JPH11168481A - 情報処理方法、車載用情報処理装置及び自動車 - Google Patents
情報処理方法、車載用情報処理装置及び自動車Info
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- JPH11168481A JPH11168481A JP9331918A JP33191897A JPH11168481A JP H11168481 A JPH11168481 A JP H11168481A JP 9331918 A JP9331918 A JP 9331918A JP 33191897 A JP33191897 A JP 33191897A JP H11168481 A JPH11168481 A JP H11168481A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動体に搭載される各種情報機器が、容易に
設置できるようにすると共に、各種携帯用機器との接続
が容易にできるようにする。 【解決手段】 移動体に設置される第1の情報機器2
0,30又は40と、携帯用として構成された第2の情
報機器60とを、この第2の情報機器が備える入出力部
に適合した形式のバスラインで接続し、第2の情報機器
の制御を、第1の情報機器側から接続されたバスライン
を介して行うようにした。
設置できるようにすると共に、各種携帯用機器との接続
が容易にできるようにする。 【解決手段】 移動体に設置される第1の情報機器2
0,30又は40と、携帯用として構成された第2の情
報機器60とを、この第2の情報機器が備える入出力部
に適合した形式のバスラインで接続し、第2の情報機器
の制御を、第1の情報機器側から接続されたバスライン
を介して行うようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの移動
体に搭載した情報機器での処理に適用して好適な情報処
理方法及び車載用情報処理装置並びにこの情報処理装置
を搭載した自動車に関する。
体に搭載した情報機器での処理に適用して好適な情報処
理方法及び車載用情報処理装置並びにこの情報処理装置
を搭載した自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車などの移動体に各種情報機
器を搭載させて、各種情報処理ができるようにしたもの
がある。例えば、ラジオ放送などの放送波を受信して、
その放送波に含まれる音声情報を再生させたり、放送波
に含まれる交通情報などの文字情報を表示させるように
したラジオ受信機が普及している。また、いわゆるカー
オーディオ装置として、コンパクトディスク(CD)な
どの各種オーディオ記録媒体を再生する装置が普及して
いる。また、人工衛星などから送信される測位用信号を
受信して、その信号に含まれる情報を演算処理して、移
動体の位置や走行状態などを検出するナビゲーション装
置を搭載したものもある。また、自動車電話や携帯電話
などと称される無線電話装置を搭載させて、移動体が移
動中であっても通話やデータ伝送ができるようにしたも
のもある。このように自動車などの移動体が搭載する情
報機器は近年増加する傾向にある。
器を搭載させて、各種情報処理ができるようにしたもの
がある。例えば、ラジオ放送などの放送波を受信して、
その放送波に含まれる音声情報を再生させたり、放送波
に含まれる交通情報などの文字情報を表示させるように
したラジオ受信機が普及している。また、いわゆるカー
オーディオ装置として、コンパクトディスク(CD)な
どの各種オーディオ記録媒体を再生する装置が普及して
いる。また、人工衛星などから送信される測位用信号を
受信して、その信号に含まれる情報を演算処理して、移
動体の位置や走行状態などを検出するナビゲーション装
置を搭載したものもある。また、自動車電話や携帯電話
などと称される無線電話装置を搭載させて、移動体が移
動中であっても通話やデータ伝送ができるようにしたも
のもある。このように自動車などの移動体が搭載する情
報機器は近年増加する傾向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来はこれ
らの車載用の情報機器は、他の情報機器とほとんど関連
なく車内に設置され、複数の機能を備えた装置として
は、カーオーディオ装置にラジオ受信機を組み込む程度
のことしか行われていない。従って、従来は搭載する情
報機器が増える毎に、その情報機器を車内に設置するた
めの配線を行う必要があり、自動車内に情報機器用の非
常に多くの配線を施す必要があった。
らの車載用の情報機器は、他の情報機器とほとんど関連
なく車内に設置され、複数の機能を備えた装置として
は、カーオーディオ装置にラジオ受信機を組み込む程度
のことしか行われていない。従って、従来は搭載する情
報機器が増える毎に、その情報機器を車内に設置するた
めの配線を行う必要があり、自動車内に情報機器用の非
常に多くの配線を施す必要があった。
【0004】一方、上述した各種情報機器は、車載用と
して自動車などに組み込むことを前提に設計されたもの
の他に、携帯用として小型に構成された機器も多々あ
り、このような機器を車内に持ち込むことで、車載用の
機器と同様に車内で使用できる場合もある。
して自動車などに組み込むことを前提に設計されたもの
の他に、携帯用として小型に構成された機器も多々あ
り、このような機器を車内に持ち込むことで、車載用の
機器と同様に車内で使用できる場合もある。
【0005】例えば、液晶表示パネルなどを使用した比
較的小型の携帯用ディスプレイ装置が各種開発されてお
り、例えばテレビジョン放送用のチューナが組み込まれ
た小型のディスプレイ装置を車内に持ち込むことで、テ
レビジョン放送を車内で視聴することが可能になる。
較的小型の携帯用ディスプレイ装置が各種開発されてお
り、例えばテレビジョン放送用のチューナが組み込まれ
た小型のディスプレイ装置を車内に持ち込むことで、テ
レビジョン放送を車内で視聴することが可能になる。
【0006】ところが、このような携帯用の情報機器
は、一般にはその機器単体で必要な動作を行うように構
成してあり、車内に設置された車載用の機器とは全く関
係なく作動する。従って、例えばナビゲーション装置と
して車内に設置されたディスプレイ装置に、携帯用とし
て小型に構成されたビデオ再生装置などを接続して、そ
の再生装置で再生されたビデオプログラムをナビゲーシ
ョン装置のディスプレイ装置に表示させるようなこと
は、一般には困難であった。
は、一般にはその機器単体で必要な動作を行うように構
成してあり、車内に設置された車載用の機器とは全く関
係なく作動する。従って、例えばナビゲーション装置と
して車内に設置されたディスプレイ装置に、携帯用とし
て小型に構成されたビデオ再生装置などを接続して、そ
の再生装置で再生されたビデオプログラムをナビゲーシ
ョン装置のディスプレイ装置に表示させるようなこと
は、一般には困難であった。
【0007】本発明の目的は、移動体に搭載される各種
情報機器が、容易に設置できるようにすると共に、各種
携帯用機器との接続が容易にできるようにすることにあ
る。
情報機器が、容易に設置できるようにすると共に、各種
携帯用機器との接続が容易にできるようにすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の情報処理方法は、移動体に設置される第1の
情報機器と、携帯用として構成された第2の情報機器と
を、この第2の情報機器が備える入出力部に適合した形
式のバスラインで接続し、第2の情報機器の制御を、第
1の情報機器側から接続されたバスラインを介して行う
ようにしたものである。
に本発明の情報処理方法は、移動体に設置される第1の
情報機器と、携帯用として構成された第2の情報機器と
を、この第2の情報機器が備える入出力部に適合した形
式のバスラインで接続し、第2の情報機器の制御を、第
1の情報機器側から接続されたバスラインを介して行う
ようにしたものである。
【0009】かかる処理を行うことで、携帯用として構
成された情報機器を、移動体に設置された情報機器に容
易に接続することができると共に、その接続された携帯
用の情報機器の制御が、移動体に設置された機器側から
行える。
成された情報機器を、移動体に設置された情報機器に容
易に接続することができると共に、その接続された携帯
用の情報機器の制御が、移動体に設置された機器側から
