JPH11167767A - 情報編集システム及びこれに用いる高能率符号化装置 - Google Patents

情報編集システム及びこれに用いる高能率符号化装置

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JPH11167767A
JPH11167767A JP4842398A JP4842398A JPH11167767A JP H11167767 A JPH11167767 A JP H11167767A JP 4842398 A JP4842398 A JP 4842398A JP 4842398 A JP4842398 A JP 4842398A JP H11167767 A JPH11167767 A JP H11167767A
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JP
Japan
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signal
network
output
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JP4842398A
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Masahito Tsutsumi
正仁 堤
Masaki Goto
正樹 後藤
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来はネットワーク上の各装置が高能率符号
化装置を共用できず、また2つにまたがるVTR上の映
像・音声信号をリアルタイムで符号化できない。 【解決手段】 高能率符号化装置13は、2台のVTR
11及び12を制御して途切れることなく、リアルタイ
ムでVTR11及び12からの映像・音声信号が入力信
号切換器14を介して入力され、高能率符号化された符
号化データをリアルタイムでビットストリームで出力す
る。また、高能率符号化装置13はネットワーク16及
び高速ネットワーク17を介してシステムコントローラ
15に接続されており、また高速ネットワーク17を介
してサーバー18に接続されており、システムコントロ
ーラ15やサーバー18により制御可能とされている。
これにより、蓄積メディアの利用を最終のサーバー等に
限定して発生データの不要な分散を抑えることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報編集システム及
びこれに用いる高能率符号化装置に係り、特にビデオオ
ンデマンド(VOD)システムあるいは教育用のシステ
ム等の情報編集システム、及びこれに使用される映像及
び音声信号の高能率符号化信号を発生させる高能率符号
化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の高能率符号化装置を用い
た情報編集システムの一例のブロック図を示す。同図に
おいて、VTR71はパーソナルコンピュータ72の制
御の下に、記録済磁気テープから映像・音声信号とタイ
ムコードを再生し、それらの信号を高能率符号化装置7
3に供給する。高能率符号化装置73は、パーソナルコ
ンピュータ72を使用してユーザより指定された符号化
のパラメータ(ビットレート)、符号化の範囲(開始時
間、終了時間その他)等に基づいて、所定の高能率符号
化方式に従って、入力映像・音声信号を高能率符号化し
た後、専用のラインを介してビットストリームで高能率
復号化装置74に供給して復号化させる。
【0003】ここで、パーソナルコンピュータ72は、
高能率符号化装置73からの映像・音声符号化データ
を、1つの符号化データにするためのマルチプレクサ装
置あるいはデータを送り出すサーバー装置等の別な装置
に送り出すために、一度蓄積メディア(磁気テープ、M
O等)にデータを蓄積させ、それから外部の装置に運ぶ
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の高能率符号化装置を用いた情報編集システムでは、パ
ーソナルコンピュータ72は、高能率符号化装置73専
用のコントローラで、ネットワークコントローラではな
く、ネットワーク上の各装置が高能率符号化装置73を
共用できない。このため、ネットワーク上のサーバーに
は蓄積メディアから読み出した符号化データを伝送する
か、あるいはパーソナルコンピュータ72が仮にネット
ワークに接続されており、高能率符号化装置73からの
ストリーム出力(符号化データ)をハードディスク装置
に記憶できる構成としても、パーソナルコンピュータ7
2がハードディスク装置を読み出し制御して得た符号化
データをネットワーク上のサーバーへ転送しなければな
らず、効率の悪い転送を余儀なくされている。
【0005】また、上記の従来の高能率符号化装置を用
いた情報編集システムでは、1台のVTR71の再生信
号を高能率符号化するようにしているため、テープ1本
分を越えるような長時間の再生を必要とする映像・音声
ソースの映像・音声信号については、テープの交換無し
にリアルタイムで符号化できない。また、ユーザが1つ
のコンソール卓で各種の作業ができないという問題もあ
る。
【0006】更に、上記の従来の情報編集システムで
は、2台以上の高能率符号化装置を制御して効率的な符
号化ができず、また、高能率符号化装置内にシステムコ
ントローラを備えた小さなシステムで、ネットワークか
らの符号化の様々な要求に応えることができない。その
ような構成になっていないからである。
【0007】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
ネットワーク上の各装置が共用可能な情報編集システム
及びこれに用いる高能率符号化装置を提供することを目
的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、2つのVTR
からの映像信号及び音声信号をリアルタイムで符号化可
能な情報編集システム及びこれに用いる高能率符号化装
置を提供することにある。
【0009】更に、本発明の他の目的は、ユーザが各種
の作業を1つのコンソール卓で可能な情報編集システム
及びこれに用いる高能率符号化装置を提供することにあ
る。また更に、本発明の他の目的は、2台以上の高能率
符号化装置を制御して効率的な符号化及び編集を行い得
る情報編集システム及びこれに用いる高能率符号化装置
を提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、高能率符号化
装置内にシステムコントローラを備えた小さなシステム
で、ネットワークからの符号化の様々な要求に応えるこ
とができる情報編集システム及びこれに用いる高能率符
号化装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の情報編集システムは、映像及び音声信号を
出力すると共にタイムコードを出力する記録媒体再生装
置と、記録媒体再生装置からのタイムコードに基づき、
記録媒体再生装置から入力された映像及び音声信号を高
能率符号化し、得られたビットストリームを出力する符
号化装置と、符号化装置から出力されたビットストリー
ムをネットワークを介して受信する、ネットワーク上の
