされた第1チャネル27を持つトランジスタT1は
‘オフ(off) ’状態を保持し、コーディングされてない
第2チャネル29を持つトランジスタT2はプログラム
されていないもので、常時‘オン(on)’状態を保持す
る。
【0005】図7は図6をI−I線に沿って切った断面
図である。P形半導体基板11上にゲート酸化膜17及
び埋没酸化膜19が形成される。そして、埋没酸化膜1
9はゲート酸化膜17より厚く形成され、その下部にN
形の不純物が高濃度でドーピングされた不純物領域21
が形成される。不純物領域21はトランジスタの共通ソ
ース及びドレイン領域を成しながらビットラインとして
用いられる。ゲート酸化膜17及び埋没酸化膜19上に
不純物領域21と直交するゲート23が形成される。そ
して、半導体基板11の不純物領域21間の、ゲート2
3に対応する部分が第1及び第2チャネル27,29と
なる。前記で、第1チャネル27を持つトランジスタT
1はP形ドーピングされてコーディングされたもので、
‘オフ(off) ’状態を保持し、第2チャネル29を持つ
トランジスタT2はコーディングされていないもので、
常時‘オン(on)’状態を保持する。
【0006】図8及び図9は従来技術によるマスクRO
Mの製造工程(A)〜(D)を示す図である。図8
(A)を参照すると、P形のシリコンからなった半導体
基板11に第1感光膜13を塗布した後、露光及び現像
してパターニングして半導体基板11を露出させる。そ
して、第1感光膜13をマスクとして半導体基板11に
ヒ素(As)或いは燐(P)などのN形の不純物イオン
を高いドーズで注入してイオン注入領域15を形成す
る。
【0007】図8(B)を参照すると、第1感光膜13
を除去した後、半導体基板11の表面を熱酸化して、イ
オンが注入されていない部分にゲート酸化膜17を形成
する。この時、半導体基板11のイオン注入領域15が
形成された部分には、イオン注入時に格子損傷などによ
ってイオン注入されていない部分より15〜20倍程度
酸化速度が速く進行されて厚い埋没酸化膜19が形成さ
れ、また熱酸化時にイオン注入領域15内の不純物イオ
ンが活性化されて共通ソース及びドレイン領域を成しな
がらビットラインとして用いられる不純物領域21が形
成される。
【0008】図9(C)を参照すると、ゲート酸化膜1
7及び埋没酸化膜19上に不純物がドーピングされた多
結晶シリコンを化学気相蒸着(Chemical Vapor Depositi
on;以下、「CVD」という) などの方法で蒸着し、不
純物領域21と直交するようにフォトリソグラフィ方法
でパターニングしてゲート23を形成する。故に、半導
体基板11の不純物領域21の間の、ゲート23に対応
する部分がチャネルとなるトランジスタが形成される。
そして、前述した構造の全表面に第2感光膜24を塗布
した後、露光及び現像してパターニングして所定のトラ
ンジスタを露出させる。第2感光膜24をマスクとして
半導体基板11にホウ素(B)或いはBF2 などのP形
の不純物イオンを高いドーズで注入してイオン注入領域
25を形成する。
【0009】図9(D)を参照すると、第2感光膜24
を除去した後、イオン注入領域25の不純物イオンを熱
処理して拡散させることにより、P形の不純物が高濃度
でドーピングされた第1チャネル27を形成する。この
時、P形の不純物がドーピングされていないチャネルは
第2チャネル29となる。前記で、第1チャネル27か
らなったトランジスタT1はコーティングされたもので
あり、第2チャネル29からなったトランジスタT2は
コーディングされていないものである。
【0010】しかし、従来技術によるマスクROMはソ
ース及びドレイン領域として用いられる不純物領域とゲ
ートとが同一な平面上に形成されるので、集積度が低ま
るという問題点があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、集積度を向上させることのできるマスクROMを提
供することにある。本発明の他の目的は、チャネルをト
レンチの側面に形成することにより、集積度を向上させ
ることのできるマスクROMの製造方法を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるマスクROMは、第1導電形の半導体
基板と、前記半導体基板上に形成されたトレンチと、前
記半導体基板の前記トレンチが形成されていない部分と
前記トレンチの下面とに形成された第2導電形の不純物
領域と、前記トレンチの一側面に第1導電形のチャネル
を持って形成された第1ゲートと、前記トレンチの他側
面に第2導電形のチャネルを持って形成された第2ゲー
トと、を含むことを特徴とする。
【0013】ここで、前記第2導電形の不純物領域上に
形成された絶縁酸化膜をさらに含むとよく、また、前記
第2導電形の不純物領域と前記ゲートとが互いに交差す