行える。
【0010】また本発明の車載用情報処理装置及びこの
車載用情報処理装置を備えた自動車は、車載用情報機器
として、所定の形式のバスラインの接続部を備え、接続
部にバスラインを介して携帯用情報機器を接続したと
き、この携帯用情報機器の制御を、車載用情報機器側か
らバスラインを介して行うように構成したものである。
車載用情報処理装置を備えた自動車は、車載用情報機器
として、所定の形式のバスラインの接続部を備え、接続
部にバスラインを介して携帯用情報機器を接続したと
き、この携帯用情報機器の制御を、車載用情報機器側か
らバスラインを介して行うように構成したものである。
【0011】かかる構成によると、車載用情報機器に簡
単に携帯用情報機器を接続して、連携して作動させるこ
とが可能になる。
単に携帯用情報機器を接続して、連携して作動させるこ
とが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照して説明する。
付図面を参照して説明する。
【0013】まず、本例の装置のシステム全体の構成
を、図1及び図2を参照して説明する。本例において
は、移動体(ここでは自動車)内に設置された情報処理
システムとしてある。具体的には、図2に示すように、
自動車100内のダッシュボード上に、比較的小型の液
晶画像表示パネルよりなるモニタ装置10が取付けてあ
り、このモニタ装置10はコントローラ20が接続して
あり、コントローラ20に得られる各種情報を、モニタ
装置10の表示部に表示させる構成としてある。そし
て、コントローラ20には、各種情報処理機器が所定の
バスラインを介して接続してある。
を、図1及び図2を参照して説明する。本例において
は、移動体(ここでは自動車)内に設置された情報処理
システムとしてある。具体的には、図2に示すように、
自動車100内のダッシュボード上に、比較的小型の液
晶画像表示パネルよりなるモニタ装置10が取付けてあ
り、このモニタ装置10はコントローラ20が接続して
あり、コントローラ20に得られる各種情報を、モニタ
装置10の表示部に表示させる構成としてある。そし
て、コントローラ20には、各種情報処理機器が所定の
バスラインを介して接続してある。
【0014】コントローラ20に接続される機器として
は、ここではナビゲーション装置30とテレビジョンチ
ューナ40と携帯電話機50とスピーカ装置71,7
2,73,74が用意され、バスラインにより所定の順
序で接続される。ナビゲーション装置30とテレビジョ
ンチューナ40は、車内の空きスペース(ダッシュボー
ドの下部,トランク内など)に設置される。携帯電話機
50は、車内の座席の近傍などに置かれる。4個のスピ
ーカ装置71,72,73,74は、例えば車内の前方
の左右と後方の左右に設置される。また、アンテナ4
2,43などの付属機器が、テレビジョンチューナ40
などに接続してある。
は、ここではナビゲーション装置30とテレビジョンチ
ューナ40と携帯電話機50とスピーカ装置71,7
2,73,74が用意され、バスラインにより所定の順
序で接続される。ナビゲーション装置30とテレビジョ
ンチューナ40は、車内の空きスペース(ダッシュボー
ドの下部,トランク内など)に設置される。携帯電話機
50は、車内の座席の近傍などに置かれる。4個のスピ
ーカ装置71,72,73,74は、例えば車内の前方
の左右と後方の左右に設置される。また、アンテナ4
2,43などの付属機器が、テレビジョンチューナ40
などに接続してある。
【0015】これらの機器の内の携帯電話機50以外の
機器は、自動車内に予め設置されて、自動車側のバッテ
リ(図示せず)からの電源の供給で作動する車載用の機
器である。また、所定のバスラインを介して携帯用の情
報処理装置を、このシステムに接続することもできる構
成としてある。ここでは、ビデオカメラ60を接続した
例を示してある。
機器は、自動車内に予め設置されて、自動車側のバッテ
リ(図示せず)からの電源の供給で作動する車載用の機
器である。また、所定のバスラインを介して携帯用の情
報処理装置を、このシステムに接続することもできる構
成としてある。ここでは、ビデオカメラ60を接続した
例を示してある。
【0016】次に、図1を参照して具体的なシステム構
成について説明すると、モニタ装置10は、液晶パネル
などで構成される映像表示部11を備え、コントローラ
20の制御で所定の映像(画像)を表示する。またモニ
タ装置10は、リモートコントロール信号受信部12を
備え、リモートコントロール装置13,14などから送
信される赤外線信号を受信(受光)して、その受信した
信号で示される制御情報を、コントローラ20に伝送す
る。なお、本例ではリモートコントロール装置13はナ
ビゲーション用リモートコントロール装置であり、リモ
ートコントロール装置14はビデオカメラ用リモートコ
ントロール装置である。
成について説明すると、モニタ装置10は、液晶パネル
などで構成される映像表示部11を備え、コントローラ
20の制御で所定の映像(画像)を表示する。またモニ
タ装置10は、リモートコントロール信号受信部12を
備え、リモートコントロール装置13,14などから送
信される赤外線信号を受信(受光)して、その受信した
信号で示される制御情報を、コントローラ20に伝送す
る。なお、本例ではリモートコントロール装置13はナ
ビゲーション用リモートコントロール装置であり、リモ
ートコントロール装置14はビデオカメラ用リモートコ
ントロール装置である。
【0017】このナビゲーション用とビデオカメラ用の
リモートコントロール装置は、そのリモートコントロー
ル装置に配置されたキーの操作に基づいて送信される赤
外線信号の機器コードを、操作される機器に対応したデ
ータに設定してある。即ち、各リモートコントロール装
置13,14から送信される赤外線信号の例を図4に示
すと、この図4は赤外線信号として送信されるパルス信
号を示したもので、ハイレベルの期間が赤外線信号が発
光する期間で、ローレベルの期間が赤外線信号が発光し
ない期間である。図4に示すように、1単位の赤外線信
号を送信する場合には、最初に所定の長さのガイドパル
スを発光させ、続いて制御する情報を示すデータコード
を所定ビット数(ここでは7ビット)送信し、最後に制
御される機器の種別を示すカテゴリーコードを所定ビッ
ト数(ここでは8ビット)送信する。ここで、ナビゲー
ション用のリモートコントロール装置13とビデオカメ
ラ用のリモートコントロール装置14では、カテゴリー
コードを変えてある。
リモートコントロール装置は、そのリモートコントロー
ル装置に配置されたキーの操作に基づいて送信される赤
外線信号の機器コードを、操作される機器に対応したデ
ータに設定してある。即ち、各リモートコントロール装
置13,14から送信される赤外線信号の例を図4に示
すと、この図4は赤外線信号として送信されるパルス信
号を示したもので、ハイレベルの期間が赤外線信号が発
光する期間で、ローレベルの期間が赤外線信号が発光し
ない期間である。図4に示すように、1単位の赤外線信
号を送信する場合には、最初に所定の長さのガイドパル
スを発光させ、続いて制御する情報を示すデータコード
を所定ビット数(ここでは7ビット)送信し、最後に制
御される機器の種別を示すカテゴリーコードを所定ビッ
ト数(ここでは8ビット)送信する。ここで、ナビゲー
ション用のリモートコントロール装置13とビデオカメ
ラ用のリモートコントロール装置14では、カテゴリー
コードを変えてある。
【0018】コントローラ20では、リモートコントロ
ール信号受信部12が受信したリモートコントロール信
号のカテゴリーコードを判別して、どの機器を制御する
情報であるか判断し、バスラインで接続された機器にそ
の制御情報を転送する処理を行う。
ール信号受信部12が受信したリモートコントロール信
号のカテゴリーコードを判別して、どの機器を制御する
情報であるか判断し、バスラインで接続された機器にそ
の制御情報を転送する処理を行う。
【0019】コントローラ20に各機器を接続するため
のバスラインとしては、ここではIEEE(Institute
of Electrical and Electronics Engineers:電気・電子
学会)で認定されたIEEE1394と称される規格に
よるバスラインを使用する。このIEEE1394の規
格によるバスラインは、接続に使用するケーブルとし
て、例えば図5に示すように、電源線91とデータ線9
