JPH11166079A - 射出成形用ポリオレフィン樹脂組成物、その射出成形品およびその射出成形品の製造方法 - Google Patents
射出成形用ポリオレフィン樹脂組成物、その射出成形品およびその射出成形品の製造方法Info
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Abstract
ケ゛ン捕捉剤としてハイト゛ロタルサイト類、顔料および場合によりオ
レフィン系ワックスを含有してなり、金属石鹸を実質的に含んで
いないことを特徴とする射出成形用ホ゜リオレフィン樹脂組成
物、およびその組成物からなり、炭素原子数12〜17の高
級脂肪酸を含まない、60°ク゛ロス値が1〜3.5の範囲内にあ
る艶消し成形品、ならびにこのような艶消し成形品の製
造方法。 【効果】上記組成物は、特にシホ゛加工が内表面に施され
ているホットランナー金型を用いて射出成形した場合に、白色
粉末が生成して金型内表面に付着することがなく、耐候
性に優れた艶消し射出成形品を安定して成形することが
できる。本発明の射出成形品は、表面にヒンタ゛ート゛アミン系光
安定剤に由来する白色粉末が生じることがなく、均一な
艶消し状態であり、ヒンタ゛ート゛アミン系光安定剤が本来的に発
揮する優れた耐候性を保持している。
Description
ン樹脂組成物、その射出成形品およびその射出成形品の
製造方法に関する。
ン樹脂の成形方法として、射出成形法が広く採用されて
いる。このようなポリオレフィン樹脂の射出成形を行な
う場合、ポリオレフィン樹脂に、光安定剤としてヒンダ
ードアミンおよびハロゲン捕捉剤としてステアリン酸カ
ルシウム等の金属石鹸を配合することが多い。このよう
なヒンダードアミンと金属石鹸を配合したポリオレフィ
ン樹脂組成物を、シボ加工が内表面に施されている金型
中へ射出成形して艶消し成形品を製造すると、この金型
の内表面に白色粉末が付着し、この白色粉末が金型内表
面のシボを埋めてしまうことが多いため、金型の洗浄を
定期的に行なう必要がある。特にホットランナー金型で
は、ホットランナー部で加熱されているポリオレフィン
樹脂が気化して金型内に堆積するため、白色粉末の付着
量が非常に多くなり、金型の洗浄作業に多大な労力を要
する。
て種々検討した結果、そのメカニズムを次のように推測
した。すなわち、ポリオレフィン樹脂、たとえばポリプ
ロピレンにハロゲン捕捉剤として添加されているステア
リン酸カルシウムが、ポリプロピレン製造の際に使用し
た触媒の残渣に由来する塩酸と反応してステアリン酸を
生成し、このステアリン酸が光安定剤として添加されて
いるヒンダードアミンと反応し、白色粉末生成物が生じ
ると考えた。
には、α- オレフィン系共重合体ゴムおよび無機充填剤
を含有するポリプロピレン系樹脂組成物に、特定のヒン
ダードピペリジン系化合物と金属石鹸系または高級脂肪
酸系の滑剤とを特定量配合することにより、ポリプロピ
レン系樹脂バンパー材を成形加工する際などに起こりや
すいある成分のブリード性が抑えられ、かつ、光に対し
ても充分に安定化ができることが記載されている。
で、上記のような白色粉末が生じないポリオレフィン樹
脂組成物について鋭意検討し、ポリオレフィン樹脂に、
ヒンダードアミン系安定剤、顔料およびオレフィン系ワ
ックス、さらにハイドロタルサイト類を配合して得たポ
リオレフィン樹脂組成物を溶融し、シボ加工が内表面に
施されているホットランナー金型中へ射出して艶消し成
形品を製造したところ、この成形品および金型の表面に
白色粉末の生成は認められなかった。この際、ハイドロ
タルサイト類がハロゲン捕捉剤として作用したと思われ
ることから、先に述べたヒンダードアミン系安定剤と反
応して白色粉末を生成する状況は見られず、本発明を完
成するに至った。
いる射出成形用金型、特にホットランナー金型を用いて
射出成形した場合に、従来よく発生していた白色粉末が
生成して金型内表面に付着する事態を回避でき、耐候性
に優れた艶消し射出成形品を成形することができるポリ
オレフィン樹脂組成物、その艶消し射出成形品、ならび
にその射出成形品の製造方法を提供することを目的とし
ている。
樹脂組成物は、ポリオレフィン樹脂(A)、ヒンダード
アミン系光安定剤(B)、ハロゲン捕捉剤としてのハイ
ドロタルサイト類(C)、顔料(D)、および場合によ
りオレフィン系ワックス(E)を含有してなり、金属石
鹸(F)を実質的に含んでいないことを特徴としてい
る。
脂組成物は、ポリオレフィン樹脂(A)100重量部に
対して、ヒンダードアミン系光安定剤(B)0.05〜
1重量部と、ハロゲン捕捉剤としてのハイドロタルサイ
ト類(C)0.02〜0.5重量部と、顔料(D)0.
