JPH11166350A - 吊り戸 - Google Patents
吊り戸Info
- Publication number
- JPH11166350A JPH11166350A JP12063498A JP12063498A JPH11166350A JP H11166350 A JPH11166350 A JP H11166350A JP 12063498 A JP12063498 A JP 12063498A JP 12063498 A JP12063498 A JP 12063498A JP H11166350 A JPH11166350 A JP H11166350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- rail
- movable rail
- fixed
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で吊り戸を動力を使って開け締め
する。 【解決手段】 戸口1の上の壁に取り付けた枠板2に、
レール3の一端をピン5で支持する。枠板2の左側に減
速機付きの電動モータ12を取り付け、その出力軸に固
定したドラム13にワイヤ15を懸回し、その一端をレ
ール3に止着する。電動モータのスイッチ16は戸口の
裏表の壁際に取り付ける。ドア7の上部に戸車19を2
個取り付け、これらの戸車をレール3に載せてドア7を
吊り下げる。枠板2の右側には短い制動レール20を尻
上がりに固定し、その上を転動する副車21をドアの右
側に取り付けた支持金具22に回転自在に支持する。副
車21は戸車19より高い位置にあり、主レール3から
常に浮いている。枠体2にはエアブレーキ23を取り付
ける。
する。 【解決手段】 戸口1の上の壁に取り付けた枠板2に、
レール3の一端をピン5で支持する。枠板2の左側に減
速機付きの電動モータ12を取り付け、その出力軸に固
定したドラム13にワイヤ15を懸回し、その一端をレ
ール3に止着する。電動モータのスイッチ16は戸口の
裏表の壁際に取り付ける。ドア7の上部に戸車19を2
個取り付け、これらの戸車をレール3に載せてドア7を
吊り下げる。枠板2の右側には短い制動レール20を尻
上がりに固定し、その上を転動する副車21をドアの右
側に取り付けた支持金具22に回転自在に支持する。副
車21は戸車19より高い位置にあり、主レール3から
常に浮いている。枠体2にはエアブレーキ23を取り付
ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、病院や介護施設
等に好適な吊り戸に関する。
等に好適な吊り戸に関する。
【0002】
【従来の技術】ドアにはスイング式とスライド式がある
が、スイング式は、突然開いたりすると人にぶつかる危
険がある。スライド式はこのような危険はないが、床に
レールや溝があるので、車椅子等が通過するのに障害に
なり、また、レールや溝の周りにゴミが溜まる等の問題
がある。そこで、レールを戸口の上方に設置し、これか
らドアを吊り下げて、ドアの直下の床面を平坦にした吊
り戸がある。
が、スイング式は、突然開いたりすると人にぶつかる危
険がある。スライド式はこのような危険はないが、床に
レールや溝があるので、車椅子等が通過するのに障害に
なり、また、レールや溝の周りにゴミが溜まる等の問題
がある。そこで、レールを戸口の上方に設置し、これか
らドアを吊り下げて、ドアの直下の床面を平坦にした吊
り戸がある。
【0003】このような吊り戸では、ドアを吊っている
レールに緩やかな傾斜を設け、開いたドアが傾斜に沿っ
て自動的に閉るようにしたものがある。しかしこのもの
では、ドアをあけるとき、ドアを傾斜に逆らって押し上
げるようにしなければならないので、車椅子に載った人
や老人が開けるのは楽ではない。
レールに緩やかな傾斜を設け、開いたドアが傾斜に沿っ
て自動的に閉るようにしたものがある。しかしこのもの
では、ドアをあけるとき、ドアを傾斜に逆らって押し上
げるようにしなければならないので、車椅子に載った人
や老人が開けるのは楽ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、動力を使
って開け締めできる構造の簡単な吊り戸を提供すること
を課題とする。