2とストローブ線93とが束ねられてシールドされた接
続ケーブル90を使用する。また、その接続ケーブル9
0が接続されるポート部80としては、電源線91に直
流低圧電源の出力又は入力処理を行う電源回路81と、
データ線92で伝送されるデータの入出力処理を行うデ
ータ処理回路82と、ストローブ線93で伝送されるデ
ータ(ストローブ)の入出力処理を行うストローブ処理
回路83とを備える。
のバスラインとしては、ここではIEEE(Institute
of Electrical and Electronics Engineers:電気・電子
学会)で認定されたIEEE1394と称される規格に
よるバスラインを使用する。このIEEE1394の規
格によるバスラインは、接続に使用するケーブルとし
て、例えば図5に示すように、電源線91とデータ線9
2とストローブ線93とが束ねられてシールドされた接
続ケーブル90を使用する。また、その接続ケーブル9
0が接続されるポート部80としては、電源線91に直
流低圧電源の出力又は入力処理を行う電源回路81と、
データ線92で伝送されるデータの入出力処理を行うデ
ータ処理回路82と、ストローブ線93で伝送されるデ
ータ(ストローブ)の入出力処理を行うストローブ処理
回路83とを備える。
【0020】ストローブ線93で伝送されるストローブ
は、データ線92で伝送されるデータを補う信号であ
り、データとストローブとの排他的論理和をとること
で、データのクロックが生成される構成としてある。例
えば図6に示すように、データ線92で伝送されるデー
タが図6のAに示す状態であるとき、ストローブは図6
のBに示すように、そのデータが変化しないタイミング
で反転する信号となり、両信号の排他的論理和をとるこ
とで、図6のCに示すクロックが受信側で生成される。
は、データ線92で伝送されるデータを補う信号であ
り、データとストローブとの排他的論理和をとること
で、データのクロックが生成される構成としてある。例
えば図6に示すように、データ線92で伝送されるデー
タが図6のAに示す状態であるとき、ストローブは図6
のBに示すように、そのデータが変化しないタイミング
で反転する信号となり、両信号の排他的論理和をとるこ
とで、図6のCに示すクロックが受信側で生成される。
【0021】そして、IEEE1394の規格のバスラ
インでは、ポート部にバスラインの接続があったとき、
接続された各機器に自動的にアドレスを付与して、その
アドレスで転送される情報の受信先を指定する構成とし
てある。
インでは、ポート部にバスラインの接続があったとき、
接続された各機器に自動的にアドレスを付与して、その
アドレスで転送される情報の受信先を指定する構成とし
てある。
【0022】また、このIEEE1394の規格のバス
ラインで伝送される方式としては、非同期転送モードで
あるアシンクロナス転送モードと、リアルタイムデータ
転送モードであるアイソクロナス転送モードとの2種類
が用意され、伝送する情報の種類により使い分けられ
る。具体的には、各機器の制御情報などの情報は、アシ
ンクロナス転送モードでパケット単位でデータ転送が行
われる。図7は、このアシンクロナス転送モードで転送
されるパケットを示したもので、データ転送を希望する
ポート部からは、バスラインを獲得するためのアビトレ
ーション処理を実行する。このアビトレーション処理で
バスラインの転送権利を獲得すると、次にデータパケッ
トが送出される。このデータパケットは、ヘッダ部とデ
ータ部とからなり、ヘッダ部には相手アドレス,自アド
レス,転送データサイズなどの情報が含まれ、データ部
には実際に転送するデータが含まれる。ヘッダ部とデー
タ部の各データには、誤り訂正用のCRCコードが付加
されている。
ラインで伝送される方式としては、非同期転送モードで
あるアシンクロナス転送モードと、リアルタイムデータ
転送モードであるアイソクロナス転送モードとの2種類
が用意され、伝送する情報の種類により使い分けられ
る。具体的には、各機器の制御情報などの情報は、アシ
ンクロナス転送モードでパケット単位でデータ転送が行
われる。図7は、このアシンクロナス転送モードで転送
されるパケットを示したもので、データ転送を希望する
ポート部からは、バスラインを獲得するためのアビトレ
ーション処理を実行する。このアビトレーション処理で
バスラインの転送権利を獲得すると、次にデータパケッ
トが送出される。このデータパケットは、ヘッダ部とデ
ータ部とからなり、ヘッダ部には相手アドレス,自アド
レス,転送データサイズなどの情報が含まれ、データ部
には実際に転送するデータが含まれる。ヘッダ部とデー
タ部の各データには、誤り訂正用のCRCコードが付加
されている。
【0023】アシンクロナス転送モードでデータを受信
した側では、その転送されたデータに対しての受信結果
を、受信確認用返送コードであるアクノリッジメントコ
ードとして、送信元に返送する。以上の処理を、転送す
るデータがある限り繰り返し実行する。
した側では、その転送されたデータに対しての受信結果
を、受信確認用返送コードであるアクノリッジメントコ
ードとして、送信元に返送する。以上の処理を、転送す
るデータがある限り繰り返し実行する。
【0024】映像情報やオーディオ情報などのリアルタ
イムでの転送を必要とする大容量の情報については、ア
イソクロナス転送モードでデータ転送が行われる。図8
は、このアイソクロナス転送モードで転送されるパケッ
トを示したもので、データ転送を希望するポート部から
は、最初のチャンネル(第1チャンネル)のバスライン
を獲得するためのアビトレーション処理を実行する。こ
のアビトレーション処理でバスラインの転送権利を獲得
すると、次に第1チャンネルでのデータパケットが送出
され、このデータパケットで映像情報などの任意の情報
が転送される。そして、この第1チャンネルのパケット
が終了すると、所定のギャップを開けた後、第2チャン
ネルのアビトレーションとデータパケットの転送が行わ
れ、以後データパケットで必要とするデータの伝送が終
了するまで、任意のチャンネル数の伝送が繰り返し実行
される。この場合、アイソクロナス転送モードは、アシ
ンクロナス転送モードより優先されて転送が実行され、
転送帯域を保証した転送モードとなる。またアイソクロ
ナス転送モードでは、受信確認用返送コードの送信はな
い。
イムでの転送を必要とする大容量の情報については、ア
イソクロナス転送モードでデータ転送が行われる。図8
は、このアイソクロナス転送モードで転送されるパケッ
トを示したもので、データ転送を希望するポート部から
は、最初のチャンネル(第1チャンネル)のバスライン
を獲得するためのアビトレーション処理を実行する。こ
のアビトレーション処理でバスラインの転送権利を獲得
すると、次に第1チャンネルでのデータパケットが送出
され、このデータパケットで映像情報などの任意の情報
が転送される。そして、この第1チャンネルのパケット
が終了すると、所定のギャップを開けた後、第2チャン
ネルのアビトレーションとデータパケットの転送が行わ
れ、以後データパケットで必要とするデータの伝送が終
了するまで、任意のチャンネル数の伝送が繰り返し実行
される。この場合、アイソクロナス転送モードは、アシ
ンクロナス転送モードより優先されて転送が実行され、
転送帯域を保証した転送モードとなる。またアイソクロ
ナス転送モードでは、受信確認用返送コードの送信はな
い。
【0025】このように構成されて作動するバスライン
により各機器間を接続してあることで、接続された複数
の機器の内の任意の機器の間で各種情報の転送ができる
ものである。
により各機器間を接続してあることで、接続された複数
の機器の内の任意の機器の間で各種情報の転送ができる
ものである。
【0026】図1の説明に戻ると、コントローラ20
は、ラジオ放送の受信部などのオーディオ再生処理部を
備え、ラジオ受信用のアンテナ22aが取付けてあり、
2個のバスライン接続用のポート24a,24bを有
し、本例ではその内の1個のポート24aに、バスライ
ンB1を介してスピーカ装置71のポート71aを接続
する。また、スピーカ装置71のポート71bに、バス
ラインB2を介してスピーカ装置72のポート72aを
接続する。各スピーカ装置71,72は、バスラインB
1,B2を介して伝送されるオーディオ情報の内のその
スピーカ装置に割当てられたチャンネルのオーディオ情
報を、アナログのオーディオ信号とする変換処理を内部
