JPH11161718A - データロガー装置 - Google Patents

データロガー装置

Info

Publication number
JPH11161718A
JPH11161718A JP9324858A JP32485897A JPH11161718A JP H11161718 A JPH11161718 A JP H11161718A JP 9324858 A JP9324858 A JP 9324858A JP 32485897 A JP32485897 A JP 32485897A JP H11161718 A JPH11161718 A JP H11161718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
missing
character
processing unit
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9324858A
Other languages
English (en)
Inventor
Naofumi Sato
直文 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9324858A priority Critical patent/JPH11161718A/ja
Publication of JPH11161718A publication Critical patent/JPH11161718A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字データのデータロガー装置への取り込
み、基準データに類似するデータの検索抽出、並びに欠
測データの補正処理等を自動的に行えるようにし、デー
タロガー装置の機能向上を図る。 【解決手段】 ネットワーク接続の文字データ作成蓄積
装置(例えばパソコン)から文字データを取得してデー
タロガー装置内で帳票データとして編集し蓄積する。ま
た、特別に定義されたデータ誤差判定基準と個別誤差判
定基準に基づきオペレータが指定した連続データの組と
類似するデータをデータローガ装置内に蓄積した帳票デ
ータを検索して抽出する。さらに、特別に設定した手順
に則って、欠測データの検出とその補正処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばプラント
などの外部装置から計測データおよび状態データを収集
して蓄積し、日報、月報などの帳票を作成するデータロ
ガー装置に関するものであり、特にある一定期間のデー
タの保存機能、定義情報に定めた方式によるデータの収
集機能に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は従来のデータロガー装置の構成
を示すブロック図である。図において、1zは図示して
いないプラントなどの外部装置からの計測データおよび
状態データを収集するコントローラ、2zはコントロー
ラ1zとデータロガー装置3zとの間の信号線、41z
はデータロガー装置3zを構成するデータ処理蓄積装置
30zにデータの処理や修正などを指示するためのキー
入力装置、42zは前記外部装置からのデータを表示す
るCRT等の表示装置、43zは帳票を印字するプリン
ターなどの印字装置である。また、データ処理蓄積装置
30zは、コントローラ1zから出力されるデータを取
り込んで加工するデータ収集処理部31zと、データ収
集処理部31zで加工されたデータを格納する帳票デー
タ蓄積部32zと、キー入力装置41zからのデータ修
正指示に対して、帳票データ蓄積部32zのデータを修
正するデータ修正処理部33zと、帳票データ蓄積部3
2zから出力されたデータを表示装置42zに表示する
ための処理を行うデータ表示処理部34zと、帳票デー
タ蓄積部32zから出力されたデータを印字装置43z
に印字するための処理を行うデータ印字処理部35zと
により構成していた。
【0003】次に動作について説明する。外部装置から
の計測データおよび状態データは、コントローラ1z、
信号線2zを介してデータ処理蓄積装置30zに取り込
まれ、データ収集処理部31zで、帳票データに加工さ
れ帳票データ蓄積部32zに蓄積される。このデータ
は、データ表示処理部34zへ出力されて表示に必要な
処理が行われ、表示装置42zに出力されて表示され
る。また、同様にデータ印字処理部35zへ出力されて
必要な処理が行われ、印字装置43zに出力されて帳票
として印刷される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータロガー装
置は以上のように構成され、帳票上のデータは計測デー
タおよび状態データのみであったため、オペレータの作
業内容などの記録に係る情報は、印字装置によって出力
された帳票に文字情報を手入力されていた。また、別途
オペレータの作業日報等にも同様の情報の記入が必要で
