JPH11170292A - 断続的にアクセス可能な空間内の異なる位置の間における物品の位置替え - Google Patents

断続的にアクセス可能な空間内の異なる位置の間における物品の位置替え

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JPH11170292A
JPH11170292A JP10233354A JP23335498A JPH11170292A JP H11170292 A JPH11170292 A JP H11170292A JP 10233354 A JP10233354 A JP 10233354A JP 23335498 A JP23335498 A JP 23335498A JP H11170292 A JPH11170292 A JP H11170292A
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JP10233354A
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Jens Ole Sorensen
オーリー ソーレンセン ジェンス
Paul Philip Brown
フィリップ ブラウン ポール
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Universal Ventures
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 特に複数の物品を位置替えする際に、その所
要時間を短縮すると共に所要工程数を減少することによ
り、作業効率を向上する。 【解決手段】 第一多成分製品36の第一成分等の第一
物品18を、第一の前記期間の間に、スペース内の第一
位置10′からこのスペースの外側へ移動し;および
(b)例えば、第二多成分製品の第一成分等の第二同一
物品30を、第一の前記期間の間に、スペースの外側か
らこのスペース内の第二位置12′へ移動することによ
り、位置替えされる。第一物品の移動および第二物品の
移動は、双方共に、例えば、ロボットアームのような共
通の移動手段20によって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は、スペース内における物品の位
置替えであって、前記スペースが、前記位置替えのため
に、一連の期間であって、この期間の間よりは前記位置
替えのためにはアクセス不適な間隔によって分断されて
いる一連の期間の間においてのみアクセス可能である、
ようなスペース内における物品の位置替えに関する。
【0002】種々の製造およびその他の工程において、
物品を、工程の間に所定スペース内で位置替えすること
が所望される。物品を、所定スペース内の第一工程位置
から所定スペース内の第二工程位置へ移動する場合に、
このような移動が、1つまたはそれ以上の工程態様によ
って必要とされる前記位置替えに対する所定スペースの
アクセス性の変化によって阻害されまたは不可能となる
場合には、このような位置替えは、典型的には、前記位
置替えに対する所定スペースのアクセス性がより良い期
間の間に−すなわち、前記位置替えに対する所定スペー
スのアクセス不適な間隔の間ではなく−実施される。し
かるに、このようなアクセス可能な期間は全工程を停滞
または停止して長時間となり、このため全工程の効率を
低下していた。
【0003】例えば、多成分製品を射出成形する工程に
おいては、第一金型キャビティ内で射出成形により形成
される第一成分が、第二金型キャビティ内に位置替えさ
れ、そしてここで、第二成分が第一成分と結合されるよ
う射出成形されて製品の第二成分が形成される。金型部
分の間のスペース内におけるこのような位置変えは、金
型が開かれている期間の間のみ行われることができ、そ
して典型的には、ロボットアーム手段であって、(a)
第一金型キャビティ位置内の第一成分上にロボットアー
ム上の取付け機構を取着し、(b)取着された第一成分
を第一金型キャビティ位置から第二金型キャビティ位置
へ移動し、そして(c)第一成分を取付け機構から解放
する、ロボットアーム20手段によって達成されてい
る。しかしながら、第一成分上に取着し、この取着され
た第一成分を第一金型キャビティ位置から第二金型キャ
ビティ位置へ移動し、そしてこの第一成分を解放するた
めに必要とされる時間は、成形製品の位置替えが必要で
ない場合における、単に成形された物品上に取着しこの
取着された成形物品をその金型キャビティ位置から移動
するだけのために必要とされる時間よりも大きくなる。
すなわち、金型部分間のスペース内の第一金型キャビテ
ィ位置から第二金型キャビティ位置へ位置替えするよう
な場合には、前記位置替えが完了されるまで金型部分間
のスペースがアクセス可能なよう、金型は長い期間の間
開かれていなければならない。
【0004】
【発明の要旨】或る態様によれば、本発明は、物品をス
ペース内で位置替えする方法であって、前記スペース
は、前記位置替えのために、この位置替えのためにはア
クセス不適な間隔によって分断されている一連の期間の
間においてのみアクセス可能であり、そして下記の工程 (a)第一の前記工程の間に、第一の物品を前記スペー
ス内の第一の位置から前記スペースの外側へ移動し、お
よび (b)前記第一の期間の間に、第二の物品を前記スペー
スの外側から前記スペース内の第二の位置へ移動する、
を含み、そしてこの場合 前記第一の物品の移動および前記第二の物品の移動は共
通の移動手段による、ことを特徴とする物品をスペース
内で位置替えする方法を提供する。
【0005】同一の手段、例えば共通の移動手段を用い
て、同一のアクセス期間の間に、第二物体を前記スペー
スの外側から第二位置へ移動し次いで第一物体を前記ス
ペース内の第一位置から前記スペースの外側へ移動する
ことにより、両物体を位置替えするために必要となる合
計時間が大巾に減少されると共に、第二物体の第二位置
への移動および第一物体の第二位置からの移動の双方が
同一の手段によって達成されない場合に必要となるであ
ろう別々の位置替え工程が省略される。
【0006】別の態様によれば、本発明は、物品をスペ
ース内で位置替えする方法であって、前記スペースは、
前記位置替えのために、この位置替えのためにはアクセ
ス不適な間隔によって分断されている一連の期間の間に
おいてのみアクセス可能であり、そして下記の工程 (a) 第一の前記期間の間に、第一の物品を前記スペ
ース内の第一の位置から前記スペースの外側へ移動し、
および (b) 前記第一の期間の間に、同一の第二の物品を前
記スペースの外側から前記スペース内の第二の位置へ移
動する、を含むことを特徴とする物品をスペース内で位
置替えする方法を提供する。
【0007】更に別の態様によれば、本発明は、物品を
スペース内で位置替えする方法であって、前記スペース
が、前記位置替えのために、一連の期間であって、この
期間の間よりは前記位置替えのためにはアクセス不適な
間隔によって分断されている一連の期間の間においての
み可能であり、そして下記の工程 (a) 第一の前記期間の間に、第一の物品を前記スペ
ース内の第一の位置から前記スペースの外側へ移動し、
および (b) 前記第一の期間に続くアクセス不適な前記間隔
の後の第二の前記期間の間に、第一の物品を前記スペー
スの外側から前記スペース内の第二の位置へ移動する、
を含むことを特徴とする物品をスペース内で位置替えす
る方法を提供する。
【0008】従って、本発明の位置替え方法によれば、
スペースは、下記の時間−すなわち、第一の物品上に取
着し次いでこの取着した第一物品を第一の金型キャビテ
ィ位置から移動するために要する時間−よりも大きな時
間の間アクセス可能である必要はない。従って、このよ
うな位置替え方法によれば、スペースが前記位置替えの
ためにアクセス可能でなければならない時間は、上述し
た従来の位置替え方法で必要とされるアクセス時間に対
して短縮される。好適には、第一の期間は第二の期間か
ら、1つのアクセス不適な間隔だけで分離されている。
【0009】本発明の位置替え方法は、特に、(1)物
品を、金型が閉じられる際に複数の金型キャビティが画
定される金型部分の間のスペース−なお、このスペース
は、前記位置替えのために、この位置替えのためにはア
クセス不能な閉じ金型間隔によって分断されている一連
の開き金型期間の間においてのみアクセス可能である−
内で位置替えするために、および、(2)物品を、金型
部分のそれぞれの対が結合された際に金型キャビティが
画定される積層金型の隣接する前記金型部分の間のスペ
ース−なお、このスペースは、前記位置替えのために、
この位置替えのためにはアクセス不能な閉じ金型間隔に
よって分断されている一連の開き金型期間の間において
のみアクセス可能である−内で位置替えするために、そ
れぞれ適用される。
【0010】本発明のその他の特徴は、好適実施例の詳
細な説明に関連して述べられる。
【0011】
【実施例の説明】図1の(a)乃至図1の(f)、図2
の(a)乃至図2の(f)および図3の(a)乃至図3
の(f)を参照すると、本発明の位置替え方法の第一実
施例が、多成分製品を製造する射出成形工程の間で実施
されている。すなわち、第一製品成分が第一金型キャビ
ティ10内で射出成形され、この第一成分が第二金型キ
ャビティ12へ位置替えされ、そしてこの第二金型キャ
ビティ内で第二成分が第一成分と結合されるよう射出成
形されて製品の第二成分が形成されている。製品の第一
成分は、この第一実施例の以下の説明では“物品”と呼
称される。第一金型キャビティ10と第二金型キャビテ
ィ12は、図1,図2および図3の(a)および(f)
に示すように、金型が閉じられて物品位置替えのための
アクセスが不能となる閉じ金型間隔(closed-mold inte
rval)の間、第一金型部分14と第二金型部分16との
間に画定されている。第一および第二金型部分14,1
6の間のスペースは、物品位置替えのために、図1,図
2および図3の(b)乃至(e)に示すように、第一お
よび第二金型部分14,16が分離されて金型が開かれ
ている開き金型期間(open-mold period)の間において
のみアクセス可能である。
【0012】図1の(a)に示すように、第一物品18
が、第一閉じ金型間隔の間に第一金型キャビティ10内
で射出成形により形成される。射出成形された第一物品
18が充分に冷却されると、第一および第二金型部分1
4,16が分離されて金型が開かれる。第一および第二
金型部分14,16が分離された際には、第一物品18
は、図1のBに示すように、第二金型部分16の第一金
型キャビティ画定部分内に保持されている。
【0013】第一閉じ金型間隔の後の第一開き金型期間
が開始されると、図1Bに示すように、共通のロボット
アーム20が、分離された第一および第二金型部分1
4,16の間のスペース内へ移動される。ロボットアー
ム20は第一、第二、第三および第四の伸長取付け機構
22,24,26および28を有し、そしてこれらは、
ロボットアーム20上に位置されていて、ロボットアー
ム20が分離されている第一および第二金型部分14,
16の間のスペースの外側からこの金型部分14,16
の間の所定の挿通深さ(図1Bに示すように)まで移動
されると、第一および第二取付け機構22,24が第一
