JPH10276000A - 搬送キャリア - Google Patents

搬送キャリア

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JPH10276000A
JPH10276000A JP9079340A JP7934097A JPH10276000A JP H10276000 A JPH10276000 A JP H10276000A JP 9079340 A JP9079340 A JP 9079340A JP 7934097 A JP7934097 A JP 7934097A JP H10276000 A JPH10276000 A JP H10276000A
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JP
Japan
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fpc
carrier
transport carrier
smt
component
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JP9079340A
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Yoshiyuki Mizumo
義之 水藻
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/189Printed circuits structurally associated with non-printed electric components characterised by the use of a flexible or folded printed circuit
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0097Processing two or more printed circuits simultaneously, e.g. made from a common substrate, or temporarily stacked circuit boards
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3415Surface mounted components on both sides of the substrate or combined with lead-in-hole components

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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、どのような形状のFPCでも搭載
することができ、且つその両表面にSMT部品を高密度
に実装できる搬送キャリアを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 両面実装用のフレキシブルプリント基板
に表面実装部品を実装する際に、そのフレキシブルプリ
ント基板を支持する搬送キャリアにおいて、一方の面に
表面実装部品が実装されたフレキシブルプリント基板
を、そのフレキシブルプリント基板の他方の面を上にし
て支持する際に、前記一方の面に実装されている表面実
装部品を受け入れる開口部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルプリ
ント基板(以下、FPCとする。)に電子デバイスなどの
表面実装部品(以下、SMT部品とする。)を実装する
際、FPCを支持するための搬送キャリアに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】以下、従来技術の搬送キャリアについて
説明する。図12の(イ)は従来技術における搬送キャリ
ア21の上面図であり、(ロ)はその側面図である。搬送
キャリア21はステンレスやアルミニウムから成る平板
で、その厚さは約1〜2mmである。
【0003】搬送キャリア21の横長方向の一側端部に
は、その辺縁に沿って複数の送り穴2が形成されてい
る。FPCを載置した搬送キャリア21は、SMT部品
を実装するために各工程のステージへ順次ベルトで搬送
されるが、各ステージの装置にはピンが設けられてお
