JPH11156239A - イオン発生機能付空気清浄機 - Google Patents
イオン発生機能付空気清浄機Info
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- JPH11156239A JPH11156239A JP32406197A JP32406197A JPH11156239A JP H11156239 A JPH11156239 A JP H11156239A JP 32406197 A JP32406197 A JP 32406197A JP 32406197 A JP32406197 A JP 32406197A JP H11156239 A JPH11156239 A JP H11156239A
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Abstract
滞留等を除去した後にイオナイザ放電を行うことによ
り、イオン発生を効率良く行えるイオン発生機能付空気
清浄機を提供する。 【解決手段】 送風ファン１を制御する送風ファン駆動
部２と、イオナイザ３を制御するイオナイザ駆動部４
と、イオナイザ３の放電電圧検知部５と、この放電電圧
検知部５からの検知信号異常時にイオナイザ駆動部４を
停止するイオナイザ異常停止手段６と、イオナイザ３を
動作させるにあたり、送風ファン１の風量をイオナイザ
３が動作する所定時間前に通常運転時の風量よりも増加
させ、その後にイオナイザ３を動作させる制御装置とを
有する。
Description
付空気清浄機、特に、その制御装置に関するものであ
る。
気中に放出させるイオン発生機能を備えた空気清浄機が
多く見られる。一般に、イオンはイオナイザによる高電
圧放電によって空気をイオン化させることにより発生さ
れ、この発生されたイオンが空気中に放出される。従来
の技術では、安全性を高めるため、イオナイザの放電状
態を何らかの手段で監視し、異常放電していることを検
知した時にはイオナイザの放電を停止していた。
御装置の基本構成を示すブロック図である。図中、１は
送風ファン、２は送風ファン駆動部、３イオナイザ、４
はイオナイザ駆動部、５は放電電圧検知部、６は異常停
止手段である。７はマイクロコンピュータ（以下、マイ
コンという）であり、ＣＰＵ８，メモリ９，入力回路１
１および出力回路１０を有しており、前記メモリ９に記
憶されたプログラムによりイオン発生機能付空気清浄機
の制御を行う。
機におけるイオナイザ動作工程のフローチャートであ
る。まず、ステップＳ１によりイオナイザの動作工程が
開始されると、ステップＳ４に移行する。ステップＳ４
では、ＣＰＵ８からのイオナイザ駆動信号を出力回路１
０を介して出力し、イオナイザ駆動部４を動作させ、イ
オナイザ放電を開始させる。
動作しているイオナイザの放電電圧を放電電圧検知部５
で検知する。ここで、放電電圧検知部５は放電電圧が正
常であれば約０Ｖの検出信号を、異常であれば約５Ｖの
検出信号を出力する。
入力回路１１を介してＣＰＵ８へ読込んだ後にＣＰＵ８
で判定し、約０Ｖの場合にはイオナイザ放電を正常とみ
なしてそのままイオナイザ放電を継続する。検出信号が
約５Ｖの場合にはイオナイザ放電を異常とみなし、ＣＰ
Ｕ８から出力回路１０を介して信号を異常停止手段６へ
出力し、異常停止手段６でイオナイザ駆動部４の動作を
停止させ、イオナイザ３の放電を停止させていた。
うな従来のイオン発生機能付空気清浄機においては、イ
オナイザ放電部への糸屑の引っ掛かり、湿気の滞留等が
原因でもイオナイザの異常放電を検知し、イオナイザ放
電が停止してしまい、イオン発生を効率良く行えなくな
ってしまうという問題点を有していた。
０−３４７５４号公報，特開昭５６−８７４３９号公
報，特開昭５８−６７３６２号公報および特開昭５４−
１０５３７６号公報等があるが、これらは何れも繁雑な
除去工程を伴うもので手数を要するものであった。
なされたもので、イオナイザ放電部にある糸屑等の小さ
なごみや湿気の滞留等は、イオナイザ放電開始前にイオ
ナイザ放電部より除去した後にイオナイザの放電を行う
ことにより、イオン発生を効率良く容易に行えるイオン
発生機能付空気清浄機を提供することを目的としてい
る。
ン発生機能付空気清浄機においては、送風ファンを制御
する送風ファン駆動部と、イオン発生用イオナイザを制
御するイオナイザ駆動部と、イオナイザの放電電圧を検
知する放電電圧検知部と、この放電電圧検知部から出力
される検知信号が異常時にイオナイザ駆動部を停止する
イオナイザ異常停止手段と、イオナイザを動作させるに
あたり、送風ファンの風量をイオナイザが動作する所定
時間前に通常運転時の風量よりも増加させ、その後にイ
オナイザを動作させる制御装置とを有するものである。
浄機においては、前記制御装置は、イオナイザが動作す
る所定時間前に増加させる送風ファン風量の増加量を、
増加させる直前の風量に応じて変化させるものである。
浄機においては、前記制御装置は、イオナイザが動作す
る所定時間前に送風ファンの風量を増加させる時間を、
増加させる直前の風量に応じて変化させるものである。
形態を添付図面に基づいて説明する。図１は、この発明
による制御装置の動作を示すフローチャートであり、イ
オン発生機能付空気清浄機運転開始後のイオナイザ動作
工程を示す。
て、イオナイザを動作させる場合に送風ファンの風量を