金型キャビティ位置10′(分離されている第一および
第二金型部分14,16の、金型が閉じられる際に第一
金型キャビティ10を画定する部分に隣接する位置)へ
配置され、一方、第三および第四取付け機構26,28
は第二金型キャビティ位置12′(分離されている第一
および第二金型部分14,16の、金型が閉じられる際
に第二金型キャビティ12を画定する部分に隣接する位
置)へ配置されるように構成されている。
【0014】ロボットアーム20が、図1の(c)に示
すように、分離されている第一および第二金型部分1
4,16の間のスペース内所定挿通深さまで移動される
と、第二取付け機構24が伸長されて第一物品18上に
取着される。
【0015】次いで、図1の(d)に示すように、第二
取付け機構24が短縮されて、取着されている第一物品
18が第二金型部分16から引出される。
【0016】次いで、図1の(e)に示すように、ロボ
ットアーム20が、分離されている第一および第二金型
部分14,16の間のスペースから移動され、そして取
着されている第一物品18が、第一位置10′から、分
離されている第一および第二金型部分14,16の間の
スペースの外側へ移動される。
【0017】次いで、図1の(f)に示すように、金型
が閉じられ、アクセス不能の第二閉じ金型間隔が開始さ
れ、そしてロボットアーム20が180°回転されるこ
とにより、ロボットアーム20の第二取付け機構24に
取着されている第一物品18が、図2の(a)に示す位
置へ配置される。
【0018】更に図2の(a)に示すように、第二閉じ
金型間隔の間に、第二物品30が第一金型キャビティ1
0内で射出成形により形成される。射出成形された第二
物品30が充分に冷却されると、第一および第二金型部
分14,16が分離されて金型が開かれる。第一および
第二金型部分14,16が分離された際には、第二物品
30は、図2の(b)に示すように、第二金型部分16
の第一金型キャビティ画定部分内に保持されている。
【0019】第二閉じ金型間隔の後の第二開き金型期間
が開始されると、図2の(b)に示すように、ロボット
アーム20が、分離された第一および第二金型部分1
4,16の間のスペース内の所定挿通深さまで再び移動
され、そして第二取付け機構24に取着された第一物品
18が第二金型キャビティ位置12′へ移動されると共
に、第三取付け機構26が第一金型キャビティ位置1
0′へ移動される。これらの動作は全て同時に行われ
る。
【0020】次いで、図2の(c)に示すように、第二
取付け機構24が伸長されて、第一物品18が第一金型
部分14の(第二金型キャビティ12を部分的に画定す
る)部分内に配置されると共に、第二取付け機構24が
短縮されて第二物品30上に取着される。
【0021】次いで、図2の(d)に示すように、第二
取付け機構24が第一物品18を解放する−なお、この
第一物品は、第二取付け機構24が短縮される間、第一
金型部分14の(第二金型キャビティ12を部分的に画
定する)部分内に保持されている−と共に、第三取付け
機構26が短縮されて、取着されている第二物品30が
第二金型部分16から引出される。
【0022】次いで、図2の(e)に示すように、ロボ
ットアーム20が、分離されている第一および第二金型
部分14,16の間のスペースから移動され、そして取
着されている第二物品30が、第一位置10′から、分
離されている第一および第二金型部分14,16の間の
スペースの外側へ移動される。
【0023】次いで、図2の(f)に示すように、金型
が閉じられ、アクセス不能の第三閉じ金型間隔が開始さ
れ、そしてロボットアーム20が180°回転されるこ
とにより、ロボットアーム20の第三取付け機構26に
取着されている第二物品30が、図3の(a)に示す位
置へ配置される。
【0024】図2の(b)乃至図2の(e)を参照する
と、ロボットアーム20は、分離された第一および第二
金型部分14,16の間のスペースの外側から、このス
ペースの内側の所定挿通深さまで一連の連続動作で移動
され、そしてこの所定の挿通深さにおいて、この共通の
ロボットアーム20は、第二金型キャビティ位置12′
の第一物品18を解放すると共に第一金型キャビティ位
置10′の第二物品30上に取着され、そして更に、こ
の共通のロボットアーム20は、前記所定の挿通深さか
ら前記スペースの外側まで一連の連続動作で移動され
る。
【0025】図2の(b)乃至図2の(e)に示す実施
例の代案実施例では、取付け機構22,24,26およ
び28は、上述したように、ロボットアーム20が横方
向の固定位置にある際に物品上に取着され或いは物品が
金型部分のキャビティ画定部分内に配置されるように、
ロボットアーム20から伸長されることはなく、その代
わりに、ロボットアーム20が、分離された第一および
第二金型部分14,16に対してそれぞれ横方向へ接近
または離間されることにより、各取付け機構22,2
4,26,28が物品上に取着され或いは物品が金型部
分のキャビティ画定部分内へ配置されるように、構成さ
れている。
【0026】更に図3の(a)に示すように、第三閉じ
金型間隔の間に、第三物品32が第一金型キャビティ1
0内で射出成形により形成されると共に、第一物品18
が、第二金型キャビティ12内で、第二成分36が射出
成形により形成されることにより製品36の第二成分3
4と結合される。第一物品18,第二物品30および第
三物品32は同一である。射出成形された第三物品32
および射出成形された製品36の第二成分34が充分に
冷却されると、第一および第二金型部分14,16が分
離されて金型が開かれる。第一および第二金型部分1
4,16が分離された際には、図3の(b)に示すよう
に、第三物品30は第二金型部分16の第一金型キャビ
ティ画定部分内に保持され、一方、製品36は第二金型
部分16の第二金型キャビティ画定部分内に保持されて
いる。
【0027】第二閉じ金型間隔の後の第三開き金型期間
が開始されると、図3の(b)に示すように、ロボット
アーム20が、分離された第一および第二金型部分1
4,16の間のスペース内の所定挿通深さまで再び移動
され、そして、第三取付け機構26に取着された第二物
品30が第二金型キャビティ位置12′へ移動され、第
二取付け機構24が第一金型キャビティ位置10′へ移
動され、および第四取付け機構28が第二金型キャビテ
ィ位置12′へ移動される。これらの動作は全て同時に
行われる。
【0028】次いで、図3の(c)に示すように、第四
取付け機構28が伸長されて、第一物品18を含む製品
36上に取着され、第三取付け機構26が伸長されて、
第二物品30が第一金型部分14の(第二金型キャビテ
ィ12を部分的に画定する)部分内に配置され、および
第二取付け機構24が伸長されて第三物品32上に取着
される。
【0029】次いで、図3の(d)に示すように、第四
取付け機構28が短縮されて、取着されている(第一物
品18を含む)製品36を第二金型部分16から引出
し、第三取付け機構26が第二物品30を解放し−な
お、この第二物品は、第二取付け機構24が短縮される
間、第一金型部分14の(第二金型キャビティ12を部
分的に画定する)部分内に保持されている−;および、
第二取付け機構24が短縮されて、取着されている第三
物品32を第二金型部分16から引出す。
【0030】次いで、図3の(e)に示すように、ロボ
ットアーム20が、分離されている第一および第二金型
部分14,16の間のスペースから移動され、そして、
取着されている(第一物品18を含む)製品36を第二
位置12′から、および取着されている第三物品32を
第一位置10′から、それぞれ、分離されている第一お
よび第二金型部分14,16の間のスペースの外側へ同
時に移動する。
【0031】次いで、図3の(f)に示すように金型が
閉じられ、アクセス不能の第四閉じ金型間隔が開始さ
れ、その上で第四取付け機構28が製品36を解放し、
そしてロボットアーム20が180°回転されることに
より、第二取付け機構24に取着されている第三物品3
2が、アクセス不能の第三間隔に続くアクセス可能な第
四期間の間に、分離された第一および第二金型部分1
4,16の間のスペース内の第二金型キャビティ12′
へ向け移動されるように方向転換される。第四期間(図
示せず)の間に、第二物品30は、第一物品18が第三
期間の間に位置替えされると同じ方法で位置替えされ、
第三物品32は、第二物品30が第三期間の間に位置替
えされると同じ方法で位置替えされ、および、第四物品
(図示せず)は、第三物品32が第三期間の間に位置替
えされると同じ方法で位置替えされる。
【0032】図4の(a)乃至図4の(f)、図5の
(a)乃至図5の(f)および図6の(a)乃至図6の
(f)を参照すると、本発明の位置替え方法の第二実施
例が射出成形工程の中で実施されている。すなわち、第
一成分としてのインサートを有する多成分製品が、製品
の第二成分を(前記インサートを保持する)第一金型キ
ャビティ40内へ射出成形することにより製造され、こ
の結合されたインサートおよび射出成形第二成分が第二
金型キャビティ42内へ位置替えされ、そしてこの第二
金型キャビティ内において、第三成分が射出成形される
ことにより、インサートおよび第二成分と結合された製
品の前記第三成分が形成されている。インサートは、必
ずしも射出成形によって形成される必要はない。インサ
ート、すなわち、製品の第一成分は、この第二実施例の
以下の説明においては“物品”と呼称される。
【0033】第一金型キャビティ40と第二金型キャビ
ティ42とは、図4,図5,図6および図7の(a)お
よび(f)に示すように、金型が閉じられて物品位置変
えのためのアクセスが不可能となる閉じ金型間隔の間、
第一金型部分44と第二金型部分46との間に画定され
ている。第一および第二金型部分44,46の間のスペ
ースは、物品位置替えのために、図1,図2および図3
の(b)乃至(e)に示すように、第一および第二金型
部分44,46が分離されて金型が開かれている開き金
型期間の間においてのみアクセス可能である。第一実施
例において図1の(a)乃至図1の(f)、図2の
(a)乃至図2の(f)および図3の(a)乃至図3の
(f)を参照して上述したように、4つの伸長取付け機
構22,24,26および28を有する共通のロボット
アーム20が、分離された第一および第二金型部分4
4,46の(金型が閉じられる際に第一金型キャビティ
40を画定する)一部分に隣接する第一金型キャビティ
位置40′上の、および分離された第一および第二金型
部分44,46の(金型が閉じられる際に第二金型キャ
ビティ42を画定する)一部分に隣接する第二金型キャ
ビティ位置42′上の、それぞれの物品を位置替えする
ために用いられている。
【0034】アクセス不能の第一閉じ金型間隔の間に、
図4の(a)に示すように、(先のアクセス期間の間は
第一金型キャビティ40内に配置されていた)第一物品
48が、(第二成分50が第一金型キャビティ40内で
射出成形されることにより)製品の前記第二成分50と
結合され、また第二物品52が共通ロボットアーム20
の第一取付け機構22上に取着される。(第一物品48
を含む)製品の射出成形第二成分50が充分に冷却され
ると、第一および第二金型部分44,46が分離されて
金型が開かれる。第一および第二金型部分44,46が
分離された際には、(第一物品48と結合されている)
