JPH11161544A - 情報処理装置、その制御方法およびメモリアドレス変換装置 - Google Patents

情報処理装置、その制御方法およびメモリアドレス変換装置

Info

Publication number
JPH11161544A
JPH11161544A JP32301197A JP32301197A JPH11161544A JP H11161544 A JPH11161544 A JP H11161544A JP 32301197 A JP32301197 A JP 32301197A JP 32301197 A JP32301197 A JP 32301197A JP H11161544 A JPH11161544 A JP H11161544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
memory
addresses
bit width
bank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32301197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3635899B2 (ja
Inventor
Kazuhiko Shimamoto
和彦 島本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP32301197A priority Critical patent/JP3635899B2/ja
Publication of JPH11161544A publication Critical patent/JPH11161544A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3635899B2 publication Critical patent/JP3635899B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕様の異なるRAMモジュールを簡単に利用
することができ、低コストのメモリの増設が可能な情報
処理装置を提供する。 【解決手段】 RAMモジュールに搭載されたデバイス
の容量およびビット幅を自動的に判断する仕様判断機能
と、その仕様に合わせてアドレスの割付を設定できる割
付設定機能とを設け、さらに、(a)に示すようなアド
レスの割付マップを採用することにより、デバイスタイ
プに合わせて割付を変更する箇所が少なく、異なった仕
様のデバイスに対してメモリ空間が連続するように割り
付けできるようにする。従って、RAMモジュールのデ
バイス仕様を自動的に判断して、それに合わせて割付設
定が行われるので、どのような仕様のデバイスを搭載し
たRAMモジュールでも利用することが可能となり、安
価で手軽にメモリを増設することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタの制御装
置などに適した情報処理装置およびその制御方法に関
し、特に、RAMモジュールに対するメモリアドレスの
変換に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ページプリンタの画像処理部を構成する
情報処理装置などにおいては、CPUの作業領域などの
一時記憶領域としてRAMモジュールが用いられてい
る。近年、処理速度が速くて安価な同期型のDRAM
(SDRAM)を搭載したRAMモジュールが多く用い
られるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、RAM
モジュールは、搭載されるメモリデバイス(以降におい
てはデバイス)のビット幅および容量により、メモリア
ドレスの数が変わるので、現状ではさまざまなアドレス
仕様のRAMモジュールが存在している。例えば、図2
に表を用いて示してあるように、デバイス容量が4Mビ
ット、16Mビットおよび64Mビットで、ビット幅が
4、8および16のデバイスでは、それぞれローアドレ
ス数およびカラムアドレス数が異なる。従来、RAMモ
ジュールのメモリアドレスに対するアドレスの割付は情
報処理装置毎に一意的に決められており、このため、仕
様の異なるデバイスを搭載したRAMモジュールをその
まま利用することは不可能である。従って、RAMモジ
ュールを増設するときは、予め指定された仕様に合致す
るRAMモジュールが必要であり、選択できるモジュー
ルが限られ、ユーザーが入手可能な適当な価格のモジュ
ールが使用できないなどの問題があった。
【0004】仕様の異なるモジュールを使用できる情報
処理装置もあるが、アドレス仕様を変更するためには、
ユーザーがジャンパなどのハードウェア、あるいは、B
IOSなどのソフトウェアを操作してRAMモジュール
の仕様にマッチした条件を設定する必要があり、面倒で
ある。さらに、メモリ等に対する十分な知識が必要であ
り、一般のユーザーでは難しい。
【0005】そこで、本発明においては、仕様の異なる
RAMモジュールであっても簡単に使用することがで
き、低コストでメモリの増設が可能な情報処理装置およ
びその制御方法、メモリアドレス変換装置などを提供す
ることを目的としている。さらに、仕様の異なるRAM
モジュールを用いる際に、アドレスの割付を間違えずに
確実に使用することができる情報処理装置およびその制
御方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の情報
処理装置においては、装着されたRAMモジュールのデ
バイス容量およびビット幅を判断する仕様判断機能と、
この仕様判断機能で判明したデバイス容量およびビット
幅によってメモリアドレスの割付を変更可能な割付設定
機能とを設け、自動的にRAMモジュールの仕様を判断
すると共に、それに合わせてメモリアドレスの割付を自
動的に設定できるようにしている。また、本発明の情報
処理装置の制御方法においては、RAMモジュールのデ
バイス容量およびビット幅を判断する仕様判断工程と、
この仕様判断工程で判明したデバイス容量およびビット
幅によってメモリアドレスの割付を変更する割付設定工
程とを設けて、自動的にアドレスの割付を変更できるよ
うにしている。
【0007】本発明の情報処理装置およびその制御方法
においては、自動的にRAMモジュールの仕様を判断
し、その仕様に従ってメモリアドレスの割付が自動的に
行われる。このため、ユーザーはRAMモジュールに搭
載されたデバイスタイプの差を意識することなく利用で
き、入手可能な仕様で低コストのRAMモジュールを利
