JPH11169511A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH11169511A
JPH11169511A JP9342912A JP34291297A JPH11169511A JP H11169511 A JPH11169511 A JP H11169511A JP 9342912 A JP9342912 A JP 9342912A JP 34291297 A JP34291297 A JP 34291297A JP H11169511 A JPH11169511 A JP H11169511A
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JP
Japan
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main board
board case
mounting base
lock
gaming machine
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JP9342912A
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Masayoshi Maekawa
正義 前川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロットマシン等の主基板を取り出しRO
Mの変更や基板改造をするイカサマを防止する。 【解決手段】 制御用の主基板を内部に設置したケース
60と、主基板ケースを収納するものであって、遊技機
本体1a内部に対し設けられた主基板ケース取り付け台
70とを備えるとともに、主基板に対する不正変更使用
行為は排除するよう、主基板ケース取り付け台から主基
板ケースを取り出しにくくする手段を、一または二以上
備え、該手段は、前記主基板ケースを前記主基板ケース
取り付け台に装着した後に、ロックをつけ、そのロック
は壊さなければ、主基板ケースが取り出せない構成であ
る。例えば、先端にフック部を有し、基端側に係止部を
有する、プラスチック製の低コストなロックピン100
を用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシン等
の遊技機に関するものであり、より詳しくは、遊技場で
遊技者の遊技のため提供される遊技機に対する改変、変
造などの不正行為から、これを保全しないし効果的な防
止を図ることのできる対策・手段を適切に講ずることを
可能ならしめたものである。
【0002】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】遊
技場の遊技機、例えばスロットマシン場やパチンコホー
ル等における、スロットマシン、あるいはパチンコ機
は、遊技場での遊技者の遊技のため当該遊技場において
その使用の用に供される遊技場設置の遊技機である。
【0003】例えば、スロットマシンの場合を例にとれ
ば、これは、遊技者が回転するリールの操作を行うもの
であって、3個のリールを同時にあるいは個々に回転さ
せた後、停止させた時のリールに表示された絵柄の所要
の組合わせの成否を楽しむゲーム機である。
【0004】具体的には、遊技場で貸し出される専用の
コインをマシンの投入口に投入した後、3個のリールを
回転させるレバー等の操作具を介してリールを回転さ
せ、個々のリールの回転を停止させる手段を介して停止
させ、停止時におけるリールの絵柄の組合わせに応じて
コインを獲得するようになっている。通常、個々のリー
ルには、それぞれ例えば7種の絵柄を組み合わせた21
個(20個の場合もある)の絵柄が付されており、有効
な組み合わせを構成する数種の絵柄はあらかじめ決めら
れ、それらの絵柄に着目しながら個々のリールの停止に
いたるまでの操作を行うが、この操作が遊技者のテクニ
ックとされている。
【0005】こうしたスロットマシン等の遊技場設置遊
技機は、その多くは、各部機構の制御、入賞の確率(ス
ロットマシンなら、上記の有効な組み合わせの成立の確
率)処理などを含め、その遊技機全体のコントロールが
コンピュータの制御のもとで行われる。
【0006】このため、コンピュータを使用する遊技機
では、マイクロコンピュータを構成するCPU、および
ROMをはじめとするメモリ等を組み込んだ制御用の回
路基板(主基板と称され、以下、主基板、あるいはコン
ピュータ基板ともいう)を有する。そのような基板は、
これを遊技機本体内部に取り付けられたものとされ、そ
して、かかる主基板を備える遊技機は、遊技機製造メー
カから出荷され、遊技場へ納入・設置されて、その遊技
場において上述のサービスの用に供される。
【0007】ここに、この種遊技場設置遊技機は、法的
規制を受けるのも現状であって、所管官庁(警察)によ
る検査の対象ともなる。
【0008】(イ)例えば、上述したような制御用のC
PUやメモリ等を設けたコンピュータ基板の機体内への
組み込みについては、基板上にCPU等を搭載配置した
状態でこれらを見えるように、例えば透明な基板ケース
内に収納して、ケース外からでもそのケース内部が視認
できるようにするといったような規制対象ともなってい
る。
【0009】(ロ)また、その立会い検査などにおいて
は、検査の目的上からも、当該主基板ケースは、比較的
に機本体からの取り外し(脱着)が容易なものであるこ
とも求められる。このため、主基板ケースの機本体への
取り付け等に関する設計、製造では、そのような検査を
求められた際、他の多くの使用部品、構造部分等をいち
いち外していったり、あるいは分解していったりしなけ
ればその主基板ケースについての取り外しができない、
といったようなことのないようにもする配慮が必要とさ