り、前記送り穴2と該ピンとを嵌合して装置に対する搬
送キャリア21の位置決めを行う。そして、FPCは搬
送キャリア21に載置したままで作業が行われる。ま
た、図12中の3は載置したFPCを搬送キャリア21
に対して位置固定するための位置決めピンであり、点線
部25はFPCの載置位置を示している。
【0004】図13(イ)は搬送キャリア21に載置する
FPC・25の上面図であり、(ロ)はその側面図であ
る。該FPC・25は、樹脂フィルムの両面に導電体が
形成された両面FPC・25a(厚さ約0.25mm)2枚
を、片面FPC・25bでつないだものである。
【0005】両面FPC・25aには、それぞれ位置決
め穴6が2つずつ形成されている。この4つの位置決め
穴6のうち、図13(イ)中の右上隅と左下隅の位置決め
穴6が搬送キャリア21の位置決めピン3に嵌合して、
搬送キャリア21に対するFPC・25の位置固定をす
る構成となっている。図12(イ)にはFPC・25の載
置位置を1カ所のみ示しているが、実際この搬送キャリ
ア21には図12中の点線部15と同様にして、全部で
4つのFPC・25を載置することができる。
【0006】上記搬送キャリア21を用いて、FPC・
25の両面にSMT部品を実装する工程は次の通りであ
る。即ち、搬送キャリア21に載置されたFPC・25
の上面に、まずクリームハンダをスクリーン印刷する。
このハンダ印刷は、SMT部品を高密度に実装するのに
は好適なハンダ付け方法である。
【0007】FPC・25は薄くて屈曲自在であるが、
搬送キャリア21に支持されていることから、ハンダ印
刷の際、上から押圧されても平面状態を保持できるの
で、ハンダ印刷を確実に行うことができる。そして、F
PC・25上のハンダ印刷された部分にSMT部品を取
り付け、リフロー工程を行う。リフロー工程によって、
SMT部品はFPC・25に接続される。
【0008】次に、FPC・25を反転させてSMT部
品が実装した面を下側にし、上方を向いた面にSMT部
品を実装する。このとき、下方を向いた面には先にSM
T部品が実装されていることから、搬送キャリア21を
その周囲で支持しないとSMT部品が破損するおそれが
ある。しかし、それではFPC・25の平面状態を保持
できず、ハンダ印刷を行うことは困難となるので、手ハ
ンダでSMT部品を実装しなければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】カメラなどの電子機器
が小型化するのに伴って、それらに搭載されるプリント
基板は小型で、且つ電子デバイスなどを高密度に実装し
ているものが好ましい。このため、FPCのように自在
に屈曲できる配回しを有し、さらにハード基板のように
両面に電子デバイスなどを高密度に実装できるプリント
基板が必要となっている。
【0010】しかしながら、上記搬送キャリア21を用
いてFPCの両面にSMT部品を実装した場合、先にS
MT部品を実装する面にはハンダ印刷を用いて高密度に
実装できるが、他方の面には手ハンダで実装しなければ
ならず、SMT部品の密度はハンダ印刷に比べて低下す
る。
【0011】また、通常搬送キャリアは、載置するFP
CのSMT部品を実装位置に合わせて作成しているの
で、異なったFPC同士では用いる搬送キャリアも異な
ったものとなる。故に、搬送キャリア作成のコストがか
かり、また搬送キャリアの管理も繁雑となる。
【0012】本発明は上記課題を鑑みて、どのような形
状のFPCでも載置することができ、且つその両面にS
MT部品を高密度に実装できる搬送キャリアを提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の搬送キャリアは、両面実装用のフレキシ
ブルプリント基板に表面実装部品を実装する際に、その
フレキシブルプリント基板を支持する搬送キャリアにお
いて、一方の面に表面実装部品が実装されたフレキシブ
ルプリント基板を、そのフレキシブルプリント基板の他
方の面を上にして支持する際に、前記一方の面に実装さ
れている表面実装部品を受け入れる開口部を設けたもの
である。
【0014】上記フレキシブルプリント基板の一方の面
に表面実装部品を実装した後、そのフレキシブルプリン
ト基板の他方の面に他の表面実装部品を実装するため
に、フレキシブルプリント基板を反転して搬送キャリア
に載置する。このとき、実装済みの表面実装部品が搬送
