JPH11170271A - 未加硫ゴム加熱装置 - Google Patents

未加硫ゴム加熱装置

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JPH11170271A
JPH11170271A JP34315197A JP34315197A JPH11170271A JP H11170271 A JPH11170271 A JP H11170271A JP 34315197 A JP34315197 A JP 34315197A JP 34315197 A JP34315197 A JP 34315197A JP H11170271 A JPH11170271 A JP H11170271A
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laminate
magnetic field
magnetic
unvulcanized rubber
circuit means
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JP34315197A
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English (en)
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Shigeto Adachi
成人 足立
Yoichi Inoue
陽一 井上
Natsushiro Kino
夏四郎 嬉野
Kazuhiko Sakiyama
和彦 崎山
Yoshinori Kurokawa
好徳 黒川
Hirohiko Fukumoto
裕彦 福元
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モールドで拘束して加熱するばあいに、磁場
がモールドよりも積層体の中空部分の表層を主に通り、
形状および大きさによらず積層体を効率よく、均一に加
熱できる未加硫ゴム加熱装置を提供する。 【解決手段】 中央に孔13a、14aを有する2枚の
磁性板13、14の間に未加硫ゴム11と金属板12を
交互に積層してなる中空柱状の積層体20を、少なくと
もその外周を拘束するモールド15、16、17内に収
納し、積層方向に交番磁界を浸透させ、積層体内部の金
属板12にジュール熱を発生させることによって未加硫
ゴム11の加熱を行う装置。積層体20から離れた位置
に設置された誘導コイル1を設け、誘導コイル1で発生
した磁界が磁場回路手段2により、磁性板13、14の
孔13a、14aの内側から磁性板13、14に出入り
して前記積層体20の中空側表層を通るように構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未加硫ゴムと金属
板を交互に積層した積層体を、電磁誘導を利用して加熱
する未加硫ゴム加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に免震部材等に使用される加
硫ゴム成形品は、金属板とゴムを交互に積層してなるも
のであり、モールド内に収納された状態で、未加硫ゴム
が架橋構造のゴム組織となるように蒸気などの高温媒体
により加熱して加硫成形なされている。近年では、未加
硫ゴムを高効率で加熱および加硫可能な電磁誘導式の加
硫方法が提案されている(未公開)。
【0003】この電磁誘導加熱による加硫成形は、図8
に示されるように、モールド62内に収納された積層体
61を、固定プラテン64と可動プラテン65の間に載
置し、外周に配設された誘導コイル63に交流を印加
し、積層体61の金属板に磁界を浸透させてジュール熱
を発生させ、昇温した金属板からの熱伝導によってゴム
が加熱されるようになっている。この加熱によって所定
温度に昇温したら、加圧も加えて加硫を行うことができ
る。加圧装置は、枠体68内に固設される支柱66およ
び加圧シリンダ67と、支柱66および加圧シリンダ6
7にそれぞれの加圧面が水平となるように連結される固
定プラテン64および可動プラテン65からなる。
【0004】ところで、この積層体61の形状は、円柱
または円筒状のもののほか角柱状のものもあり、大きさ
も、円筒状のもので、外径:約500〜1300mm
高さ:約200〜500mm と様々である。そこで、
誘導コイルの内径は、最大径サイズに合わせて決められ
ており、小さなサイズの積層体を加熱する際に加熱効率
が低下することがある。電磁誘導加熱は、誘導コイルに
より生成された磁界の磁束密度に比例して加熱効率が増
減するものであり、磁束密度は、誘導コイルから離れる
程低下するからである。
【0005】そこで、図9に示されるように、誘導コイ
ル71を積層体61から離して設置し、磁場回路手段7
2で磁気を固定プラテン64および可動プラテン65に
導いて積層体61に浸透させる装置が考案されている
(未公開)。この装置では、積層体が誘導コイル71に
干渉されないので、装置の仕様を変更することなく、積
層体の大きさ、高さおよび形状を自由に変更することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、もとも
と交番磁場は金属の内部よりも表層付近を通りやすいこ
とから、固定および可動プラテン64、65に導かれた
磁場は、積層体61の外周を覆うモールド75、76、