第二成分50は、図4の(b)に示すように、第二金型
部分46の第一金型キャビティ画定部分内に保持されて
いる。
【0035】第一閉じ金型間隔の後の第一開き金型期間
が開始されると、図4の(b)に示すように、共通のロ
ボットアーム20が、分離された第一および第二金型部
分44,46の間のスペースの外側からこの金型部分1
4,16の間のスペース内所定の挿通深さまで移動さ
れ、そしてここで、第一および第二取付け機構22,2
4が第一金型キャビティ位置40′(すなわち、分離さ
れている第一および第二金型部分44,46の、金型が
閉じられる際に第一金型キャビティ40を画定する部分
に隣接する位置)へ配置され、一方、第三および第四取
付け機構26,28は第二金型キャビティ位置42′
(すなわち、分離されている第一および第二金型部分4
4,46の、金型が閉じられる際に第二金型キャビティ
42を画定する部分に隣接する位置)へ配置されるよう
に構成されている。
【0036】ロボットアーム20が、図4の(c)に示
すように、分離されている第一および第二金型部分4
4,46の間のスペース内所定挿通深さまで移動される
と、第一取付け機構22が伸長されて取着されている第
二物品52を第一金型部分44の(第一金型キャビティ
40を部分的に画定する)部分内に配置し、および、第
二取付け機構24が伸長されて第一物品48上に取着さ
れる。
【0037】次いで、図4の(d)に示すように、第一
取付け機構22が第二物品52を解放し−なお、この第
二物品は、第一取付け機構22が短縮される間、第一金
型部分44の(第一金型キャビティ42を部分的に画定
する)部分内に保持されている−、および第二取付け機
構24が短縮されて、取着されている第一物品48を第
二金型部分46から引出す。
【0038】次いで、図4の(e)に示すように、ロボ
ットアーム20が、分離されている第一および第二金型
部分44,46の間のスペースから移動され、そして取
着されている第一物品48とおよびこれと結合されてい
る第二成分50とが、第一位置40′から、分離されて
いる第一および第二金型部分44,46の間のスペース
の外側へ移動される。
【0039】次いで、図4の(f)に示すように金型が
閉じられ、アクセス不能の第二閉じ金型間隔が開始さ
れ、そしてロボットアーム20が180°回転されるこ
とにより、ロボットアーム20の第二取付け機構24に
取着された第一物品48が、図5の(a)に示す位置へ
配置される。
【0040】更に図5の(a)に示すように、第二の閉
じ金型間隔の間に、(第二物品52が第一成分である)
別の製品の第二成分54が第一金型キャビティ40内で
射出成形により形成されると共に、第三の物品56が共
通ロボットアーム20の第四取付け機構28に取着され
る。(第二物品52を含む)製品の射出成形第二成分5
4が充分に冷却されると、第一および第二金型部分4
4,46が分離されて金型が開かれる。第一および第二
金型部分44,46が分離された際には、(第二物品5
2と結合されている)第二成分54は、図5の(b)に
示すように、第二金型部分46の第一金型キャビティ画
定部分内に保持されている。
【0041】第二閉じ金型間隔の後の第二開き金型期間
が開始されると、図5の(b)に示すように、ロボット
アーム20が、分離された第一および第二金型部分4
4,46の間のスペース内の所定挿通深さまで再び移動
され、そして、第二取付け機構24に取着された第一物
品48が第二金型キャビティ位置42′へ移動され、第
四取付け機構28に取着された第三物品56が第一金型
キャビティ位置40′へ移動され、および第三取付け機
構26が第一金型キャビティ位置40′へ移動される。
これらの動作は全て同時に行われる。
【0042】次いで、図5の(c)に示すように、第二
取付け機構24が伸長されて、取着された第一物品48
およびこれと結合された第二要素50が第一金型部分4
4の(第二金型キャビティ42を部分的に画定する)部
分内に配置され、第三取付け機構26が伸長されて、第
二要素54を結合された第二物品52上に取着され、お
よび第四取付け機構28が伸長されて、取着された第三
物品56が第一金型部分44の(第一金型キャビティ4
0を部分的に画定する)部分内に配置される。
【0043】次いで、図5の(d)に示すように、第二
取付け機構24が、第二物品48およびこれと結合され
た第二成分50を解放し−なお、この第二物品等は、第
二取付け機構24が短縮される間、第一金型部分44の
(第二金型キャビティ42を部分的に画定する)部分内
に保持されている−、第三取付け機構26が短縮され
て、取着されている第二物品52およびこれと結合され
ている第二成分56を第二金型部分46から引出し、お
よび第四取付け機構28が第三物品56を解放する−な
お、この第三物品は、第四取付け機構28が短縮される
間、第一金型部分44の(第一金型キャビティ40を部
分的に画定する)部分内に保持されている−。
【0044】次いで、図5の(e)に示すように、ロボ
ットアーム20が、分離されている第一および第二金型
部分44,46の間のスペースから移動され、そして、
取着されている(第二成分54と結合された)第二物品
52が、第一位置10′から、分離されている第一およ
び第二金型部分44,46の間のスペースの外側へ移動
される。
【0045】次いで、図5の(f)に示すように、金型
が閉じられ、アクセス不能の第三閉じ金型間隔が開始さ
れ、そしてロボットアーム20が180°回転されるこ
とにより、ロボットアーム20の第三取付け機構26に
取着されている第二物品52が、図6の(a)に示す位
置に配置される。
【0046】図5の(b)乃至図5の(e)を参照する
と、ロボットアーム20は、分離された第一および第二
金型部分44,46の間のスペースの外側からこのスペ
ースの所定挿通深さまで一連の連続動作で移動され、そ
してこの所定の挿通深さにおいて、この共通のロボット
アーム20は、第二金型キャビティ位置42′の第一物
品48を解放すると共に第一金型キャビティ位置10′
の第二物品52上へ取着され、そして更にこの共通のロ
ボットアーム20は、前記所定の挿通深さから前記スペ
ースの外側まで一連の連続動作で移動される。
【0047】更に図6の(a)に示すように、第三の閉
じ金型間隔の間に、(第三物品56が第一成分である)
更に別の製品の第二成分58が第一金型キャビティ40
内で射出成形により形成され、(第一物品48が第一成
分である)製品62の第三成分60が第二金型キャビテ
ィ42内で射出成形により形成され、そして、第四の物
品64が共通ロボットアーム20の第一取付け機構22
に取着される。第一物品48,第二物品48、第三物品
56および第四物品64は同一である。射出成形された
(第一物品48を含む)製品62の第三成分60および
(第三物品56を含む)製品の第二成分58が充分に冷
却されると、第一および第二金型部分44,46が分離
されて金型が開かれる。第一および第二金型部分44,
46が分離された際には、図6の(b)に示すように、
(第三物品56と結合された)第二成分58は、第二金
型部分46の第一金型キャビティ画定部分内に保持さ
れ、一方、(第一物品48を含む)製品62は、第二金
型部分46の第二金型キャビティ画定部分内に保持され
ている。
【0048】第三閉じ金型間隔の後の第三開き金型期間
が開始されると、図6の(b)に示すように、ロボット
アーム20が、分離された第一および第二金型部分4
4,46の間のスペース内の所定挿通深さまで再び移動
され、そして、第三取付け機構26に取着された第二物
品52が第二金型キャビティ位置42′へ移動され、第
一取付け機構22に取着された第四物品64が第一金型
キャビティ位置40′へ移動され、第三取付け機構26
が第一金型キャビティ位置40′へ移動され、および第
四取付け機構28が第二金型キャビティ位置42′へ移
動される。これらの動作は全て同時に行われる。
【0049】次いで、図6の(c)に示すように、第四
取付け機構28が伸長されて、第一物品48を含む製品
62上に取着され;第三取付け機構26が伸長されて、
取着されている第二物品およびこれと結合されている第
二成分54が、第一金型部分44の(第二金型キャビテ
ィ42を部分的に画定する)部分内に配置され;第二取
付け機構24が伸長されて第三物品56上に取着され;
および第一取付け機構22が伸長されて、取着されてい
る第四物品64が、第一金型部分44の(第一金型キャ
ビティ40を部分的に画定する)部分内に配置される。
【0050】次いで、図6の(d)に示すように、第四
取付け機構28が短縮されて、取着されている(第一物
品48を含む)製品62が第二金型部分46から引出さ
れ;第三取付け機構26が、第二物品52およびこれと
結合された第二成分54を解放し−なお、この第二物品
等は、第三取付け機構26が短縮される間、第一金型部
分44の(第二金型キャビティ42を部分的に画定す
る)部分内に保持されている−;および第二取付け機構
24が短縮されて、取着されている第三物品56および
これと結合されている第二成分58が、第二金型部分4
6から引出され;および、第一取付け機構22が第四物
品64を解放する−なお、この第四物品は、第一取付け
機構22が短縮される間、第一金型部分44の(第一金
型キャビティ40を部分的に画定する)部分内に保持さ
れている−。
【0051】次いで、図6の(e)に示すように、ロボ
ットアーム20が、分離されている第一および第二金型
部分44,46の間のスペースから移動され、そして、
取着されている(第一物品48を含む)製品62が第二
位置42′から、および取着されている(第二成分58
を結合された)第三物品56が第一位置40′から、そ
れぞれ、分離されている第一および第二金型部分44,
46の間のスペースの外側へ、同時に移動される。
【0052】次いで、図6の(f)に示すように、金型
が閉じられ、アクセス不能の第四閉じ金型間隔が開始さ
れ、その上で第四取付け機構28が製品62を解放し、
そしてロボットアーム20が180°回転されることに
より、第二取付け機構24に取着されている第三物品5
6が、図7の(a)に示す位置に配置される。
【0053】更に図7の(a)に示すように、第四の閉
じ金型間隔の間に、(第四物品64が第一成分である)
別の製品の第二成分66が第一金型キャビティ40内で
射出成形により形成され、および(第二物品52が第一
成分である)第二製品68の第三成分67が第二金型キ
ャビティ42内で射出成形により形成される。射出成形
された(第二物品52を含む)第二製品68の第三成分
67および(第四物品64を含む)製品の第二成分67
が充分に冷却されると、第一および第二金型部分44,
46が分離されて金型が開かれる。第一および第二金型
部分44,46が分離された際には、図7の(b)に示
すように、(第四物品64と結合された)第二成分66
は、第二金型部分46の第一金型キャビティ画定部分内
に保持され、一方、(第一物品48を含む)第二製品6
8は、第二金型部分46の第二金型キャビティ画定部分
内に保持されている。
【0054】第四閉じ金型間隔の後の第四開き金型期間
が開始されると、図7の(b)に示すように、ロボット
アーム20が、分離された第一および第二金型部分4
4,46の間のスペース内の所定挿通深さまで再び移動
