JPH11163762A - ハンズフリーユニット - Google Patents
ハンズフリーユニットInfo
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- JPH11163762A JPH11163762A JP9328336A JP32833697A JPH11163762A JP H11163762 A JPH11163762 A JP H11163762A JP 9328336 A JP9328336 A JP 9328336A JP 32833697 A JP32833697 A JP 32833697A JP H11163762 A JPH11163762 A JP H11163762A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 18
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/40—Circuits
- H04B1/44—Transmit/receive switching
- H04B1/46—Transmit/receive switching by voice-frequency signals; by pilot signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M9/00—Arrangements for interconnection not involving centralised switching
- H04M9/08—Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Transceivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アナログ/ディジタルの各モードにおいてハ
ウリング現象を防止し、側音を軽減することが可能で、
安価なハンズフリーユニットを提供する。 【解決手段】 受話側は切替回路102、減衰器10
3,104、また送話側は切替回路110、減衰器11
1,112からそれぞれなる信号レベルの調整回路を備
え、アナログモード/ディジタルモードに応じて、15
dB/30dBの減衰量を与える。アナログ受話信号と
アナログ送話信号が、それぞれ整流器115,116で
整流され、比較器117で両信号のレベルが比較され、
この比較の結果に応じて、スイッチ105,113のう
ち、入力信号レベルが大きい方を導通状態とする音声ス
イッチを構成し、アナログ受話信号とアナログ送話信号
のうち、信号強度の弱い方に対してのみ、通信モードに
応じた上記減衰量が与えられるようにしたものである。
ウリング現象を防止し、側音を軽減することが可能で、
安価なハンズフリーユニットを提供する。 【解決手段】 受話側は切替回路102、減衰器10
3,104、また送話側は切替回路110、減衰器11
1,112からそれぞれなる信号レベルの調整回路を備
え、アナログモード/ディジタルモードに応じて、15
dB/30dBの減衰量を与える。アナログ受話信号と
アナログ送話信号が、それぞれ整流器115,116で
整流され、比較器117で両信号のレベルが比較され、
この比較の結果に応じて、スイッチ105,113のう
ち、入力信号レベルが大きい方を導通状態とする音声ス
イッチを構成し、アナログ受話信号とアナログ送話信号
のうち、信号強度の弱い方に対してのみ、通信モードに
応じた上記減衰量が与えられるようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば携帯電話
や自動車電話などのうち、アナログモードとディジタル
モードを選択的に切換えて使用可能な移動通信端末に対
応し、通信端末本体を持たなくても拡声通話により通話
を可能とするハンズフリーユニットに関する。
や自動車電話などのうち、アナログモードとディジタル
モードを選択的に切換えて使用可能な移動通信端末に対
応し、通信端末本体を持たなくても拡声通話により通話
を可能とするハンズフリーユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、アナログモードとディジタルモー
ドを選択的に切換えて使用可能な移動通信端末、いわゆ
るデュアルモード機に対応するハンズフリーユニットの
開発が進められている。
ドを選択的に切換えて使用可能な移動通信端末、いわゆ
るデュアルモード機に対応するハンズフリーユニットの
開発が進められている。
【0003】周知のようにハンズフリーユニットは、ハ
ウリング現象の発生防止や側音を軽減するために、通話
状態に応じて送話側か受話側に一定の損失量を挿入する
音声スイッチ方式や、エコーキャンセル回路を用いてい
る。
ウリング現象の発生防止や側音を軽減するために、通話
状態に応じて送話側か受話側に一定の損失量を挿入する
音声スイッチ方式や、エコーキャンセル回路を用いてい
る。
【0004】しかしながら、音声スイッチ方式を採用し
たハンズフリーユニットをデュアルモード機に用いた場
合、アナログモード時に十分にハウリング現象を防止で
きるように、損失量を設定すると、ディジタルモード時
には信号処理がアナログモードに比べ複雑で信号遅延が
生じるため、側音を十分に軽減することができないとい
う問題がある。
たハンズフリーユニットをデュアルモード機に用いた場
合、アナログモード時に十分にハウリング現象を防止で
きるように、損失量を設定すると、ディジタルモード時
には信号処理がアナログモードに比べ複雑で信号遅延が
生じるため、側音を十分に軽減することができないとい
う問題がある。
【0005】また、エコーキャンセル回路を備えたハン
ズフリーユニットをデュアルモード機に用いた場合、ア
ナログ/ディジタル両モードにおいて十分な効果を発揮
するものの、音声スイッチ方式に比べ大幅にコストが増
大してしまうという問題がある。
ズフリーユニットをデュアルモード機に用いた場合、ア
ナログ/ディジタル両モードにおいて十分な効果を発揮
するものの、音声スイッチ方式に比べ大幅にコストが増
大してしまうという問題がある。
【0006】自動車内などのような狭い室内にあって
