JPH11156791A - 自動連続用紙切断装置 - Google Patents

自動連続用紙切断装置

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JPH11156791A
JPH11156791A JP32294897A JP32294897A JPH11156791A JP H11156791 A JPH11156791 A JP H11156791A JP 32294897 A JP32294897 A JP 32294897A JP 32294897 A JP32294897 A JP 32294897A JP H11156791 A JPH11156791 A JP H11156791A
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roller
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rollers
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feed roller
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JP32294897A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Abe
光男 阿部
Kenichi Kobayashi
賢一 小林
Masafumi Fukumoto
雅文 福本
Naoki Masuda
直紀 増田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Duplo Seiko Corp
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Duplo Seiko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属ローラを用いてローラ交換を容易にし、
且つ用紙に対して必要な摩擦を稼ぐことができ、しかも
ノンカーボン複写紙をも切断分離できる自動連続用紙切
断装置を提供する。 【解決手段】 上下に配置されて夫々1対のローラ15
1,152及び161,162からなるインフィードロー
ラ15及びアウトフィードローラ16を有し、夫々の対
の上下ローラの間に連続用紙を挿通させ、インフィード
・アウトフィード両ローラ間で該連続用紙にテンション
を与えてこれを切断分離する自動連続用紙切断装置であ
って、上記インフィードローラ及びアウトフィードロー
ラの夫々の上ローラ151,161がゴム状物質よりな
り、且つ下ローラ152,162が金属製であり、下ロ
ーラの金属表面は、ショットブラストまたはサンドブラ
ストにより、あるいはエッチングにより微細な表面処理
が施されている。インフィードローラの下ローラはカム
部61を有しているのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動連続用紙切断
装置に係り、詳しくは部分的な切込みまたは穿孔により
分離しやすいように弱くされている部分を有する連続用
紙を、その切込み箇所または穿孔箇所で自動的且つ連続
的に切断する装置(以下、バースタと称す)に関する。
【0002】
【従来技術・発明が解決しようとする課題】上述のよう
な切込み箇所または穿孔箇所を等間隔に有する連続用紙
を自動的に次々と切断して1枚ずつの用紙に分離してい
く装置として、バースタが知られている。バースタは、
その作業能率の向上が求められる結果として高速性が従
来から追求されてきた装置である。また使用者は、用紙
送り速度を可変調整できる装置では、運転中に送り速度
を上げていく傾向にある。
【0003】しかしながら送り速度が、高速になるほど
ペーパージャム発生の確率が高くなる傾向にある。ペー
パージャムの発生原因は、用紙の不均質や用紙通過部分
における各部構成の動作不安定など種々考えられる。そ
れらの事象がペーパージャム発生に関与する程度は、用
紙送り速度が低い場合にはペーパージャム発生にまで至
らない程度のものもあるが、用紙送り速度が高速になる
ほど増幅倍加されてペーパージャム発生に至ってしまう
ものである。一旦ペーパージャムが生じると装置の運転
を停止し、装置内に詰まった用紙を取り除いてから装置
を再起動しなければならず、ペーパージャムが頻繁に生
じると作業能率の低下を招くことになる。
【0004】バースタが用紙を切断する作用は、一般に
は、用紙送り方向の上流側と下流側とに所定の間隔をお
いて1対ずつ配置されたインフィードローラおよびアウ
トフィードローラのそれぞれの間に用紙を挟みながら送
りつつ両フィードローラ間で用紙にテンションを与える
