JP4298459B2 - 部品認識装置、表面実装機および部品試験装置 - Google Patents

部品認識装置、表面実装機および部品試験装置 Download PDF

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本発明は、IC等の電子部品を吸着ノズルにより負圧吸着して搬送するように構成された表面実装機や部品試験装置等に適用される部品認識装置およびこの部品認識装置を備えた表面実装機および部品試験装置に関するものである。
従来から、IC等のチップ部品を吸着ノズルにより負圧吸着し、プリント基板上の所定位置に搬送して実装するように構成された表面実装機が一般に知られている。
この種の表面実装機では、部品の吸着ミスや吸着ズレに伴う実装不良を防止するために、事前(実装前)にCCDカメラ等を使って吸着部品を撮像して部品の有無や吸着ずれを調べることが行われている。
また、近年では、異物の吸引によるノズル詰まりを検出することにより、部品の吸着ミスを未然に防止するような表面実装機も提案されている。例えば、特許文献1には、上下方向に間隔を隔てて設置された光源及び撮像機の間に適当なタイミングで吸着ノズルを配置し、吸着ノズルの内部を照らしてその様子を画像認識することによりノズル詰まりを検出するようにした表面実装機が開示されている。
実開平5−76099号公報
ところで、CCDカメラ等を使って吸着部品を撮像して部品の有無や吸着ずれを調べる従来の方法では、次のような不都合がある。
例えば実装部品がノズル外径と略同じ大きさ、あるいはノズル外径よりも小さい部品であると、部品が吸着されていてもされていなくても、例えばノズル先端の輪郭だけが薄暗く写った同じ画像となってしまい吸着部品の有無を判別することが難しい。また、電極部分が明るく映ることを利用して部品の有無等を判別することも行われているが、例えば吸着ノズル先端にはんだ等の光反射し易い異物が付着していると、部品が吸着されていない場合であってもその異物が明るく映ることにより電極部分と誤認識される場合がある。
つまり、従来の方法では、吸着ミスを検出できない場合が起こり得るため、これを解消して部品の認識精度を高めることが要求される。このような問題は表面実装機に限らず、例えば、電子部品を吸着ノズルにより負圧吸着した状態で検査装置に搬送して各種試験を実施するいわゆる部品試験装置においても同様に発生している。
なお、吸着ノズルのノズル孔を照らしてノズル詰まりを検出する前記特許文献1の表面実装機は、あくまでもノズル詰まりを検出するものであって吸着部品の有無を認識できるものではなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、IC等の電子部品を吸着ノズルにより負圧吸着して搬送するように構成された表面実装機等における前記吸着部品の画像認識精度を高めることを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、吸着ノズルを下端部に具備したヘッドを昇降可能に備え、かつ部品吸着位置と目的位置との間を移動可能に設けられたヘッドユニットの前記吸着ノズルにより前記部品吸着位置から部を吸着し、前記目的位置まで当該部品を搬送する間に前記吸着ノズル先端を撮像することにより該吸着ノズルによる部品の吸着状態を認識する装置であって、前記吸着ノズルのノズル孔を発光させる発光手段と、前記ノズル孔を発光させた状態で吸着ノズルをその先端側から撮像する撮像手段と、前記撮像手段による撮像画像のうちノズル中心部分の明度に基づき吸着部品の有無を認識する認識手段と、前記発光手段を覆う遮光カバーと、を備え、前記発光手段は、前記吸着ノズルの少なくとも一部に設けられた透光性材料からなる光導入部とこの光導入部を介して吸着ノズル内に光を照射可能な光源とから構成され、かつ前記ヘッドが前記ヘッドユニットに対して上昇端位置にセットされた状態で前記光導入部に指向するように前記光源が設けられており、前記遮光カバーは、前記ヘッドが前記上昇端位置にセットされた状態で吸着ノズルの前記光導入部および前記光源を一体に覆うように設けられ、前記ヘッドは、前記遮光カバーに形成される孔を通じて昇降可能に設けられているものである(請求項)。
この構成において、複数の前記ヘッドが前記ヘッドユニットに設けられる場合には、これらヘッドにそれぞれ対応して前記発光手段が設けられ、前記遮光カバーは、各ヘッドの前記光導入部および前記光源を一体に覆うように設けられる(請求項2)。