キャリアに設けられた開口部に入り込むので、フレキシ
ブルプリント基板の前記一方の面は搬送キャリア表面に
密着して支持される。従って、フレキシブルプリント基
板の平面状態が保持され、その表面にハンダ印刷を行う
ことができる。
【0015】請求項2の搬送キャリアは、請求項1に記
載の搬送キャリアにおいて、複数のフレキシブルプリン
ト基板を支持できるように、前記開口部が複数形成され
たものである。これによって、1枚の搬送キャリアに複
数のフレキシブルプリント基板を載置することができ
る。
【0016】請求項3の搬送キャリアは、請求項1及び
請求項2に記載の搬送キャリアにおいて、その厚さが前
記表面実装部品の厚さよりも厚いものである。これによ
って、フレキシブルプリント基板を反転し、先に表面実
装部品を実装した面を下側にして搬送キャリアに載置し
た際、前記表面実装部品が搬送キャリアの開口部内に収
納され、搬送キャリアの底面から突出することはない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態につ
いて図面と共に説明する。図1の(イ)は第1実施形態の
搬送キャリア1の上面図であり、(ロ)はその側面図であ
る。搬送キャリア1は熱による変形が少ない金属から成
る平板で、その厚さは1乃至3mmである。本実施形態で
は搬送キャリア1の厚さを1乃至3mmとしたが、各ステ
ージの工程に耐え得る強度を備えていればよい。
【0018】搬送キャリア1の横長方向の一側端部に
は、その辺縁に沿って複数の送り穴2が形成されてい
る。FPCを載置した搬送キャリア1は、SMT部品を
実装するために各工程のステージへ順次ベルトで搬送さ
れるが、各ステージの装置にはピンが設けられており、
前記送り穴2と該ピンとを嵌合して装置に対する搬送キ
ャリア1の位置決めを行う。そして、FPCは搬送キャ
リア1に載置したままで作業が行われる。
【0019】また、図1中の3は載置したFPCを搬送
キャリア1に対して位置固定するための位置決めピンで
あり、4は搬送キャリアを貫通した方形状の開口部であ
る。本実施形態では4を開口部としているが、これを凹
状としても同様の効果を得ることができる。
【0020】次に、上記搬送キャリア1に載置されるF
PCについて説明する。図2の(イ)はFPC・5の上面
図であり、(ロ)はその側面図である。該FPC・5は、
2枚の両面FPC・5aを片面FPC・5bでつないだも
ので、両面FPC・5aにはそれぞれ位置決め穴6が2
つずつ形成されている。両面FPC・5aは、樹脂フィ
ルム(厚さ25〜35μm)と導電体となる銅箔(厚さ
18〜35μm)から成る片面FPCを、剛性の高い接
着剤で貼り合わせたものである。
【0021】該FPC・5はその厚さが約0.4mmで、従
来技術で述べたFPC・25(図13参照)よりも剛性
が高い。ここでは、片面FPC同士を接着して両面FP
C・5aの剛性を向上させたが、この他にも例えば、通
常のFPCの樹脂フィルム又は銅箔を厚くしてその剛性
を向上させることもできる。
【0022】該FPC・5を上記搬送キャリア1に載置
する。図3は、搬送キャリア1にFPC・5を載置した
ところを上方から見た図である。図3に示すように、両
面FPC・5aと搬送キャリア1の開口部4が一対とな
るようFPC・5が載置される。このとき、図2(イ)中
におけるFPC・5の右上隅と左下隅の位置決め穴6
に、搬送キャリア1の位置決めピン3が嵌合して、FP
C・5を位置固定している。
【0023】点線部4はFPC・5の下に位置する開口
部である。尚、後述するハンダ印刷の工程でFPC・5
の表面にマスクを取り付けるため、搬送キャリア1の位
置決めピン3は、FPC・5の位置決め穴6に嵌合した
とき、FPC・5よりも僅かに突出した構成となってい
る。
【0024】上記FPC・5の両面にSMT部品を実装
する工程について説明する。まず、搬送キャリア1に載
置されたFPC・5にクリームハンダをスクリーン印刷
する。図4は、FPC・5にクリームハンダ9をスクリ
ーン印刷しているところを示した断面図である。
【0025】マスク7は搬送キャリア1上の4個のFP
C・5を全て覆うように重ねられる金属板で、クリーム
ハンダ9を印刷する部分に開口部が形成されている。ま
た、搬送キャリア1上の位置決めピン3に対応する位置
決め穴も設けられており、これらを嵌合することでFP
C・5に対するマスク7の位置固定がされる。
【0026】FPC・5上に重ねたマスク7の表面にク
