JPH11162835A - 露光方法及び露光装置 - Google Patents

露光方法及び露光装置

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JPH11162835A
JPH11162835A JP9340640A JP34064097A JPH11162835A JP H11162835 A JPH11162835 A JP H11162835A JP 9340640 A JP9340640 A JP 9340640A JP 34064097 A JP34064097 A JP 34064097A JP H11162835 A JPH11162835 A JP H11162835A
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工程毎ににアライメントマークを更新する必
要がなく、簡素な構成でマスクとウエハの位置ずれを検
出することのできるアライメント検出系を備えた露光方
法及び装置を提供すること。 【解決手段】 マスク側アライメントマークを露光対象
となる画面の外側にオフセットをもたせて配置し、該配
置に応じて露光動作の際にも露光光を遮断しない位置に
アライメント検出系を配置するとともに、露光光がマス
ク側アライメントマークを通じてウエハを露光しないよ
うに設定可能なアパチャーブレードを備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路等の
微細パターンを露光転写する半導体製造用の露光方法及
び露光装置に関するもので、特に微細パターン転写の対
象となるマスクとウエハ間の位置ずれ量を高精度に検出
する方法、及び該方法を用いた半導体素子製造用の際に
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体集積回路製造用の露光装
置では、マスクとウエハの相対的位置合わせ精度向上が
性能向上を図る上の重要な一要素となっている。半導体
集積回路で代表的なDRAMを例に取れば、最小線幅の
1/3から1/4程度の総合重ね合せ精度が必要で、最
近では半導体の高集積化のため20nm以下の位置合わ
せ精度が要求される。このうち露光装置側の位置合わせ
に割り当てられる値は10nmから15nmという厳し
い値である。
【0003】多くの露光装置はマスクとウエハそれぞれ
に設けられた位置合わせ用のマーク、所謂アライメント
マークの位置ずれを光学的に検出し、該検出値に基づい
てマスクとウエハの位置合わせ(アライメント)を行な
っている。
【0004】検出方法にはアライメントマークを光学的
に拡大してCCD上に投影して画像処理するもの、アラ
イメントマークに直線回折格子を用いてその回折光の位
相を計測するもの(特開昭62−261003号公
報)、アライメントマークにゾーンプレート(グレーテ
ィングレンズ)を用いて該ゾーンプレートで回折した光
の位置ずれを所定面で検出するもの(USP40379
69)などがある。
【0005】1いづれの場合も、マスク上のアライメン
トマークに対しウエハ上のアライメントマークが所定の
位置ずれ量以下になるようマスクまたはウエハを駆動し
てアライメントを行ない、露光が行なわれる。
【0006】図16は特開昭62−261003号公報
に示されるアライメント方法を表わす図で、マスク14
1にアライメントマークである直線格子135、ウエハ
142にアライメントマークである直線格子136が設
けられている。該マークに両側からアライメントビーム
137、138(周波数f1、f2)を照射してそれぞ
れの回折格子からの回折光139、140を受光し、該
2つの回折光の位相差から135と136の位置ずれが
測定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
にマスク側とウエハ側のマークを位置合わせして露光を
行なうと、図17(A)に示す用にウエハのアライメン
トマーク上もしくはその近傍にマスク側のアライメント
マークが転写される。このため次のレイヤーで同じウエ
ハアライメントマークを使用することができず、図17
(B)のように次々にアライメントマークを更新する必
要が生じる。
【0008】従って、マスク上にはマスク側マーク及び
ウエハ側マークをレイヤー毎に異なる位置に置くことが
要求される。ウエハのアライメントマークは通常スクラ
イブラインと呼ばれる切断シロに配置されるが、スクラ
イブラインにはCD評価パターン、重ね精度評価パター
ン等他のマークも配置される。このため、アライメント
マークの占有面積が大きくなると他のパターンが配置で
きなくなるという問題が発生する。
【0009】これを解決するにはスクライブラインの幅
を広げる等の手段が必要であるが、スクライブラインを
広げるとウエハ上のショット数が減少し、ICの製造コ
ストのアップにつながる。これはレイヤー数の増加が予
想される今後の素子製造において無視できない問題であ
る。
【0010】アライメントマークの更新は、同時に、露
光装置側にマーク追従のためアライメント検出系を駆動
するステージ系を必要とさせることを意味し、装置コス
トを上昇させる。
【0011】更にX線等を露光光源とするプロキシミテ
ィ露光装置では、露光時、露光光をアライメント光学系
が遮らないようにする必要がある。このため、露光時に
画角の外側にアライメント系が移動するか、図16のよ
うにアライメントマークの検出方向と直交するA1A
1’とC1C1’で決定される平面から入射ビーム3
7、38をずらして斜めに照射するとともに、照射方向
に対向する側に受光センサを置く配置で露光光を遮らな
いよう工夫している。しかしながらこれらの方法はいづ
れもシステムが複雑になり、装置コストの上昇を招いて
いた。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明ではアライメント
に関連するマークの配置、アライメント計測時の対象物
体の位置関係、及びアライメント検出系自体の配置を所
定の関係にすることにより上記問題点に対処することを
特徴としている。
【0013】本発明の露光方法においては露光対象物で
あるウエハに第1のパターンとその周辺に配置された位
置ずれ計測用の第1のアライメントマーク(画角の法線
方向の幅Ym)が形成され、一方、転写対象物であるマ
スクに第2のパターンとその周辺に露光光透過部の存在
する位置ずれ計測用の第2のアライメントマーク(画角
の法線方向の幅が同じくYm)が形成されている。
【0014】本発明ではこのようなマスク及びウエハの
第1と第2のアライメントマークの位置ずれ量をアライ
メント検出系で計測して、ウエハ上の第1パターンにマ
スク上の第2パターンを露光転写する露光方法におい
て、、ウエハ上の第1のパターンの中心から第1のアラ
イメントマークまでの画角法線方向の距離をY1、マス
ク上の第1のパターンの中心から第2のアライメントマ
ークまでの画角法線方向の距離をY2としたとき、 Y2=Y1+Yp+Yb (Yb>0) となるように配置したマスクを用いて、位置ずれ計測時
にウエハステージをYbだけシフトしてX方向の位置ず
れ量xmを求める工程を有することを特徴としている。
ここでYpは第1のアライメントマークから第2のアラ
イメントマークまでの画面法線方向の距離で、画角の外
側方向を正とする。
【0015】また第1のパターンの中心からブレード先
端までの距離をYaとしたとき、ブレードからマスク面
までの距離をL、露光光のブレード先端での発散角を
θ、ブレードのマスク面上での半影ボケ量をYcとした
とき X1+Ym/2+Yc/2−Ltan(θ)<Ya<X
2−Ym/2−Yc/2−Ltan(θ) の範囲になるようにブレードを設定することを特徴とし
ている。前述のように、YmはXのアライメントマーク
の画角法線方向の幅を示す。
【0016】同様の位置ずれ量検出及びブレードの設定
がY方向についても行なわれ、ずれ量ymが求められ
る。
【0017】アライメントに用いるマークとブレードを
