JPH11165225A - ワーク保持装置 - Google Patents

ワーク保持装置

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JPH11165225A
JPH11165225A JP33569597A JP33569597A JPH11165225A JP H11165225 A JPH11165225 A JP H11165225A JP 33569597 A JP33569597 A JP 33569597A JP 33569597 A JP33569597 A JP 33569597A JP H11165225 A JPH11165225 A JP H11165225A
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靖志 岡部
Masami Taniguchi
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストラット本体とコイルばねとを保持可能な
ワーク保持装置を提供する。 【解決手段】 ストラット本体2が載置されるベース部
材11に、互いに開閉可能なクランプアーム12,1
3,14,15と、ばね支持アーム16,17と、クラ
ンプアーム12〜15およびばね支持アーム16,17
を閉じる方向に付勢するばねが設けられており、クラン
プアーム12〜15はアクチュエータ70を備えたアー
ム駆動部65によって、アンクランプ位置に動かすこと
ができる。ばね支持アーム16,17は、アクチュエー
タ113を備えたアーム駆動部110によって、アンク
ランプ位置に動かすことができ、ストラット1のコイル
ばね6を圧縮した状態のまま保持する形状となってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等の車両
に使われるストラットを組立てる設備に利用されるワー
ク保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に例示したように、自動車等の懸架
機構部に使用されるストラット(マクファーソンストラ
ット)1は、ショックアブソーバとして機能する筒状の
ストラット本体2と、ストラット本体2から突出するロ
ッド3と、ロッド3に設けられたアッパシート4および
マウントインシュレータ5と、懸架ばねとして機能する
コイルばね6などを備えている。コイルばね6は、スト
ラット本体2に設けられたロアシート7と上記アッパシ
ート4との間に、圧縮された状態で設けられている。コ
イルばね6の中心線6aは、車体の前方から見て、スト
ラット本体2の中心線2aに対してコイルばね6の下部
側が車体外側に偏心するように、角度θの傾斜角をもた
せている。ストラット本体2の下部にハブキャリヤ取付
け用のブラケット8が設けられている。アッパシート4
の下面側にバンプラバー9が設けられている。
【0003】このようなストラット1を組立てる場合、
ストラット本体2を何らかの保持手段によって拘束した
状態で、コイルばね6を所定ストロークまで圧縮し、そ
の状態を保持しつつ、アッパシート4やマウントインシ
ュレータ5などをロッド3に外挿したのち、ロッド3の
ねじ部3aにナット3bを締付けるといった作業が行わ
れる。従来はストラット本体2を保持するための保持装
置として、左右一対の開閉可能なクランプ爪をベース部
材に設けるとともにエアシリンダ等のアクチュエータを
ベース部材に搭載し、各クランプ爪を上記アクチュエー
タによって開閉させるといったクランプ機構が採用され
ていた。
【0004】ところでストラット1を能率良く組立てる
ための対策として、所定ピッチで間欠的に回転駆動され
るターンテーブルに複数台のワーク保持装置を設け、タ
ーンテーブルの周囲に例えばコイルばね6を圧縮する装
置(圧縮ステージ)や、アッパシート4を組付ける装置
(アッパシート組付ステージ)、マウントインシュレー
タ5を組付ける装置(インシュレータ組付ステージ)、
あるいはねじ部3aにナット3bを締付ける装置(ナッ
ト締付ステージ)などを配しておき、各ステージにおい
てそれぞれの作業をほぼ同時に進行することにより、複
数本のストラット1の組立てを能率良く行うことが望ま
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のワ
ーク保持装置のようにベース部材にクランプ爪とアクチ
ュエータが搭載されたものでは、例えばターンテーブル
のように移動する基体にワーク保持装置を設けると、ク
ランプ爪と一体にアクチュエータも移動することになる