され、そして、第二取付け機構24に取着された第三物
品56が第二金型キャビティ位置42′へ移動され、第
三取付け機構26が第一金型キャビティ位置40′へ移
動され、および第一取付け機構22が第二金型キャビテ
ィ位置42′へ移動される。これらの動作は全て同時に
行われる。
【0055】次いで、図7の(c)に示すように、第一
取付け機構22が伸長されて、第二物品52を含む第二
製品68上に取着され;第二取付け機構24が伸長され
て、取着されている第三物品56およびこれと結合され
ている第二成分58を、第一金型部分44の(第二金型
キャビティ42を部分的に画定する)部分内に配置し;
および第三取付け機構26が伸長されて、第四物品56
上に取着される。
【0056】次いで、図7の(d)に示すように、第一
取付け機構22が短縮されて、取着されている(第二物
品52を含む)第二製品68が第二金型部分46から引
出され;第二取付け機構24が、取着されている第三物
品56およびこれと結合されている第二成分58を解放
し−なお、この第三物品等は、第二取付け機構24が短
縮される間、第一金型部分44の(第二金型キャビティ
42を部分的に画定する)部分内に保持されている−;
および第三取付け機構26が短縮されて、取着されてい
る第四物品64およびこれと結合されている第二成分6
6が、第二金型部分46から引出される。
【0057】次いで、図7の(e)に示すように、ロボ
ットアーム20が、分離されている第一および第二金型
部分44,46の間のスペースから移動され、そして、
取着されている(第二物品52を含む)第二製品68が
第二位置42′から、および取着されている(第二成分
66を結合された)第四物品64が第一位置40′か
ら、それぞれ、分離されている第一および第二金型部分
44,46の間のスペースの外側へ、同時に移動され
る。
【0058】次いで、図7の(f)に示すように、金型
が閉じられ、アクセス不能の第五閉じ金型間隔が開始さ
れ、その上で第一取付け機構22が第二製品68を解放
し、そしてロボットアーム20が180°回転されるこ
とにより、第三取付け機構26に取着されている第四物
品64が、アクセス不能の第五間隔に続くアクセス可能
な第五期間の間に、分離された第一および第二金型部分
14,16の間のスペース内の第二金型キャビティ4
2′へ向け移動されるように方向転換される。第五期間
(図示せず)の間に、第三物品56は、第一物品48が
第三期間の間に位置替えされると同じ方法で位置替えさ
れ、また第四物品64は、第二物品52が第三期間の間
に位置替えされると同じ方法で位置替えされる。
【0059】図8の(a)乃至図8の(f)、図9の
(a)乃至図9の(f)、図10の(a)乃至図10の
(f)、図11の(a)乃至図11の(f)および図1
2の(a)乃至図12の(f)を参照すると、本発明の
位置替え方法の第三実施例が、多成分製品を製造する射
出成形工程の中で実施されている。すなわち、製品の第
一成分が第一金型キャビティ70内で射出成形によって
形成され、この第一成分が第二金型キャビティ42内へ
位置替えされ、そしてこのキャビティ内で製品の第二成
分が射出成形によって第一成分と結合形成され、更にこ
の結合された第一および第二成分が第三金型キャビティ
73内へ位置替えされ、そしてこのキャビティ内で製品
の第三成分が射出成形によって前記結合されている第一
および第二成分と結合形成されるように構成されてい
る。製品の第一成分は、この第三実施例の以下の説明で
は“物品”と呼称される。
【0060】第一金型キャビティ70、第二金型キャビ
ティ72および第三金型キャビティ73は、図8,図
9,図10,図11および図12の(a)および(f)
に示すように、金型が閉じられて物品位置替えのための
アクセスが不可能となる閉じ金型間隔の間、第一金型部
分74と第二金型部分76との間に画定されている。第
一および第二金型部分74,76の間のスペースは、物
品位置替えのために、図8,図9,図10,図11,図
12の(b)乃至(e)に示すように、第一および第二
金型部分74,76が分離されて金型が開かれている開
き金型期間の間においてのみアクセス可能である。
【0061】第一、第二、第三、第四、第五および第六
の伸長取付け機構79,80,81,82,83および
84を有する共通のロボットアーム78が、分離された
第一および第二金型部分74,76の(金型が閉じられ
る際に第一金型キャビティ70を画定する)一部分に隣
接する第一金型キャビティ位置70′上の、および分離
された第一および第二金型部分74,76の(金型が閉
じられる際に第二金型キャビティ72を画定する)一部
分に隣接する第二金型キャビティ位置72′上の、およ
び分離された第一および第二金型部分74,76の(金
型が閉じられる際に第三金型キャビティ73を画定す
る)一部分に隣接する第三金型キャビティ位置73′上
の、それぞれの物品を位置替えするために使用されてい
る。図13の(a)乃至図13の(d)を参照して、第
二および第四取付け機構80,82は、図13の(c)
に示すように、これら第二および第四取付け機構80,
82のロボットアーム78上における関係位置を交換で
きるよう、第一部材86上に回転可能に装着され、一
方、第三および第五取付け機構81,83は、これら第
三および第五取付け機構81,83のロボットアーム7
8上における関係位置を交換できるよう第二部材87上
に回転可能に装着されている。また、ロボットアーム7
8は、図13の(d)に示すように、このロボットアー
ム78の一方の側の取付け機構79,81,83の位置
とロボットアーム78の他方の側の取付け機構80,8
2,84の位置とを逆方向へ交換できるよう、第二部材
87上に回転可能に装着されている。
【0062】アクセス不能の第一閉じ金型間隔の間に、
図8の(a)に示すように、第一物品90が第一金型キ
ャビティ70内で射出成形により形成される。射出成形
された第一物品90が充分に冷却されると、第一および
第二金型部分74,76が分離されて金型が開かれる。
第一および第二金型部分74,76が分離された際に
は、図8の(b)に示すように、第一物品90は、第二
金型部分76の第一金型キャビティ画定部分内に保持さ
れている。
【0063】第一閉じ金型間隔の後の第一開き金型期間
が開始されると、図8の(b)に示すように、共通のロ
ボットアーム78が、分離された第一および第二金型部
分74,76の間のスペースの外側から、金型部分7
4,76の間のスペース内の所定挿通深さまで移動さ
れ、そしてここで、第一および第二取付け機構79,8
0が第一金型キャビティ位置70′に配置され、第三お
よび第四取付け機構81,82が第二金型キャビティ位
置72′に配置され、および第五および第六取付け機構
83,84が第三金型キャビティ位置73′に配置され
る。
【0064】ロボットアーム78が、図8の(c)に示
すように、分離されている第一および第二金型部分7
4,76の間のスペース内の所定挿通深さまで移動され
ると、第二取付け機構80が伸長されて第一物品90上
に取着される。
【0065】次いで、図8の(d)に示すように、第二
取付け機構80が短縮されて、取着されている第一物品
90が第二金型部分76から引出される。
【0066】次いで、図8の(e)に示すように、ロボ
ットアーム78が、分離されている第一および第二金型
部分74,76の間のスペースから移動され、そして取
着されている第一物品90が、第一位置70′から、分
離されている第一および第二金型部分74,76の間の
スペースの外側へ移動される。
【0067】次いで、図8の(f)に示すように、金型
が閉じられ、アクセス不能の第二閉じ金型間隔が開始さ
れ、その上で第一部材86が180°回転されると共に
ロボットアーム78が180°回転されることにより、
ロボットアーム78の第一部材86上の第二取付け機構
80に取着されている第一物品90が、図9の(a)に
示す位置へ配置される。
【0068】更に図9の(a)に示すように、第二の閉
じ金型間隔の間に、第一物品91が第一金型キャビティ
70内で射出成形により形成される。射出成形された第
二物品91が充分に冷却されると、第一および第二金型
部分74,76が分離されて金型が開かれる。第一およ
び第二金型部分74,76が分離された際には、第二物
品91は、図9の(b)に示すように、第二金型部分7
6の第一金型キャビティ画定部分内に保持されている。
【0069】第二閉じ金型間隔の後の第二開き金型期間
が開始されると、図9の(b)に示すように、ロボット
アーム78が、分離された第一および第二金型部分7
4,76の間のスペース内の所定挿通深さまで再び移動
され、そして、第二取付け機構80に取着された第一物
品90が第二金型キャビティ位置72′へ移動されると
共に、第五取付け機構26が第一金型キャビティ位置7
0′へ移動される。これらの動作は全て同時に行われ
る。
【0070】次いで、図9の(c)に示すように、第二
取付け機構80が伸長されて、第一物品90を、第一金
型部分74の(第二金型キャビティ72を部分的に画定
する)部分内に配置し、および、第五取付け機構83が
伸長されて第二物品91上に取着される。
【0071】次いで、図9の(d)に示すように、第二
取付け機構80が第一物品90を解放し−なお、この第
一物品は、第二取付け機構80が短縮される間、第一金
型部分74の(第二金型キャビティ72を部分的に画定
する)部分内に保持されている−、および、第五取付け
機構83が短縮されて、取着されている第二物品91を
第二金型部分76から引出す。
【0072】次いで、図9の(e)に示すように、ロボ
ットアーム78が、分離されている第一および第二金型
部分74,76の間のスペースから移動され、そして、
取着されている第二物品91を、第一位置70′から、
分離されている第一および第二金型部分74,76の間
のスペースの外側へ移動する。
【0073】次いで、図9の(f)に示すように、金型
が閉じられ、アクセス不能の第三閉じ金型間隔が開始さ
れ、その上で第二部材87が180°回転されると共に
ロボットアーム78が180°回転されることにより、
ロボットアーム78の第二部材87上の第五取付け機構
83に取着されている第二物品91が、図10の(a)
に示す位置へ配置される。
【0074】図9の(b)乃至図9の(e)を参照する
と、ロボットアーム78は、分離された第一および第二
金型部分74,76の間のスペースの外側からこのスペ
ースの所定挿通深さまで一連の連続動作で移動され、そ
してこの所定の挿通深さにおいて、この共通のロボット
アーム78は、第二金型キャビティ位置72′の第一物
品90を解放すると共に第一金型キャビティ位置70′
の第二物品91上へ取着され、そして更に、この共通の
ロボットアーム78は、前記所定の挿通深さから前記ス
ペースの外側まで一連の連続動作で移動される。
【0075】図9の(b)乃至図9の(e)に示す実施
例の代案実施例では、取付け機構79,80,81,8
2,83,84は、ロボットアーム78が横方向の固定
位置にある際に物品上に取着され或いは物品が金型部分
のキャビティ画定部分内に配置されるように、ロボット
アーム78から伸長されることはなく、その代わりに、
ロボットアーム78が、分離された第一および第二金型
部分74,76に対してそれぞれ横方向へ接近または離
間されることにより、各取付け機構79,80,81,
