JPH11154786A - フレキシブルプリント配線板のはんだ付け方法およびはんだ付け用治具 - Google Patents

フレキシブルプリント配線板のはんだ付け方法およびはんだ付け用治具

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JPH11154786A
JPH11154786A JP31976097A JP31976097A JPH11154786A JP H11154786 A JPH11154786 A JP H11154786A JP 31976097 A JP31976097 A JP 31976097A JP 31976097 A JP31976097 A JP 31976097A JP H11154786 A JPH11154786 A JP H11154786A
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soldering
wiring board
jig
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printed wiring
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Hiroshi Murakami
弘志 村上
Haruo Noda
治男 野田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板支持ホルダーの耐久性向上および剛性向
上を図ると共に未はんだ状態の発生を有効に防止するフ
レキシブルプリント配線板のはんだ付け方法を提供す
る。 【解決手段】 基板支持ホルダー21は酸化皮膜を表面
に形成しやすい金属もしくは金属合金からなる薄肉の金
属板材により形成される。フレキシブルプリント配線板
11に形成されたランド18に対して端子16を全体は
んだ付け方法によりはんだ付けする際に、基板支持ホル
ダー21の開口23部分にランド18および端子16が
位置するように基板12のはんだ付着面側に基板支持ホ
ルダー21を当接させ、この当接状態で全体はんだ付け
方法によるはんだ付けを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟化点が230℃
以下のフレキシブルプリント配線板に形成されたランド
に対して端子を全体はんだ付け方法によりはんだ付けす
るフレキシブルプリント配線板のはんだ付け方法および
その方法に用いられるはんだ付け用治具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレート(以下PE
Tという)からなる基板を備えたフレキシブルプリント
配線板(以下FPCという)の場合、PETの軟化点が
220〜230℃と通常のはんだの溶融温度と略同じで
あるため、通常のはんだを用いたフローはんだ付けやリ
フローはんだ付け等による全体はんだ付け方法を適用す
ることができない。
【0003】一方、200℃以下の低融点はんだを用い
て局部的に加熱してはんだ付することも考えられるが、
はんだの融点を下げるために添加する材料の種類によっ
て、コスト、安全性、耐はんだクラック性の問題が生じ
る。
【0004】そこで従来、低融点のはんだを用いずにF
PCのランドと端子をはんだ付けする手法として、特開
平5−218632号公報に記載のはんだ付け方法が提
案されており、図7に示される如く、紙フェノール基
板、紙エポキシ基板、ガラスエポキシ基板等の熱伝導性
が極めて低く熱的遮断性能を有する基材からなるはんだ
付け用治具としての基板支持ホルダー1に、FPC2の
ランド3および電子部品4の端子5が覗くようにランド
3とほぼ同じ大きさの開口6を形成し、この開口6内に
ランド3および端子5が位置するように基板支持ホルダ
ー1をFPC2の基板のはんだ付着面側に当接させ、こ
の当接状態を保持して全体はんだ付けを行うというもの
である。
【0005】なお、図において、7は熱伝導性が高い金
属板あるいはセラミック板等よりなる放熱性押え板であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のはんだ付け方法によれば、基板支持ホルダー1を何
度も使用しているうちに、基板支持ホルダー1自体にそ
り等の変形が発生してくるため、FPC2のランド3と
基板支持ホルダー1との間に隙間が生じて距離が長くな
り、ここに、ランド3に対してはんだが付着し難くな
り、未はんだ状態が多く発生するおそれがあり、定期的
に新しい基板支持ホルダー1に交換する必要があった。
