JP2000077460A - 導電性ボールの移載装置および移載方法 - Google Patents

導電性ボールの移載装置および移載方法

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JP2000077460A
JP2000077460A JP10248067A JP24806798A JP2000077460A JP 2000077460 A JP2000077460 A JP 2000077460A JP 10248067 A JP10248067 A JP 10248067A JP 24806798 A JP24806798 A JP 24806798A JP 2000077460 A JP2000077460 A JP 2000077460A
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conductive
ball
conductive ball
light
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Teruaki Kasai
輝明 笠井
Tomofumi Eguchi
倫史 江口
Shinji Sasakuri
真二 笹栗
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電性ボールの有無を正しく判定することが
できる導電性ボールの移載装置および移載方法を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 吸着ヘッド31により導電性ボールをワ
ークに移載する導電性ボールの移載方法において、発光
部43aにより光を照射し受光部43bから出力される
電気信号に基づいて吸着ヘッド31の下面の導電性ボー
ルの有無を判定する方法と、吸着ヘッド31の下面をカ
メラ44で撮像して得られた画像データに基づいて吸着
ヘッド31の下面の導電性ボールの有無を判定する方法
とを組み合わせて、吸着ヘッド31の下面に余分に付着
する導電性ボールやワークへの移載後に吸着ヘッド31
の下面に残留する導電性ボールを検出するようにした。
これにより正しく導電性ボールの有無を判定することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性ボールをワ
ークに移載する導電性ボールの移載装置および移載方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フリップチップやBGA(Ball G
rid Array)などのバンプ付きの電子部品を製
造する方法として、半田ボールなどの導電性ボールを用
いる方法が知られている。また導電性ボールをチップや
基板などのワークに移載する方法として、吸着ヘッドを
用いる方法が広く実施されている。
【0003】この方法は、容器などに貯溜された導電性
ボールを、吸着ヘッドの下面に多数形成された吸着孔に
真空吸着してピックアップし、吸着ヘッドをワークの上
方に移動させてこれらの導電性ボールをワークの電極上
に移載するものであり、多数の導電性ボールを一括して
ワークに移載できるので作業性がよいという利点があ
る。
【0004】ところが、吸着ヘッドを用いて導電性ボー
ルをワークに移載する方法では、導電性ボールを真空吸
着する際に、吸着ヘッドの下面に余分な導電性ボールが
付着するピックアップミスや、ワークへの移載後にも吸
着ヘッドに導電性ボールが残留するプレースミスが発生
しやすい。
【0005】このようなピックアップミスやプレースミ
スをを検出する方法として、レーザ光などを利用した光
センサを用いる方法や、カメラで撮像して画像認識によ
り導電性ボールを検出する方法が知られている。光セン
サを用いる方法は、光センサの発光部から照射された光
を受光部によって受光し、光の経路上に導電性ボールが
存在している場合には光が遮光されて受光量が変化する
ことを利用して導電性ボールの有無を検出するものであ
る。また画像認識による方法は、吸着ヘッドの下面をカ
メラで撮像して得られた画像を2値化処理などの手法に
よって処理し、導電性ボールを周囲の背景画像、すなわ
ち吸着ヘッドの下面の画像から識別することにより導電
性ボールの有無を検出するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記2つの
方法を用いた導電性ボールの検出には、以下に述べるよ
うな欠点があった。まず、光センサを用いる方法では、