用することができる。さらに、RAMモジュールの仕様
が自動的に判断され、それに適したメモリアドレスの割
付が自動的に行われるので、アドレスの割付を間違えた
りすることなく、仕様の異なるRAMモジュールを確実
に利用することができる。従って、信頼性が高く、RA
Mモジュールをフレキシブルに選択可能な半導体処理装
置およびその制御方法を提供することができる。RAM
モジュールの仕様判断は、RAMモジュールの不揮発記
憶領域に用意された仕様情報を読み取ることによって判
断可能である。
【0008】割付設定するときは、アドレスに対し、次
のようにローアドレスおよびカラムアドレスを割り付け
るメモリアドレス変換装置あるいはメモリアドレス変換
方法を採用することが望ましい。まず、ローアドレスス
トローブ時は、メモリアドレスMA0〜MA7に対しア
ドレスA11〜A18を、メモリアドレスMA8〜MA
9に対しアドレスA21〜A22を、プリチャージアド
レスPA(MA10)に対しアドレスA19を、バンク
アドレスBA0に対しアドレスA20を割り当てる。さ
らに、カラムアドレスストローブ時には、メモリアドレ
スMA0〜MA7に対しアドレスA3〜A10を、メモ
リアドレスMA8〜MA9に対しアドレスA23〜A2
4を割り当てる。
【0009】ただし、デバイス容量が64MビットのR
AMモジュールに対しては、ビット幅が4ビットのとき
は、メモリアドレスMA11およびバンクアドレスBA
1/MA12に対しアドレスA25およびA26を、ビ
ット幅が8ビットのときは、メモリアドレスMA11お
よびバンクアドレスBA1/MA12に対しアドレスA
25およびA24を、さらに、ビット幅が16ビットの
ときは、メモリアドレスMA11およびバンクアドレス
BA1/MA12に対しアドレスA23およびA24を
割り当てる。なお、デバイス容量およびビット幅によ
り、ローアドレスストローブ時、あるいはカラムアドレ
スストローブ時に無効なメモリアドレスにアドレスが割
り当てられているものについては無効となる。
【0010】このような割付を採用することにより、デ
バイス容量が4Mビットから64Mビットでビット幅が
4ビットから16ビットのデバイスを搭載した全てのR
AMモジュールに対しアドレスを連続して割り付けるこ
とが可能となる。さらに、カラムアドレスが下位アドレ
スに割り付けられているのでRAMモジュールのページ
領域を大きくできる。そして、デバイスの仕様によって
変更する箇所は、デバイス容量が64Mビットのときの
メモリアドレスMA11およびバンクアドレスBA1/
MA12に限られる。従って、非常に簡易なメモリアド
レス変換用のソフトウェアあるいはハードウェアによっ
てデバイスの仕様に対応した割付を自動的に設定するこ
とができる。
【0011】さらに、本発明の割付を用いて、不揮発記
憶領域が用意されていない、あるいは不揮発記憶領域に
仕様情報が記載されていないRAMモジュールに対して
は、搭載されているデバイスの仕様を自動的に判別する
ことも可能となる。すなわち、仕様判断機能あるいは工
程において、ローアドレスおよびカラムアドレスの割付
を、デバイス容量が64Mビットでビット幅が4ビット
のRAMモジュールに対する状態に設定し、8Mバイト
毎に異なるデータを想定される最大メモリ容量まで書き
込むことにより、データが連続して記録され、あるいは
上書きされるので、その後、想定される最大メモリ容量
まで読み取り、読み取ったデータによりデバイス容量お
よびビット幅を判断することができる。
【0012】本発明の情報処理装置の制御方法およびメ
モリアドレス変換方法は、上記の各処理を行う命令を備
えたプログラムとして実現することが可能であり、その
プログラムをROM、ROMモジュールあるいはフロッ
ピーディスクなどのCPUに読み取り可能な記録媒体に
記録して提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。図1に、本発明に係るプリン
タ1の概略構成を示してある。このプリンタ1は、パソ
コンなどのホスト側から印刷用の入力データを受信して
印刷機構(プリンタエンジン)で印刷可能な構成の出力
データに変換する画像処理部10と、出力データに基づ
き印刷用紙上に印刷を行う印刷機構2とを備えている。
【0014】画像処理部10は、ホストから入力データ
を受信する入力インタフェース回路部25と、画像デー
タを作成する印刷処理プログラム22およびIPL21
などが収納されたプログラム収納用のROM12と、画
像データを作成するためのフォントのビットマップデー
タなどが収納されたフォント収納用のROM13を備え
ており、メモリコントローラ15とメモリバス17を介
して接続されている。また、画像処理部10は、画像デ
ータを作成する際の作業領域となり、中間のデータなど
が格納される同期型のDRAM(SDRAM)14を備
えており、このSDRAM14と、CPU11およびメ
モリコントローラ15がCPUバス18によって接続さ
れている。この画像処理部10によってホストから入力
された入力データが情報処理されて画像データに変換さ
れ、メモリバス17に接続されたビデオインタフェース
回路部20を介してプリンタエンジン2に供給されてペ
ージ毎の印刷が行われる。
【0015】SDRAMモジュール14に対しては、C
PUから発生されたアドレスが、メモリコントローラ1
5のアドレス変換部16によりメモリアドレスに変更さ
れ、そのメモリアドレス(ローアドレスおよびカラムア
ドレス)がメモリアドレスバス19を介して供給されて
SDRAMモジュール14に対する入出力が行われる。
SDRAMモジュール14は、8MB(メガバイト)か
ら128MB程度までの種々の容量のものが市販されて
いる。このため、ユーザーは適当な容量のモジュールを
購入して置き換えることにより、メモリの増設を行うこ
とが可能であり、メモリ容量を大きくして大量の画像デ
ータをより高速で処理可能にするなど、プリンター10
の機能アップを図ることができる。しかしながら、上述
したように、RAMモジュール14に搭載されているデ
バイスによってアドレス仕様が異なり、従来のプリンタ
ーでは、どのようなRAMモジュール14でもそのまま
すぐに使用できるようにはなっていない。
【0016】図2に、デバイス容量およびビット幅毎の
アドレス仕様を表を用いて示してある。本図に示したよ
うに、例えば、デバイス容量が4Mビットでビット幅が
16のデバイスを搭載したRAMモジュールにおいて
は、9ビットのローアドレスRA、1ビットのバンクア
ドレスBA、および8ビットのカラムアドレスCAがロ
ーアドレスストローブ(RAS)信号が供給されたとき
