JPH11160841A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH11160841A
JPH11160841A JP32117997A JP32117997A JPH11160841A JP H11160841 A JPH11160841 A JP H11160841A JP 32117997 A JP32117997 A JP 32117997A JP 32117997 A JP32117997 A JP 32117997A JP H11160841 A JPH11160841 A JP H11160841A
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sensitive
sensitivity
silver halide
green
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JP32117997A
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Shinsaku Kashiwamura
晋作 柏村
Masaru Iwagaki
賢 岩垣
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、粒状性を悪化させることな
く、高感度、かつ色再現性に優れたハロゲン化銀カラー
写真感光材料を提供することである。 【解決手段】 支持体の一方の側にそれぞれ少なくとも
一層の赤感光性層、緑感光性層、青感光性層及び、非感
光性層からなる写真構成層を有するハロゲン化銀カラー
写真感光材料において、該緑感光性層が感度の異なる高
感度層、中感度層、低感度層の3層からなり、該緑感光
性層が発色現像主薬の酸化体とのカップリング速度が異
なる2種以上の2当量ピラゾロン型マゼンタカプラーを
含有し、該2当量ピラゾロン型マゼンタカプラーのうち
最もカップリング速度の遅いマゼンタカプラーを含有す
る層の最大濃度が、全緑感光性層の最大濃度に対して3
5%以上55%以下であることを特徴とするハロゲン化
銀カラー写真感光材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料に関し、詳しくは高感度で粒状性、色再
現性に優れたハロゲン化銀カラー写真感光材料に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ハロゲン化銀カラー感光材料を取
り巻く環境は大きく変わりつつあり、一つには、レンズ
付きフィルムの市場伸長により、高感度・高画質化に対
する要求が従来にもまして強くなっている。当業界にお
いてこれらの機能の向上を目的として、研究開発が行わ
れてきた中で多層ハロゲン化銀カラー写真感光材料に関
しての多くの提案がなされてきた。
【0003】例えば、英国特許923,045号には、
実質的に同じ色相に発色する耐拡散性カプラーを含む高
感度乳剤層と低感度乳剤層とに分け、さらに高感度層の
最大発色濃度を低く調整することによって粒状を荒らさ
ずに、感度を上げうることが開示されている。しかしな
がら、この方法では粒状性がまだまだ不満足なものであ
った。
【0004】特公昭49−15495号には、前記高感
度乳剤層と低感度乳剤層との間に最大発色濃度が0.6
以下である中感度乳剤層を設ける方法が提案されてい
る。確かにこの方法により中濃度域での粒状が著しく改
良されたが、カブリ濃度が高くなったり、中濃度域での
色再現性が悪化したりする問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、粒状性を悪化させることなく、高感度、かつ色再
現性に優れたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記構成により達成された。
【0007】1.支持体の一方の側にそれぞれ少なくと
も一層の赤感光性層、緑感光性層、青感光性層及び、非
感光性層からなる写真構成層を有するハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料において、該緑感光性層が感度の異なる
高感度層、中感度層、低感度層の3層からなり、該緑感
光性層が発色現像主薬の酸化体とのカップリング速度が
異なる2種以上の2当量ピラゾロン型マゼンタカプラー
を含有し、該2当量ピラゾロン型マゼンタカプラーのう
ち最もカップリング速度の遅いマゼンタカプラーを含有
する層の最大濃度が、全緑感光性層の最大濃度に対して
35%以上55%以下であることを特徴とするハロゲン
化銀カラー写真感光材料。
【0008】2.支持体の一方の側に、それぞれ少なく
とも一層の赤感光性層、緑感光性層、青感光性層及び、
非感光性層からなる写真構成層を有するハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料において、該緑感光性層が感度の異な
る高感度層、中感度層、低感度層の3層からなり、該緑
感光性層が発色現像主薬の酸化体とのカップリング速度
が異なる2種以上の2当量ピラゾロン型マゼンタカプラ
ーを含有し、該中感度層及び、低感度層の最大濃度が、
全緑感光性層の最大濃度に対してそれぞれ35%以上5
5%以下であることを特徴とするハロゲン化銀カラー写
真感光材料。
【0009】3.支持体の一方の側に、それぞれ少なく
とも一層の赤感光性層、緑感光性層、青感光性層及び、
非感光性層からなる写真構成層を有するハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料において、該緑感光性層が感度の異な
る高感度層、中感度層、低感度層の3層からなり、該緑
感光性層が発色現像主薬の酸化体とのカップリング速度
が異なる2種以上の2当量ピラゾロン型マゼンタカプラ
ーを含有し、該低感度層の最大濃度が、全緑感光性層の
最大濃度に対して45%以上55%以下であることを特
徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【0010】4.支持体の一方の側にそれぞれ少なくと
も一層の赤感光性層、緑感光性層、青感光性層及び、非
感光性層からなる写真構成層を有するハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料において、該緑感光性層が感度の異なる
高感度層、中感度層、低感度層の3層からなり、該緑感
光性層が発色現像主薬の酸化体とのカップリング速度が
異なる2種以上の2当量ピラゾロン型マゼンタカプラー
を含有し、該2当量ピラゾロン型マゼンタカプラーのう
ち最もカップリング速度の速いカプラーと、最もカップ
リング速度の遅いカプラーの含有モル比率が、1:1〜
1:4であることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真
感光材料。
【0011】5.支持体の一方の側にそれぞれ少なくと
も一層の赤感光性層、緑感光性層、青感光性層及び、非
感光性層からなる写真構成層を有するハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料において、該緑感光性層が感度の異なる
高感度層、中感度層、低感度層の3層からなり、該緑感
光性層のうち、中、低感度層が発色現像主薬の酸化体と
のカップリング速度が異なる2種以上の2当量ピラゾロ
ン型マゼンタカプラーを含有し、高感度層が該2当量ピ
ラゾロン型マゼンタカプラーのうち最もカップリング速
度の速いカプラーのみを含有することを特徴とするハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料。
【0012】6.前記、2当量ピラゾロンマゼンタカプ
ラーのうち最もカップリング速度の遅いマゼンタカプラ
ーが、下記一般式〔1〕で表されるマゼンタカプラーで
ある1〜5のいずれか1項記載のハロゲン化銀カラー写
真感光材料。
【0013】
【化3】
【0014】〔式中、R11はスルホンアミド基が置換し
た芳香族基を表し、R12、R13はそれぞれ芳香族基を表
す。〕 7.前記、2当量ピラゾロンマゼンタカプラーのうち最
もカップリング速度の速いマゼンタカプラーが、下記一
般式〔2〕で表されるマゼンタカプラーである1〜5の
いずれか1項記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【0015】
【化4】
【0016】〔式中、R21はアシルアミノ基が置換した
芳香族基を表し、R22、R23はそれぞれ芳香族基を表
す。〕 以下、本発明を詳細に説明する。
【0017】本発明に於ける、緑感光性層の各感度層の
最大発色濃度とは、以下のようにして求めるものと定義
する。
【0018】試料中の緑感光性層の中感度ハロゲン化銀
乳剤層からハロゲン化銀と発色カプラーを除き、代わり
に下記化合物(C−3)を1m2当たり0.08g添加
し、実質的にゼラチンのみからなる無発色層に置き換え
た試料を作成する(ただし全体の膜厚が変化しないよう
に当該層のゼラチン量は適宜調節する)。
【0019】
【化5】
【0020】この試料を白色光にイーストマン・コダッ
ク社製のW−99フィルターをかけたものを1/100
秒でウェッジ露光し、後記実施例1に記載の現像処理を
行い(カラー現像時間は2分50秒で行った)、特性曲
線を得る(図1に破線1で示す)。さらに通常試料につ
いても同様に露光現像し、特性曲線を得る(図1に実線
2で示す)。これにより、先の試料との差(図1の斜線
で示した部分3)を求め、着目感度層の最大発色濃度を
求める。即ち、図1の斜線部分3つまり2と1の差を図
2にプロットして図示するが、図2図示のΔDが最大発
色濃度になる。
【0021】上記と同様にして、緑感光性層の高感度
層、低感度層の最大発色濃度を求める。
【0022】本発明で用いられる、カップリング速度の
遅いマゼンタカプラーとカップリング速度の速いマゼン
タカプラーとしては、特には限定されないが、中でも例
えばカップリング速度の遅いマゼンタカプラーとしては
一般式〔1〕で表されるマゼンタカプラー等、カップリ
ング速度の速いマゼンタカプラーとしては一般式〔2〕
で表されるマゼンタカプラー等が好ましいものとして挙
げられる。
【0023】前記一般式〔1〕において、R11はスルホ
ンアミド基が置換した芳香族基を表し、硫黄原子のオル
ト位にスルホンアミド基が置換したフェニル基が好まし
く、硫黄原子のオルト位にN−アルキルスルホンアミド
基が置換したフェニル基がより好ましい。R12は芳香族
基を表し、フェニル基が好ましく、塩素原子、アルコキ
シ基、またはアシルアミノ基が置換したフェニル基がよ
り好ましい。R13は芳香族基を表し、フェニル基が好ま
しく、3個以上の塩素原子が置換したフェニル基がより
好ましく、ペンタクロロフェニル基が特に好ましい。
【0024】前記一般式〔2〕において、R21はアシル
アミノ基が置換した芳香族基を表し、アシルアミノ基が
置換したフェニル基であることが好ましく、硫黄原子の
オルト位にアシルアミノ基が置換したフェニル基がより
好ましい。R22は芳香族基を表し、フェニル基が好まし
く、塩素原子、アルコキシ基、またはアシルアミノ基が
置換したフェニル基がより好ましい。R13は芳香族基を
表し、フェニル基が好ましく、3個以上の塩素原子が置
換したフェニル基がより好ましく、ペンタクロロフェニ
ル基が特に好ましい。
【0025】以下に本発明で用いられる、カップリング
速度の遅いマゼンタカプラーとカップリング速度の速い
マゼンタカプラーの具体例をそれぞれ示すが、本発明は
これらに限定されない。
【0026】《カップリング速度の遅いマゼンタカプラ
ー(一般式〔1〕で表されるマゼンタカプラー等)》
【0027】
【化6】
【0028】
【化7】
【0029】
【化8】
【0030】
【化9】
【0031】《カップリング速度の速いマゼンタカプラ
ー(一般式〔2〕で表されるマゼンタカプラー等)》
【0032】
【化10】
【0033】
【化11】
【0034】
【化12】
【0035】
【化13】
【0036】本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料に
用いるハロゲン化銀乳剤は、リサーチ・ディスクロージ
ャ(RDと標記する)308119に記載されているも
のを用いることができる。以下に記載箇所を示す。
【0037】 〔項 目〕 〔RD308119のページ〕 ヨード組織 993I−A項 製造方法 993I−A項及び994E項 晶癖 正常晶 994 E項 晶癖 双晶 994 E項 エピタキシャル 994 E項 ハロゲン組成 一様 993I−B項 ハロゲン組成 一様でない 993I−B項 ハロゲンコンバージョン 994I−C項 ハロゲン置換 994I−C項 金属含有 995I−D項 単分散 995I−F項 溶媒添加 995I−F項 潜像形成位置 表面 995I−G項 潜像形成位置 内面 995I−G項 適用感材 ネガ 995I−H項 適用感材 ポジ(内部かぶり粒子含) 995I−H項 乳剤を混合して用いる 995I−J項 脱塩 995II−A項 本発明において、ハロゲン化銀乳剤は、物理熟成、化学
熟成及び分光増感を行ったものを使用する。このような
工程で使用される添加剤は、RD17643,1871
6及び308119に記載されている。
【0038】以下に記載箇所を示す。
【0039】 [項目] [RD308119の頁] [RD17643][RD18716] 化学増感剤 996 III−A項 23 648 分光増感剤 996 IV-A-A,B,C,D,H,I,J項 23〜24 648〜9 強色増感剤 996 IV−A−E,J項 23〜24 648〜9 かぶり防止剤 998 VI 24〜25 649 安定剤 998 VI 24〜25 649 本発明に係わるハロゲン化銀乳剤層に用いられる公知の
写真用添加剤も上記RDに記載されている。以下に関連
のある記載箇所を示す。
【0040】 [項目] [RD308119の頁] [RD17643][RD18716] 色濁り防止剤 1002 VII−I項 25 650 色素画像安定剤 1001 VII−J項 25 増白剤 998 V 24 紫外線吸収剤 1003 VIII-C,XIIIC項 25〜26 光吸収剤 1003 VIII 25〜26 光散乱剤 1003 VIII フィルタ染料 1003 VIII 25〜26 バインダ 1003 IX 26 651 スタチック防止剤 1006 XIII 27 650 硬膜剤 1004 X 26 651 可塑剤 1006 XII 27 650 潤滑剤 1006 XII 27 650 マット剤 1007 XVI 現像剤 1011 XXB項 (感材中に含有)ハロゲン化銀乳剤層には種々のカプラ
ーを使用することができ、その具体例は、上記RDに記
載されている。以下に関連ある記載箇所を示す。