【0007】また、前記隙間によって、FPC2と基板
支持ホルダー1との間にはんだが入り込み、FPC2の
絶縁フィルムの一部がその入り込んだはんだによって溶
かされ、FPC2の導体が露出し、実際の使用におい
て、結露等により回路間がリークするという問題が発生
するおそれもあった。
【0008】さらに、紙フェノール基板、紙エポキシ基
板、ガラスエポキシ基板等のみからなる基板支持ホルダ
ー1は、図7にも示される如く、FPC2に比較してか
なりの厚みを有するため、通常のプリント回路基板に比
べて、基板支持ホルダー1の厚みによってランド3まで
の距離が長くなり、この点からもランド3に対してはん
だが付着し難く、未はんだ状態が発生しやすいという問
題もあった。
【0009】そこで、本発明の課題は、はんだ付け用治
具の耐久性向上および剛性向上を図ると共に未はんだ状
態の発生を有効に防止するフレキシブルプリント配線板
のはんだ付け方法およびはんだ付け用治具を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めのはんだ付け方法の技術的手段は、軟化点が230℃
以下のフレキシブルプリント配線板に形成されたランド
に対して端子を全体はんだ付け方法によりはんだ付けす
る際に、はんだ付け用治具に前記ランドおよび端子が覗
く開口を形成し、該開口部分に前記ランドおよび端子が
位置するように前記はんだ付け用治具を前記配線板のは
んだ付着面側に当接させ、この当接状態で全体はんだ付
け方法によるはんだ付けを行うフレキシブルプリント配
線板のはんだ付け方法において、前記はんだ付け用治具
として、酸化皮膜を表面に形成しやすい金属もしくは金
属合金によって形成された薄肉の金属板材からなるはん
だ付け用治具を使用する点にある。
【0011】また、上記の課題を解決するためのはんだ
付け用治具の技術的手段は、軟化点が230℃以下のフ
レキシブルプリント配線板に形成されたランドに対して
端子を全体はんだ付け方法によりはんだ付けする際に、
前記ランドおよび端子が覗く開口が形成されると共に該
開口部分に前記ランドおよび端子が位置するように前記
配線板のはんだ付着面側に当接され、この当接状態で全
体はんだ付け方法によるはんだ付けが行われるフレキシ
ブルプリント配線板のはんだ付け用治具において、前記
はんだ付け用治具が、酸化皮膜を表面に形成しやすい金
属もしくは金属合金からなる薄肉の金属板材により形成
されてなる点にある。
【0012】さらに、前記はんだ付け用治具の前記配線
板に当接される側における前記開口の周縁部が、周方向
環状に突出する配線板当接座面部とされた構造としても
よい。
【0013】また、前記開口の内周面が、前記配線板と
離隔する方向に対して漸次幅広となるテーパ状に形成さ
れた構造としてもよい。
【0014】さらに、前記はんだ付け用治具の前記配線
板に当接される側に、前記配線板当接座面部の当接座面
と面一状に断熱材が装着された構造としてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図面に基づいて説明すると、図3において、11は基板
としてPETを用いたPET系FPCであり、該FPC
11はPETからなる薄肉で可撓性を有する矩形状の基
板12により主構成され、基板12の各隅部にホルダー
取付用孔が適宜、形成されている。
【0016】FPC11の表面12a(図中、上面)側は
所望の電子部品を取り付ける側とされており、これら電
子部品の取付位置に合わせて、電子部品に接続された端
子16が挿通される挿通孔17が形成されている。一
方、FPC11の裏面12b(図中、下面)側には、前記
挿通孔17の周縁部に端子16と接続される露出状とさ
れた銅箔等よりなるランド18が備えられている。
【0017】また、図1ないし図3に示される如く、2
1はFPC11の下面側に装着されるはんだ付け用治具
としての基板支持ホルダーで、酸化皮膜を表面に形成し
やすい例えば、チタン、チタン合金、アルミ、アルミ合
金、ステンレス等の金属もしくは金属合金からなる薄肉
の金属板材により形成されると共に、前記基板12より
一回り大きな矩形の平板状に形成されている。
【0018】そして、基板支持ホルダー21の上面に
は、前記基板12に形成された前記ホルダー取付用孔に
挿入される位置決めピン22がそれぞれ、各ホルダー取
付用孔の位置に対応して突設されると共に、前記基板1
2の各挿通孔17、即ち、各ランド18と対応した位置
に、はんだ付け用開口23がそれぞれ形成されている。
該開口23は挿通孔17とその周縁のランド18の取付
部を露出させるもので、挿通孔17とランド18を除く