1〜10重量部とを含有していることが望ましい。
脂組成物は、特にシボ加工が内表面に施されているホッ
トランナー金型を使用する射出成形用に好適である。ま
た、本発明に係るポリオレフィン樹脂射出成形品は、ポ
リオレフィン樹脂(A)、ヒンダードアミン系光安定剤
(B)、ハロゲン捕捉剤としてのハイドロタルサイト類
(C)、顔料(D)、および場合によりオレフィン系ワ
ックス(E)を含有してなり、炭素原子数12〜17の
高級脂肪酸を含まない射出成形品であり、該射出成形品
が、60°グロス値(ASTM D-673)が1〜3.5の範囲
内にある艶消し成形品であることを特徴としている。
射出成形品の製造方法は、上記の本発明に係る射出成形
用ポリオレフィン樹脂組成物を溶融し、シボ加工が内表
面に施された金型中へ射出して、艶消し成形品を成形す
ることを特徴としている。
品の製造方法は、特に前記金型がホットランナー金型で
ある場合に好適である。
リオレフィン樹脂組成物、その射出成形品およびその射
出成形品の製造方法について具体的に説明する。
脂組成物は、ポリオレフィン樹脂(A)、ヒンダードア
ミン系光安定剤(B)、ハロゲン捕捉剤としてのハイド
ロタルサイト類(C)、顔料(D)、および場合により
オレフィン系ワックス(E)を含有しているが、金属石
鹸(F)を実質的に含んでいない。
は、特に制限はなく、射出成形用のポリオレフィン樹脂
であれば、いずれも使用することができる。
ては、具体的には、低密度ポリエチレン、線状低密度ポ
リエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン
等のポリエチレン;プロピレン単独重合体、プロピレン
とエチレン、1-ブテン、4-メチル-1- ペンテン、1-オク
テン、1-デセン等のα- オレフィンとからなるランダム
またはブロック共重合体、ポリブテン、ポリ4-メチル-1
- ペンテン、あるいはこれらの混合物などが挙げられ
る。
れば特に制限なく使用することができ、具体的には、
(1) ビス(2,2,6,6-テトラメチル-4- ピペリジル)セバ
ケート[三共(株)製、商品名 サノール(Sanol)LS
−770]、(2) ジメチルサクシネート[2-(4-ヒドロ
キシ-2,2,6,6- テトラメチル-1- ピペリジル)エタノー
ル]の縮合物[チバガイギー(株)製、商品名 キマソ
ーブ(Chi-massorb)622]、(3) ポリ[{6-(1,1,3,3-
テトラメチルブチル)イミノ}-1,3,5- トリアジン-2,4
- ジイル-{4-(2,2,6,6-テトラメチルピペリジル)イミ
ノ}ヘキサメチレン][チバガイギー(株)製、商品名
キマソーブ(Chimassorb)944]、(4) 4-ベンゾイ
ルオキシ-2,2,6,6- テトラメチルピペリジン[三共
(株)製、商品名 サノール(Sanol)LS−744]な
どを例示することができる。
(B)は、単独で使用することができるし、また2種以
上組合わせて使用することができる。ヒンダードアミン
系光安定剤(B)は、ポリオレフィン樹脂100重量部
に対して、通常0.05〜1重量部、好ましくは0.1
0〜0.5重量部、さらに好ましくは0.10〜0.3
0重量部の割合で用いられる。上記範囲内の割合でヒン
ダードアミン系光安定剤(B)を用いると、耐候性に優
れた射出成形品を製造することができるポリオレフィン
組成物が得られる。
サイト類(C)は、天然品であってもよいし、また合成
品であってもよく、下記一般組成式で表わされる。
えばMg2+、Zn2+、Mn2+、Ni2+などが挙げられ
る。
3+、Fe3+、Cr3+などが挙げられる。An-は、n価の
アニオンであり、たとえばCl-、NO3 -、CO3 2-、シ