82,83,84が物品上に取着され或いは物品が金型
部分のキャビティ画定部分内へ配置されるように構成さ
れている。
【0076】更に図10の(a)に示すように、第三の
閉じ金型間隔の間に、第三物品92が第一金型キャビテ
ィ70内で射出成形により形成され、および、第一物品
90が製品の第二成分93と(この第二成分93が第二
金型キャビティ72内で射出成形により形成されること
により)結合される。第一物品90、第二物品91およ
び第三物品92は同一である。射出成形された第三物品
92および製品の射出成形された第二成分93が充分に
冷却されると、第一および第二金型部分74,76が分
離されて金型が開かれる。第一および第二金型部分7
4,76が分離された際には、図10の(b)に示すよ
うに、第三物品92は第二金型部分76の第一金型キャ
ビティ画定部分内に保持され、一方、第一物品90およ
びこれと結合された第二成分93は第二金型部分76の
第二金型キャビティ画定部分内に保持されている。
【0077】第三閉じ金型間隔の後の第三開き金型期間
が開始されると、図10の(b)に示すように、ロボッ
トアーム78が、分離されている第一および第二金型部
分74,76の間のスペース内の所定挿通深さまで再び
移動され、そして、第五取付け機構83に取着されてい
る第二物品91を第二金型キャビティ位置72′へ移動
すると共に、第二取付け機構80を第二金型キャビティ
位置72′へ移動し、および第四取付け機構82を第五
金型キャビティ位置70′へ移動する。これらの動作は
全て同時に行われる。
【0078】次いで、図10の(c)に示すように、第
二取付け機構80が伸長されて、第一物品90およびこ
れと結合されている第二成分93上に取着され;第五取
付け機構83が伸長されて、第二物品91を、第一金型
部分74の(第二金型キャビティ72を部分的に画定す
る)部分内に配置し;および、第四取付け機構82が伸
長されて第三物品92上に取着される。
【0079】次いで、図10の(d)に示すように、第
二取付け機構80が短縮されて、取着されている第一物
品90およびこれと結合されている第二成分93を第二
金型部分76から引出し;第五取付け機構83が第二物
品91を解放し−なお、この第一物品は、第五取付け機
構83が短縮される間、第一金型部分74の(第二金型
キャビティ72を部分的に画定する)部分内に保持され
ている−;および、第四取付け機構82が短縮されて、
取着されている第三物品92を第二金型部分76から引
出す。
【0080】次いで、図10の(e)に示すように、ロ
ボットアーム78が、分離されている第一および第二金
型部分74,76の間のスペースから移動され、そし
て、取着されている第一物品90およびこれと結合され
ている第二成分93を第二位置72′から、および、取
着されている第三物品92を第一位置70′から、それ
ぞれ、分離されている第一および第二金型部分74,7
6の間のスペースの外側へ、同時に移動する。
【0081】次いで、図10の(f)に示すように、金
型が閉じられ、アクセス不能の第四閉じ金型間隔が開始
され、そして第一部材86が180°回転されると共に
ロボットアーム78が180°回転されることにより、
第二取付け機構80に取着されている第一物品90およ
び第二成分93の組合わせと第四取付け機構82に取着
されている第三物品92とが、それぞれ、図11の
(a)に示す位置へ配置される。
【0082】更に図11の(a)に示すように、第四の
閉じ金型間隔の間に、第四物品94が第一金型キャビテ
ィ70内で射出成形により形成され、および、第二物品
91が別の製品の第二成分95と(この第二成分95が
第二金型キャビティ72内で射出成形により形成される
ことにより)結合される。射出成形された第四物品94
および別の製品の射出成形された第二成分95が充分に
冷却されると、第一および第二金型部分74,76が分
離されて金型が開かれる。第一および第二金型部分7
4,76が分離された際には、図11の(b)に示すよ
うに、第四物品94は第二金型部分76の第一金型キャ
ビティ画定部分内に保持され、一方、第二物品91およ
びこれと結合された第二成分95は第二金型部分76の
第二金型キャビティ画定部分内に保持されている。
【0083】第四閉じ金型間隔の後の第四開き金型期間
が開始されると、図11の(b)に示すように、ロボッ
トアーム78が、分離されている第一および第二金型部
分74,76の間のスペース内の所定挿通深さまで再び
移動され、そして、第二取付け機構80に取着されてい
る第一物品90および第二成分93の組み合わせを第三
金型キャビティ位置73′へ移動し;第四取付け機構8
2に取着されている第三物品92を第二金型キャビティ
位置72′へ移動し;第五取付け機構83を第二金型キ
ャビティ位置72′へ移動し;および、第三取付け機構
81を第一金型キャビティ位置70′へ移動する。これ
らの動作は全て同時に行われる。
【0084】次いで、図11の(c)に示すように、第
二取付け機構80が伸長されて、第一物品90およびこ
れと結合されている第二成分93を、第一金型部分74
の(第三金型キャビティ73を部分的に画定する)部分
内に配置し;第五取付け機構83が伸長されて、第一物
品90およびこれと結合されている第二成分93の上に
取着され;第四取付け機構82が伸長されて、第三物品
92を、第一金型部分74の(第二金型キャビティ72
を部分的に画定する)部分内に配置し;および第三取付
け機構81が伸長されて、第四物品94上に取着され
る。
【0085】次いで、図11の(d)に示すように、第
二取付け機構80が、第一物品90および第二成分93
の組合わせを解放し−なお、この組合せは、第二取付け
機構80が短縮される間、第一金型部分74の(第三金
型キャビティ73を部分的に画定する)部分内に保持さ
れている−;第五取付け機構83が短縮されて、取着さ
れている第二物品91およびこれと結合されている第二
成分95を第二金型部分76から引出し;第四取付け機
構82が第一物品92を解放し−なお、この第三物品
は、第四取付け機構82が短縮される間、第一金型部分
74の(第二金型キャビティ72を部分的に画定する)
部分内に保持されている−;および、第三取付け機構8
1が短縮されて、取着されている第四物品94を第二金
型部分76から引出す。
【0086】次いで、図11の(e)に示すように、ロ
ボットアーム78が、分離されている第一および第二金
型部分74,76の間のスペースから移動され、そし
て、取着されている第二物品91およびこれと結合され
ている第二成分95を第二位置72′から、および、取
着されている第四物品94を第一位置70′から、それ
ぞれ、分離されている第一および第二金型部分74,7
6の間のスペースの外側へ、同時に移動する。
【0087】次いで、図11の(f)に示すように、金
型が閉じられ、アクセス不能の第四閉じ金型間隔が開始
され、そして第二部材87が180°回転されると共に
ロボットアーム78が180°回転されることにより、
第五取付け機構83に取着されている第二物品91およ
び第二成分95の組合わせと第四取付け機構82に取着
されている第三物品92とが、それぞれ、図12の
(a)に示す位置へ配置される。
【0088】更に図12の(a)に示すように、第五の
閉じ金型間隔の間に、第五物品96が第一金型キャビテ
ィ70内で射出成形により形成され;第一物品90およ
び第二成分93の組合せが、製品98の第三成分97と
(この第三成分97が第三金型キャビティ73内で射出
成形により形成されることにより)結合され;および、
第三物品97が、更に別の製品の第二成分99と(この
第二成分99が第二金型キャビティ72内で射出成形に
より形成されることにより)結合される。射出成形され
た第五物品96、製品98の射出成形された第三成分9
7および更に別の製品の射出成形された第三成分97が
充分に冷却されると、第一および第二金型部分74,7
6が分離されて金型が開かれる。第一および第二金型部
分74,76が分離された際には、図12の(b)に示
すように、第五物品96は第二金型部分76の第一金型
キャビティ画定部分内に保持され、第一物品90を含む
製品98は第二金型部分76の第三金型キャビティ画定
部分内に保持され、および、第三物品92およびこれと
結合された第二成分99は第二金型部分76の第二金型
キャビティ画定部分内に保持されている。
【0089】第五閉じ金型間隔の後の第五開き金型期間
が開始されると、図12の(b)に示すように、ロボッ
トアーム78が、分離されている第一および第二金型部
分74,76の間のスペース内の所定挿通深さまで再び
移動され、そして、第六取付け機構84を第三金型キャ
ビティ位置73′へ移動し;第五取付け機構83に取着
されている第二物品91および第二成分95の組み合わ
せを第三金型キャビティ位置73′へ移動し;第三取付
け機構81に取着されている第四物品94を第二金型キ
ャビティ位置72′へ移動し;第四取付け機構82を第
二金型キャビティ位置72′へ移動し;および、第二取
付け機構80を第一金型キャビティ位置70′へ移動す
る。これらの動作は全て同時に行われる。
【0090】次いで、図12の(c)に示すように、第
六取付け機構84が伸長されて、第一物品90を含む製
品98上に取着され;第五取付け機構83が伸長され
て、第二物品91およびこれと結合されている第二成分
95を、第一金型部分74の(第三金型キャビティ73
を部分的に画定する)部分内に配置し;第四取付け機構
82が伸長されて、第三物品92およびこれと結合され
ている第二成分99の上に取着され;第三取付け機構8
1が伸長されて、第四物品94を、第一金型部分74の
(第二金型キャビティ72を部分的に画定する)部分内
に配置し;および第二取付け機構80が伸長されて、第
五物品96上に取着される。
【0091】次いで、図12の(d)に示すように、第
六取付け機構84が短縮されて、取着されている(第一
物品90を含む)製品98を第二金型部分76から引出
し;第五取付け機構83が、第二物品91および第二成
分95の組合わせを解放し−なお、この組合せは、第二
取付け機構83が短縮される間、第一金型部分74の
(第三金型キャビティ73を部分的に画定する)部分内
に保持されている−;第四取付け機構82が短縮され
て、取着されている第三物品92およびこれと結合され
ている第二成分99を第二金型部分76から引出し;第
三取付け機構81が第四物品94を解放し−なお、この
第四物品は、第三取付け機構81が短縮される間、第一
金型部分74の(第二金型キャビティ72を部分的に画
定する)部分内に保持されている−;および、第二取付
け機構80が短縮されて、取着されている第五物品96
を第二金型部分76から引出す。
【0092】次いで、図12の(e)に示すように、ロ
ボットアーム78が、分離されている第一および第二金
型部分74,76の間のスペースから移動され、そし
て、取着されている(第一物品90を含む)製品98を
第三位置73′から、付着されている第三物品92およ
びこれと結合されている第二成分99を第二位置72′
から、および、取着されている第五物品96を第一位置
70′から、それぞれ、分離されている第一および第二
金型部分74,76の間のスペースの外側へ、同時に移
動する。
【0093】次いで、図12の(f)に示すように、金