基板12の裏面12bは基板支持ホルダー21で覆われ
て遮蔽するように構成されている。
【0019】また、基板支持ホルダー21上面側におけ
る前記開口23の周縁部が、周方向環状に突出する配線
板当接座面部24とされており、配線板当接座面部24
の突出端面である当接座面24aで、ランド18周縁部
のFPC11下面側を当接支持するように構成されてい
る。
【0020】そして、図3に示される如く、基板12の
表面12aに電子部品を装着し、これら電子部品に接続
された端子16を挿通孔17に挿通して組み付けたPE
T系FPC11に対して、端子16とランド18とを互
いにはんだ付けするため、基板12の裏面12b側に基
板支持ホルダー21を、その各位置決めピン22を前記
各ホルダー取付用孔にそれぞれ挿入して組み付ける一
方、必要に応じて従来同様、表面12a側に放熱性押え
板を適宜、取り付ける。その際、放熱性押え板の外周枠
部の各隅部内側に上記各位置決めピンが位置するように
取り付けることにより、放熱性押え板を所定位置に保持
することができる構成とされる。
【0021】このようにして、PET系FPC11の表
裏両面に放熱性押え板と基板支持ホルダー21とを、図
3に示される如く、一体に組み付けた後、前記従来公報
に開示のような周知の噴流はんだ装置へと自動搬送す
る。この自動搬送手段としては、基板支持ホルダー21
の両側をベルトで駆動する等の従来周知の適宜の自動搬
送手段が用いられる。
【0022】噴流はんだ装置は、そのフローはんだ槽の
内部に略250℃の溶融はんだが充填されている。また
フローはんだ槽には、その低壁中央と側壁上部とを連通
する循環管が接続され、該循環管にポンプを介設して、
溶融はんだを低壁中央に設けた噴出口より上向きに噴出
させると共に、上部の取出口より循環させるように構成
されている。
【0023】そして、フローはんだ槽の上端開口より所
定間隔をあけて前記基板支持ホルダー21により支持さ
れると共に放熱性押え板により押圧されたFPC11を
所定の方向に搬送させて行く。また、フローはんだ槽の
内部には、溶融はんだを前記FPC11に効率良く噴き
付けるためのガイドが設置されており、このガイドは噴
出口を囲む円錐筒形状の噴き上げ筒部と、該筒部の縮小
した先端開口面の周縁より外側へツバ状に広げた還流用
プレート部とにより構成されている。
【0024】このように構成されたフローはんだ槽の上
部に、基板支持ホルダー21をはんだ槽側とした状態で
FPC11を自動搬送すると、噴き上げられた溶融はん
だが基板支持ホルダー21の下面側に衝突すると共に基
板支持ホルダー21の開口23を通って、基板支持ホル
ダー21により遮蔽されていないFPC11の挿通孔1
7およびランド18に付着される。即ち、端子16が挿
通されている挿通孔17の内部に溶融はんだが充填され
ると共に、ランド18に付着され、端子16とランド1
8とがはんだを介して電気接続されることとなる。
【0025】この際、上記のように、FPC11のはん
だ付着面側の全体にわたって溶融はんだを噴き付ける全
体はんだ付け方法を用いているが、FPC11のはんだ
付着面側には基板支持ホルダー21を取り付けて、端子
16とランド18のはんだ付着部分以外は全て基板支持
ホルダー21により遮蔽しているため、250℃のはん
だをFPC11側に噴きつけても、金属板材よりなる基
板支持ホルダー21によって熱が分散され、FPC11
を220℃以下に保持でき、その基板12のPETが軟
化するのを有効に防止できる。
【0026】また、基板支持ホルダー21上面側におけ
る前記開口23の周縁部が、周方向環状に突出する配線
板当接座面部24とされており、配線板当接座面部24
の当接座面24aで、ランド18周縁部のFPC11下
面側を当接支持するように構成されているため、基板支
持ホルダー21上面側と基板12の裏面12b相互間に
空間が形成され、この空間によっても、FPC11側へ
の熱の遮断効果が有効に発揮できる。
【0027】さらに、FPC11の上面には放熱性押え
板が当接されているため、接触面からFPC11の熱が
放熱性押え板に伝導され、FPC11の放熱を図ること
ができる。このように、はんだ付着面側には遮断用の基
板支持ホルダー21、反対面側には放熱性押さえ板を配
置しているため、その間に挟持されるFPC11の加熱
を抑制し、軟化点まで昇温することがより確実に防止で
きる。よって、FPC11に対してフローはんだ付け方
法からなる全体はんだ付け方法を採用することが可能と
なる。
【0028】また、基板支持ホルダー21が金属板材に
より形成されているため、従来のように紙フェノール基
板等により形成された基板支持ホルダー1と比較して、