ュウ酸イオン、サリチル酸イオンなどが挙げられる。
オンの電荷である。xは、1より小さい数、特に0<x
<0.5を満たす数値である。より具体的には、Mg6
Al2(OH)16・CO3・4H2O、Mg4Al2(O
H)12・CO3・3H2O、Mg3ZnAl2(OH)12・
CO3・mH2Oを例示でき、これらは、協和化学(株)
よりDHT−4A、DHT−6、ZHTという商品名で
市販されている。
造水を脱離させたハイドロタルサイト類を使用すること
ができる。さらに、焼成により結晶水を脱離させたハイ
ドロタルサイト類も用いることができる。
フィン樹脂(A)100重量部に対して、通常0.02
〜0.5重量部、好ましくは0.02〜0.1重量部、
さらに好ましくは0.02〜0.05重量部の割合で用
いられる。ハイドロタルサイト類(B)を上記のような
割合で用いると、シボ加工が内表面に施された射出成形
用金型、特にホットランナー金型中へ射出成形しても、
成形品および金型の表面に白色粉末が発生しないポリオ
レフィン樹脂組成物が得られる。
レフィン樹脂の成形に際して配合される顔料であれば、
特に制限なく使用することができる。
100重量部に対して、通常0.1〜10重量部、好ま
しくは0.5〜3重量部、さらに好ましくは0.5〜
1.5重量部の割合で用いられる。
使用する場合にのみ、顔料分散剤として用いられる。
(E)としては、具体的には、ポリエチレンワックス、
プロピレン単独重合体ワックス、プロピレンとα- オレ
フィン例えばエチレン、1-ブテン、4-メチル-1- ペンテ
ン、1-オクテン、1-デセン等とのランダムまたはブロッ
ク共重合体ワックスなどが挙げられる。中でもポリエチ
レンワックスが好ましく用いられる。
フィン樹脂(A)100重量部に対して、通常0.17
〜17重量部、好ましくは0.8〜5重量部、さらに好
ましくは0.8〜2.5重量部の割合で用いられる。
上記のようなポリオレフィン樹脂(A)、ヒンダードア
ミン系光安定剤(B)、ハロゲン捕捉剤としてのハイド
ロタルサイト類(C)、顔料(D)および場合によりオ
レフィン系ワックス(E)を含有してしてなるが、金属
石鹸(F)を実質的に含んでいない。
いないとは、例えば触媒残渣と反応して高級脂肪酸を発
生させるような金属石鹸を含んでいないことを指してい
る。金属石鹸(F)は、脂肪酸、樹脂酸、ナフテン酸等
の有機酸のアルカリ金属以外の金属塩であり、具体的に
は、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸等の高級脂肪酸のカルシウム塩、マグネシウム
塩、亜鉛塩などが挙げられる。上述した白色粉末の生成
を防止するためには、特にポリオレフィン樹脂組成物中
に、炭素原子数12〜17の高級脂肪酸金属塩を配合す
ることは避けなければならない。
ィン樹脂組成物中に、ポリオレフィン樹脂(A)、ヒン
ダードアミン系光安定剤(B)、ハロゲン捕捉剤として
のハイドロタルサイト類(C)、顔料(D)、および場
合によりオレフィン系ワックス(E)の他に、従来公知
の耐候安定剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、帯電防止
剤、核剤、滑剤、有機過酸化物などの添加剤を、本発明
の目的を損なわない範囲で含有させることができる。
製方法については、特に制限されないが、たとえば以下
のような調製方法が挙げられる。
レフィン樹脂組成物は、ポリオレフィン樹脂(A)、ヒ
ンダードアミン系光安定剤(B)、ハロゲン捕捉剤とし
てのハイドロタルサイト類(C)、顔料(D)、および
場合によりオレフィン系ワックス(E)、上記各添加剤
をヘンシェルミキサーまたはタンブラーミキサー等によ