導電性ボールが照射光を遮光することによる受光量の差
によって導電性ボールの有無を判定するものであるた
め、対象とする導電性ボールの径が小さくなる程判定精
度が低下し、特に近年のように微小ボールを対象とする
場合には信頼性に欠けるという問題点がある。
【0007】また、画像処理による方法では、吸着ヘッ
ドの下面を平面視した2次元の平面画像情報に基づいて
導電性ボールの有無を判定するものであるため、吸着さ
れた導電性ボールの下に更に他の1つの導電性ボールが
存在するいわゆるダブルボール(これは、導電性ボール
の製造工程で2つのボールが固着して生じる)のような
場合には、平面画像の情報では余分な導電性ボールを識
別することができず、余分な導電性ボール無しという誤
った判定を出力する。このように従来の導電性ボールの
検出方法を用いた導電性ボールの搭載装置には、微小ボ
ールを対象とした場合の信頼性が低く、また導電性ボー
ルが上下につながった特定の場合には全く誤った判定を
出力するという問題点があった。
【0008】そこで本発明は、導電性ボールの有無を正
しく判定することができる導電性ボールの移載装置およ
び移載方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の導電性ボ
ールの移載装置は、下面に導電性ボールを吸着する複数
の吸着孔が形成された吸着ヘッドと、この吸着ヘッドを
上下動させる上下動手段と、前記吸着ヘッドを水平移動
させる移動手段と、前記吸着ヘッドの下面に沿って横方
向へ光を照射する発光部と、この発光部の光を受光する
受光部と、この受光部から出力される電気信号に基づい
て前記吸着ヘッドの下面の導電性ボールの有無を判定す
る第1の判定手段と、前記吸着ヘッドの下面を撮像する
カメラと、このカメラで撮像した画像データに基づいて
前記吸着ヘッドの下面の導電性ボールの有無を判定する
第2の判定手段とを備えた。
【0010】請求項2記載の導電性ボールの移載方法
は、下面に導電性ボールを吸着する複数の吸着孔が形成
された吸着ヘッドにより導電性ボールをワークに移載す
る導電性ボールの移載方法であって、前記吸着ヘッドの
下面に沿って横方向へ発光部により光を照射し、この発
光部の光を受光する受光部から出力される電気信号に基
づいて前記吸着ヘッドの下面の導電性ボールの有無を判
定する第1の判定工程と、前記吸着ヘッドの下面をカメ
ラで撮像し、得られた画像データに基づいて前記吸着ヘ
ッドの下面の導電性ボールの有無を判定する第2の判定
工程とを含み、前記第1の判定工程および第2の判定工
程において前記吸着ヘッドの下面に余分に付着する導電
性ボールおよびまたはワークへの移載後に前記吸着ヘッ
ドの下面に残留する導電性ボールを検出する。
【0011】各請求項記載の発明によれば、吸着ヘッド
の下面に沿って投光部から照射された光を受光部で受光
することにより導電性ボールの有無を判定する方法と、
吸着ヘッドの下面を撮像して画像認識により導電性ボー
ルの有無を判定する方法を組み合わせて、吸着ヘッドの
下面に余分に付着する導電性ボールおよびまたはワーク
への移載後に前記吸着ヘッドの下面に残留する導電性ボ
ールの検出を行うことにより、微小ボールを対象とする
場合や、導電性ボールが上下につながって付着している
場合においても、正しく導電性ボールの有無を判定する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の導電
性ボールの移載装置の正面図、図2は同導電性ボールの
移載装置のボール検出部の斜視図、図3(a)、図4
(a)は同導電性ボールの移載装置のボール検出部の側
面図、図3(b)、図4(b)は同導電性ボールの移載
装置の受光部の電気出力波形を示すグラフ、図5
(a),(b)は同導電性ボールの移載装置の吸着ヘッ
ド下面の画像図である。
【0013】まず、図1を参照して導電性ボールの移載
装置の全体構造を説明する。図1において、基台4上に
は位置決めテーブル5が設けられている。位置決めテー
ブル5はX方向およびY水平方向に可動となっており、
位置決めテーブル5上にはホルダ8が設けられており、
ホルダ8はワーク9を保持する。したがって位置決めテ
ーブル5を駆動することにより、ワーク9が所定位置に
位置決めされる。
【0014】また基台4上の位置決めテーブル5の反対
側の端部には、導電性ボール2のボール供給部10が配
設されている。ボール供給部10はボックス11内にボ
ール槽13を嵌設して成り、ボール槽13の底部にはメ