は、スピーカから拡声出力された音が直接マイクロホン
で拾われる以外に、車内の壁に反射してから拾われるた
め、上述の問題は一層顕著なものとなっている。
は、スピーカから拡声出力された音が直接マイクロホン
で拾われる以外に、車内の壁に反射してから拾われるた
め、上述の問題は一層顕著なものとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のハンズフリーユ
ニットでは、音声スイッチ方式を採用した場合には、デ
ィジタルモード時に側音を十分に軽減することができ
ず、またエコーキャンセル回路を用いるとコストが大幅
に増大するという問題があった。
ニットでは、音声スイッチ方式を採用した場合には、デ
ィジタルモード時に側音を十分に軽減することができ
ず、またエコーキャンセル回路を用いるとコストが大幅
に増大するという問題があった。
【0008】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、アナログ/ディジタル両モードにおいてハウ
リング現象を防止するとともに、側音を軽減し、なおか
つ安価なハンズフリーユニットを提供することを目的と
する。
たもので、アナログ/ディジタル両モードにおいてハウ
リング現象を防止するとともに、側音を軽減し、なおか
つ安価なハンズフリーユニットを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係わるハンズフリーユニットは、基地
局との間で、アナログモードとディジタルモードのうち
一方の通信モードを選択的に使用して通信するデュアル
モード無線通信装置に用いられ、拡声通話を可能とする
ハンズフリーユニットにおいて、送話時には受話信号よ
りも送話信号の方が信号強度が強くなるように、また受
話時には送話信号よりも受話信号の方が信号強度が強く
なるように、一定の制御量で信号強度制御を行なう音声
スイッチ手段と、デュアルモード無線通信装置の通信モ
ードがディジタルモードの場合に、前記音声スイッチ手
段による信号強度の制御量を、アナログモードの場合に
比べ大きくする制御量切替手段とを具備して構成するよ
うにした。
めに、この発明に係わるハンズフリーユニットは、基地
局との間で、アナログモードとディジタルモードのうち
一方の通信モードを選択的に使用して通信するデュアル
モード無線通信装置に用いられ、拡声通話を可能とする
ハンズフリーユニットにおいて、送話時には受話信号よ
りも送話信号の方が信号強度が強くなるように、また受
話時には送話信号よりも受話信号の方が信号強度が強く
なるように、一定の制御量で信号強度制御を行なう音声
スイッチ手段と、デュアルモード無線通信装置の通信モ
ードがディジタルモードの場合に、前記音声スイッチ手
段による信号強度の制御量を、アナログモードの場合に
比べ大きくする制御量切替手段とを具備して構成するよ
うにした。
【0010】上記構成のハンズフリーユニットでは、音
声スイッチによって、送話時には受話信号よりも送話信
号の方が信号強度が強くなるように、また受話時には送
話信号よりも受話信号の方が信号強度が強くなるよう
に、一定の制御量で信号強度制御を行なうもので、デュ
アルモード無線通信装置の通信モードがディジタルモー
ドの場合には、音声スイッチ手段による信号強度の制御
量をアナログモードの場合に比べ大きくするようにして
いる。
声スイッチによって、送話時には受話信号よりも送話信
号の方が信号強度が強くなるように、また受話時には送
話信号よりも受話信号の方が信号強度が強くなるよう
に、一定の制御量で信号強度制御を行なうもので、デュ
アルモード無線通信装置の通信モードがディジタルモー
ドの場合には、音声スイッチ手段による信号強度の制御
量をアナログモードの場合に比べ大きくするようにして
いる。
【0011】したがって、上記構成のハンズフリーユニ
ットによれば、ハウリング現象に加え側音が問題となる
ディジタルモードでは、アナログモードよりも大きな信
号強度の制御量によって信号の強度制御が行なわれるた
め、アナログ/ディジタルの各モードにおいてハウリン
グ現象を防止し、側音を軽減することができる。また、
エコーキャンセル回路を採用した場合に比べ安価であ
る。
ットによれば、ハウリング現象に加え側音が問題となる
ディジタルモードでは、アナログモードよりも大きな信
号強度の制御量によって信号の強度制御が行なわれるた
め、アナログ/ディジタルの各モードにおいてハウリン
グ現象を防止し、側音を軽減することができる。また、
エコーキャンセル回路を採用した場合に比べ安価であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明に係
わるハンズフリーユニット100に接続される携帯電話
や自動車電話などの移動通信端末の構成を示す回路ブロ
ック図である。この図に示す移動通信端末は、アナログ
モードとCDMA(Code Division Multiple Access )
方式のディジタルモードの二つの通信方式に対応するデ
ュアルモード機である。
の一実施形態について説明する。図1は、この発明に係
わるハンズフリーユニット100に接続される携帯電話
や自動車電話などの移動通信端末の構成を示す回路ブロ
ック図である。この図に示す移動通信端末は、アナログ
モードとCDMA(Code Division Multiple Access )
方式のディジタルモードの二つの通信方式に対応するデ
ュアルモード機である。
【0013】図1に示したデュアルモード機は、ディジ
タルモードが設定され、ハンズフリーユニット100が
接続されない状態においては、切替回路9,14が制御
回路20から出力される切替制御信号SWCに従ってP
CM符号処理部8側に切り替わっているとともに、切替
回路10,13がそれぞれスピーカ11、マイクロホン
12側に切り替わっている。
タルモードが設定され、ハンズフリーユニット100が
接続されない状態においては、切替回路9,14が制御
回路20から出力される切替制御信号SWCに従ってP
CM符号処理部8側に切り替わっているとともに、切替
回路10,13がそれぞれスピーカ11、マイクロホン
12側に切り替わっている。