あり、作業の重複が発生するという問題があった。
【0005】また、外部装置から通信線を介して収集す
るデータが、何らかの原因で収集できなかった場合、デ
ータの欠測が発生するが、その補正作業はオペレータの
手入力作業で行われていたため、修正に時間がかかる問
題もあった。
【0006】この発明は、上記問題を解決するためにな
されたものであり、その第一の目的は、オペレータが電
子ツール、パソコン等で作成した作業日報等の文字情報
データを、帳票データとして取り込んで蓄積し、帳票上
に自動展開できるようにすることである。
【0007】また、第2の目的は、データロガー装置内
に蓄積している帳票データから、必要なデータを検索に
よって得て利用できるようにすることである。
【0008】さらに、第3の目的は、欠測したデータの
補正作業を自動化によりなし得るようにする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】この発明に係るデータロガー装置は、上記
問題を解決するため、外部装置からの計測データおよび
状態データを収集して蓄積すると共に、このデータに基
づく帳票作成のための処理を行うデータ処理蓄積装置
と、このデータ処理蓄積装置に必要な文字データの作成
と編集および蓄積を行う機能を有し、前記データ処理蓄
積装置に必要な文字データを供給する文字データ作成蓄
積装置と、前記データ処理蓄積装置に帳票の作成のため
に必要な指示を与えるキー入力装置と、前記データ処理
蓄積装置からのデータの表示を行う表示装置と、印字を
行う印字装置とを備えたものである。
【0011】また、データ処理蓄積装置は、コントロー
ラから出力されるデータを加工するデータ収集処理部
と、データ収集処理部で加工されたデータを格納する帳
票データ蓄積部と、キー入力装置からのデータ修正指示
に対して、帳票データ蓄積部のデータを修正するデータ
修正処理部と、帳票データ蓄積部から出力されたデータ
を表示装置にて表示するための処理を行うデータ表示処
理部と、帳票データ蓄積部から出力されたデータを印字
装置にて印字するための処理を行うデータ印字処理部
と、キー入力装置の指示に基づく制御により、文字デー
タ作成蓄積装置から文字データを取得して帳票文字デー
タの編集を行う帳票文字データ編集処理部とを備えたも
のである。
【0012】また、文字データ作成蓄積装置は、文字デ
ータを編集する文字データ編集処理部と、文字データを
蓄積する文字データ蓄積部と、キー入力部と、表示部
と、LAN回線を経てデータ処理蓄積装置との間のデー
タ通信を行うLAN通信処理部とを備えている。
【0013】また、データ処理蓄積装置は、別途入力さ
れた基準データに類似する類似データを帳票データ蓄積
部に蓄積されたデータから検索抽出する類似データ検索
処理部を備え、この抽出された類似データに基づく帳票
データの作成を行えるようにしている。
【0014】さらに、検索データが基準データに対し類
似かの判定を、基準データに属する複数個からなるデー
タの組の、個々のデータに対応する検索データのそれぞ
れに許容値として設定されるデータ誤差と、1組の検索
データに属する複数個のそれぞれのデータに関し、前記
データ誤差内にあるデータ数の割合の許容値として設定
される個別誤差とによって特徴づけられた判定法によっ
て判定するようにしたものである。
【0015】さらに、基準データの入力方法は、キー入
力装置から連続データを構成する個々のデータを個別的
に入力するようにしている。
【0016】さらに、別の基準データの入力方法として
は、データロガー装置が運転中に遭遇した状況に対応し
て継続して収集したデータをセットとして一活入力する
ようにしている。
【0017】また、別の基準データの入力方法は、状況
に対応して設定され用意されたモデルケースに係る一連
のデータの組を予め保存しておき、これをデータのセッ
トとして一活入力するようにしている。
【0018】データ収集処理装置は、さらに、帳票デー
タ蓄積部を検索してデータ欠測個所を特定するデータ欠
測検索処理部と、データ欠測の補正データを編集し、帳
票データ蓄積部のデータを補正するデータ補正処理部と
を備え、帳票データ蓄積部に蓄積されているデータの欠
測部分の有無を調べるとともに、データの欠測部分を予
め定めた処理方法により自動的に補正するようにしてい
る。
【0019】予め選定された特定のデータの補正処理方
法により補正データの自動作成を行うようにしている。
【0020】データの補正処理は、欠測直前、直後デー
タの平均値を入れるか、欠測直前のデータにあわせる
か、欠測直後のデータにあわせるか、定数を入れるかを
状況に応じ使い分けするようにしている。
【0021】データ収集処理装置は、さらに、帳票デー
タ蓄積部を検索してデータ欠測個所を特定するデータ欠
測検索処理部と、データ欠測の補正データを編集し、帳
票データ蓄積部のデータを補正するデータ補正処理部
と、同一システム内に設置された他のデータロガー装置