型が閉じられ、アクセス不能の第六閉じ金型間隔が開始
され、そして第六取付け機構22が第一物品90を含む
製品98を解放し、次いで第一部材86が180°回転
されると共にロボットアーム78が180°回転される
ことにより、第四取付け機構82に取着されている第三
物品92および第二成分99の組合わせと、第二取付け
機構80に取着されている第五物品96とが、アクセス
不能の第六閉じ金型間隔に続く第六アクセス期間の間
に、分離された金型部分74,76の間のスペース内
の、それぞれ、第三金型キャビティ位置73′および第
二金型キャビティ位置72′へ向け移動されるように方
向転換される。第六期間(図示せず)の間に、第二物品
91は、第一物品90が第五期間の間に位置替えされる
と同じ方法で位置替えされ、第三物品92は、第二物品
91が第五期間の間に位置替えされると同じ方法で位置
替えされ、および、第四物品94は、第三物品92が第
五期間の間に位置替えされると同じ方法で位置替えされ
る。
【0094】図14の(a)乃至図14の(l)を参照
すると、本発明の位置替え方法の第四実施例が、射出成
形工程の中で実施されている。すなわち、多成分製品の
製造工程において、製品の成分を構成する物品が、積層
金型の隣接する金型部分の間の複数のスペース−すなわ
ち、各対の金型部分が結合されて金型キャビティを画定
するスペース−内で、位置替えされるよう構成されてい
る。これらのスペースは、前記位置替えのために、これ
ら位置替えのためにはアクセス不能な閉じ金型間隔で分
断されている一連(シリーズ)の各開き金型期間の間に
おいてのみアクセス可能である。製品の第一成分は、こ
の第四実施例の以下の説明では“物品”と呼称される。
【0095】積層金型の第一部分は、第二金型部分10
3とこれと対をなす第一金型部分102とを含み、これ
らが結合されて、図14の(f)に示すように、第一金
型キャビティ104および第二金型キャビティ105を
画定し;および、積層金型の第二部分は、第四金型部分
108とこれと対をなす第三金型部分107とを含み、
これらが結合されて、図14の(l)に示すように、第
三金型キャビティ109および第四金型キャビティ11
0を画定する。第一、第二、第三および第四金型キャビ
ティ102,103,107,108は、共通軸線に沿
って移動するよう互いに順次隣接して配置されている。
【0096】第一および第二金型部分102,103の
間のスペースは、物品の位置替えのためには、図14の
(b)乃至(e)に示すように、第一および第二金型部
分102,103が分離されて金型の第一部分が開かれ
ている第一シリーズの開き期間−これらの期間は、
(f)乃至(a)に示すように、アクセス不能の第一シ
リーズの閉じ金型間隔に介在されている−の間において
のみアクセス可能である。第三および第四金型部分10
7,108の間のスペースは、物品の位置替えのために
は、図14の(h)乃至(k)に示すように、第三およ
び第四金型部分107,108が分離されて金型の第二
部分が開かれている第二シリーズの開き期間−これらの
期間は、(l)乃至(g)に示すように、アクセス不能
の第二シリーズの閉じ金型間隔に介在されている−の間
においてのみアクセス可能である。第一スペースは、第
二スペースの第二シリーズの開き金型期間内の閉じ金型
間隔の間においてのみアクセス可能であり;および、第
二スペースは、第一スペースの第一シリーズの開き金型
期間内の閉じ金型間隔の間においてのみアクセス可能で
ある。
【0097】図14の(g)に示すように、第一シリー
ズのアクセス不能の閉じ金型間隔の開始時に、第一金型
キャビティ104内で射出成形により形成された物品
が、第四金型キャビティ110内へ位置替えされ、そし
てここで、前記物品が、図14の(a)に示すように、
1つの製品の第二成分と(この第二成分が前記第四金型
キャビティ110内で射出成形されることにより)結合
される。図14の(a)に示すように、第二シリーズの
アクセス不能の閉じ金型間隔の開始時に、第三金型キャ
ビティ109内で射出成形により形成された別の物品
が、第二金型キャビティ105内へ位置替えされ、そし
てここで、前記別の物品が、図14の(g)に示すよう
に、別の製品の第二成分と(この第二成分が前記第二金
型キャビティ105内で射出成形されることにより)結
合される。
【0098】物品は、それぞれ金型キャビティ104お
よび110,109および105の間で、共通のロボッ
トアーム112手段により位置替えされるが、ここでこ
のロボットアーム手段は、第一,第二、第三および第四
の伸長取付け機構113,114,115,および11
6を含み、そしてこれら取付け機構は、ロボットアーム
112に対し、下記、すなわち、図14の(b)に示す
ように、このロボットアーム112が分離されている第
一および第二金型部分102,103の間の第一スペー
スの外側から第一および第二金型部分102,103の
間の第一スペース内の所定挿通深さまで移動される際
に、第一および第二取付け機構113,114は、分離
されている第一および第二金型部分102,103の
(金型の第一部分が閉じられる際に、第一金型キャビテ
ィ104を部分的に画定する)部分内にそれぞれ隣接す
る第一金型キャビティ位置104′へ移動され、およ
び、第三および第四取付け機構115,116は、分離
されている第一および第二金型部分102,103の
(金型の第一部分が閉じられる際に、第二金型キャビテ
ィ105を部分的に画定する)部分内にそれぞれ隣接す
る第二金型キャビティ位置105′へ移動されるよう位
置付けされている。また、取付け機構113,114,
115,116のロボットアーム112上における位置
付けは、更に、図14の(h)に示すように、ロボット
アーム112が、分離されている第三および第四金型部
分107,108の間の第二スペースの外側から第三お
よび第四金型部分107,108の間の第二スペース内
の所定挿通深さまで移動される際に、第三および第四取
付け機構115,116は、分離されている第三および
第四金型部分107,108の(金型の第二部分が閉じ
られる際に、第三金型キャビティ109を部分的に画定
する)部分内にそれぞれ隣接する第三金型キャビティ位
置109′へ移動され、および、第一および第二取付け
機構113,115は、分離されている第三および第四
金型部分107,108の(金型の第二部分が閉じられ
る際に、第四金型キャビティ110を部分的に画定す
る)部分内にそれぞれ隣接する第四金型キャビティ位置
110′へ移動されるように、構成されている。
【0099】この、位置替え方法の第四実施例において
は、第一物品118は、(この位置替えに対して、第一
の対の第一および第二金型部分102,103の間の第
一スペースはアクセス可能であり一方第二の対の第三お
よび第四金型部分107,108の間の第二スペースは
アクセス不能である際の、)第一シリーズの開き金型期
間の開き金型期間の間では、第一スペース内の第一金型
キャビティ位置104′から、第一スペースおよび第二
スペース双方の外側へ移動され;また、この第一物品1
18は、引き続き、(この位置替えに対して、第二の対
の第三および第四金型部分107,108の間の第二ス
ペースはアクセス可能であり一方第一の対の第一および
第二金型部分102,103の間の第一スペースはアク
セス不能である際の、)第二シリーズの開き金型期間の
間では、第一スペースおよび第二スペース双方の外側か
ら第二スペース内の第四金型キャビティ位置110′へ
移動されるように構成されている。この第四実施例の更
に詳細な説明は、以下に述べられる。
【0100】図14の(b)に示すように、閉じ金型間
隔の後の第一シリーズの開き金型期間が開始されて、第
一および第二金型部分102,103が分離されると、
(先の第一シリーズの閉じ金型間隔の間に第一金型キャ
ビティ104内で形成された)第一物品118は、第二
金型部分103の第一金型キャビティ画定部分内に保持
されると共に、第二物品122を含む製品120は、
(先の第一シリーズの閉じ金型間隔の間に第二金型キャ
ビティ105内で形成された)第二物品124と結合さ
れて、第二金型部分103の第二金型キャビティ画定部
分内に保持されており;そして、共通のロボットアーム
112は、分離されている第一および第二金型部分10
2,103の間の第一スペース内の所定挿通深さまで移
動されることにより、ロボットアーム112上の第二取
付け機構114を第一金型キャビティ位置104′へ配
置すると共に、第四取付け機構116を第二金型キャビ
ティ位置105′へ配置する。この実施例において、第
一物品118および第二物品122は同一である。
【0101】次いで、図14の(c)に示すように、第
二取付け機構114が伸長されて第一物品118上に取
着され、また、第四取付け機構116が伸長されて、第
二物品122を含む製品120上に取着される。
【0102】次いで、第二取付け機構114が短縮され
て、取着されている第一物品118を第二金型部分10
3から引き出し、また、第四取付け機構116が短縮さ
れて、取着されている(第二物品122を含む)製品1
20を第二金型部分103から引き出す。
【0103】次いで、図14の(e)に示すように、ロ
ボットアーム112が、分離されている第一および第二
金型部分102,103の間の第一スペースから移動さ
れ、そして、取着されている第一物品118を第一位置
104′から、および、取着されている(第二物品12
2を含む)製品120を第二位置105′から、それぞ
れ、分離されている第一および第二金型部分102,1
03の間の第一スペースの外側へ、同時に移動する。
【0104】次いで、図14の(f)に示すように、金
型の第一部分が閉じられ、第一シリーズの別のアクセス
不能の閉じ金型間隔が開始され;そして、第四取付け機
構116が、第二物品122を含む製品120を解放
し、次いで、ロボットアーム112が180°回転され
ることにより、ロボットアーム112の第二取付け機構
114に取着されている第一物品118が、図14の
(g)に示す位置に配置される。
【0105】図14の(g)に示すように、第二シリー
ズの後続する開き金型期間が開始されそして第三および
第四金型部分107,108が分離されると、(先の第
二シリーズの閉じ金型間隔の間に第三金型キャビティ1
09内で形成された)第三物品126が、第三金型部分
107の第三金型キャビティ画定部分内に保持され、ま
た、第四物品130を含む製品128が、(先の第二シ
リーズの閉じ金型間隔の間に第四金型キャビティ110
内で形成された)第二成分132と結合されて、第三金
型部分107の第四金型キャビティ画定部分内に保持さ
れ;そして、共通のロボットアーム112が、分離され
ている第三および第四金型部分107,108の間の第
二スペース内の所定挿通深さまで移動されることによ
り、第二取付け機構114に取着されている第一物品1
18を第四金型キャビティ位置110′へ配置し、第三
取付け機構115を第三金型キャビティ位置109′へ
配置し、および、第一取付け機構113を第四金型キャ
ビティ位置110′へ配置する。第三物品126および
第四物品130は、第一物品118および第二物品12
0と同一である。
【0106】次いで、図14の(i)に示すように、第
二取付け機構114が伸長されて、第一物品118を、