れる。
【0010】例えば、図11は、後記でも参照されるス
ロットマシンの内部構造(キャビネット内部)の図であ
るが、図示例においては、主基板ユニットF(主基板F
1および主基板ケースF2からなるユニット部分)は、
機本体Tに対しビス等の取り付け手段Pにより取り付け
られ、その他の内部機構(リールユニットL等)をいち
いち外していったり、あるいは分解していったりしなけ
れば該主基板ユニットFの取り外しができないというよ
うなこともなく、比較的簡単に脱着可能であり、また、
主基板ケースF2は透明なプラスチックケースで、その
ケース内部の半導体装置(CPUやROM等)の存在も
外から見えている。
【0011】しかして、このような状況は、それだけ、
かかる制御用の主基板に対する不正変更使用行為、例え
ば本来遊技者自身の「勘」や「コツ」といった自己のテ
クニックを発揮してより多くのコインの獲得を目指すと
いうスロットマシン使用のあるべき姿からは逸脱して、
スロットマシンの主基板を取り出しROMの変更や基板
改造をするイカサマを惹起させる可能性がある。
【0012】望ましいのは、こうした主基板に対する改
変、変造などの不正・不法な行為から、保全しないし効
果的な防止を図ることができることである。
【0013】本発明は、かかる不正変更使用行為を排除
するべく、これらの点から改良、改善を加えて、遊技場
で遊技者の利用の用に供されるこの種遊技場機設置遊技
機の制御用の主基板に対する改変、変造などの不正行為
から、これを保全しないし効果的な防止を図ることので
きる対策・手段を適切に講ずることを可能ならしめる遊
技機を提供しようというものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によって、下記の
遊技機が提供される。本発明は、遊技場において遊技者
の利用に用に供される遊技場設置の遊技機であって、制
御用の主基板を内部に設置したケースと、該主基板ケー
スを装着するものであって、遊技機内部に対し設けられ
た主基板ケース取り付け台とを備えるとともに、主基板
に対する不正変更使用行為は排除するよう、該主基板ケ
ース取り付け台から該主基板ケースを取り出しにくくす
る手段を、一または二以上備え、該手段は、前記主基板
ケースを前記主基板ケース取り付け台に装着した後に、
ロックをつけ、そのロックは壊さなければ、主基板ケー
スが取り出せない構成である、ことを特徴とするもので
ある。
【0015】また、前記ロックのための手段は、先端に
フック部を有し、基端側に係止部を有するロックピンを
用い、主基板ケース取り付け台から直接ロックする第1
の態様か、ロックボックスにロックする第2の態様か、
ベルト、またはこれに類似する手段を用いる方法による
第3の態様か、主基板ケースの上からロックする第4の
態様か、のいずれか一または二以上の組み合わせによ
る、ことを特徴とするものである。
【0016】また、前記第1の態様は、主基板ケース取
り付け台を介してロックピンの先端を主基板ケース内ま
で差し込むことにより直接的に主基板ケースをロックす
る、ことを特徴とするものである。
【0017】また、前記第2の態様は、主基板ケース取
り付け台近傍に設けられるか、あるいは主基板ケース取
り付け台に固定されたロックボックスのロック穴にロッ
クピンの先端を差し込む一方、その係止部の一部で主基
板ケースの前面を係止するようにして主基板ケースをロ
ックする、ことを特徴とするものである。
【0018】また、前記第3の態様は、主基板ケース取
り付け台の相対向する枠部分の一方に第1の孔を、その
他方に第2の孔をそれぞれ設けるとともに、その第1の
孔に嵌入する嵌入部を一端側に有する第1の部材とその
第2の孔に嵌入する嵌入部を一端側に有する第2の部材
とのそれぞれの他端側の部分に、ロックピンを差し込む
ことによりそれら両部材を互いに連結できる第2の手段
をさらに使用し、これら第1および第2の部材を、主基
板ケース取り付け台に装着した主基板ケースの一部を覆
うよう、主基板ケース取り付け台の第1の孔および第2
の孔を介して取り付けて両部材をロックピンで固定す
る、ことを特徴とするものである。
【0019】ここに、上記の如き両部材を孔に嵌入させ
る態様に代えて、その一方のみをかかる孔と嵌入部によ
る係合方式としてもよく、よって、第1または第2の部
材のいずれかの一端側はこれをあらかじめ遊技機本体側
または主基板ケース取り付け台に蝶番等により回転可能
に設けておいても、同様のものとなる。
【0020】したがって、この場合は、前記第3の態様
は、主基板ケース取り付け台の枠部分に孔を設けるとと
もに、その孔に嵌入する嵌入部を一端側に有する第1の
部材と、一端側を遊技機本体側または主基板ケース取り
付け台に枢着して取り付けた第2の部材とのそれぞれの
他端側の部分に、ロックピンを差し込むことによりそれ
ら両部材を互いに連結できる第2の手段をさらに使用
し、これら第1および第2の部材を、主基板ケース取り
付け台に装着した主基板ケースの一部を覆うよう、主基
板ケース取り付け台の孔を介して取り付けて両部材をロ
ックピンで固定する、ことを特徴とするものである。
【0021】また、前記第4の態様は、主基板ケースの
前面側からロックピンの先端を主基板ケース取り付け台
後側まで差し込むことにより主基板ケースをロックす
る、ことを特徴とするものである。
【0022】また、前記主基板ケース取り付け台は、当
該主基板ケース取り付け台に装着した状態の主基板ケー
スが、当該主基板ケース取り付け台の外部から見えるよ
うに構成され、斯く装着された主基板ケースは、当該主
基板ケース取り付け台外部から見える部分を通してその
ケース内部を見ることができる、ことを特徴とするもの
である。
【0023】また、前記主基板ケース取り付け台が、当