との間をつなぐ通信回線とを備え、帳票データ蓄積部に
蓄積されているデータの欠測部分の有無を調べるととも
に、データの欠測部分にかかるデータを前記他のデータ
ロガー装置から収集して補正するようにしている。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1にかかるデータロガー装置を示す。図にお
いて、1はコントローラ、3はデータロガー装置、2は
コントローラ1とデータロガー装置3をつなぐ信号線で
ある。また、データロガー装置3は、データ処理蓄積装
置30、キー入力装置41、表示装置42、印字装置4
3より構成されている。また、データ処理蓄積装置30
は、コントローラ1から出力されるデータを加工するデ
ータ収集処理部31と、データ収集処理部31で加工さ
れたデータを格納する帳票データ蓄積部32と、キー入
力装置41からのデータ修正指示に対して、帳票データ
蓄積部32のデータを修正するデータ修正処理部33
と、帳票データ蓄積部32から出力されたデータを表示
装置42にて表示するための処理を行うデータ表示処理
部34と、帳票データ蓄積部32から出力されたデータ
を印字装置43にて印字するための処理を行うデータ印
字処理部35と、キー入力装置41の指示に基づく制御
により、文字データ作成蓄積装置として使われるパソコ
ン5から文字データを取得して帳票文字データの編集を
行う帳票文字データ編集処理部36と、LAN回線4を
経てパソコン5との間のデータ通信を行うLAN通信処
理部37とにより構成している。パソコン5は、データ
ロガー装置3との間でLAN回線4を通じて通信を行う
LAN通信処理部51と、文字データを編集する文字デ
ータ編集処理部52と、文字データを蓄積する文字デー
タ蓄積部53と、キー入力部54と、表示部55とより
構成される。
【0023】次に動作を説明する。パソコン5では図3
に示す文字データ作成図面の様式により日誌を作成し、
文字データ蓄積部53に蓄積する。データロガー装置3
では、キー入力装置41からの文字取得命令の操作によ
り、帳票文字データ編集処理部36が動作し、以下の手
順でパソコン5からのデータ取得処理を行う。すなわ
ち、帳票文字データ編集処理部36からのデータ取得処
理のための指示信号はLAN回線4を介してパソコン5
の文字データ処理編集部52に送り込まれる。文字デー
タ処理編集部52では文字データ蓄積部53を検索して
該当データを取得し、データロガー装置3の帳票文字デ
ータ編集処理部36に送る。文字データを受け取った帳
票文字データ編集処理部36は文字データを図2の形式
に編集し、帳票データ蓄積部32に格納する。次に帳票
へのデータの表示処理は、キー入力装置41からの表示
命令の操作により、帳票データ蓄積部32に蓄積されて
いる文字データをデータ表示処理部34に取り出して、
図4の形式で表示する。以上のようにして、文字情報も
あわせて取り扱うことができる。
【0024】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2に係るデータロガー装置の構成を示すブロック図で
ある。図5において図1と同一符号のものは同一または
相当部分を示す。38はキー入力された連続データを基
に帳票蓄積部32から類似データを検索する類似データ
検索処理部である。
【0025】次に動作を説明する。表示装置42に、図
6に示す類似データ検索準備画面を表示し、キー入力装
置41から連続する24個の基準となる検索元データの
入力と、設定すべきデータ誤差、個別誤差(段落003
0で説明する)の入力を行う。これによって、類似デー
タ検索処理部38が以下の手順でデータ検索処理を開始
する。類似データ検索処理部38は、まず帳票データ蓄
積部32から蓄積している帳票データを24個抜き出し
それぞれについて前記検索元データとの間でデータ誤差
のチェックを行い、次に個別誤差のチェックを行う。こ
の処理を指定された最新日データから順番に古いデータ
にわたり所望の検索データが得られる範囲で実施する。
データ誤差、個別誤差のチェックをパスしたデータは、
図7に示す形式で表示装置42に表示する。表示内容は
図6で入力した検索元データ(基本データ)とデータ誤
差、個別誤差の各チェックをパスした検索発見データと
今回の検索で指定したデータ誤差、個別誤差、検索発見
データの日付を表示する。このようにして過去のデータ
の中から検索元データと類似するデータを見つける事が
でき、またそのようなデータが発生した日付などを知る
ことができる。
【0026】また、図7に示す類似データ検索結果画面
において、「次へ」を選択すると次の連続データの取り
込みと上記と同じ処理によって、別の時期における類似
データを抽出することができるようになっている。
【0027】この実施の態様では、日報をベースにした
連続する24データの類似データ検索について説明した
が、同じ日報の任意数の連続する類似データ、または月
報の類似データ検索にも適用する事が出来る。
