JPH11163786A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JPH11163786A
JPH11163786A JP32831297A JP32831297A JPH11163786A JP H11163786 A JPH11163786 A JP H11163786A JP 32831297 A JP32831297 A JP 32831297A JP 32831297 A JP32831297 A JP 32831297A JP H11163786 A JPH11163786 A JP H11163786A
Authority
JP
Japan
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voice
transmission
communication system
press
identification data
Prior art date
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Pending
Application number
JP32831297A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kawanami
正雄 川浪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Publication date
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Publication of JPH11163786A publication Critical patent/JPH11163786A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレストーク方式の無線システムにおいて、
プレススイッチON時にデータ伝送を行うときに発生す
る音声の頭切れを防止する。 【解決手段】 送信起動時に、相手局を認識させるため
の識別データを音声信号の前に送出し、識別データ送出
に必要な時間だけ音声を遅延させて音声の頭切れ防止を
行う。また、音声遅延の違和感を無くすため、無音検出
回路にて通話状態を監視し、無音検出情報を論理制御部
へ出力する。論理制御部は識別データを送出した時間相
当の無音を検出したとき、遅延回路をパスし元の音声ラ
インに戻し無線機部へ音声を出力する。更に、通話中に
遅延させた音声を元の音声出力に戻せなかった場合は、
プレススイッチがOFFされても論理制御部で無線機へ
のプレス制御を停止せず、十分に音声が出力され遅延し
た時間分プレス断を延ばしたのちプレスをOFFし、後
部音声がかけないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データと音声を同
一チャンネルで送る無線通信システムにおいて、送信起
動時に送信局の識別データ(自局番号、送信場所、通信
相手番号等)を送る場合に、通話の音声頭切れを防止さ
せる制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の無線通信システムの一例とし
て、図2に示すように、複数の移動局9と指令卓11間
で通話を行うために、移動局9と十分な無線回線レベル
を保つように配置された複数の基地局10を有するプレ
ストーク方式の無線システムがある。この無線通信シス
テムにおいて、移動局9から指令卓11を呼び出す場
合、移動局9は自局の無線機のプレススイッチをONす
ると同時にマイクで通話を行う。このとき、移動局の無
線機は送信起動を行い、入力されてくる音声信号変調し
送信する。送信局以外の移動局と基地局10の受信機で
は、スケルチレベルで受信できれば音声が出力される。
そのため、必要な通信相手以外の局にも接続されるため
区別がつかず支障をきたす問題が有った。そこで、近年
では、各々から送信するときに、呼出相手の識別データ
(自局番号、送信場所、送信相手番号等)を付加するこ
とで呼出相手のみ応答を返すようにし、混信を防止する
データ伝送手順を組むことによって、必要な使用者のみ
が使用できるようにしていた。
【0003】しかし、従来は、プレススイッチON時に
無線機を立ち上げてから、識別データをMSKモデムへ
出力した後に、マイクから入力される音声信号を無線機
変調部へ出力していたため、プレススイッチONと同時
に通話を行うと、通話音声の頭切れが発生する問題を有
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、移動局
又は基地局がプレススイッチをONした送信起動と同時
に識別データを出力していたため、プレススイッチON
と同時に音声ラインへ音声信号が入力されても、MSK
モデムへデータを伝送している時間は、音声信号が遮断
されているため、プレスONと同時通話を行うと音声の
頭切れが発生する問題が有った。従って、頭切れを防止
するための対策として、プレススイッチON後、通話者
が暫く時間をおいてから話し始める等して運用面で対応
してした。
【0005】本発明は、上記の問題を達成するためにな
されたもので、本発明の第1の目的は、上記無線通信シ
ステムで生じる音声の頭切れ防止をすることにある。ま
た、本発明の第2の目的は、音声入力ラインで通話中の
無音検出を行い、遅延させた音声信号を無音検出回路で
通話状態を監視し、送信で遅延させた時間、無音が検知
できたら遅延回路をパスし、音声の違和感をなくすこと
にある。さらに、本発明の第3の目的は、通話中に外部
から緊急情報、位置情報等が入力された場合、通話中の
音声を切らずに、他移動局等に外部から緊急情報、位置
情報等を通和することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的を達成するため、移動局無線機若しくは基地局無線機
に、識別データ送信中に入力された送信音声をデータ送
信時間だけ遅延させ、データ送信後に音声を送信する音
声遅延手段を備えることにより、上記送信音声の頭切れ
を防止するようにしたものである。また、本発明は、上
記第2の目的を達成するため、移動局無線機若しくは基
地局無線機に無音検出回路を備え、上記送信音声の遅延
時間以上の無音期間を検出したとき、送信音声を上記音
声遅延手段を介さずに送信するように切り替えることに
より、音声遅延の違和感をなくすようにしたものであ
る。さらに、本発明は、上記第3の目的を達成するた
め、移動局無線機若しくは基地局無線機に、音声伝送中
に、外部から緊急情報(地震情報、防護発報情報等)が
入力されたとき、上記音声遅延手段により送信音声を遅
延させて緊急情報を先に送信するようにしたものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図1、3を参照して説明する。無線通信システム全
体の構成は、前述の図2のシステム構成と同様とする。
図1は、本発明の一実施例における移動局若しくは基地
局の無線機の構成を示すブロック図である。図1中、通
話を行う使用者がプレススイッチ5をONしたと同時
に、マイク1に音声が入力される。このとき、論理制御
部4は識別データをMSKモデム8に出力する。MSK
