JPH11163903A - 車両多重伝送装置 - Google Patents

車両多重伝送装置

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JPH11163903A
JPH11163903A JP9326194A JP32619497A JPH11163903A JP H11163903 A JPH11163903 A JP H11163903A JP 9326194 A JP9326194 A JP 9326194A JP 32619497 A JP32619497 A JP 32619497A JP H11163903 A JPH11163903 A JP H11163903A
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JP
Japan
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unit
transmission
bus
communication
data
Prior art date
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Application number
JP9326194A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Miura
邦彦 三浦
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データのバス専有率を低減し複数の通信ユニ
ットからのデータを効率良く伝送する車両多重伝送装置
を提供する。 【解決手段】 バス3に接続可能な複数の通信ユニット
1a,1b,1cの各々において、送受信部21は、自
己の通信ユニット以外の他の通信ユニットと相互に車両
データを送受信し、ユニット検出部27は、他の通信ユ
ニットの内の送信先の通信ユニットのバスへの接続の有
無を検出し、データ送信制御部25は、送信先の通信ユ
ニットのバスへの接続が検出されたとき、車両データを
送信先の通信ユニットに送信させ、送信先の通信ユニッ
トのバスへの接続が検出されないとき、車両データの送
信先の通信ユニットへの送信を停止させるよう送受信部
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両多重伝送装置
に関し、特にバス上のデータの専有率を低減する車両多
重伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両多重伝送装置においては、バスに複
数の通信ユニットが接続され、車両運転情報をシリアル
で多重伝送している。例えば、バスにはエンジン系ユニ
ット、ボディ系ユニット、メータ多重ユニットなどの通
信ユニットが接続され、バスを介して他の通信ユニット
との間でデータを送受信する。
【0003】この場合、バスを転送するデータの速度と
しては、例えば、10kbps程度の低速、10kbp
s〜100kbps程度の中速、100〜1Mbps程
度の高速にクラス分けすることができ、ランプ、エンジ
ンなどの各部からの低速から高速までのデータがバスを
通る。
【0004】従来のこの種の車両多重伝送装置の公知の
技術として、例えば、特開平6−169488号公報に
記載されたものがある。この車両多重伝送装置において
は、図5(a)(b)に示すように、データフレーム
は、メッセージの開始を示すSOM、複数のユニットが
同時にデータを送信した時に優先順位を決定するPR
I、可変長のデータ領域DATA1〜DATA6、エラ
ーチェックコードCRC、データの終了を示すEOD、
全てのユニットからビット対応で受領信号を返送させる
受信信号領域RSP、メッセージの終了を示すEOM、
データフレームの終了を示すアイドル領域IDLから構
成される。
【0005】図5(a)において、主要データのうち、
データ転送周期が短い速度計と回転計の各データをDA
TA1とDATA2とに格納し、補助データSOM〜I
DLを付けて、一つのデータフレームを構成する。
【0006】また、図5(b)に示すように、主要デー
タのうち、データ転送周期が比較的長い燃料計から警報
表示器までの各データをDATA3からDATA6に格
納し、補助データSOM〜IDLを付けて、一つのデー
タフレームを構成する。
【0007】すなわち、前者のデータフレームを短い周
期で転送し、後者のデータフレームを比較的長い周期で
転送するので、データ転送周期の短いデータとデータ転
送周期が長い他のデータとから構成されるデータフレー
ムを、短い周期で転送していた従来のやり方よりも、単
位時間当たりのデータの専有率が低減される。
【0008】また、ユニットA、ユニットB及びユニッ
トCがバスに接続されている場合に、ユニットAからユ