で行い、その変換されたアナログオーディオ信号により
スピーカ装置内のスピーカユニット(図示せず)を駆動
させる。
は、ラジオ放送の受信部などのオーディオ再生処理部を
備え、ラジオ受信用のアンテナ22aが取付けてあり、
2個のバスライン接続用のポート24a,24bを有
し、本例ではその内の1個のポート24aに、バスライ
ンB1を介してスピーカ装置71のポート71aを接続
する。また、スピーカ装置71のポート71bに、バス
ラインB2を介してスピーカ装置72のポート72aを
接続する。各スピーカ装置71,72は、バスラインB
1,B2を介して伝送されるオーディオ情報の内のその
スピーカ装置に割当てられたチャンネルのオーディオ情
報を、アナログのオーディオ信号とする変換処理を内部
で行い、その変換されたアナログオーディオ信号により
スピーカ装置内のスピーカユニット(図示せず)を駆動
させる。
【0027】また本例では、スピーカ装置72のポート
72bに、バスラインB3を介して携帯電話機50のポ
ート51を接続する。この携帯電話機50の接続は、車
内に携帯電話機50が持ち込まれた場合にだけ行う。
72bに、バスラインB3を介して携帯電話機50のポ
ート51を接続する。この携帯電話機50の接続は、車
内に携帯電話機50が持ち込まれた場合にだけ行う。
【0028】またコントローラ20のポート24bに、
バスラインB4を介してナビゲーション装置30のポー
ト38aを接続する。このナビゲーション装置30は、
GPS(Global Positioning System )などの測位シス
テムを利用して自動車の現在位置などを検出すると共
に、道路地図情報が記憶された地図ディスク(CD−R
OM)の読出し部を備えて、現在位置の近傍などの道路
地図を表示させる画像情報を作成させる処理を行う。な
お、ナビゲーション装置30には、GPS用のアンテナ
31aが接続してある。
バスラインB4を介してナビゲーション装置30のポー
ト38aを接続する。このナビゲーション装置30は、
GPS(Global Positioning System )などの測位シス
テムを利用して自動車の現在位置などを検出すると共
に、道路地図情報が記憶された地図ディスク(CD−R
OM)の読出し部を備えて、現在位置の近傍などの道路
地図を表示させる画像情報を作成させる処理を行う。な
お、ナビゲーション装置30には、GPS用のアンテナ
31aが接続してある。
【0029】ナビゲーション装置30のポート38bに
は、バスラインB5を介してテレビジョンチューナ40
のポート41aを接続する。このテレビジョンチューナ
40は、接続された複数のアンテナ42,43を使用し
て受信した所定のチャンネルのテレビジョン放送波を復
調する処理を行い、その復調して得られた映像情報及び
オーディオ情報を、接続されたバスラインに送出させ
る。
は、バスラインB5を介してテレビジョンチューナ40
のポート41aを接続する。このテレビジョンチューナ
40は、接続された複数のアンテナ42,43を使用し
て受信した所定のチャンネルのテレビジョン放送波を復
調する処理を行い、その復調して得られた映像情報及び
オーディオ情報を、接続されたバスラインに送出させ
る。
【0030】テレビジョンチューナ40のポート41b
には、バスラインB6を介してスピーカ装置73のポー
ト73aを接続し、スピーカ装置73のポート73bに
は、バスラインB7を介してスピーカ装置74のポート
74aを接続する。各スピーカ装置73,74は、スピ
ーカ装置71,72と同様に、バスラインを介して伝送
されるオーディオ情報の内のそのスピーカ装置に割当て
られたチャンネルのオーディオ情報を、アナログ信号に
変換してスピーカユニットから放音させる処理が行われ
る。なお、本例ではスピーカ装置74のもう一つのポー
ト74bには、何も接続しない。
には、バスラインB6を介してスピーカ装置73のポー
ト73aを接続し、スピーカ装置73のポート73bに
は、バスラインB7を介してスピーカ装置74のポート
74aを接続する。各スピーカ装置73,74は、スピ
ーカ装置71,72と同様に、バスラインを介して伝送
されるオーディオ情報の内のそのスピーカ装置に割当て
られたチャンネルのオーディオ情報を、アナログ信号に
変換してスピーカユニットから放音させる処理が行われ
る。なお、本例ではスピーカ装置74のもう一つのポー
ト74bには、何も接続しない。
【0031】そして本例においては、ナビゲーション装
置30が、さらにもう一つのバスライン接続用ポート3
8cを備えて、そのポート38cにバスラインB8を介
してビデオカメラ60を接続する。このビデオカメラ6
0は、光学レンズを介して入射した像光の撮影を行うカ
メラ部と、ビデオテープなどの記録媒体に撮影して得た
映像信号やオーディオ信号をデジタル情報として記録す
る記録再生部と、小型の液晶表示パネルなどで構成され
るモニタ部を備えて、モニタ部に撮影中の映像や記録媒
体に記録された映像を表示させることができる構成とし
てある。
置30が、さらにもう一つのバスライン接続用ポート3
8cを備えて、そのポート38cにバスラインB8を介
してビデオカメラ60を接続する。このビデオカメラ6
0は、光学レンズを介して入射した像光の撮影を行うカ
メラ部と、ビデオテープなどの記録媒体に撮影して得た
映像信号やオーディオ信号をデジタル情報として記録す
る記録再生部と、小型の液晶表示パネルなどで構成され
るモニタ部を備えて、モニタ部に撮影中の映像や記録媒
体に記録された映像を表示させることができる構成とし
てある。
【0032】この場合、本例のビデオカメラ60は携帯
用として比較的小型に構成され、基本的には内蔵された
バッテリから供給される電源により作動する構成として
あり、車内にビデオカメラ60が持ち込まれた場合にだ
け接続を行う。このビデオカメラ60は、デジタル化さ
れた映像情報,オーディオ情報,制御情報などの入出力
を行う端子(ポート)を備える。この端子は、IEEE
1394の規格に適合したポートとして構成してあり、
このポート65aにバスラインB8が接続される。な
お、ビデオカメラなどの映像機器の場合には、IEEE
1394の規格に適合したポートは、DV端子などと称
される端子として用意されている。
用として比較的小型に構成され、基本的には内蔵された
バッテリから供給される電源により作動する構成として
あり、車内にビデオカメラ60が持ち込まれた場合にだ
け接続を行う。このビデオカメラ60は、デジタル化さ
れた映像情報,オーディオ情報,制御情報などの入出力
を行う端子(ポート)を備える。この端子は、IEEE
1394の規格に適合したポートとして構成してあり、
このポート65aにバスラインB8が接続される。な
お、ビデオカメラなどの映像機器の場合には、IEEE
1394の規格に適合したポートは、DV端子などと称
される端子として用意されている。
【0033】次に、本例のシステムのコントローラ20
とナビゲーション装置30とビデオカメラ60の詳細
を、図3を参照して説明する。
とナビゲーション装置30とビデオカメラ60の詳細
を、図3を参照して説明する。
【0034】コントローラ20は、システム内の各部の
制御を行う制御部21と、ラジオ受信部22などのオー
ディオ再生処理部を備えると共に、バスラインを介した
伝送処理のためのインターフェース部24と、このイン
ターフェース部24で送信又は受信されるデータの変調
又は復調処理を行うコーデック部23とを備える。イン
ターフェース部24は、バスライン用のポート部を有し
て、バスライン接続用の端子部として機能する。
制御を行う制御部21と、ラジオ受信部22などのオー
ディオ再生処理部を備えると共に、バスラインを介した
伝送処理のためのインターフェース部24と、このイン
ターフェース部24で送信又は受信されるデータの変調
又は復調処理を行うコーデック部23とを備える。イン
ターフェース部24は、バスライン用のポート部を有し
て、バスライン接続用の端子部として機能する。
【0035】ナビゲーション装置30は、GPS用衛星
から送信される信号の受信処理部31を備えて、この受
信処理部31で受信した信号の測位演算処理で現在位置
を検出する。この現在位置の測位を行うと、ナビゲーシ
ョン装置の制御部33は、ディスク再生部34で地図デ
ィスクから現在位置の近傍の道路地図データを読出さ
せ、その道路地図データをグラフィックコントローラ3
2に供給して、道路地図を表示させるための映像データ
