JPH11165402A - クリーム半田印刷機のクリーニングまたは/および半田供給の範囲設定方法とクリーム半田印刷機 - Google Patents

クリーム半田印刷機のクリーニングまたは/および半田供給の範囲設定方法とクリーム半田印刷機

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JPH11165402A
JPH11165402A JP33420597A JP33420597A JPH11165402A JP H11165402 A JPH11165402 A JP H11165402A JP 33420597 A JP33420597 A JP 33420597A JP 33420597 A JP33420597 A JP 33420597A JP H11165402 A JPH11165402 A JP H11165402A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、回路基板の寸法に対応した
適正な半田供給範囲やクリーニング範囲が自動的に極く
短時間で設定でき、生産性の安定も図れるようにするこ
とを目的とする。 【解決手段】 クリーナによるスクリーンのクリーニン
グ範囲または/および半田供給装置によるクリーム半田
供給範囲を、それらに関し予め決まった機械上の位置デ
ータ16と、前記回路基板を位置決めする基板プログラ
ム14による回路基板に関した既知データとの一義的関
係から算出手段13により自動的に算出し、スクリーン
のクリーニングまたは/およびクリーム半田供給動作の
制御データとすることにより上記目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を装着し
て電子回路基板を製造するために、プリント配線などさ
れた回路基板にクリーム半田を印刷するクリーム半田印
刷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クリーム半田を回路基板に印刷する印刷
機は、本発明の実施の形態を示す図3、図4の印刷機1
1を参照して説明すると、一定の生産枚数毎に移動して
クリーム半田をスクリーン60上の所定範囲に自動供給
する半田供給装置73、スクリーン60上に供給された
クリーム半田をスキージ70aの移動によりスクリーン
60上に掻き延ばしながら押圧してスクリーン60が持
っている印刷パターンに従いスクリーン60下の回路基
板に供給して印刷し部品装着用の回路基板を生産する印
刷ヘッド70、および一定の生産枚数毎、又は一定時間
毎に移動してスクリーン60をクリーニングするクリー
ナーユニット66を備えている。
【0003】回路基板は印刷機11への搬入位置にて、
認識カメラを持った認識部80にて印刷機11上の位置
が画像認識され、その認識位置に基づき図10、図12
に示すように回路基板aの例えば中心位置とスクリーン
基準bとが一致した状態でスクリーン60および印刷ヘ
ッド70によって所定位置へのクリーム半田の印刷が行
われるようにしている。
【0004】ところで、スクリーン上にクリーム半田を
供給するのに供給域が過剰であると、クリーム半田のパ
ターンからのにじみ出しや無駄な消費量、無駄な動作、
時間を招くし、供給域の不足は印刷パターンの欠損とな
る。
【0005】また、クリーナユニットによるクリーニン
グ域が過剰であると無駄な動作、時間が生じる。
【0006】これに対処するのに従来、クリーニングに
ついては、図9に示すように、印刷機cに備えたクリー
ニングデータ作成手段dに、クリーナーユニットeのク
リーナースキージe1によるクリーニングの開始位置f
1と終了位置f2とをクリーナー原点Y0 からの位置デ
ータとして数値入力してクリーニングデータgを得、こ
のデータgに従って、クリーナー制御手段hがクリーナ
ーユニットeを設定された所定のクリーニング開始位置
f1から所定のクリーニング終了位置f2へ動作させる
ようにしている。
【0007】また、クリーム半田の供給については、図
11、図12に示すように、印刷機cに備えた半田供給
データ作成手段jに、半田供給開始位置kを半田供給装
置原点X0 、Y0 からの位置データとして数値入力し
て、半田供給データmを得、このデータmに従って半田
供給制御手段nが半田供給装置pを設定された所定の半
田供給開始位置kから回路基板aの寸法分に対応した範
囲を移動させるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記クリー