【0028】なお、基準データの入力は、データロガー
装置が運転中に遭遇した特定の状況下に継続して収集し
たデータをセットとして一活入力することも出来る。こ
のようなデータを基準データとして利用すると、データ
ロガー装置が運転中に遭遇した特定の状況と過去の運転
中において類似するデータが発生していたものを探す事
が出来るので、外部装置の保守点検に有用なデータとし
て利用できる。
【0029】また、基準データの入力は、状況に対応し
て設定され用意されたモデルケースに係る一連のデータ
の組を予め保存しておき、これをデータのセットとして
一活入力するようにすることもできる。このようなデー
タを基準データとして利用すると、例えば設計値から設
定できる基準データを用いて、実際の運転状況で得られ
るデータと比較することができるので、理想値からのず
れを把握しその原因を分析することができ、外部装置の
保守点検に有用なデータとして利用できる。
【0030】次に、この発明で扱われている「データ誤
差」と「個別誤差」について説明する。「データ誤差」
とは、検索データに誤差を伴っている場合に、その検索
データが基本データに対し、誤差を伴ってはいるが正常
データである、とする範囲をどの程度とするか、決定す
るものである。図8は、基本データ100に対して「デ
ータ誤差」を10%と設定した例で、この場合は90〜
110の検索データは誤差の範囲にある正常なデータと
判定する。「個別誤差」とは、図9に例を示すように、
24個の検索データに関し、上記「データ誤差」が正常
か異常かを判断し、異常とされるデータの個数が3個以
内であればこの24個の連続するデータは、正常な類似
データと判定する。また、異常データの個数が4個以上
の場合は、異常な類似データと判定する。
【0031】実施の形態3.図10はこの発明の実施の
形態3に係るデータロガー装置の構成を示すブロック図
である。図10において図1と同一符号のものは同一ま
たは相当部分を示す。39はキー入力装置41からの処
理開始命令により、帳票データ蓄積部32を検索してデ
ータ欠測個所を特定するデータ欠測検索処理部、40は
データ欠測の補正データを編集し、帳票データ蓄積部3
2のデータを補正するデータ補正処理部である。
【0032】次に動作について説明する。図12に示す
入力画面にてキー入力装置41からの処理命令を受けた
データ欠測検索処理部39は、帳票データ蓄積部32の
データの欠測部分を調査する。データの欠測部分は、図
13に1例を示すようにデータ抽出ポイントでデータが
欠落しているので捉えることができる。データの欠測が
あった場合、図11に示すデータ欠測情報テーブルを作
成し、データ欠測情報をデータ補正処理部40に通知す
る。データ欠測情報を受けたデータ補正処理部40は、
図12に示すいくつかのデータ補正方法の内からオペレ
ータによって選定された特定の方法で補正データの作成
を行う。すなわち、欠測部分のデータとして、「欠測直
前、直後データの平均値」を入れる方法、「欠測直前の
データにあわせる」方法、「欠測直後のデータにあわせ
る」方法、「定数を入れる」方法、を用意して、状況に
応じ使い分けできるようにしている。ただし、「欠測直
前、直後データの平均値」、または、「欠測直前のデー
タにあわせる」のどちらかが選択される場合は、データ
ロガー装置3は復旧後少なくとも1回のデータ作成がさ
れていることが条件となる。
【0033】また、図12のそれぞれの補正方式による
補正データの具体例を図13に示す。「欠測直前、直後
データの平均値」であれば、欠測直前データ10.0と
欠測直後データ20.0の平均値15.0が補正データ
として生成される。「欠測直後データにあわせる」であ
れば、欠測直後データと同様に20.0が補正データと
して生成される。「定数を入れる」であれば定数指定1
2.0として生成される。以上のようにして、欠測部分
のデータを実用上支障の無い範囲で作りこの値で補正を
行う。
【0034】実施の形態4.図14はこの発明の実施の
形態4に係るデータロガーシステムの構成を示すブロッ
ク図である。図14において、図1または図10と同一
符号のものは同一または相当部分を示す。39は、キー
入力装置41からの処理開始命令により帳票データ蓄積
部32を検索し、データ欠測個所を特定するデータ欠測
検索処理部、40はデータ欠測の補正データを編集して
帳票データ蓄積部32のデータを補正するデータ補正処
理部、37はデータ通信を行うLAN通信処理部、3B
は、データロガー装置3と同一の計測データと状態デー
タを扱う系統に属し、かつ同形式で補正データを保持し
ている別のデータロガー装置である。
【0035】次に動作を説明する。キー入力装置41か
らの処理命令を受けたデータ欠測検索処理部39は実施
の形態3と同じようにして、帳票データ蓄積部32のデ
ータ欠測部分を調査する。データ欠測があった場合、図
11に示すデータ欠測情報テーブルを作成し、データ欠
測情報をデータ補正処理部40に通知する。データ欠測
情報を受けたデータ補正処理部40は、LAN通信処理