って開け締めできる構造の簡単な吊り戸を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】戸口の上部の壁に、左右
に傾斜できるように可動レールを枢支し、その上を転動
する少なくとも2つの戸車にドアを懸架する。枢支点は
可動レールの中央でも端でもよい。この可動レールを左
右両方向に傾けるために傾斜駆動装置を設ける。傾斜角
度は水平線を中心に±2/100ないし5/100程度ほどでよ
い。傾斜駆動装置の操作ボタンは、例えば戸口の壁際等
に設ける。ドアを開閉するときは、傾斜駆動装置を操作
して、可動レールを傾ける。すると、戸車が可動レール
の傾斜に沿って動きドアが開閉する。
に傾斜できるように可動レールを枢支し、その上を転動
する少なくとも2つの戸車にドアを懸架する。枢支点は
可動レールの中央でも端でもよい。この可動レールを左
右両方向に傾けるために傾斜駆動装置を設ける。傾斜角
度は水平線を中心に±2/100ないし5/100程度ほどでよ
い。傾斜駆動装置の操作ボタンは、例えば戸口の壁際等
に設ける。ドアを開閉するときは、傾斜駆動装置を操作
して、可動レールを傾ける。すると、戸車が可動レール
の傾斜に沿って動きドアが開閉する。
【0006】傾斜駆動装置は、可動レールの一端を電動
モータ等で吊り上げるようにすると構造がシンプルにな
る。傾斜した可動レールに沿ってドアが動くとき、はじ
めはゆっくりと動くが、だんだんと加速されて、最後に
は戸当たりに勢いよく衝突し、危険である。これを防ぐ
には、ダッシュポット式などのブレーキを設け、戸当た
りに当たる前に制動して穏やかに閉るようにする。ドア
に副車を設け、ドアが開位置または閉位置に近づいたと
きに該副車が乗り上げる位置に、外側に向って上り勾配
になった制動矯正レールを設けるようにしてもよい。こ
のような制動矯正レールを設けた場合には、単にドアを
穏やかに開け閉めできるだけでなく、ドアの姿勢を垂直
に保つことができ見栄えがよい。
モータ等で吊り上げるようにすると構造がシンプルにな
る。傾斜した可動レールに沿ってドアが動くとき、はじ
めはゆっくりと動くが、だんだんと加速されて、最後に
は戸当たりに勢いよく衝突し、危険である。これを防ぐ
には、ダッシュポット式などのブレーキを設け、戸当た
りに当たる前に制動して穏やかに閉るようにする。ドア
に副車を設け、ドアが開位置または閉位置に近づいたと
きに該副車が乗り上げる位置に、外側に向って上り勾配
になった制動矯正レールを設けるようにしてもよい。こ
のような制動矯正レールを設けた場合には、単にドアを
穏やかに開け閉めできるだけでなく、ドアの姿勢を垂直
に保つことができ見栄えがよい。
【0007】制動矯正レールを用いると、これに副車が
乗り降りするときにドアがぎくしゃくした動きする欠点
がある。そこで、制動矯正レールに代わって固定レール
を設けることができる。固定レールは左または右方向に
傾斜した状態で壁に取り付け、ドアの上部には、可動レ
ール上を転動する戸車と、固定レール上を転動する戸車
をそれぞれ独立して設ける。そして、可動レールを固定
レールと同じ方向に傾けると、固定レールに戸車が載っ
て該可動レールから戸車が浮き、可動レールを固定レー
ルと反対方向に傾けると、可動レールに戸車が載って固
定レールから戸車が浮くように構成する。
乗り降りするときにドアがぎくしゃくした動きする欠点
がある。そこで、制動矯正レールに代わって固定レール
を設けることができる。固定レールは左または右方向に
傾斜した状態で壁に取り付け、ドアの上部には、可動レ
ール上を転動する戸車と、固定レール上を転動する戸車
をそれぞれ独立して設ける。そして、可動レールを固定
レールと同じ方向に傾けると、固定レールに戸車が載っ
て該可動レールから戸車が浮き、可動レールを固定レー
ルと反対方向に傾けると、可動レールに戸車が載って固
定レールから戸車が浮くように構成する。
【0008】このように固定レールを設けたものでは、
可動レールを固定レールと同じ方向に傾けると、固定レ
ールに戸車が載るので、ドアは固定レールの傾きに沿っ
て走行する。逆に、可動レールを固定レールと反対方向
に傾けると、可動レールに戸車が載って、ドアは前とは
反対側に走行する。このように、ドアが走行する途中で
レールを乗り換えることがないので、ドアの動きはスム
ーズである。また、戸車は固定レール用、可動レール用
に独立しているので、各戸車の取付け高さを適切にする
ことにより、開または閉のいずれの方向に走行するとき