り、配合成分を分散させた後、単軸または二軸混練機に
て溶融混練し、ペレット化することにより得られる。
ような、本発明に係るポリオレフィン樹脂組成物を射出
成形して得られ、ポリオレフィン樹脂(A)、ヒンダー
ドアミン系光安定剤(B)、ハロゲン捕捉剤としてのハ
イドロタルサイト類(C)、顔料(D)、および場合に
よりオレフィン系ワックス(E)を含有してなり、金属
石鹸を構成する樹脂酸、脂肪酸等の有機酸、特に炭素原
子数12〜17の高級脂肪酸を含まない射出成形品であ
る。これらの高級脂肪酸が射出成形品中に含まれている
と、上述したように、この高級脂肪酸とヒンダードアミ
ン系光安定剤とが反応して白色粉末生成が生じるおそれ
がある。
品は、60°グロス値(ASTM D-673)が1〜3.5の範
囲内にある艶消し成形品である。ポリオレフィン樹脂射出成形品の製造方法 本発明に係るポリオレフィン樹脂成形品は、上述したよ
うに、艶消し成形品であって、上述した本発明に係る射
出成形用ポリオレフィン樹脂組成物を溶融し、シボ加工
が内表面に施されている金型中へ射出することにより、
製造することができる。
ン樹脂射出成形品の製造方法によれば、成形中に白色粉
末が発生して射出成形品および金型の表面に付着するこ
とはない。また、この金型がホットランナー金型であっ
ても、白色粉末が発生して金型の表面に付着することは
ない。
樹脂組成物は、シボ加工が内表面に施されている射出成
形用金型、特にホットランナー金型を用いて射出成形し
た場合に、白色粉末が生成して金型内表面に付着するこ
とがなく、耐候性に優れた艶消し射出成形品を安定して
成形することができる。
品は、表面にヒンダードアミン系光安定剤に由来する白
色粉末が生じることがなく、均一な艶消し状態であり、
ヒンダードアミン系光安定剤が本来的に発揮する優れた
耐候性を保持している。
品の製造方法によれば、上記のような効果を有する、本
発明に係るポリオレフィン樹脂射出成形品が得られる。
発明は、これら実施例により限定されるものではない。
合体[エチレン含有率:10重量%]90重量%および
タルク10重量%からなるポリプロピレン樹脂 100
重量部と、ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)
(B)として、ビス(2,2,6,6-テトラメチル-4- ピペリ
ジル)セバケート 0.20重量部と、ハイドロタルサ
イト[商品名 DHT−4A、協和化学(株)製]
0.05重量部と、顔料としてカーボンブラック 1重
量部と、フェノール系酸化防止剤Aとして、2,6-ジ-t-
ブチル-4- メチルフェノール0.05重量部と、フェノ
ール系酸化防止剤Bとして、テトラキス[メチレン-3-
(3,5-ジ-t- ブチル-4- ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート]メタン 0.10重量部とをヘンシェルミキサ
ーで混合し、さらに直径150mm単軸押出機で混練、
ペレット化した。
樹脂組成物のペレットを用いて、樹脂温度210℃、ホ
ットランナー温度190℃で射出成形し、グローボック
スの蓋(1回目の射出成形品)を得た。この射出成形で
は、深さ60μmのシボ模様があり、かつ80メッシュ
の砂を用いたサンドブラスト処理がなされている金型を
使用した。
ASTM D-673、523に従って60°グロス値を
測定した。上記射出成形を金型を洗浄することなく80
00回繰り返して行ない、500回、1000回、15
00回、2500回、3000回、4000回、600
0回、8000回目の射出成形で得られたグローボック
スの蓋について、60°グロス値を測定した。
0.05重量部の代わりにステアリン酸カルシウム0.
