JPH11166998A - 廃棄物用溶融炉 - Google Patents
廃棄物用溶融炉Info
- Publication number
- JPH11166998A JPH11166998A JP33432397A JP33432397A JPH11166998A JP H11166998 A JPH11166998 A JP H11166998A JP 33432397 A JP33432397 A JP 33432397A JP 33432397 A JP33432397 A JP 33432397A JP H11166998 A JPH11166998 A JP H11166998A
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- JP
- Japan
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- melting furnace
- furnace wall
- furnace
- melting
- melt
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- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、炉壁の寿命を長くすることが出来、
溶融炉の稼働率を高くすることが出来る廃棄物用溶融炉
を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明に係る廃棄物用溶融炉は、（Ａ）炉
壁４と、（Ｂ）被溶融物７を入れる金属容器５と、
（Ｃ）被溶融物７を加熱溶融する加熱源６と、（Ｄ）前
記金属容器５の底部に接続した溶融物取出し管１２と、
（Ｅ）前記溶融物取出し管１２を加熱する加熱源３を備
え、（Ｆ）前記溶融物取出し管１２にはフリーズドバル
ブ１１を設け、（Ｇ）前記金属容器５は炉壁内に設置す
ることを特徴とする。
溶融炉の稼働率を高くすることが出来る廃棄物用溶融炉
を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明に係る廃棄物用溶融炉は、（Ａ）炉
壁４と、（Ｂ）被溶融物７を入れる金属容器５と、
（Ｃ）被溶融物７を加熱溶融する加熱源６と、（Ｄ）前
記金属容器５の底部に接続した溶融物取出し管１２と、
（Ｅ）前記溶融物取出し管１２を加熱する加熱源３を備
え、（Ｆ）前記溶融物取出し管１２にはフリーズドバル
ブ１１を設け、（Ｇ）前記金属容器５は炉壁内に設置す
ることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物用溶融炉
（パイプ式）に関する。本発明は、発電所廃棄物用溶融
炉、燃料サイクル廃棄物用溶融炉、一般産業廃棄物用溶
融炉に利用することができる。
（パイプ式）に関する。本発明は、発電所廃棄物用溶融
炉、燃料サイクル廃棄物用溶融炉、一般産業廃棄物用溶
融炉に利用することができる。
【０００２】
【従来の技術】図２に、従来の廃棄物用溶融炉の構成を
示す。従来の溶融炉からの溶融物取出し方法では、加熱
コイル６により被溶融物７が加熱され低融点物質から順
次溶融して炉壁４と接触する。
示す。従来の溶融炉からの溶融物取出し方法では、加熱
コイル６により被溶融物７が加熱され低融点物質から順
次溶融して炉壁４と接触する。
【０００３】溶融物は高温（１０００℃〜１１００℃）
の為、炉壁４を急激に温度上昇させるので、炉壁４の剥
離や割れを生じやすく炉壁４の寿命を短くする原因にな
っている。
の為、炉壁４を急激に温度上昇させるので、炉壁４の剥
離や割れを生じやすく炉壁４の寿命を短くする原因にな
っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術には、次の
ような問題がある。 （１）従来の廃棄物用溶融炉では、被溶融物が溶融され
始めた時点から溶融物と炉壁が接触する。その為、炉壁
の寿命が短くなる。 （２）炉壁の寿命が短くなるため、溶融炉の稼働率も低
くなる。 本発明は、これらの問題を解決することができる廃棄物
用溶融炉を提供することを目的とする。
ような問題がある。 （１）従来の廃棄物用溶融炉では、被溶融物が溶融され
始めた時点から溶融物と炉壁が接触する。その為、炉壁
の寿命が短くなる。 （２）炉壁の寿命が短くなるため、溶融炉の稼働率も低
くなる。 本発明は、これらの問題を解決することができる廃棄物
用溶融炉を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】（第１の手段）本発明に
係る廃棄物用溶融炉は、（Ａ）炉壁４と、（Ｂ）被溶融
物７を入れる金属容器５と、（Ｃ）被溶融物７を加熱溶
融する加熱源６と、（Ｄ）前記金属容器５の底部に接続
した溶融物取出し管１２と、（Ｅ）前記溶融物取出し管
１２を加熱する加熱源３からなり、（Ｆ）前記溶融物取
出し管１２にはフリーズドバルブ１１を設け、（Ｇ）前
記金属容器５は炉壁内に設置することを特徴とする。
係る廃棄物用溶融炉は、（Ａ）炉壁４と、（Ｂ）被溶融
物７を入れる金属容器５と、（Ｃ）被溶融物７を加熱溶
融する加熱源６と、（Ｄ）前記金属容器５の底部に接続
した溶融物取出し管１２と、（Ｅ）前記溶融物取出し管
１２を加熱する加熱源３からなり、（Ｆ）前記溶融物取
出し管１２にはフリーズドバルブ１１を設け、（Ｇ）前
記金属容器５は炉壁内に設置することを特徴とする。
【０００６】すなわち、本発明の溶融炉は、廃棄物用溶
融炉において、溶融物を炉壁４と接触させないようにし
て、溶融炉の底から溶融物を取り出す目的で、被溶融物
７が溶融した後で金属容器５の底部に設けたフリーズド
バルブ１１を溶融して、溶融物を取り出すことを特徴と
する。
融炉において、溶融物を炉壁４と接触させないようにし
て、溶融炉の底から溶融物を取り出す目的で、被溶融物
７が溶融した後で金属容器５の底部に設けたフリーズド
バルブ１１を溶融して、溶融物を取り出すことを特徴と
する。
【０００７】
【発明の実施の形態】（第１の実施の形態）図１は、本
発明の第１の実施の形態にに係る廃棄物溶融炉の構成を
示す図である。
発明の第１の実施の形態にに係る廃棄物溶融炉の構成を
示す図である。
【０００８】図１に示すように、本発明の溶融炉は、パ
イプ（溶融物取出し管）内を流れる溶融物が途中で冷却
されて固化しないように加熱もしくは固化物を加熱溶融
する下部加熱コイル３と、炉壁４と、被溶融物７を入れ
る金属容器５と、必要に応じて金属容器５をも溶融でき