予め指定された機器と、符号化装置から出力されたビッ
トストリームを復号する復号化装置と、ネットワークに
接続され、符号化装置の動作を制御するシステムコント
ローラとを有することを特徴とする。
【0012】また、本発明の情報編集システムは、映像
及び音声信号を出力すると共にタイムコードを出力する
記録媒体再生装置が複数台あるときには、複数台の記録
媒体再生装置からそれぞれ出力された映像及び音声信号
を、1つの信号に時系列的に合成する合成手段と、複数
台の記録媒体再生装置からのタイムコードに基づき合成
手段を制御すると共に、合成手段により合成された信号
を高能率符号化し、得られたビットストリームを出力す
る符号化装置と、符号化装置から出力されたビットスト
リームをネットワークを介して受信する、ネットワーク
上の予め指定された機器と、符号化装置から出力された
ビットストリームを復号する復号化装置と、ネットワー
クに接続され、符号化装置の動作を制御するシステムコ
ントローラとを有する構成としたものである。
【0013】上記の情報編集システムでは、システムコ
ントローラからネットワークを介して符号化装置の動作
を制御し、その符号化装置からネットワーク上の機器に
対してビットストリームを出力できるため、符号化装置
をネットワーク上のあらゆる機器が使用することができ
る。また、符号化装置に複数台の記録媒体再生装置から
の再生映像及び音声信号を時系列的に1つの信号として
編集入力した信号を高能率符号化した符号化データを、
ネットワークコントローラにより指定したネットワーク
上の機器に転送できる。
【0014】また、本発明の情報編集システムは、上記
の目的を達成するために、映像及び音声信号を出力する
と共にタイムコードを出力する複数台の記録媒体再生装
置と、複数台の記録媒体再生装置からそれぞれ出力され
た映像及び音声信号を、1つの信号に時系列的に合成す
る合成手段と、複数台の記録媒体再生装置からのタイム
コードに基づき合成手段を制御し、合成手段により合成
された信号を高能率符号化して得たビットストリームを
出力すると共に、接続されるネットワーク上の各機器か
ら入力されるコマンドの実行あるいはパラメータ設定の
要求を満足するように作られ、かつ、高能率符号化動作
を制御するシステムコントローラを内蔵した符号化装置
と、符号化装置から出力されたビットストリームをネッ
トワークを介して受信する、ネットワーク上の予め指定
された機器と、符号化装置から出力されたビットストリ
ームを復号する復号化装置とを有する構成としたもので
ある。
【0015】本発明では、符号化装置に内蔵されたシス
テムコントローラが、ネットワークを管理すると共に、
そのネットワークに接続された外部の機器からのコマン
ドあるいはパラメータの設定により符号化装置の符号化
動作を制御する。
【0016】また、上記の目的達成のため、本発明の情
報編集システムは、一又は二以上の第1の符号化システ
ムと、一又は二以上の第2の符号化システムとがネット
ワークにサーバーと共に接続された情報編集システムで
あって、第1の符号化システムを、映像及び音声信号を
出力すると共にタイムコードを出力する複数台の第1の
記録媒体再生装置と、複数台の第1の記録媒体再生装置
からそれぞれ出力された映像及び音声信号を、1つの信
号に時系列的に合成する第1の合成手段と、複数台の第
1の記録媒体再生装置からのタイムコードに基づき第1
の合成手段を制御して合成された信号を高能率符号化し
て得たビットストリームを出力すると共にネットワーク
に接続された第1の符号化装置と、第1の符号化装置か
ら出力されたビットストリームを復号する第1の復号化
装置とよりなる構成とし、第2の符号化システムを、映
像及び音声信号を出力すると共にタイムコードを出力す
る複数台の第2の記録媒体再生装置と、複数台の第2の
記録媒体再生装置からそれぞれ出力された映像及び音声
信号を、1つの信号に時系列的に合成する第2の合成手
段と、複数台の第2の記録媒体再生装置からのタイムコ
ードに基づき第2の合成手段を制御して合成された信号
を高能率符号化して得たビットストリームを出力すると
共に、ネットワーク上の各機器から入力されるコマンド
の実行あるいはパラメータ設定の要求を満足するように
作られ、かつ、高能率符号化動作を制御するシステムコ
ントローラを内蔵した第2の符号化装置と、第2の符号
化装置から出力されたビットストリームを復号する第2
の復号化装置とよりなる構成としたものである。
【0017】この発明では、一の第2の符号化装置に内
蔵されたシステムコントローラが、ネットワーク全体を
管理すると共に、そのネットワークに接続された外部の
機器からのコマンドあるいはパラメータの設定により第
1及び第2の符号化装置の符号化動作を制御する。
【0018】更に、上記の目的を達成するために、本発
明の情報編集システムは、二以上の上記の第1の符号化
システムのみを一又は二以上のサーバー及び一又は二以
上のシステムコントローラが接続されたネットワークに
接続したことを特徴とする。
【0019】この発明では、第1の符号化システムの外
部の一のシステムコントローラが、ネットワーク全体を
管理すると共に、そのネットワークに接続された外部の
サーバー等の機器からのコマンドあるいはパラメータの
設定により符号化装置の符号化動作を制御する。
【0020】更に、本発明の高能率符号化装置は、上記
の目的を達成するため、記録媒体再生装置からタイムコ
ードが入力されて読み取るタイムコード読取部と、記録
媒体再生装置から入力された映像信号及び音声信号をそ
れぞれ符号化する符号化部と、符号化部からの符号化デ
ータをビットストリームとして出力するビットストリー
ム制御部と、ビットストリームをネットワークへ送出す
るネットワークインターフェース部と、タイムコード読
取部からの読取結果に基づいて、記録媒体再生装置を制
御する制御部と、ネットワークに接続された外部のシス
テムコントローラからの入力に基づき、装置各部を統括
的に制御するコントローラとを有する構成としたもので
ある。
【0021】本発明では、ネットワーク上の各種機器の
うち、必要な時に必要な機器に対してビットストリーム
を転送でき、また、複数台の記録媒体再生装置からの再
生映像及び音声信号が1つの時系列合成信号として入力
されるので、それらの符号化をリアルタイムでできる。
【0022】また、本発明の高能率符号化装置は、符号
化装置にネットワーク全体を管理し、ネットワークに接
続された外部機器により符号化動作を制御するシステム
コントローラを内蔵していてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる情報編集シ
ステムの第1の実施の形態のブロック図を示す。同図に
おいて、2台のVTR11及び12は、それぞれ高能率
符号化装置13により制御可能とされ、それぞれ再生し
た映像・音声信号を入力信号切換器14により一方が選
択されて高能率符号化装置13に入力される。すなわ
ち、高能率符号化装置13は、2台のVTR11及び1
2を制御して途切れることなく、リアルタイムでVTR
11及び12からの映像・音声信号が入力信号切換器1
4を介して入力され、高能率符号化された符号化データ
をリアルタイムでビットストリームで出力する。
【0024】また、高能率符号化装置13はネットワー