10重量部用いてペレットを製造した以外は、実施例1
と同様に行なった。1500回目の射出成形で得られた
グローボックスの蓋の60°グロス値が3.5で、この
値を超えると製品にはならないので、その後の射出成形
は中止した。
Claims (6)
- 【請求項1】ポリオレフィン樹脂(A)、ヒンダードア
ミン系光安定剤(B)、ハロゲン捕捉剤としてのハイド
ロタルサイト類(C)、顔料(D)、および場合により
オレフィン系ワックス(E)を含有してなり、金属石鹸
(F)を実質的に含んでいないことを特徴とする射出成
形用ポリオレフィン樹脂組成物。 - 【請求項2】シボ加工が内表面に施されているホットラ
ンナー金型を使用する射出成形用であることを特徴とす
る請求項1に記載の射出成形用ポリオレフィン樹脂組成
物。 - 【請求項3】ポリオレフィン樹脂(A)、ヒンダードア
ミン系光安定剤(B)、ハロゲン捕捉剤としてのハイド
ロタルサイト類(C)、顔料(D)、および場合により
オレフィン系ワックス(E)を含有してなり、炭素原子
数12〜17の高級脂肪酸を含まない射出成形品であ
り、 該射出成形品が、60°グロス値(ASTM D-673)が1〜
3.5の範囲内にある艶消し成形品であることを特徴と
するポリオレフィン樹脂射出成形品。 - 【請求項4】請求項1に記載のポリオレフィン樹脂組成
物を溶融し、シボ加工が内表面に施されている金型中へ
射出して、艶消し成形品を成形することを特徴とするポ
リオレフィン樹脂射出成形品の製造方法。 - 【請求項5】前記金型がホットランナー金型であること
を特徴とする請求項4に記載のポリオレフィン樹脂射出
成形品の製造方法。 - 【請求項6】前記艶消し成形品の60°グロス値(ASTM
D-673)が1〜3.5の範囲内にあることを特徴とする
請求項4または5に記載のポリオレフィン樹脂射出成形
品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33416697A JP3804717B2 (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 射出成形用ポリオレフィン樹脂組成物、その射出成形品およびその射出成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP33416697A JP3804717B2 (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 射出成形用ポリオレフィン樹脂組成物、その射出成形品およびその射出成形品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11166079A true JPH11166079A (ja) | 1999-06-22 |
JP3804717B2 JP3804717B2 (ja) | 2006-08-02 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33416697A Expired - Lifetime JP3804717B2 (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 射出成形用ポリオレフィン樹脂組成物、その射出成形品およびその射出成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3804717B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002012720A (ja) * | 2000-07-03 | 2002-01-15 | Grand Polymer Co Ltd | 金型汚染性に優れるポリプロピレン系樹脂組成物 |
-
1997
- 1997-12-04 JP JP33416697A patent/JP3804717B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002012720A (ja) * | 2000-07-03 | 2002-01-15 | Grand Polymer Co Ltd | 金型汚染性に優れるポリプロピレン系樹脂組成物 |
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