JPH11159430A - 内燃機関用のイオン電流検出装置 - Google Patents

内燃機関用のイオン電流検出装置

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JPH11159430A
JPH11159430A JP9324354A JP32435497A JPH11159430A JP H11159430 A JPH11159430 A JP H11159430A JP 9324354 A JP9324354 A JP 9324354A JP 32435497 A JP32435497 A JP 32435497A JP H11159430 A JPH11159430 A JP H11159430A
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voltage
ion current
ignition
capacitor
diode
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JP9324354A
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Yukihisa Yasuda
幸央 安田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P17/00Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
    • F02P17/12Testing characteristics of the spark, ignition voltage or current
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P3/00Other installations
    • F02P3/06Other installations having capacitive energy storage
    • F02P3/08Layout of circuits
    • F02P3/09Layout of circuits for control of the charging current in the capacitor
    • F02P3/093Closing the discharge circuit of the storage capacitor with semiconductor devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ツェナーダイオード等の電圧制限素子の削減
を行うことによってコストダウンを図ることができる内
燃機関用のイオン電流検出装置を得る。 【解決手段】 一次側コイルL1と点火制御回路5との
間にダイオード4を設けると共に、ダイオード4と点火
制御回路5との接続部と、二次側コイルL2とコンデン
サ22との接続部とをダイオード23で接続することに
よって、点火制御回路5のスイッチング回路部7に使用
されるスイッチング素子であるパワートランジスタ1
1,12を点火コイル3による逆起電圧から保護するツ
ェナーダイオード13を、イオン電流供給用のコンデン
サ22の電圧制限にも使用するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃焼に
よって生じる燃焼ガスの電離をイオン電流として検出
し、その燃焼状態を検出するイオン電流検出装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、内燃機関用のイオン電流検出
装置の従来例を示した概略の回路図である。図10にお
いて、独立配電方式の点火装置200に、イオン電流検
出装置300が接続されている。点火装置200は、自
動車用バッテリ等の電源201、点火コイル202、点
火制御回路203及びシリンダ内に設けられた点火プラ
グ204で構成されており、点火制御回路203は、ス
イッチング回路部210、抵抗211及びスイッチング
回路部210の制御を行う制御回路部212で形成され
ている。
【0003】スイッチング回路部210は、ダーリント
ン接続されたnpnパワートランジスタ(以下、パワー
トランジスタと呼ぶ)215,216、ツェナーダイオ
ード217及び抵抗218,219で形成されている。
また、イオン電流検出装置300は、イオン電流の検出
を行うイオン電流検出回路部301、コンデンサ302
及びツェナーダイオード303で形成されている。
