JP3518781B2 - 油圧駆動式作業車両の油圧回路 - Google Patents

油圧駆動式作業車両の油圧回路

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JP3518781B2 JP11832995A JP11832995A JP3518781B2 JP 3518781 B2 JP3518781 B2 JP 3518781B2 JP 11832995 A JP11832995 A JP 11832995A JP 11832995 A JP11832995 A JP 11832995A JP 3518781 B2 JP3518781 B2 JP 3518781B2
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ポンプの吐出圧油
で油圧モータを駆動することで駆動輪を駆動して走行す
る油圧駆動式車両の車体に、バケットを備えた作業機を
装着した油圧駆動式作業車両の油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧駆動式作業車両の油圧回路として
は、車体に設けたエンジンで走行用油圧ポンプと作業機
用油圧ポンプを駆動し、その走行用油圧ポンプの吐出圧
油で走行用油圧モータを駆動し、その走行用油圧モータ
で駆動輪を駆動し、前記作業機用油圧ポンプの吐出圧油
を作業機用バルブで作業機用シリンダに供給するように
したものが知られている。
【0003】かかる油圧駆動式作業車両の作業機は図1
に示すように、車体1にリフトアーム2をリフトシリン
ダ3で上下揺動自在に取付け、このリフトアーム2にバ
ケット4をバケットシリンダ5でチルト(後傾)、ダン
プ(前傾)自在に取付けたものであり、この作業機によ
る掘削・積込み作業としては、駆動輪6を駆動して車体
1を前進走行してバケット4を地山7に突込み、リフト
アーム2を上昇することでバケット4を上昇して掘削し
て土砂等の荷をバケット4内に掬い込み、所定位置まで
走行してバケット4をダンプ(前傾)することでダンプ
トラックの荷台に積込みするのが一般的である。
【0004】前述のようにして掘削する際に突込み力F
1 は駆動輪6の駆動力(走行けん引力)によって与えら
れ、上昇力F2 はリフトシリンダ3の推力によって与え
られるが、その必要とする上昇力F2 がリフトシリンダ
3の最大推力よりも大きい場合には駆動輪6がスリップ
して掘削作業できないので、掘削作業量はリフトシリン
ダ3の推力によって決定される。
【0005】つまり、同一のエンジンにより走行用油圧
ポンプと作業機用油圧ポンプを駆動するので、前述のよ
うな掘削作業を行なう場合には走行用油圧ポンプの入力
トルクと作用機用油圧ポンプの入力トルクの和がエンジ
ンの出力トルクとなり、作業機用油圧ポンプの入力トル
クの大きさには限度があるので、ポンプ圧の最高圧も限
度があり、リフトシリンダ3の推力を大きくできないの
で、掘削力が小さいものとなる。
【0006】このことを解消するために特開平5−10
6245号公報に示すように、作業機用シリンダ油圧回
路がリリーフ状態となると走行用油圧モータの吐出容積
を低減して駆動輪の駆動力(走行けん引力)を低減して
上昇力を大きくすることが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のものでは、作業
機シリンダの推力の大きさは同一であり、駆動輪の駆動
力を小さくして上昇力を大きくしているから、地山への
突込み力が小さくなるので掘削力が小さくなる。
【0008】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした油圧駆動式作業車両の油回路を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、エンジン
10で駆動される走行用油圧ポンプ11と作業機用油圧
ポンプ12と、その走行用油圧ポンプ11の吐出圧油を
走行用油圧モータ15に供給する走行バルブ14と、そ
の走行用油圧モータ15で駆動される駆動輪6と、前記
作業機用油圧ポンプ12の吐出圧油をブームシリンダ2
1に供給するブームバルブ20と、そのブームシリンダ