を生成させる。なお、動作モードによっては、道路地図
以外の各種案内表示を行うための映像データを生成させ
る場合もある。
から送信される信号の受信処理部31を備えて、この受
信処理部31で受信した信号の測位演算処理で現在位置
を検出する。この現在位置の測位を行うと、ナビゲーシ
ョン装置の制御部33は、ディスク再生部34で地図デ
ィスクから現在位置の近傍の道路地図データを読出さ
せ、その道路地図データをグラフィックコントローラ3
2に供給して、道路地図を表示させるための映像データ
を生成させる。なお、動作モードによっては、道路地図
以外の各種案内表示を行うための映像データを生成させ
る場合もある。
【0036】また、本例のナビゲーション装置30は、
VICS(Vehicle Information and Communication Sy
stem)と称される道路交通情報通信システムの受信を行
うように構成してあり、そのための受信部35を備え、
FM放送に多重されて伝送されるVICSの信号を受信
するアンテナ35aと、道路上の光ビーコンから伝送さ
れるVICSの信号を受信する光ビーコン受信部35b
と、道路上の電波ビーコンから伝送されるVICSの信
号を受信する電波ビーコン受信部35cとが、受信部3
5に接続してある。この受信部35で受信されたVIC
Sのデータ(道路交通情報)は、VICSデコーダ36
に供給されてデコード処理が行われ、必要によりグラフ
ィックコントローラ32で処理される道路地図上に受信
した道路交通情報(道路の混雑状態など)を付与する処
理が行われる。
VICS(Vehicle Information and Communication Sy
stem)と称される道路交通情報通信システムの受信を行
うように構成してあり、そのための受信部35を備え、
FM放送に多重されて伝送されるVICSの信号を受信
するアンテナ35aと、道路上の光ビーコンから伝送さ
れるVICSの信号を受信する光ビーコン受信部35b
と、道路上の電波ビーコンから伝送されるVICSの信
号を受信する電波ビーコン受信部35cとが、受信部3
5に接続してある。この受信部35で受信されたVIC
Sのデータ(道路交通情報)は、VICSデコーダ36
に供給されてデコード処理が行われ、必要によりグラフ
ィックコントローラ32で処理される道路地図上に受信
した道路交通情報(道路の混雑状態など)を付与する処
理が行われる。
【0037】そして、ナビゲーション装置30について
も、コーデック部37とインターフェース部38とを備
え、グラフィックコントローラ32で生成された地図な
どを表示させる映像データを、このインターフェース部
38からバスラインB4を介してコントローラ20側の
インターフェース部24に伝送して、コントローラ20
に接続されたモニタ装置10の映像表示部11に映像を
表示させる処理が行われる。この場合の映像データのバ
スラインでの伝送は、リアルタイム転送であるアイソク
ロナス転送モードで行われる。
も、コーデック部37とインターフェース部38とを備
え、グラフィックコントローラ32で生成された地図な
どを表示させる映像データを、このインターフェース部
38からバスラインB4を介してコントローラ20側の
インターフェース部24に伝送して、コントローラ20
に接続されたモニタ装置10の映像表示部11に映像を
表示させる処理が行われる。この場合の映像データのバ
スラインでの伝送は、リアルタイム転送であるアイソク
ロナス転送モードで行われる。
【0038】また、ナビゲーション装置30のインター
フェース部38には、バスラインB8を介してビデオカ
メラ60が接続される。このビデオカメラ60は、モニ
タ部61とカメラ部62と記録再生部63とを備えると
共に、バスラインに接続するためのインターフェース部
65と、このインターフェース部65で送信又は受信さ
れるデータの変調又は復調処理を行うコーデック部64
とを備える。
フェース部38には、バスラインB8を介してビデオカ
メラ60が接続される。このビデオカメラ60は、モニ
タ部61とカメラ部62と記録再生部63とを備えると
共に、バスラインに接続するためのインターフェース部
65と、このインターフェース部65で送信又は受信さ
れるデータの変調又は復調処理を行うコーデック部64
とを備える。
【0039】ここで、このビデオカメラ60を本例のシ
ステムに接続したときの処理例について以下説明する。
ステムに接続したときの処理例について以下説明する。
【0040】ビデオカメラ60を接続した場合の一つの
処理としては、ビデオカメラ60が備えるモニタ部61
に、モニタ装置10の映像表示部11と同一の映像を表
示させる処理がある。この場合には、ナビゲーション装
置30からバスラインB4を介してコントローラ20に
伝送される映像データと同一の映像データを、バスライ
ンB8を介してビデオカメラ60に対しても伝送し、ビ
デオカメラ60のモニタ部61にその伝送された映像を
表示させる。このように処理することで、ナビゲーショ
ン用の道路地図などの案内映像を、接続したビデオカメ
ラ60のモニタ部61に表示させることができる。従っ
て、例えばビデオカメラ60をバスラインB8により本
例のシステムに接続して、自動車内の助手席や後部座席
の近傍などに置くことで、これらの座席に座った者もナ
ビゲーション用の道路地図などの映像を見ることができ
るようになる。
処理としては、ビデオカメラ60が備えるモニタ部61
に、モニタ装置10の映像表示部11と同一の映像を表
示させる処理がある。この場合には、ナビゲーション装
置30からバスラインB4を介してコントローラ20に
伝送される映像データと同一の映像データを、バスライ
ンB8を介してビデオカメラ60に対しても伝送し、ビ
デオカメラ60のモニタ部61にその伝送された映像を
表示させる。このように処理することで、ナビゲーショ
ン用の道路地図などの案内映像を、接続したビデオカメ
ラ60のモニタ部61に表示させることができる。従っ
て、例えばビデオカメラ60をバスラインB8により本
例のシステムに接続して、自動車内の助手席や後部座席
の近傍などに置くことで、これらの座席に座った者もナ
ビゲーション用の道路地図などの映像を見ることができ
るようになる。
【0041】また、本例のシステムにはテレビジョンチ
ューナ40が接続してあるので、このテレビジョンチュ
ーナ40で受信したテレビジョン放送の映像データ及び
オーディオデータを、バスラインによりビデオカメラ6
0に伝送して、ビデオカメラ60が備えるモニタ部61
に、その映像を表示させたり、或いは記録再生部63で
録画させることが可能である。このように処理すること
で、テレビジョン放送の視聴や録画が、接続されたビデ
オカメラ60を使用して可能になる。
ューナ40が接続してあるので、このテレビジョンチュ
ーナ40で受信したテレビジョン放送の映像データ及び
オーディオデータを、バスラインによりビデオカメラ6
0に伝送して、ビデオカメラ60が備えるモニタ部61
に、その映像を表示させたり、或いは記録再生部63で
録画させることが可能である。このように処理すること
で、テレビジョン放送の視聴や録画が、接続されたビデ
オカメラ60を使用して可能になる。
【0042】また、ビデオカメラ60の記録再生部63
でビデオテープなどから再生した映像データ及びオーデ
ィオデータを、バスラインB8,B4を介してコントロ
ーラ20側に伝送し、モニタ装置10の映像表示部11
に表示させる処理が可能である。但し、このようなモニ
タ装置10での映像の表示を行う場合、モニタ装置10
の設置状況によっては、ナビゲーション装置用のモニタ
装置でテレビジョン放送を表示させる際の一般的な処理
と同様に、自動車の走行中などに表示を制限させる処理
が必要になる場合がある。
でビデオテープなどから再生した映像データ及びオーデ
ィオデータを、バスラインB8,B4を介してコントロ
ーラ20側に伝送し、モニタ装置10の映像表示部11
に表示させる処理が可能である。但し、このようなモニ
タ装置10での映像の表示を行う場合、モニタ装置10
の設置状況によっては、ナビゲーション装置用のモニタ
装置でテレビジョン放送を表示させる際の一般的な処理
と同様に、自動車の走行中などに表示を制限させる処理
が必要になる場合がある。
【0043】そして、以上説明したそれぞれの処理を実
行させる操作は、リモートコントロール装置を使用して
行う。例えば、ナビゲーション装置に関した操作を行う