部37、LAN回線4を介し、データロガー装置3Bよ
り欠測データを取得する。データロガー装置3B より補
正データを受け取ったデータ補正処理部40はそのデー
タを帳票データ蓄積部32に格納する。この実施の形態
では、バックアップ関係にある他のデータロガー装置の
データを利用するので、同時に欠測になる可能性は低
く、より高い信頼性の確保ができる。
【0036】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、文字デ
ータ作成蓄積装置(例えば、パソコン)上で編集された
文字データを取り込み利用できるので、帳票上の再入力
作業がなくなり、データロガー装置における処理作業の
効率の向上が図られる効果がある。
【0037】また、蓄積している過去のデータの中か
ら、特定のデータ群と類似するデータを検索して抽出で
きるようにしたので、過去の類似データとの対比が容易
に行え、異常解析等を効率的に行える効果がある。
【0038】また、データ欠測が発生した場合に、従来
人手で入力していた補正値を、所定のルールで算定した
欠測データを補正値として自動入力するようにしたの
で、処理効率の向上が図れる効果がある。
【0039】さらに同一システム内にデータロガー装置
を複数台設置している場合に、他のデータロガー装置の
収集データを利用して欠測データの補正を行うようにし
たので、より実際に近いデータで補正できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係るデータロガー装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 この発明の文字データテーブルの構成を示す
図である。
【図3】 この発明のパソコンにおける文字データ作成
画面を示す図である。
【図4】 この発明の文字データ表示画面を示す図であ
る。
【図5】 実施に形態2に係るデータロガー装置の構成
を示すブロック図である。
【図6】 この発明の類似データ検索準備画面を示す説
明図である。
【図7】 この発明の類似データ検索結果画面を示す図
である。
【図8】 この発明の類似データ検索条件を示す説明図
である。
【図9】 この発明の他の類似データ検索条件を示す説
明図である。
【図10】 実施の形態3に係るデータロガー装置の構
成を示すブロック図である。
【図11】 この発明の欠測データ補正テーブルの構成
を示す説明図である。
【図12】 この発明の欠測データ補正準備画面を示す
説明図である。
【図13】 この発明の欠測データ補正結果を示す説明
図である。
【図14】 実施の形態4に係るデータロガー装置の構
成を示すブロック図である。
【図15】 従来のデータロガー装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 コントローラ、 2 信号線、3 データロガー装
置、 30 データ処理蓄積部、31 データ収集処理
部、 32 帳票データ蓄積部、33 データ修正処理
部、 34 データ表示処理部、35 データ印字処理
部、 36 帳票文字データ編集処理部、37 LAN
通信処理部、 38 類似データ検索処理部、39 デ
ータ欠測検索処理部、4 LAN回線、 40 データ
補正処理部、5 パソコン、 51 LAN通信処理
部、52 文字データ編集処理部、 53 文字データ
蓄積部、54 キー入力装置、 55 表示装置。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置からの計測データおよび状態デ
    ータを収集して蓄積すると共に、このデータに基づく帳
    票作成のための処理を行うデータ処理蓄積装置と、デー
    タ処理蓄積装置に必要な文字データの作成と編集および
    蓄積を行う機能を有し、前記データ処理蓄積装置に必要
    な文字データを供給する文字データ作成蓄積装置と、前
    記データ処理蓄積装置に帳票の作成のために必要な指示
    を与えるキー入力装置と、前記データ収集処理装置から
    のデータの表示を行う表示装置と、印字を行う印字装置
    とを備え、外部装置からのデータの収集と蓄積を行うと
    ともに必要な処理を行って当該外部装置の管理のための
    データを得るようにしたことを特徴とするデータロガー
    装置。
  2. 【請求項2】 データ処理蓄積装置は、外部装置のデー
    タを取り込んで加工するデータ収集処理部と、前記デー
    タ収集処理部で加工されたデータを格納する帳票データ
    蓄積部と、キー入力装置からのデータ修正指示に対し
    て、前記帳票データ蓄積部のデータを修正するデータ修
    正処理部と、前記帳票データ蓄積部から出力されたデー
    タを表示装置にて表示するための処理を行うデータ表示
    処理部と、前記帳票データ蓄積部から出力されたデータ
    を印字装置にて印字するための処理を行うデータ印字処