上記の関係として計測した第1と第2のアライメントマ
ークのずれxm,ymをウエハステージの駆動量に反映
させることにより、ウエハ側のアライメントマークの更
新を不必要でも毎回行なわねばならないという制約から
開放されることができる。
【0018】また本発明による露光装置においては第1
のパターンとその周辺に配置された位置ずれ計測用の第
1のアライメントマーク(画角の法線方向の幅Ym)が
形成された露光対象物であるウエハと、第2のパターン
とその周辺に露光光透過部の存在する位置ずれ計測用の
第2のアライメントマーク(画角の法線方向の幅が同じ
くYm)が形成された転写対象物であるマスクを用い
る。
【0019】本発明ではこのようなマスク及びウエハの
第1と第2のアライメントマークの位置ずれ量をアライ
メント検出系で計測して、ウエハ上の第1パターンにマ
スク上の第2パターンを露光転写する露光装置におい
て、、ウエハ上の第1のパターンの中心から第1のアラ
イメントマークまでの画角法線方向の距離をY1、マス
ク上の第1のパターンの中心から第2のアライメントマ
ークまでの画角法線方向の距離をY2としたとき、 Y2=Y1+Yp+Yb (Yb>0) となるように配置したマスクを用い、位置ずれ計測時に
ウエハステージをYbだけシフトした位置に導いた状態
でアライメント検出系によりX方向の位置ずれ量xmを
求めることを特徴としている。ここでYpは第1のアラ
イメントマークから第2のアライメントマークまでの画
面法線方向の距離で、画角の外側方向を正とする。
【0020】また該露光装置は露光光源と、アライメン
ト検出系、マスクステージ、ウエハステージを備えると
ともに、ウエハ上のアライメントマークへの不要な露光
を防ぐ目的を兼ね備えた露光画角を規定するブレードを
持つことを特徴としている。
【0021】該ブレードは第1のパターンの中心からブ
レード先端までの距離をYaとしたとき、ブレードから
マスク面までの距離をL、露光光のブレード先端での発
散角をθ、ブレードのマスク面上での半影ボケ量をYc
としたとき X1+Ym/2+Yc/2−Ltan(θ)<Ya<X
2−Ym/2−Yc/2−Ltan(θ) の範囲になるように値が設定される。上記不等式を満足
することによりウエハ側のアライメントマークを不要に
露光することを防ぐことができ、工程毎にアライメント
マークを更新する制約から逃れることが可能となる。
【0022】同様の位置ずれ量検出及びブレードの設定
がY方向についても行なわれ、ずれ量ymが求められ
る。
【0023】本発明の露光装置では、露光時にもアライ
メント検出系が露光光を遮らない配置となっていること
を特徴としており、アライメント時と露光時との間でア
ライメント検出系を駆動する必要がなく、スループット
を上げることが可能である。また、本発明の露光装置で
は露光装置に対してアライメント検出系自体、従ってア
ライメント検出系の位置を固定することも可能であり、
簡素でコスト的にメリットのある露光装置を構成するこ
とが可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例1の光学系
の概略図で、本発明をX線露光装置に装備されるマスク
とウエハの相対位置合わせ装置に応用したものである。
図でLD等の光源1から出射された波長λ1の光束はコ
リメータレンズ2により平行光束になる。平行光束は投
光レンズ3を通り、ミラー5で偏向されて、マスク8、
ウエハ9上に設けられた横ずれ検知用のアライメントマ
ークである物理光学素子18x、19xに照射される。
マスク8上でのビームスポットサイズは投光レンズ3に
よりアライメントマーク18xより数10μm大きくな
るように設定される。各物理光学素子からの回折光はマ
スク8とウエハ9の横ずれ量を示す情報を含んでおり、
受光レンズ14により光検出器15の受光面に結像され
る。
【0025】アライメント検出系6はユニット化され、
X、Y方向に駆動できるステージ4上に搭載されてい
る。7はアパチャーブレードで、露光光のX線を吸収
し、ウエハ上に露光光を照射させない役割をしている。
図1にはX軸方向の位置ずれを検出するアライメントマ
ーク18x、19xとそれに対応する光ピックアップ6
の構成概略図のみを示しているが、Y軸方向についても
露光画角の他の一辺に接するようにアライメントマーク
18y、19yと対応する光ピックアップ(不図示が9
0°回転された状態で配置されている。2つの位置ずれ
検出信号をもとにX、Y方向のシフト成分及びチップロ
ーテーションが演算器28により処理される。28は処
理した相対位置ずれ量に応じてマスク保持器31、ウエ
ハステージ32の移動量を決定し、駆動信号をアクチュ
エータ29、30に送る。またアパチャーブレード7は
露光画角の4辺に対応してそれぞれ装備され、不図示の
ドライバーにより画角に応じて位置決めされる。
【0026】図2は物理光学素子を用いたマスク8とウ
エハ9の相対位置合わせ方法の原理説明図である。実施
形態はウエハで反射回折が行なわれるが、図では説明
上、実施形態と等価な透過回折光学系の形で表わした。
図2においてマスク8、ウエハ9上にはレンズ作用を持
つフレネルゾーンプレートの物理光学素子が配置されて
いる。マスク8上には物理光学素子16a、17a、ウ
エハ9上には物理光学素子16b、17bがそれぞれ配
置され、マスク8とウエハ9はgの間隔をおいて配置さ
れている。ここで物理光学素子16a、17a、16
b、17bの焦点距離はfmpl、fmnl、fwn
l、fwplとする。
【0027】ここでマスク8上の2つの物理光学素子1
6a、17aに対し波長λ1の光を平行光束として照射
すると、物理光学素子16aでレンズ作用を受けた光束
は、16aの対抗位置に配置された物理光学素子16b
により、ウエハ9からLだけ離れた光検出器15の受光
面とレンズ14に関して共役な面Sに集光される。同様
に物理光学素子17aでレンズ作用を受けた光束は、物
理光学素子17aの対抗位置に配置された物理光学素子
17bにより、ウエハ9からLだけ離れた光検出器15
の受光面とレンズ14に関して共役な面Sに集光され
る。
【0028】マスク8とウエハ9のx方向へのεのずれ
はマスク上の物理光学素子とウエハ上の物理光学素子の
光学配置変化に相当する。εずれた時、光検出器の受光
面上に集光された2つのスポットのうち、物理光学素子
16a、16bの組み合わせで形成されるスポットの位
置は S1={1−L/(fmpl−g)}・ε ‥‥(1) だけ移動し、物理光学素子17a、17bの組み合わせ
で形成されるスポットの位置は S2={1−L/(fmnl−g)}・ε ‥‥(2) だけ移動する。ここで fmpl=230μm、fmnl=−230μm、g=
30μm、L=20mm とすると、 S1=ー99ε、S2=77.9ε となり、マスク8とウエハ9の相対位置ずれ量εに対
し、光検出器22の受光面では2つのスポット間隔変化
が176.9倍に拡大されて現われる。したがって該ス
ポット間隔の変化を検出すればマスク8とウエハ9の相
対位置ずれ量εを精度よく知ることができる。ここで光
検出器上に集光するためのウエハ側ゾーンプレートの焦
点距離fwnl、fwplは結像方程式から以下の式で
決定される。
【0029】 1/L=1/(fmpl−g)+1/fwnl ‥‥(3) 1/L=1/(fmnl−g)+1/fwnl ‥‥(4) 本実施例では(3)、(4)式から fwnl=−202μm、fwpl=256.7μm である。
【0030】図3は本実施例で用いたマスク内のパター
ン配置図である。図3(A)は1st露光用のマスク
で、マスクのメンブレン上にはICパターン21、マス
クアライメントマーク20、X方向ずれ測定用ウエハ側
アライメントマーク19x、Y方向ずれ測定用ウエハ側
アライメントマーク19y、及び露光光不透過部22が
配置されている。図3(B)は1st露光用マスクで露
光されたウエハに対して重ね合せる2nd露光用のマス
クを示す。マスクのメンブレン上にはICパターン2
3、マスクアライメントマーク20、X方向ずれ測定用
ウエハ側アライメントマーク18x、Y方向ずれ測定用
ウエハ側アライメントマーク18y、及び露光光不透過
部22が配置されている。
【0031】マスクアライメントマーク20はマスクと
ウエハステージの原点のオフセット量及びウエハステー
ジの走りに対してマスクの回転量を合わせるために用い
る。X方向ずれ検出マークでは図3(A)のウエハー側
xマーク19xの座標を(X1,Y1)とすると、図3
(B)のマスク側xマーク18xは画角外側の座標(X
1−Xb,Y1+Yb)に配置されている。同様にY方
向ずれ検出マークでは図3(A)のウエハー側yマーク
19yの座標を(X2,Y2)とすると、図3(B)の
マスク側yマーク18yは画角外側の座標(X2−X
b,Y2+Yb)に配置されている。なおXb、Ybは Xb,Yb>0 であり、例えば数値例としては Xb=Yb=200μm といった値に設定される。なお、図3中のBuBu’、
BdBd’、BlBl‘、BrBr’のラインはアパチ
ャーブレード7のエッジのマスク面上での像の位置を示
す。
【0032】図4は図3のマスクを使用してのアライメ
ント及び露光動作の説明図である。図4(A)はアライ
メント時、所定のショットのX方向ずれを計測している
様子の断面をX方向から見た図である。ウエハ9上には
図3(A)の1st用マスクを用いて作成された回路パ
ターン21及びアライメントマーク19xが所定の間隔
で配置され、ウエハ上は不図示のレジストで覆われてい
る。
【0033】位置ずれ(アライメント)計測はウエハ9
をマスク8に対向させた状態でアライメント検出系6に
より行なわれる。アライメント計測時のマスク8とウエ
ハ9の関係はマスク側アライメントマーク18xとウエ
ハ側アライメントマーク19xが設計上重なる位置とな
っている。この位置はマスクとウエハ上のICパターン
21、23が重なる状態からマスク上でシフト量(−X
b,Yb)分オフセットを与えられた位置で、この位置
にウエハステージが送られる。本実施例では Xb=Yb=200μm とオフセットの絶対値を等しくしたため、アライメント
マーク18x、19xが重なった時、Y方向のずれを検
出するアライメントマーク18y、19yも同時に重な
っている。従ってXのアライメント検出系6と同様に設
けられている不図示のYのアライメント検出系により、
X方向とY方向のずれを同時に観察することができる。
この様な配置はスループット上最も有利である。しかし
ながら、マーク配置上の制約からX方向マークとY方向
マークに関してオフセットの異なる配置となっても、そ
れぞれのマーク計測毎にウエハステージを駆動して位置
ずれを計測すればよい。与えるオフセット量は一般には
100から1000μmと小さな値で充分なため、ウエ
ハステージの干渉計の倍率変動が1ppm程度あっても
その影響は1nm以下で、問題となる量ではない。
【0034】また図中7はアライメント検出系とマスク
の間に設けられたアパチャーブレードで、露光光を吸収
し、アライメント光を透過するものである。
【0035】この様なオフセットを与えた位置関係でグ
ローバルアライメントの場合は決められたサンプルショ
ットに対して、ダイバイダイアライメントの場合は各シ
ョット毎に、露光前の位置ずれ計測が行なわれる。この
時の位置ずれ計測値を(xm,ym)とする。
【0036】露光の様子を図4(B)に示す。図4
(A)で位置ずれが計測された後、位置ずれ計測値(x
m,ym)を補正する方向にウエハステージを駆動した
後、露光が行なわれる。この時はアライメント計測時に
与えたオフセット(−Xb,Yb)は反映されない。
【0037】図4(B)はまたアパチャーブレード7に
より露光エリアを規定する状況も示している。露光に用
いられるSR光は理想的な点光源ではなく所定の大きさ
を有しており、その結果図4(B)に示す様にアパチャ
ーブレード7の影がシャープな像にならずにウエハ上で
例えば10μm程度の半影ボケを生じる。この様な場合
でも図4(B)に示す様にブレード上の半影ボケのエリ
アがマスクの吸収体領域22に入るようにアパチャーブ
レード7の位置を決めてやれば、ウエハ上で7の半影ボ
ケの影響を防ぐことができる。
【0038】今回使用したマスク側アライメントマーク
18x、18y及びマスクアライメントマーク20はア
パチャーブレード7により露光光が当たらない位置に設
定される。このため18x、18y及び20はウエハ側
に転写されず、ウエハ側アライメントマーク19x、1
9yに影響を与えない。ブレード7の位置は図4(B)
より、第1のパターン中心からブレード先端までの距離
をYa、ブレードからマスク面までの距離をL、露光光
のブレード先端での発散角をθ、ブレードのマスク面上
での半影ボケ量をYcとしたとき、 X1+Ym/2+Yc/2−Ltan(θ)<Ya<X2−Ym/2−Yc/ 2−Ltan(θ) ‥‥(5) の範囲になるようにブレードを設定している。ここでX
mとYmはそれぞれX及びYのアライメントマークの画
角法線方向の幅を示す。図4(B)にはアライメントマ
ーク18xが画角の法線方向に持っている幅Ymが図示
されている。このようなアパチャーブレードの設定はX
1、X2、Ymの値を設定すれば自動で設定できるよう
にしてもよい。
【0039】本実施例では図4(A)に示すようにマス
ク側アライメントマーク18xからマスク8上のICパ
ターン23までの距離がアライメントビームスポット径
に比べて長いため、マスク8上のICパターン23から
の散乱ノイズの影響を受けにくい。更に露光光吸収エリ
ア22の効果でウエハ9上のICパターン21にはアラ
イメントビームが照射されないため21からの散乱ノイ
ズの影響も受けにくいという特別の効果がある。
【0040】図5は本発明の実施例2で、本発明をX線
プロキシミティ露光装置のマスクとウエハの相対位置合
わせ装置に応用した光学系概略図である。2周波数レー
ザー41から発せられたp偏光の周波数f1の光は、偏
光ビームスプリッタ42を透過してミラー45で偏向さ
れ、アパチャーブレード7を透過してアライメントマー
クであるY方向に格子の配列した回折格子状のマスク上
のアライメントマーク58x及びウエハ上のアライメン
トマーク59xに入射する。
【0041】一方、2周波数レーザー41から発せられ
たs偏光の周波数f2の光は、偏光ビームスプリッタ4
2で反射してミラー46で偏向され、アパチャーブレー
ド7を透過して同じくマスク上のアライメントマーク5
8x及びウエハ上のアライメントマーク59xに入射す
る。
【0042】マスク8上のアライメントマーク58xと
ウエハ9上のアライメントマーク59xは図6(B)に
示す様にYd離れており、59x上部のマスクには図7
に示す様にアライメント透過部が設けられている。周波
数f1と周波数f2の光はXZ平面内を進み、回折格子
状のアライメントマーク58x、59xで回折した周波
数f1の光の+1次回折光と、周波数f2の光の−1次
回折光は垂直方向(Z方向)に進むようにミラー45、
46の角度及び回折格子のピッチが設計してある。回折
格子58x、59xからの回折光はミラー47で偏向
し、偏光板48で偏向方向が揃えられた後、エッジミラ
ー49により回折格子58xと59xからの回折光が分
離される。エッジミラー49で反射されない回折格子5
9xからの回折光は直進して光検出器51で受光され、
回折格子58xからの回折光はエッジミラー49で反射
されて光検出器50で受光される。
【0043】光検出器50で検出される電気信号の強度
変化I1は以下の式で表わされる。
【0044】 I1=A+B*cos{2π(f1−f2)t+4πxm/p)}…(6) ここでAは定数でDC成分、Bは定数でAC成分の振幅
を表わす。tは時間、pは回折格子58xのピッチ、x
mは回折格子58xのX方向のずれ量を示す。
【0045】一方、光検出器51で検出される電気信号
の強度変化I2は以下の式で表わされる。
【0046】 I2=A’+B’*cos{2π(f1−f2)t+4πxw/p)} ‥‥(7) ここでA’は定数でDC成分、B’は定数でAC成分の
振幅を表わす。tは時間、pは回折格子59xのピッ
チ、xwは回折格子59xのX方向のずれ量を示す。
【0047】光検出器50と51で検出される信号は周
波数(f1−f2)のビート信号となり、電気信号I1
とI2の位相差φは次の式で表わされる。
【0048】 φ=4π(xm−xw)/p ‥‥(8) (8)式より位相差φを測定すれば回折格子58xと回
折格子59xのX方向の相対的なずれ(xm−xw)、
即ちマスク8に対するウエハ9のX方向の位置ずれを算
出することができる。
【0049】本実施例では検出系はユニット化されてい
る。またアライメント検出系とマスクの間に設けられた
アパチャーブレード7は露光光のX線を吸収し、ウエハ
上に露光光が照射されないようにしている。
【0050】図5にはX軸方向の位置ずれを検出するア
ライメントマーク58x、59xとそれに対応する光ピ
ックアップ6の構成概略図のみを示しているが、Y軸方
向の位置ずれ検出には露光画角の他の一辺に接するよう
にアライメントマーク58y、59yと対応する光ピッ
クアップ(不図示)が90°回転されて配置されてい
る。2つの位置ずれ検出信号をもとにX、Y方向のシフ
ト成分及びチップローテーションが演算器28により処
理される。28は処理した相対位置ずれ量に応じてマス
ク保持器31、ウエハステージ32の移動量を決定して
駆動信号をアクチュエータ29、30に送る。またアパ
チャーブレード7は露光画角の4辺にそれぞれ装備さ
れ、不図示のドライバーにより画角に応じて位置決めさ
れる。
【0051】図6は本実施例で用いたマスク内のパター
ン配置図を示している。図6(A)は1st露光用のマ
スクで、マスクのメンブレン上にはICパターン21、
マスクアライメントマーク20、X方向ずれ測定用ウエ
ハ側アライメントマーク59x、Y方向ずれ測定用ウエ
ハ側アライメントマーク59y、及び露光光不透過部2
2が配置されている。図6(B)は1st露光用マスク
で露光されたウエハに対して重ね合せる2nd露光用の
マスクを示す。マスクのメンブレン上にはICパターン
23、マスクアライメントマーク20、X方向ずれ測定
用ウエハ側アライメントマーク58x、Y方向ずれ測定
用ウエハ側アライメントマーク58y、次レイヤーで使
用するウエハ側アライメントマーク59x’、59
y’、及び露光光不透過部22が配置されている。
【0052】マスクアライメントマーク20はマスクと
ウエハステージの原点のオフセット量及びウエハステー
ジの走りに対してマスクの回転量を合わせるために用い
る。X方向ずれ検出マークに関しては図6(A)のウエ
ハー側Xマーク59xの座標を(X1,Y1)とする
と、図6(B)のマスク側Xマーク58xは画角外側の
座標(X1−Xb,Y1+Yb+d)に配置されてい
る。同様にY方向ずれ検出マークは図6(A)のウエハ
ー側Yマーク59yの座標を(X2,Y2)とすると、
図6(B)のマスク側Yマーク58yは画角外側の座標
(X2−Xd−d,Y2+Yd)に配置されている。な
おここでは回折格子の大きさを100x200μm2
□、 Xb=Yd=50μm、Xd=Yb=1500μm とした。なお、図6中のBuBu’、BdBd’、Bl
Bl’、BrBr’のラインはアパチャーブレード7の
エッジのマスク面上に投影された位置を示す。
【0053】図7、8は図6のマスクを使用してのアラ
イメント及び露光動作の説明図である。図7(A)はア
ライメント時所定のショットのx方向ずれを計測してい
る様子の断面をX方向から見た図である。ウエハ9上に
は図6(A)の1st用マスクを用いて作成された回路
パターン21及びアライメントマーク59xが所定の間
隔で配置され、ウエハ上は不図示のレジストで覆われて
いる。
【0054】このウエハ9をマスク8に対向させた状態
でアライメント検出系44により位置ずれを計測する。
X方向のアライメント計測時のマスク8とウエハ9の関
係はマスク側アライメントマーク58xとウエハ側アラ
イメントマーク59xがY方向に所定の間隔dになる位
置に設定される。この位置は図8(A)に示す様にマス
クとウエハ上のICパターン21、23が重なる状態か
らマスク上でシフト量(−Xb,Yb)分オフセットを
与えられた位置で、X計測ではこの位置にウエハステー
ジが送られる。
【0055】同様にY方向のアライメント計測時のマス
ク8とウエハ9の関係はマスク側アライメントマーク5
8yとウエハ側アライメントマーク59yがX方向に所
定の間隔dになる位置に設定される。この位置は図8
(B)に示す様にマスクとウエハ上のICパターン2
1、23が重なる状態からマスク上でシフト量(−X
d,Yd)分オフセットを与えられた位置で、Y計測で
はこの位置にウエハステージが送られる。
【0056】また図中7はアライメント検出系とマスク
の間に設けられたアパチャーブレードで、露光光を吸収
し、アライメント光を透過する。
【0057】この様なオフセットを与えた位置関係でグ
ローバルアライメントの場合は決められたサンプルショ
ットに対して、ダイバイダイアライメントの場合は各シ
ョット毎に、露光前の位置ずれ計測が行なわれる。この
時の位置ずれ計測値を(xm,ym)とする。
【0058】露光の様子は図7(B)及び図8(C)に
示されている。図7(A)で位置ずれが計測された後、
位置ずれ計測値(xm,ym)を補正する方向にウエハ
ステージを駆動した後、露光が行なわれる。この時はア
ライメント時に与えたオフセット(−Xb,Yb)、
(−Xd,Yd)は反映されない。
【0059】図7(B)はまたアパチャーブレード7に
より露光エリアを規定する状況も示している。露光に用
いられるSR光は理想的な点光源ではなく所定の大きさ
を有しており、その結果図7(B)に示す様にアパチャ
ーブレード7の影がシャープな像にならず、ウエハ上で
例えば10μm程度の半影ボケを生じる。Y方向につい
ての半影ボケのエリアの設定は、図7(B)に示す様
に、次レイヤ用ウエハ側アライメントマーク59x’と
マスク側アライメントマーク58xの間の吸収体領域2
2に入るようにアパチャーブレード7の位置を決めれ
ば、ウエハ上での半影ボケを防ぐことができる。X方向
のアパチャーブレードの設定についても同様である。
【0060】今回使用したマスク側アライメントマーク
58x、58yにはアパチャーブレード7により露光光
が照射されないためウエハ9側に転写されず、ウエハ側
アライメントマーク59x、59yに影響を与えない。
図7(B)では59x’の上に59xがあるように見え
るが、該2つのマークは紙面垂直方向にずれているため
重なりあうことはない。また、次レイヤで使用するウエ
ハ側アライメントマーク59x’、59y’には均一な
露光光が照射されるため、マークは所望の精度でウエハ
側に転写される。
【0061】本実施例ではIC回路周辺に配置したX方
向及びY方向それぞれのアライメントマークによるX、
Y方向のずれの計測を、露光エリア外に固定して配置し
たアライメント光学系で行なうことができる。また該ア
ライメント光学系は露光光のエリアと空間的に干渉しな
い位置に配置されているため、マーク計測毎にウエハス
テージを駆動して位置ずれを計測すれば、アライメント
光学系を移動させるステージが省略でき、装置の簡易
化、コストダウンに寄与できる。
【0062】更に画角の1辺に投光光学系を置き、斜め
に光を照射して対向する位置に受光光学系を配置してい
た従来例に比べ、アライメント検出系が簡素化してマス
ク周りの占有面積を減少できる効果がある。
【0063】図9は本発明の実施例3で、本発明をX線
プロキシミティ露光装置のマスクとウエハの相対位置合
わせに応用した時の光学系概略図である。前述の実施例
ではマスク上のアライメントマークとウエハ上のアライ
メントマークの相対ずれを直接測定して位置合わせする
方法を示したが、本実施例は装置の基準にマスクを合わ
せ、その後、該装置基準に対しウエハを合わせるウエハ
アライメント法の実施例である。この場合、マスクは予
め公知の手段で前記装置の基準に対して位置決めされて
いる。
【0064】図9においてアライメント検出系64内の
光源61からの光は照明光学系内で整形された後、ハー
フミラー63、ミラー65で折り返される。続いてアラ
イメント検出系とマスクの間に設けられたアパチャーブ
レード7、マスク8上の開口部68xを透過した光はウ
エハ9上のアライメントマーク69xに照射される。6
8xは予め装置に対して固定された観察位置で、アライ
メントマーク69xを観察するためにあけられた開口部
である。マスクは既に装置に対して位置合わせされてお
り、該位置合わせされたマスク上にあけられた開口部6
8xの位置は露光装置のアライメント検出部の観察位置
が既知であるため予め決定しておくことができる。開口
部68xを通して照射されたアライメントマーク69x
はレンズ67から70で構成された結像光学系により、
1次元ラインセンサー71上に結像される。
【0065】図11はラインセンサー71の出力でピー
ク位置P1とP2の平均位置の変位量を結像光学系の倍
率で割ることにより、ウエハ9の位置ずれが検出され
る。図10は図9(A)のA部をZ方向から拡大して見
た図である。マスク8上のメンブレン周辺にはアライメ
ント光及び露光光を通さない非透過部22があり、その
一部に開口部68xが開いている。図10の様にウエハ
側マーク69x’はウエハ上に転写されるy=ywの位
置にに配置され、マスク開口部68xはウエハ上に転写
されないy=yw+ybの位置に配置されている。この
様なマーク配置を取ると、X方向のずれに関しては設計
上回路パターン21と23が重なる位置からウエハステ
ージをY方向にybだけシフトさせてウエハのX方向の
ずれxmを測定し、Y方向のずれに関しては21と23
が重なる位置からウエハステージをx方向にxbだけシ
フトさせてウエハのy方向のずれymを測定すれば、ウ
エハ9の装置へのアライメントを行なうことができる。
【0066】図9(B)は露光時の位置関係を示すもの
で、(xm,ym)の値を反映してウエハをマスクに位
置合わせしたものである。本実施例でもアライメント検
出系64は露光画角内を照明する露光光を遮らない位置
に配置されているため、検出系を駆動するステージを不
要にできる。
【0067】実施例3ではマスクメンブレン領域に開口
部を設ける方法を示したが、図12に示す実施例4では
マスクフレーム81上にアライメント開口部80x、8
0yを設けるとともに、マスクがセットされているマス
クチャックにも同じ位置に開口部を設け、該位置を観察
するようアライメント検出系を固定している。この場
合、露光装置の基準位置はマスクチャックの開口部に相
当する位置になる。図12の配置でウエハ側アライメン
トマークが該開口部に位置するようにウエハステージに
所定のオフセットを与えて計測し、アライメントを行な
ってもよい。本実施例でもアライメント検出系64は露
光画角内を照明する露光光を遮らない位置に配置されて
いるため、検出系を駆動するステージを不要にできる。
【0068】以上の実施例で説明した様にアライメント
検出系を露光光を遮らない位置に固定することにより、
アライメント検出系のシステム構成は大幅に簡素化され
る。更に、本発明ではウエハ側アライメントマーク上、
あるいはその近傍にマスク側アライメントマークを転写
しないので、ウエハ側アライメントマーク更新の回数を
減らすことができる。またマスクから離れた位置にアラ
イメント系を配置する、いわゆるオフアクシスアライメ
ント系を用いる場合に比べ、アライメント位置と露光位
置との差であるベースライン長を短くすることができる
ため、ウエハーステージ系のドリフトの影響を小さくで
き、アライメント精度の向上につなげることができる。
【0069】本発明ではマスクを通してアライメント検
出を行なうとともに、検出時ウエハを露光位置とは異な
る位置に駆動することが特徴となっており、露光時には
アライメント検出位置からウエハを駆動する必要があ
る。したがって、D/Dのシーケンスは可能ではある
が、ウエハ駆動精度の影響を受けるためD/D本来のメ
リットを活かすことができない。本発明は初めからウエ
ハを駆動するステージ精度を利用したグローバルアライ
メントに適した方法といえる。
【0070】また本発明の実施例では説明を簡単にする
ため一方向のアライメント手順しか説明しなかったもの
があるが、実際は2次元的な位置合わせが必要なので図
8に示されるようにX及びY計測が常に行なわれている
ことは言うまでもない。このX及びY計測はアライメン
トマークの配置によって同時に行なえる場合も、各方向
別々に行なわれることもある。
【0071】本発明は前述までのアライメント方式に限
定されるものではなく、例えば本出願人になる特願平9
−159234号公報に示されているような画像処理方
法にも同様に適用することが可能である。
【0072】本発明のこれまでの実施例ではアライメン
ト検出系とマスクの間に設けられたアパチャーブレード
の分光透過率を露光光は透過せず、アライメント光は透
過するものについて取り上げた。しかしながら、本発明
におけるアパチャーブレードは別の実施形態をとること
もできる。
【0073】アパチャーブレードの別の実施形態の一例
として、アパチャーブレードの一部に穴をあけ、該穴部
分を透過してマスクとウエハのアライメントを行なう例
をあげることができる。この場合、露光範囲の変化に対
応してアパチャーブレードが動く分、穴の大きさが大き
くなる。
【0074】即ち、アパチャーブレードは露光範囲が変
わると、その変更に対応して設定位置を移動させる必要
がある。この時、アライメントの検出位置は前述の様に
マスクに対し固定された一定位置なので、アパチャーブ
レードの端とマスクのアライメント位置までの距離がア
パチャーブレードを移動する分だけ変化する。該変化分
だけアパチャーブレードの穴の大きさを大きくしておけ
ば、露光範囲の変化に対応してアライメント検出を行な
うことができる。
【0075】迷光等で、露光時にこのアパチャーブレー
ドの穴からウエハを露光してしまう場合には、今まで述
べてきたアパチャーブレード(第1のアパチャーブレー
ド)7とは別に駆動される第2のアパチャーブレード7
−2を構成してもよい。アパチャーブレード7−2はア
ライメント時はアパチャーブレード7の穴をアライメン
ト光が透過できる位置に、露光時にはアパチャーブレー
ド7の穴に対する迷光等を遮光できる位置に駆動可能な
ものである。該アパチャーブレード7−2はX、Y方向
別々に構成してもよいし、マスク上のX、Yのアライメ
ントマークを1つのアパチャーブレードで覆うことがで
きるなら、1つだけの構成とすることも可能である。
【0076】アパチャーブレード7−2の駆動は、7−
2の大きさを第1のアパチャーブレード7の穴の大きさ
より適宜大きくすることにより、高精度に制御する必要
をなくすことができる。高精度制御の必要がなくなる
と、高速駆動が可能となり、トータルのスループット低
下を起こさない装置構成を行なうことができる。
【0077】続いて、本発明の実施形態4について説明
する。本実施形態はX線プロキシミティ露光装置のマス
クとウエハの相対位置合わせ装置に応用したものであ
り、装置の構成は、基本的に実施形態(図1)と同じで
ある。実施形態1では、ウエハ上でのショット間の分離
は、マスク上の周辺領域の吸収体で行う例を示したが、
吸収体はX線を全て吸収できず、10%以上の透過率で
ウエハ上に届く場合がある。このとき、ショットの隣接
する領域では、吸収体を透過した光で多重露光されて、
ショット間の分離が不十分になる。従って、マスクの吸
収体に頼らず、露光装置のアパーチャーブレードでX線
を遮光して、ショット間の分離を行う必要がある。
【0078】本実施形態は、1ショット内に複数の回路
パターンを設けたマスクを用い、その回路パターンの間
のスクライブラインのみにアライメントマークを配置
し、各ショット間のスクライブラインにはアライメント
マークを配置していないようにすることで、アパーチャ
ーブレードでショット間の分離を行う場合に、スクライ
ブラインを細くしようとするものである。
【0079】本実施形態で使用するマスクは、図13の
(A),(B)で示すように、有効露光画角内に複数の
IC回路パターン(91,92,93,94と95,9
6,97,98)が配置されている。このマスクを用い
て、1回の露光により複数のIC回路パターンを転写し
て、スループットを向上させている。
【0080】図13の(A)に示すように、有効露光画
角内の複数のIC回路パターン(91,92,93,9
4)の間のスクライブラインにアライメントマーク19
x,19yが配置されている。
【0081】図13(A)に示すマスクを用いて実施形
態1で述べたようにマスクアライメントマーク20を用
いて本マスクをアライメントして、図14のようにウエ
ハ上に転写する。次の半導体リソグラフィ工程で、同様
に図13(B)に示すマスク8をマスクアライメントマ
ーク20を用いてアライメントを行う。マスク8には図
13(B)のように、有効露光画角の外側にマスク側の
アライメントマーク18x,19xが配置されている。
【0082】次に、図14で示されるショットレイアウ
トのウエハを本露光装置上に搭載して、今まで説明して
きたように、ウエハ9をアライメントする場合は、この
ウエハ9をマスク8に対向させた状態でアライメント検
出系6により位置ずれを計測する。この時、マスク側ア
ライメントマーク18xとウエハ側アライメントマーク
19xが設計上重なる位置、即ち図3に示すマスク上の
シフト量(−Xb、Yb)分オフセットを与えて、ウエ
ハステージを送るようにしている。
【0083】次に、露光の様子を図15を用いて説明す
る。前述のように、位置ずれを計測した後、位置ずれ量
計測値(xm、ym)を補正する方向にウエハステージ
を駆動した後露光を行う。この時は、アライメント時に
与えたオフセット(−Xb、Yb)は与えない。
【0084】図15は、図14の90の領域のスクライ
ブライン(ショットとショットの間のスクライブライ
ン)が露光されるときの摸式図である。第nショット目
を露光する場合、右側のアパーチャーブレード7Rによ
り露光光は、遮られ、隣のn+1ショット目を露光しな
いようにしている。
【0085】次にn+1ショット目の露光時には、左側
のアパーチャーブレード7Lで露光光は、遮られ、隣の
nショット目を露光しないようにしている。同様に上下
の隣接するショットは上側のアパーチャーブレードと下
側のアパーチャーブレードで二重に露光される領域が無
いようにしている。アパーチャーブレード7は、図15
(C)で示すように、スクライブライン上でのアパーチ
ャーブレードの半影ボケが重ならないように位置決めさ
れる。
【0086】ショットの隣接するスクライブラインにア
ライメントマークを露光する必要がないので、アパーチ
ャーブレードの半影ボケ量(×2)にアパーチャーブレ
ードのセッティング誤差を合計したものが最小のスクラ
イブライン幅になる。
【0087】このように、本実施形態の露光方法、露光
装置を用いれば、露光装置のアパーチャーブレードでX
線を遮光して、ショット間の分離する場合に、ウエハ上
のスクライブライン幅を狭くでき、ウエハの有効に利用
することができる。
【0088】本実施形態は、実施形態1のアライメント
方式に限らず、第2,第3で示したアライメント方式で
も同様の効果がある。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではマスク
側アライメントマークを露光対象となる画面の外側にオ
フセットをもたせて配置し、該配置に応じたアライメン
ト検出系の配置と装置本体のシーケンス制御、及びアパ
チャーブレードの設定を行なうことにより、マスク側の
アライメントマークが転写されないため、不必要にウエ
ハ側アライメントマークを更新する必要がなくなり、更
新の回数を減らすことが可能となった。アパチャーブレ
ードの設定はアライメントマークの配置と装置の定数に
よって決定される。このため半導体プロセスの都合に従
い、所望の時点でウエハ側アライメントマークの更新を
行なうことができる。
【0090】またマスク側アライメントマークを露光対
象となる画面の外側にオフセットを持たせた配置はプロ
キシミティ露光装置において露光光を遮断しない位置に
アライメント検出系を配置することを可能とした。この
ため、マスク上の決められた決められた位置、即ち露光
装置上の固定位置にアライメントマークを配置し、該固
定位置をアライメント検出系で常に観察するようにすれ
ば、露光時にアライメント検出系を動かす必要をなくす
ことができる。したがって、露光装置側にアライメント
検出系の駆動機構が必要なくなり、装置の簡略化を図る
ことができる。なお、この時にウエハは該固定位置での
観察を可能とするようステージ駆動量が決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の半導体露光装置の位置
合わせ装置を示す図
【図2】 位置ずれ検出の原理説明図
【図3】 実施形態1のマスク上のパターン配置図
【図4】 実施形態1のアライメント時と露光時の装置
の状態を示す図
【図5】 本発明の実施形態2の半導体露光装置の位置
合わせ装置を示す図
【図6】 実施形態2のマスク上のパターン配置図
【図7】 実施形態2のアライメント時と露光時の装置
の状態を示す図
【図8】 実施形態2のX、Y計測時と露光時の装置の
状態を示す図
【図9】 本発明の実施形態3の半導体露光装置の位置
合わせ装置を示す図
【図10】 実施形態3のマスク上のパターン配置詳細
【図11】 実施形態3での信号出力を示す図
【図12】 本発明の実施形態3のマスク及びマスクフ
レーム構造
【図13】 本実施形態4のマスク上パターン配置図
【図14】 本実施形態4のウエハ上パターン配置図
【図15】 実施形態4の露光方法を示す図
【図16】 従来のアライメント検出方法を示す図
【図17】 従来の課題を示す図
【符号の説明】
1 LD 2 コリメータレンズ 3 投光レンズ 4 ステージ 5 ミラー 6 アライメント検出系用ピックアップ 7 アパチャーブレード 8 マスク 9 ウエハ 14 受光レンズ 15 ラインセンサー 16a、16b 透過型グレーティングレンズ 17a、17b 反射型グレーティングレンズ 18x、18y マスク側アライメントマーク 19x、19y ウエハ側アライメントマーク 20 マスクアライメントマーク 21、23 回路パターン 22 非透過部 28 演算器 29、30 アクチュエータ 31 マスク保持器 32 ウエハステージ 41 2周波ゼーマンレーザー 42 偏光ビームスプリッタ 43、45、46、47 ミラー 48 偏光板 49 エッジミラー 50、51 光検出器 58x、58y、59x、59y アライメントマー
ク 61 アライメント検出系光源 62 照明光学系 63 ハーフミラー 64 アライメント検出系 65 ミラー 67、70 レンズ 68x、68y マスク上開口部 69x、69y ウエハ側アライメントマーク 71 1次元ラインセンサ 80x、80y アライメント用開口部 81 マスクフレーム

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のパターンとその周辺に配置される
    第1のアライメントマークを形成し、ウエハと第2のパ
    ターンとその周辺に露光光透過部の存在する第2のアラ
    イメントマークを形成したマスクを用いて、該第1のア
    ライメントマークと該第2のアライメントマークの位置
    ずれ量を検出して、位置合わせをして、該第1のパター
    ン上に該第2のパターンを露光転写する露光装置であっ
    て、該マスクが位置ずれ計測時の第1のアライメントマ
    ーク(画角法線方向の幅Ym)からの第2のアライメン
    トマーク(画角法線方向の幅Ym)までの画角法線方向
    の距離をYp(画角外側を正)とし、ウエハ上の第1の
    パターンの中心から第1のアライメントマーク中心まで
    の画角法線方向の距離をX1(画角外側を正)としたと
    きに、マスク上の第2のパターン中心からの第2のアラ
    イメントマーク中心までの画角法線方向の距離X2(画
    角外側を正)がX2=X1+Yp+Yb(Yb>0)に
    なるように、第2のパターンと第2のアライメントマー
    クが配置されており、少なくとも、露光光源と、照明系
    と、アライメント検出系と、マスクステージと、ウエハ
    ステージと、露光画角を規定するアパーチャーブレード
    とから構成され、第1のパターン中心からアパーチャー
    ブレード先端までの距離Yaが、アパーチャーブレード
    からマスク面までの距離をL、露光光のアパーチャーブ
    レード先端での発散角をθ、アパーチャーブレードのマ
    スク面上での半影ボケ量をYcとしたとき X1+Ym/2+Yc/2−Ltan(θ)<Ya<X
    2−Ym/2−Yc/2−Ltan(θ) の範囲になるように該アパーチャーブレードを設定し、
    該アライメント検出系によって位置合わせ状態を検出す
    る位置と、露光を行うときの前記マスクとウエハの相対
    関係が所定量オフセット(Yb)を持っていることを特
    徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のアライメントマーク
    を観察するアライメント検出系がX及びY方向に対して
    それぞれ設けられ、前記第1及び第2のアライメントマ
    ークのうちのX方向検出マークと、前記第1及び第2の
    アライメントマークのY方向検出マークをそれぞれ観察
    することを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 【請求項3】 前記アライメント検出系がアライメント
    検出時と露光時に露光光を遮らない同一位置に固定配置
    されていることを特徴とする請求項2記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 前記露光装置が前記マスクと前記アライ
    メント検出系の間に可動のアパーチャーブレードを備え
    ていることを特徴とする請求項2記載の露光装置。
  5. 【請求項5】 前記アパーチャーブレードが前記第2の
    パターンの周囲に配されている遮光部の位置に設定可能
    であることを特徴とする請求項5記載の露光装置。
  6. 【請求項6】 該アパーチャーブレードが露光光を遮断
    し、アライメント光を通過することを特徴とする請求項
    2記載の露光装置。
  7. 【請求項7】 該アパーチャーブレードがアライメント
    光を通過させる穴を備えていることを特徴とする請求項
    6記載の露光装置。
  8. 【請求項8】 該アパーチャーブレードの穴を遮光する
    第2のアパチャーブレードを備えていることを特徴とす
    る請求項6記載の露光装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれか1項の露光装
    置において露光光源がX線であることを特徴とする露光
    装置。
  10. 【請求項10】 転写されるべきパターンの周囲に遮光
    部が設けられ、該転写されるべきパターンから画面法線
    方向に離れた位置にアライメントマークが配されている
    ことを特徴とするマスク。
  11. 【請求項11】 転写されるべきパターンの周囲に遮光
    部が設けられ、該転写されるべきパターンから画面法線
    方向に離れた位置に開口部が配されていることを特徴と
    するマスク。
  12. 【請求項12】 マスクアライメント検出系により装置
    に対するマスクの位置ずれを検出し、装置に対してマス
    クを位置決めし、第1のパターンとその周辺に配置され
    るアライメントマークを形成したウエハを、ウエハアラ
    イメント検出系で、該アライメントマークを検出して前
    記装置に対して位置決めして、該第1のパターン上に該
    マスク上の第2のパターンを露光転写する露光装置であ
    って、該マスクが、アライメント光透過部(画角法線方
    向の幅Ym)を有し、ウエハ上の第1のパターンの中心
    から該アライメントマーク中心までの画角法線方向の距
    離をX1(画角外側を正)としたときに、マスク上の第
    2のパターン中心から該アライメント光透過部中心まで
    の画角法線方向の距離X2(画角外側を正)がX2=X
    1+Yb(Yb>0)になるように、第2のパターンと
    アライメント光透過部が配置されており、少なくとも、
    露光光源と、照明系と、マスクアライメント検出系と、
    該アライメント光透過部を通して、該ウエハ上のアライ
    メントマークの位置ずれを検出するウエハアライメント
    検出系と、マスクステージと、ウエハステージと、露光
    画角を規定するアパーチャーブレードとから構成され、
    第1のパターン中心からアパーチャーブレード先端まで
    の距離Yaが、アパーチャーブレードからマスク面まで
    の距離をL、露光光のアパーチャーブレード先端での発
    散角をθ、アパーチャーブレードのマスク面上での半影
    ボケ量をYcとしたとき、 X1+Ym/2+Yc/2−Ltan(θ)<Ya<X
    2−Ym/2−Yc/2−Ltan(θ) の範囲になるように該アパーチャーブレードを設定し、
    該ウエハアライメント検出系によって位置合わせ状態を
    検出する位置と、露光を行うときの前記マスクとウエハ
    の相対関係が所定量オフセット(Yb)を持っているこ
    とを特徴とする露光装置。
  13. 【請求項13】 前記アライメントマークを前記アライ
    メント光透過部を通して観察するウエハアライメント検
    出系がX及びY方向に対して設けられ、前記アライメン
    トマークのうちのX方向検出マークと、前記アライメン
    トマークのY方向検出マークをそれぞれ観察することを
    特徴とする請求項12記載の露光装置。
  14. 【請求項14】 前記ウエハアライメント検出系がアラ
    イメント時と露光時に露光光を遮らない同一位置に固定
    配置されていることを特徴とする請求項13記載の露光
    装置。
  15. 【請求項15】 前記アライメント光透過部が前記マス
    クを固定するマスクチャック上に設けられていることを
    特徴とする請求項12記載の露光装置。
  16. 【請求項16】 請求項12から15のいずれか1項の
    露光装置において露光光源がX線であることを特徴とす
    る露光装置。
  17. 【請求項17】 第1のパターンとその周辺に配置され
    る第1のアライメントマークを形成し、ウエハと第2の
    パターンとその周辺に露光光透過部の存在する第2のア
    ライメントマークを形成したマスクを用いて、該第1の
    アライメントマークと該第2のアライメントマークの位
    置ずれ量を検出して、位置合わせをして、該第1のパタ
    ーン上に該第2のパターンを露光転写する露光方法であ
    って、該マスクが位置ずれ計測時の第1のアライメント
    マーク(画角法線方向の幅Ym)からの第2のアライメ
    ントマーク(画角法線方向の幅Ym)までの画角法線方
    向の距離をYp(画角外側を正)とし、ウエハ上の第1
    のパターンの中心から第1のアライメントマーク中心ま
    での画角法線方向の距離をX1(画角外側を正)とした
    ときに、マスク上の第2のパターン中心からの第2のア
    ライメントマーク中心までの画角法線方向の距離X2
    (画角外側を正)がX2=X1+Yp+Yb(Yb>
    0)になるように、第2のパターンと第2のアライメン
    トマークが配置されており、少なくとも、露光光源と、
    照明系と、アライメント検出系と、マスクステージと、
    ウエハステージと、露光画角を規定するアパーチャーブ
    レードとから構成され、第1のパターン中心からアパー
    チャーブレード先端までの距離Yaが、アパーチャーブ
    レードからマスク面までの距離をL、露光光のアパーチ
    ャーブレード先端での発散角をθ、アパーチャーブレー
    ドのマスク面上での半影ボケ量をYcとしたとき X1+Ym/2+Yc/2−Ltan(θ)<Ya<X
    2−Ym/2−Yc/2−Ltan(θ) の範囲になるように該アパーチャーブレードを設定し、
    該アライメント検出系によって位置合わせ状態を検出す
    る位置と、露光を行うときの前記マスクとウエハの相対
    関係が所定量オフセット(Yb)を持っていることを特
    徴とする露光方法。
  18. 【請求項18】 前記第17のアライメントマークを観
    察するアライメント検出系がX及びY方向に対して設け
    られ、前記第1及び第2のアライメントマークのうちの
    X方向検出マークと、前記第1及び第2のアライメント
    マークのY方向検出マークをそれぞれ観察することを特
    徴とする請求項17記載の露光方法。
  19. 【請求項19】 前記アライメント検出系が露光時とア
    ライメント検出時に同一位置に固定配置されていること
    を特徴とする請求項18記載の露光方法。
  20. 【請求項20】 前記露光方法が前記マスクと前記アラ
    イメント検出系の間に可動のアパチャーブレードを備え
    ていることを特徴とする請求項18記載の露光方法。
  21. 【請求項21】 前記アパチャーブレードが前記第2の
    パターンの周囲に配されている遮光部の位置に設定可能
    であることを特徴とする請求項20記載の露光方法。
  22. 【請求項22】 該アパチャーブレードが露光光を遮断
    し、アライメント光を通過することを特徴とする請求項
    18記載の露光方法。
  23. 【請求項23】 該アパーチャーブレードがアライメン
    ト光を通過させる穴を備えていることを特徴とする請求
    項22記載の露光方法。
  24. 【請求項24】 該アパーチャーブレードの穴を遮光す
    る第2のアパチャーブレードを備えていることを特徴と
    する請求項22記載の露光方法。
  25. 【請求項25】 請求項17から24のいずれか1項の
    露光方法において露光光源がX線であることを特徴とす
    る露光方法。
  26. 【請求項26】 転写されるべきパターンの周囲に遮光
    部が設けられ、該転写されるべきパターンから画面法線
    方向に離れた位置にアライメントマークが配されている
    ことを特徴とするマスク。
  27. 【請求項27】 転写されるべきパターンの周囲に遮光
    部が設けられ、該転写されるべきパターンから画面法線
    方向に離れた位置に開口部が配されていることを特徴と
    するマスク。
  28. 【請求項28】 前記第1及び第2のアライメントマー
    クがグレーティングレンズよりなり、該グレーティング
    レンズの回折光の所定面での位置ずれより前記マスクと
    ウエハの位置ずれを計測することを特徴とする請求項1
    7記載の露光方法。
  29. 【請求項29】 前記第1及び第2のアライメントマー
    クが直線回折格子よりなり、該直線回折格子の回折光の
    位相ずれより前記マスクとウエハの位置ずれを計測する
    ことを特徴とする請求項17記載の露光方法。
  30. 【請求項30】 マスクアライメント検出系により装置
    に対するマスクの位置ずれを検出し、装置に対してマス
    クを位置決めし、第1のパターンとその周辺に配置され
    るアライメントマークを形成したウエハを、ウエハアラ
    イメント検出系で、該アライメントマークを検出して前
    記装置に対して位置決めして、該第1のパターン上に該
    マスク上の第2のパターンを露光転写する露光方法であ
    って、該マスクが、アライメント光透過部(画角法線方
    向の幅Ym)を有し、ウエハ上の第1のパターンの中心
    から該アライメントマーク中心までの画角法線方向の距
    離をX1(画角外側を正)としたときに、マスク上の第
    2のパターン中心から該アライメント光透過部中心まで
    の画角法線方向の距離X2(画角外側を正)がX2=X
    1+Yb(Yb>0)になるように、第2のパターンと
    アライメント光透過部が配置されており、少なくとも、
    露光光源と、照明系と、マスクアライメント検出系と、
    該アライメント光透過部を通して、該ウエハ上のアライ
    メントマークの位置ずれを検出するウエハアライメント
    検出系と、マスクステージと、ウエハステージと、露光
    画角を規定するアパーチャーブレードとから構成され、
    第1のパターン中心からアパーチャーブレード先端まで
    の距離Yaが、アパーチャーブレードからマスク面まで
    の距離をL、露光光のアパーチャーブレード先端での発
    散角をθ、アパーチャーブレードのマスク面上での半影
    ボケ量をYcとしたとき、 X1+Ym/2+Yc/2−Ltan(θ)<Ya<X
    2−Ym/2−Yc/2−Ltan(θ) の範囲になるように該アパーチャーブレードを設定し、
    該ウエハアライメント検出系によって位置合わせ状態を
    検出する位置と、露光を行うときの前記マスクとウエハ
    の相対関係が所定量オフセット(Yb)を持っているこ
    とを特徴とする露光方法。
  31. 【請求項31】 前記アライメントマークを前記アライ
    メント光透過部を通して観察するウエハアライメント検
    出系がX及びY方向に対して設けられ、前記アライメン
    トマークのうちのX方向検出マークと、前記アライメン
    トマークのY方向検出マークをそれぞれ観察することを
    特徴とする請求項30記載の露光方法。
  32. 【請求項32】 前記ウエハアライメント検出系がアラ
    イメント検出時も露光時も露光光を遮らない同一位置に
    固定配置されていることを特徴とする請求項43記載の
    露光方法。
  33. 【請求項33】 前記アライメント光透過部が前記マス
    クを固定するマスクチャック上に設けらることを特徴と
    する請求項30記載の露光方法。
  34. 【請求項34】 請求項30から33のいずれか1項の
    露光方法において、露光光源がX線であることを特徴と
    する露光方法。
  35. 【請求項35】 該アライメントが直線回折格子からな
    り、該直線回折格子の回折光の位相ずれにより、前記ウ
    エハの位置ずれを検出することを特徴とする請求項30
    記載の露光方法。
  36. 【請求項36】 1回の露光で複数の回路パターンを同
    時に露光する半導体露光方法において、第1の複数回路
    パターンとその間にのみ配置される第1のアライメント
    マークを配置した第1のマスクを用い、ウエハ上に前記
    第1の複数回路パターンと前記第1のアライメントマー
    クを露光転写し(工程1)、第2の複数回路パターンと
    非露光領域に配置した第2のアライメントマークを配置
    した第2のマスクに対して、前記ウエハの第1のアライ
    メントマークと前記マスクの第2のアライメントマーク
    との位置ずれを検出して、前記ウエハとマスクの位置合
    わせを行い(工程2)、前記第2の複数回路パターンを
    前記第1の複数回路パターンに露光転写し(工程3)、
    工程1と工程3の露光転写時に、露光光源と前記マスク
    間に配置したアパーチャーブレードにより、隣接するシ
    ョット間での多重露光を防ぐことを特徴とする露光方
    法。
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