該主基板ケース取り付け台が取り付けられるべき遊技機
内部側の部分に対し螺着具または固定具によって取り付
けられ、該螺着具または固定具は、主基板ケースが当該
主基板ケース取り付け台に装着されている状態では、当
該主基板ケースにより覆われている、ことを特徴とする
ものである。
【0024】また、前記遊技機は、スロットマシンか、
またはパチンコ機であり、主基板はコンピュータ制御に
用いる基板であり、該主基板に対する不正変更使用行為
の排除は、ROMの変更や基板改造をするイカサマ防止
のためである、ことを特徴とするものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は、遊技場において遊技者の利
用に用に供される遊技場設置の遊技機としての、本発明
の一実施例に係るスロットマシンの全体斜視図である。
図中、1はスロットマシンを示し、スロットマシン1
は、スロットマシン本体1a(機本体)、およびこれに
長蝶番等により開閉可能に取り付けられた前面パネル1
bを備える。
【0026】前面パネル1bには、リール(回胴)回転
用レバー2と、本体1a内の3個のリール4,5,6の
それぞれに対応する3個の回転停止操作用のストップス
イッチ7,8,9(スイッチ操作ボタン)と、それらリ
ール4,5,6の絵柄(図柄)を観察するための観察窓
10,11,12等を有する。さらに、図示しないが、
前面パネル1bには、例えば、LED等の表示手段を設
けることができる。
【0027】遊技者がリール回転用レバー2を操作する
と、これにより3個のリール4,5,6の回転を開始さ
せることができ、そして、回転中のリールを停止させる
ときは、対応するストップスイッチ7,8,9を押すこ
とにより個々のリールを停止させることができる。
【0028】遊技者は、それらストップスイッチ7,
8,9を押すタイミングをはかるなどして、特定の絵柄
の組み合わせパターンが、あらかじめ定めた基準線上に
出現するようにリールを停止させることが実現できたと
き(ここでは、一例として、基準線であるセンターライ
ン上に、『7』が3個とも並んで停止したケースを示し
てある)に、コインを獲得できる。
【0029】図2は、スロットマシン1を作動制御する
ための駆動制御系(スロットマシン駆動・制御装置)の
ブロック図の一例である。図示例では、マシンの駆動や
各種演算処理の全体的なコントロールを司るCPU20
と、メモリ21と、コントローラ22と、入出力インタ
ーフェース(I/O)31,32,33と、ドライバ3
4,35と、LED等の表示部36と、上記各リール
3,4,5駆動用のステッピングモータ41,42,4
3と、上記リール回転用レバー2の操作で作動するスタ
ートスイッチ(S1)45と、ストップスイッチ(S
2)46(図1中のスットプスイッチ7,8,9)と、
電源48とを含んで構成される。
【0030】CPU20は、各スイッチ(S1,S2)
からの入力情報、メモリ記憶情報等に基づき、ROMや
RAM等のメモリ21に格納した制御プログラムや設定
内容に従って制御信号をコントローラ22に出力し、対
応インターフェース(I/O)およびドライバを通し
て、制御対象要素をコントロールする。
【0031】スタートスイッチ45が押される(ON)
と、インターフェース32とドライバ35を介して、第
1のリール(4)駆動用のステッピングモータ41、第
2のリール(5)駆動用のステッピングモータ42、第
3のリール(6)駆動用のステッピングモータ43を回
転させる。そして、その後、各リール駆動用のステッピ
ングモータを停止させる個々のストップスイッチ46が
押される(ON)と、それに基づき、対応ステッピング
モータの駆動を停止しリールの回転を停止せしめるよう
制御する。
【0032】こうしたリールおよびステッピングモータ
その他の内部機構は、前面パネル1bに覆われるスロッ
トマシン本体1aの内部に組み込まれる。それらの構造
については、比較例の図11の場合と同様であってよ
い。
【0033】同図による内部構造(キャビネット内部)
を参照すると、錠前受台C2(前面の錠前をロックする
ための受け具)がキャビネット基体の一部に設けられ、
また、外部集中端子コード穴C3が設けられ、コードは
これを介して本機設置店の店内コンピュータ等に接続す
ることができる。
【0034】また、電源ユニットG(48)や、3個の
リールL11,L12,L13(4,5,6,)および
ステッピングモータ(41,42,43)等からなるリ
ールユニットLのほか、入賞時又は清算時に遊技メダル
を受け皿に払い出す遊技メダル払い出し装置Nや、遊技
メダルを溜める遊技メダルタンクN2などは、図示の如
くに、機本体T(1a)内に取り付け配設することがで
きる。
【0035】ここに、各スロットマシン1個々のマイク
ロコンピュータは、上記CPU20(中央演算処理装
置)、メモリ21(メモリ装置)等を含んで構成され
る。そして、かかる半導体装置を設置した主基板(例え
ば、図2中の破線部分)は、スイッチ、ランプ類(LE
Dを含む)、ステッピングモータ等を、本主基板からの
情報で制御するべく、当該スロットマシン1全体を制御
するための基板(コンピュータ基板)として、スロット
マシン1ごと、その本体1a内に組み込むが、この場合
において、本発明に従うスロットマシン1では、図11
の場合と異なり、図3以下の如くの構成のものを採用す
る。
【0036】図3中、50は本体1aの基体(例えば、
木製の箱体等)を示しており、本実施例では、上記制御
用の主基板を内部に配置した主基板ケース60を収納す
る主基板ケース取り付け台であって、本体1a内部に対
し設けられた主基板ケース取り付け台70を備え、本ス
ロットマシン1の主基板を取り出し、ROMや基板改造
をするイカサマのような該主基板に対する不正変更使用
