JPH11155735A - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

Info

Publication number
JPH11155735A
JPH11155735A JP32588897A JP32588897A JPH11155735A JP H11155735 A JPH11155735 A JP H11155735A JP 32588897 A JP32588897 A JP 32588897A JP 32588897 A JP32588897 A JP 32588897A JP H11155735 A JPH11155735 A JP H11155735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
mode
water supply
hot
water heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32588897A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamane
博志 山根
Hiroshi Kumagai
浩志 熊谷
Yukio Okazaki
幸雄 岡崎
Toichiro Kusumoto
棟一郎 楠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
Priority to JP32588897A priority Critical patent/JPH11155735A/ja
Publication of JPH11155735A publication Critical patent/JPH11155735A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給湯に適さない状況下で、給湯機能を維持し
つつ、使用者に警告可能とする。 【解決手段】 制御手段16は、給湯禁止モードで給湯
操作が行われた場合、報知手段15により報知させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気湯沸かし器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気湯沸かし器には、給湯する場
合、ロック解除手段を操作しなければ、給湯スイッチを
操作しただけでは給湯できないようにしたものがある
(特開平8―89402号公報参照)。この電気湯沸か
し器では、ロック解除手段を操作すると、湯沸かしの最
中等、給湯に適さない状況下であれば、給湯できない旨
をブザー等で警告するようになっている。
【0003】また、他の電気湯沸かし器には、洗浄中で
あれば給湯スイッチの入力を受け付けないようにしたも
のがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
電気湯沸かし器では、一旦ロック解除手段を操作してし
まえば、その後に給湯スイッチを操作しても警告するこ
とはないため、誤って洗浄に使用しているお湯が飲用さ
れる危険がある。
【0005】また、後者の電気湯沸かし器では、洗浄中
には給湯できないため、揚水管を洗浄できない。しか
も、洗浄が終了しても給湯できないため、蓋を開放し、
本体を傾けて内溶液を捨てる必要がある。その上、沸騰
前にお湯が必要な場合であっても給湯不可能である。
【0006】そこで、本発明は、給湯に適さない状況下
で、給湯機能を維持しつつ、使用者に警告可能な電気湯
沸かし器を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、容器本体内に配設される液体
容器に収容した液体の温度を温度検出手段によって検出
し、該温度検出手段での検出温度に基づいてヒータへの
通電制御を行う一方、給湯スイッチの操作に基づいてポ
ンプを駆動制御することにより、前記液体を揚水管を介
して吐出させる制御手段を備えた電気湯沸かし器におい
て、前記制御手段は、給湯禁止モードで給湯操作が行わ
れた場合、報知手段により報知させるようにしたもので
ある。
【0008】前記給湯禁止モードは、洗浄モード、湯沸
かしモード、保温移行モード等であればよい。
【0009】前記制御手段は、給湯禁止モードが複数の
異なるモードからなる場合、報知手段で各モード毎に異
なる報知を行わせるようにするのが好ましい。この場
合、音声により禁止内容を報知すれば、目の不自由な方
であっても飲料可能であるのか等の判断を行うことがで
きる点で好ましい。
【0010】なお、前記制御手段は、給湯禁止モードが
解除されることにより、報知手段による報知を終了させ
るようにすればよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に従って説明する。
【0012】図1に示す電気湯沸かし器は、大略、容器
本体1内に液体容器2を収容し、上方開口部を蓋体3で
閉塞するようにしたものである。液体容器2の側方に
は、その外周面に沿って揚水管4が上下方向に配設され
ている。揚水管4の一端部は、ポンプ5を介して容器本
体1の底面に接続されている。一方、揚水管4の他端部
は、容器本体1の上部側方に突出する部分に形成した注
水口6に連通している。これにより、前記ポンプ5を駆
動すると、液体容器2内の液体が、揚水管4を上昇し、
注水口6を介して吐出される。また、液体容器2の底面
にはメインヒータ7及び保温ヒータ8と、サーミスタ9
とが配設されている。
【0013】前記蓋体3の前方側には、図2に示すよう
に、操作パネル10が設けられている。この操作パネル
10には、給湯スイッチ11、給湯モード選択スイッチ
12、再沸騰スイッチ13、温度設定スイッチ14、報
知手段15が設けられている。報知手段15には、ブザ
ー、スピーカー等の音により報知できるものや、LE
D、液晶パネル等の視覚に訴えるもの等を単独あるいは
任意に組み合わせて使用可能である。
