JPH11155823A - 在宅健康管理システム - Google Patents

在宅健康管理システム

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JPH11155823A
JPH11155823A JP32727197A JP32727197A JPH11155823A JP H11155823 A JPH11155823 A JP H11155823A JP 32727197 A JP32727197 A JP 32727197A JP 32727197 A JP32727197 A JP 32727197A JP H11155823 A JPH11155823 A JP H11155823A
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Masaki Koyama
正樹 小山
謙之 ▲土▼井
Kaneyuki Doi
Masaru Hashimoto
勝 橋本
Kazuya Kitayama
和也 喜多山
Keiichi Yoshida
恵一 吉田
Osamu Nishimura
治 西村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤りなく健康データを測定することのできる
端末装置を有する在宅健康管理システムを提供する。 【解決手段】 健康に関するデータを計測する健康測定
機器1と、健康測定機器1において測定した計測データ
管理するとともに、健康測定機器の使用状況を画像デー
タとして取り込むための撮像手段と、ネットワーク3を
介して外部端末4とデータ通信を行うための通信手段と
を有する端末装置2と、からなる在宅健康管理システム
において、健康に関するデータを計測する際に使用者が
身体等に装着する測定プローブ10を健康測定機器1に
付加し、カメラ101等を有する撮像手段100により
得られた画像から測定プローブ10を抽出する形状認識
手段と、測定プローブ10の相対的な位置関係を評価す
る相対位置判定手段と、測定プローブ10の取り付け位
置が不正確であると判断される場合には、使用者にその
旨を通知する通知手段とを端末装置2に付加するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭内で測定
した健康状態に関するデータを、端末装置で一元管理す
ることにより、自主的な健康管理に役立てたり、そのデ
ータを通信ネットワークを介して、遠隔地にいる医師や
保健婦等の専門家に送ることにより、自宅等で専門家の
アドバイスを受けながら、健康管理を行うことができる
ようにするための在宅健康健康管理システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年の急速な高齢化の進行により、わが
国の医療財政は逼迫しており、その対応が求められてい
る。政府では、国民への医療費負担を増加させるととも
に、基本的方針として、従来の「病気の早期発見・早期
治療」という方向から、「病気にならないための健康作
り」という方向への転換を重要視している。
【0003】この「病気にならないための健康作り」を
効果的に行う手段の一つとして、「在宅健康管理システ
ム」というものが提案されている。このシステムは、一
般家庭内で計測可能な健康状態に関するデータ(例え
ば、電子血圧計により測定した血圧値や、体温計により
測定した体温等)を、各家庭において測定し、そのデー
タを、専用の端末装置によって、公衆回線、CATV回線等
の通信ネットワークを介して、医療機関や保険センター
等に送信し、専門家によるデータ解析・診断を行っても
らおうというものである。このような在宅健康管理シス
テムによれば、家庭における日常的な健康管理を、専門
家の指導のもとに行うことができ、より信頼性の高い健
康管理ができるようになり、通院回数の削減につながる
ことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述の在宅健康
管理システムにおいて、健康測定を行う際に、健康測定
機器を利用者自らが操作し、健康データを測定する必要
がある。しかしながら、一般に利用者は医療の専門知識
は持ち合わせておらず、正確な健康データの測定は困難
である。すなわち、健康測定機器の取り扱いが不適切で
あったり、利用者が正しい体勢で健康データの測定を行
わなかったり、健康データを測定する環境が不適切であ
る等により、在宅において利用者自身が測定する健康デ
ータは、一般的に信頼性が非常に低いものにならざるを
得なかった。
【0005】このように、従来の在宅健康管理システム
において、健康測定機器を用いて健康データの測定をお
こなう場合、健康測定機器の操作や取り付けが難しいと
いう問題点を有しており、特に、高齢者においては、健
康データを測定しても信頼性の高いデータを得ることは
非常に困難であった。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、誤りなく健康デ
ータを測定することのできる端末装置を有する在宅健康
管理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
血圧計、体温計、体重計等の健康に関するデータを計測
する少なくとも1種類の健康測定機器と、健康測定機器
において測定した計測データを入力する入力手段と、入
力した計測データを管理する管理手段と、健康測定機器
の使用状況を画像データとして取り込むための撮像手段