ナー原点Y0 や、半田供給装置原点X0 、Y0 を基にし
た入力数値は、印刷機c上で認識されている回路基板a
の位置および寸法と前記各原点との位置関係から求ま
る。しかし、現物作業において、回路基板aのサイズや
種類が変更される都度、そのような計算をいちいちする
のでは面倒であるし、時間が掛かる。そこで実際にはそ
れぞれの経験に基づき、適当な数値を入力して試し印刷
や試しクリーニングを行い、適正な結果が得られるまで
設定値を調整し試し作業することを図13や図14に示
すように繰返している。
【0009】しかし、このような手法では、熟練度によ
って位置設定精度が異なり、場合によっては不良品の発
生や装置トラブル発生の原因にもなりかねない。また、
試し作業の繰り返し回数も作業者や物によっては多くな
り、いちいち計算して正しく設定する場合と必要時間が
同じ程度になったり、場合によってはより長い時間が掛
かったりする。しかも必要時間のバラツキは生産性が安
定しない原因にもなる。
【0010】本発明の目的は、回路基板の寸法に対応し
た適正な半田供給範囲やクリーニング範囲が自動的に極
く短時間に設定されると共に生産性が安定するクリーム
半田印刷機のクリーニングまたは/および半田供給の範
囲設定方法とそれを利用したクリーム半田印刷機を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のクリーム半田印
刷機のクリーニング範囲または/および半田供給範囲の
設定方法は、予め定められたスクリーン基準に対して、
回路基板を所定の位置関係に位置決めしてクリーム半田
の印刷を行うクリーム半田印刷機において、クリーナに
よるスクリーンのクリーニング範囲または/および半田
供給装置によるクリーム半田供給範囲を、それらに関し
予め決まった機械上の位置データと、前記回路基板を位
置決めする基板プログラムによる回路基板に関した既知
データとの一義的関係から算出手段により自動的に算出
し、スクリーンのクリーニングまたは/およびクリーム
半田供給動作の制御データとすることを特徴としてい
る。
【0012】このような構成では、印刷機上で決まって
いるスクリーンとクリーナーまたは/および半田供給装
置等との位置関係、およびスクリーンに対し所定の位置
関係とされる回路基板を位置決めするための基板プログ
ラム上既知な回路基板の寸法やスクリーンとの位置関係
が一義的な関係にあることにより、スクリーンに対し所
定の位置関係にて位置決めされる回路基板の寸法に対応
したクリーニング範囲または/および半田供給範囲が算
出手段により自動的に極く短時間に適性に算出すること
ができ、この算出結果を、スクリーンのクリーニングま
たは/および半田供給の制御データとするので、回路基
板に応じたクリーニング範囲または/および半田供給範
囲が自動的に、迅速かつ適正に設定することができ、ク
リーニングまたは/および半田供給の過不足による問題
がなく常に高品質な製品が安定して得られるし、データ
設定に手間はなく高い生産性が安定して得られる。
【0013】本発明のクリーム半田印刷機は、予め定め
られたスクリーン基準に対して、回路基板を所定の位置
関係に位置決めしてクリーム半田の印刷を行うクリーム
半田印刷機において、基板を位置決めするための基板プ
ログラムより回路基板に対する寸法や位置等必要な既知
データを読込む基板プログラム読込み手段と、スクリー
ンをクリーニングするクリーナーまたは/および半田供
給装置、スクリーンの機械上の位置に関した印刷機デー
タと、前記基板プログラムからの回路基板に関する読込
みデータとからクリーナーによるクリーニング開始位置
とクリーニング終了位置または/および半田供給範囲を
算出し、制御データとして出力するクリーニング範囲ま
たは/および半田供給範囲算出手段とを備えたことを特
徴とし、クリーム半田印刷の動作制御において、上記発
明の方法を回路基板の新たな供給ないしは変更がある都
度自動的に達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の代表的な一実施の
形態につき、図1〜図8を参照しながら具体的に説明す
る。
【0015】本実施の形態は上述した図3に示すような
クリーム半田印刷機11に本発明を適用した場合の1例
であり、回路基板64は搬送部27の搬入部27aから
搬入され、ステージ28上に位置決めされ、認識部80
が持っている認識カメラによる撮像を経て印刷機11上
での位置が認識される。位置認識後ステージ28は回路