も、ドアは垂直の姿勢を保つことができる。
可動レールを固定レールと同じ方向に傾けると、固定レ
ールに戸車が載るので、ドアは固定レールの傾きに沿っ
て走行する。逆に、可動レールを固定レールと反対方向
に傾けると、可動レールに戸車が載って、ドアは前とは
反対側に走行する。このように、ドアが走行する途中で
レールを乗り換えることがないので、ドアの動きはスム
ーズである。また、戸車は固定レール用、可動レール用
に独立しているので、各戸車の取付け高さを適切にする
ことにより、開または閉のいずれの方向に走行するとき
も、ドアは垂直の姿勢を保つことができる。
【0009】可動レールは両端でのみ支持されるので、
捩れ易い。そこで、固定レールを間隔を開けて2本設
け、その間に可動レールを挟み込むようにして可動レー
ルの捩れを防止するようにするのもよい。
捩れ易い。そこで、固定レールを間隔を開けて2本設
け、その間に可動レールを挟み込むようにして可動レー
ルの捩れを防止するようにするのもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図3に基づいて説明する
と、戸口1の上の壁に取り付けた枠板2に、可動レール
3の一端をピン5で支持する。可動レール3の反対側
は、上下に動けるように、ガイド6に支持させる。可動
レール3はボックス型に形成して、ドアを吊り下げたと
き過大な撓みが生じないよう充分な強度をもたせる。
と、戸口1の上の壁に取り付けた枠板2に、可動レール
3の一端をピン5で支持する。可動レール3の反対側
は、上下に動けるように、ガイド6に支持させる。可動
レール3はボックス型に形成して、ドアを吊り下げたと
き過大な撓みが生じないよう充分な強度をもたせる。
【0011】この可動レール3を左右に傾斜させるため
に傾斜駆動装置10を設ける。枠板2の左側に減速機付
きの電動モータ12を取り付け、その出力軸に固定した
ドラム13にワイヤ15を懸回し、その一端を可動レー
ル3に止着する。モータ12を駆動してワイヤ15を巻
き上げれば可動レールの左端が上がり、巻戻せば可動レ
ールの左端は下がる。可動レールの傾斜をリミットスイ
ッチ14で検出して、可動レールが所定の傾斜になった
らモータが自動的に停止するようにする。電動モータの
スイッチ16は戸口の裏表の壁際に取り付ける。
に傾斜駆動装置10を設ける。枠板2の左側に減速機付
きの電動モータ12を取り付け、その出力軸に固定した
ドラム13にワイヤ15を懸回し、その一端を可動レー
ル3に止着する。モータ12を駆動してワイヤ15を巻
き上げれば可動レールの左端が上がり、巻戻せば可動レ
ールの左端は下がる。可動レールの傾斜をリミットスイ
ッチ14で検出して、可動レールが所定の傾斜になった
らモータが自動的に停止するようにする。電動モータの
スイッチ16は戸口の裏表の壁際に取り付ける。
【0012】ドア7の上部に、上下に細長い支持金具1
7を2個固定し、それぞれ戸車19を回転自在に取り付
け、これらの戸車を可動レール3に載せてドア7を吊り
下げる(図3)。可動レール3を左下がりに傾斜させる
と、戸車19が可動レールを左方に転動してドアが閉じ
るが、閉じたドアが、戸口左側の戸当たり4に隙間なく
当たるよう、右側の戸車の支持金具17は左より長く作
る。
7を2個固定し、それぞれ戸車19を回転自在に取り付
け、これらの戸車を可動レール3に載せてドア7を吊り
下げる(図3)。可動レール3を左下がりに傾斜させる
と、戸車19が可動レールを左方に転動してドアが閉じ
るが、閉じたドアが、戸口左側の戸当たり4に隙間なく
当たるよう、右側の戸車の支持金具17は左より長く作
る。
【0013】枠板2の右側には短い制動矯正レール20
を固定する。制動矯正レールは可動レール3より高い位
置にあり、しかも、尻上がりに傾斜している。この制動
矯正レールの上を転動する副車21をドアの右側に取り
付けた支持金具22に回転自在に支持する。副車21は
戸車19より高い位置にあり、可動レール3から常に浮
いている。
を固定する。制動矯正レールは可動レール3より高い位
置にあり、しかも、尻上がりに傾斜している。この制動
矯正レールの上を転動する副車21をドアの右側に取り
付けた支持金具22に回転自在に支持する。副車21は
戸車19より高い位置にあり、可動レール3から常に浮
いている。
【0014】枠体2には、ダッシュポット式のエアブレ