【0004】点火装置200において、点火コイル20
2の一次側コイルLaの一端は電源201から電源供給
が行われ、一次側コイルLaの他端は点火制御回路20
3を介して接地されている。点火コイル202の二次側
コイルLbの一端は点火プラグ204を介して接地さ
れ、他端は、イオン電流検出装置300に、すなわちツ
ェナーダイオード303のカソードに接続されると共に
コンデンサ302の一端にそれぞれ接続されている。ツ
ェナーダイオード303のアノードは接地され、コンデ
ンサ302の他端はイオン電流検出回路部301に接続
されている。なお、図10では、ツェナーダイオード3
03のアノードを接地したが、該アノードをイオン電流
検出回路部301に接続してもよい。
【0005】点火制御回路203において、パワートラ
ンジスタ215及び216の各コレクタは接続され、該
接続部に点火コイル202の一次側コイルLaの一端が
接続されている。パワートランジスタ216のエミッタ
はパワートランジスタ215のベースに接続され、パワ
ートランジスタ215のエミッタは抵抗211を介して
接地されている。パワートランジスタ216のベースは
制御回路部212に接続され、パワートランジスタ21
5のベース‐エミッタ間には抵抗218が、パワートラ
ンジスタ216のベース‐エミッタ間には抵抗219が
それぞれ接続されている。通常、点火制御用のパワート
ランジスタには、スイッチング制御回路210の回路が
同じチップ内に形成されている。
【0006】また、ツェナーダイオード217は、カソ
ードがパワートランジスタ216のコレクタに、アノー
ドがパワートランジスタ216のベースに接続され、点
火コイル202の一次側コイルLaによる逆起電圧から
パワートランジスタ215及び216を保護している。
抵抗211とパワートランジスタ215のエミッタとの
接続部、及び抵抗211の接地側は、制御回路212に
接続されている。制御回路部212には、各種のエンジ
ン動作情報をもとに点火時期の制御を行うエンジン制御
ユニット(図示せず)からの制御信号が入力され、該制
御信号によってパワートランジスタ215,216のス
イッチング動作の制御が行われる。
【0007】上記のような構成において、エンジン制御
ユニット(以下、ECUと呼ぶ)からの制御信号により
パワートランジスタ215及び216がオンすることに
よって、点火コイル202の一次側コイルLaに数アン
ペア〜十数アンペア程度の電流が流れる。一次側コイル
Laに一定時間の通電を行った後、ECUからの制御信
号に従って、パワートランジスタ215及び216をオ
フさせて一次側コイルLaの通電を急峻に遮断すると、
一次側コイルLaとパワートランジスタ215及び21
6との接続部に逆起電圧が発生する。しかし、ツェナー
ダイオード217によって、パワートランジスタ216
のコレクタ−ベース間は、通常約300〜400Vに制
限されるように構成されている。
【0008】点火コイル202の一次側コイルLaに逆
起電圧が発生した際、二次側コイルLbには、一次側コ
イルLaと二次側コイルLbとの巻線比に比例した電圧
が発生する。例えば、通常、二次側コイルLbの巻数を
一次側コイルLaの巻数の約100倍にすることから、
二次側コイルLbには約30kVの電圧が発生する。二
次側コイルLbは、点火プラグ204側に負の電圧が、
コンデンサ302及びツェナーダイオード303が接続
される側には正の電圧が発生するように接続されてい
る。点火プラグ204による点火時に、コンデンサ30
2に保持された電圧がツェナーダイオード303のツェ
ナー電圧以下の場合には、コンデンサ302に、ツェナ
ー電圧を超える場合は、ツェナーダイオード303のカ
ソードからアノードに向かって数十ミリアンペア〜百数
十ミリアンペアの電流が流れる。
【0009】このようにして、点火コイル202の二次
側コイルLbの一端の電位がツェナーダイオード303
のツェナー電圧(通常100〜400V)以下に制限され
ることで、点火プラグ204における二次側コイルLb
側の電極の電位は約−30kVとなり、点火プラグ20
4の電極間に30kVの電圧が生じて電気火花が発生す
る。このようにして発生した電気火花により、シリンダ
内の燃料と空気の混合気は燃焼を起こし、該燃焼による
高温下でシリンダ内に存在する分子は電離(イオン化)
され、これに電圧を印加すると、イオンの作用で電流が
流れる。この電流はイオン電流と呼ばれ、シリンダ内の
燃焼状態に応じて敏感に変化するため、イオン電流を検
出することにより燃焼状態を検出できることが知られて
いる。
【0010】このような、点火動作が行われた後、点火
コイル202の一次側コイルLaの逆起電圧が急速に減