21で昇降されバケット4を備えたブーム2と、前記走
行用油圧ポンプ11の吐出路11aに設けた高圧セット
の走行用リリーフ弁17と、前記作業機用油圧ポンプ1
2の吐出路12aに設けた低圧セットの作業機用リリー
フ弁26と、前記走行用油圧ポンプ11の吐出路11a
と前記ブームバルブ20のポンプポート20aとロード
チェック弁22との間を接続する供給回路30と、その
供給回路30に設けられて閉位置Aと開位置Bに切換え
られる開閉弁31と、その開閉弁31を切換える切換手
段より構成した油圧駆動式作業車両の油圧回路である。
第2の発明は、エンジン10で駆動される走行用油圧ポ
ンプ11と作業機用油圧ポンプ12と、その走行用油圧
ポンプ11の吐出圧油を走行用油圧モータ15に供給す
る走行バルブ14と、その走行用油圧モータ15で駆動
される駆動輪6と、前記作業機用油圧ポンプ12の吐出
圧油をブームシリンダ21に供給するブームバルブ20
と、そのブームシリンダ21で昇降されバケット4を備
えたブーム2と、前記走行用油圧ポンプ11の吐出路1
1aに設けた高圧セットの走行用リリーフ弁17と、前
記作業機用油圧ポンプ12の吐出路12aに設けた低圧
セットの作業機用リリーフ弁26と、前記走行用油圧ポ
ンプ11の吐出路11aと前記ブームシリンダ21の伸
び室21aを接続する供給回路30と、その供給回路3
0に設けられて閉位置Aと開位置Bに切換えられる開閉
弁31と、その開閉弁31を切換える切換手段より構成
した油圧駆動式作業車両の油圧回路である。第3の発明
は、第1・第2の発明における開閉弁31を、常時閉位
置Aでソレノイド33に通電すると開位置Bとなるもの
とし、そのソレノイド33に通電するスイッチ36によ
り前記切換手段とした油圧駆動式作業車両の油圧回路で
ある。第4の発明は、第1・第2の発明における開閉弁
31を、常時閉位置Aでソレノイド33に通電すると共
に、受圧部37に設定圧以上の高圧油が作用した時に開
位置Bとなるものとし、前記ソレノイド33に通電する
スイッチ36と、前記受圧部37に供給されるブームシ
リンダ21の伸び室21a内の圧油により前記切換手段
とした油圧駆動式作業車両の油圧回路である。第5の発
明は、第1・第2・第3・第4の発明における作業機用
油圧ポンプ12の吐出路12aに、前記開閉弁31と連
動して吐出圧油をタンクに流出する位置に切換わるカッ
トオフバルブ40を設けた油圧駆動式作業車両の油圧回
路である。
【0010】
【作 用】第1と第2の発明によれば、開閉弁31を
開位置Bとすることで走行用油圧ポンプ11の吐出圧油
をブームシリンダ21の伸び室21aに供給できるか
ら、バケットを地山に突込んでバケットを上昇させて掘
削する時にブームシリンダ21の推力を大きくして上昇
力を大にできるので、掘削力を大きくできる。第3の発
明によれば、スイッチ36をONすることで開閉弁31
を開位置Bに切換えでき、その操作が簡単となる。第4
の発明によれば、スイッチ36をONすると共に、ブー
ムシリンダ21の伸び室21a内の圧力が設定圧以上と
なった時に開閉弁31が開位置Bとなり、ブームリシン
ダ21の伸び室21a内の圧力が設定圧以下である時に
スイッチ36をONしても開閉弁31が開位置Bとなら
ず、走行用油圧ポンプ11の吐出圧油をブームシリンダ
21の伸び室21aに供給する必要がない時に誤ってス
イッチ36をONしても開閉弁31が開位置Bとならな
い。第5の発明によれば、開閉弁31を開位置Bとして
走行用油圧ポンプ11の吐出圧油をブームシリンダ21
の伸び室21aに供給する時にカットオフバルブ40が
切換って作業機用油圧ポンプ12の吐出圧油をタンクに
流出するので、エンジンの出力を走行用油圧ポンプ11
の入力トルクとして有効利用できる。
【0011】
【実 施 例】図2に示すように、エンジン10により
走行用油圧ポンプ11と作業機用油圧ポンプ12とステ
アリング用油圧ポンプ13が駆動され、走行用油圧ポン
プ11の吐出圧油は走行バルブ14を中立位置aから正
転位置b、逆転位置cに切換えることで走行用油圧モー
タ15の正転ポート15a、逆転ポート15bに供給さ
れて走行用油圧モータ15を正転、逆転して図1に示す
駆動輪6を正回転、逆回転する。
【0012】具体的には、走行用油圧ポンプ11の吐出