第四金型部分108の(第四金型キャビティ110を部
分的に画定する)部分内に配置し;第三取付け機構11
5が伸長されて第三物品126上に取着され;および、
第一取付け機構113が伸長されて、第四物品130を
含む製品128上に取着される。
【0107】次いで、図14の(j)に示すように、第
二取付け機構114が、第一物品118を解放し−な
お、この物品は、第二取付け機構114が短縮される
間、第四金型部分108の(第四金型キャビティ110
を部分的に画定する)部分内に保持されている−;第三
取付け機構115が短縮されて、取着されている第三物
品126を第三金型部分107から引出し;および、第
一取付け機構113が短縮されて、取着されている(第
四物品130を含む)製品128を第三金型部分107
から引出す。
【0108】次いで、図14の(k)に示すように、ロ
ボットアーム112が、分離されている第三および第四
金型部分107,108の間の第二スペースから移動さ
れ、そして、取着されている第三物品126を第三位置
109′から、および、取着されている(第四物品13
0を含む)製品128を第四位置110′から、それぞ
れ、分離されている第三および第四金型部分107,1
08の間の第二スペースの外側へ、同時に移動する。
【0109】次いで、図14の(l)に示すように、金
型の第二部分が閉じられ、第二シリーズの別のアクセス
不能の閉じ金型間隔が開始され;そして、第一取付け機
構113が、第四物品130を含む製品128を解放
し、次いで、ロボットアーム112が180°回転され
ることにより、ロボットアーム112の第三取付け機構
115に取着されている第三物品126を、図14の
(a)に物品126′のために示す位置に配置する。位
置替え方法は、図14の(a)乃至図14の(l)に示
すような別の連続工程を介して−すなわち、第一物品1
18を含む製品が、第四金型キャビティ位置110′か
ら第二スペースの外側へ、第二シリーズの次の開き金型
期間の間に図14の(k)に示すような工程で移動され
る(この工程では、第四物品を含む製品128が移動さ
れる)ことにより−継続される。
【0110】図14の(a)乃至図14の(l)から理
解されるように、この位置替え方法の第四実施例は、物
品を、異なる対の金型部分の間のスペース内位置の間で
位置替えすることを除くと、図1の(a)乃至図1の
(f)、図2の(a)乃至図2の(f)および図3の
(a)乃至図3(f)に示す位置替え方法の第一実施例
と全く同一である。すなわち、第一実施例では、開き金
型期間の間に、(a)2つの異なる物品が、分離されて
いる金型部分の間の1つのスペース内の異なる金型キャ
ビティ位置から前記スペースの外側へ、共通のロボット
アームを介して同時に移動され;および(b)1つの物
品が、前記スペースの外側から前記スペース内の所定の
金型キャビティ位置へ、共通のロボットアーム手段を介
して移動される−なお、この共通のロボットアーム手段
は、別の物品を同じ金型キャビティ位置から前記スペー
スの外側へ移動するのにも使用される−ように構成され
ている。上述した第一実施例の(第四実施例と矛盾しな
い)別の特徴は、この第四実施例にも包含される。
【0111】この、本発明の位置替え方法の第四実施例
を、非同期的に開かれる上記積層金型に適用することに
より、物品を、1つの物品が金型の異なる部分のスペー
ス内へ位置替えされ得ることにおいて、積層金型の(前
記1つの物品が移動された)部分内でその後射出成形さ
れた別の物品が冷却されている間に前記1つの物品が移
動された部分よりも、より速く位置替えすることができ
る。
【0112】上述した、本発明の位置替え方法の実施例
は、全て、Jens Ole Sorensenの米国
特許第4,990,299号公報に記載されている、非
同期的に開かれる積層金型に適用されることができる。
【0113】ロボットアームの設計および作動は、上述
した特定の実施例に限定されることはなく、(上記実施
例で得られると同じ効果が達成されるような)多くの異
なる形式のロボットアームの設計および作動を含むこと
ができる。
【0114】多成分製品のそれぞれの成分は、異なる可
塑性材料および/または異なる色彩から構成されること
ができる。成分の数には上限がなく、また、異なる金型
キャビティの関係位置も図示した線形整列から異なって
も良い。
【0115】本発明の位置替え方法が適用される射出成
形工程の間に、付加的な製品を、位置替え方法の適用を
介して多成分製品を形成するのに使用するようにして、
同じ対の金型部分の間で射出成形することもできる。こ
のような付加的な製品は、単一成分製品或いは多成分製
品であることができ;そしてこのような付加的な多成分
製品は、(1つまたはそれ以上の成分が本発明に従って
位置替えされる)複数の同一および/または非同一の製
品を含むことができる。
【0116】本発明の位置替え方法は、前述したものと
は別の射出成形工程に適用されることもできる。すなわ
ち、本発明の位置替え方法は、例えば、中子後退(core-
back) の射出成形工程にも適用されることができ、そし
てこれにおいては、中子が、第一の可塑性材料の金型キ
ャビティ内への射出に続いて後退されることにより、第
二の可塑性材料の前記金型キャビティ内への射出が、こ
の可塑性材料の射出の間に金型部分を分離することなく
行なうことができるようになる−なおこの場合、この位
置替え方法を適用して形成される多成分製品の少なくと
も1つの成分は、多色のおよび/または異る材料から構
成されることができる−。一例としての、2つの中子後
退金型キャビティを有する金型を用いる実施例において
は、第一の中子後退金型キャビティ内で形成される第一
成分は、アクセス可能の第一開き金型期間の間に金型部
分の間から移動される多色および/または多材料の成分
であることができ;そして、この第一成分が、アクセス
可能の第二開き金型期間の間に第二の中子後退金型キャ
ビティの位置へ移動された後に、第二の多色および/ま
たは多材料の成分が、後続するアクセス不能の閉じ金型
間隔の間に第二の中子後退金型キャビティ内で形成され
ることができる。積層金型に対する中子後退の射出成形
工程は、Jens Ole Sorensenの米国特
許第5,049,343号公報に記載されている。
【0117】中間の閉じ金型間隔の間に、未完成の多成
分製品の一成分が、本発明に従って位置替えされること
により金型部分の間のスペースの外側に配置され、そし
てこの成分が、最終製品を向上する補助工程に負荷され
ることができる。例えば、前記成分には製品ラベルが付
着されることができ、そしてこのラベル上には、前記成
分が金型部分の間のスペース内に位置替えされた後にプ
ラスチック層が射出成形されることができ、すなわちこ
れにより、シールラベルを有する製品が供給される。製
品の各成分は、前記各中間の閉じ金型間隔の間にそれぞ
れ異る補助工程に負荷されることができるが、この場
合、それぞれの成分は、全射出成形工程の間、金型部分
の間のスペースの外側に配置される。
【0118】本発明の位置替え方法は、射出成形以外の
工程にも適用されることができ、すなわち、或る工程に
おいては、例えば、極度の高温或いは低温、高圧或いは
低圧、高汚染、有害空気、高放射性或いは遠心機内のよ
うな、環境からシールされているスペース内の特別の条
件に対してその下で或いはこれから離れて、より良く達
成されることができる。
【0119】例えば、或る物品であって、アクセス可能
な期間の間に(前記物品が先行するアクセス可能な期間
の間に移動された)スペース内へ位置替えされた物品
を、アクセス可能な期間の間よりもアクセス不適な間隔
の間の方がより効果的である、例えば熱処理或いは放射
等の処理工程に負荷することができる。
【0120】別の実施例では、アクセス可能な期間の間
にスペースからスペースの外側へ移動された物品が、
(スペースの外側が、引き続くアクセス可能な期間の間
にスペース内へ戻されている間の、)アクセス不適な間
隔の間に、所定の工程に負荷される。
【0121】上述した特別の利点が、本発明の想定され
るそれぞれの実施例に必ずしも適用される必要はない。
また、本発明のこの利点は、単なる例示であって、この
利点のみが本発明の利点であると理解さるべきではな
い。
【0122】上述した説明には多くの特定が含まれてい
るが、これらは、本発明の範囲を限定するものではな
く、むしろ好適な実施例を例示したものと理解さるべき
ものである。その他の別の変形が可能であり、そしてこ
の本発明の範囲は、この実施例に限定されることなく、
むしろ請求の範囲およびその法律的同価によって決定さ
るべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品が、本発明の第一実施例に従い、第一のア
クセス期間の間に位置替えされる、射出成形操作におけ
る一連の工程を説明する略図である。
【図2】物品が、本発明の第一実施例に従い、第二のア
クセス期間の間に位置替えされる、射出成形操作におけ
る次の一連の工程を説明する略図である。
【図3】物品が、本発明の第一実施例に従い、第三のア
クセス期間の間に位置替えされる、射出成形操作におけ
る更に次の一連の工程を説明する略図である。
【図4】物品が、本発明の第二実施例に従い、第一のア
クセス期間の間に位置替えされる、射出成形操作におけ
る一連の工程を説明する略図である。
【図5】物品が、本発明の第二実施例に従い、第二のア
クセス期間の間に位置替えされる、射出成形操作におけ
る次の一連の工程を説明する略図である。
【図6】物品が、本発明の第二実施例に従い、第三のア
クセス期間の間に位置替えされる、射出成形操作におけ
る更に次の一連の工程を説明する略図である。
【図7】物品が、本発明の第二実施例に従い、第四のア
クセス期間の間に位置替えされる、射出成形操作におけ
るなお更に次の一連の工程を説明する略図である。
【図8】物品が、本発明の第三実施例に従い、第一のア
クセス期間の間に位置替えされる、射出成形操作におけ
る一連の工程を説明する略図である。
【図9】物品が、本発明の第三実施例に従い、第二のア
クセス期間の間に位置替えされる、射出成形操作におけ
る次の一連の工程を説明する略図である。
【図10】物品が、本発明の第三実施例に従い、第三の
アクセス期間の間に位置替えされる、射出成形操作にお
ける更に次の一連の工程を説明する略図である。
【図11】物品が、本発明の第三実施例に従い、第四の
アクセス期間の間に位置替えされる、射出成形操作にお
けるなお更に次の一連の工程を説明する略図である。
【図12】物品が、本発明の第三実施例に従い、第五の
アクセス期間の間に位置替えされる、射出成形操作にお
けるまた更に次の一連の工程を説明する略図である。
【図13】ロボット機構に付着された物品が、第三実施
例に従い(図8乃至図12の(f)に示すように)金型
部分の間のスペースから移動された際における、前記ロ
ボット機構の作動を説明する略図である。
【図14】物品が、積層金型の分離された異なる対の金
型部分の間のスペース内において、本発明の方法の第四
実施例に従い、(図14の(a)乃至図14の(f)に
示すように)第一の開き金型アクセス期間の間に或る対
の金型部分の間のスペースに対して、および(図14の
(g)乃至図14の(l)に示すように)第二の開き金
型アクセス期間の間に別の対の金型部分の間のスペース
