JP2001232757A - クリーム半田印刷装置の教示方法及びクリーム半田印刷装置 - Google Patents

クリーム半田印刷装置の教示方法及びクリーム半田印刷装置

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JP2001232757A
JP2001232757A JP2000049456A JP2000049456A JP2001232757A JP 2001232757 A JP2001232757 A JP 2001232757A JP 2000049456 A JP2000049456 A JP 2000049456A JP 2000049456 A JP2000049456 A JP 2000049456A JP 2001232757 A JP2001232757 A JP 2001232757A
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land
mark
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printing screen
screen
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JP2000049456A
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Noboru Nishikawa
昇 西川
Masaya Matsumoto
昌也 松本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーン上のターゲットマーク、或いは基
板上の基板マークが無い場合においても、手作業による
測定作業が必要なく、しかも、印刷精度を低下させるこ
とのないクリーム半田印刷装置の教示方法及びクリーム
半田印刷装置を提供し、印刷作業性の向上、及び印刷精
度の向上を図る。 【解決手段】 複数のランド67,69の形成されたプ
リント基板43と複数のランド用開口部71,73の形
成された印刷用スクリーン47とを位置合わせしつつ重
ね合わせ、クリーム半田をランド用開口部71,73か
らプリント基板43のランド67,69に印刷する際
に、プリント基板43又は印刷用スクリーン47の少な
くともいずれか一方に位置合わせ用のマークが無いとき
に、マークの代用としてランドの位置を認識カメラによ
り自動で測定し、このランドの位置を用いてプリント基
板43と印刷用スクリーン47を位置合わせする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板又は
印刷用スクリーンの少なくともいずれか一方に位置合わ
せ用のマークが無い場合であってもプリント基板と印刷
用スクリーンとの位置合わせが行えるクリーム半田印刷
装置の教示方法及びクリーム半田印刷装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、電子回路基板の製造においてプリ
ント基板(基板)上にチップ部品等の電子部品を半田付
けする際には、主にクリーム半田が使用され、このクリ
ーム半田を所望のパターンにて印刷、塗布するためにク
リーム半田印刷装置が用いられる。クリーム半田印刷装
置は、複数のランドの形成された基板に、ランドの位置
に対応した複数のランド用開口部の形成された印刷用ス
クリーン(スクリーン)を重ね合わせ、スクリーン上に
供給したクリーム半田を、ランド用開口部から基板のラ
ンドに印刷する。
【0003】この種のクリーム半田印刷装置では通常、
スクリーン上に形成されたターゲットマークと、基板上
に形成された基板マークとを位置合わせすることによ
り、双方の位置ずれを補正する。ただし、この方法は、
スクリーンにターゲットマークが存在すると共に基板に
基板マークが存在し、且つターゲットマークに対するラ
ンド用開口部の相対位置と、基板マークに対するランド
の相対位置とが同じである場合のみ有効である。
【0004】この場合のスクリーンと基板との位置補正
の手順を図17を参照しながら説明する。先ず、スクリ
ーン1上のターゲットマーク3、5の中心位置を測定
し、中点7を算出する。次いで、基板9上の基板マーク
11、13の中心位置を測定し、中点15を算出する。
そして、ターゲットマーク3とターゲットマーク5との
連結線がX軸となす角度θ1、基板マーク11と基板マ
ーク13との連結線がX軸となす角度θ2を算出する。
このとき得られた中点7と中点15の差分ΔX、ΔYが
X方向及びY方向の補正量となり、角度θ1とθ2との差
分が回転方向の補正量となる。これらXY方向及び回転
方向を補正することで、スクリーン1と基板9とが正確
に位置合わせされることになる。
【0005】ところが、このような従来のクリーム半田
印刷装置において、スクリーン1上にターゲットマーク
3、5が無い場合、基板9をスクリーン1に位置合わせ
することができない。これは、基板マーク11、13に
基づく中点15である起点に対し、スクリーン1のター
ゲットマーク3、5に基づく中点7である目標位置が特
定できないためである。このような場合、スクリーン1
上のランド用開口部をターゲットマークの代用とするこ
とが多い。
【0006】また、スクリーン1上にターゲットマーク
がある場合においても、スクリーン1と基板9のマーク
位置が異なる場合には、両者の差分を予め測定しておか
なければ補正を行うことができない。いずれの場合も目
標位置と起点の差分を測定する必要があった。
【0007】以下に、スクリーン1上にターゲットマー
クが無い場合を例にとり、図18〜図20を参照して従
来のクリーム半田印刷装置における教示方法を説明す
る。先ず、基板マーク位置とランド位置の差分の測定方