基板64を例えばその中心が図5、図7に示すようにス
クリーン基準65と一致する位置に位置決めする。
【0016】ここで、スクリーン60上を印刷スキージ
70aが印刷ヘッド70によって例えば図3、図4、図
5のX方向に移動されることで、スクリーン60上に供
給されているクリーム半田をスクリーン60上に掻き延
ばしながら押圧し既述のように回路基板64上の各所定
位置にクリーム半田を印刷する。印刷後の回路基板64
は搬送部27の搬出部27bによって搬出され、電子部
品装着のための回路基板64が1枚生産されたことにな
る。
【0017】前記印刷のためのクリーム半田は、回路基
板64の一定の生産枚数ごとに、半田供給装置73が移
動してスクリーン60上の所定範囲に供給される。供給
範囲は印刷スキージ70aの移動方向と直交した本実施
の形態では図4、図7に示すようにY方向に設定され、
この範囲に供給されたクリーム半田が印刷スキージ70
aのX方向への移動によってスクリーン60上の必要範
囲の全域に掻き延ばされ、スクリーン60が各位置に持
っている印刷パターンにむらなく供給されるようにす
る。
【0018】スクリーン60は回路基板64の一定の生
産枚数ごとに、クリーナーユニット66によりクリーニ
ングされる。クリーナーユニット66はスクリーン60
の下面にクリーニングペーパー66bを介し当てがわれ
るクリーナースキージ66aを有している。クリーナー
スキージ66aはスクリーン60との対向面に多数の吸
引口66a1を持ち、スクリーン60の下を、例えば図
4、図5に示すようにY方向に移動しながら、スクリー
ン60に目詰まりしたり付着して残留しているクリーム
半田をクリーニングペーパー66bの側に吸引してクリ
ーニングペーパー66bに担持させ、スクリーン60を
クリーニングする。クリーニングペーパー66bはクリ
ーナーユニット66の移動に伴い巻取られ、スクリーン
60と対向する面が常時更新されるようにする。
【0019】ここで、上記クリーム半田の半田供給装置
73による供給範囲、およびクリーナーユニット66に
よるクリーニング範囲は、スクリーン60の下の印刷位
置にスクリーン基準65に対応して位置決めされる回路
基板64に対し、過不足なく設定される必要があり、本
実施の形態はこれを自動的に迅速かつ適正に達成される
ようにする。
【0020】先ず、クリーナーユニット66の移動によ
るスクリーン60のクリーニングの場合について述べる
と、図1に示すように、印刷機11は、その制御部18
に、外部または内部の記憶手段25に記憶された基板プ
ログラム14から基板寸法X、Yなどを読込む基板プロ
グラム読込み手段12、この読み込んだ基板寸法X,Y
と、外部または内部の記憶手段26に記憶された、ある
いは自身に予めインプットされている印刷機データ16
と、からクリーニング開始位置CO1とクリーニング終
了位置CO2をクリーニングデータ15として自動的に
算出するクリーニング位置算出手段13を備えている。
基板プログラム14は搬入された回路基板64の認識位
置とサイズの基に、スクリーン基準65に中心が一致す
るように位置決めするためのものであり、手入力され、
あるいは自動測定した回路基板64に関するサイズ情報
および印刷機11上の位置情報を有している。
【0021】図5では、回路基板64をスクリーン基準
65に中心が一致し、かつスクリーン基準65まわりの
傾きがない印刷角度0°の状態に配置してある。ここ
に、クリーナースキージ66aのY方向原点Y0 からス
クリーン基準65までの距離YO(回路基板64の中
心)、回路基板64のY方向寸法Y、X方向寸法Xは、
それぞれ前記基板プログラム14にて既知であり、クリ
ーニング余裕寸法Cloも予め決まっていて印刷機11
の機械データとして既知のものである。そこで、本実施
の形態では、これら既知データを用いて、図6に示すフ
ローチャートに従った処理にて、クリーニング範囲を自
動設定する。
【0022】これについて説明すると、基板プログラム
読込み手段12にて、基板プログラム14から基板寸法
X、Yを読込み(ステップ111)、クリーニング位置
算出手段13にて、印刷機データであるスクリーン基準
65とからクリーニング開始位置CO1とクリーニング
終了位置CO2を算出する(ステップ112)。
【0023】具体的には、回路基板64は中心がスクリ
ーン基準65と合うように搬入されるので、基板前端位
置Yf、基板後端位置Yrのそれぞれは、上記既知デー
タから、 Yf=YO+Y/2 Yr=YO−Y/2 となる。よって、クリーニング開始位置CO1とクリー