ッシュプレート12が水平に展張されている。メッシュ
プレート12は導電性ボール2が通過できない大きさの
開孔を無数に設けたものである。メッシュプレート12
上には導電性ボール2が貯溜される。ボール槽13の下
方にはノズル14が配設されており、ノズル14はガス
供給源(図外)に接続されている。ノズル14にガスを
供給することにより、ノズル14から上方に吹き出され
たガスはメッシュプレート12の開孔を通過して導電性
ボール2の層に吹き込まれ、導電性ボール2を流動化さ
せる。
【0015】次に導電性ボール2を移載する吸着ヘッド
31について説明する。図1に示す20は、吸着ヘッド
31をボール供給部10と位置決めテープル5との間を
移動させる移動手段である。吸着ヘッド31は、ブロッ
ク30に保持されており、吸着ヘッド31の下面には複
数の吸着孔31aが設けられている。ブロック30はブ
ラケット24の前面に設けられた垂直なガイドレール2
5に上下動自在に装着されている。ブロック30には、
ナット28が一体的に設けられており、ナット28には
垂直の送りねじ26が螺合している。したがってZ軸モ
ータ27が正逆駆動して送りねじ26が正逆回転する
と、吸着ヘッド31はガイドレール25に案内されて上
下動する。したがって、Z軸モータ27および送りねじ
26は吸着ヘッド31を上下させる上下動手段となって
いる。
【0016】ブラケット24の背面に設けられたナット
(図示せず)は、水平な送りねじ22に螺合している。
21は送りねじ22の保持テーブルである。したがって
X軸モータ23が正逆回転すると、送りねじ22は正逆
回転し、ブラケット24に保持された吸着ヘッド31は
位置決めテーブル5とボール供給部10の間を水平移動
する。
【0017】図1において、基台1上のボール供給部1
0の側方には、ボール検出部40が配設されている。ボ
ール検出部40は、吸着ヘッド31の下面に余分に吸着
された導電性ボール2および搭載後に吸着ヘッド31の
下面に残留して付着する導電性ボール2を検出する。以
下、図2を参照してボール検出部40について説明す
る。図2において、基台41上にはセンサ取付け用ブラ
ケット42が固着されている。ブラケット42は左右2
つの先端部が立設された形状となっており、それぞれの
先端部には光センサ43の投光部43aおよび受光部4
3bが装着されている。投光部43aは水平方向にレー
ザ光(光軸aで示す)を照射する。受光部43bは照射
されたレーザ光を受光し、受光量に応じた電気信号を出
力する。第1の判定手段45はこの電気信号に基づき、
光軸a上での導電性ボール2の有無を判定する。
【0018】基台41の側方には、カメラ44が上向き
に配設されている。カメラ4は吸着ヘッド31がカメラ
44の真上に位置した状態で吸着ヘッド31の下面を撮
像する。撮像により得られた画像データは第2の判定手
段47に送られ、ここで画像処理される。これにより、
導電性ボール4と吸着ヘッド31の下面が識別され、導
電性ボール4の有無が判定される。第1の判定手段45
および第2の判定手段47の判定結果は制御部46に送
られる。制御部46はこの判定結果に基づいて吸着ヘッ
ド31の動作を制御する。
【0019】この導電性ボールの移載装置は上記のよう
に構成されており、以下動作について説明する。まず、
図1において、X軸モータ23を駆動して吸着ヘッド3
1をボール供給部10の上方へ移動させる。そこで、Z
軸モータ27を駆動して吸着ヘッド31を下降させ、吸
着ヘッド31の下面を導電性ボール2の層に幾分沈み込
ませる。このとき、ボール槽11のノズル14よりガス
が上方に向って吹き出されており、導電性ボール2はこ
のガスの流れによって流動化している。このため導電性
ボール2は上方に吹き上げられ、吸着ヘッド31の吸着
孔31aに真空吸着される。
【0020】このとき、吸着ヘッド31の下面の吸着孔
31a以外の位置に余分な導電性ボール2が付着したま
ま吸着ヘッド31が上昇することがある。このように余
分な導電性ボール2が付着したまま吸着ヘッド31がワ
ーク9への移載動作に移行することがないように、ボー
ル検出部40にて余分に付着した導電性ボール2の有無
が検出される。まず、導電性ボール2を吸着した吸着ヘ
ッド31をボール検出部40の上方に移動させ、次いで
吸着ヘッド31を下降させて吸着ヘッド31の光センサ
43に対する相対的な高さを合わせ、吸着ヘッド31の
下面の導電性ボール2の高さ位置を図2に示す光軸aの
高さに一致させる。
【0021】この状態で吸着ヘッド31を一定速度で光
