JPH11154690A - 導電性ボールの移載装置および移載方法 - Google Patents

導電性ボールの移載装置および移載方法

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JPH11154690A
JPH11154690A JP9320942A JP32094297A JPH11154690A JP H11154690 A JPH11154690 A JP H11154690A JP 9320942 A JP9320942 A JP 9320942A JP 32094297 A JP32094297 A JP 32094297A JP H11154690 A JPH11154690 A JP H11154690A
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conductive
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ball
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電性ボールのピックアップミスやプレース
ミスを確実に検知し、導電性ボールをワークの電極上に
正しく移載することができる導電性ボールの移載装置お
よび移載方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 下面に複数の吸着孔が形成された吸着ヘ
ッド31によりボール供給部10の導電性ボール2をワ
ーク9に移載する導電性ボールの移載装置において、吸
着ヘッド31の下面に付着した導電性ボール2の有無
を、投光部と受光部より成る遮光型の光センサ43によ
って検査する検査部40を備え、この光センサ43の受
光部に投光部からの光を受光する範囲を調整する受光範
囲調整手段としてのスリット板を備えた。これにより、
受光部の受光量を検出対象の導電性ボール2の径に適合
したものとすることができ、小径の導電性ボールであっ
ても精度よく検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性ボールをワ
ークに移載する導電性ボールの移載装置および移載方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フリップチップやBGA(Ball G
rid Array)などのバンプ付きの電子部品を製
造する方法として、半田ボールなどの導電性ボールを用
いる方法が知られている。また導電性ボールをチップや
基板などのワークに移載する方法として、吸着ヘッドを
用いる方法が広く実施されている。
【0003】この方法は、容器などに貯溜された導電性
ボールを、吸着ヘッドの下面に多数形成された吸着孔に
真空吸着してピックアップし、吸着ヘッドをワークの上
方に移動させてこれらの導電性ボールをワークの電極上
に移載するものであり、多数の導電性ボールを一括して
ワークに移載できるので作業性がよいという利点があ
る。
【0004】ところが、吸着ヘッドを用いて導電性ボー
ルをワークに移載する方法では、導電性ボールを真空吸
着する際に、以下に説明するようなピックアップミスや
プレースミスが発生しやすい。すなわち、吸着ヘッドに
導電性ボールを真空吸着させるに際しては、多数の導電
性ボールが積層して貯溜された導電性ボールの供給部内
に吸着ヘッドを下降させるが、このときに吸着ヘッドの
各吸着孔に対して1つの導電性ボールが確実に真空吸着
されるとは限らない。例えば、1つの吸着孔に複数の導
電性ボールが真空吸着され、吸着ヘッドの下面に多数個
の導電性ボールが連なって付着する場合や、吸着孔以外
の位置に導電性ボールが付着したままで吸着ヘッドが上
昇することもある。
【0005】また、吸着ヘッドをワークの上に下降さ
せ、導電性ボールをワークに移載するために真空吸着を
解除する際にも、すべての導電性ボールが吸着孔から完
全に離脱するとは限らず、吸着ヘッドを上昇させた後に
も吸着ヘッドの下面に導電性ボールが付着したままで残
留していることがある。
【0006】このように余分に吸着された導電性ボール
や、ワークへの移載後もなお残留して吸着ヘッドの下面
に付着している導電性ボールを検出する方法として、レ
ーザ光などを利用した光センサを用いる方法が知られて
いる。この方法は、光センサの投光部から発射された光
を受光部によって受け、光の経路上に導電性ボールが存
在している場合には光が遮光されて受光量が変化するこ
とを利用して導電性ボールの有無を検出するものであ
る。光の種類としては、指向性の良いレーザ光が用いら