路11aは走行バルブ14のポンプポート14aに接続
し、第1・第2アクチュエータポート14b,14cが
正転ポート15a、逆転ポート15bに接続し、タンク
ポート14dがタンクに接続し、走行バルブ14が中立
位置aの時には各ポートを遮断し、正転位置bの時には
ポンプポート14aと第1アクチュエータポート14b
を連通し、かつ第1アクチュエータポート14cをタン
クポート14dに連通し、逆転位置cの時にはポンプポ
ート14aを第2アクチュエータポート15cに連通
し、かつ第1アクチュエータポート15bをタンクポー
ト14dに連通する。
【0013】前記走行用油圧ポンプ11の吐出路11a
には走行用リリーフ弁17が設けられ、この走行用油圧
ポンプ11のポンプ圧P1 の最高圧は走行用リリーフ弁
17により例えば420kg/cm2 に規定される。
【0014】前記作業機用油圧ポンプ12の吐出圧油は
バケットバルブ18でバケットシリンダ19の伸び室1
9a、縮み室19bに供給され、ブームバルブ20でブ
ームシリンダ21の伸び室21a、縮み室21bに供給
されて図1に示すブーム2を上下揺動してバケット4を
昇降する。
【0015】具体的には、作業機用油圧ポンプ12の吐
出路12aにバケットバルブ18とブームバルブ20が
直列に設けられ、バケットバルブ18を中立位置aから
ダンプ位置dとするとバケットシリンダ19の縮み室1
9bに圧油が供給され、チルト位置eとすると伸び室1
9aに圧油が供給され、バケットバルブ18を中立位置
aとするとブームバルブ20のポンプポート20aにロ
ードチェック弁22を介して圧油が供給され、その状態
でブームバルブ20を中立位置aから上げ位置fとする
とブームシリンダ21の伸び室21aに圧油が供給さ
れ、下げ位置gとすると縮み室21bに圧油が供給され
る。なお、ブームバルブ20は浮位置hを有し、その浮
位置hとするとブームシリンダ21の伸び室21a、縮
み室21bがタンクに連通する。
【0016】前記ステアリング用油圧ポンプ13の吐出
圧油はプライオリティバルブ23でステアリングバルブ
24と前記作業機用油圧ポンプ12の吐出路12aの一
方に選択的に供給され、そのステアリングバルブ24に
よりステアリングシリンダ25の伸び室25a、縮み室
25bに供給される。なお、プライオリティバルブ23
とステアリングバルブ24は従来周知であり、詳細な説
明を省略する。
【0017】前記作業機用油圧ポンプ12の吐出路12
aには作業機用リリーフ弁26が設けられ、そのポンプ
圧P2 の最高圧を例えば210kg/cm2 に規定して
いる。
【0018】前記走行用油圧ポンプ11の吐出路11a
は供給回路30で前記ブームバルブ20のポンプポート
20aとロードチェック弁22との間(ロードチェック
弁22の下流側)に接続し、その供給回路30には開閉
弁31が設けられ、この開閉弁31はスプリング32で
閉位置Aとなり、ソレノイド33に通電されると開位置
Bとなり、開位置Bとなると絞り34を介して吐出路1
1aとロードチェック弁22の下流側を連通する。な
お、絞り34ではなく吐出路11a側の圧油流れを許容
するチェック弁を介して連通するようにしても良い。
【0019】前記ブームバルブ20を切換える操作レバ
ー35にはスイッチ36が設けられ、このスイッチ36
をONするとソレノイド33に通電され、OFFすると
ソレノイド33に通電されないようにしてある。
【0020】次に作動を説明する。走行バルブ14を正
転位置bとして走行用油圧ポンプ11の吐出圧油を走行
用油圧モータ15の正転ポート15aに供給し、走行用
油圧モータ15で駆動輪6を回転して車体を前進走行
し、図1に示すようにバケット4を地山7に突込み、ブ
ームバルブ20を上げ位置fとしてブームシリンダ21
の伸び室21aに作業機用油圧ポンプ12の吐出圧油を
供給してブーム2を上昇して掘削作業する。
【0021】この時、走行用油圧ポンプ11のポンプ圧
1 は走行用リリーフ弁17で420kg/cm2 まで
上昇するが、作業機用油圧ポンプ12のポンプ圧P2
作業機用リリーフ弁26で210kg/cm2 までしか
上昇せずに、ブームシリンダ21の推力はそのポンプ圧
2 に見合う値までしか大きくならず、前述のように上