    理部と、前記キー入力装置の指示に基づく制御により、
    文字データ作成蓄積装置から文字データを取得して帳票
    文字データの編集を行う帳票文字データ編集処理部とを
    備えたことを特徴とする請求項1に記載のデータロガー
    装置。
  3. 【請求項3】 文字データ作成蓄積装置は、文字データ
    を編集する文字データ編集処理部と、文字データを蓄積
    する文字データ蓄積部と、キー入力部と、表示部と、L
    AN回線を経てデータ収集処理装置との間で文字データ
    のための通信を行うLAN通信処理部とを備えたことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータロガ
    ー装置。
  4. 【請求項4】 データ収集処理装置は、帳票データ蓄積
    部に蓄積されたデータを検索して、別途入力された基準
    データに類似する類似データを抽出する類似データ検索
    処理部を備え、この抽出された類似データに基づく帳票
    データの作成を行うようにしたことを特徴とする請求項
    1ないし請求項3の何れか1項に記載のデータロガー装
    置。
  5. 【請求項5】 基準データの個々の基準値に対する許容
    誤差を設定するデータ誤差と、1つの組に属する複数個
    の検索データの、個々のデータが前記データ誤差以内に
    あるデータ数の割合の許容値を設定する個別誤差とによ
    って特徴ずけられ、許容の個別誤差以内にある一つの組
    に属するデータを基準データに対し類似データとする類
    似データの判定法を採用したことを特徴とする請求項4
    に記載のデータロガー装置。
  6. 【請求項6】 連続データの入力は、キー入力装置から
    連続データを構成する個々のデータを個別的に入力する
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のデー
    タロガー装置。
  7. 【請求項7】 基準データの入力は、データロガー装置
    が運転中に遭遇した状況に対応して継続して収集したデ
    ータをセットとして一活入力するようにしたことを特徴
    とする請求項4または請求項5に記載のデータロガー装
    置。
  8. 【請求項8】 基準データの入力は、状況に対応して設
    定され用意されたモデルケースに係る一連のデータの組
    を予め保存しておき、これを基準データとして一活入力
    するようにした事を特徴とする請求項4または請求項5
    に記載のデータロガー装置。
  9. 【請求項9】 データ収集処理装置は、さらに、帳票デ
    ータ蓄積部を検索してデータの欠測部分を特定するデー
    タ欠測検索処理部と、データの欠測部分の補正データを
    編集し、前記帳票データ蓄積部のデータを補正するデー
    タ補正処理部とを備え、前記帳票データ蓄積部に蓄積さ
    れているデータの欠測部分の有無を調べるとともに、デ
    ータの欠測部分を予め定めた処理方法により自動的に補
    正するようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求
    項8に記載のデータロガー装置。
  10. 【請求項10】 データの補正処理は、欠測直前、直後
    データの平均値を入れるか、欠測直前のデータにあわせ
    るか、欠測直後のデータにあわせるか、定数を入れるか
    を状況に応じ使い分けするようにしたことを特徴とする
    請求項9に記載のデータロガー装置。
  11. 【請求項11】 データ収集処理装置は、帳票データ蓄
    積部を検索してデータの欠測部分を特定するデータ欠測
    検索処理部と、データの欠測部分の補正データを編集
    し、帳票データ蓄積部のデータを補正するデータ補正処
    理部と、同一システム内に設置された他のデータロガー
    装置との間をつなぐ通信回線とを備え、帳票データ蓄積
    部に蓄積されているデータの欠測部分の有無を調べると
    ともに、データの欠測部分にかかるデータを前記他のデ
    ータロガー装置から収集して補正するようにしたことを
    特徴とする請求項9または請求項10に記載のデータロ
    ガー装置。
JP9324858A 1997-11-26 1997-11-26 データロガー装置 Pending JPH11161718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9324858A JPH11161718A (ja) 1997-11-26 1997-11-26 データロガー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9324858A JPH11161718A (ja) 1997-11-26 1997-11-26 データロガー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11161718A true JPH11161718A (ja) 1999-06-18