【0014】前記液体容器2の下方には制御装置16が
配設されている。制御装置16は、前記サーミスタ9及
び各スイッチ11〜14からの入力信号に基づいてポン
プ5、メインヒータ7、保温ヒータ8及び報知手段15
を駆動制御する。
【0015】前記電気湯沸かし器では、図3のフローチ
ャートに従って湯沸かし制御を行っている。
【0016】すなわち、電源がオン状態となれば(ステ
ップS1)、サーミスタ9での検出温度を読み込み(ス
テップS2)、メインヒータ7への通電を開始する(ス
テップS3)。そして、検出温度が沸騰温度(100
℃)となれば(ステップS4)、所定時間(例えば、3
分)経過したか否かを判断する(ステップS5)。所定
時間経過するまで沸騰温度に維持したのは、水道水から
カルキを飛ばすためである。このようにして所定時間の
間、沸騰状態に維持すれば、その後通電をメインヒータ
7から保温ヒータ8に切り替え(ステップS6)、所定
の保温温度に維持する。その後、再沸騰スイッチ13の
操作があれば(ステップS7)、再沸騰処理に移行する
(ステップS8)。
【0017】前記再沸騰処理では、図4に示すように、
通電を保温ヒータ8からメインヒータ7に切り替えるこ
とにより再加熱を行う(ステップS11)。このとき、
サーミスタ9での検出温度を読み込み(ステップS1
2)、この検出温度(保温温度)が、沸騰温度に達した
か否かを判断する(ステップS13)。沸騰温度に達す
れば、前述のように沸騰状態に維持してカルキ飛ばしを
行うことなく、通電をメインヒータ7から保温ヒータ8
に切り替え(ステップS14)、消費電力を抑制する。
なお、前記再沸騰処理では、沸騰温度まで加熱を行うよ
うにしたが、沸騰前の所定温度までとしてもよく、又、
設定した保温温度の違いに応じて上昇させる温度を変更
するようにしてもよい。
【0018】前記電気湯沸かし器では、給湯スイッチ1
1を操作すると、液体容器2内の液体状態によって報知
手段15により警報を発するようになっている。
【0019】すなわち、図5のフローチャートに示すよ
うに、まず、給湯禁止モードであるか否かを判断する
(ステップS21)。給湯禁止モードでなければ、通常
通り給湯処理を行い(ステップS24)、給湯禁止モー
ドであれば、給湯スイッチ11が操作されれば(ステッ
プS22)、報知手段15によりユーザーに報知する
(ステップS23)。この報知は、給湯禁止モードが解
除されるまで、給湯スイッチ11が操作される毎に行わ
れる。但し、ここでは、給湯禁止モードであっても、給
湯処理は可能とする(ステップS24)。
【0020】具体的に、電源をオン状態としたばかり
で、湯沸かし中である場合(湯沸かしモード)、給湯を
開始しても、所望温度のお湯を吐出させることができな
い。そこで、報知手段15によりユーザーに報知する。
例えば、赤色のLEDを点灯させて視覚に訴えたり、ブ
ザーをならせて聴覚に訴えたりする。特に、スピーカで
あれば、例えば、「ぬるいお湯です。」のように音声で
報知することができるので、目の不自由な人であっても
現状を容易に把握可能である。
【0021】また、所定温度に保温するため、湯沸かし
が完了し、保温移行モードとなっている場合、ユーザー
が望む湯温とはなっていない。そこで、この場合も前記
湯沸かしモードの場合と同様に、報知手段15によりユ
ーザーに報知する。この場合、視覚に訴えるのであれ
ば、表示色や表示箇所(複数の表示部を有することが前
提となる。)を変更するのが好ましい。また、聴覚に訴
えるのであれば、スピーカでは、例えば、「所望の温度
になっていません。」のように音声の内容を変更した
り、ブザーでは、音色を変更することによりユーザーに
警告内容の違いがわかるようにするのが好ましい。
【0022】さらに、クエン酸を入れて洗浄する場合、
飲用されるのは好ましくないため、前記湯沸かしモード
や保温移行モードの場合と同様、報知手段15によりユ
ーザーに報知する。この場合、給湯スイッチ11を操作
することにより給湯可能である。したがって、所定時間
経過して洗浄が完了した時点で、クエン酸洗浄水を吐出
させることができるので、蓋体3を開放し、容器本体1
を傾けなくても、モータ5を駆動するだけで簡単に洗浄
水を捨てることが可能である。またこのとき、洗浄水が
揚水管4を通過するので、従来洗浄不可能であった内壁
をも同時に洗浄可能となる。この場合も、前記保温移行
モードの場合同様、警告内容の違いがわかるように変更
するのが好ましい。
【0023】なお、湯沸かしが完了したり、所定の保温
温度に温調されたり、洗浄モードが解除されたり、ある
いは、電源をオフ状態とされることにより、前記報知手
段15による報知は解除される。
【0024】前記実施形態では、給湯が好ましくない状
態であっても給湯可能とすることにより、揚水管4内の
洗浄をも可能としたが、給湯が好ましくない状態では、
原則として給湯を中止し、ロック解除スイッチを別個に
設けることにより、ユーザーがロック解除スイッチを操
作して給湯禁止モードを解除することによってのみ給湯
可能とするのが好ましい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る電気湯沸かし器によれば、洗浄モード、湯沸かし
モード、保温移行モード等の給湯禁止モードで給湯操作
が行われた場合、報知手段により報知させるようにした
ので、安心して使用することができ、誤操作による不具
合は発生しない。
【0026】また、給湯禁止モードが複数の異なるモー
ドからなる場合、報知手段で各モード毎に異なる報知を
行わせるようにしたので、使用者が簡単に現在の状況を
把握して適切な操作を行うことが可能となる。特に、目
の不自由な方でも安全に使用できる点で優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る電気湯沸かし器の概略図で
ある。
【図2】 図1の操作パネルの正面図である。
【図3】 本実施形態に係る湯沸かし制御を示すフロー
チャートである。