と同時に、連続用紙の弱くされている箇所またはその近
辺にブレードを押し当てることによってなされる。この
ように、インフィードローラとアウトフィードローラと
の間で用紙が切断分離されるので、この切断分離作用が
なされる部分をバースト部と称す。用紙にテンションを
与えるのは、下流側のアウトフィードローラの回転速度
をインフィードローラよりも速くしておくことによって
なされる。
【0005】一般に、インフィードローラおよびアウト
フィードローラに用いられるこれらの各ローラは、用紙
との間に十分な摩擦力を得るために(用紙切断時に十分
な張力を作用させるために)高い摩擦力を期待できるゴ
ム状物質により構成されている。これらの材質は、金属
に比べると耐摩耗性が乏しい。ゴムローラであれば大き
な摩擦力を得るためには好都合であるが、耐摩耗性が低
いために高速で運転すると摩耗が激しく、ペーパージャ
ム発生原因の一つとなる。また、ローラの保守や取り替
えも頻繁に必要となる。上ローラの取り替えは比較的容
易であるが、下ローラの取り替えはかなり煩雑な作業が
強いられ、装置の高速化においてはそのような使用者の
負担を軽減することが望まれる。
【0006】そこで、交換の難しい下ローラのみを金属
製として殆ど交換不要な部材とし、交換の容易な上ロー
ラはゴムローラのままにしておくことで、保守性の向上
を図ることができる。しかしながら、金属製ローラの場
合には用紙切断のための十分な張力を得られるだけの摩
擦力を確保しにくく、用紙切断が確実に行われるために
は不向きである。これを改善すべく金属表面における摩
擦を大きくするためには、ローレット加工等を施して表
面に凹凸形状を与えることが可能である。
【0007】しかしながらバースタでは、コンピュータ
などにより打ち出されるノンカーボン複写紙を処理する
場合がある。ノンカーボン複写紙はマイクロカプセル内
に着色用の薬品が含まれており、マイクロカプセルが機
械的な圧力によって潰されると薬品がその中から出て着
色する。金属製ローラの表面にローレット加工が施され
ていると、ノンカーボン複写紙のマイクロカプセル内の
薬品がローレットの目で押し潰されてしまって、バース
ト部を通過すると複写紙にローレット模様が転写されて
しまう問題がある。
【0008】また、用紙をローラ間に挟んで送る場合、
用紙を直進させる要素が僅かにでも変化すると用紙は斜
行し始め、用紙送りの進行と共にその偏りがどんどん増
幅されていく。そのようなとき、インフィードローラの
上下のローラが常に接触している状態では用紙の進行方
向は修正されることなく、搬送経路からのずれが時間と
共に増大して用紙にしわや折り目が入ったりする。これ
らの事象は、バースト部におけるペーパージャム発生の
原因となる。
【0009】本発明は、上述のような事情に鑑み、下ロ
ーラを金属製とすることで交換不要となり、且つ金属ロ
ーラであっても用紙に対して必要な摩擦を稼ぐことがで
きつつ、しかもノンカーボン複写紙をも切断分離できる
自動連続用紙切断装置を提供しようとするものである。
【0010】また、特に用紙送りの上流側であるインフ
ィードローラにおける用紙の斜行を防止し、バースト部
において用紙を高い確率で直進させることによってバー
スト部でのペーパージャムの発生を防止することのでき
る自動連続用紙切断装置を提供しようとするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動連続用
紙切断装置は、上述のごとき技術的課題を解決し、その
目的を達成するために以下のような構成を備えている。
即ち、上下に配置された1対のローラからなるインフィ
ードローラと、同様に上下に配置された1対のローラか
らなるアウトフィードローラとを有し、それぞれの対の
上下ローラの間に連続用紙を挿通させてインフィードロ
ーラおよびアウトフィードローラの間で該連続用紙を切
断分離するに際して、該連続用紙にテンションを与える
自動連続用紙切断装置であって、上記インフィードロー
ラおよびアウトフィードローラのそれぞれの上ローラが
ゴム状物質よりなり、且つ下ローラが金属製であり、上
記下ローラの金属表面は、ショットブラストまたはサン
ドブラストにより、あるいはエッチングにより微細な表
面処理が施されている。
【0012】また、本発明に係る自動連続用紙切断装置
は、上記インフィードローラの上ローラが、下ローラに
当接すべく下方へ弾発付勢され、該下ローラが、その軸
方向両端部に、径方向へ突出して該上ローラを押し上げ
るカム部を有しているのが好ましい。
【0013】さらに、上記インフィードローラの上ロー
ラと下ローラとの回転数は異なっているのが好ましい。
【0014】
【発明の実施形態】図1は、本発明に係る自動連続用紙
切断装置の概略構成を示している。図中10は給紙台で