センサ43に対して相対的に水平移動させながら投光部
43aによって吸着ヘッド31の下面に沿って横方向か
らレーザ光を照射すると、受光部43bで受光されるレ
ーザ光の受光量は、導電性ボール2の有無により変化す
る。すなわち、吸着ヘッド31の下面にはマトリクス状
に多数の導電性ボール2が吸着されているため、光軸a
上に導電性ボール2が位置したときはレーザ光は遮光さ
れて受光量は少なくなり、それ以外のときと明瞭に判別
することができる。
【0022】したがって、吸着ヘッド31下面の吸着孔
の配列ピッチに対応した周期で受光量が変化することに
なる。すなわち、この配列ピッチに対応した周期外で、
受光量の小さい部分が検出されたならば、吸着孔位置以
外に余分な導電性ボール2が付着していると判断するこ
とができ、吸着ヘッド31を水平移動させることによ
り、吸着ヘッド31の下面の全範囲について、余分な導
電性ボール2の付着の有無を検査することができる(第
1の判定工程)。さらに、吸着ヘッド31はボール検出
部40のカメラ44上に移動し、ここで吸着ヘッド31
の下面の撮像が行われる。そして得られた画像データを
画像認識することによって吸着ヘッド31の下面の画像
上で導電性ボール2を識別し、余分に付着した導電性ボ
ール2の有無を判定する(第2の判定工程)。
【0023】ここで図3〜図5を参照して、対象とする
導電性ボール2のサイズが小さい微小ボールの場合、お
よび導電性ボール2が上下方向につながって付着してい
る場合のボール検出部40での判定について説明する。
図3(a)は、吸着ヘッド31下面の吸着孔以外の位置
に導電性ボール2aが付着した状態を示している。この
導電性ボール2aは図5(a)に示すようにボール列D
の近傍の吸着孔以外の位置に余分に付着している。
【0024】図3(b)はこの状態で吸着ヘッド31が
ボール検出部40を通過したとき、すなわちレーザ光が
図5に示す矢印方向に照射されたときに受光部43bか
ら出力される電気信号の波形を示している。このグラフ
では、吸着ヘッド31の下面から導電性ボール2が突出
している度合いが大きいほど、すなわち照射光を遮光す
る度合いが大きいほど受光量が少なくなるため、図5に
示すボール列A〜Fは、グラフ上では垂下部A〜Fとな
って表れる。
【0025】図3(b)では垂下部Dがしきい値レベル
(直線Thで示す)をわずかに下廻っているものの、波
形全体でみれば差は明瞭ではなく、安定した判定が困難
であることを示している。これは、導電性ボール2が微
小ボールであるため、図3(a)に示すように導電性ボ
ールの突出量に、付着位置による差がほとんど表れない
ことによるものである。このような場合においても、カ
メラ44で撮像された吸着ヘッド31の下面の平面画像
上では、導電性ボール2aは明瞭に識別され、余分に付
着した導電性ボールとして正しく判定される。
【0026】これに対し、図5(b)に示すように吸着
孔に正しく吸着された導電性ボール2の下に別の導電性
ボール2b(ボール列D)が付着している場合(図4
(a)も参照)は、吸着ヘッド31下面の平面画像上で
は導電性ボール2bを明瞭に識別することができない。
このような場合においても、図4(b)に示す受光部4
3bの電気信号の波形上では、導電性ボール2bを示す
垂下部Dが明瞭に表れており、しきい値レベルThを用
いて上下方向につながって付着した導電性ボール2bの
有無を明確に判定することができる。
【0027】以上説明したように、光センサを用いて遮
光度合いの差により導電性ボールの有無を判定する方法
と、吸着ヘッドの下面を撮像して得られた平面画像を画
像認識することによって導電性ボールの有無を判定する
方法とを組合せることにより、それぞれの方法が有する
欠点を他の方法で補うことができ、全体として正しい判
定結果を得ることができる。
【0028】そして吸着ヘッド31の下面に余分な導電
性ボール2が検出された場合には、移載装置の動作を停
止し、その旨をオペレータに報知する。オペレータは、
余分に吸着された導電性ボール2を除去する処置を行う
か、または吸着ヘッド31をボール供給部10に戻して
真空吸着を解除した後再吸着動作を行わせるなどの処置
を行う。
【0029】余分に付着した導電性ボール2が除去さ
れ、全ての吸着孔31aに1個づつ正しく導電性ボール
2を真空吸着してピックアップした吸着ヘッド31は、
位置決めテーブル5の上方に水平移動する。次いで吸着
ヘッド31はホルダ8に保持されたワーク9上に下降
し、真空吸着を解除することによりワーク9上に導電性