るように形成されているとよい。上記目的を達成するた
めに、本発明によるマスクROMの製造方法は、第1導
電形の半導体基板にトレンチを形成する工程と、前記半
導体基板の前記トレンチが形成されていない部分と前記
トレンチの下面とに第2導電形の不純物をイオン注入す
る工程と、前記半導体基板の前記トレンチが形成されて
いない部分と前記トレンチの下面とに絶縁酸化膜を、前
記トレンチの両側面にゲート酸化膜を形成する工程と、
前記ゲート酸化膜上に第1及び第2ゲートを形成する工
程と、前記トレンチの一側面に第1導電形の不純物をイ
オン注入して第1導電形のチャネルを形成する工程と、
を備えることを特徴とする。
【0014】ここで、前記絶縁酸化膜及びゲート酸化膜
を形成する工程時に、前記絶縁酸化膜の下面に第2導電
形の不純物領域を同時に形成するとよい。また、前記ト
レンチの一側面に第1導電形の不純物をイオン注入して
第1導電形のチャネルを形成する工程を、前記第1及び
第2ゲートを形成する工程の前に行うようにしてもよ
い。
【0015】また、前記第2導電形の不純物をイオン注
入する工程は、前記トレンチを形成する工程の前に、前
記半導体基板の全面に第2導電形の不純物をイオン注入
する工程と、前記トレンチを形成する工程の後に、前記
トレンチの底面に第2導電形の不純物をイオン注入する
工程とに分けて行うようにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
を詳細に説明する。図1は本発明によるマスクROMの
平面図である。本発明によるマスクROMは半導体基板
31にトレンチ35が形成される。半導体基板31でト
レンチ35が形成されていない部分とトレンチ35の底
面とに絶縁酸化膜として埋没酸化膜41が形成され、こ
の埋没酸化膜41の下部には共通ソース及びドレイン領
域を成しながらビットラインとして用いられる高濃度不
純物領域(図示せず)が形成される。そして、ゲート4
5を成すワードラインは埋没酸化膜41と直角に形成さ
れる。故に、ワードラインとビットラインが交差してト
ランジスタを形成するが、ゲート45と重畳されるトレ
ンチ35の側面は第1及び第2トランジスタT11,T
12の第1及び第2チャネル51,53となる(第1及
び第2ゲート)。第1チャネル51はP形不純物がドー
ピングされてコーディングされたもので、‘オフ(off)
’状態を保持し、第2チャネル53はコーディングさ
れていないもので、‘オン(on)’状態を保持する。
【0017】図2は図1をII−II線に沿って切った断面
図である。P形半導体基板31上にエッチング工程によ
って多数個のトレンチ35が形成される。前記トレンチ
35は深さ0.3〜1.5μm程度に形成される。そし
て、半導体基板31でトレンチ35が形成されてない部
分とトレンチ35の底面とに絶縁酸化膜として埋没酸化
膜41が形成され、トレンチ35の側面にゲート酸化膜
39が形成される。前記で、ゲート酸化膜39は厚さ8
0〜150Å程度に形成され、埋没酸化膜41はゲート
酸化膜39より15〜20倍程度厚く形成される。
【0018】埋没酸化膜41の下部には共通ソース及び
ドレイン領域を成しながらビットラインとして用いられ
るN形の不純物が高濃度で拡散された不純物領域43が
形成される。そして、ゲート酸化膜39及び埋没酸化膜
41上にゲート45が不純物領域43と交差して形成さ
れる。故に、ワードラインとビットラインとが交差して
トランジスタを形成するが、ゲート45と重畳されるト
レンチ35の側面は第1及び第2トランジスタT11,
T12の第1及び第2チャネル51,53となる(第1
及び第2ゲート)。前記で、第1トランジスタT11の
第1チャネル51はP形不純物がドーピングされてコー
ディングされて‘オフ(off) ’トランジスタを成す。前
記で、第1及び第2トランジスタT11,T12の第1
及び第2チャネル51,53がトレンチ35の側面に、
即ち、半導体基板31と垂直に形成されることにより、
集積度を向上させることができる。
【0019】図3及び図4は本発明の一実施例によるマ
スクROMの製造工程(A)〜(E)を示す図である。
図3(A)を参照すると、P形のシリコンからなった半
導体基板31上に熱酸化或いはCVD方法で酸化シリコ
ンを厚さ1500〜3000Å程度に蒸着してマスク層
33を形成する。半導体基板31の所定部分が露出され
るようにマスク層33をフォトリソグラフィ方法でパタ
ーニングする。そして、半導体基板31の露出された部
分を反応性イオンエッチング(Reactive Ion Etching ;
以下、「RIE」という) などの異方性エッチング方法
で深さ0.3〜1.5μm程度にエッチングしてトレン
チ35を形成する。
【0020】図3(B)を参照すると、マスク層33を
除去して半導体基板31のトレンチ35が形成されてい
ない部分を露出させる。そして、半導体基板31の全表