(アドレスストローブ時)およびカラムアドレスストロ
ーブ(CAS)信号が供給されたとき(カラムアドレス
ストローブ時)にそれぞれ有効になる。加えて、カラム
アドレスストローブ時には、ローアドレスの1ビットに
相当するプリチャージアドレスPAが有効になる。
【0017】一方、デバイス容量が64Mビットでビッ
ト幅が4のデバイスを搭載したRAMモジュールにおい
ては、12または13ビットのローアドレスRA、2ま
たは1ビットのバンクアドレスBA、および10ビット
のカラムアドレスCAがローアドレスストローブ時およ
びカラムアドレスストローブ時にそれぞれ有効になる。
また、ローアドレスの1ビットであるMA10がプリチ
ャージアドレスであり、カラムアドレスストローブ時に
はプリチャージ信号も有効になる。
【0018】このように搭載されているデバイスによっ
てアドレス仕様の異なるRAMモジュールに対し、従来
のプリンターでは、いずれかのアドレス仕様のRAMモ
ジュールがプリンターメーカーによって指定されてお
り、メモリを増設する際はその仕様に則したRAMモジ
ュールを購入する必要があった。これに対し、本願出願
人は、よりフレキシブルに、また低コストでメモリの増
設ができるように、アドレス仕様の異なるRAMモジュ
ールでも利用可能なアドレス割付方法を検討し、その結
果、図3(a)に示すようなアドレス割付マップを得る
ことができた。このアドレス割付マップでは、バイト単
位でデータが入出力可能であることを考慮し、アドレス
A3から最大でアドレスA26までが連続してローアド
レス、バンクアドレスおよびカラムアドレスに割り付け
られている。すなわち、次にようにアドレスA3から最
大でA26MAまでがローアドレス、バンクアドレスお
よびカラムアドレスに変換されるようになっている。
【0019】1.ローアドレスストローブ時:メモリア
ドレスMA0〜MA7に対し、アドレスA11〜A1
8、メモリアドレスMA8〜MA9に対し、アドレスA
21〜A22、プリチャージアドレスPAに対し、アド
レスA19、バンクアドレスBA0に対し、アドレスA
20、 2.カラムアドレスストローブ時:メモリアドレスMA
0〜MA7に対し、アドレスA3〜A10、メモリアド
レスMA8〜MA9に対し、アドレスA23〜A24、 3.ただし、デバイス容量が64MビットのRAMモジ
ュールに対して:ビット幅が4では:メモリアドレスM
A11およびバンクアドレスBA1/MA12に、アド
レスA25およびA26、ビット幅が8では:メモリア
ドレスMA11およびバンクアドレスBA1/MA12
に、アドレスA25およびA24、ビット幅が16で
は:メモリアドレスMA11およびバンクアドレスBA
1/MA12に、アドレスA23およびA24を割り当
てる。
【0020】このアドレス割付マップは、全ての仕様の
RAMモジュールに対しアドレスを連続的に割り付ける
こと、RAMのページ領域を大きくするために、カラム
アドレスに下位アドレスを割り付けること、および仕様
の異なるRAMモジュールに対応して割り当てを変える
必要があるメモリアドレスをできるだけ少なくすること
が考慮されている。このため、図3(b)に示すよう
に、本発明のアドレス割付マップに基づいてメモリアド
レスの変換を行うと、デバイス容量が4Mビットおよび
16Mビットの場合は変更はなく、デバイス容量が64
MビットのRAMモジュールに対しては、ビット幅に対
応してメモリアドレスMA11およびバンクアドレスB
A1(MA12)の2つのアドレスについて割付を変更
するだけで全ての仕様のRAMモジュールに対しアドレ
スを連続して割り付けることが可能となっている。
【0021】図4に、本発明の割付マップに基づき、そ
れぞれのデバイスのアドレス仕様に対応してメモリアド
レスにアドレスを割り付けた様子を示してある。例え
ば、デバイス容量が4Mビットでビット幅が16のデバ
イスを使用したRAMモジュールに対しては、ローアド
レスストローブ時にメモリアドレスMA0〜MA7、プ
リチャージアドレスPAおよびバンクアドレスBA0に
アドレスA11〜A20が連続して割り当てられてお
り、カラムアドレスストローブ時にメモリアドレスMA
0〜MA7にアドレスA3〜A10が割り当てられ、全
体としてアドレスA3〜A20がローアドレス、バンク
アドレスおよびカラムアドレスに連続して割り当てられ
ている。そして、カラムアドレスストローブ時にはプリ
チャージアドレスPAにプリチャージ信号が割り当てら
れ、バンクアドレスBAとともにプリチャージを制御す
る信号となる。
【0022】なお、図3(a)のアドレス割り当てマッ
プに示したメモリアドレスの内、4Mビットのデバイス
ではアドレスストローブ時にメモリアドレスMA8およ
びMA9などは図4に「×」で示したように有効になっ
ておらず、このメモリアドレスに割り当てられたアドレ
スは4Mビットのデバイスのアクセスには用いられてい
ない。
【0023】一方、デバイス容量が64Mビットでビッ
ト幅が4のデバイスを使用したRAMモジュールに対し
ては、ローアドレスストローブ時にメモリアドレスMA
0〜MA7、プリチャージアドレスPA、バンクアドレ
スBA0、メモリアドレスMA8〜MA9にアドレスA
11〜A22が連続して割り当てられ、さらに、メモリ
アドレスMA11およびバンクアドレスBA1(MA1
2)にアドレスA25およびA26が割り当てられてい
る。また、カラムアドレスストローブ時にメモリアドレ
スMA0〜MA7にアドレスA3〜A10が割り当てら
れ、さらに、メモリアドレスMA8〜MA9にアドレス
A23およびA24が割り当てられている。このため、
全体としてアドレスA3〜A26がローアドレス、バン
クアドレスおよびカラムアドレスに連続して割り当てら
れている。プリチャージアドレスPAにプリチャージ信
号が割り当てられているのも上記と同様である。
【0024】図5に、本例のプリンター10において、
RAMモジュール14に搭載されているデバイスの仕様
を識別してアドレスの割付を自動的に設定する処理の概
要をフローチャートを用いて示してある。これらの処理
は、電源投入直後などのIPL21がロードされたとき
に行われ、まず、RAMモジュール14にEEPROM
が内蔵されているものとして、ステップ51でEEPR
OMのデータを読む。RAMモジュールの多くには、通
常はEEPROMなどによって不揮発性の記憶領域が用
意されており、そこにSPDと称されるモジュールの仕
様情報(構成、性能など)が格納されている。従って、
RAMモジュールのSPDを取得することにより、RA
Mモジュールに搭載されているデバイスの仕様を判断す
ることが可能である。このため、ステップ52でEEP