際には、ナビゲーション用リモートコントロール装置1
3に配されたキーを操作して、このリモートコントロー
ル装置13から赤外線信号を出力させる。そして、モニ
タ装置10の受信部12でこの赤外線信号を受信させ
て、制御部21でその信号のデータコードとカテゴリー
コードを判別して、カテゴリーコードから制御される機
器(ここではナビゲーション装置)の判断を行うと共
に、データコードからその機器の制御動作の判断を行
う。そして、その判別した制御動作に基づいた制御情報
を、アシンクロナス転送モードでバスラインにより伝送
する。このとき、ヘッダ部に付与する相手アドレスで、
カテゴリーコードで判断した機器(ここではナビゲーシ
ョン装置)を指定し、ナビゲーション装置30に対して
制御情報を伝送し、ナビゲーション装置30を対応した
状態に作動させる。
行させる操作は、リモートコントロール装置を使用して
行う。例えば、ナビゲーション装置に関した操作を行う
際には、ナビゲーション用リモートコントロール装置1
3に配されたキーを操作して、このリモートコントロー
ル装置13から赤外線信号を出力させる。そして、モニ
タ装置10の受信部12でこの赤外線信号を受信させ
て、制御部21でその信号のデータコードとカテゴリー
コードを判別して、カテゴリーコードから制御される機
器(ここではナビゲーション装置)の判断を行うと共
に、データコードからその機器の制御動作の判断を行
う。そして、その判別した制御動作に基づいた制御情報
を、アシンクロナス転送モードでバスラインにより伝送
する。このとき、ヘッダ部に付与する相手アドレスで、
カテゴリーコードで判断した機器(ここではナビゲーシ
ョン装置)を指定し、ナビゲーション装置30に対して
制御情報を伝送し、ナビゲーション装置30を対応した
状態に作動させる。
【0044】そして、ビデオカメラ60に関連した操作
を行う際には、ビデオカメラ用リモートコントロール装
置14に配されたキーを操作して、このリモートコント
ロール装置14から赤外線信号を出力させる。そして、
モニタ装置10の受信部12でこの赤外線信号を受信さ
せて、制御部21でその信号のデータコードとカテゴリ
ーコードを判別して、カテゴリーコードから制御される
機器(ここではビデオカメラ)の判断を行うと共に、デ
ータコードからその機器の制御動作の判断を行う。そし
て、その判別した制御動作に基づいた制御情報を、アシ
ンクロナス転送モードでバスラインにより伝送する。こ
のとき、ヘッダ部に付与する相手アドレスで、カテゴリ
ーコードで判断した機器(ここではビデオカメラ)を指
定し、ビデオカメラ60に対して制御情報を伝送し、ビ
デオカメラ60を対応した状態に作動させる。
を行う際には、ビデオカメラ用リモートコントロール装
置14に配されたキーを操作して、このリモートコント
ロール装置14から赤外線信号を出力させる。そして、
モニタ装置10の受信部12でこの赤外線信号を受信さ
せて、制御部21でその信号のデータコードとカテゴリ
ーコードを判別して、カテゴリーコードから制御される
機器(ここではビデオカメラ)の判断を行うと共に、デ
ータコードからその機器の制御動作の判断を行う。そし
て、その判別した制御動作に基づいた制御情報を、アシ
ンクロナス転送モードでバスラインにより伝送する。こ
のとき、ヘッダ部に付与する相手アドレスで、カテゴリ
ーコードで判断した機器(ここではビデオカメラ)を指
定し、ビデオカメラ60に対して制御情報を伝送し、ビ
デオカメラ60を対応した状態に作動させる。
【0045】例えば、ビデオカメラ60のモニタ部61
で、ナビゲーション用の道路地図などを表示させる場合
には、リモートコントロール装置14のキー操作で、外
部入力映像をモニタに表示させるモードを設定させる。
或いは、本例のようなシステムに接続することを予め考
慮して、ビデオカメラ用のリモートコントロール装置1
4に、ナビゲーション用映像表示モード設定キーを設け
ておき、このキーの操作で、コントローラ20の制御部
21がビデオカメラ60などを対応した状態に設定する
制御を行うように構成しても良い。
で、ナビゲーション用の道路地図などを表示させる場合
には、リモートコントロール装置14のキー操作で、外
部入力映像をモニタに表示させるモードを設定させる。
或いは、本例のようなシステムに接続することを予め考
慮して、ビデオカメラ用のリモートコントロール装置1
4に、ナビゲーション用映像表示モード設定キーを設け
ておき、このキーの操作で、コントローラ20の制御部
21がビデオカメラ60などを対応した状態に設定する
制御を行うように構成しても良い。
【0046】このように本例のシステムによると、バス
ラインにより接続した機器を連携させて作動させること
が可能になり、自動車内の機器をバスラインによる接続
だけで効率良く設置できると共に、動作処理についても
効率良く行える。
ラインにより接続した機器を連携させて作動させること
が可能になり、自動車内の機器をバスラインによる接続
だけで効率良く設置できると共に、動作処理についても
効率良く行える。
【0047】また本例の場合には、携帯用の機器である
ビデオカメラ60を接続させて、このビデオカメラ60
が備えるモニタ部61を、車載用として設置されたモニ
タ装置10と同様に使用でき、ビデオカメラなどの携帯
用の情報機器を接続して、車載用機器と同様に使用でき
便利である。この場合、ビデオカメラなどの携帯用の情
報機器の動作制御を、モニタ装置10側の受信部12で
受信したリモートコントロール信号(本例では赤外線信
号)に基づいて行うようにしたので、車載システム側の
コントローラ20からビデオカメラなどの機器について
も制御でき、統一的に各種機器の制御が行え、ビデオカ
メラのモニタ部での道路地図表示などの処理が、各機器
を個別に操作することなく良好に行える。
ビデオカメラ60を接続させて、このビデオカメラ60
が備えるモニタ部61を、車載用として設置されたモニ
タ装置10と同様に使用でき、ビデオカメラなどの携帯
用の情報機器を接続して、車載用機器と同様に使用でき
便利である。この場合、ビデオカメラなどの携帯用の情
報機器の動作制御を、モニタ装置10側の受信部12で
受信したリモートコントロール信号(本例では赤外線信
号)に基づいて行うようにしたので、車載システム側の
コントローラ20からビデオカメラなどの機器について
も制御でき、統一的に各種機器の制御が行え、ビデオカ
メラのモニタ部での道路地図表示などの処理が、各機器
を個別に操作することなく良好に行える。
【0048】また、ビデオカメラなどの接続した携帯用
の機器が、リモートコントロール信号の受信部(受光
部)を備えてなくても、リモートコントロール装置によ
り該当した機器の動作制御が確実に行える。さらに、本
例のようにモニタ装置10の受信部12で全ての機器の
リモートコントロール信号の受信を行って、その受信し
た信号に基づいた動作制御ができることで、車内で操作
を行う者は、用意された全てのリモートコントロール装
置の信号出力部(赤外線信号発光部)を、モニタ装置1
0の受信部12に向けて操作すれば良く、機器毎にリモ
ートコントロール信号の受信部(受光部)が異なる場合
のような不都合(操作する機器毎にリモートコントロー
ル装置の向きなどを変える必要)がなく、良好な操作性
が得られる。
の機器が、リモートコントロール信号の受信部(受光
部)を備えてなくても、リモートコントロール装置によ
り該当した機器の動作制御が確実に行える。さらに、本
例のようにモニタ装置10の受信部12で全ての機器の
リモートコントロール信号の受信を行って、その受信し
た信号に基づいた動作制御ができることで、車内で操作
を行う者は、用意された全てのリモートコントロール装
置の信号出力部(赤外線信号発光部)を、モニタ装置1
0の受信部12に向けて操作すれば良く、機器毎にリモ
ートコントロール信号の受信部(受光部)が異なる場合
のような不都合(操作する機器毎にリモートコントロー
ル装置の向きなどを変える必要)がなく、良好な操作性
が得られる。
【0049】なお、本例のシステムで使用したIEEE
1394と称される規格のバスラインは、図5に示した
ように、電源の供給についても行うようにしてあり、接
続したビデオカメラなどの携帯用機器を作動させる電源
を、車載用の機器側からバスラインを介して供給するよ
うにしても良い。このようにすることで、携帯用機器に
内蔵されたバッテリなどを使用することなく、接続され
た機器を作動させることができる。