77に主に流れ、本来加熱されるべき積層体61の内部
に磁場が流れにくい状態となり、発熱効率が悪くなると
いう問題がある。
【0007】また、交番磁場の流れにより渦電流が発生
し、積層体61の外側にあるフランジ73、74および
モールド75、76、77が加熱して高温になり、これ
らに接している積層体の表面部分だけが伝熱により高温
となるので、積層体の内部とで大きな温度差が生じ、均
一加熱ができないという問題も発生する。
【0008】本発明は、前述の問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、モールドで拘束し
て加熱するばあいに、磁場がモールドよりも積層体の中
空部分の表層を主に通り、形状および大きさによらず積
層体を効率よく、均一に加熱できる未加硫ゴム加熱装置
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、中央に孔を有する2枚の
磁性板の間に未加硫ゴムと金属板を交互に積層してなる
中空柱状の積層体を、少なくともその外周を拘束するモ
ールド内に収納し、積層方向に交番磁界を浸透させ、積
層体内部の金属板にジュール熱を発生させることによっ
て未加硫ゴムの加熱を行う装置であって、積層体から離
れた位置に設置された誘導コイルと、該誘導コイルで発
生した磁界が前記磁性板の孔の内側から磁性板に出入り
して前記積層体の中空側表層を通るように構成されてな
る磁場回路手段を設けてなることを特徴とする。中央に
孔を有する磁性板は、積層体の積層方向両端面に設けら
れるものであり、加硫によって積層体と接合し一体化す
る。この磁性板は、取り付けプレート等をネジ止めする
など取付け接続板としての機能を有しており、フランジ
とも呼ばれる場合もある。中空柱状の積層体の中空側表
層を磁界が通るので、積層体内の金属板が効率よくジュ
ール発熱をする。また、誘導コイルを積層体から離れた
位置に設置しており、積層体が、誘導コイルに干渉され
ないので、加熱装置の仕様を変更することなく、積層体
の大きさ、高さ、および形状を自由に変更することがで
きる。モールドは、少なくとも外周側から拘束するモー
ルド胴部を必要とするが、積層方向両端面側を拘束する
モールド蓋部とモールド底部を有しているものでもよ
い。磁場は、積層体の中空側表層付近を通るので外周に
設けられるモールドは磁場による影響をあまり受けな
い。したがってジュール発熱により高熱になることがな
く、積層体の外周と内周に温度差を生じさせない。
【0010】請求項2にかかる発明は、請求項1に記載
の発明に加えて、前記磁場回路手段が、前記磁性板の孔
内に挿入され、孔の内周面に向けて進退する接触可動部
を備えてなるものである。磁場を磁性板の孔の内側に確
実に導くことができ、孔の内側から磁性板に磁界が確実
に導入される。
【0011】請求項3にかかる発明は、請求項1または
2に記載の発明に加えて、前記磁気回路手段が、珪素鋼
板を磁界方向と平行となるように積層してなるものであ
る。珪素鋼板は、透磁性があり、積層することにより渦
電流の発生を抑えることができる。積層の方法は、絶縁
体かつ非磁性体(例えば、樹脂)を間に挟んで積層する
ことが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図示例とと
もに説明する。図1は本発明の未加硫ゴム加熱装置の一
実施例の概略説明図、図2は図1の装置の動作説明図、
図3及び図4は他の実施例の概略説明図、図5乃至図7
は積層体の一例の説明図である。
【0013】図1において、本発明の加熱装置は、誘導
コイル1が積層体20の外周ではなくて離れた位置に設
けられており、磁場回路手段2を設けて交番磁界を積層
体20に導入している。また、この加熱装置は、モール
ド15、16、17に収納された積層体20に、交番磁
界が直に導入されるように、積層体20のフランジ1
3、14の中央の孔13a、14aに直に磁場回路手段
2が触れるようになっている。
【0014】誘導コイル1は、積層体20から離れた位
置に設置され、誘導コイル1の内周側を磁場回路手段2
が貫通するようになっている。すなわち、図8に示され
るような従来例のように、誘導コイル1は積層体の外周
に設置されていないので、誘導コイル1の大きさに影響
されることなく、積層体20の大きさ、形状、高さを自
由に設定することができる。また、誘導コイル1には、
図示しないが周波数変換器が設けられており、積層体の
内部温度が均一に上昇するように、周波数をコントロー
ルしながら加熱することもできるようになっている。
【0015】磁場回路手段2は、第1固定部3、第2固
定部4および可動部5からなる略C字形状を呈するもの
であり、端面(固定部3の下端面と可動部5の上端面)
には接触可動部23、24が設けられている。第1固定
部3の下端部と可動部5の上端部はそれぞれ、固定プラ
テン6と可動プラテン7の孔6aおよび孔7aを貫通し
ており、接触可動部23、24は、積層体20のフラン
ジ13、14に対してて、それぞれの孔13a、14a
の内側から直に接触することができる。第1固定部3お
よび第2固定部4は、枠体10などに適宜な方法により
固定され、可動部5は、図示しないが、可動部用シリン
ダに連結されて上下動可能である。また、可動部5の下
端付近と第2固定部4の間には、可動部5が第2固定部
4と摩擦せず滑らかに上下動できるように、ギャップg