ため、アクチュエータに接続される流体配管や電気ケー
ブル等の配索が困難となるばかりでなく、ベースをはじ
めとする移動側の構造物が大形化して重量も大となる。
【0006】したがって、アクチュエータを備えたワー
ク保持装置をターンテーブル等の移動側の基体に組込む
ことが困難である。そのため、一か所の組立ステージに
固定的に設けられたストラット保持装置を用いてストラ
ットを1本ずつ組立てざるを得ず、ストラット組立作業
を能率良く行う上で障害となっていた。従ってこの発明
の目的は、アクチュエータ等を備えた駆動部を装置本体
から切離して配備することが可能なワーク保持装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を果たすため
の本発明のワーク保持装置は、請求項1に記載した通
り、ベース部材に設けたクランプアームが第1の付勢手
段によって閉じる方向に維持されることにより、ストラ
ット本体が挾持され、さらにばね支持アームが第2の付
勢手段によって閉じる方向に維持されることにより、コ
イルばねが圧縮された状態のまま支承部によって保持さ
れる。ストラット本体を開放する際には上記クランプア
ームはアーム駆動部によって互いに広がる方向に駆動さ
れ、また、圧縮コイルばねを開放する際に上記ばね支持
アームがアーム駆動部によって互いに広がる方向に駆動
される。
【0008】本発明のワーク保持装置は、上記ベース部
材やクランプアームおよびばね支持アームなどからなる
装置本体に対してアーム駆動部が分離独立して配置さ
れ、アーム駆動部はクランプアームとばね支持アームを
広げるとき(アンクランプ時)にのみ作動する。それ以
外(アンクランプ時)は、クランプアームとばね支持ア
ームは付勢手段によってそれぞれ独立してクランプ位置
に維持され、ストラット本体とコイルばねを保持してお
くことができる。
【0009】請求項2に記載した本発明のワーク保持装
置であれはアーム駆動部をターンテーブルとは独立して
配置することができ、ターンテーブル上にアーム駆動部
を設ける必要がないため、ターンテーブルの構成が簡略
化する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施形態につ
いて、図面を参照して説明する。図1に示されたワーク
保持装置10は、ベース部材11と、ベース部材11に
設けられた上側のクランプアーム12,13および下側
のクランプアーム14,15と、ベース部材11に設け
られた左右一対のばね支持アーム16,17などを備え
ている。
【0011】この実施例は、左輪用のストラットと右輪
用のストラットを同時に保持するために、図4あるいは
図6に示すように、図において左側に位置する左輪用の
ワーク保持装置10と、図において右側に位置する右輪
用のワーク保持装置10′を備えている。これら一対の
ワーク保持装置10,10′は互いに左右対称の構造で
あるが、実質的な構成と作用は共通であるから、一方の
ワーク保持装置10を代表して以下に説明する。
【0012】上記ベース部材11は、ストラット本体2
の下端部を載置するストラット載置部20を有してい
る。このストラット載置部20は、ストラット本体2の
下部のブラケット8がストラット本体2の軸回りに所定
の方向を向くように保持する位置決め部21を備えてい
る。ストラット本体2のロアシート7の上に、圧縮前の
コイルばね6が乗っている。
【0013】図3に示すようにベース部材11は、移動
側の基体の一例としてのターンテーブル25に搭載され
ている。ターンテーブル25は、図3において紙面と直
交する方向に所定のピッチで間欠的に回転駆動されるよ
うになっている。ベース部材11の下面側にローラ26
が設けられており、このローラ26にカム部材27が対
向している。カム部材27が矢印F1 方向に移動したと
きに、ローラ26がカム部材27に乗り上げることによ
り、ベース部材11が支軸30を中心に少し傾いてコイ
ルばね6の中心線6aがターンテーブル25に対して垂
直な姿勢となるように構成されている。
【0014】ベース部材11はターンテーブル25に対
して垂直な方向に延びる縦壁31を有しており、この縦
壁31に、ガイド手段として機能する上下一対のガイド
レール32,33が水平方向に延びている。また、縦壁
31に沿って、上下方向に延びる左右一対の軸36,3
7が設けられている。これらの軸36,37は、図3に
示すように縦壁31の上部と下部に設けられた支持部3
8,39によって支持されている。
【0015】図2および図3に示すように、上側のクラ
ンプアーム12,13の基部にベアリング部12a,1
