JPS6350189Y2 - - Google Patents

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JPS6350189Y2
JPS6350189Y2 JP15269681U JP15269681U JPS6350189Y2 JP S6350189 Y2 JPS6350189 Y2 JP S6350189Y2 JP 15269681 U JP15269681 U JP 15269681U JP 15269681 U JP15269681 U JP 15269681U JP S6350189 Y2 JPS6350189 Y2 JP S6350189Y2
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JP
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door
holder
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console box
holder part
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JP15269681U
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JPS5856649U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コンソールボツクスのドア構造に関
するものである。
一般に、コンソールボツクスのドアは、第5図
に示すように、ドアアウタD1とドアインナD2
とによる別体構成とされている。また、ドアは合
成樹脂材により形成される関係上、ドアの補強を
図るべく、ドアアウタD1側には網状に補強リブ
Lを配しておくのが通常である。
さて、本考案はドアをブロー成形法により一体
成形することによつて、製造工程の簡略化を図る
とともに構成部品点数の減少を図ることを前提と
して案出されたものである。しかしながら、ブロ
ー成形法によつてドアを成形した場合、中空2重
壁構造をとり、比較的容易に変形されるため、よ
り一層の強度向上を図る必要がある。そこで、本
考案は、ブロー成形時において補強用凹部を形成
して強度のアツプを図り、さらに加えてこの補強
用凹部に筆記具の収納機能を付与せんとしたもの
である。
本考案の目的は、変形に対する強度が秀れ、し
かも筆記具等の小物をも収納しうるコンソールボ
ツクスのドア構造を提供することである。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明する。
図中、1は合成樹脂製のコンソールボツクスの
蓋(ドアとも言う。)であり、ブロー成形法によ
りドアアウタ1Aとドアインナ1Bとが一体に成
形されて、ほぼ一様な肉厚の中空2重壁構造をも
つ。このドアインナ1Bにおける支点側(第1図
において右側)には図示しないコンソールボツク
スのボツクス本体に対するヒンジ片Hが一体状に
形成される一方、操作側(同図左側)には前記ボ
ツクス本体へのロツクをなすためのロツク部材
(図示しない。)の取付け座面Tが形成されてい
る。
ドアインナ1Bの中央部は内側へ段状に形成さ
れて段差面2とされている。そして、この段差面
2にはドア1の補強のために、ほぼ一様深さの補
強用凹部3が凹設されていて、その底部はドアア
ウタ1Aの内面に当接されている。
次に、上記した補強用凹部3について詳述す
る。
補強用凹部3において、ドアインナ1Bの操作
側から支点側に向けて、2本の筆記具収納用のホ
ルダー部4がV字状をなしてそれぞれ溝状に形成
されている。各ホルダー部4は、第4図に示すよ
うに、その対向する側壁において筆記具Pを弾性
挾着するための突起対5〜5が溝方向に沿つて複
数対、適所に配されている。また、各ホルダー部
4の底部には適宜長さの突条6,6が溝方向に沿
つてそれぞれ突出形成されている。該突条6は筆
記具Pの収納時に同筆記具Pを乗載して、ホルダ
ー部4の底部から若干浮き上らせることにより、
取り外しの便宜を図つたものである。
また、補強用凹部3において、ドアインナ1B
の中央部には筆記具Pを取り外す際に指を差込む
ための差込み用凹部7がドアインナ1Bの幅方向
へ凹設されている。該差込み用凹部7は両ホルダ
ー部4,4をそれぞれ橋絡するとともにその両端
は各ホルダー部4の外方へ彎出されて指の差込み
を一層容易ならしめている。
さて、本例ドア1構造によれば、大別して補強
効果と筆記具Pの収納という両効果を奏しうる。
まず、補強効果に関し、本例ドア1はドアイン
ナ1Bに補強用凹部3を、特にV字状に凹設する
ことによつて該効果を達成しうるものであり、さ
らに各ホルダー部4に設けられた突条6がリブと
して機能することになつて、強度の向上に一層寄
与するものとなつている。
次に、筆記具Pの収納に関して説明する。ま
ず、筆記具Pを収納する際には、筆記具Pをホル
ダー部4に対し強く押し込む。これによつて、筆
記具Pはホルダー部4の対向する側壁間を拡開変
形させてホルダー部4内に収納される。この際、
筆記具Pは突条6に沿つて乗載されるとともに、
各突起対5〜5によつて両側方から弾性挾着され
るため容易に脱落されることはない。一方、筆記
具Pの取り外しの際には、差込み用凹部7に指を
差し入れて筆記具Pを摘み上げれば、容易に取り