が設けられている。このギャップgは、磁界に影響を与
えない程度の小さなものである。なお、可動部5は、可
動プラテン7に取り付けられて、加圧シリンダ9によっ
て可動プラテン7と共に上下動するように構成されても
よい。
【0016】また、磁場回路手段2は、図2および図3
に示されるように、一部又は全部が珪素鋼板を積層して
なるものであることが、渦電流の発生を抑えることがで
きるという観点より好ましい。例えば、図3に示される
ように、0.1mm厚程度の珪素鋼板22を樹脂で接合
して適当な厚さの柱状体を形成する。なお、各珪素鋼板
22の板面は、磁界方向に対して平行となっている。磁
気回路手段2としては、このほかに、いわゆる非晶質構
造のアモルファスリボン等の板材を積層したものによっ
ても形成することができる。また、珪素鋼板の表面に
は、さらに渦電流を抑えるため、Si系樹脂、テフロン
等の電気絶縁被膜を施すようにしてもよい。強度などの
観点から磁場回路手段の一部または全部を角柱にしたい
ばあいには、図4に示される第1固定部3のように、ス
リット31を設けることが好ましい。このスリット31
は、中心から第2固定部4に向けて開口するように形成
されており、渦電流の発生を防止することができる。
【0017】接触可動部23、24は、磁性板であり、
スライド手段23a、24aによって拡縮し、積層体2
0のフランジ13、14の孔13a、14aの内周と接
触する。フランジ13、14の上面または下面と接触す
ると、磁界は、もう一つの表層面である外周側にも導か
れやすくなるが、内周と接することによって、確実に内
周側の表層を、矢印の様に磁界が流れる。
【0018】固定プラテン6および可動プラテン7は、
それぞれ枠体10内に、支柱8または、可動シリンダ9
を介して、それぞれの加圧面が水平なるように設けられ
ている。
【0019】支柱8は、図3に示されるように、円柱で
あり、固定プラテン6の4隅に設けられてこれを支持す
るように、枠型フレーム10から垂下されている。加圧
シリンダ9は枠型フレーム10の底面側に立設されてい
る。支柱8および加圧シリンダ9は非磁性材料であるこ
とが好ましい。磁界が支柱や加圧シリンダに集束するの
を防いで、積層体20を通過する磁場の強さを弱めない
ためである。なお、第1固定部3に支柱8の役割を持た
せることもできる。その場合、支柱8を省略して、第1
固定部3の下端に固定プラテン6を取り付ける。その場
合、固定プラテン6と第1固定部3との間で誘導電流の
行き来がないように、絶縁物を挟むか、固定プラテン6
を非磁性体で形成することが好ましい。また、加圧シリ
ンダ9を磁場回路手段2の一部(可動部5)として利用
することもできる。その場合、加圧シリンダ9は磁性体
で形成され、渦電流の発生を防止するために適宜スリッ
トを設けるようにすることが好ましい。また、固定プラ
テン6と同様に、可動プラテン7と加圧シリンダ9との
間で誘導電流の行き来がないように、絶縁物を挟むか、
可動プラテン7を非磁性体で形成することが好ましい。
【0020】積層体20は、図5に示されるように、厚
みが数mmの金属板12の多数と、厚みが数mmの未加
硫ゴム11とを平行状態に保ったまま交互に積層し、さ
らに、外周および内周を円筒状のゴム11a、11bで
くるんで金属板12が完全にゴム11、11a、11b
で埋設されるようになっており、さらに、積層方向の両
端に磁性体からなるフランジ13、14を張り付けたも
のである。内周側のゴム11bは、図6に示されるよう
に、省略することができる。図5に示されるように金属
板12を完全に埋設状態としたものは防錆の観点から好
ましい。一方、図6に示されるように、金属板12の内
周側端部12aを露出させたものでは、冷却工程での冷
却時間を短縮させるように図ることができる(外周側の
ゴム11aも同様に省略することができる)。また、図
5に示される積層体20の平面形状は、円環であるが、
図7に示されるように、四角筒など、種々の角筒を適用
することができる。本発明の積層体20は、図5に示さ
れるように、フランジ13からフランジ14まで、積層
方向に貫通する孔25を中央に有するものであり、この
中央の孔25の表層付近を磁界が流れるように磁場回路
手段2が構成されている。
【0021】金属板12は、鉄板、鋼板など、磁性板で
あり、断熱材でもある未加硫ゴム3に埋設された良好な
熱伝導体である。したがって、積層体20の中央の孔2
5の表層付近を積層方向に流れる磁界によって、まず、
内周側が加熱され、外周に向かって昇温が進み、全体が
発熱しているのと略等価な状態になる。このように全体
が高温となった金属板12によって未加硫ゴム11は、
内部から均一に加熱される。
【0022】フランジ13、14は、金属板12と同様
に磁性板からなるが、取付けプレート等をネジ止めする
ための取付け接続板として機能する。そのため、金属板
12よりも厚く、径も大きくなっている。金属板12
は、加硫成形品の積層方向の剛性を高めるためのもので
あり、未加硫ゴム11と略同等の厚みを有している。
【0023】モールド15、16、17は、積層体20
を収納するものであり、蓋部15と、円筒状の胴部16
と、底部17からなっている。底部17と胴部16の間
にフランジ14が保持され、胴部16の内周にて、金属
板12と未加硫ゴム11の交互積層部分の外周が規制さ
れている。蓋部15と胴部16との間にて積層体20の