ク16及び高速ネットワーク17を介してシステムコン
トローラ15に接続されており、また高速ネットワーク
20を介してサーバー18に接続されており、システム
コントローラ15やサーバー18により制御可能とされ
ている。高能率復号化装置19は高能率符号化装置13
からのビットストリームを復号する。なお、図1では図
示の便宜上サーバー18は一つのみしか図示していない
が、通常は高速ネットワークには複数接続されている。
【0025】また、システムコントローラ15はネット
ワークインターフェース部を内蔵しており、従来のネッ
トワーク16をネットワーク変換装置(図示せず)を介
して高速のネットワーク17に接続して運用できる。こ
の場合のネットワーク変換装置として、例えば公知のT
CP(トランスミッション・コントロール・プロトコ
ル)でシステムを組むことにより、従来のネットワーク
と高速のネットワークの物理レイヤの違いを吸収する。
ここで、高速のネットワークとしては、例えば転送レー
トが100MbpsのFDDI(ファイバー・ディスト
リビューテッド・データ・インターフェース)、156
MbpsのATM(非同期転送モード)その他がある。
【0026】図2は図1の高能率符号化装置13の一実
施の形態のブロック図を示す。この高能率符号化装置1
3は、この装置の以下に述べるすべてのモジュールを制
御するコントローラ(CPU)21と、映像信号が入力
されて符号化する映像符号化部22と、音声信号が入力
されて符号化する音声符号化部23と、映像・音声の符
号化されたストリームを1つのストリームにするマルチ
プレクサ部24と、マルチプレクサ部24の出力信号を
外部の復号化装置19に送るためのバッファを持つビッ
トストリーム制御部25と、外部のネットワークに接続
される高速のネットワークインターフェース部26と、
2台のVTR11及び12に接続されて、それらのVT
R11及び12から入力されるタイムコードを読みため
のタイムコード読取部27と、同じく2台のVTR11
及び12に接続されて、それらのVTR11及び12を
外部から制御するためのVTR制御部28とからなり、
それらがコンピュータのバス29で接続された構成とさ
れている。
【0027】コントローラ21は、この高能率符号化装
置全体を制御するためのもので、後述のネットワークか
らの制御を解釈し、実際のハードウェアを制御する。入
力される映像信号を符号化する映像符号化部22は、コ
ントローラ21により初期化され、タイムコード読取部
27から出力された符号化区間信号により、その区間符
号化を実施し、でき上がったビットストリームを直接マ
ルチプレクサ部24に送出する。同様な手続きで音声符
号化部23は、音声信号を符号化し、得られたビットス
トリームを直接マルチプレクサ部24に送出する。
【0028】マルチプレクサ部24は、コントローラ2
1の設定条件に基づき、映像符号化部22からの映像の
ビットストリームと、音声符号化部23からの音声のビ
ットストリームをマルチプレックスすることで、それら
が時系列的に合成された1つのビットストリームを出力
する。マルチプレックスされたビットストリームは、コ
ントローラ21がバス29を経由して読み込むと同時
に、読み込まれたビットストリームは自動的にビットス
トリーム制御部25に送出される。
【0029】コントローラ21は読み込んだビットスト
リームをネットワークインターフェース部26に送出す
る。ネットワークインターフェース部26は、外部のネ
ットワーク網に接続されていて、予め指定されたネット
ワーク上の機器にビットストリームを送りつける。タイ
ムコード読取部27は、2つのタイムコードを読み取る
ことが可能で、これによって符号化区間信号と入力切換
信号を生成する。VTR制御部28は2台のVTR11
及び12をリモートで制御可能である。
【0030】この高能率符号化装置13は、図3のフロ
ーチャートに示す手順により制御され符号化されたビッ
トストリームがネットワーク上に出力される。まず、高
能率符号化装置13内のコントローラ21は、装置全体
を初期化する(ステップ101)。続いて、ネットワー
クからのパラメータセットのコマンドを待ち、パラメー
タセットのコマンドを受け付け、所要の符号化パラメー
タを設定する(ステップ102)。続いて、ネットワー
クからのエンコード開始のコマンドを待ち(ステップ1
03)、入力されたら符号化を開始する準備をする(ス
テップ104)。次に、VTR11及び12を制御して
所定の頭出しをした後(ステップ105)、VTR11
を再生状態にする(ステップ106)。
【0031】次に、VTR11から入力されるタイムコ
ードを監視し(ステップ107)、所定の開始タイムコ
ードが入力されたならば、VTR11から入力される映
像・音声信号の映像符号化部22及び音声符号化部23
による符号化を開始する(ステップ108)。この時、
コントローラ21はマルチプレクサ部24から取り出さ
れる映像と音声のビットストリームを読み込んで、ステ
ップ102で設定されたパラメータの内、ビットストリ
ームの送り先に指定された場所にビットストリームをネ
ットワークを使用して送り出す(ステップ109)。こ
れは符号化が終了するまで続けられる。
【0032】次に、VTR11から入力されるタイムコ
ードを監視して、VTR12を再生する直前の時間にな
ったらVTR12に再生コマンドを発行する(ステップ
110)。VTR11の終了とVTR12の再生開始時
刻とに合わせて、外部の入力信号切換器14を駆動して
入力をVTR11の再生信号からVTR12の再生信号
に切り換える(ステップ111)。
【0033】続いて、VTR12からタイムコードを監
視し(ステップ112)、所定の終了タイムコードが入
力されるまでは上記のVTR12から入力される映像・
音声信号の映像符号化部22及び音声符号化部23によ
る符号化と、コントローラ21によるビットストリーム
の送出を継続し、終了タイムコードが入力された時点で
符号化を停止する(ステップ113)。すべてのビット
ストリームをネットワークに送出したならば、ステップ
101の処理に戻る。このようにして、何回もエンコー
ドを繰り返すことができる。
【0034】ところで、多くの符号化装置は、2台以上
のVTRを制御すること、ネットワーク上からの符号化
装置のコントローラを操作することなしに符号化装置を
動作させることはできない。すなわち、符号化の作業は
ただ一つの作業ではなく、編集点の管理、でき上がった
データの管理、VTRの管理などを含んでいるからであ
る。この実施の形態は、システムコントローラ15が高
能率符号化装置13やサーバー18を個々のモジュール
と考えて統一的に管理し、各装置に指令をおくるという
情報編集システムを構築するものである。
【0035】そのため、この実施の形態の高能率符号化
装置13は、いわばネットワークにマッチするように構
成されており(システムコントローラ15により制御さ
れるネットワーク上の要素の一つとして構成されてお
り)、ネットワーク上の別な装置、つまりネットワーク
全体を管理する図1のシステムコントローラ15、ある
いはビットストリームを蓄積しているサーバー18等任
意の装置からコントロールできる構成とされている。
【0036】すなわち、高能率符号化装置13内のコン
トローラ(CPU)21は、ネットワークの通信手段と
