JPH11164702A - 使い捨てスリッパ - Google Patents

使い捨てスリッパ

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JPH11164702A
JPH11164702A JP34850597A JP34850597A JPH11164702A JP H11164702 A JPH11164702 A JP H11164702A JP 34850597 A JP34850597 A JP 34850597A JP 34850597 A JP34850597 A JP 34850597A JP H11164702 A JPH11164702 A JP H11164702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet material
slipper
paper
disposable
slippers
Prior art date
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Pending
Application number
JP34850597A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Nakagawa
進 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TENA KK
Original Assignee
TENA KK
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、焼却しても有害物質を生じさせ
ず、クッション性も保温性も良好な使い捨てスリッパを
提供することを課題とする。 【解決手段】 スリッパ底2と帯状の甲当て部材3とか
らなるスリッパであって、甲当て部材3が紙製又は布製
の部材であり、スリッパ底2は、植物性繊維により多孔
質に成型される多孔質植物性繊維材又は羊毛材からなる
上層シート材2aと、ダンボール紙からなる中層シート
材2bと、防水性を有する紙製の下層シート材2cとを
接合させた。上記各シート材2a,2b,2cは、更に
複数層とすることも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、列車、高速バ
ス、航空機の中や、病院、ホテル、学校等で靴等の履き
物に替えて使用される使い捨てスリッパに関する。
【0002】
【従来の技術】列車、高速バスや航空機を利用する人に
とっては、長旅等の足の疲れを癒すために、靴等の履き
物を脱いで足を履き物から開放したい場合がある。この
ような場合、従来は、足下に新聞紙等のシート材を敷い
たり、脱いだ履き物の上に足を乗せたりしている。一
方、病院、ホテル、学校等では、来訪者が同じスリッパ
を繰り返し使用している。
【0003】しかし、このようなスリッパの使用は衛生
的ではなく、移動にも不便であることから、ポリ塩化ビ
ニル等の合成樹脂製の使い捨てスリッパが使用されるこ
とがある。この合成樹脂製のスリッパは、スリッパ底も
足の甲が当たる甲当て部材も合成樹脂製であり、このた
め、薄く成型することが可能で経済的にも安価に製造す
ることができる利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の合成樹脂製のスリッパは、焼却すると有毒ガス等の
有害物質を生じさせる問題を有していた。また、合成樹
脂製のスリッパは、クッション性に問題がある他、足の
保温性にも欠けるために、特に病院等での使用には適さ
ないという問題もあった。
【0005】そこで、本発明は、焼却しても有害物質を
生じさせず、クッション性も保温性も良好な使い捨てス
リッパを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
使い捨てスリッパは、上記課題を解決するために、スリ
ッパ底と甲当て部材とからなるスリッパであって、上記
甲当て部材が紙製又は布であり、上記スリッパ底は、植
物性繊維により多孔質に成型される多孔質植物性繊維材
又は羊毛材からなる上層シート材と、ダンボール紙から
なる中層シート材と、防水性を有する紙製の下層シート
材とを接合させたことを特徴とする。ここで、上記各シ
ート材は、更に複数層とすることも可能である。
【0007】本発明の請求項1記載の使い捨てスリッパ
によれば、紙製、布製、又は羊毛の各部材や植物性繊維
材により成形されていることから、焼却しても従来の合
成樹脂製のスリッパのように有害物質を生じさせるよう
なことがない。また、上層シート材が多孔質植物性繊維
材又は羊毛材であることから、クッション性が高められ
るとともに、保温性も良好となる。さらに、下層シート
材が防水性を有することから、従来の合成樹脂製のスリ
ッパのように耐水性も高い。
【0008】本発明の請求項2記載の使い捨てスリッパ
は、上記請求項1記載の発明を前提として、前記中層シ
ート材と防水性を有する下層シート材との間に、プレス
成型されないで製された嵩高のノンプレス紙が配され、
このノンプレス紙が前記スリッパ底のかかと部分に厚く
配されていることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項2記載の使い捨てスリッパ
によれば、上記嵩高のノンプレス紙が配されているため
に、スリッパ底の適度な弾力性が得られ、又、かかと部
分に厚く配されていることから、歩行の感覚も良くな
り、サンダルのような感覚が得られるようになる。
【0010】本発明の請求項3記載の使い捨てスリッパ
は、上記請求項1又は2記載の発明を前提として、前記
各シート材が布海苔から製した布海苔糊又は澱粉質から
製した糊を介して接合されているとともに、前記中層シ
ート材と防水性を有する下層シート材との間に、前記甲
当て部材の両端部が前記糊を介して接合されていること
を特徴とする。ここで、上記甲当て部材の両端部に、上
記糊による接合強度を向上させるために、貫通穴を形成
することが好ましい。また、スリッパ底の厚さに変形を
生じさせないために、上記中層シート材に上記甲当て部
材の両端部に対応する切り欠き部が形成されていること
が好ましい。
【0011】本発明の請求項3記載の使い捨てスリッパ
によれば、スリッパ底は、複数のシート材を布海苔から
製した布海苔糊又は澱粉質から製した糊により貼り合わ
せるものであるから、製造が容易で、しかも、従来のス
リッパのようにミシン目等の痕跡もなく美観上も綺麗で
ある。また、上記甲当て部材の両端部が中層シート材と
下層シート材との間に前記糊を介して接合されているこ
とにより、紙製でありながら、甲当て部材の接合強度も
強い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照しながら説明する。 (第1の実施の形態)本実施の形態の使い捨てスリッパ
は、図1乃至図3に示すように、スリッパ底2と帯状の
甲当て部材3とを備えた大人用のスリッパ1である。こ
のスリッパ1は、左右の足の形状に合わせた一対のもの
であるが、左右とも同じ形状にすることも可能である。
そして、スリッパ底2の前方には、足の甲を当てる甲当
て部材3が設けられている。この甲当て部材3は、紙製
又は布製の部材であり、ここでは、ボール紙、不織布等
が使用されている。また、甲当て部材3の両端部3a,
3bには、折り曲げ部5が形成されている。この甲当て
部材3は、指先が開放される帯状のものであるが、指先
が覆われるものでも良い。
【0013】上記スリッパ底2は、上層シート材2a
と、中層シート材2bと、下層シート材2cとから構成
されている。まず、ここでの上層シート材2aは、植物
性繊維により多孔質に成型される多孔質植物性繊維材で
ある。例えば、茶くず、酒粕や海藻を主成分として成型
したシート材である。この上層シート材2aは、おから
等を原料にリパーゼ、アミラーゼを加え約40度で7〜
8時間処理して植物繊維を抽出して、山芋などの粘着物
で繊維間を結合してシート状に成型したものである。ま
た、褐藻(コンブ、ワカメ、カジメの類)の骨格をつく
っている多糖であるアルギン酸から繊維をつくり、これ
を短く切り、木材パルプと同様に水に分散させて金網で
すき上げてシート状に成型したものでも良い。そして、
このような植物性繊維材により多孔質に成型する。この
多孔質とした厚さは約4〜8mmの厚さである。このよ
うな植物性繊維材により多孔質に成型される多孔質植物
性繊維材は、クッション性が良好であると共に保温性も
良好である。また、上記上層シート材2aは、ムレ防止
効果も有し、足の裏に接する上層シート材2aとして最
適である。しかし、上記上層シート材2aには、羊毛材
や、和紙、不織布、織編物を使用することも可能であ
る。
【0014】中層シート材2bは、ダンボール紙が使用
されている。すなわち、波状に成形した紙の片面または
両面に厚紙を張り合わせたダンボール紙が使用されてい
る。本実施の形態では、片面に厚紙を張り合わせた片面
ダンボール紙を使用したが、両面に厚紙を張り合わせた
ダンボール紙であっても良い。このようなダンボール紙
である中層シート材2bは、上記波状部分により所定間
隔の空気層が多数形成されているので中層シート材2b
として最適である。そして、上記中層シート材2bに甲
当て部材3の両端部3a,3bに対応する切り欠き部6
が甲当て部材3の両端部3a,3bが収容されるように
形成されている。
【0015】下層シート材2cは、防水紙やボール紙が
使用されている。この下層シート材2cは床や地面と接
する部分であるから、お手洗いに行く際等のために、防
水性を有する必要がある。そこで、上記防水紙やボール
紙(或いは、白板紙)の表面に更にワックス等の水を弾
く薬品を塗布することが好ましい。したがって、本実施
の形態の使い捨てスリッパ1は、ほとんど紙製でありな
がら、耐水性も高い。
【0016】このような上記スリッパ底2の上層シート
材2aと中層シート材2bと下層シート材2cとは、各
々更に複数層とすることも可能である。本実施の形態で
は、上記下層シート材2cが2枚配され防水性が高めら
れている(図3参照)。そして、本実施の形態の使い捨
てスリッパ1は、上記各シート材2a,2b,2cを足
の形に裁断して接合する。この接合に際しては、米・生
ふ(なまふ)などの澱粉質から製した糊が使用されてい