モデム8は入力された識別データをアナログ変換し、無
線機変調部9へ出力する。一方、マイク1から入力され
た音声信号は、音声増幅器2で増幅され、音声ラインか
ら無音検出回路3を介し遅延回路切替部6へ出力され
る。ただし、無音検出回路3は、後に述べる論理制御部
4で識別データを送出した時の遅延させた時間を戻すた
めの通話監視回路である。論理制御部4は、プレススイ
ッチ5がONされたと同時に、遅延回路切替部6の音声
ラインを切り替えて遅延回路7へ接続する。遅延回路7
は、論理制御部4から設定された時間だけ音声を遅延さ
せ無線機変調部へ出力する。従って、マイク1から入力
された音声は、遅延回路7を経由して無線機変調部に出
力されるので、MSKモデム8の識別データ送出後に音
声が出力され、送信音声の頭切れ防止することができ
る。以上の動作の一例を図3の動作シーケンス図に示
す。
【0008】また、図1において、論理制御部4は遅延
させた送信音声を元の通話出力に戻すため、無音検出回
路3からの音声信号が無く識別データを送出しただけ十
分時間がある場合、遅延回路切替部6に遅延回路7に接
続していた音声ラインを元に戻し、無線機変調部10と
接続を行うよう制御情報を出力する。上記制御動作によ
って、送信時に識別データが送出された後、遅延回路7
を介して音声信号が送出されるため、相手基地局又は移
動局ではデータ部受信後に音声が受信されるので、音声
の頭切れを防止できる。
【0009】また、論理制御部4は、この時に生じた音
声信号を修復するため、無音検知回路3の通話状態を監
視し、送信時に送出したデータ送出時間(音声・遅延時
間)以上の無音期間を検出したら、遅延回路切替部6を
制御し、遅延回路7をパスさせるよう切り替える。
【0010】更に、論理制御部4は、上記無音検出で十
分に必要な時間が検出されなかった場合は、無線機パワ
ーの立ち下がり時に音声が欠けないように無線機のプレ
ススイッチ時間を制御する。例えば、通話中に遅延させ
た音声を元の音声出力に戻せなかった場合は、プレスス
イッチがOFFされても論理制御部で無線機へのプレス
制御を停止せず、十分に音声が出力され遅延した時間分
プレス断を延ばしたのちプレスをOFFし、後部音声が
かけないように制御する。
【0011】
【発明の効果】本発明により、プレススイッチ起動時に
発生する音声の頭切れを防止でき、音声の違和感を解消
し明瞭な音声を聞き取ることが可能となる。さらに本発
明により、通話中に緊急情報や移動中等の固定情報を送
出しても、通話を遮断することなく相手局へ伝送するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例のブロック図。
【図2】無線通信システムの全体構成を示すシステム系
統図。
【図3】本発明の一実施例の動作シーケンス図。
【符号の説明】
1:マイク、 2:音声増幅器、
3:無音検出回路、 4:論理制御部、
5:プレススイッチ、 6:遅延回路切替
部、7:遅延回路、 8:MSKモ
デム、9:無線機変調部、 10:移動
局、11:基地局、 12:指令
卓。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指令所に複数の基地局が接続される地上
    設備と、複数の移動局から構成される無線通信システム
    であって、上記移動局と指令所は、それぞれ送信起動時
    に送信音声の先頭に一定の識別データを付加して送信
    し、上記複数の基地局のうち1つの基地局を介して通話
    を行う無線通信システムにおいて、 上記移動局若しくは基地局に、上記識別データ送出中に
    入力された送信音声を所定時間遅延させデータ送出後に
    送信音声を出力せしめる音声遅延手段を備えることによ
    り、送信音声の頭切れを防止するように構成したことを
    特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線通信システムにおい
    て、 上記移動局若しくは基地局に、音声信号の無音期間を検
    出する無音検出回路を備え、上記送信音声の遅延時間以
    上の無音期間の検出をしたとき、送信音声を上記音声遅
    延手段を介さず変調部に与えるように切り替えることに
    より、通話遅延を無くすように構成したことを特徴とす
    る無線通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の無線通信システムにおい
    て、 上記移動局若しくは基地局に、送信音声伝送中に外部か
    ら緊急情報が入力された場合、上記音声遅延手段により
    送信音声を遅延させて上記緊急情報を先に送信するよう
    に構成した無線通信システム。
JP32831297A 1997-11-28 1997-11-28 無線通信システム Pending JPH11163786A (ja)

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JP32831297A JPH11163786A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 無線通信システム

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JP32831297A JPH11163786A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 無線通信システム

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JPH11163786A true JPH11163786A (ja) 1999-06-18

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ID=18208839

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JP32831297A Pending JPH11163786A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 無線通信システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008005376A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信システムおよび無線装置
JP2009021923A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Yamaha Corp 音声通信装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008005376A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信システムおよび無線装置
JP4659687B2 (ja) * 2006-06-26 2011-03-30 株式会社日立国際電気 無線通信システムおよび無線装置
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