JP3750484B2 - スクリーン印刷方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板にクリーム半田や導電性ペーストなどのペーストを印刷するスクリーン印刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品実装工程において、基板上にクリーム半田などのペーストを印刷する方法としてスクリーン印刷が用いられている。この方法は、印刷対象部位に応じてパターン孔が設けられたスクリーンマスクを基板に当接させ、スクリーンマスク上にクリーム半田を供給してスキージを摺動させることにより、パターン孔を介して基板上にクリーム半田を印刷するものである。
【0003】
このスクリーン印刷において良好な印刷品質を確保するためには、各種の印刷条件を印刷対象に応じて適切に設定する必要がある。例えば、スクリーン印刷時にスクリーンマスク上でスキージを摺動させるスキージ速度や、スキージをスクリーンマスクに対して押圧する印圧値、さらに印刷後に基板をスクリーンマスクから離隔させる際の基板のスクリーンマスクに対する相対速度を示す版離れ速度など、各種のパラメータを印刷対象の特性に応じて設定しなければならない。この印刷条件設定作業は、従来より熟練した作業者によって主に経験と個人的技能に基づいて行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、熟練作業者を常に確保することは近年困難になっており、さらに生産形態が多品種小ロット生産に移行し、品種切り替えごとに印刷条件設定を高い頻度で行わなければならない現状では、非熟練者に上記条件設定作業を行わせざるを得ない状況に立ち至っている。このため、作業者の技能差によって印刷条件の設定にばらつきが生じやすく、従来のスクリーン印刷においては印刷条件のばらつきに起因して印刷品質を安定して確保することが困難であるという問題点があった。
【0005】
そこで本発明は、印刷条件の設定を容易にばらつきなく行え、印刷品質を確保することができるスクリーン印刷方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のスクリーン印刷方法は、パターン孔が設けられたスクリーンマスクを基板に当接させ、このスクリーンマスク上でスキージヘッドを摺動させることにより、前記パターン孔を介して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置であって、印刷前に印刷位置におけるスクリーンマスクおよび基板測定位置における基板を上面側から3次元測定手段によって測定してスクリーンマスクの厚さ及び基板の電極の寸法のデータを求め、この求められたデータとペーストの種類に基づいて印刷ライブラリから印刷条件を読み取ったうえで試し印刷を行い、この試し印刷の後、印刷位置におけるスクリーンマスクおよび基板測定位置における基板を上面側から3次元測定手段によって測定して印刷状態の良好・不良を判定し、良好であれば印刷条件は適正であると判断して当該基板の実印刷用印刷条件として設定し、不良であれば印刷条件をフィードバックして印刷条件の補正を行い、新たな試し印刷を行う。
【0010】
請求項記載のスクリーン印刷方法は、請求項に記載のスクリーン印刷方法であって、前記印刷条件に、前記スキージを摺動させるスキージ速度、スキージをスクリーンマスクに対して押圧する印圧値、基板をスクリーンマスクから離隔させる際の基板のスクリーンマスクに対する相対速度を示す版離れ速度および相対移動距離を示す版離れ距離を含む。
【0011】
本発明によれば、印刷後の基板およびスクリーンマスクを上面側から3次元測定手段によって測定し、この測定結果に基づいてスクリーン印刷条件を設定することにより、印刷条件設定におけるばらつきを排除して印刷品質を安定して確保することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の正面図、図2は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の側面図、図3は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の平面図、図4は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置のレーザ計測装置の斜視図、図5は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の制御系の構成を示すブロック図、図6は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷条件ライブラリのデータを示す図、図7は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷対象の基板の平面図である。
【0013】