昇力が小さくバケットを上昇できないことがある。
【0022】この場合には、スイッチ36をONして開
閉弁31のソレノイド33に通電して開位置Bとする。
これにより、走行用油圧ポンプ11の吐出圧油がブーム
バルブ20を経てブームシリンダ21の伸び室21aに
供給されてブームシリンダ21の推力が走行用油圧ポン
プ11のポンプ圧P1 に見合う値まで大きくなり、バケ
ットを上昇して掘削作業でき、掘削力が(420kg/
cm2 −210kg/cm2 )の圧力に見合う値だけ大
きくなる。
【0023】前記供給回路30は図3に示すようにブー
ムシリンダ21の伸び室21aに接続しても良い。
【0024】前記開閉弁31を図4に示すように、ソレ
ノイド33の推力と受圧部37の圧油による押力の和で
開位置Bとなるようにし、その受圧部37を供給回路3
0における開閉弁31よりブームシリンダ21側に接続
してブームシリンダ21の伸び室21a内の圧力が受圧
部37に作用するようにしてある。
【0025】このようにすれば、ブームシリンダ21の
伸び室21a内の圧力が設定した高圧(走行用リリーフ
弁26のリリーフ圧)となった時にスイッチ36をON
すると開閉弁31が開位置Bとなるから、ブームシリン
ダ21の伸び室21a内の圧力が低圧で走行用油圧ポン
プ11の吐出圧油を供給する必要がない時にスイッチ3
6を誤ってONしても開閉弁31が開位置Bとなること
がない。
【0026】図5に示すように作業機用油圧ポンプ12
の吐出路12aにカットオフバルブ40を設け、走行用
油圧ポンプ11の吐出圧油をブームシリンダ21の伸び
室21aに供給する時にカットオフバルブ40で作業機
用油圧ポンプ11の吐出圧油をタンクに流出するように
する。
【0027】このようにすれば、作業機用油圧ポンプ1
1の入力トルクがほぼゼロとなるから、エンジン10の
出力を走行用油圧ポンプ11の出力トルクとして有効利
用できる。
【0028】前記カットオフバルブ40はスプリング4
1で連通位置Cに保持され、ソレノイド42に通電され
るとドレーン位置Dに切換わるものであり、そのソレノ
イド42には前記開閉弁31のソレノイド33と同時に
通電されるようにしてある。なお、供給回路30はバケ
ットバルブ18のポンプポート18aとロードチェック
弁18bとの間にも接続され、走行用油圧ポンプ11の
吐出圧油をバケットシリンダ19に供給できるようにし
てある。
【0029】
【発明の効果】第1と第2の発明によれば、開閉弁31
を開位置Bとすることで走行用油圧ポンプ11の吐出圧
油をブームシリンダ21の伸び室21aに供給できるか
ら、バケットを地山に突込んでバケットを上昇させて掘
削する時にブームシリンダ21の推力を大きくして上昇
力を大にできるので、掘削力を大きくできる。
【0030】第3の発明によれば、スイッチ36をON
することで開閉弁31を開位置Bに切換えでき、その操
作が簡単となる。
【0031】第4の発明によれば、スイッチ36をON
すると共に、ブームシリンダ21の伸び室21a内の圧
力が設定圧以上となった時に開閉弁31が開位置Bとな
り、ブームリシンダ21の伸び室21a内の圧力が設定
圧以下である時にスイッチ36をONしても開閉弁31
が開位置Bとならず、走行用油圧ポンプ11の吐出圧油
をブームシリンダ21の伸び室21aに供給する必要が
ない時に誤ってスイッチ36をONしても開閉弁31が
開位置Bとならない。
【0032】第5の発明によれば、開閉弁31を開位置
Bとして走行用油圧ポンプ11の吐出圧油をブームシリ
ンダ21の伸び室21aに供給する時にセットオフバル
ブ40が切換って作業機用油圧ポンプ12の吐出圧油を
タンクに流出するので、エンジンの出力を走行用油圧ポ
ンプ11の入力トルクとして有効利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧駆動式作業車両による掘削動作の説明図で
ある。
【図2】本発明の第1実施例を示す油圧回路図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す油圧回路図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す油圧回路図である。
