JPH11164721A - 収納ケースの仕切り構造 - Google Patents

収納ケースの仕切り構造

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JPH11164721A
JPH11164721A JP33616797A JP33616797A JPH11164721A JP H11164721 A JPH11164721 A JP H11164721A JP 33616797 A JP33616797 A JP 33616797A JP 33616797 A JP33616797 A JP 33616797A JP H11164721 A JPH11164721 A JP H11164721A
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JP
Japan
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partition
partitioning
partitioning tool
tool
partition plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP33616797A
Other languages
English (en)
Inventor
Takio Kiyomi
多喜夫 清見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕切り具自体の弾性変形を利用して仕切り位
置への装着と取り外しを容易に行えるようにすること。 【解決手段】 ケース本体11の側壁16,17間に仕
切り具13が着脱自在に設けられている。この仕切り具
13は片状部材により構成されるとともに、その面方向
と交わる方向に撓み変形可能な樹脂若しくは金属材料に
よって形成されている。ケース本体11における側壁1
6,17の内面側には仕切り具13の両端13Aが係合
可能な凹溝22が設けられている一方、底壁15には、
仕切り具13の下端に形成された突片28を受容する穴
24が形成されている。この仕切り具13は、全体が撓
み変形された状態で両端13Aを凹溝22に係合させる
ことができ、その後に、当該仕切り具13の面に順次押
圧力を付与することで突片28を穴24に係合させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は収納ケースの仕切り
構造に係り、更に詳しくは、仕切り具の弾性変形を利用
して所定の仕切り位置に容易に装着でき、且つ、取り外
しも無理なく行うことのできる仕切り構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内部に書類、筆記具等、各種
の文房具を収納することのできるケースが知られてい
る。この種のケースには、収納対象物の散乱防止若しく
は収納スペースの効率的な利用を図るための仕切り具を
備えたものが存在する。ここに採用される仕切り構造と
しては、収納ケースの側壁に形成された溝に仕切り具の
両端を係合可能に設ける一方、当該仕切り具の下端を収
納ケースの底壁面に係合させる構成等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
仕切り具は硬質樹脂若しくは木材によって成形されたも
のが殆どであるため、仕切り具自体の形状変化に関して
自由度がなく、各係合箇所をぴったりと係合位置にセッ
トすることが必ずしも容易ではない。しかも、部分的な
係合不良を発生して仕切り具が仕切り位置から外れてし
まうという不都合がある。この一方、仕切り位置を変更
すべく仕切り具を取り外そうとする場合には、係合状態
を解除することも容易に行えなくなる不都合がある他、
係合部位の損傷をもたらす場合も惹起する。
【0004】
【発明の目的】本発明はこのような不都合に着目して案
出されたものであり、その目的は、仕切り具自体の弾性
変形を利用して仕切り位置へのセットを容易に行うこと
ができるとともに、その仕切り位置からの取り外しも極
めて簡単に行うことができ、且つ、スムースな着脱によ
って損傷原因も回避可能な収納ケースの仕切り構造を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、内部に所定の収納空間を備えたケース本
体を設けるとともに、このケース本体の相対する側壁間
に仕切り具を着脱自在に設けてなる収納ケースの仕切り
構造において、前記仕切り具は、長手方向に延びる片状
部材により構成されるとともに、その面方向と交わる方
向に撓み変形可能な材料によって形成され、前記側壁の
相対位置に前記仕切り具の長手方向端部が係合可能な第
1の係合部が設けられる一方、前記ケース本体の底壁面
に仕切り具の下端部分が係合可能な第2の係合部が設け
られ、前記仕切り具の両端は、前記第1の係合部に係合
された状態で、当該仕切り具の面方向と交わる方向に撓
み変形して前記下端部分が第2の係合部に係脱可能に設
けらる、という構成を採っている。このような構成によ
れば、仕切り具の両端を第1の係合部に係合させる作業
は、前述の撓み変形を行わせることによって、極めて容
易に行うことが可能となる。この状態では、仕切り具の