イオナイザが動作する所定時間前に増加させ、その後に
イオナイザを動作させるようにしたものである。
付空気清浄機の基本構成は、図５で示した従来例と同様
である。すなわち、図５に示すように、送風ファン１，
送風ファン駆動部２，イオナイザ３，イオナイザ駆動部
４，放電電圧検知部５および異常停止手段６を有する制
御装置を備え、かつ、この制御装置は、ＣＰＵ８，メモ
リ９，入力回路１１および出力回路１０を有するマイコ
ン７を有している。マイコン７は、前記メモリ９に記憶
されたプログラムにより前記制御装置の構成要素を動作
させ、イオン発生機能付空気清浄機の制御を行う制御手
段を構成する。
説明する。ステップＳ１によりイオナイザの動作工程が
開始されると、ステップＳ２で送風ファンの風量を出力
回路１０を介した送風ファン駆動部２で通常運転時の風
量よりも増加させ、イオナイザ放電部に引っ掛かってい
る糸屑等や、湿気の滞留等を通常よりも増加させた風力
により吹き飛ばす。
増加してからの時間（ｔ１）の測定を開始し、ｔ１とマ
イコン１のメモリ９に記憶された所定時間（Ｔ１）とを
比較する。ここでｔ１＞Ｔ１であればステップＳ４に移
行する。ステップＳ４では、ＣＰＵ８からのイオナイザ
駆動信号を出力回路１０を介して出力し、イオナイザ駆
動部４を動作させ、イオナイザ放電を開始させる。
増加させた送風ファンの風量をイオナイザ動作工程が開
始される直前の風量に出力回路１０を介した送風ファン
駆動部２で戻す。すなわち、通常運転時の風量に復元さ
れる。
どうしているイオナイザの放電電圧を放電電圧検知部５
で検知する。ここで、放電電圧検知部５は放電電圧が正
常であれば約０Ｖの検出信号を、異常であれば約５Ｖの
検出信号を出力する。
入力回路１１を介してＣＰＵ８へ読込んだ後にＣＰＵ８
で判定し、約０Ｖの場合にはイオナイザ放電を正常とみ
なしてそのままイオナイザ放電を継続する。
電を異常とみなし、ＣＰＵ８から出力回路１０を介して
信号を異常停止手段６へ出力し、異常停止手段６でイオ
ナイザ駆動部４の動作を停止させ、イオナイザ３の放電
を停止させる。
能付空気清浄機の制御装置は以上のように動作するた
め、イオナイザ放電部にある糸屑の小さなごみや湿気は
イオナイザ放電を行う前に除去することができる。この
ため、イオンの発生を効率良く行うことが可能となる。
すなわち、送風ファンの風力を上げても除去できない導
通性のゴミ等がイオナイザ放電部にある場合には、安全
性を高めるため放電電圧検知部でイオナイザ異常放電を
検知し、イオナイザ放電を停止させるが、送風ファンの
風力で除去できる糸屑等の小さなゴミや湿気等は、イオ
ナイザ放電を行う前にその風力を上げることによりイオ
ナイザ放電部より除去し、その後にイオナイザ放電を行
うことができる。
ップＳ２で送風ファンの風量を所定時間増加させ、イオ
ナイザ放電部にある糸屑等や、湿気の滞留等を通常より
も増加させた風力により吹き飛ばすとしたが、送風ファ
ン風量増加量を増加させる直前の送風ファン風量に応じ
て適宜変化させてもよい。
作を示すフローチャートである。
が開始されると、ステップＳ１２で現在の送風ファン風
量（ｑ１）がマイコン７のメモリ９に設定されている基
準風量（Ｑ１）と比較して大きいかどうかＣＰＵ８で判
定する。この時、ｑ１＞Ｑ１であればステップＳ１３へ
移行し、ステップＳ１３では送風ファン風量を通常より
も小さく増加し、次のステップへ進む。これに対して、
ｑ１≦Ｑ１であればステップＳ１４へ移行し、ステップ
Ｓ１４では送風ファン風量を通常よりも大きく増加し、
次のステップへ進む。また、図１の符号と同一のステッ
プは同じ動作をするので説明を省略する。
風ファン風量が大きい時には送風ファン増加量を少なく
し、逆にステップＳ１での送風ファン風量が小さい時に
は送風ファン増加量を通常よりも大きくする。これによ
り、必要以上に送風ファンの風量を大きくすることが無
くなり、かつ糸屑や湿気の滞留等を除去するのに十分な
風量を出すことができる。
ップＳ２で送風ファンの風量を所定時間増加させ、イオ
ナイザ放電部にある糸屑等や、湿気の滞留等を通常より
も増加させた風力により吹き飛ばすとしたが、送風ファ
ン風量増加量を増加させる直前の送風ファン風量に応じ
て適宜変化させてもよい。
置の動作を示すフローチャートである。
が開始されると、ステップＳ２２で現在の送風ファン風
量（ｑ１）がマイコン７のメモリ９に設定されている基
準風量（Ｑ１）と比較して大きいかどうかＣＰＵ８で判
定する。この時、ｑ１＞Ｑ１であればステップＳ２３へ
移行する。ステップＳ２３では、マイコン７のメモリ９
に記憶されている所定時間（Ｔ１）を特定の時間（α）
減算した後に次のステップへ進む。対して、ｑ１≦Ｑ１
であればステップＳ２４へ移行する。ステップＳ２４で
は、マイコン７のメモリ９に記憶されている所定時間
（Ｔ１）を特定の時間（α）加算した後に次のステップ
へ進む。また、図１の符号と同一のステップは同じ動作
をするので説明を省略する。
風ファン風量が大きい時には送風ファン増加時間を少な
くし、逆にステップＳ１での送風ファン風量が小さい時
には送風ファン増加時間を通常よりも多くする。これに
より、必要以上に送風ファンの風量を多くすることが無
くなり、かつ糸屑や湿気の滞留等を除去するのに十分な
時間を得ることができる。
ナイザを動作させる場合、送風ファンの風量をイオナイ
ザが動作する所定時間前に増加させ、その後にイオナイ
ザを動作させることにより、イオナイザ放電部にある糸
屑等の小さなゴミや湿気の滞留等は、イオナイザ放電開
始前にイオナイザ放電部より除去した後にイオナイザの
放電を行うことにより、イオン発生を効率良く行えるイ
オン発生機能付空気清浄機を提供することができる。
オナイザが動作する所定時間前に増加させる送風ファン
風量の増加量を、増加させる直前の風量に応じて変化さ
せるようにしたもので、必要以上に送風ファンの風量を
大きくすることが無くなり、かつ、糸屑や湿気の滞留等
を除去するのに十分な風量を出すことができる。
オナイザが動作する所定時間前に送風ファンの風量を増
加させる時間を、増加させる直前の風量に応じて変化さ
せるようにしたもので、必要以上に送風ファンの風量増
加時間を多くすることが無くなり、かつ、糸屑や湿気の
滞留等を除去するのに十分な時間を得ることができる。
能付空気清浄機の制御装置の制御を示すフローチャート
図である。
能付空気清浄機の制御装置の制御を示すフローチャート
図である。
能付空気清浄機の制御装置の制御を示すフローチャート
図である。
置の制御を示すフローチャート図である。
本構成を示すブロック図である。
ザ、４ イオナイザ駆動部、５ 放電電圧検知部、６
イオナイザ異常停止手段、７ マイクロコンピュータ。
Claims (3)
- 【請求項１】 送風ファンを制御する送風ファン駆動部
と、イオン発生用イオナイザを制御するイオナイザ駆動
部と、イオナイザの放電電圧を検知する放電電圧検知部
と、この放電電圧検知部から出力される検知信号が異常
時にイオナイザ駆動部を停止するイオナイザ異常停止手
段と、イオナイザを動作させるにあたり、送風ファンの
風量をイオナイザが動作する所定時間前に通常運転時の
風量よりも増加させ、その後にイオナイザを動作させる
制御装置とを有することを特徴とするイオン発生機能付
空気清浄機の制御装置。 - 【請求項２】 前記制御装置は、イオナイザが動作する
所定時間前に増加させる送風ファン風量の増加量を、増
加させる直前の風量に応じて変化させることを特徴とす
る請求項１に記載のイオン発生機能付空気清浄機。 - 【請求項３】 前記制御装置は、イオナイザが動作する
所定時間前に送風ファンの風量を増加させる時間を、増
加させる直前の風量に応じて変化させることを特徴とす
る請求項１に記載のイオン発生機能付空気清浄機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32406197A JP3533075B2 (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | イオン発生機能付空気清浄機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32406197A JP3533075B2 (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | イオン発生機能付空気清浄機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11156239A true JPH11156239A (ja) | 1999-06-15 |
| JP3533075B2 JP3533075B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=18161724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32406197A Expired - Lifetime JP3533075B2 (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | イオン発生機能付空気清浄機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3533075B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101534266B1 (ko) * | 2013-10-30 | 2015-07-06 | 탑폴린테크(주) | 제균 제어 기능을 향상시킨 공기 제균기 및 제균 기능을 구비한 객석용 의자 |
| WO2018051783A1 (ja) * | 2016-09-14 | 2018-03-22 | カルソニックカンセイ株式会社 | 空気浄化装置 |
-
1997
- 1997-11-26 JP JP32406197A patent/JP3533075B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101534266B1 (ko) * | 2013-10-30 | 2015-07-06 | 탑폴린테크(주) | 제균 제어 기능을 향상시킨 공기 제균기 및 제균 기능을 구비한 객석용 의자 |
| WO2018051783A1 (ja) * | 2016-09-14 | 2018-03-22 | カルソニックカンセイ株式会社 | 空気浄化装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3533075B2 (ja) | 2004-05-31 |
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