れ、投光部からある大きさを有する円形のスポット光と
して発射される。そして受光部がレーザ光を受光する範
囲も、このスポットの径に対応した大きさとなってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、導電性
ボールの小径化にともない、検出対象である導電性ボー
ルの大きさが、検出手段であるレーザセンサの受光部の
大きさよりも小さくなったことにより、以下に説明する
ような問題が生じている。図7(a),(b)は従来の
導電性ボールの移載装置の吸着ヘッドの部分拡大図であ
り、図7(a)は吸着ヘッド1が導電性ボールの供給部
より導電性ボール2をピックアップした後の状態を、図
7(b)はワークに導線性ボール2を移載した後に、吸
着ヘッド1が上昇した状態をそれぞれ示している。図7
(a)において、吸着ヘッド1の下面には導電性ボール
2が余分に付着している。このような状態で、余分に付
着した導電性ボール2、あるいは移載後に残留している
導電性ボール2の有無を検出するため、吸着ヘッド1を
レーザセンサを備えた検査部に対して下降させる。図7
(a),(b)に示す破線の円3はレーザセンサの受光
部が受光するレーザ光のスポット径であり、実線で示す
導電性ボール2の径よりはるかに大きいものとなってい
る。
【0008】図7(a)に示すように、吸着ヘッド1の
下面に余分な導電性ボール2が1個付着していても、こ
の余分な導電性ボール2によって遮光される光の量が受
光部が受光する光量全体に対して占める割合は小さく、
従って余分な導電性ボール2がある場合と正常な場合の
間で受光量において明瞭な差がないため、導電性ボール
2の検出精度は低い。
【0009】また、図7(b)に示す例では、(1)と
(2)を対比すれば受光量に明らかに差があり、この2
つの場合を判別することは可能であるが、(2)と
(3)を対比した場合には受光量は等しく、この2つの
場合を判別することができない。したがって(3)の場
合には残留した導電性ボール2があるにも拘わらず、
(2)と同様の状態と判断され導電性ボール2は検出す
ることができない。
【0010】上述の問題点は、レーザ光のスポット径が
検出対象の導電性ボール径よりも大きいことに起因して
いる。しかし、光センサのレーザ光のスポット径を更に
小さくすることは技術的に困難であり、スポット径の小
さな光センサほど光量を安定的に調整することが難しい
など、レーザ光のスポット径を小さくすることで上記問
題点に対応することは非常に困難である。
【0011】このように、光センサを導電性ボールの検
出用の検査部に用いた従来の導電性ボールの移載装置で
は、吸着ヘッドの下面に導電性ボールが余分に付着する
ピックアップミスや、移載後にもなお吸着ヘッドの下面
に導電性ボールが残留するプレースミスを確実に検知で
きないという問題点があった。
【0012】そこで本発明は、導電性ボールのピックア
ップミスやプレースミスを確実に検知し、導電性ボール
をワークの電極上に正しく移載することができる導電性
ボールの移載装置および移載方法を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の導電性ボ
ールの移載装置は、下面に導電性ボールを吸着する複数
の吸着孔が形成された吸着ヘッドと、導電性ボールを供
給するボール供給部と、ワークを位置決めする位置決め
部と、前記吸着ヘッドを上下動させる上下動手段と、前
記吸着ヘッドをボール供給部と位置決め部の間を移動さ
せる移動手段と、前記吸着ヘッドの下面に付着した導電
性ボールの有無を、投光部と受光部より成る遮光型の光
センサによって検査する検査部を備え、この光センサの
受光部に投光部からの光を受光する範囲を調整する受光
範囲調整手段を備えた。
【0014】請求項2記載の導電性ボールの移載装置
は、請求項1記載の導電性ボールの移載装置であって、
前記受光範囲調整手段が、前記受光部の前面に設けられ
たスリット板であるようにした。
【0015】請求項3記載の導電性ボールの移載方法
は、下面に導電性ボールを吸着する複数の吸着孔が形成
された吸着ヘッドによりボール供給部の導電性ボールを
ワークに移載する導電性ボールの移載方法であって、前
記吸着ヘッドの下面に付着した導電性ボールの有無を検
査する検査部に対するこの吸着ヘッドの相対的な高さを
調整する高さ調整の工程と、この検査部に設けられ受光
部に投光部からの光を受光する範囲を調整する受光範囲
調整手段を備えた遮光型の光センサに対して前記吸着ヘ
ッドを相対的に水平移動させて前記吸着ヘッドの下面に
余分に付着した導電性ボールおよびまたは導電性ボール
の移載後に前記吸着ヘッドの下面に残留して付着してい