リームハンダ9を置き、スキージ8でマスク7の表面を
一定の押圧力で掻いて、マスク7の開口部にクリームハ
ンダ9を埋め込む。マスク7の全ての開口部にクリーム
ハンダ9を埋め込んだ後、マスク7を取り外すと、FP
C・5の表面には所望のハンダ付けがなされている。
【0027】このとき、FPC・5は搬送キャリア1と
接している部分、つまり開口部4の周辺部分で支えられ
ながら、上からスキージ8によって力を受けているが、
ここで用いるFPC・5の両面FPC・5aは、通常の両
面FPCよりも剛性の高いことから、上から力を受けて
も反ることなどなく平面状態を保持するので、確実にハ
ンダ印刷を行うことができる。尚、剛性の低いFPCの
場合は、後工程でこのハンダ印刷した部分に取り付ける
SMT部品の大きさと、ほぼ同じ大きさの開口部を形成
すれば、FPCのたわむ面積も減り、ハンダ印刷を良好
に行うことができる。
【0028】FPC・5の表面のハンダ付けがなされた
部分に、電子デバイスなどのSMT部品を取り付ける。
図5はSMT部品10が取り付けられたFPC・5を上
方から見た図であり、図6はそれを下方から見た図であ
る。図5中の点線部4はFPC・5の下に位置する搬送
キャリア1の開口部を示しており、図6中の点線部5は
開口部4の上に位置するFPCを示している。図5及び
図6に示すように、SMT部品10はいずれも、FPC
・5を搬送キャリア1に載置した際、開口部4の範囲内
に収まるよう取り付けられている。
【0029】この状態で搬送キャリア1ごとリフロー炉
に送られ、リフロー工程が行われる。リフロー工程とは
即ち、リフロー炉において加熱することでクリームハン
ダを溶解し、その後ハンダを固化してFPC・5とSM
T部品10とを接続することである。
【0030】次に、FPC・5を全て反転させてSMT
部品10を実装した面を下側にし、再び搬送キャリア1
に載置する。このとき、先の工程と同様FPC・5の位
置決め穴6と搬送キャリア1の位置決めピン1とを嵌合
させて、搬送キャリア1に対するFPC・5の位置固定
を行う。図7はこのときの搬送キャリア1を上方から見
た図であり、図8はその断面図である。
【0031】予めSMT部品10は開口部4の範囲内に
収まるよう取り付けられているので、図7及び図8に示
すように、実装済みのSMT部品10は搬送キャリア1
の開口部4に全て入り込む。従って、FPC・5のSM
T部品10が実装された面は、搬送キャリア1の表面に
密着して支持されるので、FPC・5の平面状態が保持
される。
【0032】また、本実施形態の搬送キャリア1は、そ
の厚さをSMT部品10の厚さより厚くしているので、
SMT部品10は搬送キャリア1の底面より突出するこ
とはない。尚、搬送キャリアが薄くてSMT部品が突出
した場合は、搬送キャリアの周囲を保持して搬送キャリ
アを浮かせる取り付け台などを使用すればよい。
【0033】反転して上方を向いたFPC・5のSMT
部品未実装の面に、クリームハンダのスクリーン印刷を
行う。その方法は先に実装したSMT部品10の場合と
同様で、所望の位置に開口部が形成されたマスクをFP
C・5上に重ね、スキージでクリームハンダを該開口部
に埋め込む。そして、ハンダ付けがされた部分にSMT
部品10′(図9参照)を取り付け、リフロー工程を行
うことでFPC・5とSMT部品10′とを接続する。
【0034】尚、このリフロー工程において、FPC・
5の下方に位置する先に実装したSMT部品10を取り
付けたハンダが溶融することがあっても、SMT部品1
0はハンダの表面張力により保持されるため、SMT部
品10が脱落することはない。図9は上記の実装方法に
より、両面にSMT部品10,10′が実装されたFP
C・5の側面図である。
【0035】以上説明したように、第1実施形態の搬送
キャリア1を用いることで、FPC・5の両面にハンダ
印刷によってSMT部品10,10′を実装することが
できる。従って、本実施形態の搬送キャリア1を用いて
得られたFPCは、両面に高密度にSMT部品を実装し
たものとなる。尚、ここではSMT部品10,10′を
実装するのにハンダ印刷を用いたが、SMT部品を高密
度に実装できる方法であれば、例えば導電接着剤などを
用いてもよい。
【0036】次に、第1実施形態の搬送キャリア1を用
いて、上記FPC・5とは異なった形状のFPCを載置
した場合について説明する。図10は上記搬送キャリア
1に、上記FPC・5と共にFPC・5′を載置したとこ