使用によるそり等の変形も有効に防止でき、耐久性およ
び剛性が大幅に向上でき、従って基板支持ホルダー21
自体の厚みも薄く構成でき、重量アップを有効に抑制す
ることができる。
【0029】そして、基板支持ホルダー21を薄肉の金
属板材により形成しているため、はんだ槽の噴流高さを
あまり高くしなくても有効にランド18位置にはんだが
供給でき、未はんだ状態の発生が有効に防止できる。
【0030】さらにまた、基板支持ホルダー21がチタ
ン、チタン合金、アルミ、アルミ合金、ステンレス等の
酸化皮膜を表面に形成しやすい金属もしくは金属合金か
らなるため、その表面に強固な酸化皮膜を形成してお
り、従って基板支持ホルダー21表面にはんだが付着し
難く、ランド18間のブリッジ発生も有効に防止でき
る。ここにブリッジ発生によるブリッジ部分の除去作業
も不要となり、生産性の向上が図れると共に、はんだ付
け部分の接続信頼性も向上するという利点がある。
【0031】尚、PET系FPC11の厚さが厚く、従
来のような放熱性押え板で基板支持ホルダー21側へ押
圧しなくても撓むことがなく、しかも、基板支持ホルダ
ー21によりFPC11への十分な熱的遮断を行える場
合には、放熱性押え板は必要ではなく、基板支持ホルダ
ー21のみでPET系FPC11を支持しながら全体は
んだ付け装置へと搬送すればよい。
【0032】図4は第2の実施形態を示しており、上記
第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0033】即ち、開口23の内周面はFPC11取付
面より反対側に向けて漸次幅広、即ち、漸次径大となる
テーパ状に形成された構造とされている。
【0034】従って、本実施形態の場合は、第1の実施
形態と同様の効果を奏するだけでなく、基板支持ホルダ
ー21の開口23を通じての挿通孔17やランド18に
対するはんだの案内がより円滑になされ、より効率よく
はんだ付けが行われるという利点がある。
【0035】図5は第3の実施形態を示しており、上記
第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0036】即ち、本実施形態の場合は、基板支持ホル
ダー21のFPC11に当接される側に、配線板当接座
面部24の当接座面24aと面一状に、断熱性を有する
シリコーン、紙フェノール基板、ガラスエポキシ基板等
からなる断熱材26が埋め込み状に装着された構造とさ
れている。
【0037】従って、本実施形態の場合は、第1の実施
形態と同様の効果を奏するだけでなく、基板支持ホルダ
ー21上にFPC11をセットした際に、FPC11を
平らな状態で保持でき、安定した状態ではんだ付けを行
うことができると共に、断熱材26によってFPC11
に対する熱的遮断効果もより向上するという利点があ
る。
【0038】なお、第3の実施形態においても、基板支
持ホルダー21の開口23を第2の実施形態のようにテ
ーパ状に構成してもよい。
【0039】また、上記各実施形態において、基板12
としてPETを用いたものを示しているが、PETと同
様な軟化点が略230℃以下で、通常のはんだの溶融温
度と同程度の軟化点で耐熱性がない素材を基板として用
いる場合にも、好適に用いることができる。
【0040】さらに、図6に示される如く、プリント回
路基板30の両面に電子部品31を実装する場合にも容
易に適用でき、この場合、基板支持ホルダー21には、
プリント回路基板30に既にはんだ付けされた下面側に
位置する電子部品31を覆う収納凹部21aが形成され
た構造とすればよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明のフレキシブルプ
リント配線板のはんだ付け方法およびはんだ付け用治具
によれば、はんだ付け用治具が酸化皮膜を表面に形成し
やすい金属もしくは金属合金からなる薄肉の金属板材に
より形成されてなるものであり、はんだ付け用治具の耐
久性向上および剛性向上が図れると共に未はんだ状態の
発生を有効に防止することができ、しかも表面に形成さ
れた酸化皮膜によってはんだ付け用治具に対するはんだ
の付着も有効に防止できるという利点がある。
【0042】また、はんだ付け用治具のフレキシブルプ
リント配線板に当接される側における開口の周縁部が、
周方向環状に突出する配線板当接座面部とされた構造と
すれば、はんだ付け用治具とフレキシブルプリント配線
板との相互間に空間が形成され、この空間によってフレ
キシブルプリント配線板に対する熱の遮断効果が有効に
発揮できるという利点もある。
【0043】さらに、開口の内周面が、フレキシブルプ