る導電性ボールの有無を検査する工程とを含む。
【0016】上記構成の本発明によれば、吸着ヘッドの
下面に付着した導電性ボールの有無を、投光部と受光部
より成る遮光型の光センサによって検査する検査部を備
え、この光センサの受光部に投光部からの光を受光する
範囲を調整する受光範囲調整手段を備えることにより、
小径の導電性ボールであってもピックアップミスやプレ
ースミスを確実に検知することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の導電
性ボールの移載装置の正面図、図2は同導電性ボールの
移載装置の検査部の断面図、図3は同導電性ボールの移
載装置の光センサの斜視図、図4(a),(b)は同導
電性ボールの移載装置の吸着ヘッドの部分拡大図、図5
は同導電性ボールの移載装置のボール供給部の部分断面
図、図6は同導電性ボールの移載装置の位置決めテーブ
ルの部分正面図である。
【0018】まず、図1を参照して導電性ボールの移載
装置の全体構造を説明する。図1において、基台4上に
は位置決めテーブル5が設けられている。位置決めテー
ブル5はYテーブル6、Xテーブル7から構成される。
Xテーブル7上にはホルダ8が設けられており、ホルダ
8はワーク9を保持する。したがって位置決めテーブル
5を駆動することにより、ワーク9が所定位置に位置決
めされる。
【0019】また基台4上の位置決めテーブル5の反対
側の端部には、導電性ボール2のボール供給部10が配
設されている。ボール供給部10はボール槽11より成
り、ボール槽11の内部には複数層のメッシュプレート
12が水平に展張されている。メッシュプレート12は
導電性ボール2が通過できない大きさの開孔を無数に設
けたものである。最上層のメッシュプレート12上には
導電性ボール2が貯溜される。ボール槽11の底部には
ノズル14が配設されており、ノズル14はガス供給源
(図外)に接続されている。ノズル14にガスを供給す
ることにより、ノズル14から上方に吹き出されたガス
はメッシュプレート12の開孔を通過して導電性ボール
2の層に吹き込まれ、導電性ボール2を流動化させる。
【0020】次に導電性ボール2を移載する吸着ヘッド
31について説明する。図1に示す20は、吸着ヘッド
31をボール供給部10と位置決めテープル5との間を
移動させる移動手段である。吸着ヘッド31は、ブロッ
ク30に保持されており、吸着ヘッド31の下面には複
数の吸着孔31aが設けられている。ブロック30はブ
ラケット24の前面に設けられた垂直なガイドレール2
5に上下動自在に装着されている。ブロック30には、
ナット28が一体的に設けられており、ナット28には
垂直の送りねじ26が螺合している。したがってZ軸モ
ータ27が正逆駆動して送りねじ26が正逆回転する
と、吸着ヘッド31はガイドレール25に案内されて上
下動する。したがって、Z軸モータ27および送りねじ
26は吸着ヘッド31を上下させる上下動手段となって
いる。
【0021】ブラケット24の背面に設けられたナット
(図示せず)は、水平な送りねじ22に螺合している。
21は送りねじ22の保持テーブルである。したがって
X軸モータ23が正逆回転すると、送りねじ22は正逆
回転し、ブラケット24に保持された吸着ヘッド31は
位置決めテーブル5とボール供給部10の間を水平移動
する。
【0022】図1において、基台1上のボール供給部1
0の側方には、検査部40が配設されている。検査部4
0は、吸着ヘッド31の下面に余分に吸着された導電性
ボール2の有無を検査する。以下、図2を参照して検査
部40について説明する。図2において、基台41上に
はセンサ取り付け用のブラケット42が固着されてい
る。ブラケット42は2つの先端部が立設された形状と
なっており、それぞれの先端部には、光センサの投光部
43aと、受光部43bが装着されている。受光部43
bの前面には、受光範囲調節手段としてのスリット板4
4が装着されている。投光部43aから発射されたレー
ザ光(光軸aで示す)をスリット板44を介して受光部
43bで受光し、その受光強度を測定することにより光
軸a上の導電性ボール2の有無やを検出することができ
る。
【0023】次に、図3を参照して受光部43bの表面
に装着されるスリット板44について説明する。図3に
示すように、受光部43bの前面の受光素子を覆うよう
にして、受光範囲調整手段であるスリット板44が装着
される。スリット板44には、縦方向にスリット44a
が設けられている。スリット44aの幅はレーザ光のス
ポット径よりも小さいものとなっており、導電性ボール
2の径とほぼ等しく設定されている。
【0024】以下、スリット板44による受光範囲調整