ニング終了位置CO2は CO1=−(Yr−Clo)=−(Y0+Y/2−Clo) CO2=−(Yf+Clo)=−(Y0−Y/2+Clo) となる。
【0024】以上のように、回路基板64についてのX
方向寸法XとY方向寸法Yからクリーニング開始位置C
O1とクリーニング終了位置CO2を求めることがで
き、回路基板64の寸法に適したクリーニング開始位置
CO1とクリーニング終了位置CO2が自動的に、迅速
かつ適正に設定できる。
【0025】なお、本実施の形態のクリーニング範囲設
定では、印刷角度が0°、スクリーン基準65が回路基
板64の中心に一致する場合について記述したが、印刷
角度が45°、90°である場合、スクリーン基準65
が手前である場合でも同様にクリーニング回路位置CO
1とクリーニング終了位置CO2を算出できる。
【0026】また、上記のように、回路基板64の中心
位置データを取扱えば、どのような場合にも、クリーニ
ング開始位置CO1およびクリーニング終了位置CO2
を算出する式が単純化する。しかし、これに限られるこ
とはなく、既知データに応じた各種算出方法を採用すれ
ばよい。
【0027】次に、半田供給装置73によるスクリーン
60上への半田供給の場合について述べる。図2に示す
ように印刷機11はまた、その制御部18に、前記基板
プログラム読込み手段12が記憶手段25に記憶された
基板プログラム14から読込んだ回路基板64のX方向
寸法X、Y方向寸法Yと、記憶手段26から読み込み、
あるいは予め設定された既知の印刷機データと、から半
田供給開始位置(Xp、Yp)を算出する半田供給位置
算出手段21を有している。
【0028】図7では前記の場合同様印刷角度が0°、
スクリーン基準65が回路基板64の中心に一致してい
る場合を示している。ここに、半田供給装置原点122
からスクリーン基準65(回路基板64の中心)までの
X方向距離SoX、Y方向距離SoY、回路基板64の
X方向寸法X、Y方向寸法Yは、印刷機データ16と前
記基板プログラム14から既知であり、X方向の半田供
給余裕距離Xsは予め決まっていて既知のものである。
そこで本実施の形態では、これら基知データを用いて、
図8に示すフローチャートに従った処理をして、半田供
給開始位置Xp、Ypを自動設定する。これについて説
明すると、基板プログラム読込み手段12にて、基板プ
ログラム14から基板寸法X、Yを読込み(ステップ1
31)、半田供給位置算出手段21にて印刷機データ1
6とから図7に示す半田供給開始位置Xp、Ypを算出
する(ステップ132)。
【0029】具体的には回路基板64は中心がスクリー
ン基準65と合うように搬入されるので、半田供給開始
点のX方向位置Xpと、Y方向位置Ypとはそれぞれ、
前記既知データから、 Xp=−(SoX−X/2−XS ) Yp=SoY−Y/2 となる。
【0030】以上のように、回路基板64のX方向寸法
XとY方向寸法Yから半田供給開始位置Xp、Ypを求
めることができ、回路基板64の寸法に適した半田供給
開始位置Xp、Ypが自動的に迅速かつ適正に設定でき
る。そして半田供給範囲は回路基板64のY方向寸法Y
であり、一義的に定まる。
【0031】なお、本実施の形態の半田供給開始位置設
定では、印刷角度が0°、スクリーン基準65が回路基
板64の中心に一致している場合について記述したが、
印刷角度が45°、90°である場合、スクリーン基準
65が手前である場合でも同様に半田供給開始位置X
p、Ypを算出できる。
【0032】また、このように回路基板64の中心位置
データを取り扱うことの利点はクリーニング範囲改定の
場合と変らないし、必ずしも中心位置を取扱う必要もな
い。
【0033】なお、本実施の形態におけるクリーニング
範囲の設定方法と、半田供給開始位置の設定方法とは、
何れか一方だが実行されることができ、その場合でも従
来の場合よりも有利である。しかし、双方が同時に採用
されるのがより好適である。
【0034】
【発明の効果】本発明のクリーム半田印刷機のクリーニ
ング範囲または/および半田供給範囲の設定方法によれ
ば、回路基板に応じたクリーニング範囲または/および
半田供給範囲が自動的に、迅速かつ適正に設定すること
ができ、クリーニングまたは/および半田供給の過不足
による問題がなく常に高品質な製品が安定して得られる
し、データ設定に手間はなく高い生産性が安定して得ら
れる。
【0035】本発明のクリーム半田印刷機によれば、ク
リーム半田印刷の動作制御において、上記発明の方法を