まず図1、図2および図3を参照してスクリーン印刷装置の構造を説明する。図1、図2において、基板位置決め手段である基板位置決め部1は、X軸テーブル2およびY軸テーブル3よりなる移動テーブル上にθ軸テーブル4を段積みし、さらにその上にZ軸テーブル5を配設して構成されており、Z軸テーブル5上にはクランパ8によって挟み込まれた基板6を下方から保持する基板保持部7が設けられている。印刷対象の基板6は、図1、図3に示す搬入コンベア14によって基板位置決め部1に搬入される。基板位置決め部1を駆動することにより、基板6の位置を調整することができる。印刷後の基板6は、搬出コンベア15によって搬出される。
【0014】
基板位置決め部1の上方には、スクリーンマスク10が配設されており、スクリーンマスク10はホルダ11にマスクプレート12を装着して構成されている。基板6は基板位置決め部1によってマスクプレート12に対して位置合わせされ下方から当接する。スクリーンマスク10上には、スキージヘッド13が水平方向に往復動自在に配設されている。基板6がマスクプレート12の下面に当接した状態で、マスクプレート12上にペーストであるクリーム半田9を供給し、スキージヘッド13のスキージ13aをマスクプレート12の表面に当接させて摺動させることにより、基板6の表面に形成された電極6a(図3参照)上にはマスクプレート12に設けられたパターン孔12a(図3参照)を介してクリーム半田9が印刷される。
【0015】
スクリーンマスク10の上方には、3次元測定手段であるレーザ計測装置20が設けられている。図3に示すように、レーザ計測装置20はX軸テーブル21およびY軸テーブル22によってXY方向に水平移動し、昇降手段23(図1、図2)によって昇降自在となっている。昇降手段23を駆動することにより、レーザ計測装置20は計測高さ位置まで下降する。X軸テーブル21およびY軸テーブル22および昇降手段23は、レーザ計測装置20を移動させる移動手段となっている。
【0016】
レーザ計測装置20はレーザ光を照射することにより垂直方向の変位を測定する機能とレーザ照射位置をXY方向に走査させる走査機構とを備えており、図4に示すように照射点Pを計測範囲R内で走査させることにより計測範囲R内の計測対象物表面の垂直方向位置を連続的に検出し、計測対象物の3次元形状を検出できるようになっている。
【0017】
レーザ計測装置20を前記移動手段によって基板6、マスクプレート12に対して移動させることにより、基板6、マスクプレート12の任意の範囲を対象として上面側から3次元形状測定を行うことができる。そして得られた検出データを処理することにより、基板6の特徴部である電極6aの配置パターンおよびスクリーンマスク10の特徴部であるパターン孔12aの配置パターンを検出することができるとともに、スクリーン印刷後の基板6を計測対象として3次元測定を行うことにより、基板6上に印刷されたクリーム半田9の形状を3次元的に検出することができる。
【0018】
次に、図5を参照してスクリーン印刷装置の制御系の構成について説明する。図5において、CPU30は全体制御部であり以下に説明する各部の全体制御を行う。プログラム記憶部31は、スクリーン印刷の動作プログラムや、レーザ計測装置20の検出信号から基板6やマスクプレート12の形状検出を行うための処理プログラム、印刷検査における判定処理のプログラム、印刷条件設定処理のプログラムなどの各種のプログラムを記憶する。データ記憶部32は、印刷検査における判定処理の基準値データや、印刷条件の設定に必要なデータをまとめた印刷条件ライブラリとともに、各品種ごとに設定された印刷条件のデータを記憶する。すなわちデータ記憶部32は印刷条件記憶手段となっている。
【0019】
機構制御部33は、基板位置決め部1や搬入コンベア14、搬出コンベア15、X軸テーブル21、Y軸テーブル22などの各機構部の動作を制御する。形状検出部34は、レーザ計測装置20を走査させて得られた検出信号を処理することにより、基板6に設けられた電極6aの平面配置を示す電極配置パターンおよびマスクプレート12に設けられたパターン孔12aの配置を示す開口パターン、印刷後の基板6上のクリーム半田9の形状を検出する。
【0020】
印刷条件設定部35(印刷条件設定手段)は、スクリーン印刷条件を設定する。すなわちスクリーン印刷時にマスクプレート12上でスキージ13aを摺動させるスキージ速度や、スキージ13aをマスクプレート12に対して押圧する印圧値、さらに印刷後に基板をマスクプレート12から離隔させる際の、基板6のマスクプレート12に対する相対速度を示す版離れ速度など、各種のパラメータを印刷対象の特性に応じて設定する。
【0021】
基板・マスク判定部36は、形状検出部34によって検出された基板6の電極配置パターンとスクリーンマスク10の開口パターンとを設計データ上の基準パターンと比較することにより、スクリーン印刷装置に供給された基板6やマスクプレート12の良否を判定する。印刷判定部37は、スクリーン印刷後の基板6をレーザ計測装置20によって測定して得られたクリーム半田9の形状データを予め記憶された基準データと比較することにより、印刷状態の良否を判定する。
【0022】