法を図18を用いて説明する。図18中、25、27は
ランドである。従来の教示方法では、作業者がスケール
等を用いて基板マーク11とランド25との差分X1
1、及び基板マーク13とランド27との差分X2、Y
2を手作業により測定する。
【0008】基板パターンのCADデータがある場合に
は、それを元に算出する場合もある。この差分X1
1、X2、Y2は、上述したように、基板マーク位置か
らランド位置を逆算するために必要であるため予め測定
しておく。
【0009】図19は従来のクリーム半田印刷装置にお
いてスクリーン上にターゲットマークが無い場合の教示
手順を説明するためのフローチャートである。処理ステ
ップ1(以下、“S1”と記す)において、作業者が、
図18に示した基板マーク位置とランド位置の差分
1、Y1、及びX2、Y2を手作業により測定する。次
に、S2において、スクリーンマーク教示を行う。図2
0に示すように、スクリーン1上のランド用開口部2
9、31を認識カメラ等により認識して各ランドの中心
位置を測定する。そして、S3において、ランド用開口
部29、31の中点33を算出し、この中点33を目標
位置に設定する。
【0010】次に、S4において、基板マーク教示を行
う。図20に示すように、基板9上で基板マーク11、
13を認識カメラ等により認識して各基板マークの中心
位置を測定する。そして、S5において、S4で得られ
た基板マーク位置に、予め測定しておいた差分X1
1、及びX2、Y2を加算することで各ランド25,2
7の位置を算出し、ランド25,27の中点35を起点
に設定する。したがって、S5で求めた起点35を、S
3で求めた目標位置33に位置決めすることで、基板9
とスクリーン1の位置合わせを行うことができる。な
お、S6は、起点35と目標位置33の差分を計算し、
補正量を算出するための工程である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のクリーム半田印刷装置における教示方法は、ス
クリーンにターゲットマークが無い場合、基板に基板マ
ークが無い場合、或いはマークがある場合においてもス
クリーンと基板のマーク位置が異なる場合には、スクリ
ーン上のターゲットマークとランド用開口部との差分、
或いは基板マークとランドとの差分を作業者が手作業で
測定しなければならず、余計な作業工数の発生する問題
があった。また、手作業による測定を行わず、CADデ
ータから座標値を読み取る場合においても、煩雑な作業
のために工数が掛かっていた。さらに、作業者によるス
ケール等での測定の場合は、差分の値に測定誤差が発生
し易く、印刷精度を低下させてしまう問題があった。
【0012】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、スクリーン上のターゲットマーク、或いは基板上の
基板マークが無い場合においても、手作業による測定作
業や煩雑なCADデータの読み取りが必要なく、しか
も、印刷精度を低下させることのないクリーム半田印刷
装置の教示方法及びクリーム半田印刷装置を提供し、印
刷作業性の向上、及び印刷精度の向上を図ることを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る請求項1記載のクリーム半田印刷装置の
教示方法は、複数のランドの形成されたプリント基板と
前記ランドの位置に対応した複数のランド用開口部の形
成された印刷用スクリーンとを、位置合わせ用のマーク
を用いて位置合わせしつつ重ね合わせ、前記印刷用スク
リーン上に供給したクリーム半田を、前記ランド用開口
部から前記プリント基板のランドに印刷するクリーム半
田印刷装置の教示方法において、前記プリント基板又は
印刷用スクリーンのいずれか一方に位置合わせ用のマー
クが無いときに、該マークの無い前記プリント基板又は
印刷用スクリーンに対してランドの位置を認識カメラに
より測定するランド位置測定ステップと、マークのある
前記プリント基板又は印刷用スクリーンに対して、前記
マークの位置と、マークの代用とするランドの位置との
差分を認識カメラにより測定する差分測定ステップと、
前記マークの無いプリント基板又は印刷用スクリーンの
ランドの位置と、前記マークのあるプリント基板又は印
刷用スクリーンの前記差分から得られるランドの位置と
が一致するように前記プリント基板と印刷用スクリーン
とを位置合わせする位置合わせステップとを有すること
を特徴とする。
【0014】このクリーム半田印刷装置の教示方法で
は、プリント基板又は印刷用スクリーンのいずれか一方
に位置合わせ用のマークが無いときに、マークのある方
のプリント基板又は印刷用スクリーンに対するマークと
ランドの位置の差分を認識カメラにより自動測定し、マ
ークの無い方のプリント基板又は印刷用スクリーンに対
するランドの位置と、マークのある方のプリント基板又
は印刷用スクリーンに対する前記差分から得られるラン
ドの位置とが一致するように、プリント基板と印刷用ス
クリーンとを位置合わせする。これにより、基板上の基
板マーク又は印刷用スクリーン上のターゲットマークの
いずれか一方が無い場合でも、手作業による測定作業や
煩雑なCADデータの読み取りを必要とすることなく、
プリント基板と印刷用スクリーンとを自動で且つ高精度
に位置合わせすることができる。以て、印刷作業性の向
上、及び印刷精度の向上を図ることができる。
【0015】請求項2記載のクリーム半田印刷装置の教
示方法は、複数のランドの形成されたプリント基板と前
記ランドの位置に対応した複数のランド用開口部の形成
された印刷用スクリーンとを、位置合わせしつつ重ね合
わせ、前記印刷用スクリーン上に供給したクリーム半田
を、前記ランド用開口部から前記プリント基板のランド
に印刷するクリーム半田印刷装置の教示方法において、