3aが設けられている。各ベアリング部12a,13a
は、上側のガイドレール32にスライド移動自在に嵌合
している。下側のクランプアーム14,15の基部にも
ベアリング部14a,15aが設けられており、各ベア
リング部14a,15aは下側のガイドレール33にス
ライド移動自在に嵌合している。
【0016】従ってこれらクランプアーム12,13,
14,15は、ガイドレール32,33に沿って水平方
向(図2において左右方向)に円滑に移動できる。上側
のクランプアーム12,13の相互対向面と、下側のク
ランプアーム14,15の相互対向面に、それぞれスト
ラット本体2を径方向に挟むことができる形状(例えば
V状)の保持部40が形成されている。
【0017】上側のクランプアーム12,13と下側の
クランプアーム14,15は、それぞれ第1の付勢手段
として機能する圧縮コイルばね42,43によって、閉
じる方向、すなわちストラット本体2を挟む方向に付勢
されている。
【0018】図4に示されるように上側のクランプアー
ム12,13の基部に水平方向に延びるラック46,4
7が設けられている。ラック46,47は、左右一対の
アーム駆動ギヤ48,49に噛合っているとともに、ア
ーム駆動ギヤ48,49どうしが互いに噛合っている。
このためクランプアーム12,13は、互いに近付いた
り離れたりする方向(接離する方向)に移動することが
できる。アーム駆動ギヤ48,49は、軸36,37に
回転自在に取付けられている。一方のアーム駆動ギヤ4
9に、接続部として機能するカムフォロア(カム従節)
50が設けられている。
【0019】下側のクランプアーム14,15の基部に
も水平方向に延びるラック56(図3に一方のみ図示)
が設けられている。これらのラック56は、互いに同一
の歯数の左右一対のアーム駆動ギヤ58(一方のみ図
示)に噛合っているとともに、アーム駆動ギヤ58どう
しが互いに噛合っている。このため下側のクランプアー
ム14,15も、互いに接離する方向に移動することが
できる。これらのアーム駆動ギヤ58も、それぞれ軸3
6,37に回転自在に取付けられている。一方のアーム
駆動ギヤ58に、接続部として機能するカムフォロア6
0が設けられている。以上述べたベース部材11や、ク
ランプアーム12〜15,ばね支持アーム16,17、
ギヤ48,49,58等は、装置本体を構成する部材で
ある。
【0020】図3および図4等に示されるように、カム
フォロア50,60の近傍にクランプアーム駆動部65
が設けられている。クランプアーム駆動部65は、第1
の駆動部材として機能するカム66を備えた駆動部材6
8と、駆動部材68を駆動するためのエアシリンダ等の
アクチュエータ70などからなる。
【0021】駆動部材68の一端側は支軸75によって
ベースプレート76に支持されており、支軸75を中心
に駆動部材68が水平面内で回動できるようになってい
る。駆動部材68の他端側は、連結ピン77によってア
クチュエータ70のロッド出力端78に接続されてい
る。
【0022】カム66は、上側のカムフォロア50と下
側のカムフォロア60に対して接離可能であり、アクチ
ュエータ70のロッド出力端78が図4に示す位置まで
前進したときに、カム66がカムフォロア50,60を
矢印F2 方向に押すことによって、上側のアーム駆動ギ
ヤ49と下側のアーム駆動ギヤ58が図4に示す位置ま
で同時に回転することにより、上側のクランプアーム1
2,13が互いに離れる方向に移動するとともに、下側
のクランプアーム14,15も互いに離れる方向に移動
する。なお、図4において右側に位置する他方のワーク
保持装置10′も、アクチュエータ70によって、左側
のワーク保持装置10と同様に駆動される。
【0023】一方、左右一対のばね支持アーム16,1
7は、上下方向すなわち保持すべきストラット本体2に
沿う方向に延びている。ばね支持アーム16,17の下
端部16a,17aは、枢支手段として機能する軸8
1,82によって上記ベース部材11に枢支され、軸8
1,82を中心にばね支持アーム16,17が互いに開
閉する方向に移動できるようになっている。ばね支持ア
ーム16,17の上端部には、互いに向かい合う側に、
ストラット1のコイルばね6の座巻部6bを引っ掛ける
ことができる形状の支承部として機能するばね掛け部8
3,84が設けられている。
【0024】このような構成のばね支持アーム16,1
7であれば、コイルばね6の反発荷重がベース部材11
とばね掛け部(支承部)83,84とによって支持さ
れ、反発荷重がアーム16,17の長手方向に作用する