ーキ23を取り付ける。これは、底に小さな穴を開けた
シリンダ24の中にピストン25を嵌装したもので、ピ
ストンロッド26の先が副車の取付金具22に当たるよ
うに取り付ける。このものでは、ドアに押されたとき、
シリンダ24の中の空気を小さな穴から押し出しながら
ピストン25がシリンダ24の中に入っていくので、ピ
ストン25は速く動こうとすると、大きな抵抗を受け、
この抵抗でドアの速度を制動する。ピストンロッド26
の先にはマグネット27を取り付け、ドアが開くとき、
副車の支持金具22でマグネット27を吸着して、ピス
トンロッド26を引っ張り出すようにする(図1鎖
線)。
ーキ23を取り付ける。これは、底に小さな穴を開けた
シリンダ24の中にピストン25を嵌装したもので、ピ
ストンロッド26の先が副車の取付金具22に当たるよ
うに取り付ける。このものでは、ドアに押されたとき、
シリンダ24の中の空気を小さな穴から押し出しながら
ピストン25がシリンダ24の中に入っていくので、ピ
ストン25は速く動こうとすると、大きな抵抗を受け、
この抵抗でドアの速度を制動する。ピストンロッド26
の先にはマグネット27を取り付け、ドアが開くとき、
副車の支持金具22でマグネット27を吸着して、ピス
トンロッド26を引っ張り出すようにする(図1鎖
線)。
【0015】ドア7の下部が前後に振れるのを押えるた
めに、床29には振れ止め30を設ける。すなわち、床
に短い支柱31を建て、その先に、ドアの下縁に沿って
形成された溝32に係合するローラ33を取り付ける。
めに、床29には振れ止め30を設ける。すなわち、床
に短い支柱31を建て、その先に、ドアの下縁に沿って
形成された溝32に係合するローラ33を取り付ける。
【0016】ドア7が閉じている状態(図1に符号Aで
示す。)から、ドアを開くには、スイッチ16を操作し
て電動モータ12でワイヤ15を巻上げ、可動レール3
を図1に鎖線で示すよう左上がりに傾ける。すると、2
つの戸車19が可動レールの傾斜に沿って転動し、ドア
は右に動き始める。ドアは可動レールの傾斜に沿って徐
々に加速しながら右に移動するが、やがて、副車21が
制動矯正レール20に乗り(図1のB状態)、右側の戸
車19は可動レール3から浮き上がる。さらにドアが右
に動くと、制動矯正レールは尻上がりになっており、そ
の上を副車が登っていくので、ドアは徐々に減速し、ゆ
っくりとした速度になってから左の戸当たり4に当た
る。
示す。)から、ドアを開くには、スイッチ16を操作し
て電動モータ12でワイヤ15を巻上げ、可動レール3
を図1に鎖線で示すよう左上がりに傾ける。すると、2
つの戸車19が可動レールの傾斜に沿って転動し、ドア
は右に動き始める。ドアは可動レールの傾斜に沿って徐
々に加速しながら右に移動するが、やがて、副車21が
制動矯正レール20に乗り(図1のB状態)、右側の戸
車19は可動レール3から浮き上がる。さらにドアが右
に動くと、制動矯正レールは尻上がりになっており、そ
の上を副車が登っていくので、ドアは徐々に減速し、ゆ
っくりとした速度になってから左の戸当たり4に当た
る。
【0017】ドアが開いた状態(図1のC状態)では、
右の戸車19が可動レール3から浮き上がり、左の戸車
19および副車21で支えられ、ドアはほぼ垂直状態を
保つ。したがって、ドアの下縁は床に平行を保つので見
栄えがよい。
右の戸車19が可動レール3から浮き上がり、左の戸車
19および副車21で支えられ、ドアはほぼ垂直状態を
保つ。したがって、ドアの下縁は床に平行を保つので見
栄えがよい。
【0018】C状態からドアを閉めるときは、スイッチ
16を操作して、モータでワイヤ15を弛め、可動レー
ル3を図1に実線で示すように、左下がりに傾ける。ド
アは可動レールの傾斜に沿って左側に動き始め、すぐ
に、副車21が制動矯正レール20から外れ、代わりに
右の戸車19が可動レール3に乗り、ドアはふたつの戸
車で吊り下げられて動く。途中、副車の支持金具22が
エアブレーキのピストンロッド26(これは、その前に
ドアが開くとき、図1に鎖線で示すように、シリンダか
ら引き出されている。)に突き当り、ドアはそれを押し
縮めながら動き、その間に制動され、最後はゆっくりと
した速度となって戸当たり4に当たる(A状態)。
16を操作して、モータでワイヤ15を弛め、可動レー
ル3を図1に実線で示すように、左下がりに傾ける。ド
