JPH0427363Y2 - - Google Patents

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JPH0427363Y2
JPH0427363Y2 JP1988035548U JP3554888U JPH0427363Y2 JP H0427363 Y2 JPH0427363 Y2 JP H0427363Y2 JP 1988035548 U JP1988035548 U JP 1988035548U JP 3554888 U JP3554888 U JP 3554888U JP H0427363 Y2 JPH0427363 Y2 JP H0427363Y2
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base plate
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parts
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば飛行機や列車、船舶その他の交
通機関の中、或いはホテル、旅館、病院、図書
館、役所、銀行、証券会社、保険会社、スーパー
マーケツト、百貨店等の如く多人数が集合、利用
する場所さらには第3者の見学に応える工場、事
業所、研究所等のクリーンルームなどに於て使用
するのに適した使い捨てスリツパに関するもので
ある。
(従来の技術) 使い捨てスリツパは衛生的で、管理も容易であ
るので前記のような場所で使用するのに最適であ
り、従来例として特開昭52−72655号、同53−
14057号、同56−76901号、同56−13101号、実開
昭57−45301号等がある。
(技術的課題) しかし従来のこの種のスリツパは使い捨てとは
言つても一見しただけでは未使用か否か分から
ず、衛生管理の万全を期し難い欠点がある。
本考案の目的は前記の点を解決し、使用未使用
を明瞭に識別し得るとともに、必要な強度と優れ
た着用性を得ることができ、しかも安価に製造で
きる使い捨てスリツパを提供することにある。
(技術的手段) 前記目的を達するため本考案は、足をのせるこ
とができる大きさと形状及び強度を有し、かつ長
手方向に連続した一対の台板部と、各台板部に設
けられた爪革部とから成り、一対の台板部は使い
捨て資材によつて、スリツパのかかと部に相当す
る部分に設けられたミシン目の如き強度を弱めた
分離部に於て分断可能に連続している使い捨てス
リツパを構成したものである。
前記により明らかな如く、本考案のスリツパは
未使用時には一足分が、スリツパのかかと部に設
けられた分離部に於て一体化しており、分離部で
2分して使用される。従つて一対の台板部を連絡
する分離部はスリツパが未使用であるか否かを識
別する手段となる。
台板部は実用に耐える強度をもつた材質例えば
段ボール紙、紙、クレープ紙、ゴム、合成樹脂、
有機若しくは無機繊維、布織物、発泡合成物、皮
のうち1種又は2種以上のものによつて形成され
るが、本考案の目的には例えば普通の段ボール紙
一枚でも十分応えることができる。
爪革部は足を痛めない柔軟性のある材質のもの
で形成されるのが良く、例えばクレープ紙のよう
なもの或いは紙、ゴム、合成樹脂、有機繊維、布
織物、発泡合成物、皮のうちの1種又は2種以上
の資材が使用できる。
(実施例) 以下図面を参照して説明する。
第1図乃至第4図は基本的なもので、1,
1′は一対の台板部、2,2′は各台板部1,1
の先端部に設けられた爪革部を示す。
台板部1,1′は長手方向に連続した長方形状
に形成された一枚の段ボール紙製であり(厚ボー
ル紙も可。)、それを2分する長手方向中央の幅方
向ミシン目状に強度を弱めて分離部3が形成され
ているので、該分離部3で台板部1,1′を折曲
げることにより分離することができる。段ボール
紙を使用する場合ライナーの波の方向を台板部
1,1′の幅方向に設定すると折取り易い(第4
図)。台板部1,1の材料としては例示した段ボ
ール紙のほか各種の紙、クレープ紙、ゴム、合成
樹脂、有機若しくは無機繊維、布織物、発泡合成
物、皮のうち1種又は2種以上から成り平板状に
したものが使用できる。
各爪革部2,2′はまち付きの封筒状にクレー
プ紙によつて形成されており、そのまま(襠)4
の部分が膨んで足を挿し入れて突掛けるようにす
ることができる。クレープ紙はそのクレープの方
向が台板部1,1′の長手方向となるようにする
と、装着時幅方向へ拡がり易い。なおクレープ紙
のほか同効の紙、合成樹脂、有機繊維、布織物、
発泡合成物、皮のうちの1種又は2種以上が使用
可能である。その爪革部2,2′に台板部1,
1′の先端を挿入れ、台板部1,1′の下面を爪革
部下側に接着することによりスリツパが組立てら
れる(第8図参照)。このため着用中に爪革部2,
2′がとれてしまうことがない。
分離部3は台板部1,1′を2分するため強度
を部分的に弱めた部分であり、例示のミシン目の
ほか切込み等でも良く、1,2箇所でつながつて
いるような構造でも良い。またミシン目や切込み
の様に部分的に弱められてはいないが、切り取り
線を印刷し分離箇所を示すものも分離部3に含ま
れる。そうした分離部3は台板部1,1′を原紙
から打抜く作業の際同時に形成することができ
る。分離部は直線状と限らず第4図に鎖線で示す
ように曲線状としても良い。
作 用 上記の構成を有するスリツパは、第1図乃至第
3図に示す状態で供給され、使用時に初めて2分
される。台板部1,1′は折曲げるだけで分断さ
れ、まち付き封筒状の爪革部2,2′は着用時膨
らんで足先収容部となり、クレープ紙製のクレー