前記プリント基板及び印刷用スクリーンの双方に位置合
わせ用のマークが無いときに、前記プリント基板及び印
刷用スクリーンに対して各ランドの位置を認識カメラに
より測定するランド位置測定ステップと、前記プリント
基板のランドと前記印刷用スクリーンのランドの位置が
一致するように前記プリント基板と印刷用スクリーンと
を位置合わせする位置合わせステップとを有することを
特徴とする。
【0016】このクリーム半田印刷装置の教示方法で
は、プリント基板及び印刷用スクリーンの双方に位置合
わせ用のマークが無いときに、プリント基板及び印刷用
スクリーンに対して各ランドの位置を認識カメラにより
自動測定して、プリント基板のランドと印刷用スクリー
ンのランドの位置が一致するように、プリント基板と印
刷用スクリーンを位置合わせする。これにより、プリン
ト基板の基板マーク及び印刷用スクリーンのターゲット
マークが無い場合でも、手作業による測定作業や煩雑な
CADデータの読み取りを必要とすることなく、プリン
ト基板と印刷用スクリーンとを自動で且つ高精度に位置
合わせすることができる。以て、印刷作業性の向上、及
び印刷精度の向上を図ることができる。
【0017】請求項3記載のクリーム半田印刷装置の教
示方法は、複数のランドの形成されたプリント基板と前
記ランドの位置に対応した複数のランド用開口部の形成
された印刷用スクリーンとを、位置合わせ用のマークを
用いて位置合わせしつつ重ね合わせ、前記印刷用スクリ
ーン上に供給したクリーム半田を、前記ランド用開口部
から前記プリント基板のランドに印刷するクリーム半田
印刷装置の教示方法において、前記プリント基板及び印
刷用スクリーンの各位置合わせ用のマークがそれぞれ異
なる位置にあるときに、前記プリント基板及び印刷用ス
クリーンに対して、前記マークの位置とマークの代用と
するランドの位置との差分をそれぞれ認識カメラにより
測定する差分測定ステップと、前記差分から得られるプ
リント基板のランドの位置と前記差分から得られる前記
印刷用スクリーンのランドの位置とが一致するように前
記プリント基板と印刷用スクリーンとを位置合わせする
位置合わせステップとを有することを特徴とする。
【0018】このクリーム半田印刷装置の教示方法で
は、認識カメラによりプリント基板及び印刷用スクリー
ンの各マーク位置と各ランド位置を自動測定し、プリン
ト基板のマーク位置とランド位置との差分から得られる
ランドの位置と、印刷用スクリーンのマーク位置とラン
ド位置との差分から得られるランドの位置とが一致する
ように、プリント基板と印刷用スクリーンを位置合わせ
する。これにより、プリント基板及び印刷用スクリーン
の各位置合わせ用のマークがそれぞれ異なる位置にある
場合でも、手作業による測定作業や煩雑なCADデータ
の読み取りを必要とすることなく、プリント基板と印刷
用スクリーンとを自動で且つ高精度に位置合わせするこ
とができる。以て、印刷作業性の向上、及び印刷精度の
向上を図ることができる。
【0019】請求項4記載のクリーム半田印刷装置の教
示方法は、前記位置合わせステップは、前記プリント基
板及び前記印刷用スクリーンのそれぞれに対し、一対の
異なる位置のランドを結ぶ連結線の中点を求め、該中点
同士を一致させることで位置合わせを行うことを特徴と
する。
【0020】このクリーム半田印刷装置の教示方法で
は、一対の異なる位置のランドをそれぞれ認識カメラに
より測定して、これらランドを結ぶ連結線の中点を求め
る。そして、プリント基板のランド連結線中点と、印刷
用スクリーンのランド連結線中点とを一致させるように
位置合わせすることで、位置の測定誤差が平均化されて
プリント基板と印刷用スクリーンとの正確な位置合わせ
が可能となる。
【0021】請求項5記載のクリーム半田印刷装置の教
示方法は、前記差分は、前記プリント基板と前記印刷用
スクリーンとの相対移動平面内の距離と回転角度を含む
ことを特徴とする。
【0022】このクリーム半田印刷装置の教示方法で
は、プリント基板と印刷用スクリーンとの相対移動平面
内の距離と回転角度を含むことで、プリント基板と印刷
用スクリーンとの正確な位置合わせが可能となる。
【0023】請求項6記載のクリーム半田印刷装置は、
複数のランドの形成されたプリント基板と前記ランドの
位置に対応した複数のランド用開口部の形成された印刷
用スクリーンとを、位置合わせ用のマークを用いて位置
合わせしつつ重ね合わせ、前記印刷用スクリーン上に供
給したクリーム半田を、前記ランド用開口部から前記プ
リント基板のランドに印刷するクリーム半田印刷装置に
おいて、前記プリント基板又は印刷用スクリーンの少な
くともいずれか一方に位置合わせ用のマークが無いとき
に、該マークの無い前記プリント基板又は印刷用スクリ
ーンに対してランドの位置を測定する認識カメラを備え
たことを特徴とする。
【0024】このクリーム半田印刷装置では、プリント
基板又は印刷用スクリーンの少なくともいずれか一方に
位置合わせ用のマークが無い場合であっても、認識カメ
ラによって該マークの無いプリント基板又は印刷用スク
リーンに対してマークやランドの位置を自動測定するこ
とにより、位置合わせ用のマークの代わりに、ランドの
位置に基づいて位置合わせが行えるようになる。このた
め、手作業による測定作業や煩雑なCADデータの読み
取りを必要とすることなく、プリント基板と印刷用スク
リーンとを自動で且つ高精度に位置合わせすることがで
きる。以て、印刷作業性の向上、及び印刷精度の向上を
図ることができる。
【0025】
【発明の実施形態】以下、本発明に係るクリーム半田印
刷装置における教示方法及びクリーム半田印刷装置の好
適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。な
お、本明細書において、クリーム半田とは、粉末半田を