に対して、それぞれ位置替えされる、射出成形操作にお
ける一連の工程を説明する略図である。
【符号の説明】
10,12 第一、第二金型キャビティ 10′,12′ 第一、第二金型キャビティ位置 14,16 第一、第二金型部分 18 第一物品 20 ロボットアーム 22,24,26,28 取付け機構 30 第二物品 32 第三物品 34 第二成分 36 製品 40,42 第一、第二金型キャビティ 40′,42′ 第一、第二金型キャビティ位置 44,46 第一、第二金型部分 48 第一物品 50,54,58 第二成分 52 第二物品 56 第三物品 60,67 第三成分 62 製品 64 第四物品 68 第二製品 70,72,73 第一、第二,第三金型キャビ
ティ 70′,72′,73′ 第一、第二,第三金型キャビ
ティ位置 74,76 第一、第二金型部分 79,80,81,82,83,84 第一乃至第六
取付け機構 86,87 第一、第二部材 90,92,96 物品 93,97,99 成分 98 製品 102,103,107,108 第一乃至第四金型
部分 104,105,109,110 第一乃至第四金型
キャビティ 104′,105′,109′,110′ 第一乃至第
四金型キャビティ位置 112 ロボットアーム 113,114,115,116 第一乃至第四取付け
機構 118,122 物品 120 製品 124,132 成分 126 物体

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品をスペース内で位置替えする方法で
    あって、前記スペースは、前記位置替えのために、この
    位置替えのためにはアクセス不適な間隔によって分断さ
    れている一連の期間の間においてのみアクセス可能であ
    り、そして下記の工程 (a) 第一の前記期間の間に、第一の物品(18,4
    6,90)を前記スペース内の第一の位置(10′,4
    0′,70′)から前記スペースの外側へ移動し、およ
    び (b) 前記第一の期間の間に、第二の物品を前記スペ
    ースの外側から前記スペース内の第二の位置(12′,
    42′,72′)へ移動する、を含み、そしてこの場合 前記第一の物品の移動および前記第二の物品の移動は共
    通の移動手段(20)による、ことを特徴とする物品を
    スペース内で位置替えする方法。
  2. 【請求項2】 更に下記の工程 (c) 前記第一の期間に続くアクセス不能の前記間隔
    の後の第二の期間の間に、第一の物品(18,48,9
    0)を共通の移動手段によって前記スペースの外側から
    前記第二の位置(12′,42′,72′)へ移動す
    る、を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 物品をスペース内で位置替えする方法で
    あって、前記スペースは、前記位置替えのために、この
    位置替えのためにはアクセス不適な間隔によって分断さ
    れている一連の期間の間においてのみアクセス可能であ
    り、そして下記の工程 (a) 第一の前記期間の間に、第一の物品(18,4
    6,90)を前記スペース内の第一の位置(10′,4
    0′,70′)から前記スペースの外側へ移動し、およ
    び (b) 前記第一の期間の間に、同一の第二の物品を前
    記スペースの外側から前記スペース内の第二の位置(1
    2′,42′,72′)へ移動する、を含むことを特徴
    とする物品をスペース内で位置替えする方法。
  4. 【請求項4】 前記第一の物品(18,48,90)の
    移動および前記第二の物品の移動は共通の移動手段(2
    0)によることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 物品をスペース内で位置替えする方法で
    あって、前記スペースは、前記位置替えのために、一連
    の期間であって、この期間の間よりは前記位置替えのた
    めにはアクセス不適な間隔によって分断されている一連
    の期間の間においてのみアクセス可能であり、そして下
    記の工程 (a) 第一の前記期間の間に、第一の物品(18,4
    6,90)を前記スペース内の第一の位置(10′,4
    0′,70′)から前記スペースの外側へ移動し、およ
    び (b) 前記第一の期間に続くアクセス不適な前記間隔
    の後の第二の前記期間の間に、第一の物品を前記スペー
    スの外側から前記スペース内の第二の位置(12′,4
    2′,72′)へ移動する、を含むことを特徴とする物
    品をスペース内で位置替えする方法。
  6. 【請求項6】 工程(a)および(b)の間における前
    記第一の物品(18,48,90)の移動は共通の移動
    手段(20)によることを特徴とする請求項5記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 更に下記の工程 (c) 第二の期間の間に、第二の物品(30,52,
    91)を第一の位置(10′,40′,70′)から前
    記スペースの外側へ移動する、を含むことを特徴とする
    請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 更に下記の工程 (d) 前記第二の期間に続くアクセス不適な前記間隔
    の後の第三の前記期間の間に、第二の物品(30,5
    2,91)を前記スペースの外側から前記スペース内の
    第二の位置(12′,42′,72′)へ移動する、を
    含むことを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 更に下記の工程 (e) 第三の前記期間の間に、第三の物品(56,9
    2)を第一の位置(40′,70′)から前記スペース
    の外側へ移動し、および (f) 前記第三の期間に続くアクセス不適な前記間隔
    の後の第四の前記期間の間に、第三の物品を前記スペー
    スの外側から第二の位置(42′,72′)へ移動す
    る、を含むことを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 物品をスペース内で位置替えする方法
    であって、前記スペースは、このスペース内の物品の位
    置替えのために、一連の期間であって、この期間の間よ
    りは前記位置替えのためにはアクセス不適な間隔によっ
    て分断されている一連の期間の間においてのみアクセス
    可能であり、そして下記の工程 (a) 第一の前記期間の間に、物品(52)を前記ス
    ペースの外側から前記スペース内の第一の位置(4
    0′)へ移動し、 (b) 前記第一の期間に続くアクセス不適な前記間隔
    の後の第二の前記期間の間に、物品を第一の位置から前
    記スペースの外側へ移動し、および (c) 前記第二の期間に続くアクセス不適な前記間隔
    の後の第三の前記期間の間に、物品を前記スペースの外
    側から前記スペース内の第二の位置(42′)へ移動す
    る、を含むことを特徴とする物品をスペース内で位置替
    えする方法。
  11. 【請求項11】 第一の期間に続くおよび第二の期間に
    先立つアクセス不適な前記間隔の間に、物品(52)が
    所定の物体(54)と結合されることを特徴とする請求
    項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 第三の期間に続くおよび第四の期間に
    先立つアクセス不適な前記間隔の間に、物品(52)が
    更に別の物体(67)と結合されることを特徴とする請
    求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記物品が位置替えされるスペース
    は、金型が閉じられる際に複数の金型キャビティが画定
    される金型部分(14,16;44,46;74,7
    6)の間に位置し、そしてこのスペースは、前記位置替
    えのために、この位置替えのためにはアクス不能な閉じ
    金型間隔によって分断されている一連の開き金型期間の
    間においてのみアクセス可能である、ことを特徴とする
    請求項1乃至12のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 物品(52)は多成分製品(68)の
    第一成分であり、この製品の第二成分(54)は、第一
    の開き金型期間に続くおよび第二の開き金型期間に先立
    つアクセス不能の前記閉じ金型間隔の間に、第一の金型
    キャビティ位置(40′)内で射出成形により形成され
    る、ことを特徴とする請求項10にのみ従属する請求項
    13記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記製品(68)の第三成分(67)
    は、第三の開き金型期間に続くおよび第四の開き金型期
    間に先立つアクセス不能の前記閉じ金型間隔の間に、第
    二の金型キャビティ位置(42′)内で射出成形により
    形成される、ことを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 物品を、複数のスペース−すなわち、
    金型部分(102,103;107,108)のそれぞ
    れの対が結合された際に金型キャビティが画定される積
    層金型の隣接する前記金型部分の間のスペース−内で位
    置替えする方法であって、前記スペースは、前記位置替
    えのために、この位置替えのためにはアクセス不能な閉
    じ金型間隔によって分断されている一連の開き金型期間
    の間においてのみアクセス可能であり、そして前記方法
    が下記工程 (a) 第一の前記対の前記金型部分(102,10
    3)の間の第一の前記スペースがアクセスされる第一の
    前記開き金型期間の間に、第一の物品(118)を前記
    第一スペース内の金型キャビティ位置(104′)から
    前記スペースの外側へ移動し、および (b) 第二の前記対の前記金型部分(107,10
    8)の間の第二の前記スペースがアクセスされる第二の
    前記開き金型期間の間に、第一の物品を前記スペースの
    外側から前記第二スペース内の金型キャビティ位置(1
    10′)へ移動する、を含むことを特徴とする物品を複
    数のスペース内で位置替えする方法。
  17. 【請求項17】 工程(a)の間は、第二スペースは前
    記位置替えのためにアクセス不能であり、また工程
    (b)の間は、第一スペースは前記位置替えのためにア
    クセス不能であることを特徴とする請求項16記載の方
    法。
JP10233354A 1997-08-19 1998-08-19 断続的にアクセス可能な空間内の異なる位置の間における物品の位置替え Pending JPH11170292A (ja)

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