ROMのデータが正常であることを判断し、正常の場合
はステップ53でSPDをデコードし、ステップ54で
デバイスの容量およびビット幅といったデバイスの仕様
を判断する。
【0025】そして、デバイスの容量が16Mビット以
下であれば、先に図3(a)に示したアドレスの割付マ
ップに従い、メモリアドレスMA11およびバンクアド
レスBA1(MA12)を除いてアドレスを割り付ける
ことにより、デバイス容量あるいはビット幅が異なるデ
バイスに対しても連続してアドレスをメモリアドレスに
変換することが可能である。このため、仕様の異なるデ
バイスが搭載されたメモリーモジュールを使用すること
ができる。このような割付をソフトウェアを用いて行っ
てももちろん良いが、本例のプリンター1においては、
メモリアドレス変換部16でハードウェア的に図3
(a)に示した割付(メモリアドレスMA11およびバ
ンクアドレスBA1(MA12)を除き)が設定されて
いる。
【0026】従って、本例のプリンター1においては、
ステップ54で判断されたデバイス容量が64Mビット
以上のときにステップ59以降において、残りのメモリ
アドレスMA11およびバンクアドレスBA1(MA1
2)の割付をソフトウェアで設定している。まず、ステ
ップ59でビット幅が4のときは、ステップ60でバン
クアドレスBA1(MA12)にアドレスA26を、ま
た、メモリアドレスMA11にアドレスA25を設定す
る。ステップ61でビット幅が8のときは、ステップ6
2でバンクアドレスBA1(MA12)にアドレスA2
4を、また、メモリアドレスMA11にアドレスA25
を設定する。ステップ63でビット幅が16のときは、
ステップ64でバンクアドレスBA1(MA12)にア
ドレスA24を、また、メモリアドレスMA11にアド
レスA23を設定する。
【0027】このようにデバイスの容量およびビット幅
によってアドレスの割付設定を変更することにより、仕
様の異なるデバイスが搭載されたRAMモジュールに対
し適切なアドレスを設定して入出力を行うことが可能と
なる。従って、プリンター1で使用可能なRAMモジュ
ールの仕様を限定せずに種々なRAMモジュールを利用
することができる。さらに、RAMモジュールに搭載さ
れたデバイスの仕様の判断およびそれに適したアドレス
の割付が自動的に行われるので、ユーザーの手間を省略
でき、また、アドレスの割付の間違いを防止することも
可能である。
【0028】これらの処理は、本例のプリンター1にお
いては、初期設定を行うプログラムであるIPL21に
含まれており、電源投入時あるいはリセット時などに実
行される。従って、本例のプリンター1においては、デ
バイスの容量およびビット幅を判断する仕様判断機能、
および仕様判断機能で判明したデバイス容量およびビッ
ト幅によってメモリアドレスの割付を変更可能な割付設
定機能は、IPL21に基づきCPU11で実現され
る。
【0029】このように、RAMモジュールにEEPR
OMが搭載され、その中にデバイスの仕様などを含んだ
SPDが収納されていれば上記のような手順でRAMモ
ジュールに対するアドレスの割付を設定できる。しかし
ながら、現状では、パソコンあるいはプリンターなどの
情報処理装置の側で設置できるRAMモジュールの仕様
を限定しているのでSPDが情報処理装置の側で利用さ
れておらず、低コスト化などのためにSPDを省略した
RAMモジュールも存在する。そこで、本例のプリンタ
ー1においては、ステップ52でEEPROMから読ま
れたデータが正常でない場合は、SPDを利用しないで
デバイスタイプを判断できるようにしている。このた
め、ステップ55に移行し、バンクアドレスBA1(M
A12)にアドレスA26を、また、メモリアドレスM
A11にアドレスA25を割り付けてローアドレスおよ
びカラムアドレスに対しフルにアドレスを設定できるよ
うにする。そして、ステップ56において、現状で想定
される最大のメモリ容量である128MBまで8MB毎
に異なったデータを書き込む。
【0030】このような書き込みを行うと、図6に表を
用いて示してあるように、メモリ容量および搭載されて
いるデバイスの仕様によってRAMモジュールに記憶さ
れる内容が異なる。このため、ステップ57で想定され
る最大のメモリ容量である128MBまでRAMモジュ
ールに記憶された値を読み取ることにより、ステップ5
8でRAMモジュールの容量およびそのRAMモジュー
ルに搭載されているデバイスの仕様を判断することが可
能となる。例えば、RAMモジュールの容量が8MBで
あれば、メモリの内容が8MB毎に上書きされるので、
読み取り可能なデータは120MBから128Mバイト
までのアドレスに対応して最終的に記録された「15」
の値となる。
【0031】一方、ビット幅が4で64Mビットの容量
のデバイスを搭載した128MBのRAMモジュールに
おいては、0から128MBまで異なったデータが書き
込まれるので、書き込まれた通りのデータが読み取られ
る。また、64Mビットでビット幅が16のデバイスが
搭載されたRAMモジュールにおいては、カラムアドレ
スストローブ時にメモリアドレスMA8およびMA9に
割り当てられたアドレスA23およびA24が有効にな
らない。従って、16MBピッチの領域にしかアクセス
ができず、その領域が上書きされるので、表6に示した
ような値が読み取られることになる。
【0032】このような方法により、EEPROMを搭
載していないRAMモジュールに対してもデバイス容量
およびビット幅を自動的に判断できるので、上記と同様
にステップ59以降のプロセスによってRAMモジュー
ルに搭載されたデバイスの仕様に則したメモリアドレス
の割付けを設定し、RAMモジュールを利用することが
可能となる。
【0033】このように、本例のプリンター1は、仕様
の異なるRAMモジュール、特に、SDRAMモジュー
ルであってもそのまま設置して利用することが可能であ
る。従って、大量の画像データを扱うために大容量のS
DRAMモジュールに差し替えるときに、ユーザーが入
手可能な仕様のSDRAMモジュールを設置することが
可能であり、メーカーに指定された仕様のSDRAMモ
ジュールを選択する必要はなくなる。このため、ユーザ
ーが容易に、また、安価に入手できるSDRAMモジュ
ールを利用できるので、手間がかからずに、低コストで
メモリの増設を行うことが可能となる。
【0034】なお、上記では、プリンターを例に説明し
ているが、パソコンなどの情報処理装置であってももち
ろん良く、本発明を適用することにより、搭載されてい
るRAMモジュールのデバイスタイプに左右されずに、