ニットB及びユニットCへのデータの転送処理は、図6
のフローチャートに従って行われる。まず、ユニットB
へのデータを含む通信フレームの送信条件が成立してい
るかを判別し(ステップS101)、送信条件が成立し
ていれば、ユニットBへ通信フレームを送出する(ステ
ップS103)。
【0009】次に、ユニットCへのデータを含む通信フ
レームの送信条件が成立しているかを判別し(ステップ
S105)、送信条件が成立していれば、ユニットCへ
通信フレームを送出する(ステップS107)。そし
て、処理を続行する場合には(ステップS109のYE
S)、ステップS101の処理に戻る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
ユニットの内のあるユニットがバスに接続されていない
(バスに存在しない)場合もある。この場合、送信ユニ
ットからバスを介してバスに接続されていない未接続ユ
ニット宛てにデータを送信しても、未接続ユニットはデ
ータを受信できず、また、バスを不要に専有してしま
う。すなわち、データのバス専有率が上昇するため、他
のユニットのデータ送信が大幅に制限される。このた
め、複数のユニットが効率良くバスを使用することが望
まれていた。
【0011】そこで、本発明は、データのバス専有率を
低減することにより、複数の通信ユニットのデータを効
率良く伝送することのできる車両多重伝送装置を提供す
ることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の手段を採用した。請求項1の発明
は、バスと、バスに接続可能な複数の通信ユニットとを
備え、各々の通信ユニットは、自己の通信ユニット以外
の他の通信ユニットと相互に車両データを送受信する送
受信部と、前記他の通信ユニットの内の送信先の通信ユ
ニットの前記バスへの接続の有無を検出するユニット検
出部と、前記送信先の通信ユニットの前記バスへの接続
が検出されたとき、前記車両データを前記送信先の通信
ユニットに送信させ、前記送信先の通信ユニットの前記
バスへの接続が検出されないとき、前記車両データの前
記送信先の通信ユニットへの送信を停止させるよう前記
送受信部を制御するデータ送信制御部とを備えることを
特徴とする。
【0013】この発明によれば、ユニット検出部が、他
の通信ユニットの内の送信先の通信ユニットのバスへの
接続の有無を検出すると、データ送信制御部は、送信先
の通信ユニットのバスへの接続が検出されたとき、車両
データを送信先の通信ユニットに送信させ、送信先の通
信ユニットのバスへの接続が検出されないとき、車両デ
ータの送信先の通信ユニットへの送信を停止させるよう
送受信部を制御するので、バスを不要に専有しなくな
る。従って、データのバス専有率が低減され、複数の通
信ユニット間でより多くのデータを効率良く送受信する
ことができる。
【0014】請求項2の発明のように、前記送信先の通
信ユニットは、自己の通信ユニットが前記バスに接続さ
れていることを示す存在情報、宛先アドレス、及び送信
元アドレスを含む存在フレームを作成する存在フレーム
作成部を有し、前記送信先の通信ユニット内の前記送受
信部は、前記存在フレーム作成部で作成された存在フレ
ームを所定時間毎に前記送信元の通信ユニットに送出す
ることで、自己の通信ユニットがバスに接続されている
ことを送信元の通信ユニットに知らせることができる。
【0015】請求項3の発明のように、前記送信元の通
信ユニット内のデータ送信制御部は、前記送信元の通信
ユニット内の前記ユニット検出部が前記送信先の通信ユ
ニットからの前記存在フレームを検知しないとき、車両
データの前記送信先の通信ユニットへの送信を停止する
よう前記送受信部を制御することで、バスを不要に専有
しなくなるので、データのバス専有率が低減される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両多重伝送装置
の実施の形態を図面を参照して説明する。図1に本発明
の車両多重伝送装置の実施の形態の構成ブロック図を示
す。図1において、ボディ系ユニット1a、メータ系ユ
ニット1b、他のユニット1cのそれぞれの通信ユニッ
トは、バス3に接続可能となっていて、各通信ユニット
間で相互に車両データの送受信を行う。
【0017】ボディ系ユニット1aは、CPU(中央処
理装置)11a、CPU11aに接続されるCAN(コ
ントロールエリアネットワーク)13a、バス3に接続
されるバスインターフェイス(バスI/F)20aを備
える。CAN13aは、送受信部21a、メモリ22
a、存在フレーム作成部23a、データ送信制御部25
a、ユニット検知部27aを備える。
【0018】ボディ系ユニット1aには、車両の各部に
設けられ走行状態を検出するセンサ31及びアクチュエ
ータ33が接続される。アクチュエータ33は、センサ
31からのセンサ信号に基づくCPU11aの制御信号
