JPH11156519A - 金属材料の射出装置 - Google Patents

金属材料の射出装置

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JPH11156519A
JPH11156519A JP33663797A JP33663797A JPH11156519A JP H11156519 A JPH11156519 A JP H11156519A JP 33663797 A JP33663797 A JP 33663797A JP 33663797 A JP33663797 A JP 33663797A JP H11156519 A JPH11156519 A JP H11156519A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属材料を安定的に混練溶融することができ
ると共に、溶融金属材料の漏出がなく、且つ充分な逆流
防止機能と強度とを有する金属材料の射出装置を提供す
る。 【解決手段】 金属材料(K)を溶融する押出シリンダ
装置(A)と、押出シリンダ装置(A)で溶融された溶
融金属材料を金型に注入する注湯シリンダ装置(B)と
から構成する。押出シリンダ装置(A)は、押出シリン
ダ(1)とスクリュ(8)とから構成し、スクリュ
(8)の先端部には閉鎖体(20)を取り付ける。スク
リュ(8)が第1位置をると、この閉鎖体(20)が押
出シリンダ(1)の閉鎖環(40)に当接して溶融金属
材料の逆流を防止し、スクリュ(8)が第2位置をとる
と、閉鎖環(40)から離間して溶融金属材料の流れを
許容するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属材料を溶融す
る押出シリンダ装置と、この押出シリンダ装置で溶融さ
れた溶融金属材料を金型に注入する注湯シリンダ装置と
からなる、金属材料の射出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インラインスクリュ式射出成形機の射出
装置は、文献名を挙げるまでもなく従来周知で、シリン
ダ、このシリンダ内で回転および軸方向に駆動されるス
クリュ、スクリュを回転および軸方向に駆動する駆動装
置等から構成されている。したがって、スクリュを駆動
装置により回転駆動すると共に、ホッパから例えばアル
ミニウム、マグネシウム、亜鉛、錫、鉛、ビスマス等の
低融点金属材料の粒、薄片ないし破砕小片をシリンダに
供給すると、スクリュの回転による摩擦力、剪断力、外
部から加える熱等により半溶融状態に溶融される。この
とき、スクリュは後退し、溶融された金属材料はシリン
ダの前方に圧送され所定量が蓄積される。蓄積された溶
融金属材料は、スクリュを軸方向に駆動することによ
り、シリンダの先端部に設けられているノズルから、型
締めされた金型のキャビテイに射出して金属成形品を得
ることができる。
【0003】このような射出装置によると、金属材料は
スクリュで攪拌されながら溶融されるので、デンドライ
ドの形成が抑制され、破壊された退化樹脂状晶の微細な
粒状の個体と液体とが共存した状態であるシキソ状物質
が得られる利点もあり、実用に供されている。ところ
で、上記のように従来の射出装置は、金属材料を溶融す
るときは、スクリュは回転しながら後退し、射出時には
前進するので、金属材料を安定的に溶融することが困難
で、成形運転が安定しないという欠点がある。そこで、
図5に示されているような、プリプラ方式の射出装置す
なわち金属材料を溶融する押出シリンダ装置100と、
この押出シリンダ装置100で溶融された溶融金属材料
を金型に注入する注湯シリンダ装置110とからなる射
出装置が提案されている。
【0004】押出シリンダ装置100は、概略的には押
出シリンダ101、この押出シリンダ101内に回転駆
動されるように設けられているスクリュ102、このス
クリュ102を回転駆動するモータ103、金属材料が
貯えられているホッパ104等から構成されている。ま
た、注湯シリンダ装置110は、注湯シリンダ111、
この注湯シリンダ111内に軸方向に駆動されるように
設けられている注入ピストン112、この注入ピストン
112を駆動するピストンシリンダユニット115等か
ら構成されている。そして、押出シリンダ装置100の