【図4】 図3の再沸騰処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】 本実施形態に係る報知制御を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
15 報知手段 16 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楠本 棟一郎 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体内に配設される液体容器に収容
    した液体の温度を温度検出手段によって検出し、該温度
    検出手段での検出温度に基づいてヒータへの通電制御を
    行う一方、給湯スイッチの操作に基づいてポンプを駆動
    制御することにより、前記液体を揚水管を介して吐出さ
    せる制御手段を備えた電気湯沸かし器において、 前記制御手段は、給湯禁止モードで給湯操作が行われた
    場合、報知手段により報知させることを特徴とする電気
    湯沸かし器。
  2. 【請求項2】 前記給湯禁止モードは、洗浄モードであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の電気湯沸かし器。
  3. 【請求項3】 前記給湯禁止モードは、湯沸かしモード
    であることを特徴とする請求項1に記載の電気湯沸かし
    器。
  4. 【請求項4】 前記給湯禁止モードは、保温移行モード
    であることを特徴とする請求項1に記載の電気湯沸かし
    器。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、給湯禁止モードが複数
    の異なるモードからなる場合、報知手段で各モード毎に
    異なる報知を行わせることを特徴とする請求項1に記載
    の電気湯沸かし器。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、給湯禁止モードが解除
    されることにより、報知手段による報知を終了させるこ
    とを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    の電気湯沸かし器。
JP32588897A 1997-11-27 1997-11-27 電気湯沸かし器 Pending JPH11155735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32588897A JPH11155735A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 電気湯沸かし器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32588897A JPH11155735A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 電気湯沸かし器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11155735A true JPH11155735A (ja) 1999-06-15

Family

ID=18181728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32588897A Pending JPH11155735A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 電気湯沸かし器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11155735A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2435406A (en) * 2006-02-28 2007-08-29 Otter Controls Ltd Indicating operating mode of liquid heating device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2435406A (en) * 2006-02-28 2007-08-29 Otter Controls Ltd Indicating operating mode of liquid heating device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11155735A (ja) 電気湯沸かし器
JP2009247687A (ja) 電気ポット
JP2005235627A (ja) 加熱調理器
JP2000257136A (ja) 人体局部洗浄装置
JP2017169645A (ja) 炊飯器
JP3674766B2 (ja) 炊飯器
JP3543785B2 (ja) 電気貯湯容器
JP2009254444A (ja) 電気貯湯容器
JP4595510B2 (ja) トイレ装置
JP3535379B2 (ja) 加熱調理器
JP4842730B2 (ja) 電気湯沸し器
JP4218686B2 (ja) 電気ポット
JP3341747B2 (ja) 電気貯湯容器
JP2007296028A (ja) 電気ポット
JP3666470B2 (ja) 電気ポット
JPH1156633A (ja) 電気加熱器の自動省電力装置
JP2008228985A (ja) 電気貯湯容器
JPH11244145A (ja) 電気湯沸器
JP2000316722A (ja) 電気湯沸かし器及びその洗浄方法
JP4618331B2 (ja) 電気ポット
JPH10262833A (ja) 電気ポット
JP3239734B2 (ja) 電気湯沸かし器
JP3340059B2 (ja) 電気ポット
JP2008295637A (ja) 電気湯沸かし器
JPH1043052A (ja) 湯沸かし器