面にヒ素(As)或いは燐(P)などのN形不純物をド
ーズ1×1015〜1×1016/cm2 程度とエネルギー
30〜80KeV程度にイオン注入する。この時、トレ
ンチ35が異方性エッチングされたので、注入される不
純物イオンによってトレンチ35の底面と半導体基板3
1でトレンチ35が形成されてない部分とにイオン注入
領域37が形成される。
【0021】図4(C)を参照すると、半導体基板31
を熱酸化してゲート酸化膜39と埋没酸化膜41とを形
成する。前記で、ゲート酸化膜39はイオンが注入され
ていないトレンチ35の側面に厚さ80〜150Å程度
に形成される。そして、トレンチ35の底面と半導体基
板31でトレンチ35が形成されていない部分との表面
はイオン注入時に格子が損傷されたので、イオン注入さ
れていないトレンチ35の側面より酸化速度が15〜2
0倍程度速く進行されて厚い埋没酸化膜41が形成され
る。そして、熱酸化によってゲート酸化膜39及び埋没
酸化膜41を形成するとき、イオン注入領域37内の不
純物イオンが活性化されて、埋没酸化膜41の下部にソ
ース及びドレイン領域として用いられる不純物領域43
が形成される。
【0022】図4(D)を参照すると、ゲート酸化膜3
9及び埋没酸化膜41上に不純物がドーピングされた多
結晶シリコンを厚さ1500〜2500Å程度に蒸着
し、フォトリソグラフィ方法で不純物領域43と直交或
いは交差するようにパターニングして第1及び第2ゲー
トを成すゲート45を形成する。故に、不純物領域43
の間の、ゲート45に対応する部分がチャネルとなるト
ランジスタが形成される。そして、前述した構造の全表
面に感光膜47を塗布した後、露光及び現像して所定ト
ランジスタを露出させる。そして、感光膜47をマスク
としてホウ素(B)或いはBF2 などのP形の不純物イ
オンをドーズ5×1013〜5×1014/cm2 程度とエ
ネルギー240〜300KeV程度にイオン注入してイ
オン注入領域49を形成する。前記で、イオン注入領域
49をトランジスタのチャネルとして用いられるトレン
チ35の一側面にだけ形成されるようにする。
【0023】図4(E)を参照すると、感光膜47を除
去した後、イオン注入領域49の不純物イオンを熱処理
して拡散させることにより、P形の不純物が高濃度でド
ーピングされた第1チャネル51を形成する。この時、
P形の不純物がドーピングされていないトレンチ35の
側面は第2チャネル53となる。前記で、第1チャネル
51を持つトランジスタT11はコーディングされたも
のであり、第2チャネル53を持つトランジスタT12
はコーディングされていないものである。
【0024】尚、前記トレンチ35の一側面にP形の不
純物をイオン注入して第1チャネル51を形成する工程
を、ゲート45を形成する工程の前に行うようにしても
よい。図5は本発明の他の実施例によるマスクROMの
製造工程(A),(B)を示す図である。
【0025】図5(A)を参照すると、P形のシリコン
からなった半導体基板31上にヒ素(As)或いは燐
(P)などのN形の不純物をドーズ1×1015〜1×1
16/cm2 程度とエネルギー30〜80KeV程度に
イオン注入してイオン注入領域32を形成する。図5
(B)を参照すると、半導体基板31上にCVD方法で
酸化シリコンを厚さ1500〜3000Å程度に蒸着し
てマスク層33を形成する。半導体基板31の所定部分
が露出されるようにマスク層33をフォトリソグラフィ
方法でパターニングする。そして、半導体基板31の露
出された部分をRIEなどの異方性エッチング方法で深
さ0.3〜1.5μm程度にエッチングしてトレンチ3
5を形成する。そして、トレンチ35の底面にヒ素(A
s)或いは燐(P)などのN形不純物をドーズ1×10
15〜1×1016/cm2 程度とエネルギー30〜80K
eV程度にイオン注入してイオン注入領域37を形成す
る。
【0026】その後、半導体基板31のトレンチ35が
形成されてない部分が露出されるようにマスク層33を
除去した後、図4(C)の工程を進行する。図4(C)
の工程で、ゲート酸化膜39及び埋没酸化膜41の形成
時にイオン注入領域32,37内の不純物イオンが活性
化されて埋没酸化膜41の下部にソース及びドレイン領
域として用いられる不純物領域43が形成される。そし
て更に、図4(D)、図4(E)の工程を進行する。
【0027】尚、本発明の実施例によるマスクROMの
製造方法ではP形の半導体基板にN形のトランジスタを
形成すると説明したが、N形の半導体基板にP形のトラ
ンジスタを形成することもできる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、トランジスタのチャネ
ルがトレンチの側面に、半導体基板の平面と垂直に形成
されるので、集積度を向上させることができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるマスクROMの平面図