【図5】本発明の第4実施例を示す油圧回路図である。
【符号の説明】
1…車体 2…ブーム 3…ブームシリンダ 4…バケット 6…駆動輪 10…エンジン 11…走行用油圧ポンプ 11a…吐出路 12…作業機用油圧ポンプ 12a…吐出路 14…走行バルブ 15…走行用油圧モータ 17…走行用リリーフ弁 20…ブームバルブ 20a…ポンプポート 21…ブームシリンダ 21a…伸び室 21b…縮み室 22…ロードチェック弁 26…作業機用リリーフ弁 30…供給回路 31…開閉弁 32…スプリング 33…ソレノイド 35…操作レバー 36…スイッチ 37…受圧部 40…カットオフバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/20 - 9/22 F15B 11/00 - 11/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン10で駆動される走行用油圧ポ
    ンプ11と作業機用油圧ポンプ12と、 その走行用油圧ポンプ11の吐出圧油を走行用油圧モー
    タ15に供給する走行バルブ14と、 その走行用油圧モータ15で駆動される駆動輪6と、 前記作業機用油圧ポンプ12の吐出圧油をブームシリン
    ダ21に供給するブームバルブ20と、 そのブームシリンダ21で昇降されバケット4を備えた
    ブーム2と、 前記走行用油圧ポンプ11の吐出路11aに設けた高圧
    セットの走行用リリーフ弁17と、 前記作業機用油圧ポンプ12の吐出路12aに設けた低
    圧セットの作業機用リリーフ弁26と、 前記走行用油圧ポンプ11の吐出路11aと、前記ブー
    ムバルブ20のポンプポート20aとロードチェック弁
    22との間を接続する供給回路30と、 その供給回路30に設けられて閉位置Aと開位置Bに切
    換えられる開閉弁31と、 その開閉弁31を切換える切換手段より構成したことを
    特徴とする油圧駆動式作業車両の油圧回路。
  2. 【請求項2】 エンジン10で駆動される走行用油圧ポ
    ンプ11と作業機用油圧ポンプ12と、 その走行用油圧ポンプ11の吐出圧油を走行用油圧モー
    タ15に供給する走行バルブ14と、 その走行用油圧モータ15で駆動される駆動輪6と、 前記作業機用油圧ポンプ12の吐出圧油をブームシリン
    ダ21に供給するブームバルブ20と、 そのブームシリンダ21で昇降されバケット4を備えた
    ブーム2と、 前記走行用油圧ポンプ11の吐出路11aに設けた高圧
    セットの走行用リリーフ弁17と、 前記作業機用油圧ポンプ12の吐出路12aに設けた低
    圧セットの作業機用リリーフ弁26と、 前記走行用油圧ポンプ11の吐出路11aと前記ブーム
    シリンダ21の伸び室21aを接続する供給回路30
    と、 その供給回路30に設けられて閉位置Aと開位置Bに切
    換えられる開閉弁31と、 その開閉弁31を切換える切換手段より構成したことを
    特徴とする油圧駆動式作業車両の油圧回路。
  3. 【請求項3】 前記開閉弁31を、常時閉位置Aでソレ
    ノイド33に通電すると開位置Bとなるものとし、 そのソレノイド33に通電するスイッチ36により前記
    切換手段とした請求項1又は2記載の油圧駆動式作業車
    両の油圧回路。
  4. 【請求項4】 前記開閉弁31を、常時閉位置Aでソレ
    ノイド33に通電すると共に、受圧部37に設定圧以上
    の高圧油が作用した時に開位置Bとなるものとし、 前記ソレノイド33に通電するスイッチ36と、前記受
    圧部37に供給されるブームシリンダ21の伸び室21
    a内の圧油により前記切換手段とした請求項1又は2記
    載の油圧駆動式作業車両の油圧回路。
  5. 【請求項5】 前記作業機用油圧ポンプ12の吐出路1
    2aに、前記開閉弁31と連動して吐出圧油をタンクに
    流出する位置に切換わるカットオフバルブ40を設けた
    請求項1又は2又は3又は4記載の油圧駆動式作業車両
    の油圧回路。
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