【0014】この状態で、図示しない基地局からディジ
タル通話チャネルを介して送られた無線周波信号は、ア
ンテナ1で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)2
を介して受信回路(RX)3に入力される。
タル通話チャネルを介して送られた無線周波信号は、ア
ンテナ1で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)2
を介して受信回路(RX)3に入力される。
【0015】受信回路3では、上記受信無線周波信号が
周波数シンセサイザ(SYN)4から出力された受信局
部発振信号とミキシングされて中間周波信号に周波数変
換される。なお、上記周波数シンセサイザ4から発生さ
れる受信局部発振信号の周波数は、制御回路20から出
力される制御信号SYCによって指示される。
周波数シンセサイザ(SYN)4から出力された受信局
部発振信号とミキシングされて中間周波信号に周波数変
換される。なお、上記周波数シンセサイザ4から発生さ
れる受信局部発振信号の周波数は、制御回路20から出
力される制御信号SYCによって指示される。
【0016】上記受信中間周波信号は、CDMA信号処
理部6で直交復調処理が施されたのち、逆拡散処理が施
され、自機宛の受信データが抽出される。この抽出され
た受信データは、音声符号処理部7にて伸長処理が施さ
れてディジタル受話信号に変換される。
理部6で直交復調処理が施されたのち、逆拡散処理が施
され、自機宛の受信データが抽出される。この抽出され
た受信データは、音声符号処理部7にて伸長処理が施さ
れてディジタル受話信号に変換される。
【0017】そして、上記ディジタル受話信号は、PC
M符号処理部8にてアナログ受話信号に復号され、切替
回路9および切替回路10を介してスピーカ11に出力
される。スピーカ11に出力されたアナログ受話信号
は、図示しない増幅器で増幅されたのちスピーカ11か
ら拡声出力される。
M符号処理部8にてアナログ受話信号に復号され、切替
回路9および切替回路10を介してスピーカ11に出力
される。スピーカ11に出力されたアナログ受話信号
は、図示しない増幅器で増幅されたのちスピーカ11か
ら拡声出力される。
【0018】一方、マイクロホン12に入力された話者
の送話信号は、図示しない増幅器で増幅されたのち切替
回路13および切替回路14を介してPCM符号処理部
8に入力される。
の送話信号は、図示しない増幅器で増幅されたのち切替
回路13および切替回路14を介してPCM符号処理部
8に入力される。
【0019】PCM符号処理部8に入力されたアナログ
受話信号は、PCM符号化処理が施されてディジタル送
話信号に変換されたのち、音声符号処理部7にて圧縮処
理が施され、送信データとしてCDMA信号処理部6に
入力される。
受話信号は、PCM符号化処理が施されてディジタル送
話信号に変換されたのち、音声符号処理部7にて圧縮処
理が施され、送信データとしてCDMA信号処理部6に
入力される。
【0020】CDMA信号処理部6に入力された送信デ
ータは、送信チャネルに応じたPN符号を用いて拡散処
理が施されたのち、直交変調処理が施され送信回路(T
X)5に入力される。
ータは、送信チャネルに応じたPN符号を用いて拡散処
理が施されたのち、直交変調処理が施され送信回路(T
X)5に入力される。
【0021】送信回路5では、上記直交変調信号が送信
局部発振信号と合成されて無線周波信号に変換され、さ
らに高周波増幅される。なお、上記送信局部発振信号
は、制御回路20の指示に応じて周波数シンセサイザ4
から出力される。
局部発振信号と合成されて無線周波信号に変換され、さ
らに高周波増幅される。なお、上記送信局部発振信号
は、制御回路20の指示に応じて周波数シンセサイザ4
から出力される。
【0022】上記送信回路5から出力された送信無線周
波信号は、アンテナ共用器2を介してアンテナ1に供給
され、このアンテナ1から図示しない基地局へ向けて送
信される。
波信号は、アンテナ共用器2を介してアンテナ1に供給
され、このアンテナ1から図示しない基地局へ向けて送
信される。
【0023】次に、アナログモードが設定され、ハンズ
フリーユニット100が接続されない状態においては、
切替回路9,14が制御回路20から出力される切替制
御信号SWCによってアナログ音声回路15側に切り替
わっているとともに、切替回路10,13がそれぞれス
ピーカ11、マイクロホン12側に切り替わっている。
フリーユニット100が接続されない状態においては、
切替回路9,14が制御回路20から出力される切替制
御信号SWCによってアナログ音声回路15側に切り替
わっているとともに、切替回路10,13がそれぞれス
ピーカ11、マイクロホン12側に切り替わっている。
【0024】この状態で、図示しない基地局からアナロ
グ通話チャネルを介して送られた無線周波信号は、アン
テナ1で受信されたのちアンテナ共用器2を介して受信
回路3に入力され、この受信回路3で中間周波信号に周
波数変換される。この受信回路3から出力された受信中
間周波信号は、アナログ音声回路15に入力される。
グ通話チャネルを介して送られた無線周波信号は、アン
テナ1で受信されたのちアンテナ共用器2を介して受信
回路3に入力され、この受信回路3で中間周波信号に周
波数変換される。この受信回路3から出力された受信中
間周波信号は、アナログ音声回路15に入力される。
【0025】このアナログ音声回路15では、上記受信
中間周波信号がFM復調によりアナログ受話信号として
再生される。このアナログ受話信号は、切替回路9およ
び切替回路10を介して図示しない増幅器で増幅された
のち、スピーカ11から拡声出力される。
中間周波信号がFM復調によりアナログ受話信号として
再生される。このアナログ受話信号は、切替回路9およ
び切替回路10を介して図示しない増幅器で増幅された
のち、スピーカ11から拡声出力される。
【0026】これに対し、マイクロホン12から出力さ
れた話者の送話信号は、図示しない増幅器で増幅された
のち切替回路13および切替回路14を介してアナログ
音声回路15に入力される。
れた話者の送話信号は、図示しない増幅器で増幅された