行為は排除するよう、主基板ケース取り付け台70から
主基板ケース60を取り出しにくくする手段を設けるも
のとし、主基板ケース60をスロットマシン本体1aに
組み込んだ後に、ロックをつけ、そのロックは壊さなけ
れば、取り出せない構成のものとすることを基礎として
いる。なお、該台70は、前面パネル1b側に設けても
よい。
【0037】図3,6,10に例示されるように、これ
らのものは、主基板ケース60を収納することができる
主基板ケース取り付け台であって本体1a内部に対し設
けた主基板ケース取り付け台70を備えており、主基板
ケース60を該主基板ケース取り付け台70に収納した
後に、ロック手段(機構)をつけてそのロックは壊さな
ければ主基板ケース60が取り出せず、したがって取り
出しにくくすることができる。
【0038】ここに、かかるロックのための手段につい
ては、好適例では後述する如きロックピン(100;図
3,6〜8,10)を一または二以上用いて実施するこ
とができるものであり、さらに、適用できる主基板ケー
ス取り付け台70および主基板ケース60の好適例につ
いては、次のようである。
【0039】主基板ケース取り付け台70は、図示例で
は、周囲の4辺が、2組のそれぞれ相対向する枠部分を
有するように、上面部70aと下面部70b、および左
側面部70cと右側面部70dを形成するともに、一側
部側(図3,6,10中、右側)には、さらに部分的な
前面部71を設けて、袋状部分72を形成する。残部の
前面側はこれを開放してあり、ここを主基板ケース60
の取り付け口となして、主基板ケース60を前面側から
装着することができるよう構成することができる。
【0040】主基板ケース60は、その一例を図4に示
すように、上部ケース体60aと下部ケース体60bと
による透明なプラスチックケース(上部ケース部分を透
明とする構成とすることもできる)からなり、4隅部分
のボス部において、上部ケース体60aが下部ケース6
0b体に対しビス61で取り付け固定されて閉じられて
いる。ケース内部には、CPU20やROM等を構成す
る半導体装置62a,62bを基板上に取り付けた主基
板63が設置されており、また、上部ケース部分には、
接続用のコネクタ部64が設けられている。
【0041】なお、主基板ケース60の短辺側の側面部
60mまたは60n、およびケース長辺側の側面部60
pまたは60qにおいて、図示例では側面部60m側と
側面部60q側との2箇所において、それぞれ検査証の
シール60tが上部ケース体60aと下部ケース体60
bにまたがって貼られおり、これらは封印の役目をな
す。
【0042】本実施例では、主基板ケース60は、この
ようにカッセト様のものとでき、図11の場合のような
取り付け金具をケースに設ける必要もなく、単に、主基
板ケース取り付け台70に収納すればよい。そして、図
3に示す如く、かかる主基板ケース60が主基板ケース
取り付け台70の枠内に収納された状態では、主基板ケ
ース取り付け台70は、収納した状態の主基板ケース6
0が主基板ケース取り付け台70の外部から見え、ま
た、収納された主基板ケース60は、主基板ケース取り
付け台70の外から見える部分はそのケース内部が見え
るものである。
【0043】本実施例では、ロックは、このように、上
述した如き主基板ケース取り付け台70に、上述の如き
主基板ケース60を組み込んだ後に付けられるもので、
ここでは、例えば図3,6〜8,10に例示するような
ロックピン100、すなわち先端にフック部101を有
し、基端側に係止部102を有するロックピン100を
用いる。図7(a)〜(c)は、適用できるロックピン
100の先端フック部101のそれぞれの例を示し、ま
た図8(a)〜(c)は、先端フック部101および基
端側係止部102のそれぞれの例を示してある。
【0044】ロックピン100は、例えば可撓性のある
プラスッチク材質のものとすることができる。いずれ
も、その先端のフック部101が被係合側部材における
係合用の穴や溝等と係合する際は撓むことができ、しか
して係合した後は、もとの図示形状の状態に復帰するこ
とで、以後、ロックピン100はすべて引っぱても外れ
ないような構成のものとすることができる。また、図8
(a)〜(c)の先端フック部101の例に示すよう
に、スリットS等を設けると、被係合側部材側と係合す
る際、より撓みやすくすることができる。
【0045】図3においては、先端フック部101が係
合する被係合側部材として、ロックボックス(BOX)
110を使用する場合の態様の一例が示されている。ロ
ックボックス110は、ロックピン100のフック部1
01用のロック穴111を有し、主基板ケース取り付け
台70近傍で基体50に設けられるか、あるいは主基板
ケース取り付け台70に直接に固定される。このような
ロックボックス110のロック穴111にロックピン1
00の先端フック部101を差し込む一方、図示の如く
にその係止部102の延在した一部102aで主基板ケ
ース60の前面を係止するようにしてロックする。
【0046】したがって、主基板ケース60をスロット
マシン本体1aに組み込み後、図示のようにロックをつ
けた後は、ロックピン100が、収納状態の主基板ケー
ス60の前面部側(上部ケース体60a側)を係止で
き、ロックピン100を壊さなければ主基板ケース60
は取り出せず、したがってまた、主基板63も取り出せ
ず、その取り出しを確実に阻止することができる。
【0047】このように、一旦、本ロックピン100を
使用すると、以後は、主基板ケース取り付け台70内に
収納された主基板ケース60の前面部側を該ロックピン
100が係止しケース取り出しは阻止するよう構成する
ことができ、したがって、主基板ケース60を組み込ん
だ後は、そのロックは壊さなければ取り出せない。たと