る。また、布海苔から製した布海苔糊やゴム糊が使用さ
れても良い。すなわち、接着剤も、合成樹脂以外の焼却
しても有害物質を生じさないものが使用されている。上
記糊を使用することにより、従来のスリッパのように縫
製糸により縫製するような必要もないことから、製造も
容易で、又、ミシン目等の痕跡もなく美観上も綺麗とな
る。
【0017】また、上記甲当て部材3は、中層シート材
2bと下層シート材2cとの間に接合されている。すな
わち、甲当て部材3の両端部3a,3bは、中層シート
材2bと下層シート材2cとの間にやや折り曲げられな
がら配されて、この両端部3a,3bが上記澱粉質等か
ら製した糊を介して接合されている。したがって、甲当
て部材3はスリッパ底2に強力に接合されている。
【0018】ここで、上記甲当て部材3の両端部3a,
3bが折り曲げられた折り曲げ部5に、所定の大きさの
貫通穴4を形成することが好ましい。このような貫通穴
4を形成することにより、この貫通穴4に上記糊が介入
して、強力に帯状の甲当て部材3がスリッパ底2に接合
されるようになる。また、上記折り曲げ部5は、この形
状に対応する上記中層シート材2bの切り欠き部6に収
容されるようになるから、中層シート材2bと下層シー
ト材2cとの間に配されても、スリッパ底2の厚さに変
形を生じさせることがない。なお、上記折り曲げ部5と
上記切り欠き部6との境界部分を縫い合わせたり、ステ
ープラー等で針を打って連結するようにしても良い。
【0019】また、上記甲当て部材3は紙製又は布製で
あるから、このまま上方から押しつぶすようにすると、
スリッパ底2と共に一枚の薄い板状を呈することとな
り、携帯に便利となり、販売するための包装容器にも入
れやすくなる。なお、この甲当て部材3の所定箇所に切
り込みを入れるなどして、折り重ね易いようにすること
も実施に応じ任意である。
【0020】(第2の実施の形態)本実施の形態の使い
捨てスリッパは、図4に示すように、上記第1の実施の
形態の使い捨てスリッパ1と全体形状はほぼ同じである
が、前記中層シート材2bと防水性を有する下層シート
材2cとの間に、嵩高のノンプレス紙12が配されてい
ることを特徴とする使い捨てスリッパ11である。
【0021】このノンプレス紙12は、プレス成型され
ないで製されるもので、例えば、生卵などの包装容器に
使用されているものである。本実施の形態では、約2〜
5mmの厚みに成型されており、その分弾力性を有する
紙である。通常、植物性繊維は水中で叩かれると、内部
及び外側の構造が崩れ、繊維は柔らかくなる(これが叩
解である)。この叩解した紙を金網などですき上げると
繊維同士が絡み合い締まった紙となるが、その後、プレ
ス成型により乾燥されて紙が製される。本実施の形態の
ノンプレス紙12は、このプレス成型が行われないで製
された(自然乾燥された)紙が使用されている。ノンプ
レス紙12は、古紙を再生した再生紙でも良い。
【0022】そして、上記ノンプレス紙12と下層シー
ト材2cとは、端部側が断面がほぼU字状に折り曲げら
れて、このU字状の折り曲げ部7に、上記上層シート材
2aと中層シート材2bとが上記糊を介して収納される
ように配されている。したがって、本実施の形態の使い
捨てスリッパ11によれば、スリッパ底2の側面部も上
記防水性を有する下層シート材2cにより覆われること
となり、防水効果が高められることとなる。なお、図5
に示すように、ノンプレス紙12を下層シート材2cの
下側に配することも可能である。
【0023】このように、このノンプレス紙12がスリ
ッパ底2を構成する一つの層として配されると、スリッ
パ底2の適度な弾力性が得られ、合成樹脂製の通常のス
リッパやサンダルのような履き心地が得られる。そし
て、スリッパ底2のかかと部分には、特に複数層にし
て、厚く配されるようにされている。したがって、かか
と部分に厚く配されていることから、歩行の感覚も良く
なる。
【0024】(第3の実施の形態)本実施の形態の使い
捨てスリッパは、図6に示すように、上記第1及び第2
の実施の形態の使い捨てスリッパ1,11と基本的な構
造はほぼ同じであるが、上記甲当て部材3に新幹線のひ
かり号(或いは、こだま号)の形状、模様等の図案を施
した使い捨てスリッパ15である。本実施の形態は、列
車の中で使用する場合には、列車の図案を、高速バスの
中で使用する場合には、高速バスの図案を、航空機の中
で使用する場合には、高速バスの図案を施したものを、
各々販売、使用する工夫がなされている。したがって、
本実施の形態の使い捨てスリッパ15は、子供用のもの
として好適である。
【0025】このような上記各実施の形態の使い捨てス
リッパ1,11は、駅の売店等の店先に紙製の容器に入
れて販売することが好ましい。このように、紙製の容器
に入れて販売することにより、各実施の形態の使い捨て
スリッパ1,11を購入すると、紙製の容器も各実施の
形態の使い捨てスリッパ1,11も、廃棄により焼却し
ても有害物質を生じさせるようなことがない。
【0026】したがって、本実施の形態の使い捨てスリ
ッパ1,11,15を列車の中や病院・学校等で使用す
る場合には、上記紙製の容器から各実施の形態の使い捨