ユーザーが最も入手し易いRAMモジュールを利用する
ことが可能となる。さらに、デバイスタイプをユーザー
が調べてアドレスの割付を調整する必要がないので、割
付設定を間違えることもなく、どのようなデバイスタイ
プのRAMモジュールであっても確実に利用することが
可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したように、従来の情報処理
装置においては、その情報処理装置のメモリアドレスの
割付に合致した定められた仕様のデバイスが搭載された
RAMモジュールが指定されており、ユーザーがメモリ
を増設する際などにおいては、その定められた仕様のR
AMモジュール以外は利用できなかった。これに対し、
本発明においては、RAMモジュールに搭載されている
デバイスの仕様を自動的に判断し、それに合わせてメモ
リアドレスの割付を変更すると機能および工程を備えた
情報処理装置およびその制御方法を提供するようにして
いる。従って、ユーザーは入手可能な仕様の異なるRA
Mモジュールであっても自由に利用することが可能であ
り、手軽にメモリの増設など行うことができる。
【0036】さらに、本発明においては、図3に示した
ようなアドレスの割付マップを採用しており、これによ
り、デバイスの仕様が異なるRAMモジュールに対し、
ほとんど割付を変更することなくアドレス空間が連続す
るようにメモリアドレスに割り付けることが可能とな
る。従って、デバイスタイプの相違に対応して割付を調
整する処理が簡単となり、簡易なソフトウェアあるいは
ハードウェアて対応することができる。
【0037】また、本発明においては、デバイスの仕様
情報を搭載していないRAMモジュールに対しても所定
のメモリ領域毎に異なるデータを書き込んだ後に、その
内容を読み取ることによりメモリ容量およびそれに搭載
されているデバイスタイプを判断できるようにしてい
る。従って、市販されているどのようなRAMモジュー
ル、特に、SDRAMモジュールであっても、そのデバ
イスタイプを自動的に判断し、それに適した割付を設定
して利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリンタの概略構成
を示すブロック図である。
【図2】デバイスタイプに対応したアドレス仕様を示し
た表である。
【図3】(a)は本発明において採用したメモリアドレ
スの割付マップであり、(b)はデバイスタイプによっ
て変更する部分を示す表である。
【図4】図3に示す割付マップによって各デバイスタイ
プ毎にアドレスを割り付けた状態を示す表である。
【図5】RAMモジュールに搭載されたデバイス仕様を
判断し、それに適した割付設定を行う処理を示すフロー
チャートである。
【図6】RAMモジュールに所定のデータを書き込んだ
後に読みだして、その容量およびデバイスタイプを判断
する条件を示した表である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 印刷機構 10 画像処理部 11 CPU 12 プログラム用ROM 13 フォント用ROM 14 SDRAMモジュール 15 メモリコントローラ 16 メモリアドレス変換部 17 メモリバス 18 CPUバス 19 メモリアドレスバス 20 ビデオインタフェース部 25 入力インタフェース部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着されたRAMモジュールのデバイス
    容量およびビット幅を判断する仕様判断機能と、この仕
    様判断機能で判明したデバイス容量およびビット幅によ
    ってメモリアドレスの割付を変更可能な割付設定機能と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記仕様判断機能
    は、RAMモジュールの不揮発記憶領域に用意された仕
    様情報を読み取る機能を備えていることを特徴とする情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記割付設定機能
    は、次のようにローアドレスおよびカラムアドレスを割
    り付けることを特徴とする情報処理装置。 ローアドレスストローブ時:メモリアドレスMA0〜M
    A7に対し、アドレスA11〜A18、 メモリアドレスMA8〜MA9に対し、アドレスA21
    〜A22、 プリチャージアドレスPAに対し、アドレスA19、 バンクアドレスBA0に対し、アドレスA20、 カラムアドレスストローブ時:メモリアドレスMA0〜
    MA7に対し、アドレスA3〜A10、 メモリアドレスMA8〜MA9に対し、アドレスA23
    〜A24、 ただし、デバイス容量が64MビットのRAMモジュー
    ルに対しては、 ビット幅が4ビットのときは、メモリアドレスMA11
    およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アドレ
    スA25およびA26、 ビット幅が8ビットのときは、メモリアドレスMA11
    およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アドレ
    スA25およびA24、 ビット幅が16ビットのときは、メモリアドレスMA1
    1およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アド
    レスA23およびA24を割り当てる。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記仕様判断機能
    は、ローアドレスおよびカラムアドレスの割付を、デバ
    イス容量が64Mビットでビット幅が4ビットのRAM
    モジュールに対する状態に設定し、8Mバイト毎に異な
    るデータを想定される最大メモリ容量まで書き込んだ
    後、その想定される最大メモリ容量まで読み取り、その
    読み取りデータに基づいてデバイス容量およびビット幅
    を判断する機能を備えていることを特徴とする情報処理
    装置。
  5. 【請求項5】 RAMモジュールのデバイス容量および
    ビット幅を判断する仕様判断工程と、 この仕様判断工程で判明したデバイス容量およびビット
    幅によってメモリアドレスの割付を変更する割付設定工
    程とを有することを特徴とする情報処理装置の制御方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記仕様判断工程で
    は、RAMモジュールの不揮発記憶領域に用意された仕