上記の部品認識装置においては、さらに前記吸着ノズルにより部品を吸着していない状態のときに前記吸着ノズルの詰まり状態を認識可能に構成されているのが好ましく(請求項)、この場合、前記撮像手段は、前記目的位置に電子部品を移載した後、吸着ノズルが前記部品吸着位置に戻る間にノズル孔が発光した状態の前記吸着ノズルをその先端側から撮像するように構成され、前記認識手段は、前記撮像手段による撮像結果における前記ノズル中心部分に対応する箇所の明度に基づいて前記吸着ノズルの詰まり状態を認識可能に構成されているのが好ましい(請求項)。
また、本発明は、吸着ノズルを下端部に具備したヘッドを昇降可能に備え、かつ部品吸着位置と基板との間を移動可能に設けられたヘッドユニットを有し、このヘッドユニットの前記吸着ノズルにより前記部品吸着位置から部品を吸着し、前記吸着ノズルによる部品の吸着状態を画像認識してから当該部品を前記基板上に実装する表面実装機において、前記吸着ノズルによる部品の吸着状態を画像認識する手段として、請求項乃至の何れかに記載の部品認識装置を備えているものである(請求項)。
また、本発明は、吸着ノズルを下端部に具備したヘッドを昇降可能に備え、かつ部品吸着位置と検査手段との間を移動可能に設けられたヘッドユニットを有し、このヘッドユニットの前記吸着ノズルにより前記部品吸着位置から部品を吸着し、前記吸着ノズルによる部品の吸着状態を画像認識してから該部品を前記検査手段に移載することにより各種検査を行う部品試験装置において、前記吸着ノズルによる部品の吸着状態を画像認識する手段として、請求項乃至の何れかに記載の部品認識装置を備えているものである(請求項)。
また、本発明に係る部品認識装置によると、吸着ノズルによる部品吸着後、発光手段により吸着ノズルのノズル孔を発光させた状態で撮像手段により吸着ノズル先端が撮像され、その画像に基づいて認識手段により部品の吸着状態が認識される。従って、吸着ノズルによって部品が吸着されていない場合には必ずノズル孔の部分が明るく写るため、これにより吸着部品の有無を正確に判別することができるようになる。特に、部品を吸着していない状態のとき、例えば部品吸着工程に入る前、部品吸着位置への吸着ノズルの移動中に吸着ノズルの詰まりを判別するようにすれば、部品吸着工程後に部品が吸着されていないにも拘わらず、吸着ノズルの詰まりにより光が透過しないことによって吸着部品有りと判断されるのを防止することができるようになる。
また、本発明に係る表面実装機および部品試験装置によると、上記のような部品認識装置を備えているため、特に、吸着ノズルによる部品吸着の有無を正確に判別することができるようになる。これにより実装不良や部品検査不良の発生を確実に防止できるようになる。
本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明に係る表面実装機(本発明に係る部品認識方法、部品認識装置が適用される表面実装機)を概略的に示している。同図に示すように表面実装機(以下、実装機と略す)の基台1上には、プリント基板搬送用のコンベア2が配置され、プリント基板3がこのコンベア2上を搬送されて所定の装着作業位置で停止されるようになっている。
上記コンベア2の両側には、部品供給部4が配置されている。これら部品供給部4には、多数列のテープフィーダー4aが設けられている。各テープフィーダー4aは、それぞれ、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状のチップ部品を所定間隔おきに収納、保持したテープがリールから導出されるように構成されており、後述するヘッドユニット6により部品が取り出されるに伴い間欠的に部品を繰り出すように構成されている。
上記基台1の上方には、部品装着用のヘッドユニット6が装備されている。このヘッドユニット6は、部品供給部4とプリント基板3が位置する部品装着部とにわたって移動可能とされ、X軸方向(コンベア2と平行な方向)及びY軸方向(コンベア2と直交する方向)に移動することができるようになっている。
すなわち、上記基台1上には、Y軸方向の固定レール7と、Y軸サーボモータ9により回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、上記固定レール7上にヘッドユニット支持部材11が移動可能に支持され、この支持部材11に設けられたナット部分12が上記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記支持部材11には、X軸方向のガイド部材13と、X軸サーボモータ15により駆動されるボールねじ軸14とが配設され、上記ガイド部材13にヘッドユニット6が移動可能に保持され、このヘッドユニット6に設けられたナット部分(図示せず)がボールねじ軸14に螺合している。そして、Y軸サーボモータ9の作動により上記支持部材11がY軸方向に移動するとともに、X軸サーボモータ15の作動によりヘッドユニット6が支持部材11に対してX軸方向に移動するようになっている。