プは足に柔らかく接する。
第5図は2条の分離部3,3′を平行に設け、
両分離部間に靴べら5となる部分を設けた例で
ある。
このため前記実施例と同じ作用が得られ、
さらに靴を脱ぎ、本案スリツパをしようすると
きに靴べら5が得られる。
第6図、第7図は台板部1,1′の下面に、
段ボール紙小片から成る嵩上げ材6を前後2枚
取付けた例で、丁度2枚歯の下駄形になる。
このため前記実施例の作用に加えて、嵩上
げ材6がクツシヨンとスリツプ防止の作用を発
揮し、また足が床等から材厚分だけ離れるの
で、床等に水気があつたり、汚れた部分があつ
ても問題が少なく、実用性が増す。
第9図及び第10図は台板1,1′の前部及
び後部の角に丸みを持たせて整形し、かつ爪革
部2,2′を帯状とした例で、一対の台板1,
1′の境界にミシン目状の分離部3を1条(若
しくは2条)設ける。台板1,1′、爪革部2,
2′は前記各例と同資材で形成し、爪革部2,
2′は台板1,1′の下面で接着する。
この例によれば、台板部1,1′の整形により
外観を向上し易く、爪革部2,2′で爪先を覆う
必要がないサンダル形である。この例のものも前
記各実施例と同様着用性が良い。他の作用は実施
例1の場合と同様である。
第8図は台板部1,1′の上面をクレープ紙よ
り成るカバー7により覆い台板部を積層状にした
変形例で、足裏への当りを柔らかくするために設
けられる。このようなカバー7は第1図、第5
図、第6図、第9図、第10図に例示したいずれ
の台板部にも併用することができる。
以上の例では台板部1,1′が1枚の段ボール
紙、また爪革部2,2′がクレープ紙より成る場
合を主体にして説明したが、それらに限定される
ものではなく、考案要旨に反しない限り適宜設計
の変更をすることができる。また、実施例の構造
を採用する場合台板部1,1′や爪革部2,2′の
色を変えることにより装飾性を付加したり、用途
により区別できるようにする等の変化を付けるこ
とができる。
(考案の効果) 従つて本考案によれば、使用時に初めて分離
し、はくことができる状態とするので、一見した
だけで未使用か使用済かが判別され、衛生管理上
非常に好都合であり、理想的な使い捨てスリツパ
を提供することができる。また必要な強度と台板
部より柔軟性のある爪革部を備えることができる
ので優れた着用性が発揮される。さらに未使用時
は一足分が合体しているので片方しかないという
事態は起らず、足数を管理する手間の面からも便
利であり、実用上の効果が多大である。また全体
を低廉な紙によつて製造することにより安価に提
供することができ、かつ廃棄する場合は簡単に焼
却でき有毒ガスの発生等もないので、この面から
も衛生管理の万全を期すことができる。台板部の
分離に際しては靴べらとなる部分を同時に得るこ
とも可能であり、そうした便利さを付加できる余
地もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る使い捨てスリツパに関する
もので、第1図は第1実施例の平面図、第2図は
底面図、第3図は側面図、第4図は分離状態のス
リツパの一部省略斜視図、第5図は第2実施例の
斜視図、第6図は第3実施例の斜視図、第7図は
その底面側の斜視図、第8図は変形例を示す部分
拡大断面図、第9図、第10図は第4実施例の平
面図である。 1,1′……台板部、2,2′……爪革部、3,
3′……分離部、5……靴べら、6……嵩上げ材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 足をのせることができる大きさと形状及び強
    度を有し、かつ長手方向に連続した一対の台板
    部と、各台板部に設けられた爪革部とから成
    り、一対の台板部は使い捨て資材によつて、ス
    リツパのかかと部に相当する部分に設けられた
    ミシン目の如き強度を弱めた分離部に於て分断
    可能に連続していることを特徴とする使い捨て
    スリツパ。 (2) 台板部は段ボール紙、紙、クレープ紙、或い
    は焼却時有害なガスを殆んど発生しない有機若
    しくは無機繊維、布織物、発泡合成物、皮のう
    ちの1種又は2種以上から成る請求項第1項記
    載の使い捨てスリツパ。 (3) 台板部は、長手方向中央に幅方向に設けられ
    た1条の分離部で連絡している請求項第1項又
    は第2項記載の使い捨てスリツパ。 (4) 台板部は、長手方向中央に幅方向に設けられ
    た2条の分離部をおいて連結しており、分離部
    間は分離後靴べらとなる請求項第1項乃至第3
    項のいずれか1項記載の使い捨てスリツパ。 (5) 爪革部はクレープ紙、紙、或いは焼却時有害
    ガスを殆んど発生しない有機繊維、布織物、発
    泡合成物、皮のうちの1種又は2種以上から成
    る請求項第1項乃至第4項のいずれか1項記載
    の使い捨てスリツパ。 (6) 爪革部は爪先を囲む帯状に形成されている請
    求項第1項又は第5項記載の使い捨てスリツ
    パ。 (7) 台板部の下面に下駄の歯状の嵩上げ材を設け
    た請求項第1項乃至第5項のいずれか1項記載
    の使い捨てスリツパ。
JP1988035548U 1988-03-17 1988-03-17 Expired JPH0427363Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5248826U (ja) * 1975-10-03 1977-04-07

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