JPH11166248A - 油圧駆動式作業車両 - Google Patents

油圧駆動式作業車両

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JPH11166248A
JPH11166248A JP9350194A JP35019497A JPH11166248A JP H11166248 A JPH11166248 A JP H11166248A JP 9350194 A JP9350194 A JP 9350194A JP 35019497 A JP35019497 A JP 35019497A JP H11166248 A JPH11166248 A JP H11166248A
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hydraulic circuit
pilot pressure
traveling
injection
load
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JP9350194A
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Masao Fukuda
正男 福田
Hiroaki Inoue
宏昭 井上
Nobuo Matsuyama
伸生 松山
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Publication date
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    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/42Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 掘削作業の応答性を早め、作業現場、対象物
に応じて作業能力を選択し、作業能率の向上と燃費低減
を図る。 【解決手段】 パイロット圧源8のパイロット圧を第1
パイロット受圧部10aに受け、走行油圧回路5の圧油
を作業機油圧回路8に応援する注入位置、走行油圧回路
5と作業機油圧回路8を遮断する遮断位置に切り換える
注入切換弁10を注入位置に切り換える指令を出力する
注入指令スイッチ14と、パイロット圧源と第1パイロ
ット受圧部の間に挿入され、走行油圧回路の油圧を第2
パイロット受圧部16aに受け、走行油圧が所定の油圧
を超えたとき遮断から連通に切り換わる第1切換弁16
と、パイロット圧源と第1パイロット受圧部間で、第1
切換弁とシリーズに接続され、注入指令スイッチからの
指令をソレノイド部17aに受けて遮断から連通に切り
換わる第2切換弁17とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧駆動式作業車両
に関する。
【0002】
【従来の技術】図7により、例えば、ホイールローダの
代表的な掘削パターンであるVシェープローディング作
業について説明する。
【0003】
【表1】
【0004】このように、25sec/サイクル中での
約4secの掘削工程は、地山貫入・地切り動作を行う
約1secで、バケット刃先をいかに素早く、力強く土
砂に食い込ませるかで掘削性能が決定する。従って、約
1sec間におけるバケット刃先の力バランスの最適化
と、スピード(応答性)を向上させることが重要とな
る。
【0005】図8により、第1の従来技術(特開平9−
32045号公報の図7)を説明する。掘削作動中に
は、作業機用ポンプ6から作業機油圧回路8を介して作
業機シリンダ9に供給される油圧は、作業機用リリーフ
弁38の設定圧力までしか上昇しない。このため、バケ
ットを上昇する力が不足してバケットを上昇できないこ
とがある。このときには、作業機シリンダ9の油圧がア
ンロード弁66に作用して作業機油圧回路8をアンロー
ドするとともに、作業機油圧回路8が所定の圧力以上で
あることを圧力センサー69が検出し、オペレータがス
イッチ68をONにすると、圧力センサー69とスイッ
チ68のON信号がアンド回路67に入力すると、開閉
弁65のソレノイド65aに通電して開閉弁65が連通
位置となるため、作業機シリンダ9の油圧が、管路71
を介して作業機応援用弁64に作用して、作業機応援用
弁64を連通位置に切り換える。そのため、走行ポンプ
2の高い吐出圧が、チェック弁72、作業機応援用弁6