あり、用紙11が穿孔箇所毎に折り返されて束ねられた
状態で給紙台10の上に載置される。給紙台10の略中
央には用紙の残量を検知する秤12が設けられている。
用紙11の幅方向の両端には、ピントラクタ(用紙送り
装置)13のピンに係合するように一定間隔の用紙送り
穴が形成されている。ピントラクタ13は、2.54c
m(1インチ)あたり2本のピッチでピンが両側に配列
されており、用紙11の両側には用紙送り穴が各ピンに
対応して形成されている。ピントラクタ13の両側の間
の間隔は用紙11の幅寸法に合わせて可変調整できる。
用紙11の送り速度はピントラクタ13の回転速度によ
って与えられる。用紙11の送り方向に関してピントラ
クタ13の直ぐ下流側(図1では右側)には、スリッタ
14が配置されている。このスリッタ14は、用紙送り
穴が形成されている用紙の両耳の部分(幅方向の両端部
分)を切り落とすディスク状の刃である。
【0015】スリッタ14で両耳が切り落とされた用紙
11は、1対ずつ前後に2対配置されたローラ15,1
6間に送られる。前方の、即ち上流側の1対のローラ1
5をインフィードローラと称し、後方の、即ち下流側の
1対のローラ16をアウトフィードローラと称す。アウ
トフィードローラ16の回転周速度はインフィードロー
ラ15の回転周速度よりも速く(約1.7倍の速度に)
設定されており、アウトフィードローラ16に用紙11
が噛み込むとその用紙はインフィードローラ15とアウ
トフィードローラ16との間で張力を受け、緩みのない
状態にピンと張ろうとする。インフィードローラ15の
直後には用紙切断用のブレード17が配置されており、
用紙11に張力が働いて用紙11がピンと張ったとき、
用紙の穿孔箇所がこのブレード17に当接してその箇所
で切断される。このように、インフィードローラ15と
アウトフィードローラ16との間で用紙が切断分離され
るので、この切断分離作用がなされる部分をバースト部
と称す。
【0016】インフィードローラ15は、用紙切断ブレ
ード17と、搬送ベルト18用の三つのローラ19と共
に移動ユニット20上に設置されている。移動ユニット
20は、ボールネジ機構21によって駆動される。イン
フィードローラ15とアウトフィードローラ16との間
の距離は、移動ユニット20を移動させることによって
可変調整でき、用紙の束毎に用紙切断長が違っても各用
紙の切断長に合わせて調整できる。搬送ベルト18は、
ピントラクタ13から出た用紙11の先端をインフィー
ドローラ15へ案内し、さらにインフィードローラ15
から先へ出た用紙の先端をアウトフィードローラ16の
方向へ案内して用紙11をスムーズに進行させる。搬送
ベルト18用の三つのローラ19は、移動ユニット20
を移動させるときインフィードローラ15およびブレー
ド17と共に移動するので、用紙11の切断長に合わせ
てインフィードローラ15を移動させても、これらの相
対的位置関係は常に一定である。そして、搬送用ベルト
18の他のローラはピントラクタ13の出口、アウトフ
ィードローラ16の入口の夫々の箇所で固定されてお
り、その他のローラも所定の箇所で固定されている。
【0017】アウトフィードローラ16のさらに下流側
には、用紙排出用の1対の排出ローラ22、出口ガイド
23、排出フィン24、さらに排出コンベア25が順に
配置されている。出口ガイド23は、排出ローラ22か
ら出た用紙の先端を下方へ向けて排出コンベア25上へ
案内する。排出ローラ22から吐出された用紙は出口ガ
イド23に当たって排出コンベア25上に至るまで排出
ローラ22の搬送速度で走行しており、コンベア25上
に至って減速されるので後続の用紙が次々と排出ローラ
22から吐出されると後続の用紙が先行の用紙に追突し
てしまい、整然とした用紙の排出が継続できなくなる
(ペーパージャムを生じる)。排出フィン24は、その
ようなことがないように排出ローラ22から吐出された
用紙の後端部を排出コンベア25上へ積極的に叩き落と
すように所定の速度およびタイミングで回転するフィン
である。この排出フィン24が用紙の後端部を叩き落と
すことによって、後続の用紙が排出ローラ22から吐出
されるときにその前端部が先行の用紙の後端部に干渉す
るのを防止し、順次排出される用紙の流れをスムーズに
する。すなわち、用紙排出セクションでのペーパージャ
ム発生を防止する。
【0018】図中、26は自動連続用紙切断装置の運転
を制御する制御ユニットであり、27はそのCPU、2
8はメモリである。各種運転モード等の運転条件は操作
パネル37から入力される。操作パネル37は制御ユニ
ット26に接続されている。30はピントラクタ13を
駆動するメインモータであり、モータドライバ29を介
してCPU27によって制御される。ピントラクタ13
の回転速度は、エンコーダ31およびエンコーダセンサ
32によって検知されてCPU27へ入力される。33
は、秤12に取り付けられた用紙残量検知センサであ
る。34および36は、それぞれの位置で用紙の存在を
検知する第1および第2の用紙センサであり、35は、
ピントラクタ13における用紙11の脱落を検知する脱
ピンセンサである。
【0019】用紙11は、設定された速度でピントラク
タ13からインフィードローラ15へ、インフィードロ
ーラ15からアウトフィードローラ16へと送られる。
用紙11の先端がアウトフィードローラ16に噛み込ま
れた瞬間に、用紙11はインフィードローラ15とアウ
トフィードローラ16との間で張力を受けてピンと張ろ
うとし、穿孔箇所の位置でブレード17に当接して切断
される。切断された用紙11は、アウトフィードローラ
16から排出ローラ22を経て排出コンベア25上へ順
次排出される。
【0020】インフィードローラ15およびアウトフィ
ードローラ16は、それぞれ上下1対のローラ151,
152および161,162からなっている。それぞれ
の上ローラ151,161は所謂ゴムローラと呼ばれて
ゴム状物質よりなるローラであり、下ローラ152,1
62は金属製ローラである。金属製の下ローラ152,
162の表面には、ショットブラストないしサンドブラ
ストによる粗面化処理が施されている。この粗面化処理
は非常に微細なものであり、ショットブラストやサンド
ブラストに替わってエッチングを用いることも可能であ
る。
【0021】サンドブラストまたはショットブラストに
よる金属の表面処理は、一般には金属表面の付着物を除
去して清掃する目的や表面の強度向上のために行われる
処理であって、摩擦力を大きくするような粗面化効果を
期待して行われるものではない。本発明では、敢えてこ
の表面処理方法を採用することにより、金属製ローラの
表面にローレット目を形成することなく粗面化を達成し
ている。したがって、ノンカーボン複写紙の連続用紙を
切断分離しても発色せず且つ切断分離のためにテンショ
ンを用紙に与えるのに必要な摩擦が得られる。しかも用
紙の送り速度の高速化に対応しつつ下ローラの交換を殆
ど不要とすることができる。
【0022】図2は、インフィードローラ15における
要部を拡大して示す図である。インフィードローラ15
は、金属製下ローラ152の軸方向両端の周面に径方向
へ突出するカム部61が形成されている。上ローラ15
1は、ばね62によってその回転軸ごと軸受63を介し
て鉛直下方へ付勢されており、回転中は常に下ローラ1
52に対して当接状態を維持しようとする(図3)。回
転中にカム部61が上ローラ151に接触するとき、上
ローラ151はこのカム部61によって押し上げられて
上ローラ151と下ローラ152との間で僅かに隙間が
形成される(図4)。そのとき、そこを通過している用
紙は上ローラ151と下ローラ152とによる拘束から
瞬間的に解放される。本発明では、下ローラ152が1
回転するたびに上下ローラ間に隙間が形成されるので、
その瞬間にピントラクタ13の送り方向に用紙進行方向
が修正され、用紙にしわや折り目が入ったりすることが
なくなる。
【0023】上ローラ151と下ローラ152は、それ
ぞれの回転軸に取り付けられた歯車64,65どうしが
互いに噛合う関係にあり、下ローラ152が回転駆動さ
れることによって上ローラ151も従動回転する。した
がって、下ローラ152と上ローラ151は、互いの周
速が等しくなるように径は僅かに異なっている。上ロー
ラ151の歯車64は、歯数が下ローラ152の歯車6
5の歯数よりも1枚少なくされており、したがってカム
部61が上ローラ151に当たる位置は、1回転する毎
に1歯分ずつずれていく。下ローラ152のカム部61
が形成されている箇所は金属製であり、この金属部分に
当接する上ローラ151の箇所はウレタンゴム等の樹脂
製である。金属製のカム部61が上ローラ151の樹脂
製部分の常に同じ位置に当たっていると、上ローラはそ
の箇所ばかり摩耗するが、このように当たる位置が順次
移り変わっていくので、上ローラ151の特定の箇所だ
けが摩耗することはなく、摩耗量はローラの周方向にほ
ぼ均等に分散する。
【0024】また上ローラ151をゴム状物質で構成し
ているので、その質量は金属製とするのに比べて小さ
く、ばね付勢している構造ではカム従動による上下動の
応答が速くなり、用紙送りが高速化された自動連続用紙
切断装置にも対応できる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る自動連続用紙切断装置で
は、インフィードローラおよびアウトフィードローラの
下ローラは交換の必要が殆どなくなり、交換の容易な上
ローラだけを交換すればよくなって保守が容易になり、
しかも金属製ローラの表面はノンカーボン複写紙を発色
させずに切断分離することができる。
【0026】また、インフィードローラの上下ローラ間
で用紙が斜行しようとしていても、上下ローラ間で1回
転毎に隙間が形成されるので、その間を通過している用
紙は瞬間的に拘束が解除されて正しい送り方向に修正さ
れ、バースト部でのペーパージャムの発生を防止する。
【0027】さらに、カム部が上ローラに当接する箇所
は回転毎に少しずつずれていくので、上ローラの特定の
箇所だけが摩耗することはなく、摩耗量はローラの周方
向にほぼ均等に分散する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動連続用紙切断装置の概略構
成を示す図である。
【図2】 本発明に係る自動連続用紙切断装置における
インフィードローラの要部拡大斜視図である。
【図3】 本発明に係る自動連続用紙切断装置における
インフィードローラの上下ローラが、互いに当接しあっ
ている状態を示す正面図である。
【図4】 本発明に係る自動連続用紙切断装置における
インフィードローラの上下ローラが、互いの間に隙間を
形成している状態を示す正面図である。
【符号の説明】
10 給紙台 11 用紙 12 秤 13 ピントラクタ 14 スリッタ 15 インフィードローラ 151 インフィードローラの上ローラ 152 インフィードローラの下ローラ 16 アウトフィードローラ 161 アウトフィードローラの上ローラ 162 アウトフィードローラの下ローラ 17 ブレード 18 搬送ベルト 19 ローラ 20 移動ユニット 21 ボールネジ機構 22 排出ローラ 23 出口ガイド 24 排出フイン 25 排出コンベア 26 制御ユニット 27 CPU 28 メモリ 29 モータドライバ 30 メインモータ 31 エンコーダ 32 エンコーダセンサ 33 残量検知センサ 34 第1用紙センサ 35 脱ピンセンサ 36 第2用紙センサ 37 操作パネル 61 カム部 62 ばね 63 軸受 64 歯車 65 歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 雅文 和歌山県那賀郡粉河町大字上田井353番地 デュプロ精工株式会社内 (72)発明者 増田 直紀 和歌山県那賀郡粉河町大字上田井353番地 デュプロ精工株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に配置された1対のローラ(15
    1,152)からなるインフィードローラ(15)と、
    同様に上下に配置された1対のローラ(161,16
    2)からなるアウトフィードローラ(16)とを有し、
    それぞれの対の上下ローラ(151,152および16
    1,162)の間に連続用紙を挿通させてインフィード
    ローラ(15)およびアウトフィードローラ(16)の
    間で該連続用紙を切断分離するに際して、該連続用紙に
    テンションを与える自動連続用紙切断装置であって、 上記インフィードローラ(15)およびアウトフィード
    ローラ(16)のそれぞれの上ローラ(151,16
    1)がゴム状物質よりなり、且つ下ローラ(152,1
    62)が金属製であり、 上記下ローラ(152,162)の金属表面は、ショッ
    トブラストまたはサンドブラストにより、あるいはエッ
    チングにより微細な表面処理が施されていることを特徴
    とする自動連続用紙切断装置。
  2. 【請求項2】 上下に配置された1対のローラ(15
    1,152)からなるインフィードローラ(15)と、
    同様に上下に配置された1対のローラ(161,16
    2)からなるアウトフィードローラ(16)とを有し、
    それぞれの対の上下ローラ(151,152および16
    1,162)の間に連続用紙を挿通させてインフィード
    ローラ(15)およびアウトフィードローラ(16)の
    間で該連続用紙を切断分離するに際して、該連続用紙に
    テンションを与える自動連続用紙切断装置であって、 上記インフィードローラ(15)の上ローラ(151)
    は、下ローラ(152)に当接すべく下方へ弾発付勢さ
    れ、該下ローラ(152)は、その軸方向両端部に、径
    方向へ突出して該上ローラを押し上げるカム部(61)
    を有することを特徴とする自動連続用紙切断装置。
  3. 【請求項3】 上記インフィードローラ(15)の上ロ
    ーラ(151)と下ローラ(152)との回転数が異な
    っている請求項2記載の自動連続用紙切断装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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