ろを上方から見た図である。該FPC・5′はFPC・5
の両面FPC・5aと同じで、樹脂フィルムと導電体と
なる銅箔から成る片面FPCを、剛性の高い接着剤で貼
り合わせたものである。また、四方の隅に位置決め穴6
が形成されており、図中右上隅と左下隅の位置決め穴で
搬送キャリア1の位置決めピン3と嵌合している。尚、
点線部4はFPC・5,5′の下に位置する搬送キャリア
1の開口部である。
【0037】該FPC・5′及びFPC・5の両面にSM
T部品を実装する工程は、上述したFPC・5の実装方
法と同様である。まず、図10のように搬送キャリア1
に載置されたFPC・5,5′上にクリームハンダをスク
リーン印刷し、SMT部品を取り付けてリフロー工程を
行う。次に、FPC・5,5′を全て反転させてSMT部
品を実装した面を下側にし、再び搬送キャリア1に載置
する。このとき、FPC・5の位置決め穴6と搬送キャ
リア1の位置決めピン1とを嵌合させて、搬送キャリア
1に対するFPC・5の位置固定を行う。
【0038】ここでも、FPC・5,5′に実装されたS
MT部品は開口部4の範囲内に収まるよう取り付けられ
ているので、そのSMT部品は搬送キャリア1の開口部
4に全て入り込む。従って、FPC・5,5′のSMT部
品が実装された面は、搬送キャリア1の表面に密着して
支持されるので、FPC・5,5′の平面状態が保持され
る。この後、FPC・5,5′のSMT部品未実装の面に
ハンダ印刷、SMT部品の取り付け、及びリフロー工程
が施される。
【0039】以上説明したように、FPCがハンダ印刷
の際に平面状態を保持できるだけの剛性を有し、且つS
MT部品を実装してた面を下にしてFPCを搬送キャリ
アに載置した際に、搬送キャリアの開口部4に収納され
るようSMT部品の実装位置を設計すれば、どのような
形状のFPCであっても、本実施形態の搬送キャリアを
用いて両面に高密度にSMT部品を実装することができ
る。
【0040】次に、本発明に係る第2実施形態の搬送キ
ャリアについて説明する。図11は第2実施形態の搬送
キャリア11の上面に、FPC・15を載置したところ
を上方から見た図である。本実施形態の搬送キャリア1
1は、位置決めピン3が2本のみ設けられたもので、そ
の他の構成は第1実施形態の搬送キャリア1とほぼ同じ
である。該搬送キャリア11を横長方向に置いたとき、
位置決めピン3は右上隅の開口部4aの右上角と、左下
隅の開口部4bの左下角との付近にそれぞれ設けられて
いる。尚、図中点線部4,4a,4bはFPC・15の下
に位置する開口部である。
【0041】このような搬送キャリア11に載置される
FPC・15は、上記FPC・5やFPC・5′と同じ両
面FPCから成り、樹脂フィルムと導電体となる銅箔か
ら成る片面FPCを、剛性の高い接着剤で貼り合わせた
ものである。また、位置決め穴は四方の隅に設けられて
おり、図中の右上隅と左下隅の2カ所で搬送キャリア1
1の位置決めピン3と嵌合している。
【0042】該FPC・15の両面にSMT部品を実装
する工程は、上述したFPC・5の実装方法と同様であ
る。まず、図11のように搬送キャリア11に載置され
たFPC・15上にクリームハンダをスクリーン印刷
し、SMT部品を取り付けてリフロー工程を行う。次
に、FPC・15を全て反転させてSMT部品を実装し
た面を下側にし、再び搬送キャリア11に載置する。こ
のとき、FPC・15の位置決め穴と搬送キャリア11
の位置決めピン3とを嵌合させて、搬送キャリア11に
対するFPC・15の位置固定を行う。
【0043】ここでも、FPC・15に実装されたSM
T部品は開口部4の範囲内に収まるよう取り付けられて
いるので、そのSMT部品は搬送キャリア11の開口部
4に全て入り込む。従って、FPC・15のSMT部品
が実装された面は、搬送キャリア11の表面に密着して
支持されるので、FPC・15の平面状態が保持され
る。この後、FPC・15のSMT部品未実装の面にハ
ンダ印刷、SMT部品の取り付け、及びリフロー工程が
施される。
【0044】従って、1つのFPCに対して搬送キャリ
アの複数の開口部を用いてSMT部品を実装すれば、ど
のような形状のFPCでもその両面に高密度にSMT部
品を実装することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の搬送キャ
リアを用いると、FPCの両面にハンダ印刷でSMT部
品を実装することができる。故に、本実施形態の搬送キ