出すことができる。この際において、前述したよ
うに、筆記具Pは突条6に乗載されて底部から若
干浮き上げられた位置に保持されているため、上
記摘み上げ操作を良好になしうるものである。
以上からわかるように、本例ドア構造はドア1
の補強と筆記具Pの収納という両機能を果たすば
かりか、この両機能の達成のための手段を別個独
立に設けることなく、同一手段を巧みに利用する
ことによつて、これらを兼備させえたものであ
る。
以上説明したように、本考案はドアアウタとド
アインナとをブロー成形にて一体に成形したコン
ソールボツクスのドアにおいて、ドアインナには
筆記具等の小物を自らの弾性力によつて挾み付け
て収納する溝状のホルダー部が、ドアの前後方向
へ凹設されるとともに、このホルダー部の対向す
る壁面には抜け止め手段が付設され、さらにこの
ホルダー部の底部には収納された小物の下部がホ
ルダー部の壁面に沿つて密着しないように、補強
を兼ねた突条が突出され、しかもホルダー部の一
部には同ホルダー部と連通し前記小物の摘み出し
のための差込み用凹部が、ドアの左右方向へ張出
し状に付設される構成である。
したがつて、本考案はホルダー部と連通して差
込み用凹部が付設されていることから、指を差入
れるスペースが確保され、小物の取出しを容易に
行なうことができる。また、差込み用凹部は、ド
アの左右方向へ向けて張出し状に形成されている
ことから、コンソールドアの強度アツプが図れ
る。すなわち、コンソールボツクスのドアは肘掛
け(アームレスト)として使用されることがある
が、この場合には、ドアに対して左右方向に関す
る曲げ荷重が作用する。この点について、差込み
用凹部を、上記のようにドアの左右方向へ設定し
ておくことにより補強がなされ、しかして曲げ強
度の向上が期待される。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示すものであつ
て、第1図はドア内面を示す平面図、第2図は第
1図のY−Y線断面図、第3図は第1図のX−X
線断面図、第4図はホルダー部を示す拡大断面
図、第5図は従来のコンソールボツクスのドア構
造を示す分解斜視図である。 1……ドア、1A……ドアアウタ、1B……ド
アインナ、3……補強用凹部、4……ホルダー
部、P……筆記具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアアウタとドアインナとをブロー成形にて一
    体に成形したコンソールボツクスのドアにおい
    て、ドアインナには筆記具等の小物を自らの弾性
    力によつて挾み付けて収納する溝状のホルダー部
    が、ドアの前後方向へ凹設されるとともに、この
    ホルダー部の対向する壁面には抜け止め手段が付
    設され、さらにこのホルダー部の底部には収納さ
    れた小物の下部がホルダー部の壁面に沿つて密着
    しないように、補強を兼ねた突条が突出され、し
    かもホルダー部の一部には同ホルダー部と連通し
    前記小物の摘み出しのための差込み用凹部が、ド
    アの左右方向へ張出し状に付設されていることを
    特徴とするコンソールボツクスのドア構造。
JP15269681U 1981-10-13 1981-10-13 コンソ−ルボツクスのドア構造 Granted JPS5856649U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15269681U JPS5856649U (ja) 1981-10-13 1981-10-13 コンソ−ルボツクスのドア構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15269681U JPS5856649U (ja) 1981-10-13 1981-10-13 コンソ−ルボツクスのドア構造

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Publication Number Publication Date
JPS5856649U JPS5856649U (ja) 1983-04-16
JPS6350189Y2 true JPS6350189Y2 (ja) 1988-12-23

Family

ID=29945338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15269681U Granted JPS5856649U (ja) 1981-10-13 1981-10-13 コンソ−ルボツクスのドア構造

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2880943B2 (ja) * 1996-02-13 1999-04-12 株式会社ニフコ カップホルダー付きの車両用小物収納装置
KR100387657B1 (ko) * 2000-10-16 2003-06-18 기아자동차주식회사 자동차용 콘솔박스
JP5454939B2 (ja) * 2010-11-09 2014-03-26 トヨタ車体株式会社 車両用コンソールボックス装置

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JPS5856649U (ja) 1983-04-16

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