して、ネットワークから入力されるコマンドの実行ある
いはパラメータ設定の要求を満足するように作られてい
る。これにより、ユーザは各種の作業をシステムコント
ローラ15の1つのコンソール卓で作業可能である。
【0037】これらのコマンドあるいはパラメータは、
それが高能率符号化装置13内で正規に実行されたか実
行されないでエラーになったかを発行した元の装置に返
すことによって、ネットワーク上でこの高能率符号化装
置13がどのように動作しているかを知ることができ
る。すなわち、高能率符号化装置13はパラメータ設定
でどのように動作するかが決定され、どのサーバー(つ
まりビットとリームを転送する相手先)に送り出すかも
パラメータ設定でできる。サーバー18が複数でもよ
い。以下に説明するように、高能率符号化装置13は動
作の開始、終了等がネットワークからのコマンドで行わ
れ、実際のハードウェアの制御、通信、データ転送をサ
ポートするために内部にCPU21を有しているのであ
る。
【0038】次に、高能率符号化装置13の状態遷移に
ついて図4の状態遷移図と共に説明する。高能率符号化
装置13には、5つの状態が定義されている。図4中、
S00は、この高能率符号化装置13がネットワークか
らの使用要求を待っている状態(待機ステート)であ
る。この高能率符号化装置13をネットワーク上の誰も
使用していなければ、その時点で状態がコマンドステー
トS10に移る。一度この状態S10になったら、接続
許可を受けた者は、排他的にこの高能率符号化装置13
を利用でき、他の接続要求は、許可を受けた者がコマン
ドステートS10で接続切断コマンド(下記の表1に示
すコマンド表の番号6のコマンド”Quit”、以下N
o6”Quit”のスタイルで記す:他のコマンドも同
様)を発行しない限り拒否される。
【0039】ここで、コマンド表は以下のように表され
る。
【0040】
【表1】 コマンドステートS10の状態では、高能率符号化装置
13がネットワークから動作を可能にするための種々の
パラメータ(No11のパラメータ設定コマンドからそ
の時に必要な設定)を受け取るか、過去に行ったパラメ
ータで再度符号化をするためのコマンド(No4”Lo
ad”)を発行して、高能率符号化装置13内に記憶さ
れているパラメータを使用するか、あるいはまた読み込
んだパラメータにNo11のコマンド群を使用して必要
な部分を書き換えたパラメータを使用するかが自由にで
きる。
【0041】また、設定されたパラメータは、パラメー
タ保存コマンド(No3”Save”)により、高能率
符号化装置13内に保存することはでき、この装置の接
続から離れて再度の接続要求から開始しても前のパラメ
ータを簡単に取り出せる。その際、過去の保存内容がい
くつかあるかを確認するためのコマンド(No8”Li
st”)が用意されている。
【0042】また、一度設定したパラメータがどのよう
になっているかは、パラメータ設定確認コマンド(No
9”Inquire”)にパラメータ名を引数として記
述することで確認できる。また、過去に登録したパラメ
ータが不要になったら、パラメータファイルの削除コマ
ンド(No5”Delete”)に引数としてファイル
名を記述することでファイルを削除できる。必要なすべ
てのパラメータの設定が終了したならば、装置にスター
トコマンド(No1”Start”)を送ることで、符
号化を開始することができる。開始コマンドが正常に受
け取れたら、高能率符号化装置13は前処理ステートS
20に移行する。
【0043】これ以降、高能率符号化装置13は、正常
に動作が実行されれば符号化ステートS21、後処理ス
テートS22を経由してコマンドを入力できるコマンド
ステートS10に戻ってくる。前処理ステートS20
は、高能率符号化装置13が符号化を開始するにあたっ
て、内部の各モジュールの設定をし、VTRの頭出しを
等を行うステートであり、これら符号化の準備ができ、
映像と音声の符号化が開始されると、符号化ステートS
21に移行する。この符号化ステートS21では、高能
率符号化装置13はマルチプレクサ部24からビットス
トリームを取り出し、ネットワークインターフェース部
26にデータを出力する。
【0044】設定された通りに符号化が終了すれば、後
処理ステートS22に自動的に移行する。この後処理ス
テートS22では、符号化装置の機能を停止させ、すべ
てのデータがネットワークインターフェース部26から
送信されたことを確認して、コマンドステートS10に
移行する。コマンドステートS10に移行すると、次の
符号化を実行できる。
【0045】コマンド表にあるように、各コマンドはそ
の実行できるステートが決まっている。符号化中止コマ
ンド(No2”Abort”)は、高能率符号化装置1
3が現在どのような動作をしていても、それを中止し
て、コマンドステートS10にするためのコマンドであ
る。また、ステート確認コマンド(No7”Stat
e”)、パラメータ設定確認コマンド(No9”Inq
uire”)、メッセージ確認コマンド(No10”M
essage”)及び状態確認コマンド(No12のコ
マンドで、状態設定コマンド表に記載されているもの)
は、待機ステートS00以外のステートで実行できる。
これはこの高能率符号化装置13を使用するものが、こ
の装置がどのように動いているかを知るために必要なコ
マンド群であるからである。これにより、この高能率符
号化装置13をネットワークを経由してリモート制御で
きる。
【0046】すべてのコマンドは通常の返値以外に異常
な場合の返値を受け取ることがある。これらはエラーコ
ード、警告コードとして認識されるが、これらの意味を
知るために、その返値コードを引数として、メッセージ
確認コマンドを発行すればその詳細を知ることができ
る。ステート確認コマンド(No7”State”)
は、現在、高能率符号化装置13が何を行える状態かを
知るためのものである。
【0047】表2はパラメータ設定のコマンド表を示
す。
【0048】
【表2】 このパラメータ設定のコマンド表に書かれているコマン
ドは、高能率符号化装置13の動作を決定するためのコ
マンド群である。これらは更に種々のパラメータのため
に細分化されている。例えば、映像符号化部22のビッ
トレートを指定するパラメータコマンドでビットレート
を5Mbpsに設定する場合は、「Video.bit
rate 5000000」のように実行する。
【0049】表2において、装置全体の設定コマンド
(No11.1”Control”)は、データをネッ
トワーク上に送り出すか、あるいはただモニタのために
符号化するかどうか、あるいは映像・音声の符号化を同
時にするか、あるいは別々にするか、マルチプレックス
して出力するか、エンコード開始、エンコード停止のタ
イムコードの指定等を行うパラメータ設定のコマンドで
ある。
【0050】また、映像符号化部22の設定コマンド
(No11.2”Video”)は、映像符号化に必要
な符号化方式、ビットレート、符号化画面サイズ等の設
定を行う。音声符号化部23の設定コマンド(No1
1.3”Audio”)は、音声の符号化方式、ビット
レート、符号化チャンネル数の設定等を行う。マルチプ
レクサ部24の設定コマンド(No11.4”Syst
em”)は、マルチプレックスの方式、ビットレート等
の設定をするコマンドである。
【0051】入出力装置の設定コマンド(No11.