アは可動レールの傾斜に沿って左側に動き始め、すぐ
に、副車21が制動矯正レール20から外れ、代わりに
右の戸車19が可動レール3に乗り、ドアはふたつの戸
車で吊り下げられて動く。途中、副車の支持金具22が
エアブレーキのピストンロッド26(これは、その前に
ドアが開くとき、図1に鎖線で示すように、シリンダか
ら引き出されている。)に突き当り、ドアはそれを押し
縮めながら動き、その間に制動され、最後はゆっくりと
した速度となって戸当たり4に当たる(A状態)。
【0019】なお、停電等でモータが作動しない場合
は、傾斜している可動レールに沿ってドアを押し上げる
ようにすれば、ドアを開けることができ、非常時の安全
性が確保できる。
は、傾斜している可動レールに沿ってドアを押し上げる
ようにすれば、ドアを開けることができ、非常時の安全
性が確保できる。
【0020】制動矯正レールに代えて固定レールを設け
た場合の実施態様を、図4〜図6に基づいて説明する。
戸口101の上の壁に取り付けた枠板102に、複合レ
ール150を支持する。複合レール150は水平ではな
く、扉の閉る側(図4では左側)に向って下がってい
る。傾斜は100分の2ほどである。
た場合の実施態様を、図4〜図6に基づいて説明する。
戸口101の上の壁に取り付けた枠板102に、複合レ
ール150を支持する。複合レール150は水平ではな
く、扉の閉る側(図4では左側)に向って下がってい
る。傾斜は100分の2ほどである。
【0021】複合レール150は、断面がほぼ凹形で、
中央の窪みを挟んでその両側が2本の固定レール151
を形成している。各固定レール151の上には、戸車が
実際に転動するための軌条152を立てる。ドア107
の上部に、左右で一組の支持金具153を固定し、これ
ら金具に2個ずつ戸車155を回転自在に取り付け、こ
れら4個の戸車155を固定レール151に載せてドア
107を吊り下げる固定レール151は左下がりである
ので、ドア107を垂直に保つために、戸車155は左
側のものを低く、右側のものを高い位置に取り付ける。
中央の窪みを挟んでその両側が2本の固定レール151
を形成している。各固定レール151の上には、戸車が
実際に転動するための軌条152を立てる。ドア107
の上部に、左右で一組の支持金具153を固定し、これ
ら金具に2個ずつ戸車155を回転自在に取り付け、こ
れら4個の戸車155を固定レール151に載せてドア
107を吊り下げる固定レール151は左下がりである
ので、ドア107を垂直に保つために、戸車155は左
側のものを低く、右側のものを高い位置に取り付ける。
【0022】複合レール150の中央の窪みは可動レー
ル103が適合する形状になっており、この中に可動レ
ール103を挟み、その一端(閉鎖側)を複合レールに
ピン105で止める。可動レール103はこのピン10
5を中心に回動して、左右両方向に傾斜することができ
る。可動レール105にも軌条152を立てる。
ル103が適合する形状になっており、この中に可動レ
ール103を挟み、その一端(閉鎖側)を複合レールに
ピン105で止める。可動レール103はこのピン10
5を中心に回動して、左右両方向に傾斜することができ
る。可動レール105にも軌条152を立てる。
【0023】この可動レール103を左右に傾斜させる
ために傾斜駆動装置110を設ける。枠板102の左側
に減速機付きの電動モータ112を取り付け、その出力
軸に固定したドラム113にワイヤ115を懸回し、そ
の一端を可動レール103に止着する。モータ112を
駆動してワイヤ115を巻き上げれば可動レール103
の左端が上がり、巻戻せば左端は下がる。可動レールの
傾斜をリミットスイッチで検出して、レールが所定の傾
斜になったらモータが自動的に停止するようにする。電
動モータのスイッチ116は戸口の裏表の壁際に取り付
ける。
ために傾斜駆動装置110を設ける。枠板102の左側
に減速機付きの電動モータ112を取り付け、その出力
軸に固定したドラム113にワイヤ115を懸回し、そ
の一端を可動レール103に止着する。モータ112を
駆動してワイヤ115を巻き上げれば可動レール103
の左端が上がり、巻戻せば左端は下がる。可動レールの
傾斜をリミットスイッチで検出して、レールが所定の傾
斜になったらモータが自動的に停止するようにする。電
動モータのスイッチ116は戸口の裏表の壁際に取り付