により作動する。
【0019】なお、図1においては、センサ31及びア
クチュエータ33をそれぞれ1個しか示していないが、
実際には、センサ31及びアクチュエータ33は、それ
ぞれについて、複数個設けられているものとする。
【0020】ボディ系ユニット1aは、センサ31によ
り検出された走行距離データ、バッテリ電圧データ、エ
ンジンの回転数データ、スピードデータ、燃料残量デー
タ、温度データ等の車両データをバス3に出力する。
【0021】メータ系ユニット1bは、CPU11b、
CPU11bに接続されるCAN13b、バス3に接続
されるバスI/F20bを備える。CAN13bは、送
受信部21b、メモリ22b、存在フレーム作成部23
b、データ送信制御部25b、ユニット検知部部27b
を備える。
【0022】メータ系ユニット1bには、ボディ系ユニ
ット1aからの走行距離データ、バッテリ電圧データ、
エンジンの回転数データ、スピードデータ、燃料残量デ
ータ、温度データ等を指針で示すメータ35が接続され
る。
【0023】なお、他のユニット1cもボディ系ユニッ
ト1a及びメータ系ユニット1bとほぼ同一構成である
ので、ここでは、その詳細は省略する。
【0024】送受信部21aは、車両データを含む通信
フレームを自己の通信ユニット以外の他の通信ユニット
に送信すると共に他の通信ユニットからの通信フレーム
を受信する。
【0025】図3に通信フレームのデータフォーマット
を示す。通信フレームは、車両データの送信先の通信ユ
ニットのアドレスを示す宛先アドレス、車両データの送
信元の通信ユニットのアドレスを示す送信元アドレス、
車両データ等のデータ、エラーチェックコードCRCを
有して構成される。メモリ22aは、センサ31からの
データを記憶したり、送受信部21aで受信した他の通
信ユニットからのデータを記憶する。
【0026】存在フレーム作成部23aは、自己の通信
ユニットがバス3上に存在している(バス3に接続され
ている)ことを示す存在フレームを作成し、該存在フレ
ームを送受信部21aに送出する。
【0027】図4に存在フレームのデータフォーマット
を示す。存在フレームは、宛先アドレス、送信元アドレ
ス、自己の通信ユニットがバス3上に存在していること
を示す”1”または”0”の1ビットの存在フラグ、エ
ラーチェックコードCRCを有して構成される。
【0028】送受信部21aは、存在フレーム作成部2
3aで作成された存在フレームを所定時間毎にバス3を
介して送信先の通信ユニットに送信する。データ送信制
御部25aは、メモリ22aからのデータに宛先アドレ
ス、送信元アドレス及びエラーチェックコードCRCを
付加して通信フレームを作成し、該通信フレームを送受
信部21aに送出する。
【0029】ユニット検知部27aは、送受信部21a
を介してメータ系ユニット1bのバス3への接続の有無
を検出するもので、メータ系ユニット1b内の存在フレ
ーム作成部23bで作成された存在フレームの有無を検
出する。
【0030】データ送信制御部25aは、ユニット検知
部27aからの検知信号に基づき、メータ系ユニット1
bのバス3への接続が検出されたとき、通信フレームを
メータ系ユニット1bに送信させ、メータ系ユニット1
bのバス3への接続が検出されないとき、通信フレーム
のメータ系ユニット1bへの送信を停止させるよう送受
信部21aを制御する。
【0031】なお、CAN13b内の送受信部21b、
メモリ22b、存在フレーム作成部23b、データ送信
制御部25b、ユニット検知部部27bは、CAN13
a内の送受信部21a、メモリ22a、存在フレーム作
成部23a、データ送信制御部25a、ユニット検知部
27aの対応する部分と同一構成及び同一機能を有する
ので、その説明を省略する。
【0032】次に、このように構成された車両多重伝送
装置の実施の形態の動作を図面を参照して説明する。図
2に実施の形態の車両多重伝送装置におけるボディ系ユ
ニット1aの動作のフローチャートを示す。ここでは、
ボディ系ユニット1aからメータ系ユニット1bに通信
フレームを伝送する場合について説明する。
【0033】まず、ボディ系ユニット1aにおいて、セ
ンサ31により、スピード、バッテリ電圧、燃料残量、
エンジン回転数、温度等が検知されると、これらの検知
された車両データはボディ系ユニット1a内のCPU1
1aに入力され、さらにCAN13a内のメモリ22a
に記憶される。
【0034】次に、データ送信制御部25aは、メータ
系ユニット1bへの通信フレームの送出条件が成立した
かどうかを判定する(ステップS11)。通信フレーム
の送出条件が成立した場合としては、前回の通信フレー
ムを送出した時から一定の時間が経過した時等である。
【0035】通信フレームの送出条件が成立した場合に
は、ユニット検出部27aは、メータ系ユニット1bが
バス3上に存在するかどうかを判定する(ステップS1