と、ネットワークを介して外部端末とデータ通信を行う
ための通信手段と、一連の操作をするための操作手段と
を有する端末装置と、からなる在宅健康管理システムに
おいて、健康に関するデータを計測する際に使用者が身
体等に装着する個々に特徴的な形状を有するか又は個々
に特徴的なマークを付された少なくとも1つの測定プロ
ーブを健康測定機器に付加し、カメラ等を有する撮像手
段により得られた画像から健康測定機器の測定プローブ
部分に設けられた形状またはマークを抽出する形状認識
手段と、測定プローブの形状またはマークの相対的な位
置関係を評価する相対位置判定手段と、測定プローブの
取り付け位置が不正確であると判断される場合には、使
用者にその旨を通知する通知手段とを端末装置に付加す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の在
宅健康管理システムにおいて、撮像手段から入力した画
像データより利用者の体勢の情報を抽出する体勢抽出手
段と、利用者の測定状態を評価する測定状態評価手段と
を端末装置に付加し、健康データの測定に適さないと判
断される場合には通知手段によりその旨を通知するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の在宅健康管理システムにおいて、撮像手段か
ら入力した画像データより、健康測定機器の測定プロー
ブの取り付け位置と利用者の身体の画像とを抽出し、測
定プローブの取り付け位置を評価する取付位置評価手段
を端末装置に付加し、測定プローブの身体への取り付け
位置が不正確であると判断される場合には通知手段によ
りその旨を通知するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の在宅健康管理システムにおいて、画像を表示
する表示手段と、測定プローブの取り付け方法等に関す
るデータを表示手段に再生するとともに撮像手段から取
り込んだ利用者の画像と再生している画像との相関を評
価する相関評価調整手段とを端末装置に付加し、測定プ
ローブの取り付け位置及び体勢が不正確であると判断さ
れる場合には再度取り付け方法等に関するデータを表示
手段に表示するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の在宅健康管理システムにおいて、撮像手段か
ら入力した画像データより画像の変化を検出する画像変
化検出手段と、画像変化検出手段により検出された画像
を評価する画像変化評価手段とを端末装置に付加し、画
像変化評価手段において画像が大きく変化したと評価さ
れる場合には、測定データが不正確であると判断し、通
知手段によりその旨を通知するようにしたことを特徴と
するものである。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5記載の在宅健康管理システムにおいて、撮像手段か
ら入力した画像データより利用者の体勢変化を抽出する
体勢変化抽出手段を端末装置に付加し、利用者の体勢の
変化が健康データの測定に適さないと判断された場合に
は、通知手段により健康データの再測定を促すようにし
たことを特徴とするものである。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求
項6記載の在宅健康管理システムにおいて、撮像手段か
ら入力した画像データより利用者の体勢情報を抽出する
とともに、利用者の体勢の変化の周期性を評価する周期
評価手段を端末装置に付加し、評価された周期から利用
者が安静状態にあると判断される場合には、健康データ
が確からしいという情報を健康データに付加するように
したことを特徴とするものである。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求
項7記載の在宅健康管理システムにおいて、撮像手段か
ら入力した画像データより背景を抽出する背景抽出手段
と、抽出された背景から健康データの測定環境を認識す
る背景認識手段とを端末装置に付加し、認識された背景
情報を健康データに付加するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項1乃至請求
項8記載の在宅健康管理システムにおいて、撮像手段か
ら入力した画像データより背景を抽出する背景抽出手段
と、抽出された背景情報を評価し、健康データの測定環
境を評価する背景評価手段とを端末装置に付加し、健康
データの測定環境が悪いと判断される場合には、通知手
段により測定環境を改善する旨を通知するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図1乃至図18に基づき詳細に説明する。図1は在
宅健康管理システムのブロック図である。図2は健康測
定機器の外観図である。図3は端末装置の外観図であ
る。図4は端末装置の内部構成を表すブロック図であ
る。図5は健康測定機器を用いて健康データを測定する
方法を示す概念図である。図6は形状認識手段における
手続きの一例を示すフローチャートである。図7は相対
位置判定手段における手続きの一例を示すフローチャー
トである。図8は利用者を抽出する手段における手続き
の一例を示すフローチャートである。図9は利用者の特
徴点を抽出する手段における手続きの一例を示すフロー
チャートである。図10は利用者の測定状態を判別する
評価手段における手続きの一例を示すフローチャートで