押出シリンダ101の先端は、湯路105により注湯シ
リンダ111のピストンヘッド室113に連通してい
る。また、湯路105には外部から操作される開閉弁1
06が設けられている。
【0005】したがって、開閉弁106を開いて、モー
タ103によりスクリュ102を回転駆動すると共に、
ホッパ104から押出シリンダ101に金属材料を供給
すると、スクリュ102の回転による摩擦力、剪断力、
外部から加える熱等により半溶融状態に溶融される。溶
融された金属材料は、スクリュ102の搬送力により湯
路105から注湯シリンダ111のピストンヘッド室1
13へピストンシリンダユニット115を後退させなが
ら送り込まれる。所定量蓄積されたら、開閉弁106を
閉じて、注湯シリンダ装置110のピストンシリンダユ
ニット115により注入ピストン112を射出方向に駆
動する。そうすると、溶融金属材料は、注湯シリンダ1
11の先端部に設けられている射出ノズル114から、
型締めされた金型120のキャビテイに射出される。
【0006】上記のような、金属材料成形用のプリプラ
方式の射出装置に対して、成形材料が樹脂であるプリプ
ラ方式の逆流防止手段を備えた射出装置も、例えば実公
昭59ー5556号、特開平8ー103923号、特開
平8ー183078号等により提案されている。樹脂材
料成形用のプリプラ方式の射出装置自体は、従来周知で
あるので、詳しい説明はしないが、実公昭59ー555
6号および特開平8ー103923号に示されている射
出装置は、図6、図7に示されているように、可塑化シ
リンダ装置200と、この可塑化シリンダ装置200で
混練溶融された溶融樹脂材料を金型250に充填する射
出シリンダ装置230とから構成されている。
【0007】可塑化シリンダ装置200は、概略的に可
塑化シリンダ201と、この可塑化シリンダ201内で
回転駆動されると共に、軸方向に所定量だけ移動可能な
スクリュ202とから構成されている。スクリュ202
の先端部は、後部のフライト部からテーパ部203を有
するようにテーパ状あるいは円錐状に拡大され、拡大部
204となっている。そして、この拡大部204に対応
して、可塑化シリンダ201の先端部もテーパ部を有す
るように拡径された拡大室となっている。スクリュ20
2のテーパ部203と、可塑化シリンダ201のテーパ
部は、射出時に互いに当接するシール面となっている。
なお、図6、図7において、参照数字205はスクリュ
202を回転駆動するモータを、206は樹脂材料ホッ
パを、231は射出シリンダを、232は射出スクリュ
を、233は油圧シリンダを、hはヒータを、そして2
50は金型をそれぞれ示している。
【0008】したがって、上記のプリプラ方式の射出装
置も、従来周知のようにして、可塑化シリンダ装置20
0により樹脂材料を可塑化し、そして可塑化された溶融
樹脂材料は樹脂路307により射出シリンダ装置230
に搬送され、射出スクリュ232を軸方向に駆動するこ
とにより金型250に射出することができるが、射出す
るときは、可塑化シリンダ装置200のスクリュ202
が後退してそのテーパ部203が可塑化シリンダ201
のテーパ部に当接する。これにより溶融樹脂材料の逆流
が防止される。
【0009】一方、特開平8ー183078号に示され
ている樹脂材料成形用のプリプラ方式の射出装置も、図
8に示されているように、可塑化シリンダ装置300
と、この可塑化シリンダ装置300で混練溶融された溶
融樹脂材料を金型に充填する射出シリンダ装置330と
から構成されている。可塑化シリンダ装置300は、概
略的に可塑化シリンダ301と、この可塑化シリンダ3
01内で回転駆動されると共に、軸方向に所定量だけ移
動可能なスクリュ302とから構成されている。スクリ
ュ302の先端部には、図8の(ロ)に拡大して示され
ているように、後方のフライト部の径よりも大径の紡錘
形の逆止弁303が取り付けられている。この逆止弁3
03は、後端面にテーパ部を有する。そして、この逆止
弁303に対応して可塑化シリンダ301の先端部に設
けられている環状の弁座304にもテーパ部が形成され
ている。これらのテーパ部は、射出時に互いに当接する
シール面となっている。なお、図8中の他の参照数字3
05は、可塑化用のモータを、306は樹脂路を、33
1は射出シリンダを、そして332はプランジャをそれ
ぞれ示している。
【0010】上記プリプラ方式の射出装置も、前述した
