JPH1116264A - 自動補償型ターンテーブルを備えたディスクドライブ - Google Patents
自動補償型ターンテーブルを備えたディスクドライブInfo
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- JPH1116264A JPH1116264A JP10076247A JP7624798A JPH1116264A JP H1116264 A JPH1116264 A JP H1116264A JP 10076247 A JP10076247 A JP 10076247A JP 7624798 A JP7624798 A JP 7624798A JP H1116264 A JPH1116264 A JP H1116264A
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- disk
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B17/0282—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by means provided on the turntable
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/2009—Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
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- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ターンテーブルが回転軸について傾いていて
もディスクの水平度を自動的に補償し、これによりディ
スクの揺れを最小化できる自動補償型ターンテーブルを
備えるディスクドライブを提供する。 【解決手段】 スピンドルモータ４０と、スピンドルモ
ータ４０により駆動され所定の上面を備える駆動部材５
１、および前記上面上に安着されこれについて浮動する
下面を有し、ディスクを保持するに適した上面を有する
安着部材５２を含み、スピンドルモータ４０の回転軸４
２に装着されこれにより駆動されるターンテーブル５０
と、安着部材５２の上面にディスクを安着するのに適し
たクランプを含み、安着部材５２の下面と駆動部材５１
の上面とはその間に凹凸境界面を形成し、駆動部材５１
が回転軸４２について傾いていても、安着部材５２が駆
動部材５１上で安着部材５２の上面が水平を保つ一つの
位置に自動的に摺動するようにすることを特徴とする。
もディスクの水平度を自動的に補償し、これによりディ
スクの揺れを最小化できる自動補償型ターンテーブルを
備えるディスクドライブを提供する。 【解決手段】 スピンドルモータ４０と、スピンドルモ
ータ４０により駆動され所定の上面を備える駆動部材５
１、および前記上面上に安着されこれについて浮動する
下面を有し、ディスクを保持するに適した上面を有する
安着部材５２を含み、スピンドルモータ４０の回転軸４
２に装着されこれにより駆動されるターンテーブル５０
と、安着部材５２の上面にディスクを安着するのに適し
たクランプを含み、安着部材５２の下面と駆動部材５１
の上面とはその間に凹凸境界面を形成し、駆動部材５１
が回転軸４２について傾いていても、安着部材５２が駆
動部材５１上で安着部材５２の上面が水平を保つ一つの
位置に自動的に摺動するようにすることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はモータにより駆動さ
れるターンテーブルを備えるディスクドライブに関す
る。
れるターンテーブルを備えるディスクドライブに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ディスクは螺旋形または同心形
のトラック内に情報を記録したり、あるいは記録された
情報を再生するための記録媒体として使用される。ディ
スクに記録された情報はモータと前記モータにより駆動
及び回転される複数のギヤ群を備えるピックアップ移送
手段と、前記ピックアップ移送手段により前記ディスク
の半径方向に直線移動される光ピックアップ装置により
再生される。
のトラック内に情報を記録したり、あるいは記録された
情報を再生するための記録媒体として使用される。ディ
スクに記録された情報はモータと前記モータにより駆動
及び回転される複数のギヤ群を備えるピックアップ移送
手段と、前記ピックアップ移送手段により前記ディスク
の半径方向に直線移動される光ピックアップ装置により
再生される。
【０００３】このようにディスクは光ピックアップ装置
が移動する時ディスクドライブにより回転する。図１及
び図２を参照すれば、従来のディスクドライブはデック
ベース１０、前記デックベース１０の上面上に設けら
れ、ディスクＤと結合されディスクＤを回転させる回転
軸を備えるスピンドルモータ１２、前記ディスクＤがそ
の上面に安着されその非磁性部が接触するターンテーブ
ル１４、および前記ターンテーブル１４の上面上に安着
されたディスクＤの非磁性部と結合されディスクＤの離
脱を防止するためのクランプ（図示せず）を含む。
が移動する時ディスクドライブにより回転する。図１及
び図２を参照すれば、従来のディスクドライブはデック
ベース１０、前記デックベース１０の上面上に設けら
れ、ディスクＤと結合されディスクＤを回転させる回転
軸を備えるスピンドルモータ１２、前記ディスクＤがそ
の上面に安着されその非磁性部が接触するターンテーブ
ル１４、および前記ターンテーブル１４の上面上に安着
されたディスクＤの非磁性部と結合されディスクＤの離
脱を防止するためのクランプ（図示せず）を含む。
【０００４】スピンドルモータ１２の下部の外周縁には
ブラケット（図示せず）が設けられ、スピンドルモータ
１２に電流を印加することを助ける。前記スピンドルモ
ータ１２には二つのガイド部材（図示せず）が互いに平
行に固定され、光ピック部装置がピックアップ移送手段
により移送される際光ピックアップ装置をガイドする。
ブラケット（図示せず）が設けられ、スピンドルモータ
１２に電流を印加することを助ける。前記スピンドルモ
ータ１２には二つのガイド部材（図示せず）が互いに平
行に固定され、光ピック部装置がピックアップ移送手段
により移送される際光ピックアップ装置をガイドする。
【０００５】スピンドルモータ１２はデックベース１０
に設けられ、その後ターンテーブル１４はスピンドルモ
ータ１２の回転軸１２ａと同軸 (coaxial) 上に置かれ
るようスピンドルモータ１２の回転軸１２ａの上部に設
けられる。ディスクは前記ターンテーブル１４上に安着
されスピンドルモータ１２に電流が印加されると回転す
る。
に設けられ、その後ターンテーブル１４はスピンドルモ
ータ１２の回転軸１２ａと同軸 (coaxial) 上に置かれ
るようスピンドルモータ１２の回転軸１２ａの上部に設
けられる。ディスクは前記ターンテーブル１４上に安着
されスピンドルモータ１２に電流が印加されると回転す
る。
【０００６】このように光ピックアップ装置はディスク
の下を移動する際、回転中のディスクに情報を記録し、
または、その記録された情報を再生し、そして、互いに
平行したガイド部材によりガイドされる。
の下を移動する際、回転中のディスクに情報を記録し、
または、その記録された情報を再生し、そして、互いに
平行したガイド部材によりガイドされる。
【０００７】しかし、前述した従来のディスクドライブ
において、ターンテーブルが傾いた場合、すなわちター
ンテーブルがスピンドルモータの回転軸と同軸上に置か
れていなければ、ディスクの水平度は的確に保たれな
い。結局、ディスクは回転中揺れながら傾くので、レー
ザービームはディスクの所望の記録ピットに正しく照射
され難い。
において、ターンテーブルが傾いた場合、すなわちター
ンテーブルがスピンドルモータの回転軸と同軸上に置か
れていなければ、ディスクの水平度は的確に保たれな
い。結局、ディスクは回転中揺れながら傾くので、レー
ザービームはディスクの所望の記録ピットに正しく照射
され難い。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は前述
した問題点を解決するための案出されたもので、その目
的はターンテーブルが回転軸について傾いていてもディ
スクの水平度を自動的に補償し、これによりディスクの
揺れを最小化できる自動補償型ターンテーブルを備える
ディスクドライブを提供することである。
した問題点を解決するための案出されたもので、その目
的はターンテーブルが回転軸について傾いていてもディ
スクの水平度を自動的に補償し、これによりディスクの
揺れを最小化できる自動補償型ターンテーブルを備える
ディスクドライブを提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明による自動補償型ターンテーブルを備え
るディスクドライブは、スピンドルモータと、前記スピ
ンドルモータにより駆動され所定の上面を備える下部駆
動部材、および前記上面上に安着されこれについて浮動
する下面を有し、ディスクを保持するに適した上面を有
する上部安着部材を含み、前記スピンドルモータの垂直
軸に装着されこれにより駆動されるターンテーブルと、
前記上部安着部材の上面上にディスクを安着するのに適
したクランプとを含み、前記下面と上面とはその間に凹
凸境界面を形成し、前記下部駆動部材が前記垂直軸につ
いて傾いていても、前記上部安着部材が前記下部駆動部
材上で前記上面が水平を保つ一つの位置に自動的に摺動
するようにするところに特徴がある。
ために、本発明による自動補償型ターンテーブルを備え
るディスクドライブは、スピンドルモータと、前記スピ
ンドルモータにより駆動され所定の上面を備える下部駆
動部材、および前記上面上に安着されこれについて浮動
する下面を有し、ディスクを保持するに適した上面を有
する上部安着部材を含み、前記スピンドルモータの垂直
軸に装着されこれにより駆動されるターンテーブルと、
前記上部安着部材の上面上にディスクを安着するのに適
したクランプとを含み、前記下面と上面とはその間に凹
凸境界面を形成し、前記下部駆動部材が前記垂直軸につ
いて傾いていても、前記上部安着部材が前記下部駆動部
材上で前記上面が水平を保つ一つの位置に自動的に摺動
するようにするところに特徴がある。
【００１０】前記上部安着部材の下面は下向き突起部を
含み、前記下部駆動部材の上面は前記ターンテーブルか
ら前記安着部材へ回転力を伝達するために前記下向き突
起部と嵌め込める上向き突起部を含む。前記上向き及び
下向き突起部は、通常半径方向に延伸される山よりな
る。
含み、前記下部駆動部材の上面は前記ターンテーブルか
ら前記安着部材へ回転力を伝達するために前記下向き突
起部と嵌め込める上向き突起部を含む。前記上向き及び
下向き突起部は、通常半径方向に延伸される山よりな
る。
【００１１】前記下部駆動部材の上面は通常凹形でお
り、前記上部安着部材の下面は通常凸形であることに特
徴がある。前記上面と下面のうち少なくとも一つは、山
と谷が繰り返して形成される。望ましくは、前記上面と
下面の両方は、山と谷が繰り返して形成されており、前
記山は谷に嵌め込まれる。前記山の少なくとも一部はそ
れらそれぞれの谷から離隔され、その間に空気層を形成
する。
り、前記上部安着部材の下面は通常凸形であることに特
徴がある。前記上面と下面のうち少なくとも一つは、山
と谷が繰り返して形成される。望ましくは、前記上面と
下面の両方は、山と谷が繰り返して形成されており、前
記山は谷に嵌め込まれる。前記山の少なくとも一部はそ
れらそれぞれの谷から離隔され、その間に空気層を形成
する。
【００１２】前記垂直軸は半径方向の外向き突起部を含
み、前記上部安着部材は前記ターンテーブルに対して前
記上部安着部材の移動を制限するために前記外向き突起
部の真下に取り付けられ半径方向内側に突出される移動
制限突起を含む。
み、前記上部安着部材は前記ターンテーブルに対して前
記上部安着部材の移動を制限するために前記外向き突起
部の真下に取り付けられ半径方向内側に突出される移動
制限突起を含む。
【００１３】一方、下部駆動部材の上面と上部安着部材
の下面は、それぞれ摩擦防止材でコーティングされる。
の下面は、それぞれ摩擦防止材でコーティングされる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、添付した図３ないし図５に
基づき本発明の望ましい実施の形態による自動補償型タ
ーンテーブルを備えたディスクドライブを詳述する。デ
ックベース１０の上面にはディスクを回転させるための
スピンドルモータ４０が設けられ、前記スピンドルモー
タ４０の外周縁にはブラケット（図示せず）が取り付け
られる。
基づき本発明の望ましい実施の形態による自動補償型タ
ーンテーブルを備えたディスクドライブを詳述する。デ
ックベース１０の上面にはディスクを回転させるための
スピンドルモータ４０が設けられ、前記スピンドルモー
タ４０の外周縁にはブラケット（図示せず）が取り付け
られる。
【００１５】ターンテーブル５０は下側部材または駆動
部材５１と、前記駆動部材５１に対して浮き上がること
のできる上側部材または安着部材５２とを含む。駆動部
材５１は、スピンドルモータ４０の回転軸４２の上側部
と嵌め合ってこれにより駆動される。環状突起部４２ａ
（または離隔突起部）は回転軸４２の外周面から外側に
半径方向に突出される。谷５０ａと山５０ｂは駆動部材
５１の上面上に繰り返して形成され、駆動部材５１の内
側と下側に下向きに屈曲形成され、これにより駆動部材
５１の上面は通常凹設とされている。
部材５１と、前記駆動部材５１に対して浮き上がること
のできる上側部材または安着部材５２とを含む。駆動部
材５１は、スピンドルモータ４０の回転軸４２の上側部
と嵌め合ってこれにより駆動される。環状突起部４２ａ
（または離隔突起部）は回転軸４２の外周面から外側に
半径方向に突出される。谷５０ａと山５０ｂは駆動部材
５１の上面上に繰り返して形成され、駆動部材５１の内
側と下側に下向きに屈曲形成され、これにより駆動部材
５１の上面は通常凹設とされている。
【００１６】ディスクは、駆動部材５１との適合性を補
償し、その回転中にディスクが揺れることを防止できる
安着部材５２上に配置される。安着部材５２は、その面
上に繰り返して形成された山５２ａと谷５２ｂにより定
義される通常凸形の下面を備える。予め設定された範囲
内で駆動部材５１に対する安着部材５２の移動を制限す
るための移動制限突起５２ｃは、回転軸４２の突起部４
２ａの真下に保たれるよう安安着部材５２の内面から内
側に半径方向に突出される。安着部材５２の上面には、
ディスクが回転する間摺動することを防止するためのス
リップ防止コーティング層５４が形成される。
償し、その回転中にディスクが揺れることを防止できる
安着部材５２上に配置される。安着部材５２は、その面
上に繰り返して形成された山５２ａと谷５２ｂにより定
義される通常凸形の下面を備える。予め設定された範囲
内で駆動部材５１に対する安着部材５２の移動を制限す
るための移動制限突起５２ｃは、回転軸４２の突起部４
２ａの真下に保たれるよう安安着部材５２の内面から内
側に半径方向に突出される。安着部材５２の上面には、
ディスクが回転する間摺動することを防止するためのス
リップ防止コーティング層５４が形成される。
【００１７】一方、駆動部材５１と安着部材５２の上に
形成された谷５０ａ，５２ｂと、山５０ｂ，５２ａの上
には駆動部材５１と安着部材５２との摩擦力を減らすた
めにテフロンのような摩擦防止材５６がコーティングさ
れる。また、図５に示した通り、駆動部材５１の谷５０
ａと安着部材５２の山５２ａとの間には空気層５８形成
され、これにより駆動部材５１と安着部材５２との摩擦
接触が最小化される。
形成された谷５０ａ，５２ｂと、山５０ｂ，５２ａの上
には駆動部材５１と安着部材５２との摩擦力を減らすた
めにテフロンのような摩擦防止材５６がコーティングさ
れる。また、図５に示した通り、駆動部材５１の谷５０
ａと安着部材５２の山５２ａとの間には空気層５８形成
され、これにより駆動部材５１と安着部材５２との摩擦
接触が最小化される。
【００１８】ディスクＤの非磁性部の上にはディスクの
離脱を防止するためのクランプ６０がチャッキングされ
る。望ましくは、前記クランプ６０にはマグネット６２
が装着され、チャッキング力を提供する。
離脱を防止するためのクランプ６０がチャッキングされ
る。望ましくは、前記クランプ６０にはマグネット６２
が装着され、チャッキング力を提供する。
【００１９】以下、本発明による自動補償型ターンテー
ブルを有するディスクドライブの作用を図６に基づき詳
述する。デックベース１０の上面にはスピンドルモータ
４０が設けられ、前記スピンドルモータ４０の回転軸４
２に取り付けられる駆動部材５１の上部には安着部材５
２が配置される。この際、移動制限突起５２ｃ及び／又
は突起部４２ａは、前記移動制限突起５２ｃが突起部４
２ａの真下の位置にスナップされうるよう曲がってい
る。また、駆動部材５１に形成された山５０ｂは谷５２
ｂの底と面接触される（図５参照）。
ブルを有するディスクドライブの作用を図６に基づき詳
述する。デックベース１０の上面にはスピンドルモータ
４０が設けられ、前記スピンドルモータ４０の回転軸４
２に取り付けられる駆動部材５１の上部には安着部材５
２が配置される。この際、移動制限突起５２ｃ及び／又
は突起部４２ａは、前記移動制限突起５２ｃが突起部４
２ａの真下の位置にスナップされうるよう曲がってい
る。また、駆動部材５１に形成された山５０ｂは谷５２
ｂの底と面接触される（図５参照）。
【００２０】ディスクの非磁性部が、安着部材５２の上
面上に配置されたスリップ防止コーティング層５４に安
着されてから、ディスクはクランプ６０にチャッキング
される。その後、スピンドルモータ４０が作動すれば、
駆動部材５１と安着部材５２はディスクと共に回転し、
駆動部材５１のいずれの傾きも自動的に補償する。
面上に配置されたスリップ防止コーティング層５４に安
着されてから、ディスクはクランプ６０にチャッキング
される。その後、スピンドルモータ４０が作動すれば、
駆動部材５１と安着部材５２はディスクと共に回転し、
駆動部材５１のいずれの傾きも自動的に補償する。
【００２１】もし駆動部材５１が回転軸４２について傾
いていれば、すなわち回転軸４２と同軸上に置かれてい
ないまま高速で回転すれば、安着部材５２は駆動部材５
１が傾いた方向と逆方向に駆動部材５１との凹凸境界面
に沿って自動的に移動する。安着部材５２の谷５２ｂは
駆動部材５１上に形成された山５０ａと面接触し摺動す
る。従って、安着部材５２の上面は依然として水平を保
ち、よってディスクの揺れが防止される。
いていれば、すなわち回転軸４２と同軸上に置かれてい
ないまま高速で回転すれば、安着部材５２は駆動部材５
１が傾いた方向と逆方向に駆動部材５１との凹凸境界面
に沿って自動的に移動する。安着部材５２の谷５２ｂは
駆動部材５１上に形成された山５０ａと面接触し摺動す
る。従って、安着部材５２の上面は依然として水平を保
ち、よってディスクの揺れが防止される。
【００２２】安着部材５２の移動制限突起５２ｃは突起
部４２ａにより保たれ、これにより安着部材５２の移動
が制限される。移動制限突起５２ｃ及び／又は突起部４
２ａは制限された範囲であるものの、駆動部材５１の若
干の傾きを補償するのに十分な範囲まで安着部材５２を
駆動部材５１上に浮き上がらせるのに十分な柔軟性を有
する。ひいては、谷５０ａ，５２ｂと山５０ｂ，５２ａ
との摩擦力はこれらの間に存する空気層５８により最小
化され、よって安着部材５２がスムースに移動する。駆
動部材５１と安着部材５２の山の間の面接触はターンテ
ーブルから安着部材に回転力を伝達するための駆動力伝
達仕組みを構成する。
部４２ａにより保たれ、これにより安着部材５２の移動
が制限される。移動制限突起５２ｃ及び／又は突起部４
２ａは制限された範囲であるものの、駆動部材５１の若
干の傾きを補償するのに十分な範囲まで安着部材５２を
駆動部材５１上に浮き上がらせるのに十分な柔軟性を有
する。ひいては、谷５０ａ，５２ｂと山５０ｂ，５２ａ
との摩擦力はこれらの間に存する空気層５８により最小
化され、よって安着部材５２がスムースに移動する。駆
動部材５１と安着部材５２の山の間の面接触はターンテ
ーブルから安着部材に回転力を伝達するための駆動力伝
達仕組みを構成する。
【００２３】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のディスクド
ライブによれば、駆動部材が回転軸について傾いた場
合、ディスクの水平度は安着部材の移動により自動的に
補償される。従って、ディスクが回転する間デイスクの
揺れを最小化でき、よってレーザービームがディスクの
記録ピットの所望の位置に的確に照射されうる。
ライブによれば、駆動部材が回転軸について傾いた場
合、ディスクの水平度は安着部材の移動により自動的に
補償される。従って、ディスクが回転する間デイスクの
揺れを最小化でき、よってレーザービームがディスクの
記録ピットの所望の位置に的確に照射されうる。
【００２４】本発明は前述した特定の望ましい実施の形
態に限らず、請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱
しなく当該発明の属する技術分野において通常の知識を
持つ者ならだれでも多様な変形実施が可能なことは勿
論、そのような変形は請求の範囲の記載の範囲内にあ
る。例えば、ターンテーブルの上面と安着部材の下面と
の間の凹凸境界面を置き換えることができ、これにより
その下面を凹形、その上面を凸形にしても良い。
態に限らず、請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱
しなく当該発明の属する技術分野において通常の知識を
持つ者ならだれでも多様な変形実施が可能なことは勿
論、そのような変形は請求の範囲の記載の範囲内にあ
る。例えば、ターンテーブルの上面と安着部材の下面と
の間の凹凸境界面を置き換えることができ、これにより
その下面を凹形、その上面を凸形にしても良い。
【図１】 従来のディスクドライブを概略的に示した平
面図である。
面図である。
【図２】 図１に示したディスクドライブの断面図であ
る。
る。
【図３】 本発明の望ましい実施の形態によるディスク
ドライブを示した分解図である。
ドライブを示した分解図である。
【図４】 図３に示したディスクドライブの断面図であ
る。
る。
【図５】 図４の円形部の拡大図である。
【図６】 本発明の望ましい実施の形態によるディスク
ドライブの作動を説明するための図である。
ドライブの作動を説明するための図である。
１０ デックベース ４０ スピンドルモータ ４２ 回転軸 ４２ａ 突起部 ５０ ターンテーブル ５０ａ 谷 ５０ｂ 山 ５１ 駆動部材 ５２ 安着部材 ５２ａ 山 ５２ｂ 谷 ５２ｃ 移動制限突起 ５４ スリップ防止コーティング層 ５８ 空気層 ６０ クランプ Ｄ ディスク
Claims (14)
- 【請求項１】 スピンドルモータと、 前記スピンドルモータにより駆動され所定の上面を備え
る下部駆動部材、および前記上面上に安着されこれにつ
いて浮動する下面を有し、ディスクを保持するに適した
上面を有する上部安着部材を含み、前記スピンドルモー
タの垂直軸に装着されこれにより駆動されるターンテー
ブルと、 前記上部安着部材の上面にディスクを安着するのに適し
たクランプとを含み、 前記下面と上面とは、その間に凹凸境界面を形成し、前
記下部駆動部材が前記垂直軸について傾いていても、前
記上部安着部材が前記下部駆動部材上で前記上面が水平
を保つ一つの位置へ自動的に摺動するようにすることを
特徴とする自動補償型ターンテーブルを備えるディスク
ドライブ。 - 【請求項２】 前記下面は下向き突起部を含み、前記上
面は前記ターンテーブルから前記上部安着部材へ回転力
を伝達するために前記下向き突起部と嵌め合える上向き
突起部を含むことを特徴とする請求項１に記載の自動補
償型ターンテーブルを備えるディスクドライブ。 - 【請求項３】 前記上向き及び下向き突起部は、通常半
径方向に延伸される山よりなることを特徴とする請求項
２に記載の自動補償型ターンテーブルを備えるディスク
ドライブ。 - 【請求項４】 前記上面は通常凹形であり、前記下面は
通常凸形であることを特徴とする請求項１に記載の自動
補償型ターンテーブルを備えるディスクドライブ。 - 【請求項５】 前記上面と下面のうち少なくとも一つ
は、山と谷が繰り返して形成されることを特徴とする請
求項４に記載の自動補償型ターンテーブルを備えるディ
スクドライブ。 - 【請求項６】 前記上面と下面の両方は、山と谷が繰り
返して形成されており、前記山は谷に嵌め込まれること
を特徴とする請求項５に記載の自動補償型ターンテーブ
ルを備えるディスクドライブ。 - 【請求項７】 前記山の少なくとも一部はそれらそれぞ
れの谷から離隔され、その間に空気層を形成することを
特徴とする請求項６に記載の自動補償型ターンテーブル
を備えるディスクドライブ。 - 【請求項８】 前記垂直軸は半径方向の外向き突起部を
含み、前記上部安着部材は前記ターンテーブルに対して
前記上部安着部材の移動を制限するために前記外向き突
起部の真下に取り付けられ半径方向内側に突出される移
動制限突起を含むことを特徴とする請求項６に記載の自
動補償型ターンテーブルを備えるディスクドライブ。 - 【請求項９】 前記上面と下面は、摩擦防止材でコーテ
ィングされることを特徴とする請求項７に記載の自動補
償型ターンテーブルを備えるディスクドライブ。 - 【請求項１０】 前記上面と下面のうち少なくとも一つ
は、山と谷が繰り返して形成されることを特徴とする請
求項１に記載の自動補償型ターンテーブルを備えるディ
スクドライブ。 - 【請求項１１】 前記上面と下面の両方は、山と谷が繰
り返して形成されており、前記山は谷に嵌め込まれるこ
とを特徴とする請求項１０に記載の自動補償型ターンテ
ーブルを備えるディスクドライブ。 - 【請求項１２】 前記山の少なくとも一部はそれらそれ
ぞれの谷から離隔され、その間に空気層を形成すること
を特徴とする請求項１１に記載の自動補償型ターンテー
ブルを備えるディスクドライブ。 - 【請求項１３】 前記垂直軸は半径方向の外向き突起部
を含み、前記上部安着部材は前記下部駆動部材に対して
前記上部安着部材の移動を制限するために前記外向き突
起部の真下に取り付けられ半径方向内側に突出される移
動制限突起を含むことを特徴とする請求項１に記載の自
動補償型ターンテーブルを備えるディスクドライブ。 - 【請求項１４】 前記上面と下面は、摩擦防止材でコー
ティングされることを特徴とする請求項１に記載の自動
補償型ターンテーブルを備えるディスクドライブ。
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