ある。図11は取付位置評価手段における手続きの一例
を示すフローチャートである。図12は相関評価調整手
段における手続きの一例を示すフローチャートである。
図13は画像変化検出手段における手続きの一例を示す
フローチャートである。図14は画像変化評価手段にお
ける手続きの一例を示すフローチャートである。図15
は周期評価手段における手続きの一例を示すフローチャ
ートである。図16は背景抽出手段における手続きの一
例を示すフローチャートである。図17は背景認識手段
における手続きの一例を示すフローチャートである。図
18は背景評価手段における手続きの一例を示すフロー
チャートである。
【0017】本実施の形態の在宅健康管理システムは、
図1に示すように、家庭側のシステムと外部の病院や保
健センター、介護センター等に設置される外部側のシス
テムとから構成される。家庭側のシステムは、健康測定
機器1a〜1nと、健康測定機器1a〜1nで測定した
健康に関する健康データを入力、管理、及び外部端末と
データ通信を行う端末装置2とからなる。また、外部側
のシステムは、家庭側のシステムの端末装置2と通信ネ
ットワーク3を介して接統されるセンター装置4からな
る。
【0018】図2に示すように、健康測定機器1aにお
いて実際に身体等に取り付けられ健康データを測定する
各測定プローブ10a1〜10a3は画像で相互に見分
けられるようにそれぞれが特有の形状を有しているか、
または、それぞれに特有のマークが付されている。この
ような健康測定機器1a〜1nとしては、血圧計、体温
計、体重計のほか、心電計、血糖計等があり、家庭にお
いて健康状態を計測できるものであれば特に制限はな
い。また、これらの機器は、使用者の状況に応じて1つ
の機器を単独で使用しても良いし、複数の機器を使用し
てもよい。なお、各健康測定機器1a〜1nが使用する
測定プローブ10の数は3つに限られるものではない。
【0019】図4に示すように、端末装置2は、本装置
を制御するためのマイクロプロセッサ20と、BIOSやOS
が記憶されるROM30と、アプリケーションソフトが
記憶されるROM32と、ワークエリアとしてのRAM
34と、データを保存するためのフラッシュメモリ36
と、各健康測定機器から送信されてきたデータを受信す
るための赤外線通信の受信回路40と、外部端末とデー
タ通信を行うための通信回路50と、回線の接続ポート
52と、LCDモニタ60と、操作ボタン70、72、7
4と、音声出力回路80と、スピーカ82と、画像取り
込み回路としての撮像手段100と、カメラ101と、
画像再生手段110と、画像の認識等で利用される専用
LSIまたはソフトウエアモジュール120a〜120m
とから構成されている。
【0020】端末装置2において、ROM、RAM、フ
ラッシュメモリ等の各種メモリの容量や数は、使用する
アプリケーションソフトによって変更することが可能と
なっている。
【0021】赤外線通信の受信回路40は、健康測定機
器1a〜1nから送信されてきたデータを受信すること
ができる。受信が終了すると、受信したデータは、自動
的にフラッシュメモリ36に保存されるようになってい
る。健康測定機器1a〜1nで測定した健康に関するデ
ータは、全てこの赤外線通信を用いた方法で端末装置2
に入力される。なお、健康測定機器1a〜1nから送信
されてきたデータの格納場所は一例に過ぎず、特にフラ
ッシュメモリ36に限られるわけではない。また、健康
に関するデータの送受信は、赤外線通信だけではなく、
有線通信や他の無線通信を用いて行うようにしてもよ
い。
【0022】通信回路50及び回線の接続ポート52
は、通信ネットワーク3に何を使用するかによって異な
り、それぞれに応じた通信回路及び接続ポートを組み込
む。すなわち、例えば、公衆回線を用いる場合ならば公
衆回線モデム回路及び公衆回線の接続ポートを組み込む
ことになるし、CATV回線を用いる場合ならばケーブルモ
デム回路及びCATV回線の接続ポートを組み込むことにな
る。通信ネットワーク3としては、この他にも、PHS回
線やISDN回線等があるが、どの通信ネットワークを使用
するかについては特に制限はない。
【0023】音声出力回路80及びスピーカ82は、使
用者に、端末装置の使用方法を案内するための音声を出
力するものであり、アプリケーションソフトに組み込ま
れた音声ファイルを状況に応じてデコードし、音声とし
てスピーカ82から出力するようになっている。
【0024】端末装置2に記憶された各種健康測定機器
1a〜1nで測定した健康に関するデータは、通信ネッ
トワーク3を介して、定期的に自動でセンター装置4に
送信される。センター装置4は、通常のパソコンを用い
て構築されたものとなっている。なお、センター装置4
は、ワークステーションにより構築するようにしてもよ
い。
【0025】次に、実際の使用方法について図5を基に
説明する。図5には、端末装置2と、端末装置2に接続
または内臓されたカメラ101と、撮像範囲102と、
その撮像範囲102内に設置または配置された健康測定
機器1aが示されている。また、健康データを測定する
利用者も撮像範囲102内に存在するという状態にあ
る。この状態において、端末装置2は撮像手段100及
びカメラ101を用いて画像を取り込み、画像における
特定の部分の形状を認識する形状認識手段120aを用
いて、画像中から測定プローブ10a1〜10a3自身
の特徴的な形状またはマークを抽出し、かつ画像におけ
る各測定プローブ10a1〜10a3の位置を求め、測
定プローブ10a1〜10a3の画像中における位置を