4、管路71を経由して、作業機シリンダ9に供給され
て、増加した推力によりバケットを上昇することができ
る。
【0006】また、作業機力をアップする第2の従来技
術について説明する。作業機ポンプをギヤポンプからプ
ランジャポンプとして、例えば、210kg/cm2
ら320kg/cm2 まで昇圧化することにより作業機
力をアップしている。
【0007】次に、車両の駆動力をアップする第3の従
来技術について説明する。他段ポンプにより、作業時不
要なポンプを全量もしくは一部をアンロードし、油圧ロ
スをカットするか、または、可変容量型ポンプの吐出量
をカットすることにより油圧ロスをカットして、カット
した分だけ車両の駆動力をアップして掘削性能を向上し
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】(1)第1の従来技術
では、圧力センサー69の信号とスイッチ68のON信
号とがアンド回路67に入力すると、開閉弁65のソレ
ノイド65aに通電して開閉弁65を連通位置に切り換
えて、作業機応援用弁64を連通位置に切り換える。こ
のため、圧力センサー69の信号とスイッチ68のON
信号とがアンド回路67に入力してから、作業機応援用
弁64が連通位置に切り換わるまでに時間がかかるた
め、約1sec間におけるバケット刃先の力バランスの
最適化と、スピード(応答性)を向上させ難く、掘削性
能が低下する問題があった。
【0009】(2)また、第1の従来技術では、作業機
応援用弁64を連通位置に切り換えると同時に、作業機
シリンダ9の油圧がアンロード弁66に作用して作業機
油圧回路8をアンロードするため、エンジントルクは全
て走行ポンプ2の駆動トルクとなって車両の牽引力が増
大するメリットがあるが、滑り易い作業現場等ではタイ
ヤスリップが発生してタイヤの摩耗量が増大するとも
に、掘削作業能率が低下する問題があった。
【0010】(3)第2の従来技術では、常時、昇圧さ
れているためアクスル等のパワーラインの強化が必要と
なり、また、プランジャポンプではギヤポンプに比べて
コストアップとなる。仮に、可変リリーフ等により常時
は低圧(210kg/cm2)とし、頻度的には少ないが
必要時高圧(320kg/cm2)にするには、高価なプ
ランジャポンプを使うメリットが生かされない問題があ
る。
【0011】本発明は、前記従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、簡単な構成でありながら掘削作
業の応答性を早めて掘削性能を向上するとともに、作業
現場、作業対象物に応じて作業能力を選択することによ
り、作業能率の向上と燃費低減を図ることができる油圧
駆動式作業車両を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段、および作用効果】上記の
目的を達成するために、本願の第1発明に係る油圧駆動
式作業車両は、車両を走行駆動する走行油圧回路と、作
業機を駆動する作業機油圧回路とを有し、必要に応じて
作業機油圧回路の圧油以上の走行油圧回路の圧油を作業
機油圧回路に応援する油圧駆動式作業車両において、パ
イロット圧源と、パイロット圧源からのパイロット圧を
第1パイロット受圧部に受けて、走行油圧回路の圧油を
作業機油圧回路に応援する注入位置、および、走行油圧
回路と作業機油圧回路とを遮断する遮断位置とに切り換
える注入切換弁と、注入切換弁を注入位置に切り換える
指令を出力する注入指令スイッチと、パイロット圧源と
第1パイロット受圧部との間に挿入され、かつ、走行油
圧回路の油圧を第2パイロット受圧部に受けて、走行油
圧が所定の油圧を超えたときに遮断位置から連通位置に
切り換わる第1切換弁と、パイロット圧源と第1パイロ
ット受圧部の間で、第1切換弁とシリーズに接続され、
かつ、注入指令スイッチからの指令をソレノイド部に受
けて遮断位置から連通位置に切り換わる第2切換弁とを
有することを特徴とする。
【0013】第1発明によれば、第1切換弁と第2切換
弁とは注入切換弁の第1パイロット受圧部とパイロット
圧源間にシリーズに接続されているため、第1切換弁あ
るいは第2切換弁のいずれか一方が先に連通位置になっ
ているときに、他方が連通位置になると、直ちにパイロ
ット圧源から第1パイロット受圧部にパイロット圧が作
用して、注入切換弁が注入位置に切り換わり、走行油圧
回路の高圧が作業機油圧回路に注入されて作業機力が瞬
時に増大する。