5”Input_Output”)は、映像・音声の各
入力インターフェース、入力装置の種類、復号化装置の
種類等を指定するコマンドである。ネットワーク部の設
定コマンド(No11.6”Miscellaneou
s”)は、ビットストリームを受け取るネットワーク上
のマシーンとそのポート番号等を指定する。更に、ユー
ザのパラメータの設定コマンド(No11.7”Use
r”)は、仕様が異なるユーザ固有の設定項目のために
用意されているコマンドである。
【0052】表3は状態確認のコマンド表を示す。
【0053】
【表3】 状態確認のコマンド表に書かれているコマンドは、装置
の状態を確認するためのコマンド群である。これらは更
に種々のパラメータのために細分化されているのはパラ
メータ設定のコマンドと同様である。表3において、符
号化された容量コマンド(No12.1”Size”)
は、最終的な発生した符号量マルチプレクサ後、映像・
音声に分けて保持している値を問い合わせるコマンドで
ある。また、装置の内部状態コマンド(No12.2”
Status”)は、装置のステータス、現在のエラー
状態、符号化が始まってからの経過時間等の状態を問い
合わせるコマンドである。これらの情報は、符号化装置
が動作していると逐一変わる情報である。符号化装置の
履歴コマンド(No12.3”Informatio
n”)は、この符号化装置の作成された日時、装置の種
類等を問い合わせるコマンドである。
【0054】次に、VTRを2台制御して符号化を実施
するための方法について、図5乃至図8と共に説明す
る。図5は2台のVTR11及び12のタイムコード
例、図6は図2のタイムコード読取部27の一実施の形
態のブロック図、図7及び図8は図6の要部の信号波形
を示す。
【0055】図5(A)はVTR11からのタイムコー
ドが「01:00:00:00」から「03:00:0
0:00」までの時間区間符号化して、更に同図(B)
に示すVTR12からのタイムコードが「01:01:
00:00」から「02:59:00:00」までの時
間区間符号化する場合を示し、これを例にとって説明す
る。なお、タイムコードは「時:分:秒:フレーム」で
表わされる。
【0056】2台のVTR11及び12は、開始タイム
コードの5秒以上前に頭出しされる。1台目のVTR1
1の再生が始まって、終了タイムコード間際になると、
VTR11の終了タイムコードと2台目のVTR12の
開始タイムコードを過ぎて数秒間再生される。VTR1
2も終了タイムコードを過ぎても数秒間再生される。
【0057】図2及び図6に示すタイムコード読取部2
7は、この動作を前提に2台のVTR11及び12から
タイムコードが、図6のVTRタイムコード読取器5
1、52にそれぞれ供給される。VTRタイムコード読
取器51により読み取られたVTR11からのタイムコ
ードは、比較器56と57にそれぞれ供給される。VT
Rタイムコード読取器52により読み取られたVTR1
2からのタイムコードは、比較器58に供給される。
【0058】また、コントローラ21がVTR11開始
時間、VTR11終了時間、VTR12終了時間を、図
6のVTR開始時間入力器53、VTR終了時間入力器
54、VTR終了時間入力器55に設定して、その値を
保持させる。
【0059】比較器56は、VTRタイムコード読取器
51により読み取られたVTR11のタイムコードと、
VTR開始時間入力器53からのVTR11開始時間と
を比較し、その比較信号(比較結果が一致のときは一致
信号)を符号化区間信号発生器61に供給する。比較器
57は、VTRタイムコード読取器51により読み取ら
れたVTR11のタイムコードと、VTR終了時間入力
器54からのVTR11終了時間とを比較し、その比較
信号(比較結果が一致のときは一致信号)を入力切換信
号発生器62とスイッチ回路60に供給する。また、比
較器58は、VTR終了時間入力器55からのVTR1
2終了時間とVTRタイムコード読取器52により読み
取られたVTR12からのタイムコードとを比較し、そ
の比較信号(比較結果が一致のときは一致信号)をスイ
ッチ回路60に供給する。
【0060】一方、使用VTR台数入力情報が使用VT
R台数入力器59に保持される。ここでは、使用台数
は”2”である。これにより、使用VTR台数入力器5
9の出力信号により、スイッチ回路60が切換制御され
て比較器58の出力信号が符号化区間信号発生器61に
供給され、その終了時間の検出には比較器58の出力信
号を使用するようにし、これと同時に入力切換信号発生
器62を動作状態とする。
【0061】なお、使用VTR台数が1台のみのときに
は、その旨の情報が保持された使用VTR台数入力器5
9の出力信号により、スイッチ回路60が切換制御され
て比較器57の出力信号が符号化区間信号発生器61に
供給され、その終了時間の検出には比較器57の出力信
号を使用するようにし、これと同時に入力切換信号発生
器62を動作禁止状態に設定する。いずれの場合でも、
符号化区間信号発生器61は最初区間が無効になるよう
に設定され、入力切換信号発生器62はVTR11から
入力されるように初期化されている。
【0062】符号化区間信号発生器61は、比較器56
から入力される比較信号が一致信号であるとき出力符号
化区間信号を有効にし、スイッチ回路60により選択さ
れた比較器57又は58から入力される比較信号が一致
信号であるとき出力符号化区間信号を無効にする。入力
切換信号発生器62は比較器57から送られてくる比較
信号が一致したら、その出力信号の入力切換信号を有効
にする。この時、この入力切換信号発生器62が動作を
禁止されていれば、出力信号はいかなる状態でも無効の
ままである。
【0063】この結果、使用VTR台数が2台であると
きには、符号化区間信号発生器61から出力される符号
化区間信号は、図7(A)に示すように、VTR11の
再生開始時刻t1でハイレベル(有効)になり、VTR
12の再生終了時刻t3でローレベル(無効)になり、
また、入力切換信号発生器62から出力される入力切換
信号は、同図(B)に示すように、VTR11の再生終
了時刻で、かつ、VTR12の再生開始時刻t2でハイ
レベル(有効)になる。
【0064】また、使用VTR台数が1台であるときに
は、符号化区間信号発生器61から出力される符号化区
間信号は、図8(A)に示すように、VTR11の再生
開始時刻t10でハイレベル(有効)になり、VTR1
1の再生終了時刻t11でローレベル(無効)になり、
また、入力切換信号発生器62から出力される入力切換
信号は、同図(B)に示すように、ローレベル(無効)
のままである。切換不要であるからである。
【0065】このようにして、図1に示した実施の形態
の情報編集システムによれば、高速ネットワーク網全体
を管理するシステムコントローラ15が、VTR11及
び12により再生された映像・音声信号を高能率符号化
装置13により符号化させる前に、高速ネットワーク網
に接続されているサーバー18その他の複数のサーバー
のうち、任意のサーバーを符号化データのビットストリ
ームを蓄積するサーバーとして指定することができ、こ
れにより、蓄積メディアやハードディスク装置などを介
在させることなく、直接に指定したサーバーに高能率符
号化した符号化データのビットストリームを蓄積させる
ことができる。
【0066】また、2台のVTR11及び12を使用し
てそれらの再生・映像信号を連続して高能率符号化装置
13に入力して高能率符号化させるようにしているの
で、テープ1本以上の長時間の再生映像・音声信号につ
いてもリアルタイムで高能率符号化して、ネットワーク
上の任意のサーバーに蓄積させることができる。
【0067】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図9は本発明になる情報編集システムの第2