Family

ID=18170442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9324858A Pending JPH11161718A (ja) 1997-11-26 1997-11-26 データロガー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11161718A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006214813A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Dkk Toa Corp 環境測定装置
JP2013222414A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Fujitsu Ltd 品質推計プログラム,品質推計装置および品質推計方法
JP2014092835A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Mitsubishi Electric Corp データロガー装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006214813A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Dkk Toa Corp 環境測定装置
JP4594120B2 (ja) * 2005-02-02 2010-12-08 東亜ディーケーケー株式会社 環境測定装置
JP2013222414A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Fujitsu Ltd 品質推計プログラム,品質推計装置および品質推計方法
JP2014092835A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Mitsubishi Electric Corp データロガー装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10319087B2 (en) Control system, control device, image processing device, and control method
JP2002063240A (ja) 生産管理システム
JP4806517B2 (ja) 加工プロセス監視システム
JPH11161718A (ja) データロガー装置
US20090261948A1 (en) Machine element control apparatus using rfid tag and machine element control using the same
US6966014B2 (en) Method for system obstacle correspondence support
JPH10275093A (ja) プログラムテスト支援装置
JP2000259239A (ja) ロギング装置、ロギングシステム及びロギングレポート
JP2003274576A (ja) 電力系統監視制御装置
JPH08115124A (ja) プラントデータ作表装置
EP3786750B1 (en) Data collection system, data collection method, and program
JP2730538B2 (ja) 生産制御システム・リファレンス自動挿入システム
JPH06242281A (ja) 発電プラントの状態管理装置
JP2004240772A (ja) 刷版進行装置
EP1262846A1 (en) Use of structured status images in a control system for an industrial automation process
JP2000090162A (ja) 作業指示・支援装置
JP2005018475A (ja) 生産指示システム
JP2006163762A (ja) プラント監視制御装置向け系統試験装置
JPH11184519A (ja) プラント監視制御装置
JP2001022613A (ja) ログファイル内ログ情報の検索方法
JPH0724673A (ja) 作業指示支援システム
JP3361892B2 (ja) 点検データ収集装置
JP2024016653A (ja) アラームコメントデータ収集システム
CN115277819A (zh) 一种业务系统整体情况的自动生成方法及系统
JPH09253985A (ja) 工程管理システム及びその制御方法