【0014】このように、走行油圧回路の圧力が所定の
圧力を超え、注入指令スイッチからの指令があると作業
機力が瞬時に増大するため、約1secの短時間におけ
るバケット刃先の牽引力と作業機力との力バランスの最
適化と、スピード性(応答性) が向上することにより、
バケット刃先の貫入力が増大して掘削性能が大幅に向上
する。また、走行ポンプや作業機ポンプはギヤポンプで
よく、プランジャポンプを使用する必要がないため大幅
なコスト低減となる。
【0015】本願の第2発明に係る油圧駆動式作業車両
は、第1発明において、注入指令スイッチとソレノイド
部の間に介設され、作業機の作動に連動して注入指令ス
イッチからの指令を遮断する注入解除手段を有すること
を特徴とする。
【0016】第2発明によれば、注入解除手段が作業機
の作動に連動して、注入指令スイッチからの指令を遮断
すると、注入切換弁は、走行ポンプと作業機油圧回路と
の遮断位置に切り換えられ、作業機ポンプを作業機油圧
回路に接続する。そのため、オペレータが注入指令スイ
ッチからの指令を遮断する操作を必要とせず、自動的に
走行ポンプの吐出油は走行油圧回路に供給され、作業機
ポンプの吐出油は作業機油圧回路に供給されて通常作業
が可能となる。
【0017】本願の第3発明に係る油圧駆動式作業車両
は、第2発明において、作業機の作動は油圧駆動式作業
車両に設置されたバケットのチルト操作、あるいはブー
ムの中立戻し操作であることを特徴とする。
【0018】第3発明によれば、掘削時に走行ポンプの
吐出油を作業機油圧回路に注入してバケットの貫入作動
が終了して、オペレータがブームを中立に戻し、バケッ
トをチルトさせて土砂を掬い混むときの、ブームの中立
戻し操作、あるいは、バケットのチルト操作に連動して
注入指令スイッチからの指令が遮断される。そのため、
注入切換弁が走行ポンプと作業機油圧回路との遮断位置
に切り換えられて通常作業が可能となる。したがって、
注入解除操作が不要となり、操作性、作業性が向上す
る。
【0019】本願の第4発明に係る油圧駆動式作業車両
は、第3発明において、バケット操作レバーの操作、バ
ケット操作弁用パイロット圧力の上昇などのバケットの
チルト操作、あるいは、ブーム操作レバーの操作、ブー
ム操作弁用パイロット圧力の低下などのブームの中立戻
し操作のいずれかを検出するセンサと、センサからの信
号を入力して、注入解除手段に注入指令スイッチからの
指令を遮断する制御信号を出力するコントローラとを有
することを特徴とする。
【0020】第4発明によれば、バケット操作レバーの
操作、バケット操作弁用パイロット圧力の上昇などのバ
ケットのチルト操作、あるいは、ブーム操作レバーの操
作、ブーム操作弁用パイロット圧力の低下などのブーム
の中立戻し操作のいずれかを検出するセンサからの検出
信号をコントローラが入力すると、コントローラから注
入解除手段に注入指令スイッチからの指令を遮断する信
号を出力するようにしたので、電子制御となり構成が簡
素化される。
【0021】本願の第5発明に係る油圧駆動式作業車両
は、車両を走行駆動する走行油圧回路と、作業機を駆動
する作業機油圧回路とを有し、必要に応じて作業機油圧
回路の圧油以上の走行油圧回路の圧油を作業機油圧回路
に応援する油圧駆動式作業車両において、作業機油圧回
路に吐出する作業機ポンプと、走行油圧回路に吐出する
走行ポンプと、作業機ポンプの吐出油をアンロードから
任意の負荷まで所定の状態に設定して、走行ポンプの駆
動トルクを所定の値に設定する負荷調整手段と、作業機
ポンプから負荷調整手段に吐出するとともに、走行油圧
回路の圧油を作業機油圧回路に応援注入する注入位置、
および、作業機ポンプから作業機油圧回路に吐出すると
ともに、走行油圧回路と作業機油圧回路とを遮断する遮
断位置とに切り換える注入切換弁と有することを特徴と
する。
【0022】第5発明によれば、注入切換弁の注入位置
では、走行油圧回路の圧油を作業機油圧回路に注入する
とともに、作業機ポンプから負荷調整手段に吐出する。
負荷調整手段により作業機ポンプの吐出油をアンロード
から任意の負荷まで所定の状態にして、作業機ポンプの
消費トルクを任意に設定すると、走行ポンプの駆動トル
クが負荷調整手段により調整される。
【0023】このように、走行油圧回路の高圧を作業機
油圧回路に注入することにより作業機力が増大するた
め、掘削が容易化され、掘削時間、ひいてはサイクルタ
イムが短縮されて燃費が低減するが、滑り易い路面等で