ける。
【0024】可動レール103は、左下がりと左上がり
の2つの状態をとる。傾きは固定レール151と同じ約
100分の2である。ドア107の上部に、左右で一組
の支持金具117を固定し、これら金具に1個ずつ戸車
119を回転自在に取り付ける。これらの戸車は、可動
レール103が左上がりになったときに、可動レールの
上に載ってドア107を吊り下げる。このようにドアが
左上がりの可動レールから吊り下げられるときに、ドア
107を垂直に保つために、右側の戸車119は左より
低い位置に取り付ける。
の2つの状態をとる。傾きは固定レール151と同じ約
100分の2である。ドア107の上部に、左右で一組
の支持金具117を固定し、これら金具に1個ずつ戸車
119を回転自在に取り付ける。これらの戸車は、可動
レール103が左上がりになったときに、可動レールの
上に載ってドア107を吊り下げる。このようにドアが
左上がりの可動レールから吊り下げられるときに、ドア
107を垂直に保つために、右側の戸車119は左より
低い位置に取り付ける。
【0025】枠体102には、ダッシュポット式のエア
ブレーキ123を取り付ける。これは、底に小さな穴を
開けたシリンダ124の中にピストン125を嵌装した
もので、ピストンロッド126の先が右側の取付金具1
17から出た腕117aに当たるように取り付ける。こ
のものでは、ドアに押されたとき、シリンダ124の中
の空気を小さな穴から押し出しながらピストン125が
シリンダ124の中に入っていくので、ピストン125
は速く動こうとすると、大きな抵抗を受け、この抵抗で
ドアの速度を制動する。ピストンロッド126の先には
マグネット127を取り付け、ドアが開くとき、支持金
具153でマグネット127を吸着して、ピストンロッ
ド126を引っ張り出すようにする(図4鎖線)。
ブレーキ123を取り付ける。これは、底に小さな穴を
開けたシリンダ124の中にピストン125を嵌装した
もので、ピストンロッド126の先が右側の取付金具1
17から出た腕117aに当たるように取り付ける。こ
のものでは、ドアに押されたとき、シリンダ124の中
の空気を小さな穴から押し出しながらピストン125が
シリンダ124の中に入っていくので、ピストン125
は速く動こうとすると、大きな抵抗を受け、この抵抗で
ドアの速度を制動する。ピストンロッド126の先には
マグネット127を取り付け、ドアが開くとき、支持金
具153でマグネット127を吸着して、ピストンロッ
ド126を引っ張り出すようにする(図4鎖線)。
【0026】ドア107が前後に振れるのを押えるため
に、床129には振れ止め130を設ける。すなわち、
床に短い支柱131を建て、その先に、ドアの下縁に沿
って形成された溝132に係合するローラ133を取り
付ける。
に、床129には振れ止め130を設ける。すなわち、
床に短い支柱131を建て、その先に、ドアの下縁に沿
って形成された溝132に係合するローラ133を取り
付ける。
【0027】図4のAはドア107が閉じている状態を
示しており、この状態では可動レール103が左下がり
に傾斜して2本の固定レール151の間に引っ込んでお
り(図5参照)、戸車155が固定レール151に載
り、戸車19は可動レール103から浮いている。この
状態からドアを開くには、スイッチ116を操作して電
動モータ112でワイヤ115を巻上げ、可動レール1
03を図4に鎖線で示すように左上がりに傾ける(B状
態)。こうすると、可動レールが2本の固定レールの間
から上に突出するようになり、可動レール103の上に
戸車119が載り、固定レール151から戸車155が
浮き上がる。こうして、ドア107は、可動レール10
3の上を右に走行し、戸当たり104のクッション10
4aに当たって止る(C状態)。
示しており、この状態では可動レール103が左下がり
に傾斜して2本の固定レール151の間に引っ込んでお
り(図5参照)、戸車155が固定レール151に載
り、戸車19は可動レール103から浮いている。この
状態からドアを開くには、スイッチ116を操作して電
動モータ112でワイヤ115を巻上げ、可動レール1
03を図4に鎖線で示すように左上がりに傾ける(B状
態)。こうすると、可動レールが2本の固定レールの間
から上に突出するようになり、可動レール103の上に
戸車119が載り、固定レール151から戸車155が