【図2】 図1をII−II線に沿って切った断面図
【図3】 本発明の一実施例によるマスクROMの製造
工程(A),(B)を示す図
【図4】 本発明の一実施例によるマスクROMの製造
工程(C)〜(E)を示す図
【図5】 本発明の他の実施例によるマスクROMの製
造工程(A),(B)を示す図
【図6】 従来技術によるマスクROMの平面図
【図7】 図6をI−I線に沿って切った断面図
【図8】 従来技術によるマスクROMの製造工程
(A),(B)を示す図
【図9】 従来技術によるマスクROMの製造工程
(C),(D)を示す図
【符号の説明】
31 半導体基板 32,37,49 イオン注入領域 33 マスク層 35 トレンチ 39 ゲート酸化膜 41 埋没酸化膜(絶縁酸化膜) 43 不純物領域 45 ゲート(第1及び第2ゲート) 47 感光膜 51 第1チャネル 53 第2チャネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キ−ジク リー 大韓民国、チューンチェオンブク−ド、チ ェオンジュ、フンダク−グ、ヒャンジェオ ン−ドン(番地無し)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電形の半導体基板と、 前記半導体基板上に形成されたトレンチと、 前記半導体基板の前記トレンチが形成されていない部分
    と前記トレンチの下面とに形成された第2導電形の不純
    物領域と、 前記トレンチの一側面に第1導電形のチャネルを持って
    形成された第1ゲートと、 前記トレンチの他側面に第2導電形のチャネルを持って
    形成された第2ゲートと、 を含むことを特徴とするマスクROM。
  2. 【請求項2】前記第2導電形の不純物領域上に形成され
    た絶縁酸化膜をさらに含むことを特徴とする請求項1記
    載のマスクROM。
  3. 【請求項3】前記第2導電形の不純物領域と前記ゲート
    とが互いに交差するように形成されたことを特徴とする
    請求項1記載のマスクROM。
  4. 【請求項4】第1導電形の半導体基板にトレンチを形成
    する工程と、 前記半導体基板の前記トレンチが形成されていない部分
    と前記トレンチの下面とに第2導電形の不純物をイオン
    注入する工程と、 前記半導体基板の前記トレンチが形成されていない部分
    と前記トレンチの下面とに絶縁酸化膜を、前記トレンチ
    の両側面にゲート酸化膜を形成する工程と、 前記ゲート酸化膜上に第1及び第2ゲートを形成する工
    程と、 前記トレンチの一側面に第1導電形の不純物をイオン注
    入して第1導電形のチャネルを形成する工程と、 を備えることを特徴とするマスクROMの製造方法。
  5. 【請求項5】前記絶縁酸化膜及びゲート酸化膜を形成す
    る工程時に、前記絶縁酸化膜の下面に第2導電形の不純
    物領域を同時に形成することを特徴とする請求項4記載
    のマスクROMの製造方法。
  6. 【請求項6】前記トレンチの一側面に第1導電形の不純
    物をイオン注入して第1導電形のチャネルを形成する工
    程を、前記第1及び第2ゲートを形成する工程の前に行
    うことを特徴とする請求項4記載のマスクROMの製造
    方法。
  7. 【請求項7】前記第2導電形の不純物をイオン注入する
    工程は、前記トレンチを形成する工程の前に、前記半導
    体基板の全面に第2導電形の不純物をイオン注入する工
    程と、前記トレンチを形成する工程の後に、前記トレン
    チの底面に第2導電形の不純物をイオン注入する工程と
    に分けて行うことを特徴とする請求項4記載のマスクR
    OMの製造方法。
JP12028698A 1997-05-23 1998-04-30 マスクrom及びその製造方法 Pending JPH1117030A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20282/1997 1997-05-23
KR1019970020282A KR19980084469A (ko) 1997-05-23 1997-05-23 마스크 롬 및 그의 제조방법

Publications (1)

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JPH1117030A true JPH1117030A (ja) 1999-01-22

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ID=19506865

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