てスリッパ1,11,15を取り出し、折り重ねられた
帯状の甲当て部材3に対して、靴等の履き物を脱いで足
のつま先から入れて使用すれば足りる。そして、お手洗
い等の移動の場合にも、本実施の形態の使い捨てスリッ
ぱ1,11,15は、防水性を有する紙製の下層シート
材2cを備えることから、スリッパ底2が濡れても影響
はない。使い終わった後は、そのまま廃棄して、同じ使
い捨てスリッパ1,11,15を再度使用しないように
することにより、衛生的な使用が可能となる。さらに、
上記第3の実施の形態の使い捨てスリッパ15によれ
ば、子供用の玩具としての使用が可能となり、退屈な長
距離旅行の遊びとなったり、土産物としての利用に供さ
れるようになる。
【0027】以上、本実施の形態の使い捨てスリッパ
は、焼却しても有毒ガスを発生させない自然環境に優し
いものであるから、上記各シート材や帯状の甲当て部材
として、再生紙を使用することも勿論可能である。ま
た、上記各シート材とシート材との間に活性炭やゼオラ
イト等を介在させることにより、汗などの臭いを消すよ
うにしたり、抗菌加工や芳香加工を施すことにより、更
に衛生的に使用することも可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明の使い捨てスリッパは、紙製、布
製の部材、植物性繊維材とや羊毛材により成形されてい
ることから、焼却しても従来の合成樹脂製のスリッパの
ように有害物質を生じさせるようなことがない。また、
上層シート材が多孔質植物性繊維材又は羊毛材であるこ
とから、クッション性が高く、保温性も良好である。ま
た、本発明の使い捨てスリッパは、縫製によるものでは
ないことから、製造が容易であるとともに、さらに、下
層シート材が防水性を有することから、従来の合成樹脂
製のスリッパのように耐水性も高い。したがって、使い
捨てのスリッパに適した環境に優しい使い捨てスリッパ
となる。
【0029】また、本発明の使い捨てスリッパは、スリ
ッパ底が複数のシート材を布海苔から製した布海苔糊又
は澱粉質から製した糊により貼り合わせるものであるか
ら、製造が容易で、焼却しても有害物質を生じさせるよ
うなことがなく、しかも、従来のスリッパのようにミシ
ン目等の痕跡もなく美観上も綺麗である。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の使い捨てスリッパ
を示す斜視図である。
【図2】上記第1の実施の形態の使い捨てスリッパの分
解斜視図である。
【図3】上記第1の実施の形態の使い捨てスリッパの断
面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の使い捨てスリッパ
を示す断面図である。
【図5】上記第2の実施の形態の使い捨てスリッパの他
の例を示す断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の使い捨てスリッパ
を示す側面図である。
【符号の説明】
1,11,15 使い捨てスリッパ、2 スリッパ底、
2a 上層シート材、2b 中層シート材、2c 下層
シート材、3 帯状の甲当て部材、3a,3b 帯状の
甲当て部材の両端部、4 貫通穴、5 折り曲げ部、6
中層シート材の切り欠き部、12 ノンプレス紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリッパ底と甲当て部材とからなるスリ
    ッパであって、 上記甲当て部材が紙製又は布製の部材であり、 上記スリッパ底は、植物性繊維により多孔質の所定厚に
    成型される多孔質植物性繊維材又は羊毛材からなる上層
    シート材と、ダンボール紙からなる中層シート材と、防
    水性を有する紙製の下層シート材とを接合させたことを
    特徴とする使い捨てスリッパ。
  2. 【請求項2】 前記中層シート材と防水性を有する下層
    シート材との間に、プレス成型されないで製された嵩高
    のノンプレス紙が配され、このノンプレス紙が前記スリ
    ッパ底のかかと部分に厚く配されていることを特徴とす
    る請求項1記載の使い捨てスリッパ。
  3. 【請求項3】 前記各シート材が布海苔から製した布海
    苔糊又は澱粉質から製した糊を介して接合されていると
    ともに、前記中層シート材と防水性を有する下層シート
    材との間に、前記甲当て部材の両端部が前記糊を介して
    接合されていることを特徴とする請求項1記載の使い捨
    てスリッパ。
JP34850597A 1997-12-03 1997-12-03 使い捨てスリッパ Pending JPH11164702A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2613634A (en) * 2021-12-10 2023-06-14 Backie Yorwarth Florence Ecological wood pulp and paper disposable indoor slippers

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