得る。
【0026】得られた位置情報は、画像における相対位
置であり、メモリ装置等に格納された各健康測定機器1
a〜1nの各測定プローブ10の標準位置情報と、撮影
された画像における各測定プローブ10の相対位置を、
相対位置判定手段120bを用いて判定する。各測定プ
ローブ10の相対位置が正しくないと判断される場合に
は、利用者にLCDモニタ60または音声出力回路80を
用いて通知する。すなわち、例えば、測定プローブ10
a1は測定プローブ10a3よりも高い位置に取り付け
られなければならないにもかかわらず、撮像された画像
において、測定プローブ10a1が測定プローブ10a
3よりも低い位置に取り付けられていれば、警告メッセ
ージを音声出力回路80から出力するものである。
【0027】次に、撮像手段から取り込んだ画像から利
用者を抽出する手段120cを用いて画像における利用
者の画像を抽出し、それから利用者の特徴点を抽出する
手段120dを用いて利用者の画像における特徴点を抽
出する。そして、その特徴点情報を利用者の測定状態を
評価する評価手段120eに入力し、利用者の測定状態
の評価が健康データの測定に適さないと判断される場合
には、利用者にLCDモニタ60または音声出力回路80
を用いて通知する。
【0028】さらに、測定プローブ10の画像における
位置情報と、抽出された利用者の画像における特徴点の
情報から、利用者の特徴点と測定プローブ10の位置を
比較し、取り付け位置が適当であるかを取付位置評価手
段120fを用いて評価する。そして、測定プローブ1
0の取り付け位置が健康データの測定に適さないと判断
される場合には、測定プローブ10を正しい場所に取り
付けた後、健康データを再測定するように、LCDモニタ
60または音声出力回路80を用いて利用者に通知す
る。
【0029】なお、画像再生手段110により測定プロ
ーブ10の正しい取付位置を示すナビゲーション画像を
LCDモニタ60に再生するようにしてもよい。また、ナ
ビゲーション画像の再生と同時に、撮像手段100及び
カメラ101から利用者の画像を取り込み、形状認識手
段120a及び利用者の特徴点を抽出する手段120d
を用いてナビゲーション画像と撮像された画像の両方か
ら測定プローブ10の位置及び人体の特徴点を抽出する
ようにしてもよい。これにより、2つの画像における測
定プロープの位置及び特徴点の相関を評価・ナビゲーシ
ョン調整をおこなう相関評価調整手段120gを用い
て、利用者の動きに合わせてナビゲーション画像を利用
者の動作にあわせて表示するナビゲーション画像の表示
スピードの調整や、利用者が手間取っている部分のナビ
ゲーション画像を繰り返し再生し、利用者が正しく測定
プローブ10を取り付けることができるように誘導する
ことができる。
【0030】また、撮像手段100及びカメラ101を
用いて撮影した画像から、常に画像の変化を検出する画
像変化検出手段120hを用いて画像の変化を監視しす
るようにしてもよい。これにより、画像変化検出手段1
20hにより検出された画像の変化を画像変化評価手段
120iにおいて評価し、画像がパンニングしたとか、
画像が大きくぶれたと判断される場合には、測定データ
が不正確になっている可能性が高いので、健康データの
再測定をするように利用者にLCDモニタ60または音声
出力回路80を用いて通知することが可能になる。
【0031】さらに、撮像手段100及びカメラ101
を用いて撮影した画像から利用者の画像を抽出する手段
120cを用いて利用者の画像のみを抽出し、その画像
の変化を検出する画像変化検出手段120hに入力し、
検出された画像の変化を評価する画像変化評価手段12
0iにおいて利用者の動きが大きいために健康データ測
定に適さないと判断される場合には、健康データの再測
定をするように利用者にLCDモニタ60または音声出力
回路80を用いて通知するようにしてもよい。これによ
り、より正確な健康データの測定が可能になる。
【0032】また、撮像手段100及びカメラ101を
用いて撮影した画像から利用者の画像を抽出する手段1
20cを用いて利用者の画像のみを抽出し、その画像の
変化を検出する画像変化検出手段120hに入力し、検
出された画像がどの程度の周期により変化しているのか
を評価する周期評価手段120jに入力するようにして
もよい。周期評価手段120jでは、例えば、得られた
周期が人間の安静時の呼吸間隔と同程度であれば、利用
者が安静の状態で測定しているものと判断し、健康デー
タに利用者がリラックスした状態で測定したという情報
を付加することが可能になる。また、得られた周期が利
用者の安静状態を示すものでない場合には、LCDモニタ
60または音声出力回路80を用いて利用者に深呼吸を
促すなどしてリラックスするように通知することで、安
静状態の健康データが測定できるのである。
【0033】さらに、撮像手段100から入力した画像
から利用者の背景を抽出するために背景抽出手段120
kを用いて背景を抽出し、健康データが計測された環境
がどのような状態にあるのかを認識する背景認識手段1
20lに入力し、その認識結果を健康データに付加する
ようにしてもよい。また、背景認識手段120lにおい
て認識した結果を基に、健康データが測定された環境を
評価する背景評価手段120mを用いて評価を行い、そ
の評価が健康データの測定に適当ではないと判断される
場合には周囲の環境を整えるなどの指示とともに健康デ
ータの再測定をするように利用者にLCDモニタ60また