ャリア1を用いて得られたSMT部品実装済みのFPC
は、従来技術の搬送キャリアを用いて得られるものより
も、高密度にSMT部品が実装されたものとなる。
【0046】また、搬送キャリアの開口部は複数設けら
れていることから、予めSMT部品の実装位置を考慮し
ておけば、FPCの形状がどのようなものであっても該
搬送キャリアでハンダ印刷を行うことができる。故に、
プリント基板ごとに搬送キャリアを作成する必要はない
ので、コストを抑えることができ、且つ管理の合理化を
図ることができる。
【0047】また、搬送キャリアの厚さをSMT部品の
厚さよりも厚くすることによって、FPCのSMT部品
実装済みの面を下側に向けて、FPCを搬送キャリアに
載置した際、搬送キャリアの開口部に収納されたSMT
部品はFPCから突出することはない。従って、搬送キ
ャリアは安定するので、そのままハンダ印刷を行うこと
ができ、搬送キャリアを安定させるために搬送キャリア
の周囲を保持する取り付け台を設けるなどの必要はな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (イ)は本発明に係る第1実施形態の搬送キャ
リアの上面図であり、(ロ)はその側面図である。
【図2】 (イ)は第1実施形態の搬送キャリアに載置さ
れるFPCの上面図であり、(ロ)はその側面図である。
【図3】 第1実施形態の搬送キャリアにFPCを載置
したところを上方から見た図である。
【図4】 第1実施形態の搬送キャリアに載置したFP
Cに、ハンダ印刷を施しているところを示した断面図で
ある。
【図5】 第1実施形態の搬送キャリアに載置したFP
C上に、SMT部品を実装したところを上方から見た図
である。
【図6】 図5における搬送キャリアを下方から見た図
である。
【図7】 第1実施形態の搬送キャリアにFPCを反転
させて載置しなおしたところを上方から見た図である。
【図8】 図7における搬送キャリアの一部断面図であ
る。
【図9】 第1実施形態の搬送キャリアを用いて得られ
たFPCの側面図である。
【図10】 第1実施形態の搬送キャリアに、互いに異
なる形状のFPCを載置したところを上方から見た図で
ある。
【図11】 第2実施形態の搬送キャリアにFPCを載
置したところを上方から見た図である。
【図12】 (イ)は従来技術における搬送キャリアの上
面図であり、(ロ)はその側面図である。
【図13】 (イ)は従来技術の搬送キャリアに載置され
るFPCの上面図であり、(ロ)はその側面図である。
【符号の説明】
1 搬送キャリア 2 送り穴 3 位置決めピン 4 開口部 5 FPC 5a 両面FPC 5b 片面FPC 6 位置決め穴 7 マスク 8 スキージ 9 クリームハンダ 10 SMT部品 11 搬送キャリア 15 FPC 21 搬送キャリア 25 FPC

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面実装用のフレキシブルプリント基板
    に表面実装部品を実装する際に、そのフレキシブルプリ
    ント基板を支持する搬送キャリアにおいて、 一方の面に表面実装部品が実装されたフレキシブルプリ
    ント基板を、そのフレキシブルプリント基板の他方の面
    を上にして支持する際に、前記一方の面に実装されてい
    る表面実装部品を受け入れる開口部を設けたことを特徴
    とする搬送キャリア。
  2. 【請求項2】 複数のフレキシブルプリント基板を支持
    できるように、前記開口部が複数形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の搬送キャリア。
  3. 【請求項3】 前記搬送キャリアの厚さは、前記表面実
    装部品の厚さよりも厚いことを特徴とする請求項1及び
    請求項2に記載の搬送キャリア。
JP9079340A 1997-03-31 1997-03-31 搬送キャリア Pending JPH10276000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9079340A JPH10276000A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 搬送キャリア

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