1394と称される規格のバスラインは、図5に示した
ように、電源の供給についても行うようにしてあり、接
続したビデオカメラなどの携帯用機器を作動させる電源
を、車載用の機器側からバスラインを介して供給するよ
うにしても良い。このようにすることで、携帯用機器に
内蔵されたバッテリなどを使用することなく、接続され
た機器を作動させることができる。
【0050】また、上述した実施の形態では、携帯用の
機器としてビデオカメラを接続した場合について説明し
たが、バスラインに接続可能な機器であれば、他の機器
を接続してシステムを組むようにしても良い。また、上
述した実施の形態では、赤外線信号によりリモートコン
トロール信号を伝送するようにしたが、他の形式の信号
で無線伝送するようにしても良い。
機器としてビデオカメラを接続した場合について説明し
たが、バスラインに接続可能な機器であれば、他の機器
を接続してシステムを組むようにしても良い。また、上
述した実施の形態では、赤外線信号によりリモートコン
トロール信号を伝送するようにしたが、他の形式の信号
で無線伝送するようにしても良い。
【0051】また、上述した実施の形態では、IEEE
1394と称される規格によるバスラインを使用した
が、他の規格のバスラインを使用してシステムを組むよ
うにしても良い。さらに、上述した実施の形態では、自
動車内に設置したシステムに適用したが、他の移動体内
の設置される情報処理システムに適用しても良いことは
勿論である。
1394と称される規格によるバスラインを使用した
が、他の規格のバスラインを使用してシステムを組むよ
うにしても良い。さらに、上述した実施の形態では、自
動車内に設置したシステムに適用したが、他の移動体内
の設置される情報処理システムに適用しても良いことは
勿論である。
【0052】
【発明の効果】請求項1に記載した情報処理方法による
と、携帯用として構成された情報機器を、移動体に設置
された情報機器に容易に接続することができると共に、
その接続された携帯用の情報機器の制御が、移動体に設
置された機器側から行え、携帯用として構成された情報
機器を、移動体に設置された情報機器と共通に扱うこと
が可能になり、移動体内での各種情報処理が効率良く行
える。
と、携帯用として構成された情報機器を、移動体に設置
された情報機器に容易に接続することができると共に、
その接続された携帯用の情報機器の制御が、移動体に設
置された機器側から行え、携帯用として構成された情報
機器を、移動体に設置された情報機器と共通に扱うこと
が可能になり、移動体内での各種情報処理が効率良く行
える。
【0053】請求項2に記載した情報処理方法による
と、請求項1に記載した発明において、第2の情報機器
を遠隔制御するリモートコントロール信号を、第1の情
報機器が備えるリモートコントロール信号受信部で受信
し、この受信したリモートコントロール信号に基づいた
第2の情報機器の制御信号をバスラインを介して第2の
情報機器に伝送して、対応した状態に作動させること
で、リモートコントロール装置を用いて接続された携帯
用の情報機器の制御が容易に行える。
と、請求項1に記載した発明において、第2の情報機器
を遠隔制御するリモートコントロール信号を、第1の情
報機器が備えるリモートコントロール信号受信部で受信
し、この受信したリモートコントロール信号に基づいた
第2の情報機器の制御信号をバスラインを介して第2の
情報機器に伝送して、対応した状態に作動させること
で、リモートコントロール装置を用いて接続された携帯
用の情報機器の制御が容易に行える。
【0054】請求項3に記載した情報処理方法による
と、請求項1に記載した発明において、第1又は第2の
情報機器からバスラインに送出される映像データを、第
2又は第1の情報機器が備える映像表示部に表示させる
ことで、接続された情報機器を有効に活用した映像表示
処理が行える。
と、請求項1に記載した発明において、第1又は第2の
情報機器からバスラインに送出される映像データを、第
2又は第1の情報機器が備える映像表示部に表示させる
ことで、接続された情報機器を有効に活用した映像表示
処理が行える。
【0055】請求項4に記載した車載用情報処理装置に
よると、車載用情報機器に簡単に携帯用情報機器を接続
して、連携して作動させることが可能になり、移動体内
での各種情報処理が効率良く行える装置が得られる。
よると、車載用情報機器に簡単に携帯用情報機器を接続
して、連携して作動させることが可能になり、移動体内
での各種情報処理が効率良く行える装置が得られる。
【0056】請求項5に記載した車載用情報処理装置に
よると、請求項4に記載した発明において、車載用情報
機器としてリモートコントロール信号受信部を備えて、
このリモートコントロール信号受信部が受信したリモー
トコントロール信号が、バスラインを介して接続された
携帯用情報機器の制御信号であるとき、バスラインを介
して接続された携帯用情報機器に、その受信した制御信
号に対応した情報を供給することで、車載用情報機器に
予め用意されたリモートコントロール信号受信部を使用
して、接続された携帯用情報機器のリモートコントロー
ルが簡単に行える。
よると、請求項4に記載した発明において、車載用情報
機器としてリモートコントロール信号受信部を備えて、
このリモートコントロール信号受信部が受信したリモー
トコントロール信号が、バスラインを介して接続された
携帯用情報機器の制御信号であるとき、バスラインを介
して接続された携帯用情報機器に、その受信した制御信
号に対応した情報を供給することで、車載用情報機器に
予め用意されたリモートコントロール信号受信部を使用
して、接続された携帯用情報機器のリモートコントロー
ルが簡単に行える。
【0057】請求項6に記載した車載用情報処理装置に
よると、請求項4に記載した発明において、車載用情報
機器又は携帯用情報機器からバスラインに送出される映
像データを、携帯用情報機器又は車載用情報機器が備え
る映像表示部に表示させることで、接続された情報機器
を有効に活用した映像表示が行える情報処理装置が得ら
れる。
よると、請求項4に記載した発明において、車載用情報
機器又は携帯用情報機器からバスラインに送出される映
像データを、携帯用情報機器又は車載用情報機器が備え
る映像表示部に表示させることで、接続された情報機器
を有効に活用した映像表示が行える情報処理装置が得ら
れる。
【0058】請求項7に記載した自動車によると、予め
自動車に設置された車載用情報機器に簡単に携帯用情報
機器を接続して、連携して作動させることが可能にな
り、自動車内での各種情報処理が、予め設置された車載
用情報機器と携帯用情報機器を使用して効率良く行え
る。
自動車に設置された車載用情報機器に簡単に携帯用情報
機器を接続して、連携して作動させることが可能にな
り、自動車内での各種情報処理が、予め設置された車載
用情報機器と携帯用情報機器を使用して効率良く行え
る。
【0059】請求項8に記載した自動車によると、請求
項7に記載した発明において、自動車に設置された車載
用情報機器としてリモートコントロール信号受信部を備
えて、このリモートコントロール信号受信部が受信した
リモートコントロール信号が、バスラインを介して接続
された携帯用情報機器の制御信号であるとき、バスライ
ンを介して接続された携帯用情報機器に、その受信した
制御信号に対応した情報を供給することで、車載用情報
機器に予め用意されたリモートコントロール信号受信部
を使用して、接続された携帯用情報機器のリモートコン
トロールが簡単に行える。
項7に記載した発明において、自動車に設置された車載
用情報機器としてリモートコントロール信号受信部を備
えて、このリモートコントロール信号受信部が受信した
リモートコントロール信号が、バスラインを介して接続
された携帯用情報機器の制御信号であるとき、バスライ
ンを介して接続された携帯用情報機器に、その受信した
制御信号に対応した情報を供給することで、車載用情報
機器に予め用意されたリモートコントロール信号受信部
を使用して、接続された携帯用情報機器のリモートコン
トロールが簡単に行える。
【0060】請求項9に記載した自動車によると、請求
項7に記載した発明において、車載用情報機器又は携帯
用情報機器からバスラインに送出される映像データを、
携帯用情報機器又は車載用情報機器が備える映像表示部
に表示させることで、接続された情報機器を有効に活用
した映像表示が行える。