フランジ15が保持されるともに、胴部16と蓋部15
との間には押し込み可能な加圧代ε(図2の(a)参
照)が設けられている。なお、モールド15、16、1
7は、蒸気等の加熱媒体や電気ヒータを内蔵するなど昇
温可能な構成としてもよい。
【0024】次に、図2に基づいて本発明の加熱装置の
動作を説明する。図2の(a)に示されるように、モー
ルド15、16、17に収納された積層体20を、可動
プラテン7の上に、可動プラテン7の孔7aとフランジ
14の孔14aが合わさるように載置する。そののち、
可動プラテン7を上昇させ、図2の(b)に示されるよ
うに、積層体20を加圧代εがなくなるまで加圧すると
ともに、接触可動部23がフランジ14と同じ高さにな
るまで可動部5を上昇させる。次いで、接触可動部2
3、24を外周に向けて拡げ、フランジ13、14の孔
13a、14aと接触するようにする。
【0025】なお、未加硫ゴムを適温まで昇温させる予
熱工程では、加圧を伴わず、加圧代εを残したまま、誘
導コイル1に所定周波数の交流を通電する。そのばあい
も可動部5の高さを調整して、フランジ14の孔14a
に接触可動部23が接するようにする。
【0026】誘導コイル1は、交流と同期して向きが変
わる磁束を形成し、形成された磁界は、図1に示される
ように、磁場回路手段2を構成する第1固定部3から接
触可動部24を経て、フランジ13の内周13a側から
積層体20に導入され、内周側の表層付近を積層方向に
浸透し、フランジ14に至り、孔14a側から接触可動
部23に向けて導出され、可動部5、第2固定部4に至
る閉ループを形成する。こうして、形成された磁界は、
モールドの胴部16を経由することがなく、効率よく金
属板12に浸透し、金属板12をジュール発熱させ、積
層体20は、内側から均一に加熱される。この後、積層
体20の加硫成形が完了すると、モールド15、16、
17と共に積層体を加熱装置から搬出し、冷却工程等の
次工程に移行する。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1乃至3に記載の発
明では、磁界が外周側を通ることなく、内周側を通るの
で、磁界がモールドを通ることなく、効率よく積層体に
浸透する。また、モールドが磁場による発熱をしないの
で、外周側だけが高温になることなく、内側から均一に
加熱される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の未加硫ゴム加熱装置の一実施例の構造
の概略説明図である。
【図2】図1の装置の動作の説明図である。
【図3】図1の装置の一例の平面図である。
【図4】図1の装置の他の例の平面図である。
【図5】積層体の一例の一部切欠斜視図である。
【図6】積層体の他の例の一部切欠斜視図である。
【図7】積層体の一例の平面図である。
【図8】従来の未加硫ゴム加熱装置の一例の概略説明図
である。
【図9】従来の未加硫ゴム加熱装置の他の例の概略説明
図である。
【符号の説明】
1 誘導コイル 2 磁場回路手段 11 未加硫ゴム 12 金属板 13、14 フランジ(磁性板) 15、16、17 モールド 20 積層体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 崎山 和彦 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 黒川 好徳 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 福元 裕彦 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に孔を有する2枚の磁性板の間に未
    加硫ゴムと金属板を交互に積層してなる中空柱状の積層
    体を、少なくともその外周を拘束するモールド内に収納
    し、積層方向に交番磁界を浸透させ、積層体内部の金属
    板にジュール熱を発生させることによって未加硫ゴムの
    加熱を行う装置であって、積層体から離れた位置に設置
    された誘導コイルと、該誘導コイルで発生した磁界が前
    記磁性板の孔の内側から磁性板に出入りして前記積層体
    の中空側表層を通るように構成されてなる磁場回路手段
    を設けてなることを特徴とする未加硫ゴム加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記磁場回路手段が、前記磁性板の孔内
    に挿入され、孔の内周面に向けて進退する接触可動部を
    備えてなる請求項1記載の未加硫ゴム加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記磁場回路手段の全部または一部が、
    珪素鋼板を磁界方向と平行となるように積層したもので
    ある請求項1または2記載の未加硫ゴム加熱装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009101616A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Miwa Tec:Kk 構造物用ゴム支承の現場加硫補修方法及びそれに用いる構造物用ゴム支承の現場加硫補修用の電磁誘導加熱装置。
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