    様情報を読み取ることを特徴とする情報処理装置の制御
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記割付設定工程で
    は、次のようにローアドレスおよびカラムアドレスを割
    り付けることを特徴とする情報処理装置の制御方法。 ローアドレスストローブ時:メモリアドレスMA0〜M
    A7に対し、アドレスA11〜A18、 メモリアドレスMA8〜MA9に対し、アドレスA21
    〜A22、 プリチャージアドレスPAに対し、アドレスA19、 バンクアドレスBA0に対し、アドレスA20、 カラムアドレスストローブ時:メモリアドレスMA0〜
    MA7に対し、アドレスA3〜A10、 メモリアドレスMA8〜MA9に対し、アドレスA23
    〜A24、 ただし、デバイス容量が64MビットのRAMモジュー
    ルに対しては、 ビット幅が4ビットのときは、メモリアドレスMA11
    およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アドレ
    スA25およびA26、 ビット幅が8ビットのときは、メモリアドレスMA11
    およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アドレ
    スA25およびA24、 ビット幅が16ビットのときは、メモリアドレスMA1
    1およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アド
    レスA23およびA24を割り当てる。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記仕様判断工程で
    は、ローアドレスおよびカラムアドレスの割付を、デバ
    イス容量が64Mビットでビット幅が4ビットのRAM
    モジュールに対する状態に設定し、8Mバイト毎に異な
    るデータを想定される最大メモリ容量まで書き込んだ
    後、その想定される最大メモリ容量まで読み取り、その
    読み取りデータに基づいてデバイス容量およびビット幅
    を判断することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 RAMモジュールに対しデータを入出力
    する際に、アドレスを次のようにローアドレスおよびカ
    ラムアドレスに割り付けることを特徴とするメモリアド
    レス変換装置。 ローアドレスストローブ時:メモリアドレスMA0〜M
    A7に対し、アドレスA11〜A18、 メモリアドレスMA8〜MA9に対し、アドレスA21
    〜A22、 プリチャージアドレスPAに対し、アドレスA19、 バンクアドレスBA0に対し、アドレスA20、 カラムアドレスストローブ時:メモリアドレスMA0〜
    MA7に対し、アドレスA3〜A10、 メモリアドレスMA8〜MA9に対し、アドレスA23
    〜A24、 ただし、デバイス容量が64MビットのRAMモジュー
    ルに対しては、 ビット幅が4ビットのときは、メモリアドレスMA11
    およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アドレ
    スA25およびA26、 ビット幅が8ビットのときは、メモリアドレスMA11
    およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アドレ
    スA25およびA24、 ビット幅が16ビットのときは、メモリアドレスMA1
    1およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アド
    レスA23およびA24を割り当てる。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のメモリアドレス変換
    装置と、アドレスの発生元であるCPUと、RAMモジ
    ュールとを有することを特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 RAMモジュールに対しデータを入出
    力する際に、アドレスを次のようにローアドレスおよび
    カラムアドレスに割り付けることを特徴とするメモリア
    ドレス変換方法。 ローアドレスストローブ時:メモリアドレスMA0〜M
    A7に対し、アドレスA11〜A18、 メモリアドレスMA8〜MA9に対し、アドレスA21
    〜A22、 プリチャージアドレスPAに対し、アドレスA19、 バンクアドレスBA0に対し、アドレスA20、 カラムアドレスストローブ時:メモリアドレスMA0〜
    MA7に対し、アドレスA3〜A10、 メモリアドレスMA8〜MA9に対し、アドレスA23
    〜A24、 ただし、デバイス容量が64MビットのRAMモジュー
    ルに対しては、 ビット幅が4ビットのときは、メモリアドレスMA11
    およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アドレ
    スA25およびA26、 ビット幅が8ビットのときは、メモリアドレスMA11
    およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アドレ
    スA25およびA24、 ビット幅が16ビットのときは、メモリアドレスMA1
    1およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アド
    レスA23およびA24を割り当てる。
  12. 【請求項12】 RAMモジュールのデバイス容量およ
    びビット幅を判断する仕様判断処理と、 この仕様判断処理で判明したデバイス容量およびビット
    幅によってメモリアドレスの割付を変更する割付設定処
    理とを実行可能な命令を有するプログラムが記録されて
    いることを特徴とする記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記仕様判断処
    理では、RAMモジュールの不揮発記憶領域に用意され
    た仕様情報を読み取る処理を実行可能な命令を有するプ
    ログラムが記録されていることを特徴する記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項12において、前記割付設定処