は音声出力回路80を用いて通知するようにしてもよ
い。
【0034】次に、画像の認識等で利用される専用LSI
またはソフトウエアモジュール120a〜120mが行
う手続きについて説明する。なお、後述する手続きは一
例でありこれに限られるものではない。
【0035】[形状認識手段120a]図6は形状認識
手段120aにおける手続きの一例を示すフローチャー
トである。撮像手段100及びカメラ101より取り込
まれた画像に対して、測定プローブ10の形状又は測定
プローブ10に付されたマークといった標準プローブパ
ターン情報を予め持ち、この情報をもとに、画像に対し
てマッチングを行いながら画像をスキャンしていく。そ
して、マッチングの値がある値以上を示す場合には、そ
こに測定プローブ10があるという情報が確からしいと
して、マッチングした座標情報を戻り値としてリターン
するものである。なお、パターンマッチング以外の方法
としては、取り込まれた画像にWavelet変換等を施して
形状認識を行い、測定プローブの画像中における位置を
得るようにしてもよい。
【0036】[相対位置判定手段120b]図7は相対
位置判定手段120bにおける手続きの一例を示すフロ
ーチャートである。測定プローブ10の画像中における
位置データから、予め用意された各測定プローブ10の
正しい取付位置等の標準プローブ位置情報とそれぞれの
測定プローブ10に対応するデータに対して、トポロジ
ーが同一であるかの判断を行う。そして、問題があると
判断された場合には問題が発生した旨をリターンするも
のである。
【0037】[利用者を抽出する手段120c]図8は
利用者を抽出する手段120cにおける手続きの一例を
示すフローチャートである。撮像手段100及びカメラ
101がサーモグラフイの場合、標準体温から体温前後
の領域を切り出し、その領域情報を戻り値とする。撮像
手段100及びカメラ101がCCD等の場合には、クロ
マキー処理等の処理を行い、利用者の領域を切り出し、
その領域情報を戻り値とする。
【0038】[利用者の特徴点を抽出する手段120
d]図9は利用者の特徴点を抽出する手段120dにお
ける手続きの一例を示すフローチャートである。利用者
を抽出する手段120cにより抽出された利用者画像に
対して、例えば、右端から画像をスキャンしていく。そ
して、利用者の領域に遭遇したらそこから手の領域が始
まっていると仮定し、そこから首と脇の下へ領域探索を
行う。この際、領域の垂直方向における極大値及び極小
値を検出しながらスキャンする。これにより、利用者の
特徴点として指先、脇の下、首、肩、肘、頭等を画像に
おける座標情報として抽出するものである。
【0039】[利用者の測定状態を判別する評価手段1
20e]図10は利用者の測定状態を判別する評価手段
120eにおける手続きの一例を示すフローチャートで
ある。利用者の特徴点を抽出する手段120dを適用し
て得られる利用者の特徴点による体勢情報と予め用意さ
れた測定時における標準的な体勢を示している標準体勢
情報にトポロジー判定ルーチンを適用する。そして、さ
らにそれぞれをグラフ化し、各々のグラフ辺の比の違い
を計算し、それをもとに測定状態評価値を算出し、それ
を戻り値としてリターンする。
【0040】[取付位置評価手段120f]図11は取
付位置評価手段120fにおける手続きの一例を示すフ
ローチャートである。形状認識手段120aと利用者の
特徴点を抽出する手段120dとを使用して、その画像
における測定プローブの位置及びその画像における抽出
された利用者の特徴点の座標情報を得る。そして、予め
用意された標準取付位置情報との相対位置関係を比較す
る。次に、トポロジー判定ルーチンを適用し、さらにそ
れぞれをグラフ化したもので各々のグラフ辺の比の違い
を計算し、利用者の特徴点と測定ブローブの位置が適当
であるかを評価する取り付け位置評価値を算出し、それ
を戻り値としてリターンする。
【0041】[相関評価調整手段120g]図12は相
関評価調整手段120gにおける手続きの一例を示すフ
ローチャートである。取付位置評価手段120fにより
得られた取り付け位置評価値より、グラフの辺の比があ
る一定値以上ずれていると判断される場合には、ナビゲ
ーション画像が利用者の動きに合わせて表示されるよう
に画像再生手段110を用いて画像再生スピードを調整
する。さらに、取付位置評価手段120fを適用し、そ
こで測定プローブ10の取り付け位置が再び不適切であ
ると判断された場合には、ナビゲーション画像を再生し
直すとともに、利用者に取り付け直すようにLCDモニタ
60または音声出力回路80を用いて誘導する。
【0042】[画像変化検出手段120h]図13は画
像変化検出手段120hにおける手続きの一例を示すフ
ローチャートである。撮像手段100及びカメラ101
より撮像された画像とバッファに格納された画像とを比
較してピクセル毎に差分をとり、新たに差分画像を作成
する。差分が生じていた場合、新たに撮像された画像を
バッファに格納することになる。すなわち、差分画像を
戻り値としてリターンする。
【0043】[画像変化評価手段120i]図14は画
像変化評価手段120iにおける手続きの一例を示すフ
ローチャートである。画像変化検出手段120hを利用
して得られた差分画像を入力とし、変化が生じていた画
素の数の総和を計算する。そして、この総和がある一定
値を超えていた場合には、画面がパンニングしたとか画
像が大きくぶれたと考えられるので、健康データが有効
でないという情報を戻り値としてリターンする。