の実施の形態のブロック図を示す。同図中、図1と同一
構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図
9に示す実施の形態は、高能率符号化装置65にシステ
ムコントローラ66を組み込んだ構成としたものであ
り、システムコントローラ66を内蔵した高能率符号化
装置65を高速ネットワーク17に接続した点に特徴が
ある。これは、本来、ネットワーク上のプロトコルをそ
のまま仮想的に、この高能率符号化装置に組み込むこと
が可能であるからである。
【0068】この高能率符号化装置65は、図2のブロ
ック図のCPU21を、ソフトウェアによってネットワ
ーク全体を管理するシステムコントローラ66としても
動作させるようにした構成である。ただし、CPU21
は、高能率符号化装置65のハードウェアの制御、通
信、データ転送をサポートするためのコントローラとし
ての機能(これは仮想的に実際のネットワークのインタ
フェースを使用しないでTCPのプロトコルを使用して
行われる)と、ネットワーク全体を管理するシステムコ
ントローラとしての機能はCPU上では分離されてい
る。この高能率符号化装置65は、本来ならばネットワ
ークから入力される様々な要求を高能率符号化装置に指
示するシステムコントローラ66を内蔵しているため
に、小さな情報編集システムを構築するのに有効であ
る。
【0069】この実施の形態では、システムコントロー
ラ66を高能率符号化装置65に内蔵し、システムコン
トローラが図1のように高能率符号化装置の外部にあっ
たときと同じ効果が得られる。サーバ・クライアントシ
ステムを使用している限り、このように簡易なシステム
ではサーバーとクライアントを1台の装置に含めること
が容易にできる。
【0070】次に、本発明になる情報編集システムの第
3の実施の形態について説明する。図10は本発明にな
る情報編集システムの第3の実施の形態のブロック図を
示す。この実施の形態は、高能率符号化システム67と
システムコントローラ付き高能率符号化システム68と
を、それぞれ高速ネットワーク17に接続し、サーバー
18が接続されている高速ネットワーク20と高速ネッ
トワーク網を構成したものである。
【0071】ここで、高能率符号化システム67は、図
11のブロック図に示す如き構成とされている。同図
中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。図11に示すように、高能率符号化システ
ム67は、システムコントローラを内蔵しない高能率符
号化装置13と、2台のVTR11及び12と、入力信
号切換器14と、高能率復号化装置19とから構成され
ており、図1と同様の動作を行う。
【0072】一方、システムコントローラ付き高能率符
号化システム68は、図12のブロック図に示す如き構
成とされている。同図中、図9と同一構成部分には同一
符号を付し、その説明を省略する。図12に示すよう
に、システムコントローラ付き高能率符号化システム6
8は、システムコントローラ66を内蔵する高能率符号
化装置65と、2台のVTR11及び12と、入力信号
切換器14と、高能率復号化装置19とから構成されて
おり、図9と同様の動作を行う。
【0073】従って、図10に示す第3の実施の形態
は、高能率符号化装置が高速ネットワーク17に2台縦
続接続された情報編集システムであり、そのうち一方の
高能率符号化装置にシステムコントローラが内蔵されて
おり、その内蔵のシステムコントローラ(図12のシス
テムコントローラ66)により、2つのシステム67及
び68を含むネットワーク全体が管理される。
【0074】この実施の形態によれば、高能率符号化シ
ステム67とシステムコントローラ付き高能率符号化シ
ステム68のそれぞれに設けられた高能率符号化装置1
3及び65により、全部で4台のVTRからの再生映像
・音声信号の符号化が統一的な管理の下でできるため、
効率的な符号化ができる。また、システム全体としては
1台の高能率符号化装置として見え、ユーザは符号化が
高能率符号化システム67とシステムコントローラ付き
高能率符号化システム68のうちのどちらのシステムで
行われているかを意識することなく、所望の映像・音声
信号の符号化ができる。
【0075】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。図13は本発明になる情報編集システムの第
4の実施の形態のブロック図を示す。この実施の形態
は、高能率符号化システム67a及び67bを、それぞ
れ高速ネットワーク17に接続し、システムコントロー
ラ15が接続されているネットワーク16及びサーバー
18が接続されている高速ネットワーク20と高速ネッ
トワーク網を構成したものである。
【0076】ここで、高能率符号化システム67a及び
67bは、それぞれ同一構成であり、図11のブロック
図に67で示す如き構成とされている。同図中、図1と
同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。図11に示すように、高能率符号化システム67a
及び67bは、それぞれシステムコントローラを内蔵し
ない高能率符号化装置13と、2台のVTR11及び1
2と、入力信号切換器14と、高能率復号化装置19と
から構成されており、図1と同様の動作を行う。
【0077】この実施の形態によれば、高能率符号化シ
ステム67a及び67bのそれぞれに設けられた高能率
符号化装置13により、全部で4台のVTRからの再生
映像・音声信号の符号化が統一的な管理の下でできるた
め、効率的な符号化ができる。また、システム全体とし
ては1台の高能率符号化装置として見え、ユーザは符号
化が高能率符号化システム67a及び67bのうちのど
ちらのシステムで行われているかを意識することなく、
所望の映像・音声信号の符号化ができる。なお、この実
施の形態では、システムコントローラ15により高速ネ
ットワーク網全体の管理が行われる。
【0078】システムコントローラ15は、GUIのよ
うなマンマシーンインターフェースを持っており、コン
ソール卓を操作するユーザからの入力(例えばVTR1
1、12が再生するテープに記録されたタイムコードに
基づく、符号化開始時刻や符号化終了時刻の指示など)
を受け取る。マンマシーンインターフェースは、ネット
ワークを介して、高能率符号化システム67a及び67
b内の高能率符号化装置13が理解できる通信規約のパ
ラメータ、コマンドに変換して高能率符号化装置13に
送るが、変換しなくてもよい通信規約であってもよい。
高能率符号化装置13からシステムコントローラ15に
は、通信規約に基づきデータが入力されるので、必要が
あれば、ユーザに分かる形に変換して提示する。
【0079】図10及び図13にそれぞれ示した第3及
び第4の実施の形態では、システムコントローラ66又
は15はその接続番号を管理するだけで容易に何台もの
高能率符号化システムを並行して動作させることができ
るため、特別なパーソナルコンピュータを必要としない
ネットワークの情報編集システムを構成できる。
【0080】なお、図10及び図13では高能率符号化
システム67、67a又は67bは1又は2としたが、
図10では2以上、図13では3以上ネットワークに縦
続接続することができることは勿論である。
【0081】また、以上の実施の形態においては、図示
の便宜上サーバー18は1台のみ図示しているが、ネッ
トワークに接続されている2以上のすべてのサーバーを
含むものである。また、システムコントローラ15や、
システムコントローラ付き高能率符号化システム68も
2つ以上高速ネットワークに接続されていてもよい。た
だし、どれか一のシステムコントローラが高能率符号化
装置13を占有している(符号化させている)と、高能
率符号化装置13は排他的にブロックされるようにでき