衰し、同時に二次側コイルLbの両端電圧も急速に減衰
し、最終的には二次側コイルLbの両端電圧はゼロとな
る。このとき、二次側コイルLbの電位はコンデンサ3
02に保持された電圧が印加され、該電圧は、点火時の
動作によりツェナーダイオード303のツェナー電圧に
ほぼ等しくなっており、点火プラグ204にツェナーダ
イオード303のツェナー電圧と同じ電圧が印加され
る。
【0011】点火直後においては、上記電離状態にある
シリンダ内の点火プラグ204に、コンデンサ302の
保持電荷相当の電圧が印加されると、イオン電流が流れ
る。該イオン電流の供給はコンデンサ302が行うた
め、コンデンサ302のイオン電流検出回路部301側
にもイオン電流と同一の電流が流れる。該電流を検出し
て、イオン電流に含まれる信号の処理を行う。イオン電
流はシリンダ内の温度や圧力等に敏感に反応することが
知られており、イオン電流の絶対量を比較することで燃
焼が正常に行われたか否かを検出する装置が、本願発明
の出願人によって出願された特開平7‐217519号
公報で開示されている。また、シリンダ内での圧力異常
によって生じるノッキングを、イオン電流に重畳する振
動波形成分を抽出して検出する回路が、本願発明の出願
人によって出願された特開平9‐15101号公報で開
示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のイオン
電流検出装置では、イオン電流の供給を行うコンデンサ
302の電圧を制限するためのツェナーダイオード30
3といった電圧制限素子は、コンデンサ302に対して
1つずつ必要であり、点火時に流れる数十ミリアンペア
〜百数十ミリアンペアの電流と100〜400V程度の
制限電圧とから大きな電力損失が発生する。このため、
ツェナーダイオード303のような電圧制限素子は、こ
のような電力損失に耐えるだけの放熱構造を有したもの
を使用する必要があり、コストアップの要因となってい
た。
【0013】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、ツェナーダイオード等の電圧
制限素子の削減を行うことによってコストダウンを図る
ことができる内燃機関用のイオン電流検出装置を得るこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る内燃機関
用のイオン電流検出装置は、一次側コイルに印加された
電圧により二次側コイルに高電圧を発生させる点火コイ
ルと、該点火コイルに発生した高電圧によりシリンダ内
の燃料に点火する点火プラグとを備えた内燃機関におけ
る、燃焼時に発生するイオン電流を検出する内燃機関用
のイオン電流検出装置において、一次側コイルへの通電
制御を行うスイッチング素子に対する一次側コイルの逆
起電圧を制限する電圧制限手段と、二次側コイルを介し
て点火プラグにイオン電流検出用の電圧を印加するコン
デンサと、該コンデンサから点火プラグに印加された電
圧に基づいて生じるイオン電流を検出するイオン電流検
出手段と、コンデンサを電圧制限手段に接続する接続手
段とを備え、電圧制限手段は、コンデンサの電圧制限を
も行うようにするものである。
【0015】また、この発明に係る内燃機関用のイオン
電流検出装置は、請求項1において、コンデンサは、点
火プラグの点火時に流れる電流によって充電され、該充
電により保持された電圧を点火終了直後の点火プラグに
印加し、電圧制限手段は、充電時にコンデンサに印加さ
れる電圧の制限を行うものである。
【0016】また、この発明に係る内燃機関用のイオン
電流検出装置は、請求項1又は請求項2のいずれかにお
いて、接続手段は、一次側コイルとスイッチング素子と
を順方向に接続する第1ダイオードと、コンデンサと電
圧制限手段とを順方向に接続する第2ダイオードとから
なるものである。
【0017】また、この発明に係る内燃機関用のイオン
電流検出装置は、請求項1から請求項3のいずれかにお
いて、電圧制限手段は、ツェナーダイオードであるもの
である。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1における
内燃機関用のイオン電流検出装置の例を示した概略の回
路図であり、図1において、独立配電方式の点火装置1
に、イオン電流検出装置20が接続されている。点火装
置1は、自動車用バッテリ等の電源2、点火コイル3、
ダイオード4、点火制御回路5及びシリンダ内に設けら
れた点火プラグ6で構成されており、点火制御回路5
は、スイッチング回路部7、抵抗8及びスイッチング回
路部7の制御を行う制御回路部9で形成されている。