【0044】[周期評価手段120j]図15は周期評
価手段120jにおける手続きの一例を示すフローチャ
ートである。画像変化検出手段120hを利用して得ら
れた差分画像に対して、変化が生じていた画素の数の総
和を計算する。そして、その値が極大値を示す時点の時
刻を一時的に記憶しておき、次に極大値を示した時間と
の差分を計算することにより、変化が生じた画素数の総
和の極大値をとる間隔を算出する。そして、その間隔が
一定の間隔で発生する等の周期性がある場合には、その
周期と周期性があるという評価を戻り値としてリターン
する。
【0045】[背景抽出手段120k]図16は背景抽
出手段120kにおける手続きの一例を示すフローチャ
ートである。利用者を抽出する手段120cを用いて抽
出された利用者領域を、撮像手段100及びカメラ10
1より取り込まれた画像から省く処理を行い、その画像
を戻り値としてリターンする。
【0046】[背景認識手段120l]図17は背景認
識手段120lにおける手続きの一例を示すフローチャ
ートである。背景認識手段120lは壁の模様などの特
徴的な物を標準参照パターンとして予め保持しており、
背景抽出手段120kを用いて得られた背景に対してパ
ターンマッチング等の方法で各標準データとの相関をと
る。そして、それらの相関から、端末装置2が各家庭に
おいてどのような環境で使用されているのかという使用
されている環境の可能性情報を戻り値としてリターンす
る。
【0047】[背景評価手段120m]図18は背景評
価手段120mにおける手続きの一例を示すフローチャ
ートである。背景評価手段120mは測定に向かない環
境に関する禁忌パターンを予め保持している。そして、
背景を認識する背景認識手段120lから得られる可能
性情報と禁忌パターンとを比較して、禁忌バターンと極
めて類似している場合には、健康データの測定に向かな
い環境であるという情報を戻り値としてリターンする。
【0048】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、血圧計、体温計、体重計等の健康に関するデー
タを計測する少なくとも1種類の健康測定機器と、健康
測定機器において測定した計測データを入力する入力手
段と、入力した計測データを管理する管理手段と、健康
測定機器の使用状況を画像データとして取り込むための
撮像手段と、ネットワークを介して外部端末とデータ通
信を行うための通信手段と、一連の操作をするための操
作手段とを有する端末装置と、からなる在宅健康管理シ
ステムにおいて、健康に関するデータを計測する際に使
用者が身体等に装着する個々に特徴的な形状を有するか
又は個々に特徴的なマークを付された少なくとも1つの
測定プローブを健康測定機器に付加し、カメラ等を有す
る撮像手段により得られた画像から健康測定機器の測定
プローブ部分に設けられた形状またはマークを抽出する
形状認識手段と、測定プローブの形状またはマークの相
対的な位置関係を評価する相対位置判定手段と、測定プ
ローブの取り付け位置が不正確であると判断される場合
には、使用者にその旨を通知する通知手段とを端末装置
に付加するようにしたので、誤りなく健康データを測定
することのできる端末装置を有する在宅健康管理システ
ムを提供することができるという効果を奏する。
【0049】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の在宅健康管理システムにおいて、撮像手段から入
力した画像データより利用者の体勢の情報を抽出する体
勢抽出手段と、利用者の測定状態を評価する測定状態評
価手段とを端末装置に付加し、健康データの測定に適さ
ないと判断される場合には通知手段によりその旨を通知
するようにしたので、より正確な健康データの測定を利
用者に促すことができるという効果を奏する。
【0050】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
又は請求項2記載の在宅健康管理システムにおいて、撮
像手段から入力した画像データより、健康測定機器の測
定プローブの取り付け位置と利用者の身体の画像とを抽
出し、測定プローブの取り付け位置を評価する取付位置
評価手段を端末装置に付加し、測定プローブの身体への
取り付け位置が不正確であると判断される場合には通知
手段によりその旨を通知するようにしたので、標準的な
測定位置と異なる場所に測定プローブが取り付けられた
場合には、取り付け位置が悪いことを利用者に通知する
ため、より正確な健康データの測定を利用者に促すこと
ができるという効果を奏する。
【0051】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項3記載の在宅健康管理システムにおいて、画
像を表示する表示手段と、測定プローブの取り付け方法
等に関するデータを表示手段に再生するとともに撮像手
段から取り込んだ利用者の画像と再生している画像との
相関を評価する相関評価調整手段とを端末装置に付加
し、測定プローブの取り付け位置及び体勢が不正確であ
ると判断される場合には再度取り付け方法等に関するデ
ータを表示手段に表示するようにしたので、誤った取り
付け方法をすると表示手段にその旨を表示し利用者に注
意を促すので、より正確な健康データの測定を行うこと
ができるという効果を奏する。
【0052】請求項5記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項4記載の在宅健康管理システムにおいて、撮