ことになるため、圧縮状態のコイルばね6の反発荷重が
数百kgfと大きくても、その反発荷重に十分に耐える
ことができる。
【0025】図6および図7等に示されるように、ばね
支持アーム16,17は、軸36,37を中心に回転す
る一対のレバー90,91により、互いに近付いたり離
れる方向(開閉する方向)に移動させることができるよ
うになっている。すなわちレバー90,91の端部に設
けられた接触子92,93が、ばね支持アーム16,1
7の内側に設けられた受け座94,95に対して、アー
ム16,17の内側から押圧可能に接している。そして
このばね支持アーム16,17は、第2の付勢手段とし
て機能する引張りコイルばね96によって、互いに閉じ
る方向に付勢されている。
【0026】上記レバー90,91は、互いに同一歯数
のレバー駆動ギヤ100,101に取付けられている。
レバー駆動ギヤ100,101は互いに噛合っている。
このためレバー駆動ギヤ100,101が互いに同期し
て反対方向に回転することにより、ばね支持アーム1
6,17が互いに開閉する方向に同時に移動することが
できる。レバー駆動ギヤ100,101は、軸36,3
7に回転自在に取付けられている。一方のレバー91
に、接続部として機能するカムフォロア102が設けら
れている。これらのレバー90,91やギヤ100,1
01等も装置本体の一部を構成している。
【0027】図3および図6等に示されるように、カム
フォロア102の近傍にばね支持アーム駆動部110が
設けられている。ばね支持アーム駆動部110は、第2
の駆動部材として機能するカム111を備えた駆動部材
112と、駆動部材112を駆動するためのエアシリン
ダ等のアクチュエータ113などからなる。
【0028】図6等に示されるように、駆動部材112
の一端側は支軸115によってベースプレート76に支
持されており、支軸115を中心に駆動部材112が水
平面内で回動できるようになっている。駆動部材112
の他端側は、連結ピン116によってアクチュエータ1
13のロッド出力端117に接続されている。
【0029】カム111は、カムフォロア102に対し
て接離可能であり、アクチュエータ113のロッド出力
端117が図6に示す位置まで前進したとき、カム11
1がカムフォロア102を矢印F3 方向に押すことによ
り、レバー駆動ギヤ100,101が図6に示す位置ま
で互いに同期して回転し、これにより左右一対のばね支
持アーム16,17が互いに離れる方向に移動するよう
になっている。なお、図6において右側に位置する他方
のワーク保持装置10′も、左側のワーク保持装置10
と同様にアクチュエータ113によって駆動される。
【0030】次に、上記構成のワーク保持装置10の作
用について説明する。図4に示されるようにアクチュエ
ータ70のロッド出力端78が伸び側に突き出た状態で
は、カム66がカムフォロア50,60を矢印F2 方向
に押すため、上側のクランプアーム12,13と下側の
クランプアーム14,15はいずれも開いた状態(アン
クランプ位置)にある。
【0031】このとき、図6に示されるようにアクチュ
エータ113のロッド出力端117も伸び側に突き出て
おり、カム111がカムフォロア102を矢印F3 方向
に押すため、ばね支持アーム16,17が互いに開いた
状態(アンクランプ位置)となっている。
【0032】上記のようにクランプアーム12〜15と
ばね支持アーム16,17がアンクランプ位置にあると
き、ロボットあるいは手作業により、ストラット本体2
がベース部材11のストラット載置部20にほぼ垂直な
姿勢でセットされる。
【0033】そののち、図5に示されるように、クラン
プアーム駆動部65のアクチュエータ70のロッド出力
端78が縮み側に移動することにより、カム66がカム
フォロア50,60を押さなくなる。このため、各クラ
ンプアーム12〜15はばね42,43の弾性復元力に
より、閉じる方向(クランプ位置)に移動する。こうし
てストラット本体2が上側のクランプアーム12,13
と下側のクランプアーム14,15によって拘束され
る。
【0034】また、ターンテーブル25の下面側に設け
られているカム部材27(図3に示す)が矢印F1 方向
に前進することにより、コイルばね6の中心線6aがタ
ーンテーブル25に対して垂直となる角度までベース部
材11が傾く。この状態で、コイルばね6の上方から加
圧用の治具120(図2に一部を示す)がエアシリンダ
等によって降下させられることにより、コイルばね6が
所定量圧縮される。そしてその状態のまま、図7に示さ
れるように、アクチュエータ113のロッド出力端11
7が縮み側に移動する。
【0035】これにより、カム111がカムフォロア1
02を押さなくなる。このため、ばね支持アーム16,
17がばね96の弾性復元力によって互いに閉じる方向
に変位する。そののち、加圧用の治具120が上昇する
ことにより、ばね支持アーム16,17の支承部として
のばね掛け部83,84によって、コイルばね6の座巻
部6bが支持されることになり、コイルばね6が圧縮状
態のまま保持される。そしてターンテーブル25が所定
ピッチ回転することにより、ストラット本体2が次工程
(例えばアッパシート4を組付けるステージ)に移送さ
れる。
【0036】なおこの発明を実施するにあたって、ベー
ス部材やクランプアーム、ばね支持アーム、付勢手段、
アーム駆動部などをはじめとして発明を構成する各要素
を種々に変形して実施できることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明のワーク保持
装置によれば、ベース部材に設けられたクランプアーム
および付勢手段等によってストラット本体を確実に保持
でき、圧縮した状態のストラットのコイルばねをばね支
持アームによって保持できる。そしてアーム駆動部を装
置本体とは分離独立して配備することができる。
【0038】請求項2に記載した構成によれば、アーム
駆動部をターンテーブルとは分離独立してターンテーブ
ル内周側などに配備することができ、ターンテーブル上
にアーム駆動部を設ける必要がないため、ターンテーブ
ル側をコンパクトにかつ軽量にまとめることができ、ア
ーム駆動部の配置も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すワーク保持装置の
斜視図。
【図2】 図1に示されたワーク保持装置の正面図。
【図3】 図1に示されたワーク保持装置の縦断面図。
【図4】 図2中のIV-IV 線に沿う横断面図。
【図5】 図4に示されたクランプアームの作動態様を
示す横断面図。
【図6】 図2中の V-V線に沿う横断面図。
【図7】 図6に示されたばね支持アームの作動態様を
示す横断面図。
【図8】 ストラットの断面図。
【符号の説明】
1…ストラット 2…ストラット本体 6…コイルばね 10…ワーク保持装置 11…ベース部材 12,13,14,15…クランプアーム 16,17…ばね支持アーム 40…保持部 42,43…ばね(第1の付勢手段) 65…クランプアーム駆動部(アーム駆動部) 68…第1の駆動部材 70…アクチュエータ 81,82…軸(枢支手段) 83,84…ばね掛け部 96…ばね(第2の付勢手段) 110…ばね支持アーム駆動部(アーム駆動部) 112…第2の駆動部材 113…アクチュエータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルばねを備えたストラット本体が載置
    されるベース部材と、 上記ベース部材に設けられかつ上記ストラット本体を挾
    持可能な保持部を有して互いに開閉可能な一対のクラン
    プアームと、 上記クランプアームを互いに閉じる方向に付勢する第1
    の付勢手段と、 上記ベース部材に設けられかつ圧縮された状態の上記コ
    イルばねを保持可能な支承部を有して互いに開閉可能な
    一対のばね支持アームと、 上記ばね支持アームを互いに閉じる方向に付勢する第2
    の付勢手段と、 上記クランプアームおよび上記ばね支持アームを開く方
    向にそれぞれ駆動するアクチュエータを各々備えたアー
    ム駆動部と、 を具備したことを特徴とするワーク保持装置。
  2. 【請求項2】上記一対のクランプアームを互いにスライ
    ド自在に支持するガイド手段と、 上記ガイド手段によって上記クランプアームのスライド
    と連動するアーム駆動ギヤと、 上記アーム駆動ギヤに対し接離可能に設けられかつ上記
    アクチュエータによって上記クランプアームを互いに駆
    動する第1の駆動部材と、 上記一対のばね支持アームを互いに回動自在に支持する
    枢支手段と、 上記一対のばね支持アームの近傍に設けられ各ばね支持
    アームを開く方向に操作可能な一対のレバーと、 上記各レバーに設けられたレバー駆動ギヤと、 上記レバー駆動ギヤに対し接離可能に設けられかつ上記
    アクチュエータによって上記ばね支持アームを互いに駆
    動する第2の駆動部材と、 を具備したことを特徴とする請求項1記載のワーク保持
    装置。
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