ボール2を移載した後上昇し、導電性ボール2の移載を
完了する。
【0030】この後、吸着ヘッド31は再びボール検出
部40に移動し、余分に付着した導電性ボール2の検査
と同様の方法で、ワーク9への移載動作後に下面に残留
する導電性ボール2の有無が検査される。この検査によ
り導電性ボール2の残留が検出されたならば、プレース
ミスが報知され、当該ワークについてはリペアを行うな
どの処置がなされる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、吸着ヘッドの下面に沿
って投光部から照射された光を受光部で受光することに
より導電性ボールの有無を判定する方法と、吸着ヘッド
の下面を撮像して画像認識により導電性ボールの有無を
判定する方法を組み合わせて行うようにしたので、微小
ボールを対象とする場合や、導電性ボールが上下につな
がって付着している場合においても、導電性ボールの有
無を正しく判定することができ、ピックアップミスやプ
レースミスを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装
置の正面図
【図2】本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装
置のボール検出部の斜視図
【図3】(a)本発明の一実施の形態の導電性ボールの
移載装置のボール検出部の側面図 (b)本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装置
の受光部の電気出力波形を示すグラフ
【図4】(a)本発明の一実施の形態の導電性ボールの
移載装置のボール検出部の側面図 (b)本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装置
の受光部の電気出力波形を示すグラフ
【図5】(a)本発明の一実施の形態の導電性ボールの
移載装置の吸着ヘッド下面の画像図 (b)本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装置
の吸着ヘッド下面の画像図
【符号の説明】
2 導電性ボール 9 ワーク 10 ボール供給部 23 X軸モータ 27 Z軸モータ 31 吸着ヘッド 31a 吸着孔 40 ボール検出部 43a 投光部 43b 受光部 44 カメラ 45 第1の判定手段 47 第2の判定手段
フロントページの続き (72)発明者 笹栗 真二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4M105 AA19 FF04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面に導電性ボールを吸着する複数の吸着
    孔が形成された吸着ヘッドと、この吸着ヘッドを上下動
    させる上下動手段と、前記吸着ヘッドを水平移動させる
    移動手段と、前記吸着ヘッドの下面に沿って横方向へ光
    を照射する発光部と、この発光部の光を受光する受光部
    と、この受光部から出力される電気信号に基づいて前記
    吸着ヘッドの下面の導電性ボールの有無を判定する第1
    の判定手段と、前記吸着ヘッドの下面を撮像するカメラ
    と、このカメラで撮像した画像データに基づいて前記吸
    着ヘッドの下面の導電性ボールの有無を判定する第2の
    判定手段とを備えたことを特徴とする導電性ボールの移
    載装置。
  2. 【請求項2】下面に導電性ボールを吸着する複数の吸着
    孔が形成された吸着ヘッドにより導電性ボールをワーク
    に移載する導電性ボールの移載方法であって、前記吸着
    ヘッドの下面に沿って横方向へ発光部により光を照射
    し、この発光部の光を受光する受光部から出力される電
    気信号に基づいて前記吸着ヘッドの下面の導電性ボール
    の有無を判定する第1の判定工程と、前記吸着ヘッドの
    下面をカメラで撮像し、得られた画像データに基づいて
    前記吸着ヘッドの下面の導電性ボールの有無を判定する
    第2の判定工程とを含み、前記第1の判定工程および第
    2の判定工程において前記吸着ヘッドの下面に余分に付
    着する導電性ボールおよびまたはワークへの移載後に前
    記吸着ヘッドの下面に残留する導電性ボールを検出する
    ことを特徴とする導電性ボールの移載方法。
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