について図4を参照して説明する。図4(a),(b)
は、スリット板44を装着した状態で導電性ボール2が
光軸a上のある場合の、スリット44aと導電性ボール
2およびスポット径の位置関係を示したものであり、そ
れぞれ前述の図7(a),(b)に示す導電性ボール2
の付着態様と対応している。
【0025】図4(a)に示すように、スリット板44
を装着することにより、投光部43aから発射されるレ
ーザ光のスポット3のうち、受光部43bが受光するレ
ーザ光の範囲はスリット44aによって調整され、導電
性ボール2の径に対応した幅部分のみのレーザ光が受光
部43bに受光される。したがって、導電性ボール2が
光軸a上に存在する場合と存在しない場合の受光量の差
は明瞭となり、導電性ボール2を確実に検出することが
できる。また、図4(b)に示す例においては、スリッ
ト44aによって受光範囲が制限されているため(1)
と(3)は等しく受光され、(2)の場合との受光量の
差が明瞭であるため、同様に導電性ボール2の有無を確
実に検出することができる。
【0026】この導電性ボールの移載装置は上記のよう
な構成より成り、次に動作を説明する。まず、図1にお
いて、X軸モータ23を駆動して吸着ヘッド31をボー
ル供給部10の上方へ移動させる。そこで、Z軸モータ
27を駆動して吸着ヘッド31を下降させ、吸着ヘッド
31の下面を導電性ボール2の層に幾分沈み込ませる。
このとき、ボール槽11のノズル14よりガスが上方に
向って吹き出されており(矢印a参照)、導電性ボール
2はこのガスの流れによって流動化している。このため
導電性ボール2は上方に吹き上げられ、吸着ヘッド31
の吸着孔31aに真空吸着される。
【0027】このとき、図5に示すように、吸着ヘッド
31の下面の吸着孔31a以外の位置に余分な導電性ボ
ール2が付着したまま吸着ヘッド31が上昇することが
ある。このように余分な導電性ボール2が付着したまま
吸着ヘッド31がワーク9への移載動作に移行すること
がないように、検査部40にて余分に付着した導電性ボ
ール2の有無が検出される。まず、導電性ボール2を吸
着した吸着ヘッド31を検査部40の上方に移動させ、
次いで吸着ヘッド31を下降させて吸着ヘッド31の検
査部40に対する相対的な高さを調整し、吸着ヘッド3
1の下面の導電性ボール2の高さ位置を図2に示す光軸
aの高さに一致させる。
【0028】この状態で吸着ヘッド31を一定速度で水
平方向に移動させながら投光部43aからレーザ光を発
射すると、受光部43bで受光されるレーザ光の受光量
は、導電性ボール2の有無により変化する。すなわち、
吸着ヘッド31の下面にはマトリクス状に多数の導電性
ボール2が吸着されているため、光軸a上に導電性ボー
ル2が位置したときはレーザ光は遮光されて受光量は少
なくなり、それ以外のときと明瞭に判別することができ
る。
【0029】したがって、吸着ヘッド31下面の吸着孔
の配列ピッチに対応した周期で受光量が変化することに
なる。すなわち、この配列ピッチに対応した周期外で、
受光量の小さい部分が検出されたならば、吸着孔位置以
外に余分な導電性ボール2が付着していると判断するこ
とができる。このようにして、吸着ヘッド31の下面の
全範囲について、余分な導電性ボール2の付着の有無を
検査することができる。
【0030】そして吸着ヘッド31の下面に余分な導電
性ボール2が検出された場合には、移載装置の動作を停
止し、その旨をオペレータに報知する。オペレータは、
余分に吸着された導電性ボール2を除去する処置を行う
か、または吸着ヘッド31をボール供給部10に戻して
真空吸着を解除した後再吸着動作を行わせるなどの処置
を行う。
【0031】余分に付着した導電性ボール2が除去さ
れ、全ての吸着孔31aに1個づつ正しく導電性ボール
2を真空吸着してピックアップした吸着ヘッド31は、
位置決めテーブル5の上方に水平移動する。次いで吸着
ヘッド31はホルダ8に保持されたワーク9上に下降
し、真空吸着を解除することにより図6に示すように電
極9a上に導電性ボール2を移載した後上昇し、導電性
ボール2の移載を完了する。
【0032】この後、吸着ヘッド31は再び検査部40
に移動し、余分に付着した導電性ボール2の検査と同様
の方法で、ワーク9への移載動作後に下面に残留する導
電性ボール2の有無が検査される。この検査により導電
性ボール2の残留が検出されたならば、プレースミスが
報知され、当該ワークについてはリペアを行うなどの処
置がなされる。
【0033】本発明は、上記実施の形態に限定されない
のであって、例えば上記実施の形態では導電性ボールの
検査部40を固定し、検査部40に対して吸着ヘッド3