下端部分は第2の係合部に対して非係合状態となるが、
仕切り具の面を指先等で押圧して真っ直ぐな姿勢となる
ような矯正力を付与することで、下端部分と第2の係合
部との相互係合が達成できる。この一方、仕切り具を取
り外す場合には、当該仕切り具の面を押圧して全体を大
きく撓むようにすることで両端が第1の係合部から外れ
るようになり、その取り外しも無理なくスムースに行え
ることとなる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明における仕切り具の下端部
分は、前記仕切り具の下縁から突出する少なくとも一以
上の突片により構成される一方、前記第2の係合部は、
前記突片が受容可能な穴により構成される、という構成
が併せて採用されている。突片とこれに対応する穴を設
けることにより、係合部位が仕切り具の両端以外の箇所
に形成でき、撓み変形を許容する材料で仕切り具を成形
しても不用意な脱落も防止することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0008】図1には、本発明に係る仕切り構造が適用
された書類収納ケースの概略斜視図が示されている。こ
の図において、収納ケース10は、特に限定されるもの
ではないが、全体が透明若しくは半透明な樹脂材料を用
いて形成されている。この収納ケース10は、内部に所
定の収納空間を備えたケース本体11と、このケース本
体11の一端側に連設された蓋体12と、前記ケース本
体11内に着脱自在に設けられた仕切り具13とにより
構成されている。
【0009】前記ケース本体11は、略方形の底壁15
と、この底壁15の周縁から立設されて各二片が相対的
に位置する四片の側壁16〜19とを備えて上部が開放
する皿状に設けられている。ここで、前記蓋体12の基
部側に位置する側壁18は、起立高さが若干小さく設定
されている一方、当該側壁18と相対する側壁19に
は、その外面側の二箇所位置に蓋体12の閉蓋姿勢を規
制する突部20が形成されている。
【0010】前記側壁16,17には、それらの内面側
複数箇所における相対位置に第1の係合部を構成する縦
長の凹溝22が所定間隔毎に形成されており、これら凹
溝22間を結ぶ線上の底壁15部分には、第2の係合部
を構成する複数の穴24が形成されている。
【0011】前記蓋体11は、ヒンジ片25を介してケ
ース本体11に連設されており、その自由端側の二箇所
位置には、前記側壁19に設けられた突部20に係脱す
る舌片状のフック片26が設けられている。
【0012】仕切り具13は、図2及び図3にも示され
るように、全体が細長く延びる片状部材により構成さ
れ、その長手方向両端13Aは、上部コーナーが切欠部
13Bとされてケース本体11の凹溝22に係合可能に
設けられている。また、仕切り具13の下端部分には、
前記穴24にそれぞれ対応してこれに嵌合する突片28
が形成されている。この仕切り具13の両端縁間を結ぶ
距離は、前記凹溝22の底部間を結ぶ距離と略等しくな
る相対寸法に設定されている。
【0013】前記仕切り具13は、本実施例では、ポリ
プロピレン等の樹脂材料を用いて形成され、その面方向
と交わる方向に撓み変形可能に設けられている。ここ
で、「撓み変形可能」とは、無負荷状態で仕切り具13
が真っ直ぐに延びる初期形状を保有する一方、仕切り具
13の面に指で一定程度の押圧力を付与することによっ
てその面が撓むことができる程度をいう。また、一定程
度の押圧力とは、例えば、収納された文房具等が仕切り
具13にぶつかった程度では撓み変形せず、仕切り具1
3を意図的に変形しようとする指の押圧力が付与された
場合に撓む程度のものをいう。
【0014】次に、前記仕切り具13の着脱要領につい
て、図4ないし図7を参照しながら説明する。
【0015】仕切り具13を所定の仕切り位置に装着す
る場合には、先ず、その両端13A,13Aが凹溝2
2,22内に入り込むようにして行われる。この際、両
端13A間を結ぶ距離は凹溝22の底部間を結ぶ距離と
略等しいため、仕切り具13の面を撓むように弾性変形
させ、両端13A間の距離を短縮させる(図4参照)。
これにより、物理的干渉をなくして両端13Aと凹溝2
2との相互係合が達成できる。
【0016】そして、図5ないし図7に示されるよう
に、仕切り具13の面に順次押圧力Fを付与すること
で、突片28を穴24に順次係合させることが可能とな
る。
【0017】仕切り具13を取り外すときは、前述とは
逆の操作を行えばよい。すなわち、仕切り具13の面に
押圧力を付与することにより、両端13A間の距離が縮
まるように弾性変形するため、凹溝22から容易に両端
13Aを抜き出すことができる。
【0018】なお、前記実施例では、仕切り具13が樹
脂材料によって構成された場合を説明したが、前述した
弾性変形ができる限り、金属材料によって構成すること
もできる。また、ケース本体11に対する仕切り方向、
或いは、突片28及び穴24の数等は、図示構成例に限
定されるものでなく、必要に応じて変更可能である。更
に、前記第1の係合部は凹溝22に限らず穴により構成
できる一方、第2の係合部は穴に代えて凹溝としてもよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
仕切り具が、その面方向と交わる方向に撓み変形可能な