リント配線板と離隔する方向に対して漸次幅広となるテ
ーパ状に形成された構造とすれば、ランド側に対するは
んだの案内がより円滑になされ、未はんだ状態の発生が
有効に防止でき、より効率よくはんだ付けが行われると
いう利点がある。
【0044】また、はんだ付け用治具のフレキシブルプ
リント配線板に当接される側に、配線板当接座面部の当
接座面と面一状に断熱材が装着された構造とすれば、フ
レキシブルプリント配線板を平らな状態で保持でき、安
定した状態ではんだ付けを行うことができると共に、断
熱材によってフレキシブルプリント配線板に対する熱的
遮断効果もより向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における基板支持ホル
ダーを示す斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面矢視図である。
【図3】同組付状態の断面図である。
【図4】第2の実施形態を示す断面図である。
【図5】第3の実施形態を示す断面図である。
【図6】他の使用形態を示す断面図である。
【図7】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 FPC 12 基板 16 端子 17 挿通孔 18 ランド 21 基板支持ホルダー 23 開口 24 配線板当接座面部 24a 当接座面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟化点が230℃以下のフレキシブルプ
    リント配線板に形成されたランドに対して端子を全体は
    んだ付け方法によりはんだ付けする際に、はんだ付け用
    治具に前記ランドおよび端子が覗く開口を形成し、該開
    口部分に前記ランドおよび端子が位置するように前記は
    んだ付け用治具を前記配線板のはんだ付着面側に当接さ
    せ、この当接状態で全体はんだ付け方法によるはんだ付
    けを行うフレキシブルプリント配線板のはんだ付け方法
    において、 前記はんだ付け用治具として、酸化皮膜を表面に形成し
    やすい金属もしくは金属合金によって形成された薄肉の
    金属板材からなるはんだ付け用治具を使用することを特
    徴とするフレキシブルプリント配線板のはんだ付け方
    法。
  2. 【請求項2】 軟化点が230℃以下のフレキシブルプ
    リント配線板に形成されたランドに対して端子を全体は
    んだ付け方法によりはんだ付けする際に、前記ランドお
    よび端子が覗く開口が形成されると共に該開口部分に前
    記ランドおよび端子が位置するように前記配線板のはん
    だ付着面側に当接され、この当接状態で全体はんだ付け
    方法によるはんだ付けが行われるフレキシブルプリント
    配線板のはんだ付け用治具において、 前記はんだ付け用治具が、酸化皮膜を表面に形成しやす
    い金属もしくは金属合金からなる薄肉の金属板材により
    形成されてなることを特徴とするフレキシブルプリント
    配線板のはんだ付け用治具。
  3. 【請求項3】 前記はんだ付け用治具の前記配線板に当
    接される側における前記開口の周縁部が、周方向環状に
    突出する配線板当接座面部とされたことを特徴とする請
    求項2記載のフレキシブルプリント配線板のはんだ付け
    用治具。
  4. 【請求項4】 前記開口の内周面が、前記配線板と離隔
    する方向に対して漸次幅広となるテーパ状に形成された
    ことを特徴とする請求項3記載のフレキシブルプリント
    配線板のはんだ付け用治具。
  5. 【請求項5】 前記はんだ付け用治具の前記配線板に当
    接される側に、前記配線板当接座面部の当接座面と面一
    状に断熱材が装着されたことを特徴とする請求項3また
    は4記載のフレキシブルプリント配線板のはんだ付け用
    治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002022987A (ja) * 2000-07-10 2002-01-23 Toppan Printing Co Ltd 光配線基板および製造方法

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JP4691758B2 (ja) * 2000-07-10 2011-06-01 凸版印刷株式会社 光配線基板および製造方法

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