【0019】スイッチング回路部7は、ダーリントン接
続されたnpnパワートランジスタ(以下、パワートラ
ンジスタと呼ぶ)11,12、ツェナーダイオード13
及び抵抗14,15で形成されている。また、イオン電
流検出装置20は、イオン電流の検出を行うイオン電流
検出回路部21、コンデンサ22及びダイオード23で
形成されている。
【0020】点火装置1において、点火コイル3の一次
側コイルL1の一端は電源2から電源供給が行われ、一
次側コイルL1の他端はダイオード4及び点火制御回路
5を介して接地されている。点火コイル3の二次側コイ
ルL2の一端は点火プラグ6を介して接地され、他端
は、イオン電流検出装置20に、すなわちコンデンサ2
2の一端に接続されると共にダイオード23のアノード
にそれぞれ接続されている。ダイオード23のカソード
は、ダイオード4のカソードとパワートランジスタ1
1,12の各コレクタとツェナーダイオード13のカソ
ードとの接続部に接続され、コンデンサ22の他端はイ
オン電流検出回路部21に接続されている。
【0021】点火制御回路5において、パワートランジ
スタ11及び12の各コレクタは接続され、該接続部に
ダイオード4及び23の各カソードが接続されている。
パワートランジスタ12のエミッタはパワートランジス
タ11のベースに接続され、パワートランジスタ11の
エミッタは抵抗8を介して接地されている。パワートラ
ンジスタ12のベースは制御回路部9の出力aに接続さ
れ、パワートランジスタ11のベース‐エミッタ間には
抵抗14が、パワートランジスタ12のベース‐エミッ
タ間には抵抗15がそれぞれ接続されている。
【0022】また、ツェナーダイオード13は、カソー
ドがパワートランジスタ12のコレクタに、アノードが
パワートランジスタ12のベースに接続され、点火コイ
ル3の一次側コイルL1による逆起電圧からパワートラ
ンジスタ11及び12を保護している。抵抗8とパワー
トランジスタ11のエミッタとの接続部は、制御回路部
9の入力bに接続され、抵抗8の接地側は、制御回路9
の入力cに接続されている。制御回路部9の入力dに
は、各種のエンジン動作情報をもとに点火時期の制御を
行うエンジン制御ユニット(図示せず)からの制御信号
が入力され、該制御信号によってパワートランジスタ1
1,12のスイッチング動作の制御が行われる。
【0023】図2は、制御回路部9の例を示した回路図
である。図2において、制御回路部9は、エンジン制御
ユニット(以下、ECUと呼ぶ)から入力される制御信
号に応じてパワートランジスタ11及び12のスイッチ
ング動作を制御するスイッチング制御回路31と、抵抗
8によってパワートランジスタ11のエミッタ電流が電
圧に変換され、該変換された電圧に応じてパワートラン
ジスタ11のエミッタ電流を制限する電流制限回路32
とで構成されている。スイッチング制御回路31は、コ
ンパレータ33、基準電圧発生回路34及び駆動回路3
5で形成され、電流制限回路32は、演算増幅器(以
下、オペアンプと呼ぶ)36、基準電圧発生回路37及
びnpnトランジスタ38で形成されている。
【0024】スイッチング制御回路31において、制御
回路部9の入力dをなすコンパレータ33の一方の入力
はECUに接続され、他方の入力と接地との間には基準
電圧発生回路34が接続されている。コンパレータ33
の出力は、駆動回路35の入力に接続され、制御回路部
9の出力aをなす駆動回路35の出力はパワートランジ
スタ12のベースに接続されている。また、電流制限回
路32において、制御回路部9の入力bをなすオペアン
プ36の一方の入力は、パワートランジスタ11のエミ
ッタと抵抗8との接続部に接続され、オペアンプ36の
他方の入力と制御回路部9の入力cとの間には基準電圧
発生回路37が接続されている。オペアンプ36の出力
は、npnトランジスタ38のベースに接続され、np
nトランジスタ38のコレクタは、制御回路部9の出力
aに接続され、npnトランジスタ38のエミッタは、
制御回路部9の入力cに接続されている。
【0025】ECUからの制御信号は、コンパレータ3
3によって基準電圧発生回路34から入力されている基
準電圧を基にして波形整形処理が行われ、駆動回路35
は、該波形整形が行われた信号に応じてパワートランジ
スタ11及び12をオンさせてスイッチングさせるため
に必要な電流をパワートランジスタ12のベースに供給
する。抵抗8によってパワートランジスタ11のエミッ
タ電流は電圧に変換され、オペアンプ36は、該変換さ
れた電圧と、基準電圧発生回路37から入力されている
基準電圧とを比較し、パワートランジスタ11のエミッ