のち切替回路13および切替回路14を介してアナログ
音声回路15に入力される。
【0027】アナログ音声回路15では、上記送話信号
に応じてFM変調された変調信号が生成され、この変調
信号は送信回路5に入力される。送信回路5では、上記
変調信号が周波数シンセサイザ4から発生されたアナロ
グ通話チャネルの無線周波数に応じた送信局部発振信号
とミキシングされて無線周波信号にアップコンバートさ
れ、さらに所定の出力レベルに高周波増幅される。
に応じてFM変調された変調信号が生成され、この変調
信号は送信回路5に入力される。送信回路5では、上記
変調信号が周波数シンセサイザ4から発生されたアナロ
グ通話チャネルの無線周波数に応じた送信局部発振信号
とミキシングされて無線周波信号にアップコンバートさ
れ、さらに所定の出力レベルに高周波増幅される。
【0028】そして、この送信回路5から出力された無
線周波信号はアンテナ共用器2を介してアンテナ1に供
給され、このアンテナ1から図示しない基地局へ向け送
信される。
線周波信号はアンテナ共用器2を介してアンテナ1に供
給され、このアンテナ1から図示しない基地局へ向け送
信される。
【0029】制御回路20は、例えばマイクロコンピュ
ータを主制御部とした有したもので、無線接続制御や通
話制御などのために各部を統括して制御するものであ
る。コンソールユニット(CU)21にはダイヤルキ
ー、発信キー、終了キー、音量調節キーおよびモード指
定キーなどのキー群と、通話相手端末の電話番号や装置
の動作状態などを表示するためのLCD表示器が設けら
れている。また31は電源回路であり、この電源回路3
1ではバッテリ30の出力を基に所定の動作電源電圧V
ccが生成されて各回路に供給される。
ータを主制御部とした有したもので、無線接続制御や通
話制御などのために各部を統括して制御するものであ
る。コンソールユニット(CU)21にはダイヤルキ
ー、発信キー、終了キー、音量調節キーおよびモード指
定キーなどのキー群と、通話相手端末の電話番号や装置
の動作状態などを表示するためのLCD表示器が設けら
れている。また31は電源回路であり、この電源回路3
1ではバッテリ30の出力を基に所定の動作電源電圧V
ccが生成されて各回路に供給される。
【0030】ハンズフリーユニット100は、コネクタ
接続などにより前述の移動通信端末に接続され、スピー
カ11やマイクロホン12に代わって、受話音声の拡声
出力や話者の送話音声の受信を行ない、話者が上記移動
通信端末を手に持たない状態で通話を可能とするもので
ある。
接続などにより前述の移動通信端末に接続され、スピー
カ11やマイクロホン12に代わって、受話音声の拡声
出力や話者の送話音声の受信を行ない、話者が上記移動
通信端末を手に持たない状態で通話を可能とするもので
ある。
【0031】以下、図2を参照してハンズフリーユニッ
ト100について説明する。図2は、その構成を示す回
路ブロック図である。図1に示した切替回路10を介し
て入力されるアナログ受話信号は、増幅器101にて所
定の利得で増幅されたのち、切替回路102、スイッチ
105および整流器115に入力される。
ト100について説明する。図2は、その構成を示す回
路ブロック図である。図1に示した切替回路10を介し
て入力されるアナログ受話信号は、増幅器101にて所
定の利得で増幅されたのち、切替回路102、スイッチ
105および整流器115に入力される。
【0032】切替回路102は、前述の移動通信端末と
の接続によって入力される切替制御信号SWCに従っ
て、入力されるアナログ受話信号を選択的に減衰器(1
5dBATT)103か減衰器(30dB ATT)1
04に出力するもので、アナログモードの場合には、上
記アナログ受話信号を減衰器103に出力し、ディジタ
ルモードの場合には減衰器104に出力する。
の接続によって入力される切替制御信号SWCに従っ
て、入力されるアナログ受話信号を選択的に減衰器(1
5dBATT)103か減衰器(30dB ATT)1
04に出力するもので、アナログモードの場合には、上
記アナログ受話信号を減衰器103に出力し、ディジタ
ルモードの場合には減衰器104に出力する。
【0033】減衰器103、減衰器104は、それぞれ
入力信号を15dB,30dBだけ減衰させるもので、
ディジタルモード時に利用される減衰器104の方が減
衰器103に比べ減衰量が大きく設定されている。減衰
器103、あるいは減衰器104を介したアナログ受話
信号は、増幅器106に入力される。
入力信号を15dB,30dBだけ減衰させるもので、
ディジタルモード時に利用される減衰器104の方が減
衰器103に比べ減衰量が大きく設定されている。減衰
器103、あるいは減衰器104を介したアナログ受話
信号は、増幅器106に入力される。
【0034】スイッチ105は、後述の比較器117の
出力に応じてON/OFF制御されるスイッチで、Hi
信号が入力された場合に導通状態となって、増幅器10
1からのアナログ受話信号を、減衰器103や減衰器1
04をバイパスして増幅器106に入力する。
出力に応じてON/OFF制御されるスイッチで、Hi
信号が入力された場合に導通状態となって、増幅器10
1からのアナログ受話信号を、減衰器103や減衰器1
04をバイパスして増幅器106に入力する。
【0035】減衰器103、減衰器104、あるいはス
イッチ105を介したアナログ受話信号は、増幅器10
6にて所定の利得で増幅されたのち、スピーカ107よ
り拡声出力される。
イッチ105を介したアナログ受話信号は、増幅器10
6にて所定の利得で増幅されたのち、スピーカ107よ
り拡声出力される。
【0036】一方、マイクロホン108に入力された話
者の送話信号は、増幅器109で所定の利得で増幅され
たのち、切替回路110、スイッチ113および整流器
116に入力される。
者の送話信号は、増幅器109で所定の利得で増幅され
たのち、切替回路110、スイッチ113および整流器
116に入力される。
【0037】切替回路110は、前述の移動通信端末か
らの切替制御信号SWCに従って、入力されるアナログ
送話信号を選択的に減衰器(30dB ATT)111
か減衰器(15dB ATT)112に出力するもの
で、前述の切替回路102と同様に、アナログモードの
場合には、上記アナログ送話信号を減衰器112に出力
し、ディジタルモードの場合には減衰器111に出力す
る。
らの切替制御信号SWCに従って、入力されるアナログ
送話信号を選択的に減衰器(30dB ATT)111
か減衰器(15dB ATT)112に出力するもの
で、前述の切替回路102と同様に、アナログモードの
場合には、上記アナログ送話信号を減衰器112に出力
し、ディジタルモードの場合には減衰器111に出力す
る。
【0038】減衰器111、減衰器112は、それぞれ
入力信号を30dB,15dBだけ減衰させるもので、
ディジタルモード時に利用される減衰器111の方が減
衰器112に比べ減衰量が大きく設定されている。減衰
器111、あるいは減衰器112を介したアナログ送話
信号は、増幅器114に入力される。
入力信号を30dB,15dBだけ減衰させるもので、
ディジタルモード時に利用される減衰器111の方が減
衰器112に比べ減衰量が大きく設定されている。減衰
器111、あるいは減衰器112を介したアナログ送話
信号は、増幅器114に入力される。
【0039】スイッチ113は、後述の比較器117の
出力がインバータ118を介して反転入力され、この入
力信号に応じてON/OFF制御されるスイッチであ
る。前述のスイッチ105と同様に、Hi信号が入力さ
れた場合に導通状態となって、増幅器109からのアナ
ログ送話信号を、減衰器111や減衰器112をバイパ
スして増幅器114に入力する。
出力がインバータ118を介して反転入力され、この入
力信号に応じてON/OFF制御されるスイッチであ
る。前述のスイッチ105と同様に、Hi信号が入力さ
れた場合に導通状態となって、増幅器109からのアナ
ログ送話信号を、減衰器111や減衰器112をバイパ
スして増幅器114に入力する。
【0040】減衰器111、減衰器112、あるいはス
イッチ113を介したアナログ送話信号は、増幅器11
4にて所定の利得で増幅されたのち、図1に示した切替
回路13に出力される。
イッチ113を介したアナログ送話信号は、増幅器11
4にて所定の利得で増幅されたのち、図1に示した切替
回路13に出力される。
【0041】整流器115は、増幅器101の出力を整
流して比較器117の「+」入力端子に出力する。整流
器116は、増幅器109の出力を整流して比較器11
7の「−」入力端子に出力する。
流して比較器117の「+」入力端子に出力する。整流
器116は、増幅器109の出力を整流して比較器11
7の「−」入力端子に出力する。
【0042】比較器117は、「+」入力端子に入力さ
れる信号と「−」入力端子に入力される信号のレベルを
比較する。そして、「+」入力端子に入力される信号の
方が大きい場合にはHi信号を出力し、「−」入力端子
に入力される信号の方が大きい場合にはLo信号を出力
する。これらの信号は、スイッチ105およびインバー
タ118に出力される。
れる信号と「−」入力端子に入力される信号のレベルを
比較する。そして、「+」入力端子に入力される信号の
方が大きい場合にはHi信号を出力し、「−」入力端子
に入力される信号の方が大きい場合にはLo信号を出力
する。これらの信号は、スイッチ105およびインバー
タ118に出力される。
【0043】次に、上記構成のハンズフリーユニットの
動作について説明する。まず、移動通信端末にてアナロ
グモードを設定して、ハンズフリーユニットを使用する
場合について説明する。この場合、切替回路102,1
10は、それぞれ15dBの減衰器103,112側に
切り替わっている。
動作について説明する。まず、移動通信端末にてアナロ
グモードを設定して、ハンズフリーユニットを使用する
場合について説明する。この場合、切替回路102,1
10は、それぞれ15dBの減衰器103,112側に
切り替わっている。
【0044】この状態で、アナログ受話信号は、増幅器
101にて増幅されたのち、整流器115にて整流さ
れ、比較器117に出力される。また、マイクロホン1
08から入力されたアナログ送話信号は、増幅器109
にて増幅されたのち、整流器116にて整流され、比較
器117に出力される。
101にて増幅されたのち、整流器115にて整流さ
れ、比較器117に出力される。また、マイクロホン1
08から入力されたアナログ送話信号は、増幅器109
にて増幅されたのち、整流器116にて整流され、比較
器117に出力される。
【0045】ここで、主として話者が相手の話を聞いて
いる場合のように、アナログ受話信号のレベルの方がマ
イクロホン108(増幅器109)からの音声信号のレ
ベルより大きい場合には、比較器117からはHi信号
が出力され、スイッチ105が導通状態になるととも
に、スイッチ113が開放状態となる。
いる場合のように、アナログ受話信号のレベルの方がマ
イクロホン108(増幅器109)からの音声信号のレ
ベルより大きい場合には、比較器117からはHi信号
が出力され、スイッチ105が導通状態になるととも
に、スイッチ113が開放状態となる。
【0046】これにより、増幅器101にて増幅された
アナログ受話信号は、減衰量が与えられることなく増幅
器106で増幅されスピーカ107より拡声出力され
る。一方、増幅器109にて増幅されたマイクロホン1
08から入力された音声信号は、減衰器112にて15
dBの減衰量が与えられたのち増幅器114で増幅さ
れ、移動通信端末に入力される。
アナログ受話信号は、減衰量が与えられることなく増幅
器106で増幅されスピーカ107より拡声出力され
る。一方、増幅器109にて増幅されたマイクロホン1
08から入力された音声信号は、減衰器112にて15
dBの減衰量が与えられたのち増幅器114で増幅さ
れ、移動通信端末に入力される。
【0047】一方、主として話者が話をしている場合の
ように、マイクロホン108(増幅器109)からの音
声信号のレベルの方がアナログ受話信号のレベルより大
きい場合には、比較器117からはLo信号が出力さ
れ、スイッチ105が開放状態になるとともに、スイッ
チ113が導通状態となる。
ように、マイクロホン108(増幅器109)からの音
声信号のレベルの方がアナログ受話信号のレベルより大
きい場合には、比較器117からはLo信号が出力さ
れ、スイッチ105が開放状態になるとともに、スイッ
チ113が導通状態となる。
【0048】これにより、増幅器101にて増幅された
アナログ受話信号は、減衰器103にて15dBの減衰
量が与えられたのち増幅器106で増幅されスピーカ1
07より拡声出力される。また、増幅器109にて増幅
されたマイクロホン108からの入力された音声信号
は、減衰量が与えられることなく増幅器114で増幅さ
れ、移動通信端末に入力される。
アナログ受話信号は、減衰器103にて15dBの減衰
量が与えられたのち増幅器106で増幅されスピーカ1
07より拡声出力される。また、増幅器109にて増幅
されたマイクロホン108からの入力された音声信号
は、減衰量が与えられることなく増幅器114で増幅さ
れ、移動通信端末に入力される。
【0049】次に、移動通信端末にてディジタルモード
を設定して、ハンズフリーユニットを使用する場合につ
いて説明する。この場合、切替回路102,110は、
それぞれ30dBの減衰器104,111側に切り替わ
っている。
を設定して、ハンズフリーユニットを使用する場合につ
いて説明する。この場合、切替回路102,110は、
それぞれ30dBの減衰器104,111側に切り替わ
っている。
【0050】この状態で、アナログ受話信号は、増幅器
101にて増幅されたのち、整流器115にて整流さ
れ、比較器117に出力される。また、マイクロホン1
08から入力されたアナログ送話信号は、増幅器109
にて増幅されたのち、整流器116にて整流され、比較
器117に出力される。
101にて増幅されたのち、整流器115にて整流さ
れ、比較器117に出力される。また、マイクロホン1
08から入力されたアナログ送話信号は、増幅器109
にて増幅されたのち、整流器116にて整流され、比較
器117に出力される。
【0051】ここで、主として話者が相手の話を聞いて
いる場合のように、アナログ受話信号のレベルの方がマ
イクロホン108(増幅器109)からの音声信号のレ
ベルより大きい場合には、比較器117からはHi信号
が出力され、スイッチ105が導通状態になるととも
に、スイッチ113が開放状態となる。
いる場合のように、アナログ受話信号のレベルの方がマ
イクロホン108(増幅器109)からの音声信号のレ
ベルより大きい場合には、比較器117からはHi信号
が出力され、スイッチ105が導通状態になるととも
に、スイッチ113が開放状態となる。
【0052】これにより、増幅器101にて増幅された
アナログ受話信号は、減衰量が与えられることなく増幅
器106で増幅されスピーカ107より拡声出力され
る。また、増幅器109にて増幅されたマイクロホン1
08から入力された音声信号は、減衰器111にて30
dBの減衰量が与えられたのち増幅器114で増幅さ
れ、移動通信端末に入力される。
アナログ受話信号は、減衰量が与えられることなく増幅
器106で増幅されスピーカ107より拡声出力され
る。また、増幅器109にて増幅されたマイクロホン1
08から入力された音声信号は、減衰器111にて30
dBの減衰量が与えられたのち増幅器114で増幅さ
れ、移動通信端末に入力される。
【0053】一方、主として話者が話をしている場合の
ように、マイクロホン108(増幅器109)からの音
声信号のレベルの方がアナログ受話信号のレベルより大
きい場合には、比較器117からはLo信号が出力さ
れ、スイッチ105が開放状態になるとともに、スイッ
チ113が導通状態となる。
ように、マイクロホン108(増幅器109)からの音
声信号のレベルの方がアナログ受話信号のレベルより大
きい場合には、比較器117からはLo信号が出力さ
れ、スイッチ105が開放状態になるとともに、スイッ
チ113が導通状態となる。
【0054】これにより、増幅器101にて増幅された
アナログ受話信号は、減衰器104にて30dBの減衰
量が与えられたのち増幅器106で増幅されスピーカ1
07より拡声出力される。また、増幅器109にて増幅
されたマイクロホン108から入力された音声信号は、
減衰量が与えられることなく増幅器114で増幅され、
移動通信端末に入力される。
アナログ受話信号は、減衰器104にて30dBの減衰
量が与えられたのち増幅器106で増幅されスピーカ1
07より拡声出力される。また、増幅器109にて増幅
されたマイクロホン108から入力された音声信号は、
減衰量が与えられることなく増幅器114で増幅され、
移動通信端末に入力される。
【0055】以上のように、上記構成のハンズフリーユ
ニットでは、送話信号と受話信号のうち、信号強度の低
い方に対して減衰量(損失量)を与える音声スイッチ方
式を採用し、アナログモードかディジタルモードかに応
じて、送話信号(あるいは受話信号)に対して異なる減
衰量を与えるようにしている。すなわち、ハウリング現
象に加え側音が問題となるディジタルモードでは、アナ
ログモードよりも減衰量を大きくするようにしている。
ニットでは、送話信号と受話信号のうち、信号強度の低
い方に対して減衰量(損失量)を与える音声スイッチ方
式を採用し、アナログモードかディジタルモードかに応
じて、送話信号(あるいは受話信号)に対して異なる減
衰量を与えるようにしている。すなわち、ハウリング現
象に加え側音が問題となるディジタルモードでは、アナ
ログモードよりも減衰量を大きくするようにしている。
【0056】したがって、上記構成のハンズフリーユニ
ットによれば、アナログ/ディジタルの各モードにおい
てハウリング現象を防止するとともに、側音を軽減する
ことができる。また、エコーキャンセル回路を採用した
場合に比べ安価である。
ットによれば、アナログ/ディジタルの各モードにおい
てハウリング現象を防止するとともに、側音を軽減する
ことができる。また、エコーキャンセル回路を採用した
場合に比べ安価である。
【0057】さらに、従来のハンズフリーユニットにお
いて、ディジタルモード時の側音を軽減するために、大
きな減衰量を設定した場合、大きな減衰量を必要として
いないアナログモード時においてデュープレックス性を
失ってしまう。しかし、上記構成のハンズフリーユニッ
トでは、通信モードに応じた減衰量が設定されるため、
アナログモード時のデュープレックス性を犠牲にするこ
とがない。
いて、ディジタルモード時の側音を軽減するために、大
きな減衰量を設定した場合、大きな減衰量を必要として
いないアナログモード時においてデュープレックス性を
失ってしまう。しかし、上記構成のハンズフリーユニッ
トでは、通信モードに応じた減衰量が設定されるため、
アナログモード時のデュープレックス性を犠牲にするこ
とがない。
【0058】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、アナロ
グモードかディジタルモードかに応じて、通話信号に対
して異なる減衰量(損失量)を与えるようにした、この
ように減衰器を用いて減衰量を可変する代わりに、増幅
器を用いて増幅度(利得)を可変するようにしても同様
の効果を得られる。その他、この発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であるこ
とはいうまでもない。
るものではない。例えば、上記実施の形態では、アナロ
グモードかディジタルモードかに応じて、通話信号に対
して異なる減衰量(損失量)を与えるようにした、この
ように減衰器を用いて減衰量を可変する代わりに、増幅
器を用いて増幅度(利得)を可変するようにしても同様
の効果を得られる。その他、この発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であるこ
とはいうまでもない。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、音声
スイッチによって、送話時には受話信号よりも送話信号
の方が信号強度が強くなるように、また受話時には送話
信号よりも受話信号の方が信号強度が強くなるように、
一定の制御量で信号強度制御を行なうもので、デュアル
モード無線通信装置の通信モードがディジタルモードの
場合には、音声スイッチ手段による信号強度の制御量を
アナログモードの場合に比べ大きくするようにしてい
る。
スイッチによって、送話時には受話信号よりも送話信号
の方が信号強度が強くなるように、また受話時には送話
信号よりも受話信号の方が信号強度が強くなるように、
一定の制御量で信号強度制御を行なうもので、デュアル
モード無線通信装置の通信モードがディジタルモードの
場合には、音声スイッチ手段による信号強度の制御量を
アナログモードの場合に比べ大きくするようにしてい
る。
【0060】したがって、この発明によれば、アナログ
/ディジタルの各モードにおいて適切なレベルでハウリ
ング現象を防止し、側音を軽減することができ、エコー
キャンセル回路を採用した場合に比べ安価なハンズフリ
ーユニットを提供できる。
/ディジタルの各モードにおいて適切なレベルでハウリ
ング現象を防止し、側音を軽減することができ、エコー
キャンセル回路を採用した場合に比べ安価なハンズフリ
ーユニットを提供できる。
【図1】この発明に係わるハンズフリーユニットが接続
されるデュアルモード型の移動通信端末の構成を示す回
路ブロック図。
されるデュアルモード型の移動通信端末の構成を示す回
路ブロック図。
【図2】この発明に係わるハンズフリーユニットの一実
施形態の構成を示す回路ブロック図。
施形態の構成を示す回路ブロック図。
101,106,109,114…増幅器 102,110…切替回路 103,112…減衰器(15dB ATT) 104,111…減衰器(30dB ATT) 105,113…スイッチ 107…スピーカ 108…マイクロホン 115,116…整流器 117…比較器 118…インバータ
フロントページの続き (72)発明者 黒川 修 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 石倉 明 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 野村 宜宏 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 兵頭 正邦 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 中村 顕 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 基地局との間で、アナログモードとディ
ジタルモードのうち一方の通信モードを選択的に使用し
て通信するデュアルモード無線通信装置に用いられ、拡
声通話を可能とするハンズフリーユニットにおいて、 送話時には受話信号よりも送話信号の方が信号強度が強
くなるように、また受話時には送話信号よりも受話信号
の方が信号強度が強くなるように、一定の制御量で信号
強度制御を行なう音声スイッチ手段と、 前記デュアルモード無線通信装置の通信モードがディジ
タルモードの場合に、前記音声スイッチ手段による信号
強度の制御量を、アナログモードの場合に比べ大きくす
る制御量切替手段とを具備することを特徴とするハンズ
フリーユニット。 - 【請求項2】 前記音声スイッチ手段は、送話時には受
話信号に一定量の損失を与え、また受話時には送話信号
に一定量の損失を与えて信号強度制御を行ない、 前記制御量切替手段は、前記ディジタルモードの場合
に、前記音声スイッチ手段信号によって与えられる損失
量を、アナログモードの場合に比べ大きくすることを特
徴とする請求項1に記載のハンズフリーユニット。 - 【請求項3】 前記音声スイッチ手段は、送話時には送
話信号に対して一定の利得で増幅し、また受話時には受
話信号に対して一定の利得で増幅する信号強度制御を行
ない、 前記制御量切替手段は、前記ディジタルモードの場合
に、前記音声スイッチ手段信号による増幅利得を、アナ
ログモードの場合に比べ大きくすることを特徴とする請
求項1に記載のハンズフリーユニット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9328336A JPH11163762A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | ハンズフリーユニット |
US09/199,483 US6154639A (en) | 1997-11-28 | 1998-11-25 | Handsfree unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9328336A JPH11163762A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | ハンズフリーユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11163762A true JPH11163762A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18209105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9328336A Pending JPH11163762A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | ハンズフリーユニット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6154639A (ja) |
JP (1) | JPH11163762A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000062086A (ko) * | 1999-03-30 | 2000-10-25 | 윤종용 | 휴대폰에서 스피커폰 모드시 음성신호의 송/수신 상태 표시방법 |
DE20200819U1 (de) * | 2001-09-10 | 2002-05-29 | Lee, Ching-Chuan, Taipeh/T'ai-pei | Freisprechvorrichtung für ein schnurloses Telefon |
FR2848039B1 (fr) * | 2002-12-02 | 2005-08-19 | Ats Accessoires Telecom Servic | Ensemble a microphone et haut-parleur destine a cooperer avec un telephone mobile |
JP4167533B2 (ja) * | 2003-04-16 | 2008-10-15 | Necインフロンティア株式会社 | 通話システム |
KR100559039B1 (ko) * | 2004-05-18 | 2006-03-10 | 주식회사 팬택 | 이동 통신 단말기의 음성 처리 장치 및 방법 |
US8190114B2 (en) * | 2005-07-20 | 2012-05-29 | Atc Technologies, Llc | Frequency-dependent filtering for wireless communications transmitters |
JP5004698B2 (ja) * | 2007-07-02 | 2012-08-22 | ユニデン株式会社 | 信号処理装置及びハンズフリー通話装置 |
EP2031843A3 (en) * | 2007-08-30 | 2016-04-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | IP telephone terminal, method for controlling the same and computer readable storage medium |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR950007498B1 (ko) * | 1990-11-30 | 1995-07-11 | 가부시끼가이샤 도시바 | 듀얼모드 세루러 무선통신장치 |
JPH04323938A (ja) * | 1991-04-23 | 1992-11-13 | Toshiba Corp | ハンズフリー回路 |
SE519357C2 (sv) * | 1991-08-29 | 2003-02-18 | Ericsson Telefon Ab L M | Cellindelat radiotelefonkommunikationssystem för mobilradiotelefonstationer av multimodtyp |
JPH0685745A (ja) * | 1992-09-02 | 1994-03-25 | Toshiba Corp | デュアルモード無線通信装置 |
US5475731A (en) * | 1994-01-07 | 1995-12-12 | Ericsson Inc. | Echo-canceling system and method using echo estimate to modify error signal |
US5790957A (en) * | 1995-09-12 | 1998-08-04 | Nokia Mobile Phones Ltd. | Speech recall in cellular telephone |
US6002929A (en) * | 1997-09-29 | 1999-12-14 | Mototrola, Inc. | Exchange which extends SIM based authentication and method therefor |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP9328336A patent/JPH11163762A/ja active Pending
-
1998
- 1998-11-25 US US09/199,483 patent/US6154639A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6154639A (en) | 2000-11-28 |
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