浮き上がる。こうして、ドア107は、可動レール10
3の上を右に走行し、戸当たり104のクッション10
4aに当たって止る(C状態)。
【0028】C状態からドアを閉めるときは、スイッチ
116を操作して、モータでワイヤ115を弛め、可動
レール1033を図4に実線で示すように、左下がりに
傾ける。こうすると、可動レールが2本の固定レールの
間にすっぽり入り込んでしまい、固定レール151の上
に戸車155が載り、可動レール103から戸車119
が浮き上がる。こうして、ドアは固定レール151の傾
斜に沿って左側に動き始める。その途中、支持金具11
7がエアブレーキのピストンロッド126(これは、そ
の前にドアが開くとき、図4に鎖線で示すように、シリ
ンダから引き出されている。)に突き当り、ドアはそれ
を押し縮めながら動き、その間に制動され、最後はゆっ
くりとした速度となって戸当たり104に当たる(A状
態)。
116を操作して、モータでワイヤ115を弛め、可動
レール1033を図4に実線で示すように、左下がりに
傾ける。こうすると、可動レールが2本の固定レールの
間にすっぽり入り込んでしまい、固定レール151の上
に戸車155が載り、可動レール103から戸車119
が浮き上がる。こうして、ドアは固定レール151の傾
斜に沿って左側に動き始める。その途中、支持金具11
7がエアブレーキのピストンロッド126(これは、そ
の前にドアが開くとき、図4に鎖線で示すように、シリ
ンダから引き出されている。)に突き当り、ドアはそれ
を押し縮めながら動き、その間に制動され、最後はゆっ
くりとした速度となって戸当たり104に当たる(A状
態)。
【0029】なお、停電等でモータが作動しない場合
は、傾斜しているレールに沿ってドアを押し上げるよう
にすれば、ドアを開けることができ、非常時の安全性が
確保できる。
は、傾斜しているレールに沿ってドアを押し上げるよう
にすれば、ドアを開けることができ、非常時の安全性が
確保できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の吊り戸
は、ドアを吊っている可動レールを左右に傾けてドアを
開閉するようにしたものであり(請求項1)、ドア自体
を動力で直接押したり引いたりして開閉するものに比べ
て構造がシンプルであり、安価に提供できる。また、ド
アが閉るときに人にぶつかったりすれば、ドアはすぐに
止るので安全性が高い。傾斜駆動装置が停電等で作動し
ない場合はもとより、通常時でも、ドアを手で押し開け
ることができるので、便利である。
は、ドアを吊っている可動レールを左右に傾けてドアを
開閉するようにしたものであり(請求項1)、ドア自体
を動力で直接押したり引いたりして開閉するものに比べ
て構造がシンプルであり、安価に提供できる。また、ド
アが閉るときに人にぶつかったりすれば、ドアはすぐに
止るので安全性が高い。傾斜駆動装置が停電等で作動し
ない場合はもとより、通常時でも、ドアを手で押し開け
ることができるので、便利である。
【0031】傾斜駆動装置は、可動レールの一端をモー
タで吊り上げるようにすると、構造がシンプルになる
(請求項2)。さらに、ドアに副車を設け、これが乗り
上がる制動矯正レールを設ければ、ドアの開閉スピード
を殺すことができ安全であり、同時に、ドアの姿勢を垂
直に保って見栄えよくできる(請求項3)。
タで吊り上げるようにすると、構造がシンプルになる
(請求項2)。さらに、ドアに副車を設け、これが乗り
上がる制動矯正レールを設ければ、ドアの開閉スピード
を殺すことができ安全であり、同時に、ドアの姿勢を垂
直に保って見栄えよくできる(請求項3)。
【0032】請求項4のように、可動レールに沿って、
固定レールを左右いずれかの方向に傾斜した状態で壁に
取り付け、可動レール上を転動する戸車と、固定レール
上を転動する戸車をそれぞれ独立して設けるようにすれ
ば、ドアは例えば閉じ方向に動くはときは固定レール上
を、開き方向に動くときは可動レール上を終始走行する
ので、ドアの動きがスムーズであり、また、ドアをいつ
でも垂直な姿勢に保つことができるので、見栄えがよ
い。固定レールを間隔を開けて2本設け、その間に可動
レールを挟み込むようにすれば(請求項4)、長い可動
レールも捩れが小さくなり、ドアが安定して走行でき
る。また、ドアが2本の固定レールで吊ることができる
ので、ドアが前後方向に揺れにくい。