項7に記載した発明において、車載用情報機器又は携帯
用情報機器からバスラインに送出される映像データを、
携帯用情報機器又は車載用情報機器が備える映像表示部
に表示させることで、接続された情報機器を有効に活用
した映像表示が行える。
【図1】本発明の実施の形態によるシステム構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態による自動車への設置例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図3】本発明の実施の形態による各部の具体的構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態によるリモートコントロー
ル信号の一例を示す波形図である。
ル信号の一例を示す波形図である。
【図5】本発明の実施の形態によるポート部分を示す構
成図である。
成図である。
【図6】本発明の実施の形態による伝送データの一例を
示す波形図である。
示す波形図である。
【図7】本発明の実施の形態によるアシンクロナス転送
のパケットを示す構成図である。
のパケットを示す構成図である。
【図8】本発明の実施の形態によるアイソクロナス転送
のパケットを示す構成図である。
のパケットを示す構成図である。
10…モニタ装置、12…リモートコントロール信号受
信部、13…ナビゲーション用リモートコントロール装
置、14…ビデオカメラ用リモートコントロール装置、
20…コントローラ、30…ナビゲーション装置、40
…テレビジョンチューナ、50…携帯電話機、60…ビ
デオカメラ、71,72,73,74…スピーカ装置、
100…自動車、B1,B2,B3,B4,B5,B
6,B7…バスライン
信部、13…ナビゲーション用リモートコントロール装
置、14…ビデオカメラ用リモートコントロール装置、
20…コントローラ、30…ナビゲーション装置、40
…テレビジョンチューナ、50…携帯電話機、60…ビ
デオカメラ、71,72,73,74…スピーカ装置、
100…自動車、B1,B2,B3,B4,B5,B
6,B7…バスライン
Claims (9)
- 【請求項1】 移動体に設置される第1の情報機器と、
携帯用として構成された第2の情報機器とを、この第2
の情報機器が備える入出力部に適合した形式のバスライ
ンで接続し、 上記第2の情報機器の制御を、上記第1の情報機器側か
ら上記バスラインを介して行う情報処理方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の情報処理方法において、 上記第2の情報機器を遠隔制御するリモートコントロー
ル信号を、上記第1の情報機器が備えるリモートコント
ロール信号受信部で受信し、 この受信したリモートコントロール信号に基づいた上記
第2の情報機器の制御信号を上記バスラインを介して上
記第2の情報機器に伝送して、対応した状態に作動させ
る情報処理方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の情報処理方法において、 上記第1又は第2の情報機器から上記バスラインに送出
される映像データを、上記第2又は第1の情報機器が備
える映像表示部に表示させる情報処理方法。 - 【請求項4】 車内に設置される車載用情報機器で構成
される車載用情報処理装置であって、 上記車載用情報機器として、所定の形式のバスラインの
接続部を備え、 上記接続部に上記バスラインを介して携帯用情報機器を
接続したとき、この携帯用情報機器の制御を、上記車載
用情報機器側から上記バスラインを介して行う車載用情
報処理装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の車載用情報処理装置にお
いて、 上記車載用情報機器として、リモートコントロール信号
受信部を備え、 該リモートコントロール信号受信部が受信したリモート
コントロール信号が、上記バスラインを介して接続され
た携帯用情報機器の制御信号であるとき、 上記バスラインを介して接続された携帯用情報機器に、
その受信した制御信号に対応した情報を供給する車載用
情報処理装置。 - 【請求項6】 請求項4記載の車載用情報処理装置にお
いて、 上記車載用情報機器又は上記携帯用情報機器から上記バ
スラインに送出される映像データを、上記携帯用情報機
器又は上記車載用情報機器が備える映像表示部に表示さ
せる車載用情報処理装置。 - 【請求項7】 車内に車載用情報機器が設置される自動
車において、 上記車載情報機器として、所定の形式のバスラインの接
続部を備え、 上記接続部に上記バスラインを介して携帯用情報機器を
接続したとき、この携帯用情報機器の制御を、上記車載
用情報機器側から上記バスラインを介して行う自動車。 - 【請求項8】 請求項7記載の自動車において、 上記車載用情報機器として、リモートコントロール信号
受信部を備え、 該リモートコントロール信号受信部が受信したリモート
コントロール信号が、上記バスラインを介して接続され
た携帯用情報機器の制御信号であるとき、 上記バスラインを介して接続された携帯用情報機器に、
その受信した制御信号に対応した情報を供給する自動
車。 - 【請求項9】 請求項7記載の自動車において、 上記車載用情報機器又は上記携帯用情報機器から上記バ
スラインに送出される映像データを、上記携帯用情報機
器又は上記車載用情報機器が備える映像表示部に表示さ
せる自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9331918A JPH11168481A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 情報処理方法、車載用情報処理装置及び自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9331918A JPH11168481A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 情報処理方法、車載用情報処理装置及び自動車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11168481A true JPH11168481A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18249100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9331918A Pending JPH11168481A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 情報処理方法、車載用情報処理装置及び自動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11168481A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006038907A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Nissan Motor Co Ltd | ナビゲーション装置、およびナビゲーション装置における地図の表示方法 |
JP2008305538A (ja) * | 2008-06-30 | 2008-12-18 | Sony Corp | 車載用オーディオ機器 |
-
1997
- 1997-12-02 JP JP9331918A patent/JPH11168481A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006038907A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Nissan Motor Co Ltd | ナビゲーション装置、およびナビゲーション装置における地図の表示方法 |
JP2008305538A (ja) * | 2008-06-30 | 2008-12-18 | Sony Corp | 車載用オーディオ機器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060403 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060711 |