え、スロットマシンの主基板を取り出し、そのROMの
変更や基板改造をし、再び本体に戻してイカサマをしよ
うとするような不正な変更使用行為をもくろむ場合で
も、本実施例によれば、主基板ケース60を取り出しに
くくすることができ、そのようなイカサマ防止に有効に
対応できるものであって、たとえイカサマをしようとし
てもロックピン100を引きちぎるなど壊さなければ取
り出せず、また、ロックが壊れていればそれが容易に判
明し、イカサマ防止に有効に機能する。もし、万が一、
そのような行為が行われたときも、図11の場合には、
そうしたROMの変更等が判明しにくいが、もし、ロッ
クピン100を引きちぎる等、あるいはロックボックス
110ごと破壊する等して無理に主基板ケース60を取
り出したのなら、本実施例では、その痕跡によって直ち
にそれが判明する結果、この点でもそうしたイカサマ防
止等に役立ち、かかる行為を未然に抑制し得て不正・不
法行為の有効な対応策ともなる。
【0048】さらに、本発明に従うと、図3,図5に示
すように、主基板ケース取り付け台70は、その取り付
けられるべきスロットマシン本体1aの基体50に対
し、例えば止めビス75(螺着具)によって、その後面
部73がビス孔73a(図9参照)を介して取り付けら
れ、その主基板ケース取り付け台止めビス75が、主基
板ケース60を当該主基板ケース取り付け台70に収納
してある状態では、その主基板ケース60自体によって
(および主基板63により)覆われ、隠されていること
となる(しまい込まれている)構成とすることができ
る。このようにすると、より効果的なものとなる。図1
1の場合、露呈しているビスP等は、これをドライバー
等で容易に外せることとなるが、これに対し、本実施例
では、当該主基板ケース60が当該主基板ケース取り付
け台70から出されなければ、その主基板ケース取り付
け台止めビス75自体が取り外せない。したがって、も
し、主基板ケース取り付け台70ごと主基板ケース60
を取り出そうとしても、それだけ取り出しにくくなり、
よって、それをより確実に防止できる。
【0049】このような構成は、ロックボックス110
に対しても応用できる。例えば、ロックボックス110
は、当該ボックスが取り付けられるべき相手側部分であ
る基体50に対し、ボックス内のキーボックス止めビス
(螺着具)によって取り付けられよう構成して実施する
こともでき、また、主基板ケース取り付け台70自体、
例えばその左側面部70c自体に、ロックボックス11
0を固定する態様のときは、該左側面部70c内側か
ら、キーボックス止め用螺着具を螺着させていけば、図
5と同様な隠れビス(75)の機能(ビスを中にしまい
込んでしまうので、ドライバーは入りにくくなる)を発
揮させることができ、このようにして実施してもよい。
【0050】本実施例に従うロックの方法としては、上
記図3による態様の場合を含んで、次のようなものとす
ることができる。すなわち、例えば、 横から直接ロックする(外周)方法(図6の(仮想
線))、 ロックボックス110にロックする方法(図3、およ
び図6の)、 ベルト方法(図6の(仮想線))、 主基板ケース60の上からロックする方法(図6の
(仮想線))、 主基板ケース取り付け台70からロックする方法(図
6の(仮想線))のいずれか一、またはそれら二以上
の組み合せである。
【0051】タイプは、図10にも併せて示す如く、
主基板ケース取り付け台70の外周、例えば左側面部7
0cにロックピン用透孔70sを設けるとともに、これ
に対応する主基板ケース60の部分にロックピン用透孔
60sを設ける。この場合は、これら透孔を用い、主基
板ケース取り付け台70を介してロックピン100の先
端のフック部101を主基板ケース60内まで差し込む
ことにより、直接的に主基板ケース60をロックする態
様(方式)とすることができる。
【0052】タイプについては、図3で既に述べた
が、タイプによるものがロックピン100のほかにロ
ックボックスを用いる態様であるのと同様、タイプ
は、ロックピン100のほかに、他の部材・手段を組み
合わせて用いるものである。このタイプでは、主基板
ケース取り付け台70として、図3と同様に、主基板ケ
ース取り付け台70が相対向する枠部分70a,70b
を有し、さらには、図9にその一部を拡大例示するよう
に、これら枠部分の一方(70a)に第1の孔70g
を、その他方(70b)に第2の孔70hをそれぞれ設
けたものを用いることができる。そして、これに合わせ
て、図6に示したような、嵌入部(121a,122
a)を備える手段120(係止手段;係止体)を用いる
ことができる。
【0053】ここに、第1の孔70gは、このような手
段120の一部を嵌入するための孔であり、第2の孔7
0hは、該手段120の他の一部を嵌入するための孔で
ある。
【0054】すなわち、図6,9に例示する如くに、第
1の孔70gに嵌入するほぼコ字状の嵌入部121aを
一端側に有する第1の部材121と、第2の孔70hに
嵌入するほぼコ字状の嵌入部122aを一端側に有する
第2の部材122とのそれぞれの他端側の部分に、ロッ
クピン100を差し込むことによりそれら両部材12
1,122を互いに連結できる第2の手段120をさら
に使用し、これら第1および第2の部材121,122
を、主基板ケース取り付け台70に収納した主基板ケー
ス60の前面(の一部)を覆うよう、主基板ケース取り
付け台70の第1の孔70gおよび第2の孔70hを介
して取り付けて両部材121,122をロックピン10
0で固定する態様(方式)とすることができる。このタ
イプは、ベルト方式またはこれに類するものとして実施
でき、例えば第1の部材121の中間部分は、ベルト様
のものとすることができる。
【0055】本例においては、使用にあたっては、主基
板ケース60の収納の後、連結部を連結していない状態
の第1および第2の部材121,122の各一端側部分
のコ字状の嵌入部121a,122aの各先端部分を、
それぞれ第1,第2の孔70g,70h部分に嵌入、係
合させるようになす。しかして、図6に示すように、第
1および第2の部材121,122を、主基板ケース取
り付け台70に収納した主基板ケース60の前面部60
a一部を覆うよう、互いに連結し、その連結部分をロッ
クピン100で固定する。
【0056】このようにすると、図3の場合と同様の機
能が得られ、主基板ケース取り付け台70は、これを、
主基板ケース60をケース面と交差する前後の方向にて
出し入れが可能となるよう構成するとともに、上記両部
材121,122が一旦ロックピン100で連結・固定
された後は、その状態において、収納された主基板ケー
ス60の前面部側を係止できるようにしてその方向での
取り出しを阻止するよう構成することができる。したが
って、本実施例によっても、タイプと同様の作用効果
を得られ、スロットマシン1の主基板63を取り出して
ROMの変更や基板改造をするイカサマ防止のために、
適切に主基板ケース60を取り出しにくくすることがで
き、主基板ケース60を組み込んだ後に、ロックをつ
け、そのロックは壊さなければ主基板63を取り出せな
いため、そのようなイカサマ防止に有効に機能する。
【0057】なお、本例において、主基板ケース60を
収納したときのそれら第1の孔70gおよび第2の孔7
0hに対応する、当該主基板ケース60の対応箇所、す
なわちケース長手方向側面部60p,60qの対応部分
にも、上記嵌入部121a,122aの先端が嵌入する
孔を設けておくようにしてもよい。このようにすると、
上記嵌入部121a,122aが当該主基板ケース60
自体にも係合しているため、より取り出しにくくするこ
とができる。
【0058】また、上記手段120は、その両端部分1
21a,122aをそれぞれ孔70g,70hに嵌入さ
せる例を示したが、このような構成に限らず、その一方
側のみをかかる孔と嵌入部による係合方式としてもよ
い。例えば、第2の部材122の一端側(122a)
は、これを嵌入部ではなく、あらかじめ遊技機本体側ま
たは主基板ケース取り付け台70の枠部分(70b)内
面等に蝶番により回転可能に枢着して取り付ける蝶番方
式としてもよい。
【0059】したがって、この場合は、主基板ケース取
り付け台70は、枠部分(70a)を有し、その枠部分
に孔70gを設け、また、その孔70gに嵌入する嵌入
部121aを一端側に有する第1の部材121と、一端
側を機本体1aの基体50側または主基板ケース取り付
け台70に枢着して取り付けた第2の部材122とのそ
れぞれの他端側の部分に、ロックピン100を差し込む
ことによりそれら両部材121,122を互いに連結で
きる手段120をさらに使用し、これら第1および第2
の部材121,122を、主基板ケース取り付け台70
に装着した主基板ケース60の一部を覆うよう、主基板
ケース取り付け台70の孔70gを介して取り付けて両
部材121,122をロックピン100で固定する構成
とすることもできる。タイプの例は、このようにして
実施してもよい。
【0060】タイプは、図10にも併せて示す如く、
主基板ケース60の上下ケース体部分にロックピン用透
孔60s,60sを設けるとともに、これらに対応する
主基板ケース取り付け台70の後面部73の部分にロッ
クピン用透孔70sを設け、さらにこれの背後の基体5
0の一部に凹部50aを設けるものである(該当すると
きは、内部の主基板63にもロックピン100が通過す
る孔を設ける)。この場合は、じかに、主基板ケース6
0の上から、すなわち主基板ケース前面側からロックピ
ン100の先端を主基板ケース取り付け台70の後側ま
で差し込むことによって、主基板ケース60をロックす
る態様(方式)とすることができる。
【0061】タイプは、上記タイプの変形例でもあ
る。図10にも併せて示す如く、主基板ケース取り付け
台70の袋状部分72の前面部71にロックピン用透孔
70sを設けるとともに、これに対応する主基板ケース
60の部分にロックピン用透孔60sを設けるものであ
る。この場合も、主基板ケース取り付け台70を介して
ロックピン100の先端のフック部101を主基板ケー
ス60内まで差し込むことにより、直接的に主基板ケー
ス60をロックすることができる。
【0062】タイプ,,は、上述したのと同様の
作用効果に加えて、タイプ,のものに比べると、別
途他の部材(ロックボックス110や、第1および第2
の部材の連結体120)を使用しないで済む点で、より
有利である。他方、タイプは、適用する主基板ケース
60に、ロックピン用透孔等の加工部分を施さないでも
実施できる点で、タイプ,,に比べて有利である
という利点をさらに有しており、また、タイプも、上
記嵌入部121a,122aの先端が嵌入する孔を主基
板ケース60自体に設けておかない態様で実施するとき
は、タイプと同様の上記利点が得られる。
【0063】これらタイプ,,と、タイプ,
とは、両者を組み合わせる形で実施することもできる
し、例えば図10に例示するように、タイプ,,
のものだけの組み合わせで実施してもよい。また、図1
0の場合でも、その3種のもののいずれか二つの組み合
わせで実施してもよい。
【0064】上記で例示したロックピン100は、立会
い検査による要求等でかかるロックピンを外すことの必
要性が生じた場合、したがって、主基板ケース60の取
り外しの必要が発生した場合(なお、この場合もロック
は壊して外すことになり、したがって本ロックピンは一
回限りの使用である)等の備えとして、本発明採用のス
ロットマシン1の正当な所有者のみが所有し管理するよ
う、製造メーカによって与えられる性質のものであるこ
とは、いうまでもなく、また、上記の検査等で使用中の
ロックピンを外した後は、その所有者自身は、正当にも
との状態に復元できるものであることもいうまでもな
い。すなわち、その予備の新たなロックピンを用いて、
再度機本体にその主基板ケース60を組み込んだ後に、
ロックをつけて、そのロックは壊さなければ取り出せな
いようにすることができる。また、かかるロックピン1
00による場合は、同様に、本出願人の提案にかかるも
のであるが、キー装置を使用し、キーが開かなければ主
基板ケースが取り出せない方式と対比していえば、より
安価なものとなり、したがって、本発明は、コスト的に
も低コストで実施でき、ロックピンが使い捨てタイプで
のこの点で有利である。
【0065】なお、本発明は、以上の実施の形態に限定
されるものではない。例えば、上記各例ではスロットマ
シンを対象としたが、本発明は、これに限らず、遊技場
で遊技者の遊技の用に供されるべき遊技機であって、か
つコンピュータを使用するパチンコ機にも適用可能なこ
とはいうまでもない。本発明をパチンコ機に適用すれ
ば、同様にして、その主基板ケースを取り出しにくくす
ることができ、よって、本発明非採用のものに比し、そ
の制御用の主基板に対する不正、不法な改変造などの行
為から、有効にこれを保全しないし防止することができ
る。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、遊技場で遊技者の遊技
の用に供される遊技機における制御用の主基板に対する
変改造などの行為から、これを保全しないし防止するこ
とのできる対策・手段を組み込んだ遊技機を提供するこ
とができる。したがって、マイクロコンピュータを使用
するスロットマシンやパチンコ機その他のこれに類する
この種遊技場設置遊技機における主基板を取り出す等し
て、ROMの変更や基板改造などをするイカサマ防止の
ために、その主基板ケースを取り出しにくくすることの
できる本発明遊技機は、そうした行為の有効な対応策と
なる。しかも、万が一、そのような行為が行われるとき
は、直ちにそれが判明する結果、この点でもそうしたイ
カサマ防止等に役立ち、かかる行為を未然に抑制し得て
不正・不法行為の有効な対応策ともなり、また、低コス
トで実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るスロットマシンの一例
の全体斜視図である。
【図2】同じく、同例でのスロットマシンの制御系の構
成の一例を示すブロック図である。
【図3】同じく、同例における要部の構成の説明に供す
る斜視図である。
【図4】同じく、主基板ケースの一例の説明に供する斜
視図である。
【図5】同じく、主基板ケース取り付け台の機本体に対
する取り付け態様、および主基板ケースとの関係の一例
の説明に供する図である。
【図6】同じく、同例におけるロックピン使用の他の態
様の説明に供する図である。
【図7】同じく、同例において適用できるロックピン先
端のフック部の各例の説明に供する図である。
【図8】同じく、同例において適用できるロックピンに
おけるフック部および係止部のさらに他の各例の説明に
供する図である。
【図9】同じく、同例での主基板ケース取り付け台の他
の例の説明に供する図である。
【図10】同じく、同例においてロックピンを複数使用
する場合の態様の一例の説明に供する図である。
【図11】比較例として示すもので、スロットマシンの
内部構造の説明に供する図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン 1a スロットマシン本体 1b 前面パネル 2 リール回転用レバー(操作レバー) 4,5,6 リール 7,8,9 ストップスイッチ(操作ボタン) 10,11,12 観察窓 20 CPU 21 メモリ 22 コントローラ 31,32,33 入出力インターフェース(I/O) 34,35 ドライバ 36 表示部 41,42,43 ステッピングモータ 45 スタートスイッチ(S1) 46 ストップスイッチ(S2) 43 電源 50 基体 50a 凹部 60 主基板ケース 60a 上部ケース体 60b 下部ケース体 60m,60n,60p,60q ケース短手および長
手方向側面部 60s ロックピン用透孔 60t シール 61 ビス 62a,60b 半導体装置 63 主基板 64 コネクタ部 70 主基板ケース取り付け台 70a,70b,70c,70d 上面部、下面部、左
側面部、右側面部 70g,70h 孔 70s ロックピン用透孔 71 前面部 72 袋状部分 73 後面部 73a ビス孔 75 主基板ケース取り付け台止めビス 100 ロックピン 101 フック部 102 係止部 102a 係止部の延在部 110 ロックボックス 111 ロック穴 120 第1および第2の部材の連結体(第2の手段) 121 第1の部材 121a 嵌入部 122 第2の部材 122a 嵌入部 C2 錠前受台 C3 外部集中端子コード穴 F 主基板ユニット F1 主基板 F2 主基板ケース G 電源ユニット L リールユニット L11,L12,L13 リール(回胴) N 遊技メダル払い出し装置 N2 遊技メダルタンク P 固定手段(ビス等) T スロットマシン本体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場において遊技者の利用に用に供さ
    れる遊技場設置の遊技機であって、 制御用の主基板を内部に設置したケースと、 該主基板ケースを装着するものであって、遊技機内部に
    対し設けられた主基板ケース取り付け台とを備えるとと
    もに、 主基板に対する不正変更使用行為は排除するよう、該主
    基板ケース取り付け台から該主基板ケースを取り出しに