3)。このとき、メータ系ユニット1bがバス3上に存
在していれば(ステップS13のYES)、メータ系ユ
ニット1b内において、存在フレーム作成部23bは、
自己の通信ユニットがバス3上に存在していることを示
す存在フレームを作成し、送受信部21bが存在フレー
ムをバス3を介してボディ系ユニット1aに送出する。
【0036】そして、ユニット検知部27aが、送受信
部21aを介してメータ系ユニット1b内の存在フレー
ム作成部23bで作成された存在フレームの有無を検出
する。存在フレームが検出されれば、メータ系ユニット
1bがバス3に接続されていることとなる。すなわち、
メータ系ユニット1bがバス3上に存在していることと
なる。
【0037】次に、ユニット検知部27aによりメータ
系ユニット1bのバス3への接続が検出されたときに
は、データ送信制御部25aは、通信フレームをメータ
系ユニット1bに送信させるよう送受信部21aを制御
するので、送受信部21aは、バスI/F20a及びバ
ス3を介してメータ系ユニット1bに通信フレームを送
出する(ステップS15)。その後、ステップS17の
処理に進む。
【0038】一方、メータ系ユニット1bがバス3上に
存在しなければ(ステップS13のNO)、メータ系ユ
ニット1bから存在フレームがボディ系ユニット1aに
送出されない。
【0039】このため、ユニット検知部27aが、送受
信部21aを介してメータ系ユニット1bからの存在フ
レームを検出しないので、メータ系ユニット1bがバス
3に接続されていないこととなる。すなわち、メータ系
ユニット1bがバス3上に存在していないこととなる。
【0040】そして、ユニット検知部27aによりメー
タ系ユニット1bのバス3への接続が検出されないとき
には、データ送信制御部25aは、通信フレームをメー
タ系ユニット1bに送信させないよう送受信部21aを
制御するので、メータ系ユニット1bには通信フレーム
は送出されない。その後、ステップS17の処理に進
む。
【0041】次に、ステップS17において、データ送
信制御部25aは、他のユニット1cへの通信フレーム
の送出条件が成立したかどうかを判定する。通信フレー
ムの送出条件が成立した場合には、他のユニット1cが
バス3上に存在するかどうかを判定する(ステップS1
9)。
【0042】この場合、ユニット検知部27aが、送受
信部21aを介して他のユニット1cからの存在フレー
ムの有無を検出する。存在フレームが検出されれば、他
のユニット1cがバス3上に存在していることとなる。
【0043】次に、ユニット検知部27aにより他のユ
ニット1cのバス3への接続が検出されたときには、デ
ータ送信制御部25aは、通信フレームを他のユニット
1cに送信させるよう送受信部21aを制御するので、
送受信部21aは、バスI/F20a及びバス3を介し
て他のユニット1cに通信フレームを送出する(ステッ
プS21)。
【0044】一方、他のユニット1cがバス3上に存在
していなければ(ステップS19のNO)、他のユニッ
ト1cから存在フレームがボディ系ユニット1aに送出
されない。このため、ユニット検知部27aが、送受信
部21aを介して他のユニット1cからの存在フレーム
を検出しないので、他のユニット1cがバス3上に存在
していないこととなる。
【0045】そして、ユニット検知部27aにより他の
ユニット1cのバス3への接続が検出されないときに
は、データ送信制御部25aは、通信フレームを他のユ
ニット1cに送信させないよう送受信部21aを制御す
るので、他のユニット1cには通信フレームは送出され
ない。
【0046】このように、メータ系ユニット1b内の送
受信部21bが、存在フレーム作成部23bで作成され
た存在フレームを所定時間毎にボディ系ユニット1aに
送出し、ボディ系ユニット1a内のデータ送信制御部2
5aは、ユニット検出部27aがメータ系ユニット1b
からの存在フレームを検知しないとき、通信フレームの
メータ系ユニット1bへの送信を停止するよう送受信部
21aを制御する。
【0047】すなわち、ボディ系ユニット1aからバス
3を介してバス3に接続されていない未接続ユニットで
あるメータ系ユニット1b宛てに通信フレームを送信し
ないので、バスを不要に専有しなくなる。従って、デー
タのバス3の専有率が大幅に低減されるから、複数の通
信ユニット間でより多くのデータを効率良く送受信する
ことができる。
【0048】なお、本発明は実施の形態に限定されるも
のではない。実施の形態では、ボディ系ユニット1aか
らメータ系ユニット1bに通信フレームを転送したが、
これとは逆にメータ系ユニット1bからボディ系ユニッ
ト1aに通信フレームを転送した場合でも、あるいはそ
の他のユニット間での送受信においても本発明は適用す
ることができる。
【0049】また、ネットワークの形態は実施の形態で