次に、印刷条件の設定について説明する。図6は、印刷条件ライブラリのデータ内容を示すものである。印刷条件ライブラリには、基板の電極の代表寸法(例えば電極幅寸法)とパターン孔が設けられたスクリーンマスクの代表寸法(例えばマスクプレート厚さ)の組み合わせごとに、上記パラメータ(スキージを摺動させるスキージ速度、スキージをスクリーンマスクに対して押圧する印圧値、基板をスクリーンマスクから離隔させる際の基板のスクリーンマスクに対する相対速度を示す版離れ速度および相対移動距離を示す版離れ距離など)の1つの組み合わせを対応させたものである。そしてこれらのパラメータの数値は、印刷されるクリーム半田9の物性値によっても異なっている。
【0023】
すなわち、印刷されるクリーム半田9の種類、印刷対象の基板6、使用されるスクリーンマスク10が電極代表寸法、マスク代表寸法によって指定されることにより、上記パラメータの組み合わせが選択され、これにより各パラメータが自動的に設定されるようになっている。
【0024】
なお、通常は印刷条件は同一基板においては1つの印刷条件パラメータの組み合わせが設定されるが、特殊な場合においては、複数のパラメータの組み合わせを用いて特定の印刷範囲については異なる印刷条件を適用するようにしてもよい。すなわち、図7に示すように同一基板6内に狭ピッチ電極6bと通常の電極6cとが混在しているような場合において、狭ピッチ電極6bが設けられた狭ピッチ範囲Bをスキージ13aが通過するときにのみスキージ移動速度や印圧値を他の通常範囲Cと異なる設定とすれば、印刷特性の異なる電極に対してそれぞれ適正なスキージ速度、印圧値で印刷することが可能となる。
【0025】
このスクリーン印刷装置は上記のように構成されており、以下スクリーン印刷条件の設定方法について説明する。まず、新たな印刷対象品種への品種切り替えが行われ、当該品種に対応してスクリーンマスク10が装着されると、スクリーンマスク検査が行われる。この検査は、スクリーンマスク10が装着された状態で、レーザ計測装置20をX軸テーブル21およびY軸テーブル22によってスクリーンマスク10上で移動させながらスクリーンマスク10を上面側から3次元測定することにより行われる。この検査により、装着されたスクリーンマスク10の厚み寸法が検出されると共に良否が判定される。
【0026】
次いで、基板6の検査が行われる。搬入コンベア14より印刷対象の基板6が基板位置決め部1上に搬入されたならば、基板位置決め部1をスクリーンマスク10の下方からY方向に移動させて基板測定位置へ移動させる(図2にて破線で示す基板位置決め部1および基板6参照)。そしてレーザ計測装置20によって同様に基板6を上面側から3次元測定する。これにより、基板6の印刷対象の電極の幅、長さが求められる。
【0027】
次に、基板6の電極の代表寸法とマスクプレート12の厚みが求められたならば、予め入力されたクリーム半田9の種類と計測により求められた基板6とスクリーンマスク10のデータに基づいて、印刷条件ライブラリの印刷条件のパラメータを読み取る。そしてこの印刷条件のパラメータを用いて、実印刷開始前の試し印刷を行う。
【0028】
まずスクリーンマスク10上にクリーム半田9が供給され、スキージ13aを往復動させてクリーム半田9を練る予備スキージングを行った後に、基板位置決め部1のZテーブル5を上昇させて基板6をマスクプレート12の下面に当接させる。次いでスキージヘッド13を移動させて、クリーム半田9をパターン孔12aを介して基板6の電極6a上に印刷する。この後、Z軸テーブル5を下降させて版離れを行うことにより、基板6の電極6a上にはクリーム半田9が印刷される。
【0029】
この後、試し印刷後の基板6の印刷検査を行う(印刷後測定工程)。この検査は、基板位置決め部1を再びスクリーンマスク10の下方から基板計測位置へ移動させ、レーザ計測装置20によって印刷後の基板6を上面側から3次元測定することによって行われる。そしてこの検査により印刷状態が良好であると判定されたならば、当初読み出された印刷条件のパラメータは適正であると判断して、これらのパラメータを当該基板についての実印刷用の印刷条件として設定し(印刷条件設定工程)、データ記憶部32に記憶させる。
【0030】
なおこの印刷後測定において併せてスクリーンマスク10をレーザ計測装置20によって3次元測定するようにしてもよい。この測定により、印刷不良時の原因を特定するデータを得ることができ、以下に説明するフィードバック時の情報量、精度を向上させることができる。
【0031】
また、試し印刷後の印刷後測定において不良が検出されたならば、印刷条件をフィードバックする処理を行う。このフィードバックは予め印刷条件ライブラリに記憶されているフィードバックデータに基づいて行われる。すなわち、検査結果は各電極における印刷面積や印刷高さなど所定項目ごとに数値データとして出力され、この出力値を適正値として設定されている基準値と比較することにより基準値に対する偏差が求められる。
【0032】
そしてこの偏差が与えられることにより、相関関係にある印刷条件のパラメータを+−のいずれかの方向に偏差に応じた補正量だけ補正する。この偏差と補正量の相関関係を示すデータは、各印刷条件を幾通りにも変化させて系統的に行われる条件出し用の試行印刷の結果を統計手法などを用いて整理することにより作成され、同様にデータ記憶部32の印刷条件ライブラリに記憶されている。