    くくする手段を、一または二以上備え、 該手段は、前記主基板ケースを前記主基板ケース取り付
    け台に装着した後に、ロックをつけ、そのロックは壊さ
    なければ、主基板ケースが取り出せない構成である、こ
    とを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記ロックのための手段は、 先端にフック部を有し、基端側に係止部を有するロック
    ピンを用い、 主基板ケース取り付け台から直接ロックする第1の態様
    か、 ロックボックスにロックする第2の態様か、 ベルト、またはこれに類似する手段を用いる方法による
    第3の態様か、 主基板ケースの上からロックする第4の態様か、 のいずれか一または二以上の組み合わせによる、ことを
    特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記第1の態様は、 主基板ケース取り付け台を介してロックピンの先端を主
    基板ケース内まで差し込むことにより直接的に主基板ケ
    ースをロックする、ことを特徴とする請求項2に記載の
    遊技機。
  4. 【請求項4】 前記第2の態様は、 主基板ケース取り付け台近傍に設けられるか、あるいは
    主基板ケース取り付け台に固定されたロックボックスの
    ロック穴にロックピンの先端を差し込む一方、その係止
    部の一部で主基板ケースの前面を係止するようにして主
    基板ケースをロックする、ことを特徴とする請求項2に
    記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記第3の態様は、 主基板ケース取り付け台の相対向する枠部分の一方に第
    1の孔を、その他方に第2の孔をそれぞれ設けるととも
    に、 その第1の孔に嵌入する嵌入部を一端側に有する第1の
    部材とその第2の孔に嵌入する嵌入部を一端側に有する
    第2の部材とのそれぞれの他端側の部分に、ロックピン
    を差し込むことによりそれら両部材を互いに連結できる
    第2の手段をさらに使用し、これら第1および第2の部
    材を、主基板ケース取り付け台に装着した主基板ケース
    の一部を覆うよう、主基板ケース取り付け台の第1の孔
    および第2の孔を介して取り付けて両部材をロックピン
    で固定する、ことを特徴とする請求項2に記載の遊技
    機。
  6. 【請求項6】 前記第3の態様は、 主基板ケース取り付け台の枠部分に孔を設けるととも
    に、 その孔に嵌入する嵌入部を一端側に有する第1の部材
    と、一端側を遊技機本体側または主基板ケース取り付け
    台に枢着して取り付けた第2の部材とのそれぞれの他端
    側の部分に、ロックピンを差し込むことによりそれら両
    部材を互いに連結できる第2の手段をさらに使用し、こ
    れら第1および第2の部材を、主基板ケース取り付け台
    に装着した主基板ケースの一部を覆うよう、主基板ケー
    ス取り付け台の孔を介して取り付けて両部材をロックピ
    ンで固定する、ことを特徴とする請求項2に記載の遊技
    機。
  7. 【請求項7】 前記第4の態様は、 主基板ケースの前面側からロックピンの先端を主基板ケ
    ース取り付け台後側まで差し込むことにより主基板ケー
    スをロックする、ことを特徴とする請求項2に記載の遊
    技機。
  8. 【請求項8】 前記主基板ケース取り付け台は、当該主
    基板ケース取り付け台に装着した状態の主基板ケース
    が、当該主基板ケース取り付け台の外部から見えるよう
    に構成され、 斯く装着された主基板ケースは、当該主基板ケース取り
    付け台外部から見える部分を通してそのケース内部を見
    ることができる、ことを特徴とする請求項1ないし請求
    項7のいずれかに記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 前記主基板ケース取り付け台が、当該主
    基板ケース取り付け台が取り付けられるべき遊技機内部
    側の部分に対し螺着具または固定具によって取り付けら
    れ、該螺着具または固定具は、主基板ケースが当該主基
    板ケース取り付け台に装着されている状態では、当該主
    基板ケースにより覆われている、ことを特徴とする請求
    項1ないし請求項7のいずれかに記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 前記遊技機は、スロットマシンか、ま
    たはパチンコ機であり、 主基板はコンピュータ制御に用いる基板であり、 該主基板に対する不正変更使用行為の排除は、ROMの
    変更や基板改造をするイカサマ防止のためである、こと
    を特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載
    の遊技機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008259672A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2010063512A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機の回路基板のロック構造
JP2013059582A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Olympia:Kk 遊技機
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