ている。つまり、1台の高能率符号化装置13は一のシ
ステムコントローラのみが動作制御できる。
【0082】なお、本発明が適用されるネットワークは
単一のネットワークは勿論のこと、相互接続された複数
のネットワークも含むものである。また、この上記の実
施の形態では、VTRからの再生映像・音声信号を高能
率符号化するシステムについて説明したが、磁気ディス
クや光ディスクなどの他の記録媒体再生装置からの再生
映像・音声信号を高能率符号化するシステムにも適用可
能である。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来はそれ単体で使用していた高能率符号化装置を、ネ
ットワーク上からあらゆる装置が使用することができ
る。これは、オーサリング装置等が自由にネットワーク
上の本発明装置を共有できる環境を呈示するものであ
り、ユーザインターフェースをネットワーク上の通信仕
様を利用することによって、高能率符号化装置の都合に
よるユーザインターフェースではなく、この高能率符号
化装置を共有しようとする装置に合った形態で自由に構
築できる。
【0084】また、本発明によれば、複数台の記録媒体
再生装置と接続可能なシステムにより、長時間の(1台
の記録媒体再生装置で連続再生可能な1つの記録媒体分
を越える)ソースが記録媒体の交換なしにリアルタイム
で符号化できる。これは、例えばVODシステム等にお
いてまだ符号化されていない長時間のソースをリアルタ
イムで符号化し、実際のユーザにサービスしながら、次
のサービスのためにそれをサーバーに蓄えるという動作
が同時に行えることを意味する。
【0085】また、本発明によれば、データはすべて必
要な時に必要な場所に転送することが可能であり、蓄積
メディアの利用を最終のサーバー等に限定して発生デー
タの不要な分散を抑えることができる。また、本発明で
は、ユーザが各種の作業を1つのコンソール卓で可能で
ある。
【0086】更に、本発明によれば、高能率符号化装置
にシステムコントローラを内蔵するようにしたため、そ
のシステムコントローラを用いてネットワーク全体を管
理することができ、ネットワークからの様々な高能率符
号化装置に対する要求に応えることができ、高能率符号
化装置にシステムコントローラを内蔵する小さなシステ
ムを構築できる。
【0087】また、更に、本発明によれば、複数の高能
率符号化装置をネットワークに接続することによって、
システム全体としては1台の高能率符号化装置として見
える構成とするようにしたため、複数台の記録媒体再生
装置からの再生映像・音声信号の高能率符号化を複数の
高能率符号化装置を統一的に制御することで行え、よっ
て、効率的な符号化ができ、またユーザはどの高能率符
号化装置が動作しているかを意識することなく符号化デ
ータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの第1の実施の形態のブロック
図である。
【図2】本発明の高能率符号化装置の一実施の形態のブ
ロック図である。
【図3】本発明の動作説明用フローチャートである。
【図4】本発明の高能率符号化装置の一実施の形態の状
態遷移図である。
【図5】2つのVTRの再生開始と再生終了の関係の説
明図である。
【図6】図2のタイムコード読取部の一実施の形態のブ
ロック図である。
【図7】VTRが2台のときの図6の出力信号のタイム
チャートである。
【図8】VTRが1台のときの図6の出力信号のタイム
チャートである。
【図9】本発明システムの第2の実施の形態のブロック
図である。
【図10】本発明システムの第3の実施の形態のブロッ
ク図である。
【図11】図10の要部の一例のブロック図である。
【図12】図10の他の要部の一例のブロック図であ
る。
【図13】本発明システムの第4の実施の形態のブロッ
ク図である。
【図14】従来システムの一例のブロック図である。
【符号の説明】
11、21 VTR 13 高能率符号化装置 14 入力信号切換器 15、66 システムコントローラ 16 ネットワーク 17、20 高速ネットワーク 18 サーバー 19 高能率復号化装置 21 コントローラ(CPU) 22 映像符号化部 23 音声符号化部 24 マルチプレクサ部 25 ビットストリーム制御部 26 ネットワークインターフェース部 27 タイムコード読取部 28 VTR制御部 51、52 VTRタイムコード読取器 53 VTR開始時間入力器 54、55 VTR終了時間入力器 56、57、58 比較器 59 使用VTR台数入力器 60 スイッチ回路 61 符号化区間信号発生器 62 入力切換信号発生器 65 システムコントローラ内蔵の高能率符号化装置 67 高能率符号化システム 68 システムコントローラ付き高能率符号化システム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像及び音声信号を出力すると共にタイ
    ムコードを出力する記録媒体再生装置と、 前記記録媒体再生装置からのタイムコードに基づき、前
    記記録媒体再生装置から入力された映像及び音声信号を
    高能率符号化し、得られたビットストリームを出力する
    符号化装置と、 前記符号化装置から出力されたビットストリームをネッ
    トワークを介して受信する、前記ネットワーク上の予め
    指定された機器と、 前記符号化装置から出力されたビットストリームを復号
    する復号化装置と、 前記ネットワークに接続され、前記符号化装置の動作を
    制御するシステムコントローラとを有することを特徴と
    する情報編集システム。
  2. 【請求項2】 映像及び音声信号を出力すると共にタイ
    ムコードを出力する複数台の記録媒体再生装置と、 前記複数台の記録媒体再生装置からそれぞれ出力された
    映像及び音声信号を、1つの信号に時系列的に合成する
    合成手段と、 前記複数台の記録媒体再生装置からのタイムコードに基
    づき前記合成手段を制御すると共に、前記合成手段によ
    り合成された信号を高能率符号化し、得られたビットス
    トリームを出力する符号化装置と、 前記符号化装置から出力されたビットストリームをネッ
    トワークを介して受信する、前記ネットワーク上の予め
    指定された機器と、 前記符号化装置から出力されたビットストリームを復号
    する復号化装置と、 前記ネットワークに接続され、前記符号化装置の動作を
    制御するシステムコントローラとを有することを特徴と
    する情報編集システム。
  3. 【請求項3】 映像及び音声信号を出力すると共にタイ
    ムコードを出力する複数台の記録媒体再生装置と、 前記複数台の記録媒体再生装置からそれぞれ出力された
    映像及び音声信号を、1つの信号に時系列的に合成する
    合成手段と、 前記複数台の記録媒体再生装置からのタイムコードに基
    づき前記合成手段を制御し、前記合成手段により合成さ
    れた信号を高能率符号化して得たビットストリームを出
    力すると共に、接続されるネットワーク上の各機器から
    入力されるコマンドの実行あるいはパラメータ設定の要
    求を満足するように作られ、かつ、高能率符号化動作を
    制御するシステムコントローラを内蔵した符号化装置
    と、 前記符号化装置から出力されたビットストリームを前記
    ネットワークを介して受信する、前記ネットワーク上の
    予め指定された機器と、 前記符号化装置から出力されたビットストリームを復号
    する復号化装置とを有し、前記符号化装置に内蔵された
    前記システムコントローラが、前記ネットワークを管理
    すると共に、そのネットワークに接続された外部の機器
    からのコマンドあるいはパラメータの設定により前記符