ようにして、可塑化シリンダ装置300により樹脂材料
を可塑化し、そして可塑化された溶融樹脂材料を射出シ
リンダ装置330により金型に射出することができる。
射出するときは、可塑化シリンダ装置300のスクリュ
302が後退して逆止弁303のテーパ部が環状の弁座
304のテーパ部に当接する。これにより溶融樹脂材料
の逆流が防止される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、プリプ
ラ方式の射出装置は、押出シリンダ装置の他に注湯シリ
ンダ装置を備えているので、インラインスクリュ式の欠
点は、ある程度解消されている。しかしながら、問題点
もある。すなわち、溶融金属材料は、溶融樹脂材料に比
較して粘度がきわめて低いので、僅かな隙間にも容易に
侵入し外部へ漏出する性質があるが、従来の開閉弁は外
部から開閉操作されるようになっているので、この開閉
弁の操作機構等から外部へ漏出することがある。漏出し
て固化すると、開閉弁の操作が阻害されるし、また溶融
状態のマグネシウムのように空気と接触して過激な燃焼
をする金属材料は、漏出すると危険で成形できないとい
う問題もある。さらには、注湯シリンダ装置から溶融金
属材料を金型へ注入するときは、押出シリンダ装置の開
閉弁を閉鎖して逆流を防止しているが、注入するときの
高い圧力が開閉弁に作用するので、開閉弁には充分な強
度が要求される。しかしながら、従来の開閉弁は構造上
強度をもたせることが困難でもある。
【0012】また、前述した樹脂材料成形用のプリプラ
方式の射出装置は、逆流防止手段を備えているので、溶
融粘度の高い樹脂材料の逆流は防止され、樹脂材料に対
してはそれなりの効果は認められる。しかしながら、樹
脂材料に比較して粘度の低い溶融金属材料の逆流防止用
には採用できない。以下その理由を説明する。例えば、
実公昭59ー5556号および特開平8ー103923
号のものも共にスクリュ202の先端部の直径は後部フ
ライトの径よりも大きくなり、また特開平8ー1830
78号のスクリュ302の先端部の逆止弁303の径
も、後部フライトの径よりも大きくなっているので、射
出時には大きな反力を受けることになる。すなわち、ス
クリュ202、302が射出される樹脂等の圧力により
受ける反力は、スクリュ202、302の先端部の断面
積に樹脂等の圧力を乗じた値であるが、断面積が大きい
ので大きな反力となる。その結果、可塑化シリンダ20
1、301の座面あるいはシール面に大きな負担がかか
ることになる。また、逆流防止用のシール部の直径が大
きいので、シール部が長くなり、シールが不完全になり
易く、粘度の低い溶融金属材料は逆流する恐れがある。
さらには、上記樹脂材料用の逆流防止手段のシール面
は、テーパあるいは円錐状になっているので、可塑化シ
リンダ201のテーパ部とスクリュ202のテーパ部2
03、あるいは逆止弁303のテーパ部と環状の弁座3
04のテーパ部の円錐の角度を一致させることが、加工
的にも困難で、当接が線接触となり、シール面が損傷し
やすく、早期に逆流が起こることが予想される。また、
スクリュ202、302の軸心、スクリュ202のテー
パ部203あるいは逆止弁303のテーパ部の軸心、可
塑化シリンダ201のテーパ部あるいは弁座304のテ
ーパ部の軸心等のズレによりシール面の当接が偏ると、
シール面が変形するが、偏りにより変形は促進され、こ
の変形により逆流が起こることも予想される。さらに
は、可塑化シリンダ201、301の先端部の内径が大
きいので、内部に作用する樹脂等の圧力に耐えるため
に、可塑化シリンダ201、301の先端部を厚肉にし
なければ、充分な強度が得られないとう欠点もある。こ
のような理由により、従来の樹脂材料成形用のプリプラ
方式の射出装置は、金属材料の射出装置には採用できな
い。
【0013】本発明は、上記したような従来の問題点を
解決した金属材料の射出装置を提供することを目的と
し、具体的には金属材料を安定的に溶融することができ
ると共に、溶融金属材料の漏出がなく、且つ充分な逆止
機能と強度とを有する金属材料の射出装置を提供するこ
とを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属材料を安
定的に溶融するために、押出シリンダ装置と注湯シリン
ダ装置とから構成されている。そして、溶融金属材料の