【0033】
この印刷条件補正の後には新たに試行印刷が行われ、試行結果は同様に検査される。そして、印刷結果が良好であることを確認して本印刷作業が開始される。この印刷作業においては、予め設定されたインターバルにおいて印刷条件のフィードバックが行われる。すなわち、生産中の基板6についてレーザ計測装置20によって抜き取りにて印刷後検査を行う(印刷後測定工程)。
【0034】
そして同様の検査データを取得し、各検査項目について基準値との偏差を求め、必要なパラメータの補正を行って実印刷用の印刷条件を変更する。これにより、クリーム半田9の粘度が環境温度の変動によって変化した場合においても、印刷条件を常に適正範囲に維持して良好な印刷品質を確保することができる。
【0035】
このように本実施の形態に示すスクリーン印刷においては、印刷後の基板6およびスクリーンマスク10を上面側から3次元測定手段によって測定し、この測定結果に基づいてスクリーン印刷条件を設定するようにしたものである。これにより、従来は熟練作業者による複雑な条件出し作業を必要としていた印刷条件設定作業を容易に行うことができるとともに、印刷条件設定におけるばらつきを排除して印刷品質の安定を確保することができる。
【0036】
なお、上記実施の形態ではスキージヘッドの種類として板状のスキージ13aを備えた開放型のスキージヘッドの例を示しているが、これに限定されず、内部にクリーム半田を貯溜してこのクリーム半田を加圧しながらマスクプレート上で摺動してパターン孔内にクリーム半田を充填する密閉型のスキージヘッドを用いてもよい。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、印刷後の基板およびスクリーンマスクを上面側から3次元測定手段によって測定し、この測定結果に基づいてスクリーン印刷条件を設定するようにしたので、印刷条件設定作業を容易に行うことができるとともに、印刷条件設定におけるばらつきを排除して印刷品質の安定を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の正面図
【図2】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の側面図
【図3】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の平面図
【図4】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置のレーザ計測装置の斜視図
【図5】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の制御系の構成を示すブロック図
【図6】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷条件ライブラリのデータを示す図
【図7】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷対象の基板の平面図
【符号の説明】
1 基板位置決め部
6 基板
9 クリーム半田
10 スクリーンマスク
12 マスクプレート
12a パターン孔
13 スキージヘッド
20 レーザ計測装置
32 データ記憶部
34 形状検出部
35 印刷条件設定部
37 印刷判定部

Claims (2)

  1. パターン孔が設けられたスクリーンマスクを基板に当接させ、このスクリーンマスク上でスキージヘッドを摺動させることにより、前記パターン孔を介して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置であって、
    印刷前に印刷位置におけるスクリーンマスクおよび基板測定位置における基板を上面側から3次元測定手段によって測定してスクリーンマスクの厚さ及び基板の電極の寸法のデータを求め、この求められたデータとペーストの種類に基づいて印刷ライブラリから印刷条件を読み取ったうえで試し印刷を行い、
    この試し印刷の後、印刷位置におけるスクリーンマスクおよび基板測定位置における基板を上面側から3次元測定手段によって測定して印刷状態の良好・不良を判定し、良好であれば印刷条件は適正であると判断して当該基板の実印刷用印刷条件として設定し、
    不良であれば印刷条件をフィードバックして印刷条件の補正を行い、新たな試し印刷を行うことを特徴とするスクリーン印刷方法。
  2. 前記印刷条件に、前記スキージを摺動させるスキージ速度、スキージをスクリーンマスクに対して押圧する印圧値、基板をスクリーンマスクから離隔させる際の基板のスクリーンマスクに対する相対速度を示す版離れ速度および相対移動距離を示す版離れ距離を含むことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷方法。
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