高粘性フラックスに混ぜ合わせたペースト状の半田をい
う。
【0026】図1は本発明に係るクリーム半田印刷装置
の一部を切り欠いて示した図である。図1において、ク
リーム半田印刷装置41は、クリーム半田の印刷対象で
あるプリント基板(基板)43を装置内に搬入・搬出す
るプリント基板搬送部45と、搬入されたプリント基板
43を載置して印刷用スクリーン(スクリーン)47下
面に移動するテーブル部49と、印刷用スクリーン47
下面に位置決めされ重ね合わされたプリント基板43及
び印刷用スクリーン47の上面をスキージを用いてクリ
ーム半田を印刷する印刷部51とを備えて構成される。
【0027】このクリーム半田印刷装置41によれば、
プリント基板搬送部45は、ストッカやラインから搬入
されたプリント基板43を受け取り、印刷装置内部に配
置されたテーブル部49にプリント基板43を供給す
る。そして、テーブル部49は、供給されたプリント基
板43を位置決め固定して、印刷部51の印刷用スクリ
ーン47下面の所定の位置に移動させる。また、印刷部
51による印刷が終了すると、テーブル部49はプリン
ト基板43を印刷部51からプリント基板搬送部45ま
で搬送する。その後、プリント基板搬送部45は、テー
ブル部49からプリント基板43を取り出して、図示し
ない搬送出口にプリント基板43を排出する。
【0028】図2にテーブル部の詳細な構成を示した。
テーブル部49は、プリント基板43を狭持部材53に
より固定して、図に示すX、Y、Z、θ方向にモータ制
御により移動・回転可能な基板載置台55と、プリント
基板上の基板マーク認識用及び印刷用スクリーン47上
のターゲットマーク認識用の認識カメラ59とを備えて
いる。なお、基板載置台55側にスクリーン47の下方
から撮像するターゲットマーク認識用の認識カメラ57
を搭載し、前記認識カメラ59を基板マーク認識用とし
て用いる構成としてもよい。
【0029】認識カメラ59は、プリント基板搬送部4
5によりテーブル部49に供給された印刷対象となるプ
リント基板上に予め形成された位置合わせ用の基板マー
ク、及び、プリント基板43にクリーム半田を印刷する
ための印刷用スクリーン47に予め設けられた位置合わ
せ用のターゲットマークを撮像するものである。この撮
像画像を画像処理してマーク位置を認識することで、プ
リント基板43を印刷のための所定位置に高精度で位置
決め可能にしている。
【0030】上述のプリント基板搬送部45、及びテー
ブル部49は、一般的に広く用いられているローダ、ア
ンローダ、及び4軸ステージを用いることができる。
【0031】図3は認識カメラ59とスクリーン及びプ
リント基板との位置関係を示した側面図である。認識カ
メラ59は、撮像のための光軸がプリント基板43に対
して垂直となるように配置されて、プリント基板面と平
行に移動される。また、認識カメラ59は、撮像のため
の光軸が印刷用スクリーン47に対して垂直となるよう
に配置されて、印刷用スクリーン面と平行に移動され
る。これにより、認識カメラ59は、例えば印刷用スク
リーン47に形成された位置合わせ用の第1ターゲット
マーク61、第2ターゲットマーク63を良好な状態で
撮像できる。
【0032】次に、このような構成を有するクリーム半
田印刷装置41を用いて、プリント基板43と印刷用ス
クリーン47とを位置合わせする第1実施形態の教示方
法について図4〜図9を用いて説明する。図4は第1実
施形態に係る教示方法の手順を模式的に表した説明図、
図5は第1実施形態に係る教示方法の手順を表したフロ
ーチャート、図6は認識カメラをプリント基板上の第1
基板マークに位置決めした状態を示す説明図、図7は認
識カメラをプリント基板上の第1ランドに位置決めした
状態を示す説明図、図8は認識カメラをプリント基板上
の第2基板マークに位置決めした状態を示す説明図、図
9は認識カメラをプリント基板上の第2ランドに位置決
めした状態を示す説明図である。
【0033】この実施形態では、ターゲットマークの無
い印刷用スクリーン47が使用される場合の教示方法を
説明する。先ず、図4(a)に示すように基板43の基
板マークを教示する。具体的には、図5に示すS11に
おいて、第1基板マーク65に認識カメラ59を位置決
めして撮像する。図6はこの時の状態を示したものであ
る。S12において、撮像した画像データからマーク認
識処理によって中心位置を指定し、第1基板マーク65
の中心座標を測定する。
【0034】S13において、印刷用スクリーン47上
のターゲットマークの代用とする第1ランド67に認識
カメラ59を位置決めして撮像する。図7はこの時の状
態を示したものである。S14において、撮像した画像
データから認識処理よって中心位置を指定し、第1ラン
ド67の中心座標を測定する。同様にして、S15〜S
18で第2基板マーク68及び第2ランド69の中心位
置を測定する。図8及び図9は認識カメラ57を第2基
板マーク68及び第2ランド69に位置決めした状態を
示したものである。
【0035】そして、S19において、S11〜S18
で測定した第1基板マーク65、第2基板マーク68、
及び第1ランド67、第2ランド69の中心座標に基づ
き、図4(b)に示すように、XY方向の差分X1、Y
1、X2、Y2を算出する。これらの画像認識及び演算
は、クリーム半田印刷装置41の図示しない演算部でな
される。
【0036】次に、S20において、印刷用スクリーン
47のターゲットマークの教示を、図4(c)に示すよ
うに、代用とするランド用開口部で行う。即ち、第1ラ
ンド67、第2ランド69に対応する第1ランド用開口
部71、第2ランド用開口部73の各中心座標を認識カ
メラ59により撮像して測定する。S21において、図
4(d)に示すように、第1ランド用開口部71と第2
ランド用開口部73との中点を算出し、これを目標位置
75とする。
【0037】そして、S22、S23において、基板マ
ーク教示、起点算出を行う。ここでは、既にS37で第
1基板マーク65と第1ランド67との差分、及び第2
基板マーク68と第2ランド69との差分を算出してあ
るため、差分の値から第1ランド67、第2ランド69
の第1基板マーク65と第1ランド67に対する相対位
置を逆算し、その算出結果に基づき、第1ランド67と
第2ランド69との中点を算出し、これを起点77とす
る。これにより、起点77が、第1基板マーク65、第
2基板マーク68を基準に得られたことになる。
【0038】S24において、目標位置75と起点77
との差分である補正量を算出する。また、同時に、第1
ランド用開口部71と第2ランド用開口部73との連結
線がX軸となす角度θ1と、第1ランド67と第2ラン
ド69との連結線がX軸となす角度θ2との差分Δθ、
即ち、回転方向の補正量を算出する。したがって、図4
(e)に示すように、これらXY方向、回転角度θ方向
をテーブル部49の動作により補正して起点77を目標
位置75に一致させることで、プリント基板43と印刷
用スクリーン47との正確な位置合わせが可能となる。
【0039】このように、上述のクリーム半田印刷装置
における教示方法では、プリント基板43に形成された
一対の第1ランド67、第2ランド69が認識カメラ5
9により測定され、第1基板マーク65、第2基板マー
ク68に対する一対の第1ランド67、第2ランド69
の相対位置が算出される。即ち、一対の第1ランド6
7、第2ランド69の中点が、起点77として、第1基
板マーク65、第2基板マーク68を基準に算出され
る。また、認識カメラ59は、この一対の第1ランド6
7、第2ランド69に対応する一対の第1ランド用開口
部71、第2ランド用開口部73を測定し、この一対の
第1ランド用開口部71、第2ランド用開口部73の中
点が、目標位置75として設定される。したがって、こ
れら起点77と目標位置75とを一致させることによ
り、基板マークのあるプリント基板43と、ターゲット
マークの無い印刷用スクリーン47との位置合わせが自
動で且つ高精度に行われることになる。
【0040】なお、代用として用いる第1ランド、第2
ランド、第1ランド用開口部、第2ランド用開口部は、
遠くに離れたもの同士を選定することが精度を高める上
で好ましい。また、基板マーク、ターゲットマークは、
位置合わせを目的に作られているため、当然に精度が高
い。一方、ランドやランド用開口部は、通常は精度が高
いが、ランド形状が印刷時の半田形状と必ずしも一致し
ないため、これを位置決めの基準に用いると、精度の低
下を招く場合がある。
【0041】例えば、図10に示すように、第1ランド
67、第2ランド69に対応する第1ランド用開口部7
1、第2ランド用開口部73が、異なる形状となる場合
がある。そのため、ランドの位置、ランド用開口部の位
置は、図11(a)、(b)に示す中心位置として定義
する。この場合の中心位置は、形状の中心位置の他に、
重心位置としてもよい。さらに、特殊な形状のランド、
ランド用開口部の場合には、図12に示すように、角部
等の特徴点79を中心位置の代わりにしてもよい。した
がって、基板マーク、ターゲットマークが無い場合に
は、本発明による教示方法が有効となるが、基板マー
ク、ターゲットマークがある場合には、ランドやランド
用開口部の代用を避けて極力基板マーク、ターゲットマ
ークを基準に位置決めを行うことが位置合わせ精度上好
ましい。
【0042】また、本実施形態では印刷用スクリーン4
7上にターゲットマークが無い場合について述べている
が、印刷用スクリーン47上にターゲットマークがある
場合においても、ターゲットマークと、基板マークとの
位置が異なる場合には両者の差分を予め測定しておかな
ければならない。その場合においても、印刷用スクリー
ン47上のターゲットマークを、本実施形態における第
1ランド67、第2ランド69に見立てることにより同
様の効果が得られることになる。
【0043】さらに、本実施形態では、プリント基板4
3上に第1基板マーク65、第2基板マーク68がある
ものとしているが、これら第1基板マーク65、第2基
板マーク68が無い場合には、その代わりにプリント基
板43上の第1ランド67、第2ランド69以外の別の
ランドを代用しても同じ効果がある。
【0044】次に、クリーム半田印刷装置41を用い
て、プリント基板43と印刷用スクリーン47とを位置
合わせする第2実施形態の教示方法について説明する。
図13は第2実施形態に係る教示方法の手順を模式的に
表した説明図である。この実施形態では、ターゲットマ
ークの無い印刷用スクリーン47と、基板マークの無い
プリント基板43とが使用される場合の教示方法を説明
する。
【0045】この実施形態では、先ず、図13(a)に
示すように、ターゲットマークの教示を、代用とするラ
ンド用開口部で行う。即ち、基板43の第1ランド6
7、第2ランド69に対応する印刷用スクリーン47の
第1ランド用開口部71、第2ランド用開口部73の中
心座標を認識カメラ59により測定する。次に、図13
(b)に示すように、第1ランド用開口部71と第2ラ
ンド用開口部73との中点を算出し、これを目標位置7
5に設定する。
【0046】次に、図13(c)に示すように、基板4
3の第1ランド67、第2ランド69の中心座標を認識
カメラ57により測定する。そして、図13(d)に示
すように、第1ランド67と第2ランド69との中点を
算出し、これを起点77とする。次に、目標位置75と
起点77との差分である補正量を算出する。また、同時
に、第1ランド用開口部71と第2ランド用開口部73
との連結線がX軸となす角度θ1と、第1ランド67と
第2ランド69との連結線がX軸となす角度θ2との差
