JPH11163228A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH11163228A
JPH11163228A JP32178497A JP32178497A JPH11163228A JP H11163228 A JPH11163228 A JP H11163228A JP 32178497 A JP32178497 A JP 32178497A JP 32178497 A JP32178497 A JP 32178497A JP H11163228 A JPH11163228 A JP H11163228A
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stress buffer
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Hiroaki Tsutsui
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置のパッケージへの組み込み時等に
おける加熱の際に、半導体基板に形成された貫通孔を起
点とするクラックが生じるのを防止することができ、そ
の結果、電気的特性や信頼性の劣化を防止することがで
きる半導体装置及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板1の表面側に素子部5を設
け、半導体基板1の素子部5の接地電極3に対応する位
置に貫通孔6を形成し、半導体基板1の裏面側に半導体
基板1で発生する熱を放熱しかつ貫通孔6を通して接地
電極3に接続する金属層8を設け、半導体基板1と金属
層8との間に応力緩衝層21を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に関し、特に、プレーティッドヒートシンク
(PHS:Plated Heat Sink)構造とバイアホール構造
を有する半導体装置及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の半導体装置を示す断面
図であり、PHS構造とバイアホール構造を有するGa
As電界効果トランジスタ(以下、GaAsFETと略
称する)が形成された半導体チップの例である。このF
ETチップは、GaAs基板(半導体基板)1の表面
に、ゲート電極2、ソース電極(接地電極)3及びドレ
イン電極4を有するFET素子(素子部)5が形成さ
れ、このGaAs基板1の前記ソース電極3に対応する
部分に該GaAs基板1を貫通するバイアホール(貫通
孔)6が形成されている。
【0003】そして、このバイアホール6の内面を含む
GaAs基板1の裏面全面に、Auめっきの導電パスと
なる金属層、例えばTi一Au層7が形成され、Ti一
Au層7上にPHSとしてAu層8が形成され、さら
に、バイアホール6の内部及びその周辺部にバリアメタ
ルとして例えばTi層9が形成されている。Ti層9
は、FET特性の劣化原因となるバイアホール6内での
ソルダー(半田)からのSnの拡散を防ぐために形成さ
れるものであり、特に必要としない場合には形成しなく
ともよい。
【0004】次に、このGaAsFETチップの製造方
法について図13に基づき説明する。まず、図13
(a)に示すように、GaAs基板1の表面に従来の各
種プロセス技術により、ゲート電極2、ソース電極3、
ドレイン電極4等を順次形成し、FET素子5を作製し
た後、GaAs基板1の裏面側を研磨・エッチングなど
により50μmまで薄厚化し、通常のリソグラフィー技
術により、GaAs基板1の裏面にレジストパ夕一ン1
1を形成する。
【0005】次いで、同図(b)に示すように、GaA
s基板1のソース電極3に対応する部分に、該基板1を
貫通するバイアホール6を通常のエッチング技術により
該基板1の裏面から形成する。次いで、同図(c)に示
すように、Ti一Au層7をそれぞれ約50nm、20
0nmの厚さになるようにスパッタや蒸着等によりバイ
アホール6内を含む裏面全面に形成し、次いで、PHS
としてAu層8を電解めっき法により15μmの厚さに
なるように形成する。
【0006】ここでは図示していないが、この際に、後
工程のペレッタイズ(ペレット化)を容易に行うため、
スクライブ線にフォトレジストによるマスクパターンを
形成しておき、Auをめっきした後に除去し、めっきし
たAuをマスクにめっきパスをイオンミリング等により
エッチングする場合が多い。また、必要に応じて、同図
(d)に示すように、バリアメタルとして例えばTi層
9を300nmの厚さでスパッタや蒸着等により成膜
し、通常のリソグラフィー、エッチング等によりバイア
ホール6内部及びその周辺部に形成する。
【0007】また、特開平4−144157号公報に
は、応力によるチップの反りを抑制した高周波高出力半
導体装置が開示されている。この半導体装置は、GaA
s等の半導体基板の表面領域にFET等の素子部を形成
したもので、バイアホールを含む半導体基板の素子部領
域に、PHSとしてめっきAu層を形成し、素子部以外
の領域に、その線膨張係数が前記半導体基板のそれと等
しく前記めっきAu層とは異なるめっき層を形成したも
のである。このめっき層としては、例えば、Au−S
i、C、SiO、SiO2、SiC、Si34、Cuや
Ni−Si、Cなどの分散めっき層、あるいはMo、
W、WSiとNiとの積層めっき等が用いられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のFE
Tチップでは、このFETチップをパッケージに組み込
む際に、ソルダーの融点以上に加熱する必要があるが、
例えば、ソルダーとしてAuSnを用いた場合には、そ
の温度は280℃にもなる。そのために、GaAs〔線
膨張係数:5.9×10-6(/K)、ヤング率:85.
5×109(N/m2)〕とAu〔線膨張係数:14.2
×10-6(/K)、ヤング率:80×109(N/
2)〕の線膨張係数の差による応力が加わり、特に、
図14に示すように、応力集中の起こり易い構造である
バイアホール6を起点とするクラック13が生じること
が多いという問題点があった。
【0009】また、従来の高周波高出力半導体装置で
は、FET等の素子部以外の領域での応力が抑制される
ためにチップ反りは緩和されるものの、バイアホール周
辺でのGaAsとAuとの構造は従来のものと何等変わ
らないために、バイアホールに加わる応力の集中が緩和
されないという問題点があった。
【0010】また、バイアホールは、基板の表面側から
開口し、金属を被着することにより裏面と接続した構造
であるために、基板表面のFET等の素子部をレジスト
などでマスクして長時間のエッチングを行う必要があ
る。この場合、レジスト等のマスク性が十分でない場合
に素子部にダメージが入り、FET等の電気的特性が変
動するという問題点、及び半導体基板の研磨以前にバイ
アホールを開口する必要があるために、バイアホールの
深さにばらつきがあった場合、PHSとの接続ができな
いバイアホールが生じるなどの問題点があった。
【0011】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、半導体装置のパッケージへの組み込み時等
における加熱の際に、半導体基板に形成された貫通孔を
起点とするクラックが生じるのを防止することができ、
その結果、電気的特性や信頼性の劣化を防止することが
できる半導体装置及びその製造方法を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な半導体装置及びその製造方法を提
供する。すなわち、本発明の半導体装置は、半導体基板
の表面側に素子部を設け、該半導体基板の前記素子部の
接地電極に対応する位置に貫通孔を形成し、前記半導体
基板の裏面側に該半導体基板で発生する熱を放熱しかつ
前記貫通孔を通して前記接地電極に接続する金属層を設
けた半導体装置で、前記半導体基板と前記金属層との間
に応力緩衝層を設けたものである。
【0013】前記応力緩衝層を、前記半導体基板の貫通
孔の内面を含む裏面全面に設けてもよい。また、前記応
力緩衝層を、前記貫通孔の周辺部のみに設けてもよい。
また、前記応力緩衝層を、前記半導体基板の貫通孔の内
面及びその周辺部に設けてもよい。また、前記応力緩衝
層を、前記半導体基板の貫通孔内に埋め込んだものとし
てもよい。
【0014】本発明の半導体装置の製造方法は、半導体
基板の表面側に素子部を形成する工程と、該半導体基板
の前記素子部の接地電極に対応する位置にその裏面側か
ら貫通孔を形成する工程と、前記半導体基板の裏面側に
該半導体基板で発生する熱を放熱しかつ前記貫通孔を通
して前記接地電極に接続する金属層を形成する工程とを
備え、前記貫通孔を形成する工程の後に、前記半導体基
板の裏面側に応力緩衝層を形成する工程を設けた方法で
ある。
【0015】本発明の半導体装置では、半導体基板と金
属層との間に応力緩衝層を設けたことにより、半導体装
置のパッケージへの組み込み時等における加熱の際に、
前記金属層から加わる応力は前記応力緩衝層により緩和
され、半導体基板にはほとんど加わらない。これによ
り、半導体基板に形成された貫通孔を起点とするクラッ
クの発生を防止し、その結果、電気的特性や信頼性の劣
化を防止する。
【0016】本発明の半導体装置の製造方法では、半導
体基板に貫通孔を形成する工程の後に、前記半導体基板
の裏面側に応力緩衝層を形成する工程を設けたことによ
り、半導体基板と金属層との間に容易に応力緩衝層を設
けることが可能になる。これにより、半導体基板の貫通
孔を起点とするクラックの発生が無く、このクラックに
起因する電気的特性や信頼性の劣化の無い半導体装置の
製造が可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の半導体装置及びその製造
方法の各実施形態について図面に基づき説明する。
【0018】[第1の実施形態]図1は本発明の第1の
実施形態の半導体装置を示す断面図であり、PHS構造
とバイアホール構造を有するGaAs(III−V族化
合物半導体)FETチップの例である。このGaAsF
ETチップは、GaAs基板1の表面に、ゲート電極
2、ソース電極3及びドレイン電極4を有するFET素
子5が形成され、このGaAs基板1の前記ソース電極
3に対応する部分にバイアホール6が形成されている。
【0019】そして、このバイアホール6の内面を含む
GaAs基板1の裏面全面に、線膨張係数がGaAs基
板1に近くかつヤング率の大きい金属材料からなるスト
レス緩衝層(応力緩衝層)21が形成されており、スト
レス緩衝層21上には、Auめっきの導電パスとなる金
属層、例えば層状のTi一Au層7が形成され、Ti一
Au層7上にPHSとしてAu層8が形成されている。
【0020】さらに、バイアホール6の内部及びその周
辺部にバリアメタルとして例えばTi層9が形成されて
いる。前記ストレス緩衝層21としては、約5μm厚の
W膜〔線膨張係数:4.5×10-6(/K)、ヤング
率:345×109(N/m2)〕が好適である。また、
Ti層9は、従来例と同様、特に必要としない場合には
形成しなくともよい。
【0021】次に、このGaAsFETチップの製造方
法について図2に基づき説明する。まず、図2(a)に
示すように、GaAs基板1の表面に従来の各種プロセ
ス技術により、ゲート電極2、ソース電極3、ドレイン
電極4等を順次形成し、FET素子5を作製した後、G
aAs基板1の裏面側を研磨・エッチングなどにより薄
厚化し、通常のリソグラフィー技術により、GaAs基
板1の裏面にレジストパ夕一ン11を形成する。ここで
は、GaAs基板1は50μmまで薄厚化している。
【0022】次いで、同図(b)に示すように、GaA
s基板1のソース電極3に対応する部分に、該基板1を
貫通するバイアホール6を通常のエッチング技術により
該基板1の裏面から形成する。次いで、同図(c)に示
すように、ストレス緩衝層21として線膨張係数がGa
As基板1に近く、ヤング率の大きい金属材料からなる
膜をスパッタや蒸着等の方法によりバイアホール6の内
面を含むGaAs基板1の裏面全面に成膜する。ストレ
ス緩衝層21としては、約5μm厚のW膜〔線膨張係
数:4.5×10-6(/K)、ヤング率:345×10
9(N/m2)〕が好適である。
【0023】次いで、同図(d)に示すように、ストレ
ス緩衝層21上に、従来例と同様のめっきの導電パスと
なる金属層のTi一Au層7をそれぞれ約50nm、2
00nmの厚さになるようにスパッタや蒸着等により形
成し、次いで、PHSとしてAu層8を電解めっき法等
により15μmの厚さになるように形成する。ここでは
図示していないが、この際に、後工程のペレッタイズを
容易に行うため、スクライブ線にフォトレジストによる
マスクパターンを形成しておき、Auをめっきした後に
除去し、めっきしたAuをマスクとしてめっきパスをイ
オンミリング等によりエッチングする場合が多い。
【0024】また、必要に応じて、同図(e)に示すよ
うに、FET特性の劣化原因となるバイアホール6内で
のソルダーからのSnの拡散を防ぐバリアメタルをスパ
ッタや蒸着等により成膜し、通常のリソグラフィー、エ
ッチング等によりバイアホール6の内部及び周辺部にの
み形成する。ここでは、バリアメタルとして、例えば、
Ti層9を300nmの厚さでスパッタや蒸着等により
成膜している。
【0025】ここで、Auの線膨張係数はGaAsの約
2.4倍と大きいのに対し、ストレス緩衝層21はGa
Asと線膨張係数が近いため、GaAs基板1に加わる
温度変化による応力は小さい。一方、Auとストレス緩
衝層21の線膨張係数の差による温度変化で生じる応力
が大きい場合であっても、ストレス緩衝層21はヤング
率が大きく、同一の大きさの応力に対して変形が小さい
ため、GaAs基板1まで伝わるAuに起因する応力の
大きさは非常に小さい。
【0026】ストレス緩衝層21として、例えば、Wを
用いた場合、WはGaAsと線膨張係数が近く(約0.
76倍)、WによりGaAs基板1に加わる温度変化に
よる応力は小さい。一方、AuとWの線膨張係数の差
(約3.2倍)による温度変化で生じる応力が大きい場
合であっても、Wはヤング率が大きく(Auの約4.3
倍)、同一の大きさの応力に対して変形が小さいため、
GaAs基板1まで伝わるAuに起因する応力の大きさ
は非常に小さい。
【0027】図3は、単純化のために3層のバイメタル
構造(GaAs/W/Au)とした場合のGaAsのW
側表面の応力を計算した結果を示す図であり、GaAs
の厚さが50μm、Auの厚さが15μmの場合では、
Wの厚さを5μmとすることで応力がほぼ半減する結果
となる。但し、バイアホール6におけるクラックが入る
限界応力については、基板の転移密度などによりそれぞ
れ異なるため、実際に必要な応力緩和量を正確に求める
ことは難しい。
【0028】以上説明したように、本実施形態のGaA
sFETチップによれば、バイアホール6の内面を含む
GaAs基板1の裏面全面に、線膨張係数がGaAs基
板1に近くかつヤング率の大きい金属材料からなるスト
レス緩衝層21を形成したので、このFETチップのパ
ッケージへの組み込み時等における加熱の際に生じるバ
イアホール6を起点とするクラックの発生を防止するこ
とができるという効果がある。
【0029】なお、本実施形態においてはGaAsFE
Tチップを例に取り説明したが、FETチップを構成す
る半導体の種類やFETの種類の如何に関わらず、PH
Sを有する半導体素子に適用できることはいうまでもな
い。
【0030】[第2の実施形態]図4は本発明の第2の
実施形態の半導体装置を示す断面図であり、PHS構造
とバイアホール構造を有するGaAsFETチップの例
である。このGaAsFETチップは、第1の実施形態
と同様に、GaAs基板1の表面に、ゲート電極2、ソ
ース電極3及びドレイン電極4を有するFET素子5が
形成され、このGaAs基板1の前記ソース電極3に対
応する部分にバイアホール6が形成されている。
【0031】そして、このバイアホール6の内面及びG
aAs基板1の裏面のバイアホール6の周辺部に、線膨
張係数がGaAs基板1に近くかつヤング率の大きい金
属材料からなるストレス緩衝層(応力緩衝層)31が形
成されており、このストレス緩衝層31上及びストレス
緩衝層31以外のGaAs基板1の裏面上には、Auめ
っきの導電パスとなる金属層、例えば層状のTi一Au
層7が形成され、Ti一Au層7上にPHSとしてAu
層8が形成されている。
【0032】さらに、バイアホール6の内部及びその周
辺部にバリアメタルとして例えばTi層9が形成されて
いる。前記ストレス緩衝層31としては、約5μm厚の
W膜〔線膨張係数:4.5×10-6(/K)、ヤング
率:345×109(N/m2)〕が好適である。また、
Ti層9は、従来例と同様、特に必要としない場合には
形成しなくともよい。
【0033】次に、このGaAsFETチップの製造方
法について図5に基づき説明する。まず、図5(a)に
示すように、第1の実施形態と同様に、GaAs基板1
の表面に従来の各種プロセス技術により、ゲート電極
2、ソース電極3、ドレイン電極4等を順次形成し、F
ET素子5を作製した後、GaAs基板1の裏面側を研
磨・エッチングなどにより薄厚化し、通常のリソグラフ
ィー技術により、GaAs基板1の裏面にレジストパ夕
一ン11を形成する。ここでは、GaAs基板1は50
μmまで薄厚化している。
【0034】次いで、同図(b)に示すように、GaA
s基板1のソース電極3に対応する部分に、該基板1を
貫通するバイアホール6を通常のエッチング技術により
該基板1の裏面から形成する。次いで、同図(c)に示
すように、ストレス緩衝層31を形成するために、線膨
張係数がGaAs基板1に近く、ヤング率の大きい金属
材料からなる膜32をスパッタや蒸着等の方法によりバ
イアホール6の内面を含むGaAs基板1の裏面全面に
成膜する。
【0035】膜32としては、W膜〔線膨張係数:4.
5×10-6(/K)、ヤング率:345×109(N/
2)〕をスパッタや蒸着等の方法によりバイアホール
6の内面を含むGaAs基板1の裏面全面に成膜してい
る。次いで、同図(d)に示すように、GaAs基板1
の裏面全面に形成された膜32をバイアホール6の内部
およびその周辺部のみに残るように、通常のリソグラフ
ィー技術、エッチング技術を用いてパターニングし、ス
トレス緩衝層31とする。
【0036】図6は、このストレス緩衝層31を示す下
面図であり、GaAs基板1の裏面全面に形成された膜
32のうち、バイアホール6からある程度の領域まで残
してストレス緩衝層31とし、その他の領域の部分を除
去している。ここでは、バイアホール6から約10μm
の領域までWを残して、その他の領域のWを除去してい
る。
【0037】次いで、同図(e)に示すように、ストレ
ス緩衝層31上及びそれ以外の領域のGaAs基板1の
裏面上に、第1の実施形態と同様に、めっきの導電パス
となる金属層のTi一Au層7をそれぞれ約50nm、
200nmの厚さになるようにスパッタや蒸着等により
形成し、次いで、PHSとしてAu層8を電解めっき法
等により15μmの厚さになるように形成する。
【0038】ここでは図示していないが、この際に、後
工程のペレッタイズを容易に行うため、スクライブ線に
フォトレジストによるマスクパターンを形成しておき、
Auをめっきした後に除去し、めっきしたAuをマスク
としてめっきパスをイオンミリング等によりエッチング
する場合が多い。
【0039】また、必要に応じて、同図(f)に示すよ
うに、FET特性の劣化原因となるバイアホール6内で
のソルダーからのSnの拡散を防ぐバリアメタルをスパ
ッタや蒸着等により成膜し、通常のリソグラフィー、エ
ッチング等によりバイアホール6の内部及び周辺部にの
み形成する。ここでは、バリアメタルとして、例えば、
Ti層9を300nm厚でスパッタや蒸着等により成膜
している。
【0040】本実施の形態では、バイアホール6の内面
及びその周辺部以外にはストレス緩衝層31を設けてい
ないため、バイアホール6の周辺部以外での応力は緩和
されない。しかしながら、バイアホール6以外では応力
集中はなく、もともとクラックは入りにくいため、パタ
ーニング工程が増加するものの他に不具合はおこらな
い。
【0041】一方、第1の実施形態のように、GaAs
基板1の裏面全面にストレス緩衝層21を形成した場合
と比べて、バイアホール6以外の領域では熱伝導率が小
さいストレス緩衝層31がないため、わずかながらも熱
抵抗が低下し、より放熱特性の優れたFETチップが得
られるという長所がある。
【0042】[第3の実施形態]図7は本発明の第3の
実施形態の半導体装置を示す断面図であり、PHS構造
とバイアホール構造を有するGaAsFETチップの例
である。このGaAsFETチップは、第1及び第2の
実施形態と同様に、GaAs基板1の表面に、ゲート電
極2、ソース電極3及びドレイン電極4を有するFET
素子5が形成され、このGaAs基板1の前記ソース電
極3に対応する部分にバイアホール6が形成されてい
る。
【0043】そして、GaAs基板1の裏面のバイアホ
ール6の周辺部のみに、線膨張係数がGaAs基板1に
近くかつヤング率の大きい金属材料からなるドーナツ状
のストレス緩衝層(応力緩衝層)41が形成されてお
り、このストレス緩衝層41上を含む、バイアホール6
の内面及びGaAs基板1の裏面上には、Auめっきの
導電パスとなる金属層、例えば層状のTi一Au層7が
形成され、Ti一Au層7上にPHSとしてAu層8が
形成されている。
【0044】さらに、バイアホール6の内部及びその周
辺部にバリアメタルとして例えばTi層9が形成されて
いる。前記ストレス緩衝層41としては、W膜〔線膨張
係数:4.5×10-6(/K)、ヤング率:345×1
9(N/m2)〕が好適である。また、Ti層9は、従
来例と同様、特に必要としない場合には形成しなくとも
よい。
【0045】次に、このGaAsFETチップの製造方
法について図8に基づき説明する。まず、図8(a)に
示すように、第1及び第2の実施形態と同様に、GaA
s基板1の表面に従来の各種プロセス技術により、ゲー
ト電極2、ソース電極3、ドレイン電極4等を順次形成
し、FET素子5を作製した後、GaAs基板1の裏面
側を研磨・エッチングなどにより薄厚化する。ここで
は、GaAs基板1は50μmまで薄厚化している。
【0046】次いで、ストレス緩衝層41となる線膨張
係数がGaAs基板1に近く、ヤング率の大きい金属材
料からなる膜42をスパッタや蒸着等の方法により成膜
する。ここでは、膜42としては、W膜〔線膨張係数:
4.5×10-6(/K)、ヤング率:345×10
9(N/m2)〕が好適である。次いで、同図(b)に示
すように、膜42を、バイアホール6を形成する領域の
周辺部のみに残り、かつバイアホール6には残らないよ
うに、ドーナツ状にバターニングし、ストレス緩衝層4
1とする。
【0047】図9は、このストレス緩衝層41を示す下
面図であり、膜42を、バイアホール6の周辺部のみ
に、ある幅を有するドーナツ状にパターニングすること
により、ストレス緩衝層41としている。ここでは、幅
が約10μmのドーナツ状にパターニングしている。次
いで、同図(c)に示すように、GaAs基板1の裏面
にレジストパ夕一ン11を形成し、通常のエッチング技
術によりバイアホール6を形成する。
【0048】次いで、同図(d)に示すように、レジス
トパ夕一ン11を剥離し、ストレス緩衝層41上を含む
バイアホール6の内面及びGaAs基板1の裏面上に、
第1及び第2の実施形態と同様に、めっきの導電パスと
なる金属層のTi一Au層7をそれぞれ約50nm、2
00nmの厚さになるようにスパッタや蒸着等により形
成し、次いで、PHSとしてAu層8を電解めっき法等
により15μmの厚さになるように形成する。
【0049】ここでは図示していないが、この際に、後
工程のペレッタイズを容易に行うため、スクライブ線に
フォトレジストによるマスクパターンを形成しておき、
Auをめっきした後に除去し、めっきしたAuをマスク
としてめっきパスをイオンミリング等によりエッチング
する場合が多い。
【0050】また、必要に応じて、同図(e)に示すよ
うに、FET特性の劣化原因となるバイアホール6内で
のソルダーからのSnの拡散を防ぐバリアメタルをスパ
ッタや蒸着等により成膜し、通常のリソグラフィー、エ
ッチング等によりバイアホール6の内部及び周辺部にの
み形成する。ここでは、バリアメタルとして、例えば、
Ti層9を300nmの厚さでスパッタや蒸着等により
成膜している。
【0051】本実施形態では、バイアホール6の周辺部
のみにストレス緩衝層41を設けており、それ以外の領
域には設けていないため、バイアホール6の周辺部の外
側での応力が緩和されないのみならず、バイアホール6
内部での応力も緩和されない。しかしながら、バイアホ
ール6の開口部の周辺部に沿った領域での応力は緩和さ
れ、バイアホール6の開口部からバイアホール6内部に
伝わる応力が減少し、応力の集中の程度を緩和すること
ができる。
【0052】一方、第1及び第2の実施形態に比べて、
バイアホール6内部に熱伝導率が小さい金属層であるス
トレス緩衝層41が形成されていないため、バイアホー
ル6内でわずかながらも熱抵抗が低下し、より放熱特性
のよいFETが得られるという長所がある。
【0053】[第4の実施形態]図10は本発明の第4
の実施形態の半導体装置を示す断面図であり、PHS構
造とバイアホール構造を有するGaAsFETチップの
例である。このGaAsFETチップは、第1〜第3の
実施形態と同様に、GaAs基板1の表面に、ゲート電
極2、ソース電極3及びドレイン電極4を有するFET
素子5が形成され、このGaAs基板1の前記ソース電
極3に対応する部分にバイアホール6が形成されてい
る。
【0054】そして、このバイアホール6の内部に、線
膨張係数がGaAs基板1に近くかつヤング率の大きい
金属材料からなるストレス緩衝層(応力緩衝層)51が
埋め込まれており、このストレス緩衝層51上及びGa
As基板1の裏面上には、Auめっきの導電パスとなる
金属層、例えば層状のTi一Au層7が形成され、Ti
一Au層7上にPHSとしてAu層8が形成されてい
る。
【0055】さらに、Au層8上のバイアホール6に対
応する位置、すなわちストレス緩衝層51に対応する位
置に、バリアメタルとして例えばTi層9が形成されて
いる。前記ストレス緩衝層51としては、W膜〔線膨張
係数:4.5×10-6(/K)、ヤング率:345×1
9(N/m2)〕が好適である。また、Ti層9は、従
来例と同様、特に必要としない場合には形成しなくとも
よい。
【0056】次に、このGaAsFETチップの製造方
法について図11に基づき説明する。まず、図11
(a)に示すように、第1〜第3の実施形態と同様に、
GaAs基板1の表面に従来の各種プロセス技術によ
り、ゲート電極2、ソース電極3、ドレイン電極4等を
順次形成し、FET素子5を作製した後、GaAs基板
1の裏面側を研磨・エッチングなどにより薄厚化し、通
常のリソグラフィー技術により、GaAs基板1の裏面
にレジストパ夕一ン11を形成する。ここでは、GaA
s基板1は50μmまで薄厚化している。
【0057】次いで、同図(b)に示すように、GaA
s基板1のソース電極3に対応する部分に、該基板1を
貫通するバイアホール6を通常のエッチング技術により
該基板1の裏面から形成する。次いで、同図(c)に示
すように、線膨張係数がGaAs基板1に近く、ヤング
率の大きい金属材料からなる埋め込み層52を選択CV
D成長等の方法を用いてバイアホール6内に形成し、ス
トレス緩衝層51とする。
【0058】あるいは、埋め込み層52をGaAs基板
1の裏面全面にCVD成長、またはスパッタや蒸着等の
方法により成膜し、研磨、エッチング等によりバイアホ
ール6内に埋め込み層52を残しストレス緩衝層51と
してもよい。埋め込み層52の金属材料としては、W
〔線膨張係数:4.5×10-6(/K)、ヤング率:3
45×109(N/m2)〕が好適に用いられる。
【0059】次いで、同図(d)に示すように、このス
トレス緩衝層51上及びGaAs基板1の裏面上に、め
っきの導電パスとなる金属層のTi一Au層7をそれぞ
れ約50nm、200nmの厚さになるようにスパッタ
や蒸着等により形成し、次いで、PHSとしてAu層8
を電解めっき法等により15μmの厚さになるように形
成する。
【0060】ここでは図示していないが、この際に、後
工程のペレッタイズを容易に行うため、スクライブ線に
フォトレジストによるマスクパターンを形成しておき、
Auをめっきした後に除去し、めっきしたAuをマスク
としてめっきパスをイオンミリング等によりエッチング
する場合が多い。
【0061】また、必要に応じて、同図(e)に示すよ
うに、FET特性の劣化原因となるバイアホール6内で
のソルダーからのSnの拡散を防ぐバリアメタルをスパ
ッタや蒸着等により成膜し、通常のリソグラフィー、エ
ッチング等によりAu層8上のストレス緩衝層51に対
応する位置にのみ形成する。ここでは、バリアメタルと
して、例えば、Ti層9を300nm厚でスパッタや蒸
着等により成膜している。
【0062】本実施形態では、バイアホール6以外にス
トレス緩衝層51を設けていないため、バイアホール6
での応力は緩和されるが、バイアホール6以外での応力
は緩和されない。しかしながら、第2及び第3の実施形
態と比べて、リソグラフィー工程なしにバイアホール6
のみに金属層を形成することができるという長所があ
る。
【0063】請求項の記載に関連して、本発明はさらに
次の態様をとりうる。 (1)請求項l記載の半導体装置において、前記半導体
基板はIII−V族化合物半導体基板であり、前記応力
緩衝層は前記III−V族化合物半導体基板と線膨張係
数が近似しかつヤング率が大きい金属材料からなること
を特徴とする。 (2)前記(1)の半導体装置において、前記III−
V族化合物半導体基板は、GaAs基板であり、前記金
属層は少なくともAu層を含む金属層であり、前記応力
緩衝層は、少なくともW、Mo、CuWから選択された
1種または2種以上を含む金属材料であることを特徴と
する。
【0064】(3)半導体基板の表面側に素子部を形成
する工程と、前記半導体基板の裏面側の前記素子部の接
地電極に対応する位置の周辺部に応力緩衝層を形成する
工程と、前記半導体基板の前記素子部の接地電極に対応
する位置にその裏面側から貫通孔を形成する工程と、前
記半導体基板の裏面側に該半導体基板で発生する熱を放
熱しかつ前記貫通孔を通して前記接地電極に接続する金
属層を形成する工程とを備えたことを特徴とする半導体
装置の製造方法。 (4)請求項6記載の半導体装置の製造方法において、
応力緩衝層を形成する工程は、前記半導体基板の貫通孔
の内面を含む裏面全面に応力緩衝層を形成する工程であ
ることを特徴とする。
【0065】(5)請求項6記載の半導体装置の製造方
法において、応力緩衝層を形成する工程は、前記半導体
基板の貫通孔の内面を含む裏面全面に応力緩衝層を形成
し、該応力緩衝層を選択除去し前記半導体基板の貫通孔
の内面及びその周辺部のみに応力緩衝層を残す工程であ
ることを特徴とする。 (6)請求項6記載の半導体装置の製造方法において、
応力緩衝層を形成する工程は、前記半導体基板の貫通孔
内に応力緩衝層を埋め込む工程であることを特徴とす
る。
【0066】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の半導体装置
によれば、半導体基板と金属層との間に応力緩衝層を設
けたので、半導体装置のパッケージへの組み込み時等に
おける加熱の際に、前記金属層から加わる応力を前記応
力緩衝層により緩和し、半導体基板へ加わるのを防止す
ることができる。したがって、半導体基板に形成された
貫通孔を起点とするクラックの発生を防止することがで
き、その結果、電気的特性や信頼性の劣化を防止するこ
とができ、電気的特性及び信頼性を格段に向上させるこ
とができる。
【0067】本発明の半導体装置の製造方法によれば、
半導体基板に貫通孔を形成する工程の後に、前記半導体
基板の裏面側に応力緩衝層を形成する工程を設けたの
で、半導体基板と金属層との間に容易に応力緩衝層を設
けることができ、半導体基板の貫通孔を起点とするクラ
ックの発生が無く、このクラックに起因する電気的特性
や信頼性の劣化の無い半導体装置を容易に製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の半導体装置を示す
断面図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態の半導体装置の製造
方法を示す過程図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態の半導体装置のGa
As/W/Auの3層バイメタル構造におけるGaAs
のW側表面の応力の計算結果を示す図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態の半導体装置を示す
断面図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態の半導体装置の製造
方法を示す過程図である。
【図6】 本発明の第2の実施形態の半導体装置の応力
緩衝層のパターンを示す下面図である。
【図7】 本発明の第3の実施形態の半導体装置を示す
断面図である。
【図8】 本発明の第3の実施形態の半導体装置の製造
方法を示す過程図である。
【図9】 本発明の第3の実施形態の半導体装置の応力
緩衝層のパターンを示す下面図である。
【図10】 本発明の第4の実施形態の半導体装置を示
す断面図である。
【図11】 本発明の第4の実施形態の半導体装置の製
造方法を示す過程図である。
【図12】 従来の半導体装置を示す断面図である。
【図13】 従来の半導体装置の製造方法を示す過程図
である。
【図14】 従来の半導体装置の不具合を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1 GaAs基板(半導体基板) 2 ゲート電極 3 ソース電極(接地電極) 4 ドレイン電極 5 FET素子(素子部) 6 バイアホール(貫通孔) 7 Ti一Au層 8 Au層 9 Ti層 11 レジストパ夕一ン 13 クラック 21 ストレス緩衝層(応力緩衝層) 31 ストレス緩衝層(応力緩衝層) 32 膜 41 ストレス緩衝層(応力緩衝層) 42 膜 51 ストレス緩衝層(応力緩衝層) 52 埋め込み層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面側に素子部を設け、該
    半導体基板の前記素子部の接地電極に対応する位置に貫
    通孔を形成し、前記半導体基板の裏面側に該半導体基板
    で発生する熱を放熱しかつ前記貫通孔を通して前記接地
    電極に接続する金属層を設けてなる半導体装置におい
    て、 前記半導体基板と前記金属層との間に応力緩衝層を設け
    たことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記応力緩衝層は、前記半導体基板の貫
    通孔の内面を含む裏面全面に設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記応力緩衝層は、前記貫通孔の周辺部
    のみに設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記応力緩衝層は、前記半導体基板の貫
    通孔の内面及びその周辺部に設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記応力緩衝層は、前記半導体基板の貫
    通孔内に埋め込まれていることを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板の表面側に素子部を形成する
    工程と、該半導体基板の前記素子部の接地電極に対応す
    る位置にその裏面側から貫通孔を形成する工程と、前記
    半導体基板の裏面側に該半導体基板で発生する熱を放熱
    しかつ前記貫通孔を通して前記接地電極に接続する金属
    層を形成する工程とを備えた半導体装置の製造方法にお
    いて、 前記貫通孔を形成する工程の後に、前記半導体基板の裏
    面側に応力緩衝層を形成する工程を設けたことを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
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