    理では、次のようにローアドレスおよびカラムアドレス
    を割り付ける処理を実行可能な命令を有するプログラム
    が記録されていることを特徴とする記録媒体。 ローアドレスストローブ時:メモリアドレスMA0〜M
    A7に対し、アドレスA11〜A18、 メモリアドレスMA8〜MA9に対し、アドレスA21
    〜A22、 プリチャージアドレスPAに対し、アドレスA19、 バンクアドレスBA0に対し、アドレスA20、 カラムアドレスストローブ時:メモリアドレスMA0〜
    MA7に対し、アドレスA3〜A10、 メモリアドレスMA8〜MA9に対し、アドレスA23
    〜A24が割り当てられており、さらに、 デバイス容量が64MビットのRAMモジュールに対し
    ては、 ビット幅が4ビットのときは、メモリアドレスMA11
    およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アドレ
    スA25およびA26を割り当て、 ビット幅が8ビットのときは、メモリアドレスMA11
    およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アドレ
    スA25およびA24を割り当て、 ビット幅が16ビットのときは、メモリアドレスMA1
    1およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アド
    レスA23およびA24を割り当てる。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記仕様判断処
    理では、ローアドレスおよびカラムアドレスの割付を、
    デバイス容量が64Mビットでビット幅が4ビットのR
    AMモジュールに対する状態に設定し、8Mバイト毎に
    異なるデータを想定される最大メモリ容量まで書き込ん
    だ後、その想定される最大メモリ容量まで読み取り、そ
    の読み取りデータに基づいてデバイス容量およびビット
    幅を判断する処理を実行可能な命令を有するプログラム
    が記録されていることを特徴とする記録媒体。
  16. 【請求項16】 RAMモジュールに対しデータを入出
    力する際に、アドレスを次のようにローアドレスおよび
    カラムアドレスに割り付ける処理を実行可能なプログラ
    ムが記録されていることを特徴とする記録媒体。 ローアドレスストローブ時:メモリアドレスMA0〜M
    A7に対し、アドレスA11〜A18、 メモリアドレスMA8〜MA9に対し、アドレスA21
    〜A22、 プリチャージアドレスPAに対し、アドレスA19、 バンクアドレスBA0に対し、アドレスA20、 カラムアドレスストローブ時:メモリアドレスMA0〜
    MA7に対し、アドレスA3〜A10、 メモリアドレスMA8〜MA9に対し、アドレスA23
    〜A24が割り当てられており、さらに、 デバイス容量が64MビットのRAMモジュールに対し
    ては、 ビット幅が4ビットのときは、メモリアドレスMA11
    およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アドレ
    スA25およびA26を割り当て、 ビット幅が8ビットのときは、メモリアドレスMA11
    およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アドレ
    スA25およびA24を割り当て、 ビット幅が16ビットのときは、メモリアドレスMA1
    1およびバンクアドレスBA1/MA12に対し、アド
    レスA23およびA24を割り当てる。
JP32301197A 1997-11-25 1997-11-25 情報処理装置、その制御方法およびメモリアドレス変換装置 Expired - Fee Related JP3635899B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32301197A JP3635899B2 (ja) 1997-11-25 1997-11-25 情報処理装置、その制御方法およびメモリアドレス変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32301197A JP3635899B2 (ja) 1997-11-25 1997-11-25 情報処理装置、その制御方法およびメモリアドレス変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11161544A true JPH11161544A (ja) 1999-06-18
JP3635899B2 JP3635899B2 (ja) 2005-04-06

Family

ID=18150142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32301197A Expired - Fee Related JP3635899B2 (ja) 1997-11-25 1997-11-25 情報処理装置、その制御方法およびメモリアドレス変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3635899B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069506A1 (ja) * 2005-12-16 2007-06-21 Nec Corporation 記憶領域割当システム及び方法と制御装置
JP2010519626A (ja) * 2007-02-16 2010-06-03 モスエイド テクノロジーズ インコーポレイテッド 1つもしくはそれ以上のメモリ装置を有するシステム
JP2011175577A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Nec Computertechno Ltd コンピュータシステム、メモリ初期化方法、及びプログラム
US8812768B2 (en) 2007-02-16 2014-08-19 Conversant Intellectual Property Management Inc. System having one or more memory devices
CN109542799A (zh) * 2018-11-05 2019-03-29 西安智多晶微电子有限公司 块存储器拼接方法、拼接模块、存储装置及现场可编程门阵列