分Δθ、即ち、回転方向の補正量を算出する。次に、図
13(e)に示すように、これらXY方向、回転方向を
補正して起点77を目標位置75に一致させることで、
プリント基板43と印刷用スクリーン47との位置合わ
せが可能となる。
【0047】したがって、この実施形態による教示方法
では、プリント基板43に形成された一対の第1ランド
67、第2ランド69が認識カメラ57により測定さ
れ、この一対の第1ランド67、第2ランド69の中点
である起点77が算出される。一方、印刷用スクリーン
47においては、この一対のランドに対応する一対の第
1ランド用開口部71、第2ランド用開口部73が認識
カメラ59により測定され、この一対のランド用開口部
の中点が、目標位置75として設定される。したがっ
て、これら起点77と目標位置75とを一致させること
により、基板マークの無いプリント基板43と、ターゲ
ットマークの無い印刷用スクリーン47との位置合わせ
が自動で且つ高精度に可能となる。
【0048】次に、クリーム半田印刷装置41を用い
て、プリント基板43と印刷用スクリーン47とを位置
合わせする第3実施形態の教示方法について説明する。
図14は第3実施形態に係る教示方法の手順を模式的に
表した説明図である。この実施形態では、マーク位置の
異なる印刷用スクリーン47とプリント基板43とが使
用される場合の教示方法を説明する。
【0049】この実施形態では、先ず、図14(a)に
示すように、第1ターゲットマーク61、第2ターゲッ
トマーク63を認識カメラ59で測定する。次に、図1
4(b)に示すように、第1ランド用開口部71、第2
ランド用開口部73を認識カメラ59で測定し、第1タ
ーゲットマーク61、第2ターゲットマーク63に対す
る第1ランド用開口部71、第2ランド用開口部73の
相対位置X3、Y3、X4、Y4を算出する。算出され
た第1ランド用開口部71、第2ランド用開口部73の
中点を算出し、これを目標位置75とする。
【0050】次に、図14(c)に示すように、基板4
3の第1基板マーク65、第2基板マーク68を認識カ
メラ57で測定する。そして、図14(d)に示すよう
に、第1ランド67、第2ランド69を認識カメラ57
で測定し、第1基板マーク65、第2基板マーク68に
対する第1ランド67、第2ランド69の相対位置X
1、Y1、X2、Y2を算出する。算出された第1ラン
ド67、第2ランド69の中点を算出し、これを起点7
7とする。次に、図14(e)に示すように、目標位置
75と起点77との差分である補正量を算出する。ま
た、同時に、第1ランド用開口部71と第2ランド用開
口部73との連結線がX軸となす角度θ1と、第1ラン
ド67と第2ランド69との連結線がX軸となす角度θ
2との差分θ、即ち、回転方向の補正量を算出する。こ
れらXY方向、回転方向を補正して起点77を目標位置
75に一致させることで、プリント基板43と印刷用ス
クリーン47との正確な位置合わせが可能となる。
【0051】したがって、この実施形態による教示方法
では、プリント基板43に形成された一対の第1ランド
67、第2ランド69が認識カメラ57により測定さ
れ、第1基板マーク65、第2基板マーク68に対する
一対のランドの相対位置が算出される。そして、この一
対の第1ランド67、第2ランド69の中点である起点
77が、相対位置から算出される。一方、印刷用スクリ
ーン47においては、一対の第1ランド用開口部71、
第2ランド用開口部73が認識カメラ59により測定さ
れ、第1ターゲットマーク61、第2ターゲットマーク
63に対する一対のランド用開口部の相対位置が算出さ
れる。そして、この一対のランド用開口部の中点である
目標位置75が、相対位置から算出される。したがっ
て、これら起点77と目標位置75とを一致させること
により、互いにマーク位置の異なる印刷用スクリーン4
7とプリント基板43との位置合わせが自動で且つ高精
度に可能となる。
【0052】次に、クリーム半田印刷装置41を用い
て、プリント基板43と印刷用スクリーン47とを位置
合わせする第4実施形態の教示方法について説明する。
図15は第4実施形態に係る教示方法の手順を模式的に
表した説明図である。この実施形態では、基板マークの
無いプリント基板43が使用される場合の教示方法を説
明する。この実施形態では、先ず、図15(a)に示す
ように、印刷用スクリーン47の第1ターゲットマーク
61、第2ターゲットマーク63を認識カメラ59で測
定する。次に、図15(b)に示すように、印刷用スク
リーン47の第1ランド用開口部71、第2ランド用開
口部73を認識カメラ59で測定し、第1ターゲットマ
ーク61、第2ターゲットマーク63に対する第1ラン
ド用開口部71、第2ランド用開口部73の相対位置X
3、Y3、X4、Y4を算出する。算出された第1ラン
ド用開口部71、第2ランド用開口部73の中点を算出
し、これを目標位置75に設定する。
【0053】次に、図15(c)に示すように、基板4
3の第1ランド67、第2ランド69を認識カメラ57
で測定する。そして、図15(d)に示すように、第1
ランド67、第2ランド69の中点を算出し、これを起
点77とする。次に、図15(e)に示すように、目標
位置75と起点77との差分である補正量を算出する。
また、同時に、第1ランド用開口部71と第2ランド用
開口部73との連結線がX軸となす角度θ1と、第1ラ
ンド67と第2ランド69との連結線がX軸となす角度
θ2との差分θ、即ち、回転方向の補正量を算出する。
これらXY方向、回転方向を補正して起点77を目標位
置75に一致させることで、プリント基板43と印刷用
スクリーン47との正確な位置合わせが可能となる。
【0054】したがって、この実施形態による教示方法
では、印刷用スクリーン47上に形成された一対の第1
ランド用開口部71、第2ランド用開口部73が認識カ
メラ59により測定され、第1ターゲットマーク61、
第2ターゲットマーク63に対する一対のランド用開口
部の相対位置が算出される。そして、この一対のランド
用開口部の中点である目標位置75が、相対位置から算
出される。一方、プリント基板43においては、一対の
第1ランド67、第2ランド69が認識カメラ57によ
り測定され、この一対のランドの中点が、起点77とし
て測定される。したがって、これら起点77と目標位置
75とを一致させることにより、基板マークの無いプリ
ント基板43と、ターゲットマークのある印刷用スクリ
ーン47との位置合わせが自動で且つ高精度に可能とな
る。
【0055】次に、本発明に係る教示方法を実施するた
めのクリーム半田印刷装置41の変形例を説明する。図
16は、印刷用スクリーンの下側に設けた認識カメラ5
7(図2参照)を用いて印刷用スクリーン47のターゲ
ットマーク61,62を認識する構成を示す要部側面図
である。上述の各実施形態は、いずれの場合も、基板マ
ーク又はターゲットマークを、プリント基板43又は印
刷用スクリーン47の上面側から撮像する場合を例に説
明したが、ターゲットマーク61,63を印刷用スクリ
ーン47下側から撮像することもできる。この場合、プ
リント基板43の基板マーク認識用の認識カメラ59
と、印刷用スクリーン47のターゲットマーク認識用カ
メラ57とを個別に用意して各マークを認識する構成に
なる。
【0056】したがって、このような構成としたクリー
ム半田印刷装置によれば、基板マーク認識カメラ59と
ターゲットマーク認識カメラ57とを同時に使用するこ
とができ、より高速なタスク処理が可能となり、ターゲ
ットマーク、基板マークを基準とした高精度な位置決め
を行うことができる。
【0057】
【発明の効果】本発明に係るクリーム半田印刷装置の教
示方法によれば、位置合わせ用のマークの無いプリント
基板や印刷用スクリーンを位置合わせしつつ重ね合わせ
る場合、或いはマーク位置の異なるプリント基板と印刷
用スクリーンとを重ね合わせる場合であっても、認識カ
メラによってマーク位置とランド位置との差分や、ラン
ド位置を自動測定して求め、各ランド位置が一致するよ
うにプリント基板と印刷用スクリーンとを位置合わせす
ることができる。このため、手作業による測定作業や煩
雑なCADデータの読み取りを必要とすることなく、プ
リント基板と印刷用スクリーンとを自動で且つ高精度に
位置合わせすることができ、以て、印刷作業性の向上、
及び印刷精度の向上を図ることができる。
【0058】また、本発明に係るクリーム半田印刷装置
によれば、位置合わせ用のマークの無いプリント基板や
印刷用スクリーンを位置合わせしつつ重ね合わせる場
合、或いはマーク位置の異なるプリント基板と印刷用ス
クリーンとを重ね合わせる場合であっても、ランドの位
置を測定する認識カメラを備えたことにより、マーク位
置とランド位置との差分や、ランド位置を自動測定して
求め、各ランド位置が一致するようにプリント基板と印
刷用スクリーンとを位置合わせすることができる。この
ため、手作業による測定作業や煩雑なCADデータの読
み取りを必要とすることなく、プリント基板と印刷用ス
クリーンとを自動で且つ高精度に位置合わせすることが
でき、以て、印刷作業性の向上、及び印刷精度の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクリーム半田印刷装置を搭載した
クリーム半田印刷機の一部を切り欠いて示す全体斜視図
である。
【図2】テーブル部の構成を示す斜視図である。
【図3】認識カメラとスクリーン及びプリント基板との
位置関係を示した側面図である。
【図4】第1実施形態に係る教示方法の手順を模式的に
表した説明図である。
【図5】第1実施形態に係る教示方法の手順を表したフ
ローチャートである。
【図6】認識カメラをプリント基板上の第1基板マーク
に位置決めした状態を示す説明図である。
【図7】認識カメラをプリント基板上の第1ランドに位
置決めした状態を示す説明図である。
【図8】認識カメラをプリント基板上の第2基板マーク
に位置決めした状態を示す説明図である。
【図9】認識カメラをプリント基板上の第2ランドに位
置決めした状態を示す説明図である。
【図10】ランド用開口部とランドとの相違状況を示し
た説明図である。
【図11】ランドの中心位置を例示した説明図である。
【図12】特殊なランド形状における中心位置を例示し
た説明図である。
【図13】第2実施形態に係る教示方法の手順を模式的
に表した説明図である。
【図14】第3実施形態に係る教示方法の手順を模式的
に表した説明図である。
【図15】第4実施形態に係る教示方法の手順を模式的
に表した説明図である。
【図16】認識カメラが印刷用スクリーンの裏面に配置
された構成の要部側面図である。
【図17】従来のクリーム半田印刷装置における補正方
法の説明図である。
【図18】基板マークと、ターゲットマークの代用とす
るランドとの位置関係を示す説明図である。
【図19】従来のクリーム半田印刷装置におけるスクリ
ーン上にターゲットマークが無い場合の教示方法を説明
するフローチャートである。
【図20】従来の教示方法において算出された起点をタ
ーゲットマークの代用とするランドへ位置決めする様子
を示した説明図である。
【符号の説明】