回路基板の新たな供給ないしは変更がある都度自動的に
達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるクリーニング範囲
設定に関するクリーム半田印刷機の制御部の構成例を示
すブロック図。
【図2】本発明の実施の形態における半田供給範囲設定
に関するクリーム半田印刷機の制御部の構成例を示すブ
ロック図。
【図3】図1、図2の制御部を持ったクリーム半田印刷
機を示す外観斜視図。
【図4】図3の印刷機のスクリーン印刷部の斜視図。
【図5】本発明の実施の形態でのクリーニング開始位
置、クリーニング終了位置を算出する場合の説明図。
【図6】本発明の実施の形態でのクリーニング開始位
置、クリーニング終了位置を算出する手順のフローチャ
ート。
【図7】本発明の実施の形態の半田供給開始位置を算出
する場合の説明図。
【図8】本発明の実施の形態の半田供給開始位置を算出
する手順のフローチャート。
【図9】従来例のクリーニング開始位置、クリーニング
終了位置を設定する制御装置の構成を示すブロック図。
【図10】従来例におけるクリーニング開始位置、クリ
ーニング終了位置を設定する場合の説明図。
【図11】従来例の半田供給開始位置を設定する制御装
置の構成をを示すブロック図。
【図12】従来例における半田供給開始位置を設定する
場合の説明図。
【図13】従来例のクリーニング開始位置、クリーニン
グ終了位置を設定する操作を示すフローチャート。
【図14】従来例の半田供給開始位置を設定する操作を
示すフローチャート。
【符号の説明】
11 印刷機 12 基板プログラム読込み手段 13 クリーニング位置算出手段 14 基板プログラム 15 クリーニングデータ 16 印刷機データ 18 制御部 21 半田供給位置算出手段 22 半田供給データ 25、26 記憶手段 60 スクリーン 64 基板 65 スクリーン基準 70 印刷ヘッド 70a 印刷スキージ 73 半田供給装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められたスクリーン基準に対し
    て、回路基板を所定の位置関係に位置決めしてクリーム
    半田の印刷を行うクリーム半田印刷機において、クリー
    ナによるスクリーンのクリーニング範囲または/および
    半田供給装置によるクリーム半田供給範囲を、それらに
    関し予め決まった機械上の位置データと、前記回路基板
    を位置決めする基板プログラムによる回路基板に関した
    既知データとの一義的関係から算出手段により自動的に
    算出し、スクリーンのクリーニングまたは/およびクリ
    ーム半田供給動作の制御データとすることを特徴とする
    クリーム半田印刷機のクリーニング範囲または/および
    クリーム半田供給範囲の設定方法。
  2. 【請求項2】 予め定められたスクリーン基準に対し
    て、回路基板を所定の位置関係に位置決めしてクリーム
    半田の印刷を行うクリーム半田印刷機において、基板を
    位置決めするための基板プログラムより回路基板に対す
    る寸法や位置等必要な既知データを読込む基板プログラ
    ム読込み手段と、スクリーンをクリーニングするクリー
    ナー、スクリーンの機械上の位置に関した印刷機データ
    と、前記基板プログラムからの回路基板に関する読込み
    データとからクリーナーによるクリーニング開始位置と
    クリーニング終了位置を算出し、制御データとして出力
    するクリーナー位置算出手段とを備えたことを特徴とす
    るクリーム半田印刷機。
  3. 【請求項3】 予め定められたスクリーン基準に対し
    て、回路基板を所定の位置関係に位置決めしてクリーム
    半田の印刷を行うクリーム半田印刷機において、基板を
    位置決めするための基板プログラムより回路基板に対す
    る寸法や位置等必要な既知データを読込む基板プログラ
    ム読込み手段と、半田をスクリーン上に供給する半田供
    給装置、スクリーン等の機械上の位置に関した印刷機デ
    ータと、前記基板プログラムからの回路基板に関する読
    込みデータとから半田供給装置による半田供給開始位置
    を算出し制御データとして出力する半田供給位置算出手
    段とを備えたことを特徴とするクリーム半田印刷機。
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