る加熱コイル６により構成される。
イプ（溶融物取出し管）内を流れる溶融物が途中で冷却
されて固化しないように加熱もしくは固化物を加熱溶融
する下部加熱コイル３と、炉壁４と、被溶融物７を入れ
る金属容器５と、必要に応じて金属容器５をも溶融でき
る加熱コイル６により構成される。
【０００９】本発明の溶融炉の底部は金属容器５に付属
するパイプ（溶融物取出し管）１２が通れる穴８があ
る。パイプ（溶融物取出し管）１２には、フリーズドバ
ルブ１１が設けられている。
するパイプ（溶融物取出し管）１２が通れる穴８があ
る。パイプ（溶融物取出し管）１２には、フリーズドバ
ルブ１１が設けられている。
【００１０】図２の従来の溶融炉の場合には、加熱コイ
ル６により被溶融物７が加熱され、低融点物質から順次
溶融して炉壁４と接触する。溶融物は高温（１０００℃
〜１１００℃）の為、炉壁４を急激に温度上昇させる。
そのため炉壁４の剥離や割れを生じやすく炉壁４の寿命
を短くする原因になっている。
ル６により被溶融物７が加熱され、低融点物質から順次
溶融して炉壁４と接触する。溶融物は高温（１０００℃
〜１１００℃）の為、炉壁４を急激に温度上昇させる。
そのため炉壁４の剥離や割れを生じやすく炉壁４の寿命
を短くする原因になっている。
【００１１】本発明（図１）によれば、被溶融物７が金
属容器５の中で完全に溶融した後でパイプ（溶融物取出
し管）１２のフリーズドバルブ１１を溶融して、溶融物
を取り出すので炉壁４と溶融物の接触は生じない。その
ため炉壁４の寿命を長くすることが出来る。
属容器５の中で完全に溶融した後でパイプ（溶融物取出
し管）１２のフリーズドバルブ１１を溶融して、溶融物
を取り出すので炉壁４と溶融物の接触は生じない。その
ため炉壁４の寿命を長くすることが出来る。
【００１２】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 （１）従来の廃棄物用溶融炉では、被溶融物が溶融され
始めた時点から溶融物と炉壁が接触するが、本発明の溶
融炉では炉壁との間に金属容器があり、溶融物と炉壁が
接触するおそれが無いので炉壁の寿命を長くすることが
出来る。 （２）炉壁の寿命を長くすることが出来るため、溶融炉
の稼働率を高くすることが出来る。 （３）金属容器の設置により、被溶融物が非導電物質で
あつても、溶融することが出来る。
で、以下に記載するような効果を奏する。 （１）従来の廃棄物用溶融炉では、被溶融物が溶融され
始めた時点から溶融物と炉壁が接触するが、本発明の溶
融炉では炉壁との間に金属容器があり、溶融物と炉壁が
接触するおそれが無いので炉壁の寿命を長くすることが
出来る。 （２）炉壁の寿命を長くすることが出来るため、溶融炉
の稼働率を高くすることが出来る。 （３）金属容器の設置により、被溶融物が非導電物質で
あつても、溶融することが出来る。
【図１】本発明の第１の実施の形態に係る廃棄物溶融炉
の構成を示す図。
の構成を示す図。
【図２】従来の廃棄物溶融炉の構成を示す図。
１ …溶融炉 ２ …取出し口 ３ …下部加熱コイル ４ …炉壁 ５ …金属容器 ６ …加熱コイル ７ …被溶融物 ８ …穴 １１…フリーズドバルブ １２…パイプ（溶融物取出し管）
Claims (1)
- 【請求項１】（Ａ）炉壁（４）と、（Ｂ）被溶融物
（７）を入れる金属容器（５）と、（Ｃ）被溶融物
（７）を加熱溶融する加熱源（６）と、（Ｄ）前記金属
容器（５）の底部に接続した溶融物取出し管（１２）
と、（Ｅ）前記溶融物取出し管（１２）を加熱する加熱
源（３）からなり、（Ｆ）前記溶融物取出し管（１２）
にはフリーズドバルブ（１１）を設け、（Ｇ）前記金属
容器（５）は炉壁内に設置することを特徴とする廃棄物
用溶融炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33432397A JPH11166998A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 廃棄物用溶融炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33432397A JPH11166998A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 廃棄物用溶融炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11166998A true JPH11166998A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18276079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33432397A Withdrawn JPH11166998A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 廃棄物用溶融炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11166998A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012523666A (ja) * | 2009-04-09 | 2012-10-04 | サイマー インコーポレイテッド | Ｅｕｖ生成チャンバにおけるはね返り防止のための液滴捕集器に関するシステム、方法、及び装置 |
| JP2019045248A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 計時システムおよび計時プログラム |
-
1997
- 1997-12-04 JP JP33432397A patent/JPH11166998A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012523666A (ja) * | 2009-04-09 | 2012-10-04 | サイマー インコーポレイテッド | Ｅｕｖ生成チャンバにおけるはね返り防止のための液滴捕集器に関するシステム、方法、及び装置 |
| JP2019045248A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 計時システムおよび計時プログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |