JP3763152B2 - 円盤状記録媒体装着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク、光磁気ディス等の円盤状記録媒体を記録及び/又は再生装置の所定の記録及び/又は再生位置に装着する円盤状記録媒体装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、光ディスクは、音声信号や映像信号等の所望の情報信号が高密度に記録され、或いは記録を可能とした円盤状記録媒体である。光ディスクは、記録及び/又は再生装置に装填されると中心部が記録及び/又は再生装置のディスクテーブルに支持されて回転駆動される。そして、光ディスクは、高速で回転駆動された状態で、光ピックアップ装置から出射されたレーザ光によって主面に形成された情報信号記録部に記録された情報信号が再生される。
【0003】
また、情報信号の記録を可能とした光磁気ディスは、光ピックアップ装置から出射されたレーザ光が情報信号記録部に照射された状態で、外部磁界発生装置により記録すべき情報信号に応じて磁界変調された外部磁界が印加されることによって所望の情報信号の記録が行われる。
【0004】
このように、光学的手段を用いて所定の情報信号の書き込み及び/又は読み出しを行う光ディスクや光磁気ディスは、記録及び/又は再生装置側のディスク挿入開口部から内部に挿入され、ディスク装着装置によりディスクテーブルに載置、支持された後、毎分数百回転から数千回転の極めて高速で回転操作され、所定の情報信号の書き込み及び/又は読み出しが行われる。
【0005】
例えば、従来のディスク装着装置110は、図4に示すように、図示しない記録及び/又は再生装置のディスク挿入開口部から進入された光ディスク100が装着された際、所定位置に光ディスク100を支持するディスクガイド112と光ディスク100側のセンタ穴101と光ディスク100が載置されるディスクテーブル119と、ディスクガイド112の上下方向にスライド動作させる第1のピストン122と第2のピストン125とで構成されている。
【0006】
ディスクガイド112は、下側に開口部113を有し断面逆凹字状を呈して構成される。ディスクガイド112には、開口部113の両端に光ディスク100を支持するための支持部114が設けられている。また、ディスクガイド112には、両側面部に光ディスク100の横方向のズレを規制する規制部115が設けられている。このように構成されるディスクガイド112は、光ディスク100がディスク挿入開口部から挿入されると、この内部に装填され、光ディスク100を支持する。
【0007】
ディスクテーブル119は、ディスクガイド112の開口部113の内径寸法より小とされ、光ディスク100の情報信号が記録されない中央領域102と略同径を有して形成される。そして、このディスクテーブル119は、図示しない記録及び/又は再生装置に固定された支持基板に回転自在に取り付けられている。また、このディスクテーブル119には、中心に光ディスク100の中心部に穿設されたセンタ穴101に嵌合するように、凸部120が形成されている。この凸部120は、光ディスク100がディスクテーブル119に装着され記録及び/又は再生が行われる際の面ぶれを防止する。
【0008】
上述したディスクガイド112には、上面の中央部に第1のピストン122が一体に取り付けられている。この第1のピストン122は、第1のシリンダ123に上下方向に進退自在に支持されている。また、この第1のシリンダ123には、図示しない第1の検出センサが取り付けられている。この第1の検出センサは、第1のピストン122のスライド動作を検出する。
【0009】
また、第1のピストン122には、上側の同一の軸線方向に位置されて第2のピストン125が取り付けられている。この第2のピストン125は、第2のシリンダ126によって、上下方向にスライド動作するように支持にされている。この第2のシリンダ126は、第1のピストン122のスライド動作する際の力である推力より大とした推力を発生させる。この第2のシリンダ126には、図示しない第2の検出センサが取り付けられている。この第2の検出センサは、第2のピストン125のスライド動作を検出する。
【0010】
このように構成されるディスク装着装置110は、先ず、図4(a)に示すように、記録及び/又は再生装置のディスク挿入口部から光ディスク100が挿入されると、ディスクガイド112の支持部114に支持されて装填される。ディスクガイド112は、第1のピストン122と一体に取り付けられていることから、第1のピストン122が上方向にスライド動作された状態でディスクガイド112が引き上げられた状態にある。したがって、光ディスク100が装填されたディスクガイド112は、上述の通り記録及び/又は再生装置本体に固定されたディスクテーブル119の上方に位置している。この際、第1の検出センサ及び第2の検出センサは、ともにOFFの状態にされている。
【0011】
次に、ディスク装着装置110は、図4(b)に示すように、第1のピストン122が幅A寸法だけ下方向にスライド動作され、ディスクガイド112は、下方向に配置される。したがって、ディスクガイド112内に装填された光ディスク100は、ディスクガイド112の上面部と、ディスクテーブル119とに挟まれた状態となり、光ディスク100のセンタ穴101にディスクテーブル119の凸部120が嵌合され、ディスクテーブル119に載置される。この際、第1の検出センサは、第1のピストン122の下方向へのスライド動作が終了したことを確認検出し、ONの状態とされる。一方、第2の検出センサは、OFFの状態にある。
【0012】
そして、ディスク装着装置110は、図4(c)に示すように、幅B寸法だけ第1のピストン122が上方向にスライド動作され、ディスクガイド112が幅B寸法だけスライド動作させる。この際、第2のピストン125は、第1の検出センサがONとなったことを第2の検出センサが確認しONの状態となり、第1のピストン122の上方向のスライド動作と同時に下方向にスライド動作される。一方、第1の検出センサは、第2の検出センサがONの状態になったことを確認し、OFFの状態となる。そして、第2のピストン125は、下方向にスライド動作し、上方向にスライド動作してくる第1のピストン122を所定の位置で接触し停止させる。この際、光ディスク100は、ディスクガイド112の空間部にディスクテーブル119に載置された状態にある。
【0013】
そして、光ディスク100は、ディスクテーブル119に着実に載置され、且つディスクガイド112に接触しない状態で、図示しない記録及び/又は再生装置側のディスク回転駆動手段128によって、回転操作される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、光ディスク100を回転操作させるため、ディスクガイド112内に配置するに際してのディスクガイド112の上下のスライド動作は、上述の通り、第1のピストン122及び第1のシリンダ123とを用いて行われる。したがって、第2のピストン125及び第2のシリンダ126は、図4(c)に示すように、上方向にスライド動作する第1のピストン122を所定の位置で停止させるために用いられる。このようなディスク装着装置110は、この構成を複雑化又は大型化させるといった問題点を生じさせる。
【0015】
また、ディスク装着装置110は、第1のピストン122及び第2のピストン125のスライド動作を第1の検出センサ及び第2の検出センサで検出することにより行うことになり、光ディスク100のディスクテーブル119への装着時間を長くさせるといった問題点を生じさせる。
【0016】
そこで、本発明は、円盤状記録媒体装着装置の構成を複雑化又は大型化させること無く、円盤状記録媒体の装着時間の短縮化を図ることを目的に提案されたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る円盤状記録媒体装着装置は、上述のような課題を解決すべく、円盤状記録媒体が記録及び/又は再生装置に装着される位置を規制する第1の位置決め部材と、円盤状記録媒体の中心に設けられたセンタ穴に嵌合される凸部を有し、円盤状記録媒体のセンタ穴の外周に情報信号が記録されない中央領域より外形寸法が略小とされた第2の位置決め部材と、第2の位置決め部材が回転自在に取り付けられる固定プレートと、固定プレートの下側であって、第1の位置決め部材に一方の端部が一体に取り付けられた一対のスライド軸の他方の端部に一体に取り付けられた駆動伝達プレートと、固定プレートに設けられた一対の摺動穴に挿通するように配される一対のスライド軸と、回転駆動手段により回転自在に取り付けられる回転リングと、駆動伝達プレートに取り付けられる駆動伝達部材と、一方の端部を回転リングに回転自在に取り付けられ、他方の端部が駆動伝達部材に回転自在に取り付けられる連結棒とを備えて、第1の位置決め部材は、回転リングの回転駆動と連動することにより連結棒を介して駆動伝達プレートに駆動伝達されスライド動作されることを特徴とする。
【0018】
以上のように構成された円盤状記録媒体装着装置によれば、第1の位置決め部材は、駆動手段により回転リングが回転駆動されることにより、この回転リングに取り付けられた連結棒を介して駆動伝達プレートに一体に取り付けられた第1の位置決め部材をスライド動作させる。一方、第2の位置決め部材は、固定プレートに固定されている。したがって、円盤状記録媒体装着装置は、第1の位置決め部材に記録及び/又は再生装置の円盤状記録媒体挿入開口部より円盤状記録媒体が装填されると、回転リングを一方の方向に回転動作させ第1の位置決め部材を最下位置まで下方向にスライド動作させる。したがって、円盤状記録媒体は、第1の位置決め部材の上面部と第2の位置決め部材とに挟持され、第2の位置決め部材の凸部と円盤状記録媒体のセンタ穴が嵌合される。
【0019】
次に、円盤状記録媒体装着装置は、回転リングが他方向に回転動作され、第1の位置決め部材を円盤状記録媒体が第1の位置決め部材内で中空に位置するまで上方向にスライド動作させる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る円盤状記録媒体装着装置について、光ディスク1が装着されるディスク装着装置10について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】
ディスク装着装置10に装着される光ディスク1は、図1に示すように、情報信号が記録されるディスク基板2から構成されている。このディスク基板2は、例えば光透過性を有する透明なポリカーボネート樹脂等の合成樹脂材料によって成形され、情報信号記録部4が形成されない中央領域3の中心部にセンタ穴5が穿設されるとともに、中央領域3の外周領域に情報信号が記録される情報信号記録部4が構成されている。情報信号記録部4は、一方の主面にセンタ穴5と同心で且つ情報信号に対応した凹凸パターンであるピットが形成されており、反射層や保護層に被覆されている。
【0022】
ディスク装着装置10は、図1に示すように、図示しない記録及び/又は再生装置のディスク挿入開口部から挿入された光ディスク1を保持するディスク保持機構11と、このディスク保持機構11をスライド動作させる駆動機構30とから構成される。
【0023】
ディスク保持機構11は、光ディスク1が記録及び/又は再生装置に装着される位置を規制するディスクガイド12と、光ディスク1の中心に設けられたセンタ穴5に嵌合される凸部18を有し光ディスク1のセンタ穴5の外周に位置する中央領域3より外形寸法が小とされたディスクテーブル17と、ディスクテーブル17が回転自在に取り付けられる固定プレート20と、固定プレート20の下側であってディスクガイド12に一方の端部が一体に取り付けられた一対のスライド軸23の他方の端部に一体に取り付けられた駆動伝達プレート22と、固定プレート20に設けられた一対の摺動穴に挿通するように配される一対のスライド軸23とを備えて構成される。
【0024】
第1の位置決め部材であるディスクガイド12は、記録及び/又は再生装置のディスク挿入開口部から挿入された光ディスク1が支持するものであり、ディスク支持部13、規制部14及び規制ピン15とから構成されている。
【0025】
ディスク支持部13は、内形寸法が光ディスク1の外形寸法よりやや小とされ、外形寸法が光ディスク1の外形寸法よりやや大とさた半円弧状の平面板状で形成されている。そして、このディスク支持部13には、記録及び/又は再生装置の図示しないディスク挿入開口部から装填された光ディスク1が支持される。
【0026】
このディスク支持部13には、支持された光ディスク1の位置決めを行うために、相対向する部位に一対の断面略く字状の規制部14が一体に設けられている。また、ディスク支持部13には、この両端部とこれらの中間位置に規制ピン15が立設されてる。これら規制部14及び規制ピン15は、ディスク支持部13に載置された光ディスク1を記録及び/又は再生に適した所定の位置に位置決めを行う。
【0027】
また、このディスク支持部13には、下方向に後述する駆動伝達プレート22とを一体に固定するスライド軸23が固定されている。
【0028】
このディスク支持部13の下側には、固定プレート20とこの固定プレート20にディスクテーブル17が回転自在に取り付けられている。ディスクテーブル17は、中心部に凸部18を有する断面略凸字状に形成されている。
【0029】
このディスクテーブル17には、中心に光ディスク1のセンタ穴5と同径の凸部18が構成されている。この凸部18は、光ディスク1の記録及び/又は再生を行う際に、光ディスク1側のセンタ穴5と嵌合され、光ディスク1の面ぶれ等の振動に伴うズレを防止する。また、この凸部18には、周回りにフランジ部19が形成されている。このフランジ部19は、光ディスク1が記録及び/又は再生される際に、光ディスク1がディスク支持部13内で中空に浮かせた際に、光ディスク1を支持する。したがって、このフランジ部19は、光ディスク1の情報信号が記録されない中央領域3と同径若しくは中央領域3よりやや小とされた外径寸法を有している。
【0030】
このように構成されるディスクテーブル17は、記録及び/又は再生装置本体に固定された固定プレート20に回転自在に取り付けられている。そして、ディスクテーブル17は、固定プレート20の下側に位置するディスク回転駆動手段21により回転駆動される。この固定プレート20には、スライド軸23が挿通される図示しない一対の摺動穴が穿設されている。そして、この摺動穴には、この穴径寸法を同じくする中心穴を有する円盤状の支持部材24が配設されている。そして、この支持部材24には、中心穴25に内周面に潤滑材等が塗布され、スライド軸23のスライド動作を円滑に行わせる。
【0031】
固定プレート20の下側には、駆動伝達プレート22が配設されている。この駆動伝達プレート22は、縦長の矩形形状を呈した板状に形成されている。この駆動伝達プレート22は、この両端の近傍にスライド軸23が一体に固定されている。
【0032】
また、スライド軸23は、上述したディスクガイド12と駆動伝達プレート22とを止めネジ等により一体に連結している。このスライド軸23は、固定プレート20に穿設された摺動穴に挿通されている。
【0033】
以上のように構成されるディスク保持機構11は、固定プレート20を介してスライド軸23によりディスクガイド12と駆動伝達プレート22とが一体に構成されている。したがって、ディスクガイド12は、後述する駆動機構30により、駆動伝達プレート22と一体となって、上下方向にスライド動作する。
【0034】
一方、ディスク保持機構11を駆動するための駆動機構30は、回転駆動手段により回転自在に取り付けられる回転リング32と、駆動伝達プレート22に取り付けられる駆動伝達部材38と、一方の端部を回転リング32に回転自在に取り付けられ、他方の端部が駆動伝達部材38に回転自在に取り付けられる連結棒33と、駆動伝達プレート22の下側であって、駆動伝達プレート22を上側に付勢するコイルスプリング44とから構成されている。
【0035】
回転駆動手段である回転駆動部31は、図示しない駆動モータが内部に配設されている。この駆動モータには、この駆動力を駆動伝達するための図示しない駆動支軸が取り付けてあり、この駆動支軸は、回転駆動部31の外方に露出している。そして、この駆動モータは、駆動支軸を右方向及び左方向に回転動作させる。
【0036】
回転リング32は、回転駆動部31の外方に駆動支軸に取り付けられている。したがって、回転リング32は、駆動モータによって駆動支軸を介して回転自在に動作される。
【0037】
連結棒33は、ロッド34とこのロッド34の両端部に上述した駆動伝達部材38と回転リング32とを一体に連結する一対の取付け部材35とで構成されている。
【0038】
取付け部材35は、端部を回転リング32及び駆動伝達部材38に図示しない止めネジによって回転自在に取り付けられている。また、取付け部材35は、各々ロッド34の端部に一体に固定して取り付けてある。したがって、このように構成される連結棒33は、回転リング32及び駆動伝達部材38側の端部が回転自在になるように取り付けられている。したがって、この連結棒33は、回転リング32の駆動力を駆動伝達プレート22へと駆動伝達する。
【0039】
駆動伝達部材38は、図2に示すように、断面略凹字状の固定部39とこの固定部39より下方向に直行した状態を呈して形成される連結棒取付け部40とにより構成されている。
【0040】
固定部39は、凹部駆動伝達プレート22が嵌合され、取付けピン42により固定されている。この取付けピン42は、固定部39と駆動伝達プレート22を貫通するように取り付けられてる。そして、取付けピン42は、駆動伝達プレート22の下方向に一定寸法だけ突出して取り付けられ、駆動伝達部材38を固定するとともに、後述するコイルスプリング44を支持する。この固定部39は、凹部駆動伝達プレート22に嵌合させることにより、駆動伝達部材38が右方向及び左方向にずれるのを防止している。
【0041】
連結棒取付け部40は、駆動伝達部材38が駆動伝達プレート22に取り付けられた状態で、駆動伝達プレート22の下方向に設けられている。この連結棒取付け部40には、後述する連結棒33の取付け部材35が回転自在に取り付けられ、駆動リングからの駆動力を駆動伝達プレート22へと駆動伝達している。
【0042】
さらには、上述した取付けピン42には、駆動伝達プレート22の下側であって連結棒取付け部40の裏側に弾性部材であるコイルスプリング44が配設されている。このコイルスプリング44は、取付けピン42の下側の周回りに突出形成されたスプリング止め部43により下側に抜け落ちるのを防止されている。したがって、このコイルスプリング44は、取付けピン42のスプリング止め部43と固定部39の駆動伝達プレート22の下側の面により弾性収縮された状態で配設されている。
【0043】
以上にように構成されるディスク装着装置10は、記録及び/又は再生装置のディスク挿入開口部より光ディスク1が挿入されると、図3(a)に示すような状態にある。すなわち、ディスク装着装置10は、回転リング32の回転角度θがθa゜だけ右方向に回転駆動した状態にあり、ディスクガイド12を上方向に持ち上げた状態にある。この際、光ディスク1は、ディスクガイド12内に装着された状態にあり、ディスク支持部13に支持された状態にある。また、ディスクテーブル17は、ディスクガイド12の外に配置された状態にある。
【0044】
このようにディスク装着装置10は、光ディスク1がディスクガイド12内に装着されると、図3(b)に示すように、回転駆動部31の駆動モータが駆動し、左方向に回転駆動し、回転リング32の回転角度θが0゜の状態にされる。これにより、ディスクガイド12は、A寸法だけ、下方向にスライド動作する。したがって、ディスクテーブル17は、ディスクガイド12内に進入する。そして、光ディスク1は、ディスクガイド12の上面部16とディスクテーブル17により挟持された状態となり、光ディスク1のセンタ穴5にディスクテーブル17側の凸部18が嵌合され、ディスクテーブル17上に確実に載置される。
【0045】
さらに、ディスク装着装置10は、上述のとおりディスクテーブル17に光ディスク1が載置されると、図3(c)に示すように、回転駆動部31の駆動モータが駆動し、左方向に回転駆動し、回転リング32の回転角度θがθb゜の状態にされる。これにより、ディスクガイド12は、B寸法だけ、上方向にスライド動作する。したがって、光ディスク1は、ディスクテーブル17上に確実に載置された状態で、ディスクガイド12の中空部に配置される。そして、光ディスク1は、ディスク回転駆動手段21により、ディスクテーブル17が回転駆動し、回転操作される。そして、光ディスク1は、図示しない光学ピックアップ装置により、情報信号記録部4に記録された情報信号の読み取りが行われる。
【0046】
一方、ディスク装着装置10は、記録及び/又は再生装置から光ディスク1を取り出す場合には、上述した光ディスク1の装着工程の反対の工程によりおこなわれる。
【0047】
このようにディスク装着装置10は、光ディスク1のディスクテーブル17への装着工程を回転駆動部31の制御のみで行うことができることから、構造を容易にし、小型化を図ることができる。また、ディスク装着装置10は、光ディスク1のディスクテーブル17への装着工程を回転駆動部31の制御のみで行うことができることから、光ディスク1のディスクテーブル17への装着時間を短縮することができる。
【0048】
【発明の効果】
本発明に係る円盤状記録媒体装着装置によれば、第1の位置決め部材は、この回転リングに取り付けられた連結棒を介して駆動伝達プレートに一体に取り付けられていることから、駆動手段により回転リングが回転駆動されることにより、スライド動作させる。したがって、円盤状記録媒体装着装置は、円盤状記録媒体の第2の位置決め部材への装着工程を回転駆動部のみの制御のみで行うことができることから、構造が容易にされ、小型化を図ることができる。
【0049】
また、円盤状記録媒体装着装置は、円盤状記録媒体の第2の位置決め部材への装着時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク装着装置の斜視図である。
【図2】同ディスク装着装置の駆動伝達部材及び取付けピンにコイルスプリングが配設された状態を示す要部側面図である。
【図3】同ディスク装着装置の駆動機構の一連の動作を示す要部縦断面図である。
【図4】従来のディスク装着装置の一連の光ディスクの取付け動作を示す要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 光ディスク
2 ディスク基板
3 中央領域
4 情報信号記録部
10 ディスク装着装置
12 ディスクガイド
17 ディスクテーブル
18 凸部
20 固定プレート
22 駆動伝達プレート
23 スライド軸
32 回転リング
33 連結棒
38 駆動伝達部材
42 取付けピン
44 コイルスプリング

Claims (1)

  1. 円盤状記録媒体が記録及び/又は再生装置に装着される位置を規制する第1の位置決め部材と、
    上記円盤状記録媒体の中心に設けられたセンタ穴に嵌合される凸部を有し、上記円盤状記録媒体のセンタ穴の外周に情報信号が記録されない中央領域より外形寸法が略小とされた第2の位置決め部材と、
    上記第2の位置決め部材が回転自在に取り付けられる固定プレートと、
    上記固定プレートの下側であって、上記第1の位置決め部材に一方の端部が一体に取り付けられた一対のスライド軸の他方の端部に一体に取り付けられた駆動伝達プレートと、
    上記固定プレートに設けられた一対の摺動穴に挿通するように配される一対の上記スライド軸と、
    回転駆動手段により回転自在に取り付けられる回転リングと、
    上記駆動伝達プレートに取り付けられる駆動伝達部材と、
    一方の端部を上記回転リングに回転自在に取り付けられ、他方の端部が駆動伝達部材に回転自在に取り付けられる連結棒とを備えて、
    上記第1の位置決め部材は、上記回転リングの回転駆動と連動することにより上記連結棒を介して上記駆動伝達プレートに駆動伝達されスライド動作されることを特徴とする円盤状記録媒体装着装置。
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