の掘削時には、走行ポンプの駆動トルクを負荷調整手段
により調整して車両の牽引トルクを任意に低減すれば、
タイヤスリップが防止されてタイヤ摩耗が低減されると
ともに、掘削作業を容易化できる。このように、作業現
場、作業対象物に応じて牽引力を選択できるため掘削作
業能率が向上すると共に、エンジントルクを有効利用で
きる。また、走行ポンプや作業機ポンプはギヤポンプで
よく、プランジャポンプを使用する必要がないため大幅
なコスト低減となる。
【0024】本願の第6発明に係る油圧駆動式作業車両
は、第5発明において、負荷調整手段は、作業機ポンプ
の吐出油を任意の負荷に設定可能な負荷手段と、作業機
ポンプを負荷手段に接続する負荷位置、および、アンロ
ードするアンロード位置とに切換可能な電磁式の負荷切
換弁と、負荷切換弁を負荷位置に切り換える切換指令を
出力するモード選択スイッチとからなることを特徴とす
る。
【0025】第6発明によれば、モード選択スイッチを
操作しないと、作業機ポンプの吐出油がアンロードされ
て作業機ポンプの消費トルクがないため、エンジントル
クが全て走行ポンプの駆動トルクとなる。また、モード
選択スイッチを操作して、作業機ポンプの吐出油が負荷
手段に接続されて所定の負荷状態になると、走行ポンプ
の駆動トルクが作業機ポンプの消費トルク分だけ減少す
るように調整される。
【0026】このため、滑り易い路面等での掘削時に
は、モード選択スイッチを操作するだけで、走行ポンプ
の駆動トルクを負荷調整手段により調整して車両の牽引
トルクを任意に低減すれば、タイヤスリップが防止され
てタイヤ摩耗が低減されると共に、掘削作業能率が向上
する。このように、モード選択スイッチを操作するだけ
で、作業現場、作業対象物に応じて牽引力を選択できる
ため掘削作業能率が向上すると共に、エンジントルクを
有効利用できる。
【0027】本願の第7発明に係る油圧駆動式作業車両
は、第6発明において、負荷手段は、無負荷〜所定の負
荷まで、連続的、あるいは、所定の段階に設定可能とす
ることを特徴とする。
【0028】第7発明によれば、車両の牽引トルクを連
続的に調整すれば作業現場、作業対象物に最適な牽引力
で作業できるため掘削作業能率が向上する。必要に応じ
て車両の牽引トルクを所定の段階的に調整すれば調整が
簡単となる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る油圧駆動式作
業車両の実施例について、図1〜図6の図面を参照して
詳述する。
【0030】図1により、第1実施例について説明す
る。走行ポンプ2に走行操作弁3を介して走行モータ4
を接続することにより、車両の走行油圧回路5が構成さ
れ、作業機ポンプ6および注入切換弁10に作業機操作
弁7を介して、車両に付設されたバケットシリンダ等の
作業機シリンダ9(図6参照)を接続することにより、
作業機油圧回路8が構成される。走行ポンプ2の吐出管
路は走行油圧回路5から分岐して注入切換弁10の第1
入口に接続され、ステアリングポンプ11の吐出管路と
合流弁12を介して合流する、作業機ポンプ6の吐出管
路は注入切換弁10の第2入口に接続される。これら走
行ポンプ2と作業機ポンプ6とステアリングポンプ11
とはエンジン1により駆動される。
【0031】注入切換弁10の第1出口は作業機回路8
に接続され、第2出口は負荷切換弁22の入口に接続さ
れる。負荷切換弁22の第1出口はドレン管路23を介
してタンク13に、第2出口は作業機ポンプ6の吐出油
を任意の負荷に設定可能な負荷手段21を介してタンク
13に接続されている。負荷切換弁22は、注入切換弁
10をドレン管路23にアンロードするアンロード位置
aと、負荷手段21に接続する負荷位置bとに切換可能
な電磁式の切換弁で、負荷切換弁22のソレノイド22
aを消磁するとアンロード位置aに、励磁すると負荷位
置bに切り換える。負荷切換弁22のソレノイド22a
に配線されたモード選択スイッチ24を操作するとソレ
ノイド22aが励磁される。これら負荷手段21、ソレ
ノイド22a付負荷切換弁22、ドレン管路23、およ
びモード選択スイッチ24により負荷調整手段20を構
成している。なお、負荷手段21は可変リリーフ弁、減
圧弁等が使用され、また、負荷の設定は連続的でも、段
階的でも所要の構成を適用できる。
【0032】注入切換弁10のパイロット受圧部10a
と作業機油圧回路8間には、パイロット圧式の第1切換
弁16と電磁式の第2切換弁17とがシリーズに接続さ