1を下降させるようにしているが、検査部40を可動な
ものとし、ボール供給部10上で静止した吸着ヘッド3
1に対して検査部40を移動させて余分な導電性ボール
2の有無を検出するようにしてもよいものである。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、吸着ヘッドの下面に付
着した導電性ボールの有無を投光部と受光部より成る遮
光型の光センサによって検査する検査部を備え、この光
センサの受光部に投光部からの光を受光する範囲を調整
する受光範囲調整手段としてのスリット板を装着したの
で、受光部が受光するレーザ光の範囲を検出対象の導電
性ボールの大きさに適合した範囲に調整して限定するこ
とができ、小径の導電性ボールであっても吸着ヘッド下
面に付着した導電性ボールを精度よく検出して、ピック
アップミスやプレースミスを確実に検知することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装
置の正面図
【図2】本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装
置の検査部の断面図
【図3】本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装
置の光センサの斜視図
【図4】(a)本発明の一実施の形態の導電性ボールの
移載装置の吸着ヘッドの部分拡大図 (b)本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装置
の吸着ヘッドの部分拡大図
【図5】本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装
置のボール供給部の部分断面図
【図6】本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装
置の位置決めテーブルの部分正面図
【図7】(a)従来の導電性ボールの移載装置の吸着ヘ
ッドの部分拡大図 (b)従来の導電性ボールの移載装置の吸着ヘッドの部
分拡大図
【符号の説明】
2 導電性ボール 4 基台 5 位置決めテーブル 9 ワーク 10 ボール供給部 11 ボール槽 23 X軸モータ 27 Z軸モータ 31 吸着ヘッド 31a 吸着孔 40 検査部 43a 投光部 43b 受光部 44 スリット板 44a スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面に導電性ボールを吸着する複数の吸着
    孔が形成された吸着ヘッドと、導電性ボールを供給する
    ボール供給部と、ワークを位置決めする位置決め部と、
    前記吸着ヘッドを上下動させる上下動手段と、前記吸着
    ヘッドをボール供給部と位置決め部の間を移動させる移
    動手段と、前記吸着ヘッドの下面に付着した導電性ボー
    ルの有無を、投光部と受光部より成る遮光型の光センサ
    によって検査する検査部を備え、この光センサの受光部
    に投光部からの光を受光する範囲を調整する受光範囲調
    整手段を備えたことを特徴とする導電性ボールの移載装
    置。
  2. 【請求項2】前記受光範囲調整手段が、前記受光部の前
    面に設けられたスリット板であることを特徴とする請求
    項1記載の導電性ボールの移載装置。
  3. 【請求項3】下面に導電性ボールを吸着する複数の吸着
    孔が形成された吸着ヘッドによりボール供給部の導電性
    ボールをワークに移載する導電性ボールの移載方法であ
    って、前記吸着ヘッドの下面に付着した導電性ボールの
    有無を検査する検査部に対するこの吸着ヘッドの相対的
    な高さを調整する高さ調整の工程と、この検査部に設け
    られ受光部に投光部からの光を受光する範囲を調整する
    受光範囲調整手段を備えた遮光型の光センサに対して前
    記吸着ヘッドを相対的に水平移動させて前記吸着ヘッド
    の下面に余分に付着した導電性ボールおよびまたは導電
    性ボールの移載後に前記吸着ヘッドの下面に残留して付
    着している導電性ボールの有無を検査する工程とを含む
    ことを特徴とする導電性ボールの移載方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100532256B1 (ko) * 1999-08-04 2005-11-29 시부야 코교 가부시키가이샤 볼장착장치 및 장착방법
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