JPH11165986A - クレーンの中間ブーム - Google Patents

クレーンの中間ブーム

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Publication number
JPH11165986A
JPH11165986A JP33208497A JP33208497A JPH11165986A JP H11165986 A JPH11165986 A JP H11165986A JP 33208497 A JP33208497 A JP 33208497A JP 33208497 A JP33208497 A JP 33208497A JP H11165986 A JPH11165986 A JP H11165986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
booms
boom
intermediate booms
stacked
intermediate boom
Prior art date
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Pending
Application number
JP33208497A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimikazu Yamashita
公主 山下
Shigenori Kikuchi
重徳 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板木を使うことなく、従来の緩衝材を利用し
て、簡単な構造で、輸送時や保管時に、中間ブームを安
定して積重ねる。 【解決手段】 中間ブーム3,3の上面3dに、2つの
緩衝材9,9を幅方向に設ける。各緩衝材9の上面に、
別の中間ブーム3を載置する凹部9a,9aをそれぞれ
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーンの中間ブ
ームに係り、詳しくは、輸送および保管の際に、積重ね
るのに適した中間ブームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の中間ブームを有したクレー
ンでは、中間ブーム10の車体側面を上面10a、吊り
側面を下面10bとし、上面10aには、作業時にワイ
ヤロープが中間ブーム10に接触して損傷するのを防止
するために、緩衝材としてウッドバッファ11が設けら
れていた。
【0003】このような中間ブーム10を、保管及び輸
送する場合は、図5及び図6に示されるように、上面1
0aを上にして中間ブーム10を積重ねるが、ウッドバ
ッファ11が損傷しないように、板木12,12を間に
挟んで積重ねていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の板木1
2は、単なる角材であることから、中間ブーム10を整
然と積重ねることは難しく、積重ねた中間ブーム10が
ずれることがあった。また、板木12は別部材であるた
め、その準備や保管場所が必要となっていた。
【0005】そこで本発明は、板木を使うことなく、従
来の緩衝材を利用して、簡単な構造で、輸送時や保管時
に、安定して積重ねることができるクレーンの中間ブー
ムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、第1の発明では、基本ブームの間に継ぎ足
して、ブーム長さを調節するクレーンの中間ブームにお
いて、該中間ブームの上面に、少なくとも2つの緩衝材
を幅方向に設けると共に、該緩衝材の上面に、別の中間
ブームを載置する凹部を形成したことを特徴とし、第2
の発明では、第1発明に加えて、上記緩衝材の下面の両
端部をテーパー状に形成したことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一形態例を図面に
基づいてさらに詳しく説明する。クレーン1は、ブーム
長さを所要長さにするために、図1に示されるように、
2つの基本ブーム2,2の間に中間ブーム3,3が、各
連結部3aで連結されて継ぎ足されている。先端側の基
本ブーム2には、ウインチ4によって巻き上げられるブ
ーム起伏ロープ5と、ウインチ6によって巻き上げられ
る作業用ロープ7が懸架され、先端側の基本ブーム2よ
り垂下される作業用ロープ7には、フック8が取り付け
られる。
【0008】中間ブーム3は、パイプ状の枠体3bに複
数の補強体3cを接合して形成されたもので、各中間ブ
ーム3の上面3dに、2つの緩衝材9,9がボルト10
によって幅方向に設けられている。
【0009】各緩衝材9は、例えば角材を加工して形成
されるもので、中間ブーム3の幅と同じ長さに形成さ
れ、連結部3a,3aの近傍に設けられる。各緩衝材9
の上面には、別の中間ブーム3を載置する凹部9a,9
aが、また、下面の両端部には、テーパー面9b,9b
がそれぞれ形成されている。
【0010】上述のように形成された中間ブーム3,3
は、保管時には図2乃至図4に示されるように、上面3
dを上にして積重ねられ、下方の中間ブーム3の緩衝材
9,9の凹部9a,9aに、上方の中間ブーム3の枠体
3bが挿入される。これにより、中間ブーム3,3の積
重ねを簡単に行うことができると共に、積重ねた中間ブ
ーム3の位置合わせを簡単に行うことができる。さら
に、凹部9a,9aに、中間ブーム3の枠体3bを挿入
することにより、積重ねた中間ブーム3がずれることを
防止し、整然と中間ブーム3を積重ねることができる。
従って、従来のように板木を用意する必要がなくなる。
また、緩衝材9の長さを、中間ブーム3の幅とを同じ長
さに形成し、さらに緩衝材9にテーパー面9b,9bを
設けたことにより、クレーン作業時に、ブーム起伏ロー
プ5と作業用ロープ7が緩衝材9に引っ掛かるおそれが
ない。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、第1発明によれ
ば、中間ブームの上面に、少なくとも2つの緩衝材を幅
方向に設けると共に、該緩衝材の上面に、中間ブームを
載置する凹部を形成したので、中間ブームを積重ねる際
に、中間ブームの位置合わせを簡単に行え、さらに、積
重ねた中間ブームがずれることを防止できるので、中間
ブームを整然と積重ねることができ、従来のように板木
を用意する必要がなくなる。また、各ブームを組立て
て、作業を行う際には、各緩衝材によって、ワイヤロー
プが中間ブームに接触して損傷することを防止できる。
【0012】また、第2発明によれば、第1発明に加え
て、上記緩衝材の下面の両端部をテーパー状に形成した
ので、クレーン作業時に、中間ブームの緩衝材に、ワイ
ヤロープが引っ掛かるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の中間ブームの保管状態を示す正面図
【図2】 同じくクレーンの正面図
【図3】 同じく緩衝材の要部断面図
【図4】 同じく中間ブームの保管状態を示す側面図
【図5】 従来の中間ブームの保管状態を示す正面図
【図6】 同じく中間ブームの保管状態を示す側面図
【符号の説明】
1…クレーン、2…基本ブーム、3…中間ブーム、3d
…上面、4,6…ウインチ、5…ブーム起伏ロープ、7
…作業用ロープ、9…緩衝材、9a…凹部、9b…テー
パー面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本ブームの間に継ぎ足して、ブーム長
    さを調節するクレーンの中間ブームにおいて、該中間ブ
    ームの上面に、少なくとも2つの緩衝材を幅方向に設け
    ると共に、該緩衝材の上面に、別の中間ブームを載置す
    る凹部を形成したことを特徴とするクレーンの中間ブー
    ム。
  2. 【請求項2】 上記緩衝材の下面の両端部をテーパー状
    に形成したことを特徴とする請求項1記載のクレーンの
    中間ブーム。
JP33208497A 1997-12-02 1997-12-02 クレーンの中間ブーム Pending JPH11165986A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33208497A JPH11165986A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 クレーンの中間ブーム

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JP33208497A JPH11165986A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 クレーンの中間ブーム

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Publication Number Publication Date
JPH11165986A true JPH11165986A (ja) 1999-06-22

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ID=18250976

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33208497A Pending JPH11165986A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 クレーンの中間ブーム

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JP (1) JPH11165986A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017010441A1 (ja) * 2015-07-16 2017-01-19 コベルコ建機株式会社 アタッチメントの連結装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017010441A1 (ja) * 2015-07-16 2017-01-19 コベルコ建機株式会社 アタッチメントの連結装置
JP2017024813A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 コベルコ建機株式会社 アタッチメントの連結装置
US10704579B2 (en) 2015-07-16 2020-07-07 Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. Connecting device for attachments

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