固定レールを左右いずれかの方向に傾斜した状態で壁に
取り付け、可動レール上を転動する戸車と、固定レール
上を転動する戸車をそれぞれ独立して設けるようにすれ
ば、ドアは例えば閉じ方向に動くはときは固定レール上
を、開き方向に動くときは可動レール上を終始走行する
ので、ドアの動きがスムーズであり、また、ドアをいつ
でも垂直な姿勢に保つことができるので、見栄えがよ
い。固定レールを間隔を開けて2本設け、その間に可動
レールを挟み込むようにすれば(請求項4)、長い可動
レールも捩れが小さくなり、ドアが安定して走行でき
る。また、ドアが2本の固定レールで吊ることができる
ので、ドアが前後方向に揺れにくい。
【図1】 吊り戸の正面図である。
【図2】 吊り戸の水平断面図である。
【図3】 吊り戸の垂直断面図である。
【図4】 他の吊り戸の正面図である。
【図5】 図4の吊り戸の垂直断面図である。
【図6】 図4の吊り戸の部分平面図である。
1、101 戸口 3、103 可動レール 7、107 ドア 10、110 傾斜駆動装置 12、112 モータ 19、119 戸車 20 制動矯正レール 21 副車 151 固定レール 155 戸車
Claims (5)
- 【請求項1】 ドア(7、107)が懸垂しながら走行
するための可動レール(3、103)を左右方向に傾斜
できるように壁に枢支すると共に、該可動レールを右左
両方向に傾斜させるための傾斜駆動装置(10、11
0))を設けた吊り戸。 - 【請求項2】 該傾斜駆動装置が、該可動レールの一端
をモータ(12、112)で吊り上げるよう構成されて
いる請求項1に記載の吊り戸。 - 【請求項3】 該ドアの上部に副車(21)を設け、該
ドアが開位置または閉位置に近づいたときに該副車が乗
り上げる、外側に向って上り勾配になった制動矯正レー
ル(20)を設けた請求項1または2に記載の吊り戸。 - 【請求項4】 該可動レールに沿って、固定レール(1
51)を左右いずれかの方向に傾斜した状態で壁に取り
付け、該ドアの上部には、該可動レール上を転動する戸
車(119)と、該固定レール上を転動する戸車(15
5)をそれぞれ設け、該可動レールを該固定レールと同
じ方向に傾けると、該固定レールに戸車(155)が載
って該可動レールから戸車(119)が浮き、該可動レ
ールを該固定レールと反対方向に傾けると、該可動レー
ルに戸車(119)が載って該固定レールから戸車(1
55)が浮くように構成した請求項1に記載の吊り戸。 - 【請求項5】 該固定レールを間隔を開けて2本設け、
その間に該可動レールを挟み込むようにした請求項4に
記載の吊り戸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12063498A JPH11166350A (ja) | 1997-10-01 | 1998-04-30 | 吊り戸 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28606297 | 1997-10-01 | ||
| JP9-286062 | 1997-10-01 | ||
| JP12063498A JPH11166350A (ja) | 1997-10-01 | 1998-04-30 | 吊り戸 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11166350A true JPH11166350A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=26458178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12063498A Pending JPH11166350A (ja) | 1997-10-01 | 1998-04-30 | 吊り戸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11166350A (ja) |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP12063498A patent/JPH11166350A/ja active Pending
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