漏出がなく、且つ充分な逆止機能と強度とをもたせるた
めに、開閉弁を構成している閉鎖体は、シリンダ前室内
に設けられ、この閉鎖体はシリンダ前室内で軸方向に移
動し、溶融金属材料の逆流を防止し、また許容するよう
に構成される。すなわち、本発明は上記目的を達成する
ために、金属材料を溶融する押出シリンダ装置と、前記
押出シリンダ装置で溶融された溶融金属材料を金型に注
入する注湯シリンダ装置とからなり、前記押出シリンダ
装置は、少なくとも押出シリンダと、該押出シリンダ内
で回転駆動されると共に軸方向に後退した第1位置と所
定量だけ前進した第2位置とをとるように設けられてい
るスクリュとを備え、前記注湯シリンダ装置は、注湯シ
リンダと、該注湯シリンダ内に軸方向に駆動可能に設け
られている注湯ピストンとを備え、前記押出シリンダの
先端部のシリンダキャップ内に設けられ、前記押出シリ
ンダの内径より内径が小さいシリンダ前室が、前記注湯
シリンダ装置の注湯ピストンヘッド室に湯路を介して連
通している金属材料の射出装置であって、前記押出シリ
ンダ装置の前記押出シリンダとシリンダキャップとの間
に、前記シリンダ前室の内径より内径が小さい閉鎖環が
挟設され、前記スクリュの先端部には、前記シリンダ前
室内に位置する閉鎖体が設けられ、該閉鎖体のスクリュ
側に位置する閉鎖面は、前記スクリュが第1位置をとる
と、前記閉鎖環の閉鎖面に当接して溶融金属材料の逆流
を防止し、前記スクリュが第2位置をとると、前記閉鎖
環の閉鎖面から離間して溶融金属材料の流れを許容する
ように構成される。請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の閉鎖体の閉鎖面および閉鎖環の閉鎖面が、押出
シリンダの軸心に対して直角な平面であるように構成さ
れ、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載
の閉鎖体が、2以上の部材の組み合わせからなり、請求
項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかの項に記
載の閉鎖環が、2以上に分割された部材の組み合わせか
らなり、そして請求項5に記載の発明は、請求項1また
は2に記載の閉鎖体が、スクリュと一体に形成され、閉
鎖環が2以上に分割された部材の組み合わせから構成さ
れている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1により本発明の実施の
形態を説明する。図1の(イ)に示されているように、
本実施の形態に係わる金属材料の射出装置は、金属材料
を溶融する押出シリンダ装置Aと、この押出シリンダ装
置Aで溶融された溶融金属材料を金型に注入する注湯シ
リンダ装置Bとから構成されている。
【0016】押出シリンダ装置Aは、周知のように押出
シリンダ1を備えている。そして、この押出シリンダ1
内に、スクリュ8が回転駆動されると共に軸方向に所定
量だけ移動可能に設けられている。押出シリンダ1は、
所定の長さを有し、その先端部には閉鎖環40およびシ
リンダキャップ2が、後方寄りに金属材料ホッパ3が、
そして後方端にスクリュ駆動装置10が設けられてい
る。シリンダキャップ2の内径は、図1の(ロ)、
(ハ)に拡大して示されているように、押出シリンダ1
の内径よりも小さく、また閉鎖環40の内径は、シリン
ダキャップ2の内径よりも所定量だけ小径になってい
る。したがって、シリンダキャップ2および閉鎖環40
を押出シリンダ1の先端部に液密的に取り付けると、閉
鎖環40とシリンダキャップ2との間にシリンダ前室4
が形成される。また、閉鎖環40によりシリンダキャッ
プ2の後端部にはリング状の段差が生じる。この段差が
閉鎖面5となっている。シリンダキャップ2内のシリン
ダ前室4は、湯路6に連なり、そしてこの湯路6が後述
する注湯シリンダ装置Bの注湯ピストンヘッド室34に
連なっている。なお、押出シリンダ1およびシリンダキ
ャップ2の外周部には、周知のようにヒータH、H、…
が設けられている。
【0017】押出シリンダ1の後方寄りに金属材料の供
給口が明けられ、この供給口に前述した金属材料ホッパ
3が取り付けられている。この金属材料ホッパ3の外周
面にも金属材料Kを予熱するためのヒータHが設けられ
ている。
【0018】スクリュ駆動装置10は、押出シリンダ1
の後端面に取り付けられている油圧シリンダ11を備え
ている。油圧シリンダ11の内周面には、所定の間隔を
おいて半径内方へ所定量だけ突き出た一対の隔壁部材が
設けられている。そして、この隔壁部材の間に開閉ピス
トン12が位置している。開閉ピストン12の軸方向の
長さは、隔壁部材の間隔よりも所定量だけ短い。したが
って、開閉ピストン12の端面と隔壁部材との間には、
第1、2の油室13、14が形成され、第1の油室13
に作動油を供給すると、開閉ピストン12は、図1にお
いて左方の前方へ移動し、第2の油室14に供給する
と、右方の後端の方へ移動する。
【0019】開閉ピストン12の中心部には回転軸受が
設けられている。そして、この回転軸受にスラスト方向
の移動が規制された状態で駆動軸15が回転自在に軸受
けされている。駆動軸15の先方端は、機械的にスクリ
ュ8の後端部に、そして後方端は油圧モータ16の出力
軸にそれぞれ接続されている。したがって、駆動軸15
が油圧モータ16で回転駆動されると、スクリュ8も回
転駆動され、開閉ピストン12が軸方向に駆動される
と、スクリュ8も軸方向に駆動されることになる。
【0020】スクリュ8の先端部には、閉鎖体20がネ
ジ等の手段により取り付けられている。この閉鎖体20
は、円板部21とこの円板部21をスクリュ8に取り付
ける軸部23とからなり、円板部21がシリンダ前室4
内に納まり、軸方向には所定量だけ移動できるようにな
っている。閉鎖体20の円板部21の直径は、シリンダ
前室4の内径よりも小さい。したがって、円板部21の
外周面とシリンダ前室4の内周面との間には湯路が確保
されている。また、円板部21の直径は、閉鎖環40の
内径よりも大きい。したがって、閉鎖体20が後方へ駆
動されると、円板部21の後端面すなわち閉鎖面22が
閉鎖環40の端面すなわち閉鎖面5に当接する。これに
より、注入時に溶融金属材料の逆流が防止されることに
なる。
【0021】注湯シリンダ装置Bは、注湯シリンダ30
を備えている。そして、この注湯シリンダ30の先端に
は、従来周知の射出ノズル31が設けられ、後方端には
射出シリンダ35が取り付けられている。注湯シリンダ
30内には、その外周部にシールリング32を備えた注
湯ピストン33が軸方向に駆動自在に設けられている。
注湯ピストン33の前方は、注湯ピストンヘッド室34
になり、この室34の前方寄りに前述したシリンダキャ
ップ2の湯路6が開口している。注湯ピストン33のピ
ストンロッド36は、射出シリンダ35内に設けられて
いる射出ピストン38に接続されている。射出ピストン
38の両端部には、射出シリンダ35と共働してピスト
ンロッド室37とピストンヘッド室39とが形成されて
いる。なお、注湯シリンダ30の外周部にも、射出ノズ
ル31にもヒータH、H、…が設けられている。
【0022】次に、上記金属材料の射出装置を使用した
成形例を説明する。金属材料ホッパ3に粒状、薄片ない
し破砕小片等のマグネシウム、アルミニウム、亜鉛、錫
等の純金属あるいはこれらの合金からなる金属材料Kを
入れる。また、ヒータH、H、…により金属材料ホッパ
3、押出シリンダ1、注湯シリンダ30等を加熱する。
スクリュ駆動装置10の第1の油室13に作動油を供給
する。そうすると、開閉ピストン12が前方へ所定量だ
け駆動され、スクリュ8の先端部に取り付けられている
閉鎖体20も前方へ駆動される。閉鎖体20が前方へ駆
動されると、図1の(ロ)に示されているように、閉鎖
体20の閉鎖面22が、閉鎖環40の閉鎖面5から離間
する。なお、このとき、閉鎖体20の先端部とシリンダ
前室4との間には湯路は確保されている。この離間した
状態を、第1の油室13に作動油を供給する管路を閉鎖
するか、あるいは作動油の供給を続行するか等の適当な
手段により保持する。
【0023】油圧モータ16によりスクリュ8を回転駆
動する。そうすると、金属材料ホッパ3から供給される
金属材料Kは、スクリュ8により攪拌されながらシリン
ダ前室4へ送られる過程でヒータH、H、…により加熱
される熱と、スクリュ8の回転駆動による摩擦力、剪断
力等により生じる熱とにより溶融される。そして、シリ
ンダキャップ2の湯路6から注湯シリンダ装置Bの注湯
ピストンヘッド室34へ搬送される。このとき、注湯ピ
ストン33は、注湯ピストンヘッド室34へ搬送される
溶融金属材料により後退する。あるいは射出シリンダ3
5のピストンロッド室37に低圧の作動油を供給して後
退する力を補助する。図1には示されていないが、例え
ば射出シリンダ35に設けられている位置のセンサが、
射出ピストン38が所定量後退したことを検知すると、
油圧モータ16を停止して計量を終わる。
【0024】スクリュ駆動装置10の第2の油室14に
作動油を供給する。そうすると、開閉ピストン12が後
方へ駆動され、スクリュ8の先端部に取り付けられてい
る閉鎖体20も後方へ駆動される。そうして、閉鎖体2
0の閉鎖面22が、閉鎖環40の閉鎖面5に当接する。
当接した状態は、図1の(ハ)に示されている。射出シ
リンダ35のピストンヘッド室39に作動油を供給す
る。そうすると、射出ピストン38により注湯ピストン
33が前方へ駆動され、注湯ピストンヘッド室34に蓄
積されている溶融金属材料が、型締めされている従来周
知の金型装置Cのキャビテイに注入される。これによ
り、金属成形品を得ることができる。
【0025】本実施の形態によると、色々な効果が得ら
れる。例えば、注湯ピストンヘッド室34から金型装置
Cのキャビテイに注入するとき、溶融金属材料の高い圧
力が湯路6からシリンダ前室4に作用するが、閉鎖体2
0の閉鎖面22は閉鎖環40の閉鎖面5に当接している
ので、溶融金属材料がスクリュ8の方へ逆流するような
ことはない。また、開閉弁機構をなす閉鎖体20が、シ
リンダ前室4内に設けられているので、すなわち開閉弁
の操作機構が外部へ出ていないので、注入時に溶融金属
材料が従来のように開閉弁近傍から漏出することもな
い。したがって、安全でもあり、また計量された溶融金
属材料の全量が注入されることになり、重量精度の高い
金属成形品を得ることができる。さらには、閉鎖体20
が閉鎖環40の閉鎖面5に当接する構造になっているの
で、高い圧力に耐えることもできる。また、スクリュ8
に高い反力が作用しない利点もある。さらには、閉鎖面
5、22は、軸心に対して直角な平面になっているの
で、前述した従来の円錐面に比較して、加工が容易であ
ると共に、シールは確実かつ耐久性も向上する。
【0026】次に、本発明の他の実施の形態を図2〜4
により説明する。なお、図2〜4において、前述した図
1に示されている部材と同じような部材には同じ参照数
字を付けて重複説明はしない。図2は、要部のみを拡大
して示す断面図であるが、図2に示されている実施の形
態によると、閉鎖体20’は、3個の部材すなわち円盤
状の閉鎖板21’と、この閉鎖板21’をスクリュ8の
前端部に固定する固定軸23’と、この固定軸23’に
閉鎖板21’を取り付ける取付ボルト24とから構成さ
れている。本実施の形態によると、閉鎖体20’が3個
の部材から構成されているので、各部材に適した材料を
選択することができ、閉鎖板21’等が損傷したときに
は、損傷した部材のみを交換できる利点が得られる。
【0027】図3には、閉鎖環の他の実施の形態が示さ
れている。本実施の形態による閉鎖環40aは、図1、
2に示されている閉鎖環40を、中心部で2分割した形
状になっている。すなわち、第1半円弧部40’と、第
2半円弧部40”とから構成され、そして重ね合わされ
る直径部分には段差40bが形成されている。したがっ
て、段差40bを合わせてスクリュ8の先端部に取り付
け、そしてシリンダキャップ2で固定すると、第1半円
弧部40’と第2半円弧部40”は一体化され、前述し
た閉鎖環40と同様に作用する。図1、2に示されてい
る閉鎖環40は、一体構造になっているので、閉鎖環4
0を取り付けるときも、また取り外すときも共に、閉鎖
体20をスクリュ8から取り外す必要があるが、本実施
の形態によると、2分割構造になっているので、閉鎖体
20、20’を外すことなく、取り付け、取り外しがで
きる利点が得られる。
【0028】上記のように、閉鎖環40aが分割構造に
なっていると、閉鎖体20、20’を外すことなく、取
り付け、取り外しができるので、閉鎖体20”をスクリ
ュ8と一体構造にすることができる。その実施の形態が
図4に示されている。本実施の形態は、スクリュ8と閉
鎖体20”を別部材から製作することが困難な小径の押
出シリンダ1に適用できる利点がある。また、閉鎖体2
0”がスクリュ8と一体構造になっているので、組立時
に精度が落ちるようなこともない。
【0029】なお、図1〜4に示されている実施の形態
では、押出シリンダ1から閉鎖環40、40aおよびシ
リンダ前室4を経て湯路6に到る溶融金属材料の流路
が、図6〜8に示されている樹脂材料成形用のプリプラ
方式の射出装置の樹脂流路に比較して、屈曲、淀み等が
多くなっている。これは、溶融金属材料は流動性がよ
く、加熱による変質も少ない特性を活かして、逆流防止
機能や製造上の容易さを重視した結果である。したがっ
て、溶融状態での滞留により、樹脂焼け、成形品の汚損
等が生じる樹脂材料の射出装置には、本実施の形態に係
わる射出装置は採用できないものである。すなわち、本
実施の形態に係わる射出装置は、金属材料の射出装置に
特有のものであるといえる。
【0030】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
となく、色々な形で実施できる。例えば、閉鎖環40、
40aの閉鎖面5と、閉鎖体20の閉鎖面22の両方、
またはいずれか一方にライニング材を取り付けることに
より耐久性およびシール性を向上させることができる。
また、図1に示されている実施の形態では、閉鎖体20
の前部に六角形の突起が設けられているので、この突起
にスパナ等の工具を差し込み、閉鎖体20をスクリュ8
の先端部に取り付けることができるが、この六角形の突
起に代えて、六角形等の多角形の凹部でも実施できるこ
とは明らかである。さらには、図2に示されている実施
の形態では、閉鎖体20’は、円盤状の閉鎖板21’
と、固定軸23’と、取付ボルト24の3個の部材から
構成されているが、これらの3個の部材のいずれかの2
個の部材を一体的に製造することができることも明らか
である。なお、電動回転モータ等の電気的な駆動手段に
よりスクリュ8あるいは注湯ピストン33を駆動するよ
うに実施できることは明らかである。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、金属材
料の射出装置は金属材料を溶融する押出シリンダ装置
と、この押出シリンダ装置で溶融された溶融金属材料を
金型に注入する注湯シリンダ装置とから構成されている
ので、金属材料を安定的に溶融することができる。そし
て、本発明によると、押出シリンダ装置のスクリュの先
端部には、シリンダ前室内に位置する閉鎖体が設けら
れ、該閉鎖体のスクリュ側に位置する閉鎖面は、スクリ
ュが第1位置をとると、押出シリンダの先端部の閉鎖環
に当接して溶融金属材料の逆流を防止し、スクリュが第
2位置をとると、押出シリンダの先端部の閉鎖環から離
間して溶融金属材料の流れを許容するように構成されて
いるので、溶融金属材料がスクリュの方へ逆流するよう
なことはない。また、閉鎖体が、シリンダ前室内に設け
られているので、注入時に溶融金属材料が従来のように
開閉弁近傍から漏出することもない。したがって、安全
でもあり、また計量された溶融金属材料の全量が注入さ
れることになり、重量精度の高い金属成形品を得ること
ができる。さらには、閉鎖体が押出シリンダの先端部の
閉鎖環に当接する構造になっているので、注入時の高い
圧力に耐えることもできる。また、スクリュに高い圧力
が作用しない、等の本発明特有の数々の効果が得られ
る。また、閉鎖体の閉鎖面および閉鎖環の閉鎖面が、押
出シリンダの軸心に対して直角な平面である、他の発明
によると、加工が容易であると共に、シールは確実で、
かつ耐久性も向上する効果が付加され、閉鎖体が2以上
の部材の組み合わせからなる、さらに他の発明による
と、各部材に適した材料を選択することができ、損傷部
材のみを交換できる効果が得られる。また、閉鎖環が2
以上に分割された部材の組み合わせからなる、さらに他
の発明によると、閉鎖体をスクリュから取り外すことな
く、閉鎖環を取り付け、取り外すことができる効果が得
られ、そして閉鎖体がスクリュと一体に形成され、閉鎖
環が2以上に分割された部材の組み合わせからなる、さ
らに他の発明によると、小径の押出シリンダに適用でき
る利点が付加され、また閉鎖環の取り付け、取り外しが
容易になる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図で、その
(イ)は全体の断面図、その(ロ)は計量時の閉鎖機構
部分の拡大断面図、その(ハ)は注入時の閉鎖機構部分
の拡大断面図、その(ニ)は(ハ)においてローロでみ
た断面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態の要部を示す拡大断面
図である。
【図3】本発明のさらに他の実施の形態の要部を示す拡
大図で、その(イ)は閉鎖環の断面図、その(ロ)は
(イ)において矢視ロ方向にみた側面図である。。
【図4】本発明のさらに他の実施の形態の要部を示す拡
大断面図である。
【図5】従来の金属射出装置の断面図である。
【図6】従来の樹脂材料成形用のプリプラ式射出装置の
断面図である。
【図7】従来の他の樹脂材料成形用のプリプラ式射出装
置の断面図である。
【図8】従来のさらに他の樹脂材料成形用のプリプラ式
射出装置の断面図で、その(イ)は全体の断面図、そし
てその(ロ)は閉鎖機構部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
A 押出シリンダ装置 B 注湯シリンダ装置 1 押出シリンダ 4 シリンダ前室 5 閉鎖面 8 スクリュ 20、20’、20” 閉鎖体 21、21’ 閉鎖板 22 閉鎖面 30 注湯シリンダ 33 注湯ピストン 40、40a 閉鎖環
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材料(K)を溶融する押出シリンダ
    装置(A)と、前記押出シリンダ装置(A)で溶融され
    た溶融金属材料を金型に注入する注湯シリンダ装置
    (B)とからなり、 前記押出シリンダ装置(A)は、少なくとも押出シリン
    ダ(1)と、該押出シリンダ(1)内で回転駆動される
    と共に軸方向に後退した第1位置と所定量だけ前進した
    第2位置とをとるように設けられているスクリュ(8)
    とを備え、前記注湯シリンダ装置(B)は、注湯シリン
    ダ(30)と、該注湯シリンダ(30)内に軸方向に駆
    動可能に設けられている注湯ピストン(33)とを備
    え、前記押出シリンダ(1)の先端部のシリンダキャッ
    プ(2)内に設けられ、前記押出シリンダ(1)の内径
    より内径が小さいシリンダ前室(4)が、前記注湯シリ
    ンダ装置(B)の注湯ピストンヘッド室(34)に湯路
    (6)を介して連通している金属材料の射出装置であっ
    て、 前記押出シリンダ装置(A)の前記押出シリンダ(1)
    とシリンダキャップ(2)との間に、前記シリンダ前室
    (4)の内径より内径が小さい閉鎖環(40、40a)
    が挟設され、前記スクリュ(8)の先端部には、前記シ
    リンダ前室(4)内に位置する閉鎖体(20、20’、
    20”)が設けられ、該閉鎖体(20、20’、2
    0”)のスクリュ側に位置する閉鎖面(22)は、前記
    スクリュ(8)が第1位置をとると、前記閉鎖環(4
    0、40a)の閉鎖面(5)に当接して溶融金属材料の
    逆流を防止し、前記スクリュ(8)が第2位置をとる
    と、前記閉鎖環(40、40a)の閉鎖面(5)から離
    間して溶融金属材料の流れを許容することを特徴とする
    金属材料の射出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の閉鎖体(20、2
    0’、20”)の閉鎖面(22)および閉鎖環(40、
    40a)の閉鎖面(5)が、押出シリンダ(1)の軸心
    に対して直角な平面である金属材料の射出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の閉鎖体(2
    0’)が、2以上の部材(21’、23’、24)の組
    み合わせからなる金属材料の射出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの項に記載の閉
    鎖環(40a)が、2以上に分割された部材(40’、
    40”)の組み合わせからなる金属材料の射出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の閉鎖体(2
    0”)が、スクリュ(8)と一体に形成され、閉鎖環
    (40a)が2以上に分割された部材(40’、4
    0”)の組み合わせからなる金属材料の射出装置。
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