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5363060B2 (ja) * 2008-07-03 2013-12-11 株式会社バッファロー メモリモジュール、および、メモリ用補助モジュール

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069506A1 (ja) * 2005-12-16 2007-06-21 Nec Corporation 記憶領域割当システム及び方法と制御装置
US8225064B2 (en) 2005-12-16 2012-07-17 Nec Corporation Storage region allocation system, storage region allocation method, and control apparatus
JP5040660B2 (ja) * 2005-12-16 2012-10-03 日本電気株式会社 記憶領域割当システム及び方法と制御装置
JP2010519626A (ja) * 2007-02-16 2010-06-03 モスエイド テクノロジーズ インコーポレイテッド 1つもしくはそれ以上のメモリ装置を有するシステム
US8812768B2 (en) 2007-02-16 2014-08-19 Conversant Intellectual Property Management Inc. System having one or more memory devices
JP2011175577A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Nec Computertechno Ltd コンピュータシステム、メモリ初期化方法、及びプログラム
CN109542799A (zh) * 2018-11-05 2019-03-29 西安智多晶微电子有限公司 块存储器拼接方法、拼接模块、存储装置及现场可编程门阵列
CN109542799B (zh) * 2018-11-05 2023-03-28 西安智多晶微电子有限公司 块存储器拼接方法、拼接模块、存储装置及现场可编程门阵列

Also Published As

Publication number Publication date
JP3635899B2 (ja) 2005-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5966727A (en) Combination flash memory and dram memory board interleave-bypass memory access method, and memory access device incorporating both the same
US20110219179A1 (en) Flash memory device and flash memory system including buffer memory
US4675813A (en) Program assignable I/O addresses for a computer
JP2000105725A (ja) チップイネーブル信号生成回路及びメモリ装置
US5339402A (en) System for connecting an IC memory card to a central processing unit of a computer
JP3635899B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法およびメモリアドレス変換装置
JP4616586B2 (ja) メモリ初期化制御装置
US5488708A (en) Memory management in an image processing apparatus with detachable memory
US5909703A (en) Method and apparatus for banking addresses for DRAMS
JP4250250B2 (ja) メモリ管理装置
US6430647B1 (en) Data processing system for use in conjunction with a font card or the like
US7395399B2 (en) Control circuit to enable high data rate access to a DRAM with a plurality of areas
JPH1173368A (ja) メモリモジュール、情報処理装置の制御方法および記録媒体
JP2723038B2 (ja) 記憶装置のデータ格納方法
JPH0148570B2 (ja)
US6209049B1 (en) Data processing system and method for inputting data from storage devices where the data buss width for input depends on the number of memory devices
US6789138B1 (en) Computer peripheral apparatus and a computer readable medium having a program for controlling the computer peripheral apparatus
JP3449749B2 (ja) 情報処理装置
JP4724289B2 (ja) データ処理装置およびデータ処理装置のメモリアクセス制御方法
JP3143103B2 (ja) 仮想メモリシステム用分散型参照変換テーブル
KR100211076B1 (ko) 어드레스 스페이스 확장 장치
KR100321840B1 (ko) 메모리 모듈, 컴퓨터 시스템, 컴퓨터 시스템에서의 뱅크 메모리소자 사용 방법 및 지능형 메모리 모듈의 시스템 제어 방법
JP4438740B2 (ja) 画像形成装置
JPH05282194A (ja) メモリアクセス制御方式
JPH10162567A (ja) メモリ判別装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041119

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20041119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees