JPH11159769A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH11159769A
JPH11159769A JP32613297A JP32613297A JPH11159769A JP H11159769 A JPH11159769 A JP H11159769A JP 32613297 A JP32613297 A JP 32613297A JP 32613297 A JP32613297 A JP 32613297A JP H11159769 A JPH11159769 A JP H11159769A
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JP
Japan
Prior art keywords
heating chamber
heater
chamber
heating
exhaust port
Prior art date
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Pending
Application number
JP32613297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Fukuda
義人 福田
Takumi Kawabata
匠 川端
Takaaki Hyodo
孝昭 兵頭
Katsunao Takahashi
克尚 高橋
Yoshitsugu Kawamura
佳嗣 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】加熱調理時、食品から発する蒸気でドアの窓部
が曇るのを防止する。 【構成】加熱室2を覆う外装5と、加熱室2上板2eの
一部を加熱室外方に凹ませて形成したヒータ収納室15
と、該ヒータ収納室内に配置した石英管ヒータ16と、
ヒータ収納室15より後部の加熱室2上板2eに穿設し
た排気口28と、外装5の後面板7のうち加熱室2より
上方でかつ前記排気口28に近接した位置に穿設した通
気口29と、前記ヒータ収納室15を覆い、かつ一方端
を前記外装5の後面板7のうち通気口29の上部に当接
させた遮熱板30とを設けた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は加熱調理器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平5―79637号公報に記
載されているように、加熱室で発生した熱気は、加熱室
側壁に設けた排気口から加熱室と外装との空間に排出さ
れ、その後外装の後面板に穿設した通気口より機外に排
出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、通常、加熱シーケンスを実行するために、加熱室内
の湿度等を検知するセンサーを備えている。このセンサ
は、どこに設置しても同じ性能を発揮するのではなく、
設置場所によって、感度が大きく異なることが知られて
いる。
【0004】そこで、上記従来の例における調理器にお
いては、センサの感度よく検知するために、加熱室側壁
に排気口を設け、この排気口付近に設置している。
【0005】しかし、加熱室側壁のみに排気口を設けて
おくと、加熱室内の蒸気が抜けにくく、運転中にドアの
窓部が曇る問題がある。また、オーブン機能を有する調
理器においては、オーブン調理時、通常制御回路部品を
冷却するファンを停止しているので、加熱室内の熱気
が、制御回路部品側に流れ込み、制御回路部品に結露し
てショート等の故障の原因となる。
【0006】本発明は、斯かる課題を解決するためのも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、食品を
収納する加熱室と、該加熱室を覆う外装と、加熱室上壁
の一部を加熱室外方に凹ませて形成したヒータ収納室
と、該ヒータ収納室内に配置したヒータと、ヒータ収納
室より後部の加熱室上壁に穿設した排気口と、外装の後
面板のうち加熱室より上方でかつ前記排気口に近接した
位置に穿設した通気口と、前記ヒータ収納室を覆い、か
つ一方端を前記外装の後面板のうち通気孔の上部に当接
させた遮熱板とを設けた構成である。
【0008】また、前記加熱室内に配置し、載置した食
品を調理中回転させるターンテーブルを備え、前記ヒー
タ収納室は、前記ターンテーブルの中心線上より後方に
配置した構成である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1乃至図3において、1は本発
明の一実施例となるオーブンレンジ本体、2は食品3を
収納する加熱室、4は加熱室2内の略中央に配置したタ
ーンテーブル、5は加熱室2の上部及び両側部を覆う外
装、6は加熱室2の下部を覆う底面板、7は加熱室2の
後部を覆う後面板、8は加熱室2内が覗ける窓部8aを
有し、加熱室2の前面開口9を開閉するドアである。
【0010】前記加熱室2は、上板2aと、右側板2b
と、左側板2cと、底板2dと、後板2eとから構成さ
れている。
【0011】11は底板2dの略中央に回転軸10を貫
通させてターンテーブル4と連結し、ターンテーブル4
を回転させる加熱室2の底板2dの外壁に配置した回転
モータ、13は該回転モータ11より後方の位置に、正
面視左右方向に長辺を有する断面台形の直方体形状で、
かつ底板2dとで閉空間12を形成する反射板、14は
該閉空間12内に配置した下ヒータとなる棒状の石英管
ヒータである。
【0012】15は加熱室上板2aのうち、前記回転軸
10の延長線上より後方の位置に、正面視左右方向に亘
って断面台形の凹部を形成したヒータ室、16は該ヒー
タ室15内に配置した上ヒータとなる棒状の石英管ヒー
タである。即ち、断面台形状の凹部内面は石英管ヒータ
16の反射板となる。
【0013】17は上部に加熱時間などを表示する表示
部17aと、加熱時間等の加熱条件の入力キー及びスタ
ートキーを有するキー入力部17bとを有する操作パネ
ル、18は操作パネル17の後部で外装5、底面板6と
で囲われた電装室、19は右側壁2bの略中央に円錐台
形状に電装室18側に凹部を形成した導波管、20は該
導波管19に固定されたマグネトロン、21は該マグネ
トロン20に駆動電力を供給する高圧トランス、22は
前記マグネトロン20や高圧トランス21のほか、図示
しない操作パネル18の裏面に配置した制御回路部品を
冷却する冷却ファンである。
【0014】23は加熱室の右側板2bに穿設した給気
口、24はマグネトロン20を冷却した後の冷却ファン
22の冷却風を給気口23を介して加熱室2内に供給す
る給気ダクト、25は加熱室2の左側板2cに穿設した
加熱室2内の雰囲気を排気する第1排気口、26は該第
1排気口25で排気された雰囲気を下方に導くガイドダ
クト、27は該ガイドダクト26内に設けられ、雰囲気
の湿度を検知する湿度センサである。
【0015】28はヒータ収納室15より後方で、かつ
加熱室2の上板2aに穿設された第2排気口、29は後
面板7のうち加熱室2より高い位置で、かつ第2排気口
に近接する位置に穿設された通気口、30はヒータ収納
室15と外装5との間に配置され、ヒータ収納室15を
覆う断面L字状の遮熱板である。
【0016】該遮熱板30は、一端を前記ヒータ収納室
15よりドア側の加熱室2の上板2a上に固定し、他端
を後面板7の前記通気口29より上部の位置に当接させ
ている。従って、第2排気口28から排気された加熱室
2内の雰囲気は、遮熱板30により通気口29に導か
れ、機外に排出するのである。
【0017】斯かる構成において、マグネトロン20を
駆動し、食品3をマイクロ波加熱する際は、冷却ファン
22を駆動し、マグネトロン20を冷却した後、給気口
23を介して加熱室2内に冷却風が導入される。そし
て、加熱室2内を通った冷却風は、第1排気口25及び
第2排気口28から機外に排気される。食品3から発す
る熱気は、通常熱対流により上方に上昇するが上板2a
に第2排気口28が存在するので、加熱室2内にこもら
ず、効率よく機外に排出されることになる。これによ
り、ドア8の窓部は曇らず、調理中、いつも使用者が中
を覗いて調理の出来上がり具合を確認することができ
る。
【0018】また、マイクロ波加熱の変わりに、石英管
ヒータ14及び16を駆動してヒータ加熱する場合は、
ヒータ加熱の効率を向上させるために、冷却ファン22
を停止させて加熱する。
【0019】この時、食品3から発する熱気は、熱対流
により上昇する。また、遮熱板30と加熱室2の上板2
aとで囲われた空間内は、ヒータ収納室15から伝わる
熱により雰囲気が加熱され、ここでも熱対流が発生し、
温度の低く、高い位置にある通気口29から機外に空気
の流れが発生する。この流れにより、遮熱板30と上板
2aとで囲われた部分が負圧になり、加熱室2内の雰囲
気を第2排気口28から引き出す。これにより、加熱室
2内から第2排気口28及び通気口29を介して機外に
流れる空気の流れが発生する。
【0020】この流れに乗って、食品3から発生する蒸
気が機外に排気されるので、従来のように、吸気口23
から加熱室2内の雰囲気が逆流して電装室18内に充満
し、電装室18内の制御回路部品に結露して、ショート
等の故障の発生を防止することができる。勿論、ドア8
の窓部8aの曇りも防止することができる。
【0021】さらに、遮熱板30は、ヒータ収納室15
を覆っているので、石英管ヒータ16から外装5に伝わ
る熱を遮り、外装5上の温度を低下することができる。
従って、加熱室2の上板2aと外装5との間の距離を狭
めることができ、調理器本体の小型化を図ることができ
る。
【0022】図4は操作パネル17を示す。18は操作
パネル17に設けた表示部17aが覗けるように設けた
表示窓、19は表示部17aを含む制御回路部品が載置
され、係合穴20a、20bを有したプリント基板であ
る。
【0023】21a、21bは前記表示部17aの裏面
に設けた取付脚、22a、22bは該脚部21a及び2
1bの先端に設け、前記プリント基板19の係合穴20
a、20bに係合する係合部、23a、23bは表示部
17a側に折曲して形成した段部である。従って、係合
部22a、22bは表示部17aの両端から所定距離は
み出していることになる。
【0024】プリント基板19に表示部17aを取り付
けるときは、まず係合部22a、22bをプリント基板
19の係合穴20a、20bに挿入する。このとき、脚
部21a、21bの弾性により少し、表示部17a側に
曲がりながら圧入して挿入し、係合する。
【0025】この係合が完了したとき、通常は係合穴2
0a、20bの大きさは、係合部22a、22bが挿入
しやすいように大きくしているので、係合したとき、少
し隙間ができるが、段部23a、23bの存在により塞
がれることになる。
【0026】従来は、図6に示すように、脚部21a、
21bは段部を有していないので、係合穴20a、20
bと係合部21a、21bとの隙間から表示部17aの
表示面に蒸気が回り込んで、表示面を曇らすことがあっ
た。
【0027】しかし、係合穴20a、20bの隙間を塞
ぐことにより、加熱室2から給気口23を介して流れ込
んできた食品3の蒸気が、この隙間から表示部17aの
表示面側に回り込んで、表示面を曇らすことを防止する
ことができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、ドアのくもりを防止
し、また食品から発する蒸気による制御回路の故障も防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加熱調理器の外観図である。
【図2】図1の加熱調理器の平面断面図である。
【図3】図1の加熱調理器の要部縦断面図である。
【図4】操作パネルの組立外観図である。
【図5】図4中のA―A断面図である。
【図6】従来の操作パネルの構造を示す図である。
【符号の説明】
2 加熱室 5 外装 15 ヒータ収納室 16 石英管ヒータ 28 第2排気口 29 通気口 30 遮熱板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 克尚 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 川村 佳嗣 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を収納する加熱室と、該加熱室を覆
    う外装と、加熱室上壁の一部を加熱室外方に凹ませて形
    成したヒータ収納室と、該ヒータ収納室内に配置したヒ
    ータと、ヒータ収納室より後部の加熱室上壁に穿設した
    排気口と、外装の後面板のうち加熱室より上方でかつ前
    記排気口に近接した位置に穿設した通気口と、前記ヒー
    タ収納室を覆い、かつ一方端を前記外装の後面板のうち
    通気孔の上部に当接させた遮熱板とを設けたことを特徴
    とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 前記加熱室内に配置し、載置した食品を
    調理中回転させるターンテーブルを備え、前記ヒータ収
    納室は、前記ターンテーブルの中心線上より後方に配置
    したことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
JP32613297A 1997-11-27 1997-11-27 加熱調理器 Pending JPH11159769A (ja)

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JP32613297A JPH11159769A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 加熱調理器

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JP32613297A JPH11159769A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 加熱調理器

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JP2001172476A Division JP2001336753A (ja) 2001-06-07 2001-06-07 加熱調理器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014054252A1 (ja) * 2012-10-02 2014-04-10 パナソニック株式会社 高周波加熱調理器

Cited By (3)

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JP2014070879A (ja) * 2012-10-02 2014-04-21 Panasonic Corp 高周波加熱調理器
US9980323B2 (en) 2012-10-02 2018-05-22 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. High-frequency heating cooker

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