41 クリーム半田印刷装置 43 プリント基板 47 印刷用スクリーン 57 認識カメラ 59 印刷用スクリーン認識カメラ 61 第1ターゲットマーク 63 第2ターゲットマーク 65 第1基板マーク 67 第2基板マーク 68 第1ランド 69 第2ランド 71 第1ランド用開口部 73 第2ランド用開口部 75 目標位置 77 起点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41F 33/14 H05K 3/34 505D H05K 3/34 505 B23K 101:42 // B23K 101:42 B41F 33/14 K Fターム(参考) 2C035 AA06 FA32 FB26 FB28 FB33 FB39 FD01 2C250 EA37 EB25 EB26 EB29 5E319 BB05 CD04 CD29 CD51 GG15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のランドの形成されたプリント基板
    と前記ランドの位置に対応した複数のランド用開口部の
    形成された印刷用スクリーンとを、位置合わせ用のマー
    クを用いて位置合わせしつつ重ね合わせ、前記印刷用ス
    クリーン上に供給したクリーム半田を、前記ランド用開
    口部から前記プリント基板のランドに印刷するクリーム
    半田印刷装置の教示方法において、前記プリント基板又
    は印刷用スクリーンのいずれか一方に位置合わせ用のマ
    ークが無いときに、該マークの無い前記プリント基板又
    は印刷用スクリーンに対してランドの位置を認識カメラ
    により測定するランド位置測定ステップと、 マークのある前記プリント基板又は印刷用スクリーンに
    対して、前記マークの位置と、マークの代用とするラン
    ドの位置との差分を認識カメラにより測定する差分測定
    ステップと、 前記マークの無いプリント基板又は印刷用スクリーンの
    ランドの位置と、前記マークのあるプリント基板又は印
    刷用スクリーンの前記差分から得られるランドの位置と
    が一致するように前記プリント基板と印刷用スクリーン
    とを位置合わせする位置合わせステップとを有すること
    を特徴とするクリーム半田印刷装置の教示方法。
  2. 【請求項2】 複数のランドの形成されたプリント基板
    と前記ランドの位置に対応した複数のランド用開口部の
    形成された印刷用スクリーンとを、位置合わせしつつ重
    ね合わせ、前記印刷用スクリーン上に供給したクリーム
    半田を、前記ランド用開口部から前記プリント基板のラ
    ンドに印刷するクリーム半田印刷装置の教示方法におい
    て、 前記プリント基板及び印刷用スクリーンの双方に位置合
    わせ用のマークが無いときに、前記プリント基板及び印
    刷用スクリーンに対して各ランドの位置を認識カメラに
    より測定するランド位置測定ステップと、 前記プリント基板のランドと前記印刷用スクリーンのラ
    ンドの位置が一致するように前記プリント基板と印刷用
    スクリーンとを位置合わせする位置合わせステップとを
    有することを特徴とするクリーム半田印刷装置の教示方
    法。
  3. 【請求項3】 複数のランドの形成されたプリント基板
    と前記ランドの位置に対応した複数のランド用開口部の
    形成された印刷用スクリーンとを、位置合わせ用のマー
    クを用いて位置合わせしつつ重ね合わせ、前記印刷用ス
    クリーン上に供給したクリーム半田を、前記ランド用開
    口部から前記プリント基板のランドに印刷するクリーム
    半田印刷装置の教示方法において、 前記プリント基板及び印刷用スクリーンの各位置合わせ
    用のマークがそれぞれ異なる位置にあるときに、 前記プリント基板及び印刷用スクリーンに対して、前記
    マークの位置とマークの代用とするランドの位置との差
    分をそれぞれ認識カメラにより測定する差分測定ステッ
    プと、 前記差分から得られるプリント基板のランドの位置と前
    記差分から得られる前記印刷用スクリーンのランドの位
    置とが一致するように前記プリント基板と印刷用スクリ
    ーンとを位置合わせする位置合わせステップとを有する
    ことを特徴とするクリーム半田印刷装置の教示方法。
  4. 【請求項4】 前記位置合わせステップは、前記プリン
    ト基板及び前記印刷用スクリーンのそれぞれに対し、一
    対の異なる位置のランドを結ぶ連結線の中点を求め、該
    中点同士を一致させることで位置合わせを行うことを特
    徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のクリ
    ーム半田印刷装置の教示方法。
  5. 【請求項5】 前記差分は、前記プリント基板と前記印
    刷用スクリーンとの相対移動平面内の距離と回転角度を
    含むことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1
    項記載のクリーム半田印刷装置の教示方法。
  6. 【請求項6】 複数のランドの形成されたプリント基板
    と前記ランドの位置に対応した複数のランド用開口部の
    形成された印刷用スクリーンとを、位置合わせ用のマー
    クを用いて位置合わせしつつ重ね合わせ、前記印刷用ス
    クリーン上に供給したクリーム半田を、前記ランド用開
    口部から前記プリント基板のランドに印刷するクリーム
    半田印刷装置において、 前記プリント基板又は印刷用スクリーンの少なくともい
    ずれか一方に位置合わせ用のマークが無いときに、該マ
    ークの無い前記プリント基板又は印刷用スクリーンに対
    してランドの位置を測定する認識カメラを備えたことを
    特徴とするクリーム半田印刷装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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