説明したネットワーク形態に限定されず、バスに接続さ
れた各ユニットが順番に送信権(優先権)を得るように
したトークンパッシング方式であってもよく、その他の
ネットワーク形態であってもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、ユニット検出部が、他
の通信ユニットの内の送信先の通信ユニットのバスへの
接続の有無を検出すると、データ送信制御部は、送信先
の通信ユニットのバスへの接続が検出されたとき、車両
データを送信先の通信ユニットに送信させ、送信先の通
信ユニットのバスへの接続が検出されないとき、車両デ
ータの送信先の通信ユニットへの送信を停止させるよう
送受信部を制御するので、バスを不要に専有しなくな
る。従って、データのバス専有率が低減され、複数の通
信ユニット間でより多くのデータを効率良く送受信する
ことができる。
【0051】また、送信先の通信ユニットは、自己の通
信ユニットがバスに接続されていることを示す存在情
報、宛先アドレス、及び送信元アドレスを含む存在フレ
ームを作成する存在フレーム作成部を有し、送信先の通
信ユニット内の送受信部は、存在フレーム作成部で作成
された存在フレームを所定時間毎に送信元の通信ユニッ
トに送出することで、自己の通信ユニットがバスに接続
されていることを送信元の通信ユニットに知らせること
ができる。
【0052】また、送信元の通信ユニット内のデータ送
信制御部は、送信元の通信ユニット内のユニット検出部
が送信先の通信ユニットからの存在フレームを検知しな
いとき、車両データの送信先の通信ユニットへの送信を
停止するよう送受信部を制御することで、バスを不要に
専有しなくなるので、データのバス専有率が低減され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両多重伝送装置の実施の形態を示す
構成ブロック図である。
【図2】実施の形態におけるボディ系ユニットの動作を
示すフローチャートである。
【図3】通信フレームのデータフォーマットを示す図で
ある。
【図4】存在フレームのデータフォーマットを示す図で
ある。
【図5】従来の車両多重伝送装置のデータフレームの一
例を示す図である。
【図6】従来の車両多重伝送装置の他の一例の動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1a ボディ系ユニット 1b メータ系ユニット 1c 他のユニット 3 バス 11a,11b CPU 13a,13b CAN 20a,20b バスI/F 21a,21b 送受信部 22a,22b メモリ 23a,23b 存在フレーム作成部 25a,25b データ送信制御部 27a,27b ユニット検知部 31 センサ 33 アクチュエータ 35 メータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスと、バスに接続可能な複数の通信ユ
    ニットとを備え、 各々の通信ユニットは、 自己の通信ユニット以外の他の通信ユニットと相互に車
    両データを送受信する送受信部と、 前記他の通信ユニットの内の送信先の通信ユニットの前
    記バスへの接続の有無を検出するユニット検出部と、 前記送信先の通信ユニットの前記バスへの接続が検出さ
    れたとき、前記車両データを前記送信先の通信ユニット
    に送信させ、前記送信先の通信ユニットの前記バスへの
    接続が検出されないとき、前記車両データの前記送信先
    の通信ユニットへの送信を停止させるよう前記送受信部
    を制御するデータ送信制御部と、を備えることを特徴と
    する車両多重伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記送信先の通信ユニットは、自己の通
    信ユニットが前記バスに接続されていることを示す存在
    情報、宛先アドレス、及び送信元アドレスを含む存在フ
    レームを作成する存在フレーム作成部を有し、 前記送信先の通信ユニット内の前記送受信部は、前記存
    在フレーム作成部で作成された存在フレームを所定時間
    毎に前記送信元の通信ユニットに送出することを特徴と
    する請求項1記載の車両多重伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記送信元の通信ユニット内のデータ送
    信制御部は、前記送信元の通信ユニット内の前記ユニッ
    ト検出部が前記送信先の通信ユニットからの前記存在フ
    レームを検知しないとき、車両データの前記送信先の通
    信ユニットへの送信を停止するよう前記送受信部を制御
    することを特徴とする請求項2記載の車両多重伝送装
    置。
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