タ電流が所定値を超えるとnpnトランジスタ38をオ
ンさせて、駆動回路35からパワートランジスタ12に
供給されているベース電流を接地にバイパスさせること
により、パワートランジスタ11のエミッタ電流の制限
を行う。
【0026】上記のような構成において、ECUからの
制御信号によりパワートランジスタ11及び12がオン
することによって、点火コイル3の一次側コイルL1に
数アンペア〜十数アンペア程度の電流が流れる。一次側
コイルL1に一定時間の通電を行った後、ECUからの
制御信号に従って、パワートランジスタ11及び12を
オフさせて一次側コイルL1の通電を急峻に遮断する
と、一次側コイルL1とパワートランジスタ11,12
の各コレクタとの接続部に逆起電圧が発生する。しか
し、ツェナーダイオード13によって、パワートランジ
スタ12のコレクタ−ベース間は、通常約300〜40
0Vに制限されるように構成されている。
【0027】点火コイル3の一次側コイルL1に逆起電
圧が発生した際、二次側コイルL2には、一次側コイル
L1と二次側コイルL2との巻線比に比例した電圧が発
生する。例えば、通常、二次側コイルL2の巻数を一次
側コイルL1の巻数の約100倍にすることから、二次
側コイルL2には約30kVの電圧が発生する。二次側
コイルL2は、点火プラグ6側に負の電圧が、コンデン
サ22が接続される側には正の電圧が発生するように接
続されている。
【0028】点火プラグ6による点火時に、コンデンサ
22に保持された電圧がツェナーダイオード13のツェ
ナー電圧以下(厳密に言うと該ツェナー電圧にダイオー
ド23の順方向電圧を加えた電圧以下であるが、ダイオ
ード23の順方向電圧はツェナーダイオード13のツェ
ナー電圧と比較して小さいことからこれを無視して説明
する。)の場合にはコンデンサ22に、ツェナー電圧を
超える場合はツェナーダイオード13のカソードからア
ノードに向かって数十ミリアンペア〜百数十ミリアンペ
アの電流が流れる。
【0029】このようにして、点火コイル3の二次側コ
イルL2の一端の電位がツェナーダイオード13のツェ
ナー電圧以下に制限されることで、点火プラグ6におけ
る二次側コイルL2側の電極の電位は約−30kVとな
り、点火プラグ6の電極間に30kVの電圧が生じて電
気火花が発生する。このようにして発生した電気火花に
より、シリンダ内の燃料と空気の混合気は燃焼を起こ
し、該燃焼による高温下でシリンダ内に存在する分子は
電離(イオン化)され、これに電圧を印加すると、イオ
ンの作用でイオン電流が流れる。該イオン電流は、シリ
ンダ内の燃焼状態に応じて敏感に変化するため、イオン
電流を検出することにより燃焼状態等を検出できる。
【0030】このような、点火動作が行われた後、点火
コイル3の一次側コイルL1の逆起電圧が急速に減衰
し、同時に二次側コイルL2の両端電圧も急速に減衰
し、最終的には二次側コイルL2の両端電圧はゼロとな
る。このとき、二次側コイルL2の電位はコンデンサ2
2に保持された電圧が印加され、該電圧は、点火時の動
作によりツェナーダイオード13のツェナー電圧にほぼ
等しくなっており、点火プラグ6にツェナーダイオード
13のツェナー電圧と同じ電圧が印加される。
【0031】点火直後においては、上記電離状態にある
シリンダ内の点火プラグ6に、コンデンサ22の保持電
荷相当の電圧が印加されると、イオン電流が流れる。該
イオン電流の供給はコンデンサ22が行うため、コンデ
ンサ22のイオン電流検出回路部21側にもイオン電流
と同一の電流が流れる。イオン電流検出回路部21は、
上述したように該イオン電流を検出して、イオン電流に
含まれる信号の処理を行う。
【0032】図3は、イオン電流検出回路部21の例を
示した回路図である。図3において、イオン電流検出回
路部21は、ダイオード41,42、検出したイオン電
流を電圧に変換するイオン電流‐電圧変換回路43、及
び該イオン電流‐電圧変換回路43で電圧に変換された
信号に対して所定の処理を行う信号処理回路44で構成
されている。イオン電流‐電圧変換回路43は、pnp
トランジスタ51〜53、抵抗54及び電源回路55で
形成されている。
【0033】pnpトランジスタ51〜53でカレント
ミラー回路を形成しており、pnpトランジスタ51及
び52のベースは互いに接続され、該接続部はpnpト
ランジスタ53のエミッタに接続され、pnpトランジ
スタ53のコレクタは接地されている。pnpトランジ
スタ51及び52の各エミッタはそれぞれ接続されて電
源回路55に接続されている。pnpトランジスタ51
のコレクタは、pnpトランジスタ53のベース、ダイ
オード41のカソード及びダイオード42のアノードに
それぞれ接続され、該接続部はコンデンサ22に接続さ
れている。また、ダイオード41のアノード及びダイオ
ード42のカソードは接地され、pnpトランジスタ5
2のコレクタは抵抗54を介して接地され、該コレクタ
と抵抗54との接続部は信号処理回路44に接続されて
いる。
【0034】イオン電流‐電圧変換回路43は、イオン
電流を検出し、検出したイオン電流を電圧に変換する回
路である。イオン電流‐電圧変換回路43において、電
源回路55は、pnpトランジスタ51のコレクタとp
npトランジスタ53のベースとの接続部の電圧が0V
になるような電圧、例えば1.4Vの電源電圧を供給し
ている。このことから、イオン電流は、pnpトランジ
スタ51のコレクタ→コンデンサ22→点火コイル3の
二次側コイルL2の経路で点火プラグ6に向かって流れ
るため、pnpトランジスタ51〜53で形成されたカ
レントミラー回路によって、イオン電流に比例した電流
が抵抗54に流れる。イオン電流は抵抗54の電圧降下
の変動に変換され、信号処理回路44は、該変換された
電圧降下の変動を示す信号に対して所定の信号処理を行
う。
【0035】なお、イオン電流検出回路部21における
他の例として、図4〜図6で示した各回路があり、該各
回路は公知であり簡単に説明する。また、図4〜図6で
は、図3と同じものは同じ符号で示している。図4にお
いて、イオン電流検出回路部21は、イオン電流を検出
すると共に検出したイオン電流を電圧に変換する抵抗6
1、イオン電流による抵抗61の電圧降下を増幅する増
幅回路62、及び該増幅回路62で増幅された信号に対
して所定の処理を行う信号処理回路44で構成されてい
る。増幅回路62は、オペアンプ65及び抵抗66,6
7で形成されている。
【0036】抵抗61は、一端がコンデンサ22に接続
され、他端は接地されている。オペアンプ65及び抵抗
66,67は非反転増幅回路を形成しており、オペアン
プ65の反転入力は、抵抗66を介して接地されると共
に、抵抗67を介してオペアンプ65の出力に接続され
ている。オペアンプ65の非反転入力は、コンデンサ2
2と抵抗61との接続部に接続されている。このような
構成において、イオン電流は、点火プラグ6に正の電圧
を印加した際に流れる電流であることから、イオン電流
は抵抗61を介して接地に流れ、抵抗61に正の電圧降
下を発生させる。該電圧降下を増幅回路62で増幅し、
該増幅したイオン電流の電圧信号に対して信号処理回路
44で所定の信号処理を行う。
【0037】また、図5で示すように、コンデンサ22
と抵抗61との接続部にカソードが接続されると共にア
ノードが接地されたダイオード68と、コンデンサ22
と抵抗61との接続部にアノードが接続されると共にカ
ソードが接地されたダイオード69とを、図4で示した
イオン電流検出回路部21に追加することにより、抵抗
61の電圧降下をダイオード68又は69の順方向電圧
に抑制することができる。このため、イオン電流の信号
処理上、不要な範囲での過大な電流が流れているときの
抵抗61の電圧降下を小さくするとことができ、抵抗6
1の抵抗値を大きくすることができることから、増幅回
路62等を構成しやすくすることができる。
【0038】図6では、イオン電流検出回路部21は、
コンデンサ22から電流を流出させるためのダイオード
71、コンデンサ22へ電流を流入させるダイオード7
2、増幅回路73及び該増幅回路73で増幅された信号
に対して所定の処理を行う信号処理回路44で構成され
ている。増幅回路73は、オペアンプ75及び抵抗7
6,77で形成されている。ダイオード71は、コンデ
ンサ22にカソードが接続されると共にアノードが接地
され、ダイオード72は、コンデンサ22にアノードが
接続されると共にカソードが接地されている。
【0039】オペアンプ75及び抵抗76,77は反転
増幅回路を形成しており、オペアンプ75の非反転入力
は接地されている。オペアンプ75の反転入力は、抵抗
76を介して、コンデンサ22とダイオード71のカソ
ードとダイオード72のアノードとの接続部に接続さ
れ、更に抵抗77を介してオペアンプ75の出力に接続
されている。このような構成は、特開平7‐21751
9号公報で開示されており、イオン電流は抵抗77の電
圧降下として現れ、接地基準の信号に変換されてオペア
ンプ75の出力にはイオン電流に比例した電圧が発生す
る。抵抗76を短絡又は十分に抵抗値を小さくすると、
オペアンプ75におけるイマジナリショートによってイ
オン電流検出回路部21の入力インピーダンスを低くし
た状態で電流‐電圧変換比率を高くとることができる。
このため、配線浮遊容量等の浮遊容量の影響を受けにく
くすることができる。
【0040】ここで、本実施の形態1における上記説明
においては、点火制御回路5におけるスイッチング回路
部7にパワートランジスタ11及び12を使用したが、
該各パワートランジスタのスイッチング駆動を行うため
には、数十ミリアンペア程度の電流をパワートランジス
タ12のベースに入力する必要があった。このようなこ
とから、パワートランジスタ11及び12の代わりにパ
ワーMOSFETを使用してもよく、図7は、パワーM
OSFETを使用したスイッチング回路部7の例を示し
た回路図である。図7では、図1で示したスイッチング
回路部7のパワートランジスタ11及び12をNMOS
トランジスタ81に代えている。このようにすることに
よって、スイッチング回路部7で必要とする駆動電流を
削減することができる。
【0041】また、パワートランジスタ11及び12の
代わりにIGBTを使用してもよく、図8は、IGBT
を使用したスイッチング回路部7の例を示した回路図で
ある。図8では、図1で示したスイッチング回路部7の
パワートランジスタ11及び12をIGBT85に代え
ている。このようにすることによって、パワーMOSF
ETを使用した場合と同様にスイッチング回路部7で必
要とする駆動電流を削減することができる。更に、IG
BTはパワーMOSFETよりも電流を流す能力が大き
いことから、小型のIGBT素子を使用することがで
き、パワーMOSFETを使用した場合よりもスイッチ
ング回路部7を小型化することができる。
【0042】また、本実施の形態1の説明では、独立配
電方式の点火装置を使用した場合を例にして説明した
が、高圧配電方式の点火装置に対しても使用することが
できる。図9は、本発明の実施の形態1における内燃機
関用のイオン電流検出装置の他の例を示した概略の回路
図である。なお、図9では、4気筒のエンジンに適用し
た高圧配電方式の点火装置に使用した場合において、図
1で示したイオン電流検出装置に対応させた例を示して
おり、図1と同じものは同じ符号で示しており、ここで
はその説明を省略すると共に、図1との相違点のみ説明
する。
【0043】図9における図1との相違点は、図1の点
火プラグ6を、ダイオード91〜94、ディストリビュ
ータ(配電器)95及び点火プラグ96〜99に置き換
えたことにあり、これに伴って図1の点火装置1を点火
装置90としたことにある。図9において、点火装置9
0は、自動車用バッテリ等の電源2、点火コイル3、ダ
イオード4,91〜94、点火制御回路5、ディストリ
ビュータ95及び点火プラグ96〜99で構成されてい
る。
【0044】点火コイル3の二次側コイルL2の一端は
ダイオード91〜94の各アノード及びディストリビュ
ータ95のロータに接続されている。ダイオード91〜
94の各カソードは、ディストリビュータ95における
対応する端子にそれぞれ接続されている。更にダイオー
ド91のカソードは点火プラグ96を、ダイオード92
のカソードは点火プラグ97を、ダイオード93のカソ
ードは点火プラグ98を、ダイオード94のカソードは
点火プラグ99をそれぞれ介して接地されている。
【0045】このような構成において、点火コイル3の
二次側コイルL2に発生する高電圧の点火プラグ96〜
99への配分はディストリビュータ95によって行わ
れ、各点火プラグ96〜99での放電は、図1の説明と
同様に負電圧で行われ、点火動作が終了すると共にダイ
オード91〜94を介して各点火プラグ96〜99にそ
れぞれ電圧が印加されてイオン電流の検出が図1の場合
と同様にして行われる。このようにすることにより、様
々な点火装置に本実施の形態1におけるイオン電流検出
装置20を適用することができる。
【0046】上記のように、本実施の形態1における内
燃機関用のイオン電流検出装置は、点火制御回路5のス
イッチング回路部7に使用されるスイッチング素子を点
火コイル3による逆起電圧から保護するツェナーダイオ
ード13を、イオン電流供給用のコンデンサ22の電圧
制限にも使用するようにした。このことから、大きな電
力損失に耐えるだけの放熱構造を有したツェナーダイオ
ードの削減を行うことができ、コストの低減を図ること
ができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1に係る内燃機関用のイオン電流
検出装置は、一次側コイルへの通電制御を行うスイッチ
ング素子に対する一次側コイルの逆起電圧を制限する電
圧制限手段を、イオン電流供給用のコンデンサの電圧制
限にも使用するようにした。このことから、イオン電流
供給用のコンデンサごとに設けられていた電圧制限手段
を削減することができ、コストの低減を図ることができ
る。
【0048】請求項2に係る内燃機関用のイオン電流検
出装置は、請求項1において、具体的には、電圧制限手
段は、点火プラグの点火時に流れる電流による充電時
に、コンデンサに印加される電圧の制限を行う。このこ
とから、大きな電力損失に耐えるだけの構造を有した電
圧制限手段の削減を行うことができ、コストの低減を図
ることができる。
【0049】請求項3に係る内燃機関用のイオン電流検
出装置は、請求項1又は請求項2のいずれかにおいて、
具体的には、接続手段を第1ダイオード及び第2ダイオ
ードの2つのダイオードで形成した。このことから、安
価な素子を使用して簡単な回路で接続手段を構成するこ
とができる。
【0050】請求項4に係る内燃機関用のイオン電流検
出装置は、請求項1から請求項3のいずれかにおいて、
具体的には、電圧制限手段はツェナーダイオードである
ことから、大きな電力損失に耐えるだけの放熱構造を有
したツェナーダイオードの削減を行うことができ、コス
トの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における内燃機関用の
イオン電流検出装置の例を示した概略の回路図である。
【図2】 図1における制御回路部9の例を示した回路
図である。
【図3】 図1におけるイオン電流検出回路部21の例
を示した回路図である。
【図4】 図1におけるイオン電流検出回路部21の他
の例を示した回路図である。
【図5】 図1におけるイオン電流検出回路部21の他
の例を示した回路図である。
【図6】 図1におけるイオン電流検出回路部21の他
の例を示した回路図である。
【図7】 図1におけるスイッチング回路部7の他の例
を示した回路図である。
【図8】 図1におけるスイッチング回路部7の他の例
を示した回路図である。
【図9】 本発明の実施の形態1における内燃機関用の
イオン電流検出装置の他の例を示した概略の回路図であ
る。
【図10】 内燃機関用のイオン電流検出装置の従来例
を示した概略の回路図である。
【符号の説明】
1,90 点火装置、 2 バッテリ、 3 点火コイ
ル、 4,23,91〜94 ダイオード、 5 点火
制御回路、 6,96〜99 点火プラグ、7 スイッ
チング回路部、 11,12 パワートランジスタ、
13 ツェナーダイオード、 20 イオン電流検出装
置、 21 イオン電流検出回路部、22 コンデン
サ、 95 ディストリビュータ、 L1 点火コイル
3の一次側コイル、 L2 点火コイル3の二次側コイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次側コイルに印加された電圧により二
    次側コイルに高電圧を発生させる点火コイルと、該点火
    コイルに発生した高電圧によりシリンダ内の燃料に点火
    する点火プラグとを備えた内燃機関における、燃焼時に
    発生するイオン電流を検出する内燃機関用のイオン電流
    検出装置において、 上記一次側コイルへの通電制御を行うスイッチング素子
    に対する一次側コイルの逆起電圧を制限する電圧制限手
    段と、 上記二次側コイルを介して点火プラグにイオン電流検出
    用の電圧を印加するコンデンサと、 該コンデンサから点火プラグに印加された電圧に基づい
    て生じるイオン電流を検出するイオン電流検出手段と、 上記コンデンサを上記電圧制限手段に接続する接続手段
    とを備え、 上記電圧制限手段は、上記コンデンサの電圧制限をも行
    うことを特徴とする内燃機関用のイオン電流検出装置。
  2. 【請求項2】 上記コンデンサは、点火プラグの点火時
    に流れる電流によって充電され、該充電により保持され
    た電圧を点火終了直後の点火プラグに印加し、上記電圧
    制限手段は、上記充電時にコンデンサに印加される電圧
    の制限を行うことを特徴とする請求項1に記載の内燃機
    関用のイオン電流検出装置。
  3. 【請求項3】 上記接続手段は、一次側コイルとスイッ
    チング素子とを順方向に接続する第1ダイオードと、コ
    ンデンサと電圧制限手段とを順方向に接続する第2ダイ
    オードとからなることを特徴とする請求項1又は請求項
    2のいずれかに記載の内燃機関用のイオン電流検出装
    置。
  4. 【請求項4】 上記電圧制限手段は、ツェナーダイオー
    ドであることを特徴とする請求項1から請求項3のいず
    れかに記載の内燃機関用のイオン電流検出装置。
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