材料によって形成されているため、当該仕切り具の両端
が係合する第1の係合部との干渉をなくして容易に係合
可能となり、その後に仕切り具の面に押圧力を付与して
下端部分を第2の係合部に係合させることができるた
め、仕切り具の装着若しくは取り外しを極めて容易且つ
迅速に行うことが可能となる。しかも、仕切り具の弾性
変形を利用する方式であるため、仕切り具が損傷する虞
も確実に回避可能となる。
【0020】また、仕切り具の下端部分に複数の突片を
設けるとともに、この突片を受容可能な複数の穴を第2
の係合部として構成したから、係合部位が仕切り具の両
端以外の箇所にも形成できるようになり、撓み変形を許
容する材料で仕切り具を成形した場合であっても不用意
な脱落を防止可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る仕切り構造が適用された収納ケー
スの概略斜視図。
【図2】図1の一部分解斜視図。
【図3】ケース本体と仕切り具との係合状態を示す概略
側断面図。
【図4】仕切り具を装着する初期状態を示す平面図。
【図5】図4の次の状態を示す平面図。
【図6】図5の次の状態を示す平面図。
【図7】仕切り具が装着された状態を示す平面図。
【符号の説明】
10 収納ケース 11 ケース本体 13 仕切り具 13A 両端 16 側壁 17 側壁 22 凹溝(第1の係合部) 24 穴(第2の係合部) 28 突片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に所定の収納空間を備えたケース本
    体を設けるとともに、このケース本体の相対する側壁間
    に仕切り具を着脱自在に設けてなる収納ケースの仕切り
    構造において、 前記仕切り具は、長手方向に延びる片状部材により構成
    されるとともに、その面方向と交わる方向に撓み変形可
    能な材料によって形成され、 前記側壁の相対位置に前記仕切り具の長手方向端部が係
    合可能な第1の係合部が設けられる一方、前記ケース本
    体の底壁面に仕切り具の下端部分が係合可能な第2の係
    合部が設けられ、 前記仕切り具の両端は、前記第1の係合部に係合された
    状態で、当該仕切り具の面方向と交わる方向に撓み変形
    して、前記下端部分が第2の係合部に係脱可能に設けら
    れていることを特徴とする収納ケースの仕切り構造。
  2. 【請求項2】 前記下端部分は、前記仕切り具の下縁か
    ら突出する少なくとも一以上の突片により構成され、前
    記第2の係合部は、前記突片を受容可能な穴により構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の収納ケース
    の仕切り構造。
JP33616797A 1997-12-05 1997-12-05 収納ケースの仕切り構造 Pending JPH11164721A (ja)

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JP33616797A JPH11164721A (ja) 1997-12-05 1997-12-05 収納ケースの仕切り構造

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JPH11164721A true JPH11164721A (ja) 1999-06-22

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ID=18296373

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JP33616797A Pending JPH11164721A (ja) 1997-12-05 1997-12-05 収納ケースの仕切り構造

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JP (1) JPH11164721A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001070069A1 (fr) * 1998-09-24 2001-09-27 Meijigosei Co., Ltd. Sac
EP1277415A1 (en) * 2001-06-26 2003-01-22 Irvi Plast di Zoppi Isidoro & C. -S.A.S. Plastic case

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001070069A1 (fr) * 1998-09-24 2001-09-27 Meijigosei Co., Ltd. Sac
EP1277415A1 (en) * 2001-06-26 2003-01-22 Irvi Plast di Zoppi Isidoro & C. -S.A.S. Plastic case

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040720

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02