    号化装置の符号化動作を制御することを特徴とする情報
    編集システム。
  4. 【請求項4】 一又は二以上の第1の符号化システム
    と、一又は二以上の第2の符号化システムとがネットワ
    ークにサーバーと共に接続された情報編集システムであ
    って、 前記第1の符号化システムは、 映像及び音声信号を出力すると共にタイムコードを出力
    する複数台の第1の記録媒体再生装置と、前記複数台の
    第1の記録媒体再生装置からそれぞれ出力された映像及
    び音声信号を、1つの信号に時系列的に合成する第1の
    合成手段と、前記複数台の第1の記録媒体再生装置から
    のタイムコードに基づき前記第1の合成手段を制御して
    合成された信号を高能率符号化して得たビットストリー
    ムを出力すると共に前記ネットワークに接続された第1
    の符号化装置と、前記第1の符号化装置から出力された
    ビットストリームを復号する第1の復号化装置とよりな
    り、 前記第2の符号化システムは、 映像及び音声信号を出力すると共にタイムコードを出力
    する複数台の第2の記録媒体再生装置と、前記複数台の
    第2の記録媒体再生装置からそれぞれ出力された映像及
    び音声信号を、1つの信号に時系列的に合成する第2の
    合成手段と、前記複数台の第2の記録媒体再生装置から
    のタイムコードに基づき前記第2の合成手段を制御して
    合成された信号を高能率符号化して得たビットストリー
    ムを出力すると共に、前記ネットワーク上の各機器から
    入力されるコマンドの実行あるいはパラメータ設定の要
    求を満足するように作られ、かつ、高能率符号化動作を
    制御するシステムコントローラを内蔵した第2の符号化
    装置と、前記第2の符号化装置から出力されたビットス
    トリームを復号する第2の復号化装置とよりなり、 一の前記第2の符号化装置に内蔵された前記システムコ
    ントローラが、前記ネットワークを管理すると共に、そ
    のネットワークに接続された外部の機器からのコマンド
    あるいはパラメータの設定により前記第1及び第2の符
    号化装置の符号化動作を制御することを特徴とする情報
    編集システム。
  5. 【請求項5】 二以上の符号化システムがネットワーク
    に一又は二以上のサーバー及び一又は二以上のシステム
    コントローラと共に接続された情報編集システムであっ
    て、 前記符号化システムは、 映像及び音声信号を出力すると共にタイムコードを出力
    する複数台の記録媒体再生装置と、前記複数台の記録媒
    体再生装置からそれぞれ出力された映像及び音声信号
    を、1つの信号に時系列的に合成する合成手段と、前記
    複数台の第1の記録媒体再生装置からのタイムコードに
    基づき、前記記録媒体再生装置から入力された映像及び
    音声信号を高能率符号化して得たビットストリームを出
    力すると共に、前記ネットワークに接続された一のシス
    テムコントローラにより符号化動作が制御される符号化
    装置と、前記符号化装置から出力されたビットストリー
    ムを復号する復号化装置とを有することを特徴とする情
    報編集システム。
  6. 【請求項6】 記録媒体再生装置からタイムコードが入
    力されて読み取るタイムコード読取部と、 前記記録媒体再生装置から入力された映像信号及び音声
    信号をそれぞれ符号化する符号化部と、 前記符号化部からの符号化データをビットストリームと
    して出力するビットストリーム制御部と、 前記ビットストリームをネットワークへ送出するネット
    ワークインターフェース部と、 前記タイムコード読取部からの読取結果に基づいて、前
    記記録媒体再生装置を制御する制御部と、 前記ネットワークに接続された外部のシステムコントロ
    ーラからの入力に基づき、装置各部を統括的に制御する
    コントローラとを有することを特徴とする高能率符号化
    装置。
  7. 【請求項7】 記録媒体再生装置からタイムコードが入
    力されて読み取るタイムコード読取部と、 入力された映像信号及び音声信号を高能率符号化する符
    号化部と、 前記ネットワーク上の各機器から入力されるコマンドの
    実行あるいはパラメータ設定の要求を満足するように作
    られ、かつ、前記符号化部の符号化動作を制御するシス
    テムコントローラと、 前記符号化部からの符号化データを前記システムコント
    ローラを介してビットストリームとして出力するビット
    ストリーム制御部と、 前記タイムコード読取部からの読取結果に基づいて、前
    記記録媒体再生装置を制御する制御部とを有することを
    特徴とする高能率符号化装置。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、前記記録媒体再生装置が
    複数台あるときは、前記複数台の記録媒体再生装置を順
    次時分割的に動作させ、前記タイムコード読取部は、こ
    れら複数台の記録媒体再生装置の再生信号を時系列的に
    合成するための切換信号を出力すると共に、符号化する
    区間を指示する符号化区間信号を前記符号化部へ出力す
    ることを特徴とする請求項6又は7記載の高能率符号化
    装置。
  9. 【請求項9】 前記タイムコード読取部は、前記複数台
    の記録媒体再生装置のうち第1の記録媒体再生装置から
    のタイムコードを読み取る第1の読取器と、第2の記録
    媒体再生装置からのタイムコードを読み取る第2の読取
    器と、前記第1の記録媒体再生装置が再生する再生開始
    のタイムコード、再生終了する第1の再生終了のタイム
    コード及び前記第2の記録再生装置が再生終了する第2
    の再生終了のタイムコードがそれぞれ設定される入力器
    と、前記第1の読取器の出力と前記入力器からの前記再
    生開始のタイムコードとが一致したとき一致信号を出力
    する第1の比較器と、前記第1の読取器の出力と前記入
    力器からの前記再生終了の第1のタイムコードとが一致
    したとき一致信号を出力する第2の比較器と、前記第2
    の読取器の出力と前記入力器からの前記再生終了の第2
    のタイムコードとが一致したとき一致信号を出力する第
    3の比較器と、前記第2及び第3の比較器の出力信号を
    切り換える選択回路と、前記第1の比較器からの一致信
    号により符号化を開始し前記選択回路からの一致信号に
    より符号化を終了する符号化区間信号を生成して前記符
    号化部へ出力する符号化区間信号発生器と、前記第2の
    比較器の出力一致信号により入力切換信号を生成して前
    記符号化部に入力される信号を切り換える切換信号発生
    器と、前記複数台の記録媒体再生装置のうち使用する記
    録媒体再生装置の台数が入力され、使用する記録媒体再
    生装置が2台のときには前記選択回路により前記第3の
    比較器の出力信号を選択させ、かつ、前記切換信号発生
    器を動作状態に制御する使用台数入力器とを具備するこ
    とを特徴とする請求項6又は7記載の高能率符号化装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6798835B2 (en) 2000-03-29 2004-09-28 Victor Company Of Japan, Ltd. Apparatus and method of switching moving-picture bitstream

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