【0041】 [項目] [RD308119の頁] [RD17643][RD18716] イェローカプラー 1001 VII−D項 VIIC−G項 マゼンタカプラー 1001 VII−D項 VIIC−G項 シアンカプラー 1001 VII−D項 VIIC−G項 カラードカプラー 1002 VII−G項 VIIG項 DIRカプラー 1001 VII−F項 VIIF項 BARカプラー 1002 VII−F項 その他の有用残基放出カプラー 1001 VII−F項 アルカリ可溶カプラー 1001 VII−E項 本発明に係る写真フィルムへの添加剤としては、RD3
08119XIVに記載されている分散法などにより、添
加することができる。
【0042】本発明に係る写真フィルムには、前述RD
308119VII−K項に記載されているフィルタ層や
中間層等の補助層を設けることができる。
【0043】本発明に係る写真フィルムは、前述RD3
08119VII−K項に記載されている順層、逆層、ユ
ニット構成等の様々な層・構成をとることができる。
【0044】本発明に係る写真フィルムは前述RD17
643 28〜29頁、RD18716 647頁及び
RD308119のXIXに記載された通常の方法によっ
て、現像処理することができる。
【0045】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
【0046】実施例1 下引き層を施したトリアセチルセルロースフィルム支持
体上に下記に示すような組成の各層を順次支持体側から
形成して多層カラー写真感光材料試料101を作製し
た。
【0047】添加量は1m2当たりのグラム数で表す。
但し、ハロゲン化銀とコロイド銀は銀の量に換算し、増
感色素(SDで示す)は銀1モル当たりのモル数で示し
た。
【0048】 第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀 0.16 UV−1 0.3 CM−1 0.123 CC−1 0.044 OIL−1 0.167 ゼラチン 1.33 第2層(中間層) AS−1 0.160 OIL−1 0.20 ゼラチン 0.69 第3層(低感度赤感色性層) 沃臭化銀a 0.20 沃臭化銀b 0.29 SD−1 2.37×10-5 SD−2 1.2×10-4 SD−3 2.4×10-4 SD−4 2.4×10-6 C−1 0.32 CC−1 0.038 OIL−2 0.28 AS−2 0.002 ゼラチン 0.73 第4層(中感度赤感色性層) 沃臭化銀c 0.10 沃臭化銀d 0.86 SD−1 4.5×10-5 SD−2 2.3×10-4 SD−3 4.5×10-4 C−2 0.52 CC−1 0.06 DI−1 0.047 OIL−2 0.46 AS−2 0.004 ゼラチン 1.30 第5層(高感度赤感色性層) 沃臭化銀c 0.13 沃臭化銀d 1.18 SD−1 3.0×10-5 SD−2 1.5×10-4 SD−3 3.0×10-4 C−2 0.047 C−3 0.09 CC−1 0.036 DI−1 0.024 OIL−2 0.27 AS−2 0.006 ゼラチン 1.28 第6層(中間層) OIL−1 0.29 AS−1 0.23 ゼラチン 1.00 第7層(低感度緑感色性層) 沃臭化銀a 0.19 沃臭化銀b 0.062 SD−4 3.6×10-4 SD−5 3.6×10-4 M−13 0.18 CM−1 0.033 OIL−1 0.22 AS−2 0.002 AS−3 0.05 ゼラチン 0.61 第8層(中感度緑感色性層) 沃臭化銀e 0.54 沃臭化銀f 0.54 SD−6 3.7×10-4 SD−7 7.4×10-5 SD−8 5.0×10-5 M−13 0.17 CM−1 0.024 CM−2 0.029 DI−2 0.024 DI−3 0.005 OIL−1 0.73 AS−3 0.035 AS−2 0.003 ゼラチン 1.80 第9層(高感度緑感色性層) 沃臭化銀f 1.19 SD−6 4.0×10-4 SD−7 8.0×10-5 SD−8 5.0×10-5 M−13 0.065 CM−2 0.026 CM−1 0.022 DI−3 0.003 DI−2 0.003 OIL−1 0.19 OIL−2 0.43 AS−3 0.017 AS−2 0.014 ゼラチン 1.23 第10層(イエローフィルター層) 黄色コロイド銀 0.05 OIL−1 0.18 AS−1 0.16 ゼラチン 1.00 第11層(低感度青感色性層) 沃臭化銀b 0.22 沃臭化銀a 0.08 沃臭化銀h 0.09 SD−9 6.5×10-4 SD−10 2.5×10-4 Y−A 0.77 DI−4 0.017 OIL−1 0.31 AS−2 0.002 ゼラチン 1.29 第12層(高感度青感色性層) 沃臭化銀h 0.41 沃臭化銀i 0.61 SD−9 4.4×10-4 SD−10 1.5×10-4 Y−A 0.23 OIL−1 0.10 AS−2 0.004 ゼラチン 1.20 第13層(第1保護層) 沃臭化銀j 0.30 UV−1 0.055 UV−2 0.110 OIL−2 0.30 ゼラチン 1.32 第14層(第2保護層) PM−1 0.15 PM−2 0.04 WAX−1 0.02 D−1 0.001 ゼラチン 0.55 上記沃臭化銀の特徴を下記に表示する(平均粒径とは同
体積の立方体の一辺長)。
【0049】 乳剤No. 平均粒径(μm) 平均AgI量(mol%) 直径/厚み比 沃臭化銀a 0.30 2.0 1.0 b 0.40 8.0 1.4 c 0.60 7.0 3.1 d 0.74 7.0 5.0 e 0.60 7.0 4.1 f 0.65 8.7 6.5 g 0.40 2.0 4.0 h 0.65 8.0 1.4 i 1.00 8.0 2.0 j 0.05 2.0 1.0 なお、本発明の代表的なハロゲン化銀粒子の形成例とし
て、沃臭化銀d,fの製造例を以下に示す。また、沃臭
化銀j(以下、乳剤jともいう)については特開平1−
183417号、同1−183644号、同1−183
645号、同2−166442号に関する記載を参考に
作成した。
【0050】本発明に係るハロゲン化銀乳剤は下記のよ
うに、まず種晶乳剤−1の調製をした。
【0051】種晶乳剤−1の調製 以下のようにして種晶乳剤を調製した。
【0052】特公昭58−58288号、同58−58
289号に示される混合攪拌機を用いて、35℃に調整
した下記溶液A1に硝酸銀水溶液(1.161モル)
と、臭化カリウムと沃化カリウムの混合水溶液(沃化カ
リウム2モル%)を、銀電位(飽和銀−塩化銀電極を比
較電極として銀イオン選択電極で測定)を0mVに保ち
ながら同時混合法により2分を要して添加し、核形成を
行った。続いて、60分の時間を要して液温を60℃に
上昇させ、炭酸ナトリウム水溶液でpHを5.0に調整
した後、硝酸銀水溶液(5.902モル)と、臭化カリ
ウムと沃化カリウムの混合水溶液(沃化カリウム2モル
%)を、銀電位を9mVに保ちながら同時混合法によ
り、42分を要して添加した。添加終了後40℃に降温
しながら、通常のフロキュレーション法を用いて直ちに
脱塩、水洗を行った。
【0053】得られた種晶乳剤は、平均球換算直径が
0.24μm、平均アスペクト比が4.8、ハロゲン化
銀粒子の全投影面積の90%以上が最大辺長比率(各粒
子の最大辺長と最小辺長との比)が1.0〜2.0の六
角状の平板状粒子からなる乳剤であった。この乳剤を種
晶乳剤−1と称する。
【0054】 〔溶液A1〕 オセインゼラチン 24.2g 臭化カリウム 10.8g HO(CH2CH2O)m(CH(CH3)CH2O)19.8(CH2CH2O)nH (m+n=9.77)(10%エタノール溶液) 6.78ml 10%硝酸 114ml H2O 9657ml 沃化銀微粒子乳剤SMC−1の調製 0.06モルの沃化カリウムを含む6.0重量%のゼラ
チン水溶液5リトッルを激しく攪拌しながら、7.06
モルの硝酸銀水溶液と7.06モルの沃化カリウム水溶
液、各々2リトッルを10分を要して添加した。この間
pHは硝酸を用いて2.0に、温度は40℃に制御し
た。粒子調製後に、炭酸ナトリウム水溶液を用いてpH
を5.0に調整した。得られた沃化銀微粒子の平均粒径
は0.05μmであった。この乳剤をSMC−1とす
る。
【0055】沃臭化銀dの調製 0.178モル相当の種晶乳剤−1とHO(CH2CH2
O)m(CH(CH3)CH2O)19.8(CH2CH2O)n
H(m+n=9.77)の10%エタノール溶液0.5
mlを含む、4.5重量%の不活性ゼラチン水溶液70
0mlを75℃に保ち、pAgを8.4、pHを5.0
に調整した後、激しく攪拌しながら同時混合法により以
下の手順で粒子形成を行った。
【0056】1) 3.093モルの硝酸銀水溶液と
0.287モルのSMC−1、及び臭化カリウム水溶液
を、pAgを8.4、pHを5.0に保ちながら添加し
た。
【0057】2) 続いて溶液を60℃に降温し、pA
gを9.8に調整した。その後、0.071モルのSM
C−1を添加し、2分間熟成を行った(転位線の導
入)。
【0058】3) 0.959モルの硝酸銀水溶液と
0.03モルのSMC−1、及び臭化カリウム水溶液
を、pAgを9.8、pHを5.0に保ちながら添加し
た。
【0059】尚、粒子形成を通して各溶液は、新核の生
成や粒子間のオストワルド熟成が進まないように最適な
速度で添加した。上記添加終了後に40℃で通常のフロ
キュレーション法を用いて水洗処理を施した後、ゼラチ
ンを加えて再分散し、pAgを8.1、pHを5.8に
調整した。
【0060】得られた乳剤は、粒径(同体積の立方体1
辺長)0.74μm、平均アスペクト比5.0、粒子内
部からヨウ化銀含有率2/8.5/X/3モル%(Xは
転位線導入位置)のハロゲン組成を有する平板状粒子か
らなる乳剤であった。この乳剤を電子顕微鏡で観察した
ところ乳剤中の粒子の全投影面積の60%以上の粒子に
フリンジ部と粒子内部双方に5本以上の転位線が観察さ
れた。表面沃化銀含有率は、6.7モル%であった。
【0061】沃臭化銀fの調製 沃臭化銀dの調製において、1)の工程でpAgを8.
8かつ、添加する硝酸銀量を2.077モルSMC−1
の量を0.218モルとし、3)の工程で添加する硝酸
銀量を0.91モル、SMC−1の量を0.079モル
とした以外は沃臭化銀dと全く同様にして沃臭化銀fを
調製した。
【0062】得られた乳剤は、粒径(同体積の立方体1
辺長)0.65μm、平均アスペクト比6.5、粒子内
部からヨウ化銀含有率2/9.5/X/8.0モル%
(Xは転位線導入位置)のハロゲン組成を有する平板状
粒子からなる乳剤であった。この乳剤を電子顕微鏡で観
察したところ乳剤中の粒子の全投影面積の60%以上の
粒子にフリンジ部と粒子内部双方に5本以上の転位線が
観察された。表面沃化銀含有率は、11.9モル%であ
った。
【0063】上記各乳剤に前述の増感色素を添加、熟成
した後、トリフォスフィンセレナイド、チオ硫酸ナトリ
ウム、塩化金酸、チオシアン酸カリウムを添加し、常法
に従い、かぶり、感度関係が最適になるように化学増感
を施した。
【0064】また、沃臭化銀a,b,c,e,g,h,
iについても、上記沃臭化銀d,fに準じて作製し、分
光増感、化学増感を施した。
【0065】尚、上記の組成物の他に、塗布助剤SU−
1、SU−2、SU−3、分散助剤SU−4、粘度調整
剤V−1、安定剤ST−1、ST−2、カブリ防止剤A
F−1、重量平均分子量:10,000及び重量平均分
子量:1,100,000の2種のポリビニルピロリド
ン(AF−2)、抑制剤AF−3、AF−4、AF−
5、硬膜剤H−1、H−2及び防腐剤Ase−1を添加
した。
【0066】上記試料に用いた化合物の構造を以下に示
す。
【0067】
【化14】
【0068】
【化15】
【0069】
【化16】
【0070】
【化17】
【0071】
【化18】
【0072】
【化19】
【0073】
【化20】
【0074】
【化21】
【0075】
【化22】
【0076】以上で感光材料の試料101を作成した。
【0077】ここで得られた試料101を詳細な説明で
述べた手法で緑感光性層の高感度層、中感度層、低感度
層の濃度持ち分(最大発色濃度)を求め、その相対値を
表1に示した。
【0078】更に、試料101の第7層、第8層、第9
層の相対的な濃度持ち分が、表1に示した値になるよう
に、また、第7層、第8層、第9層に含まれるマゼンタ
カプラーM−1を表1に示すようにカプラー種及び、そ
のモル混合比率を変更し、さらに、基準カラー現像処理
(3分15秒)での階調が直線性を持つように、カプラ
ーの塗布量、並びにハロゲン化銀の粒子サイズや化学増
感の程度を適宜調整して試料102〜118を作製し
た。
【0079】
【表1】
【0080】これらの試料に色温度2850゜Kタング
ステン光源を用いてフィルター色温度4800゜Kに調
整し、センシトメトリーカーブ用の像様露光、及び、R
MS粒状度測定用の階段ウェッジを通して露光を行っ
た。後、下記の基準カラー現像処理を行った。
【0081】相対感度、粒状性、IIEは以下のように
して求めた。
【0082】a)相対感度 マゼンタ色像の特性曲線(センシトメトリーカーブ)か
ら最小濃度+0.5の濃度を与える露光量の逆数の数値
を求め、試料101を0.00とした相対値。
【0083】b)粒状性 直径48μのアパーチアーにてRMS(粒状性)を測定
した濃度0.5におけるRMS値であり、試料101を
100とした相対値。
【0084】c)IIE 通常露光によるセンシトメトリーカーブと、イーストマ
ンコダック社製のW−99フィルターをかけた露光によ
るセンシトメトリーカーブのそれぞれから得られるγ値
の差を求めたもので、試料101を0.00とした相対
値。また、γ値とはセンシトメトリーカーブにおいて、
最小濃度Dmin.+0.3の濃度点と、それについて
必要とされる露光量よりも1.5logE高い露光量で
の濃度点との二つを結んで得られる直線の傾きである。
【0085】相対感度は値が大きいほど、また粒状性は
値が小さいほどよく、IIEはこの値が大きいほど、色
再現性という観点から好ましい。
【0086】 《基準カラー現像処理》 処理工程 処理時間 処理温度 補充量* 発色現像 3分15秒 38± 0.3℃ 780cc 漂 白 45秒 38± 2.0℃ 150cc 定 着 1分30秒 38± 2.0℃ 830cc 安 定 60秒 38± 5.0℃ 830cc 乾 燥 1分 55± 5.0℃ − *補充量は感光材料1m2当たりの値である。
【0087】発色現像液、漂白液、定着液、安定液及び
その補充液は、以下のものを使用した。
【0088】 〈発色現像液〉 水 800cc 炭酸カリウム 30g 炭酸水素ナトリウム 2.5g 亜硫酸カリウム 3.0g 臭化ナトリウム 1.3g 沃化カリウム 1.2mg ヒドロキシルアミン硫酸塩 2.5g 塩化ナトリウム 0.6g 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N− (β−ヒドロキシルエチル)アニリン硫酸塩 4.5g ジエチレントリアミン五酢酸 3.0g 水酸化カリウム 1.2g 水を加えて1リットルとし、水酸化カリウムまたは20%硫酸を用いてpH1 0.06に調整する。
【0089】 〈発色現像補充液〉 水 800cc 炭酸カリウム 35g 炭酸水素ナトリウム 3g 亜硫酸カリウム 5g 臭化ナトリウム 0.4g ヒドロキシルアミン硫酸塩 3.1g 4−アミノ−メチル−N−エチル−N− (β−ヒドロキシルエチル)アニリン硫酸塩 6.3g 水酸化カリウム 2g ジエチレントリアミン五酢酸 3.0g 水を加えて1リットルとし、水酸化カリウムまたは20%を用いてpH10. 18に調整する。
【0090】 〈漂白液〉 水 700cc 1,3−ジアミノプロパン四酢酸鉄(III)アンモニウム 125g エチレンジアミン四酢酸 2g 硝酸ナトリウム 40g 臭化アンモニウム 150g 氷酢酸 40g 水を加えて1リットルとし、アンモニア水または氷酢酸を用いてpH4.4に 調整する。
【0091】 〈漂白補充液〉 水 700cc 1,3−ジアミノプロパン四酢酸鉄(III)アンモニウム 175g エチレンジアミン四酢酸 2g 硝酸ナトリウム 50g 臭化アンモニウム 200g 氷酢酸 56g アンモニア水または氷酢酸を用いてpH4.4に調整後水を加えて1リットル とする。
【0092】 〈定着液〉 水 800cc チオシアン酸アンモニウム 120g チオ硫酸アンモニウム 150g 亜硫酸ナトリウム 15g エチレンジアミン四酢酸 2g アンモニア水または氷酢酸を用いてpH6.2に調整後水を加えて1リットル とする。
【0093】 〈定着補充液〉 水 800cc チオシアン酸アンモニウム 150g チオ硫酸アンモニウム 180g 亜硫酸ナトリウム 20g エチレンジアミン四酢酸 2g アンモニア水または氷酢酸を用いてpH6.5に調整後水を加えて1リットル とする。
【0094】 〈安定液及び安定補充液〉 水 900cc パラオクチルフェニルポリオキシエチレンエーテル (n=10) 2.0g ジメチロール尿素 0.5g ヘキサメチレンテトラミン 0.2g 1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン 0.1g シロキサン(UCC製L−77) 0.1g アンモニア水 0.5cc 水を加えて1リットルとした後、アンモニア水または50%硫酸を用いてpH 8.5に調整する。
【0095】以上の結果を表2に示す。
【0096】
【表2】
【0097】表1、2から明らかなように、比較例で高
速マゼンタカプラーを単独で用いたものや、低速マゼン
タカプラーと併用している層の濃度持ち分が低いもの
は、感度でやや優っているものの、粒状性、色再現性に
おいて本発明の試料よりも大きく劣化していることが分
かる。
【0098】
【発明の効果】本発明により、粒状性を悪化させること
なく、高感度、かつ色再現性に優れたハロゲン化銀カラ
ー感光材料を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる中感度層の濃度持ち分を説明す
る図。
【図2】本発明に係る中感度層の最大発色濃度の説明
図。
【符号の説明】
1 中感度層無発色試料の特性曲線 2 通常試料(全層発色)の特性曲線 3 中感度層の最大発色濃度部 ΔD 最大発色濃度

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の一方の側にそれぞれ少なくとも
    一層の赤感光性層、緑感光性層、青感光性層及び、非感
    光性層からなる写真構成層を有するハロゲン化銀カラー
    写真感光材料において、該緑感光性層が感度の異なる高
    感度層、中感度層、低感度層の3層からなり、該緑感光
    性層が発色現像主薬の酸化体とのカップリング速度が異
    なる2種以上の2当量ピラゾロン型マゼンタカプラーを
    含有し、該2当量ピラゾロン型マゼンタカプラーのうち
    最もカップリング速度の遅いマゼンタカプラーを含有す
    る層の最大濃度が、全緑感光性層の最大濃度に対して3
    5%以上55%以下であることを特徴とするハロゲン化
    銀カラー写真感光材料。
  2. 【請求項2】 支持体の一方の側に、それぞれ少なくと
    も一層の赤感光性層、緑感光性層、青感光性層及び、非
    感光性層からなる写真構成層を有するハロゲン化銀カラ
    ー写真感光材料において、該緑感光性層が感度の異なる
    高感度層、中感度層、低感度層の3層からなり、該緑感
    光性層が発色現像主薬の酸化体とのカップリング速度が
    異なる2種以上の2当量ピラゾロン型マゼンタカプラー
    を含有し、該中感度層及び、低感度層の最大濃度が、全
    緑感光性層の最大濃度に対してそれぞれ35%以上55
    %以下であることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真
    感光材料。
  3. 【請求項3】 支持体の一方の側に、それぞれ少なくと
    も一層の赤感光性層、緑感光性層、青感光性層及び、非
    感光性層からなる写真構成層を有するハロゲン化銀カラ
    ー写真感光材料において、該緑感光性層が感度の異なる
    高感度層、中感度層、低感度層の3層からなり、該緑感
    光性層が発色現像主薬の酸化体とのカップリング速度が
    異なる2種以上の2当量ピラゾロン型マゼンタカプラー
    を含有し、該低感度層の最大濃度が、全緑感光性層の最
    大濃度に対して45%以上55%以下であることを特徴
    とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
  4. 【請求項4】 支持体の一方の側にそれぞれ少なくとも
    一層の赤感光性層、緑感光性層、青感光性層及び、非感
    光性層からなる写真構成層を有するハロゲン化銀カラー
    写真感光材料において、該緑感光性層が感度の異なる高
    感度層、中感度層、低感度層の3層からなり、該緑感光
    性層が発色現像主薬の酸化体とのカップリング速度が異
    なる2種以上の2当量ピラゾロン型マゼンタカプラーを
    含有し、該2当量ピラゾロン型マゼンタカプラーのうち
    最もカップリング速度の速いマゼンタカプラーと、最も
    カップリング速度の遅いマゼンタカプラーの含有モル比
    率が、1:1〜1:4であることを特徴とするハロゲン
    化銀カラー写真感光材料。
  5. 【請求項5】 支持体の一方の側にそれぞれ少なくとも
    一層の赤感光性層、緑感光性層、青感光性層及び、非感
    光性層からなる写真構成層を有するハロゲン化銀カラー
    写真感光材料において、該緑感光性層が感度の異なる高
    感度層、中感度層、低感度層の3層からなり、該緑感光
    性層のうち、中、低感度層が発色現像主薬の酸化体との
    カップリング速度が異なる2種以上の2当量ピラゾロン
    型マゼンタカプラーを含有し、高感度層が該2当量ピラ
    ゾロン型マゼンタカプラーのうち最もカップリング速度
    の速いマゼンタカプラーのみを含有することを特徴とす
    るハロゲン化銀カラー写真感光材料。
  6. 【請求項6】 前記、2当量ピラゾロンマゼンタカプラ
    ーのうち最もカップリング速度の遅いマゼンタカプラー
    が、下記一般式〔1〕で表されるマゼンタカプラーであ
    る請求項1〜5のいずれか1項記載のハロゲン化銀カラ
    ー写真感光材料。 【化1】 〔式中、R11はスルホンアミド基が置換した芳香族基を
    表し、R12、R13はそれぞれ芳香族基を表す。〕
  7. 【請求項7】 前記、2当量ピラゾロンマゼンタカプラ
    ーのうち最もカップリング速度の速いマゼンタカプラー
    が、下記一般式〔2〕で表されるマゼンタカプラーであ
    る請求項1〜5のいずれか1項記載のハロゲン化銀カラ
    ー写真感光材料。 【化2】 〔式中、R21はアシルアミノ基が置換した芳香族基を表
    し、R22、R23はそれぞれ芳香族基を表す。〕
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