像手段から入力した画像データより画像の変化を検出す
る画像変化検出手段と、画像変化検出手段により検出さ
れた画像を評価する画像変化評価手段とを端末装置に付
加し、画像変化評価手段において画像が大きく変化した
と評価される場合には、測定データが不正確であると判
断し、通知手段によりその旨を通知するようにしたの
で、健康測定機器を使用して健康データを測定している
ときに画像がパンニング等で大きく乱れたと評価される
場合には、健康データ測定中に正確な測定ができなかっ
たと判断し、そのことを利用者に通知するため、より正
確な健康データの測定を利用者に促すことができるとい
う効果を奏する。
【0053】請求項6記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項5記載の在宅健康管理システムにおいて、撮
像手段から入力した画像データより利用者の体勢変化を
抽出する体勢変化抽出手段を端末装置に付加し、利用者
の体勢の変化が健康データの測定に適さないと判断され
た場合には、通知手段により健康データの再測定を促す
ようにしたので、より正確な健康データの測定を行うこ
とが可能になるという効果を奏する。
【0054】請求項7記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項6記載の在宅健康管理システムにおいて、撮
像手段から入力した画像データより利用者の体勢情報を
抽出するとともに、利用者の体勢の変化の周期性を評価
する周期評価手段を端末装置に付加し、評価された周期
から利用者が安静状態にあると判断される場合には、健
康データが確からしいという情報を健康データに付加す
るようにしたので、健康データを診断する医師に対し
て、利用者が測定した健康データが確からしいという付
加情報を提供することができるという効果を奏する。
【0055】請求項8記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項7記載の在宅健康管理システムにおいて、撮
像手段から入力した画像データより背景を抽出する背景
抽出手段と、抽出された背景から健康データの測定環境
を認識する背景認識手段とを端末装置に付加し、認識さ
れた背景情報を健康データに付加するようにしたので、
健康データに健康データの測定環境の情報を付加するこ
とにより、健康データの測定環境を加味したより正確な
診断結果を医師から得ることができるという効果を奏す
る。
【0056】請求項9記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項8記載の在宅健康管理システムにおいて、撮
像手段から入力した画像データより背景を抽出する背景
抽出手段と、抽出された背景情報を評価し、健康データ
の測定環境を評価する背景評価手段とを端末装置に付加
し、健康データの測定環境が悪いと判断される場合に
は、通知手段により測定環境を改善する旨を通知するよ
うにしたので、より正確な健康データの測定を行うこと
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】在宅健康管理システムのブロック図である。
【図2】健康測定機器の外観図である。
【図3】端末装置の外観図である。
【図4】端末装置の内部構成を表すブロック図である。
【図5】健康測定機器を用いて健康データを測定する方
法を示す概念図である。
【図6】形状認識手段における手続きの一例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】相対位置判定手段における手続きの一例を示す
フローチャートである。
【図8】利用者を抽出する手段における手続きの一例を
示すフローチャートである。
【図9】利用者の特徴点を抽出する手段における手続き
の一例を示すフローチャートである。
【図10】利用者の測定状態を判別する評価手段におけ
る手続きの一例を示すフローチャートである。
【図11】取付位置評価手段における手続きの一例を示
すフローチャートである。
【図12】相関評価調整手段における手続きの一例を示
すフローチャートである。
【図13】画像変化検出手段における手続きの一例を示
すフローチャートである。
【図14】画像変化評価手段における手続きの一例を示
すフローチャートである。
【図15】周期評価手段における手続きの一例を示すフ
ローチャートである。
【図16】背景抽出手段における手続きの一例を示すフ
ローチャートである。
【図17】背景認識手段における手続きの一例を示すフ
ローチャートである。
【図18】背景評価手段における手続きの一例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 健康測定機器 2 端末装置 3 ネットワーク 4 外部端末 10 測定プローブ 100 撮像手段 101 カメラ
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 喜多山 和也 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 吉田 恵一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西村 治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血圧計、体温計、体重計等の健康に関す
    るデータを計測する少なくとも1種類の健康測定機器