れている。第2切換弁17のソレノイド17aには注入
解除手段18を介して、注入指令スイッチ14が配線さ
れ、注入指令スイッチ14を操作して第2切換弁17の
ソレノイド17aを励磁すると、第2切換弁17はb位
置(連通位置)となり、注入解除手段18により第2切
換弁17のソレノイド17aを消磁すると、第2切換弁
17はa位置(遮断位置)となる。第1切換弁16は、
走行油圧回路5の圧力が所定の圧力を超えると、b位置
(連通位置)となり、走行油圧回路5の圧力が所定の圧
力以下になると、a位置(遮断位置)となる。このよう
に、第1,2切換弁ともにb位置(連通位置)になる
と、注入切換弁10のパイロット受圧部10aにパイロ
ット圧が作用して、注入切換弁10をb位置(連通位
置)に切り換える。第1,2切換弁の少なくとも一方が
a位置(遮断位置)になると、注入切換弁10のパイロ
ット受圧部10aからパイロット圧が遮断されるため、
注入切換弁10をa位置(遮断位置)に切り換える。こ
のようにして、注入切換弁10は、走行ポンプ2を作業
機油圧回路8から遮断し、作業機ポンプ6を作業機油圧
回路8に連通する通常位置aと、走行ポンプ2を作業機
油圧回路8に連通し、作業機ポンプ6を負荷切換弁22
に連通する注入位置bとに切り換わる。
【0033】電源28と第2切換弁17のソレノイド1
7a間には注入解除手段18が介設されており、注入指
令スイッチ14の指令がコントローラ25に入力する
と、コントローラ25から電源28の電気回路27を開
成する信号が出力されて、注入解除手段18が閉成され
るため、電源28により第2切換弁17のソレノイド1
7aが励磁される。また、ブーム操作レバーの中立を検
出するリミットスイッチ26からの信号がコントローラ
25に入力すると、コントローラ25から電源28の電
気回路27を閉成する信号が出力されて、注入解除手段
18が開成されるため、第2切換弁17のソレノイド1
7が消磁される。
【0034】図7に示す、ホイールローダのVシェープ
ローディング作業の掘削工程では、図6(A)に示すよ
うに、ブームによりバケットを地面まで下げて、中速走
行しながらバケットを土砂に突っ込ませた状態のA(掘
削点)で、アクセルはパーシャル操作し、ブームレバー
はフル操作する。更にバケットを貫入させたいときに、
そのまま、アクセルをパーシャルからフルまで操作して
前進すると、作業機のリンク機構による作用で、作業機
シリンダ9の圧力が210kg/cm2 のままでも、牽
引力Fhとリフト力Fvとの関係は、B(マッチング
点)を経由してCまで移動して牽引力Fhの増加に応じ
てリフト力Fvが低下する。本実施例では、昇圧した走
行ポンプ2の吐出油を瞬時に作業機回路8に注入して、
牽引力Fhの増加に伴うリフト力Fvの低下を防止する
とともに、バケット刃先に作用する牽引力Fhとリフト
力Fvとのバランスの向上を図る。
【0035】第1実施例の作用について、図1,4を参
照して説明する。ステップS1で、ブームの中立戻し操
作を検出するセンサー26からの信号をコントローラ2
5が入力してなく、注入解除手段18が閉成されるとフ
ローがスタートする。ステップS2で、注入指令スイッ
チ14を押さないとステップS1の前に戻り、注入指令
スイッチ14を押すと、第2切換弁17のソレノイド1
7aが励磁されて第2切換弁17をb位置(連通位置)
に切り換えてステップS3に進む。
【0036】ステップS3で、走行油圧回路5の圧力P
1が所定の高圧Pa(=210kg/cm2)より低いと、即
ち、P1 <Paのときには、ステップS4で、第1切換
弁16はa位置(遮断位置) となり、注入切換弁10の
パイロット受圧部10aにパイロット圧が作用しないた
め通常位置aとなり、走行ポンプ2は走行油圧回路に吐
出し、作業機ポンプ6は作業機油圧回路8に吐出して通
常作業となる。ステップS3で、走行油圧回路5の圧力
P1 が所定の高圧Pa(=210kg/cm2)以上になる
と、即ち、P1 ≧Pa(=210kg/cm2)のときには、
ステップS5で、第1切換弁16がb位置(連通位置)
に切り換わると、第2切換弁17のソレノイド17aが
励磁されてb位置(連通位置)となっているため、直ち
に注入切換弁10のパイロット受圧部10aにパイロッ
ト圧が作用して、注入位置bとなり走行ポンプ2の吐出
油が作業機油圧回路8に注入され、また、作業機ポンプ
6は負荷切換弁22に吐出する。
【0037】ステップS6で、モード切換スイッチ24
を押さないと、ステップS7で、負荷切換弁22のソレ
ノイド22aが消磁されるため、負荷切換弁22はa位
置となり作業機ポンプ6はアンロードされる。ステップ
S6で、モード切換スイッチ24を押すと、ステップS
8で、負荷切換弁22のソレノイド22aが励磁されて
負荷切換弁22はb位置となり、作業機ポンプ6は負荷
手段21で所定の負荷が付与される。負荷手段21はタ
イヤのスリップ状況に応じて設定圧を手動で任意に変更
できる通常の可変リリーフ弁であるが、タイヤのスリッ
プ検出器の信号を入力し、タイヤがスリップし易いとき
には設定圧を高くして、牽引力を減少させるように連続
的、あるいは段階的に制御するようにしてもよい。
【0038】このように、注入指令スイッチ14を操作
して、第2切換弁17がb位置(連通位置)に切り換わ
っていれば、走行油圧回路5の圧力P1 が所定の高圧P
a(=210kg/cm2)以上になると、第1切換弁16が
b位置(連通位置)に切り換わるだけで、注入切換スイ
ッチ10のパイロット受圧部10aにパイロット圧が作
用して注入位置bに切り換わり、最大Pb(=250kg
/cm2)に設定された走行油圧回路5の高圧が作業機油圧
回路8に注入されて作業機のリフト力が瞬時に増大す
る。または、走行油圧回路5の圧力P1 が所定の高圧P
a(=210kg/cm2)以上で最大Pb(=250kg/cm
2)以下のときには、第1切換弁16がb位置(連通位
置)に切り変わっているため、注入指令スイッチ14を
操作すると、第2切換弁17がb位置(連通位置)に切
り換わるだけで、同様に、走行油圧回路5の高圧が作業
機油圧回路8に注入されて作業機のリフト力が瞬時に増
大する。このように、約1secの短時間におけるバケ
ット刃先での牽引力とリフト力との力バランスの最適化
と、スピード性(応答性)が向上することにより、バケ
ット刃先の貫入力が増大して掘削性能が大幅に向上す
る。
【0039】約1secの短時間におけるバケット刃先
の貫入が完了すると、オペレータはブームを中立に戻し
てバケットをチルト操作して、土砂をバケット内に掬い
混むが、このとき、ブームに設置されたセンサ26によ
りブームの中立を検出する。センサ26からブームの中
立信号がコントローラ25に入力すると、コントローラ
25から電気回路27を閉成する信号が出力されて注入
解除手段18を開成する。このように、ブームの中立戻
し作動に連動して注入解除手段18が開成されるため、
オペレータが注入解除手段18を開成する操作が不要と
なるだけでなく、注入解除手段18を開成する操作忘れ
が防止されて、確実に第2切換弁17がb位置(連通位
置)となるため、注入切換弁10がb位置(連通位置)
から、a位置(遮断位置)となって通常作業が可能とな
る。
【0040】なお、第1実施例ではブームの中立位置を
検出して注入解除手段18を開成したが、ブーム操作弁
用パイロット圧力により中立戻し操作を検出してもよ
く、また、バケット操作レバーの操作、バケット操作弁
用パイロット圧力等によりバケット操作のいずれを検出
してもよい。
【0041】図5は、横軸にエンジン回転数(N)をと
り、縦軸にエンジントルクA、負荷手段21の消費トル
クB、走行ポンプ2の駆動トルクC、および、トルクコ
ンバータの吸収トルクDを示す図である。図5により、
図4のステップS7とステップS8について詳細に説明
する。ステップS7では、作業機ポンプ6はアンロード
されるため、B=0でエンジントルクAは全て走行ポン
プ2の駆動トルクCとなり、トルクコンバータの吸収ト
ルクDとのマッチング点はgとなる。そのため、走行ポ
ンプ2の駆動トルクはCg、エンジン回転数はNgとな
る。従って、このときの牽引トルクと作業機トルクの合
計が走行ポンプ2の駆動トルクCgとなるため、牽引ト
ルクも駆動トルクCgに応じて増加する。
【0042】ステップS8では、負荷手段21の消費ト
ルクBをBhに設定した場合で、トルクコンバータの吸
収トルクDとのマッチング点はhとなり、走行ポンプ2
の駆動トルクはCh、エンジン回転数はNhとなり、と
もにアンロードのときより減少する。従って、このとき
の牽引トルクも駆動トルクChに応じて減少する。同様
にして、負荷手段21の消費トルクBをBfまでさらに
増加すると、トルクコンバータの吸収トルクDとのマッ
チング点はfとなり、走行ポンプ2の駆動トルクはC
f、エンジン回転数はNfとなりさらに減少する。従っ
て、このときの牽引トルクも駆動トルクCfに応じてさ
らに減少する。このように、滑り難い路面等での掘削時
には、作業機ポンプ6をアンロードして牽引トルクと作
業機トルクとを増加させることによりバケットの貫入性
を向上させる。また、滑り易い路面等での掘削時には、
路面の滑り易さに応じて負荷手段21の消費トルクBを
任意に調整すれば、タイヤスリップが低減されてタイヤ
摩耗が防止されるとともに、掘削作業を容易化でき、掘
削能率の向上を図ることができる。
【0043】図6により、走行ポンプ2の吐出油を作業
機回路8に注入する時点での、バケット刃先における牽
引力Fhとリフト力Fvとの力バランスについて詳細に
説明する。A(掘削点)から更にバケットを貫入させた
いときに、図4のステップS2のように、注入指令スイ
ッチ14を押すと、走行油圧が約210(kg/cm2)
以上であると、注入切換弁10がb位置(注入位置)と
なり、210(kg/cm2)以上となっている走行ポン
プ2の吐出油が作業機油圧回路8に注入されてリフト力
Fhが増大する。このとき、本実施例では図5で説明し
たステップS7のように、作業機ポンプ6をアンロード
してエンジントルクAを全て走行ポンプ2の駆動トルク
Cgとした場合に、AからBB方向に移動するように設
定して、牽引力が増加してもリフト力が低下しないよう
維持してバケットの貫入力を増加させている。そのた
め、図5で説明したステップS8のように、作業機ポン
プ6の消費トルクをBhに設定すると、牽引トルクCh
が低下するため牽引力Fhとリフト力Fvとの関係はA
からAA方向に移動する。AAとBB間は作業機ポンプ
6の消費トルクBhにより調整される。
【0044】また、B(マッチング点)から更にバケッ
トを貫入させたいときに、A(掘削点)のときと同様
に、図4のステップS1のように、注入指令スイッチ1
4を押し、図5で説明したステップS7のように、作業
機ポンプ6をアンロードしたときには、リフト力Fhを
維持しながらCからCC方向に牽引力Fhを増加させる
ためバケット刃先の貫入力が増加する。このときも同様
に、図5で説明したステップS8のように、作業機ポン
プ6の消費トルクをBhに設定すると、牽引力トルクC
hが低下するため牽引力Fhとリフト力Fvとの関係は
BからBA方向に移動する。BAとCC間は作業機ポン
プ6の消費トルクBhにより調整される。
【0045】図2に示す第2実施例は、第1実施例にお
いて、注入切換弁10のパイロット受圧部10aのパイ
ロット圧源を作業機油圧回路8から切り離し、別の油圧
源19から供給する以外は第1実施例と同様のため、説
明を省略する。
【0046】図3に示す第3実施例は、第1実施例にお
いて、負荷調整手段20を省略し、注入切換弁10をド
レン管路19に接続する以外は第1実施例と同様のた
め、説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧駆動式車両の第1実施例を示
す図である。
【図2】本発明に係る油圧駆動式車両の第2実施例を示
す図である。
【図3】本発明に係る油圧駆動式車両の第3実施例を示
す図である。
【図4】本発明に係る油圧駆動式車両のフローチャート
を示す図である。
【図5】エンジントルクと、作業機ポンプの負荷トルク
と、駆動トルクとの関係を示す図である。
【図6】本発明のバケット刃先の力バランスを示す図
で、(A)はバケット掘削状態を示す図、(B)は牽引
力とリフト力の関係を示す図ある。
【図7】Vシェープローディング作業を示す図である。
【図8】第1の従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1…エンジン、2…走行ポンプ、3…走行操作弁、4…
走行モータ、5…走行油圧回路、6…作業機ポンプ、7
…作業機操作弁、8…作業機油圧回路、9…作業機シリ
ンダ、10…注入切換弁、10a…パイロット受圧部、
11…ステアリングポンプ、12…合流弁、13…タン
ク、14…注入指令スイッチ、16…第1切換弁、17
…第2切換弁、18…注入解除手段、19…パイロット
圧源、20…負荷調整手段、21…負荷手段、22…負
荷切換弁、23…ドレン管路、24…モード選択スイッ
チ、25…コントローラ、26…センサ、29…電気回
路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を走行駆動する走行油圧回路(5)
    と、作業機を駆動する作業機油圧回路(8) とを有し、必
    要に応じて作業機油圧回路(8) の圧油以上の走行油圧回
    路(5) の圧油を作業機油圧回路(8) に応援する油圧駆動
    式作業車両において、 パイロット圧源(8,19)と、パイロット圧源(8,19)からの
    パイロット圧を第1パイロット受圧部(10a) に受けて、
    走行油圧回路(5) の圧油を作業機油圧回路(8)に応援す
    る注入位置、および、走行油圧回路(5) と作業機油圧回
    路(8) とを遮断する遮断位置とに切り換える注入切換弁
    (10)と、注入切換弁(10)を注入位置に切り換える指令を
    出力する注入指令スイッチ(14)と、パイロット圧源(8,1
    9)と第1パイロット受圧部(10a) との間に挿入され、か
    つ、走行油圧回路(5) の油圧を第2パイロット受圧部(1
    6a) に受けて、走行油圧が所定の油圧を超えたときに遮
    断位置から連通位置に切り換わる第1切換弁(16)と、パ
    イロット圧源(8,19)と第1パイロット受圧部(16a) の間
    で、第1切換弁(16)とシリーズに接続され、かつ、注入
    指令スイッチ(14)からの指令をソレノイド部(17a) に受
    けて遮断位置から連通位置に切り換わる第2切換弁(17)
    とを有することを特徴とする油圧駆動式作業車両。
  2. 【請求項2】 請求項1において、注入指令スイッチ(1
    4)とソレノイド部(17a) の間に介設され、作業機の作動
    に連動して注入指令スイッチ(14)からの指令を遮断する
    注入解除手段(18)を有することを特徴とする油圧駆動式
    作業車両。
  3. 【請求項3】 請求項2において、作業機の作動は油圧
    駆動式作業車両に設置されたバケットのチルト操作、あ
    るいはブームの中立戻し操作であることを特徴とする油
    圧駆動式作業車両。
  4. 【請求項4】 請求項3において、バケット操作レバー
    の操作、バケット操作弁用パイロット圧力の上昇などの
    バケットのチルト操作、あるいは、ブーム操作レバーの
    操作、ブーム操作弁用パイロット圧力の低下などのブー
    ムの中立戻し操作のいずれかを検出するセンサ(26)と、
    センサ(26)からの信号を入力して、注入解除手段(18)に
    注入指令スイッチ(14)からの指令を遮断する制御信号を
    出力するコントローラ(25)とを有することを特徴とする
    油圧駆動式作業車両。
  5. 【請求項5】 車両を走行駆動する走行油圧回路(5)
    と、作業機を駆動する作業機油圧回路(8) とを有し、必
    要に応じて作業機油圧回路(8) の圧油以上の走行油圧回
    路(5) の圧油を作業機油圧回路(8) に応援する油圧駆動
    式作業車両において、 作業機油圧回路(8) に吐出する作業機ポンプ(6) と、走
    行油圧回路(8) に吐出する走行ポンプ(2) と、作業機ポ
    ンプ(6) の吐出油をアンロードから任意の負荷まで所定
    の状態に設定して、走行ポンプ(2) の駆動トルクを所定
    の値に設定する負荷調整手段(20)と、作業機ポンプ(6)
    から負荷調整手段(20)に吐出するとともに、走行油圧回
    路(5) の圧油を作業機油圧回路(8) に応援注入する注入
    位置、および、作業機ポンプ(6) から作業機油圧回路
    (8) に吐出するとともに、走行油圧回路(5) と作業機油
    圧回路(8) とを遮断する遮断位置とに切り換える注入切
    換弁(10)と有することを特徴とする油圧駆動式作業車
    両。
  6. 【請求項6】 請求項5において、負荷調整手段(20)
    は、作業機ポンプ(6)の吐出油を任意の負荷に設定可能
    な負荷手段(21)と、作業機ポンプ(6) を負荷手段(21)に
    接続する負荷位置と、アンロードするアンロード位置と
    に切換可能な電磁式の負荷切換弁(22)と、負荷切換弁(2
    2)を負荷位置に切り換える切換指令を出力するモード選
    択スイッチ(24)とからなることを特徴とする油圧駆動式
    作業車両。
  7. 【請求項7】 請求項6において、負荷手段(21)は、無
    負荷〜所定の負荷まで、連続的、あるいは、所定の段階
    に設定可能とすることを特徴とする油圧駆動式作業車
    両。
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