    と、 健康測定機器において測定した計測データを入力する入
    力手段と、入力した計測データを管理する管理手段と、
    健康測定機器の使用状況を画像データとして取り込むた
    めの撮像手段と、ネットワークを介して外部端末とデー
    タ通信を行うための通信手段と、一連の操作をするため
    の操作手段とを有する端末装置と、からなる在宅健康管
    理システムにおいて、 健康に関するデータを計測する際に使用者が身体等に装
    着する個々に特徴的な形状を有するか又は個々に特徴的
    なマークを付された少なくとも1つの測定プローブを健
    康測定機器に付加し、カメラ等を有する撮像手段により
    得られた画像から健康測定機器の測定プローブ部分に設
    けられた形状またはマークを抽出する形状認識手段と、
    測定プローブの形状またはマークの相対的な位置関係を
    評価する相対位置判定手段と、測定プローブの取り付け
    位置が不正確であると判断される場合には、使用者にそ
    の旨を通知する通知手段とを端末装置に付加するように
    したことを特徴とする在宅健康管理システム。
  2. 【請求項2】 撮像手段から入力した画像データより利
    用者の体勢の情報を抽出する体勢抽出手段と、利用者の
    測定状態を評価する測定状態評価手段とを端末装置に付
    加し、健康データの測定に適さないと判断される場合に
    は通知手段によりその旨を通知するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の在宅健康管理システム。
  3. 【請求項3】 撮像手段から入力した画像データより、
    健康測定機器の測定プローブの取り付け位置と利用者の
    身体の画像とを抽出し、測定プローブの取り付け位置を
    評価する取付位置評価手段を端末装置に付加し、測定プ
    ローブの身体への取り付け位置が不正確であると判断さ
    れる場合には通知手段によりその旨を通知するようにし
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の在宅健
    康管理システム。
  4. 【請求項4】 画像を表示する表示手段と、測定プロー
    ブの取り付け方法等に関するデータを表示手段に再生す
    るとともに撮像手段から取り込んだ利用者の画像と再生
    している画像との相関を評価する相関評価調整手段とを
    端末装置に付加し、測定プローブの取り付け位置及び体
    勢が不正確であると判断される場合には再度取り付け方
    法等に関するデータを表示手段に表示するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の在宅健康管
    理システム。
  5. 【請求項5】 撮像手段から入力した画像データより画
    像の変化を検出する画像変化検出手段と、画像変化検出
    手段により検出された画像を評価する画像変化評価手段
    とを端末装置に付加し、画像変化評価手段において画像
    が大きく変化したと評価される場合には、測定データが
    不正確であると判断し、通知手段によりその旨を通知す
    るようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4記
    載の在宅健康管理システム。
  6. 【請求項6】 撮像手段から入力した画像データより利
    用者の体勢変化を抽出する体勢変化抽出手段を端末装置
    に付加し、利用者の体勢の変化が健康データの測定に適
    さないと判断された場合には、通知手段により健康デー
    タの再測定を促すようにしたことを特徴とする請求項1
    乃至請求項5記載の在宅健康管理システム。
  7. 【請求項7】 撮像手段から入力した画像データより利
    用者の体勢情報を抽出するとともに、利用者の体勢の変
    化の周期性を評価する周期評価手段を端末装置に付加
    し、評価された周期から利用者が安静状態にあると判断
    される場合には、健康データが確からしいという情報を
    健康データに付加するようにしたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項6記載の在宅健康管理システム。
  8. 【請求項8】 撮像手段から入力した画像データより背
    景を抽出する背景抽出手段と、抽出された背景から健康
    データの測定環境を認識する背景認識手段とを端末装置
    に付加し、認識された背景情報を健康データに付加する
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項7記載
    の在宅健康管理システム。
  9. 【請求項9】 撮像手段から入力した画像データより背
    景を抽出する背景抽出手段と、抽出された背景情報を評
    価し、健康データの測定環境を評価する背景評価手段と
    を端末装置に付加し、健康データの測定環境が悪いと判
    断される場合には、通知手段により測定環境を改善する
    旨を通知するようにしたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項8記載の在宅健康管理システム。
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