また、Y軸サーボモータ9及びX軸サーボモータ15には、それぞれエンコーダ9a,15aが設けられており、これによって上記ヘッドユニット6の移動位置が検出されるようになっている。
上記ヘッドユニット6には部品装着用の複数の実装用ヘッド16が搭載されており、当実施形態では6本の実装用ヘッド16がX軸方向に一列に並べて配設されている。
実装用ヘッド16は、それぞれヘッドユニット6のフレーム6a(図4に示す)に対してZ軸方向(図2参照)の移動及びR軸(ノズル中心軸)回りの回転が可能とされ、サーボモータを駆動源とする昇降駆動手段および回転駆動手段により駆動されるようになっている。
各実装用ヘッド16は、その先端(下端)に吸着ノズル16aを備えており、部品吸着時には図外の負圧供給手段から吸着ノズル先端に負圧が供給されることにより、この負圧による吸引力で部品が吸着されるようになっている。
上記ヘッドユニット6には、さらに吸着ノズル16aのノズル孔を発光させる発光手段が設けられている。発光手段は、吸着ノズル16aに設けられる光導入部18と、ヘッドユニット6のフレーム16aに設けられるLED20(光源)とにより構成されている。
詳しく説明すると、吸着ノズル16aは、図3および図4に示すようにその途中部分が光透過性に優れた材料(透光性材料)、例えば透明アクリルやガラス等から構成されており、これにより吸着ノズル16aにノズル内への光導入を可能とする光導入部18が設けられている。また、上記フレーム6aには、昇降ストロークの上昇端位置に実装用ヘッド16がセットされたときに上記光導入部18に向って斜め下方に指向するLED20が各実装用ヘッド16に対応して設けられている。つまり、実装用ヘッド16を上昇端位置にセットした状態でLED20を点灯させると、その光が光導入部18を介して吸着ノズル16a内に照射され、その結果、ノズル孔が発光するように構成されている。
図3および図4において符号22は遮光カバーで、前記フレーム6aに固定されおり、実装用ヘッド16が上昇端位置にセットされたときに吸着ノズル16aの上記光導入部18とLED20とを一体に覆うように構成されている。遮光カバー22は、同図に示すように箱形に形成されており、実装用ヘッド16は、孔22aを通じて遮光カバー22を貫通した状態で昇降するように構成されている。なお、当実施形態では、実装用ヘッド16毎に遮光カバーを設けているが、共通の遮光カバーを設けて全実装用ヘッド16(光導入部18の部分)およびLED20を一体に覆うようにしてもよい。
図1に示すように、上記基台1上であってコンベア2と各部品供給部4との間には、さらにヘッドユニット6による部品の吸着状態を画像認識するための撮像ユニット24がそれぞれ設けられている。
各撮像ユニット24は、吸着部品をその下側から撮像可能な例えばCCDエリアセンサを備えたカメラ26と多数のLEDを備えた照明装置28とを有しており(図5参照)、ヘッドユニット6による部品吸着後、カメラ26上方の所定の撮像位置に配置される部品に対して照明装置28により照明光を提供しながらその画像(反射画像)をカメラ26により撮像し、その画像信号を後記コントローラ30に出力するように構成されている。
図5は、上記実装機の制御系をブロック図で示している。
上記実装機は、論理演算を実行する周知のCPU、そのCPUを制御する種々のプログラムなどを予め記憶するROMおよび装置動作中に種々のデータを一時的に記憶するRAM等から構成されるコントローラ30を有している。
このコントローラ30は、機能構成として主制御部32、軸制御部34、照明制御部36、カメラ制御部38、画像処理部40およびノズル発光制御部42を含んでいる。
主制御部32は、実装機の動作を統括的に制御するもので、予め記憶されたプログラムに従ってヘッドユニット6等を作動させるべく軸制御部34を介してサーボモータ9,15等の駆動を制御するとともに、撮像ユニット24により撮像される部品画像に基づいて吸着ノズル16aによる部品吸着の有無判別や部品の吸着ズレ量(吸着誤差)の演算を行う。また、図外の操作パネル等によりノズル詰まり検査モードが設定された場合には、撮像ユニット24により吸着ノズル先端を撮像すべく前記軸制御部34等を介してサーボモータ9,15等の駆動を制御するとともに、撮像ユニット24により撮像されるノズル先端画像に基づいてノズル詰まりの有無検出を行うようになっている。すなわち、この実施形態では、この主制御部32が本発明の認識手段として機能するように構成されている。
照明制御部36およびカメラ制御部38は、それぞれ撮像ユニット24の照明装置28およびカメラ26の駆動を制御するものである。
画像処理部40は、撮像ユニット24の前記カメラ26から出力される画像信号に所定の処理を施すことにより部品認識に適した画像データを生成して主制御部32に出力するものである。
ノズル発光制御部42は、ヘッドユニット6の前記発光手段を構成するLED20の点灯制御を行うものである。なお、LED20は例えば常時点灯でもよく、この場合にはノズル発光制御部42は不要となる。
次に、上記コントローラ30の制御に基づく実装動作について図6および図7のフローチャートに基づいて説明する。
図6のフローチャートに基づき、まずステップS1においてノズル詰まり検査モードが設定されているか否かが判断される。なお、ノズル詰まり検査モードは保守点検動作で設定されるか、実装動作中においては、部品供給部4での部品吸着後、ヘッドユニット6がプリント基板3上へ移動する回数に基づき、この回数(例えば100回、あるいは1000回等)に対して1回の割合(低頻度)で自動的に設定される。
ここで、ノズル詰まり検査モードが設定されていないと判断された場合(ステップS1でNO)には、部品を実装するための通常のモードと判断され、ステップS2に移行されて実装動作が開始される。具体的には、ヘッドユニット6が部品供給部4に移動して各実装用ヘッド16により部品の吸着が行われた後、ヘッドユニット6が撮像ユニット24上方に移動して各実装用ヘッド16の吸着ノズル先端が撮像される(ステップS2〜S4)。この際、全ての実装用ヘッド16が認識高さにセットされ、かつ前記発光手段のLED20が点灯制御されることにより、ノズル孔内が発光した状態で吸着ノズル先端の撮像が行われる。
そして、このようにして撮像された吸着ノズル先端の画像に基づいて各実装用ヘッド16による部品吸着の有無チェック(部品の有無チェック)が行われる(ステップS5,S6)。
図7は、部品の有無チェックの手順を示すフローチャート(サブルーチン)である。
この処理では、ステップS4で撮像された各実装用ヘッド16の吸着ノズル先端の画像に基づいて、まずノズル中央部分の明度が検出される(ステップS21)。そして、その明度が、予め設定された閾値以上であるか、すなわち、所定の明るさよりも明るいか否かが調べられ(ステップS22)、明るい場合には吸着部品無しと判断され、暗い場合には吸着部品有りと判断される(ステップS23,S24)。すなわち、ノズル先端の撮像は、上記のようにノズル孔を発光させた状態で行われるため、部品が吸着されている場合には該部品によりノズル孔が塞がれているため吸着ノズル16aの中心(ノズル孔)が暗く写る一方、部品が吸着されていない場合には吸着ノズル16aの中心が明るく写ることとなる。従って、ステップS22において、ノズル中心位置の明度が調べられることにより吸着部品の有無が正確に判別されることとなる。
図6のステップS7に戻って、次にステップS6でのチェック結果に基づいて吸着部品が有るか否かが判断される。ここで、吸着部品がない、すなわち部品の吸着ミスが発生していると判断された場合(ステップS7でNO)には、ステップS2に移行され、再度、吸着ミスが発生した実装用ヘッド16により部品の吸着が行われる。
一方、ステップS7において吸着部品が有ると判断された場合、すなわち部品の吸着ミスが発生していないと判断された場合(ステップS7でYES)には、ステップS4で撮像された画像に基づいて吸着ノズル16aに対する部品の吸着ズレ(吸着誤差)、詳しくはノズル中心に対する部品中心のX軸およびY軸方向のズレと、ノズル中心回りの部品のズレが求められるとともに、このズレに基づいてヘッドユニット6の移動目標位置および実装用ヘッド16の目標回転角が再設定される(ステップS8)。
そして、再設定された目標位置に従ってヘッドユニット6等が駆動制御されることにより、各実装用ヘッド16に吸着された部品が順次プリント基板3上に実装され(ステップS9,S10)、これにより本フローチャートが終了する。
これに対して、ステップS1においてノズル詰まり検査モードが設定されていると判断された場合(ステップS1でYES)には、ステップS11に移行されてノズル詰まり検査が開始される。具体的には、ヘッドユニット6がプリント基板3から部品供給部4に戻る移動において、ステップS1でNOと判断されている場合のように最短距離を移動するのではなく、移動の途中に撮像ユニット24上方に移動して各実装用ヘッド16の吸着ノズル先端が撮像される(ステップS11〜S13)。この際、実装動作時と同様に、ヘッドユニット6の前記LED20が点灯制御されることにより、ノズル孔内を発光させた状態で吸着ノズル先端の撮像が行われる。
そして、各実装用ヘッド16の吸着ノズル先端の画像に基づいて、ノズル中央位置の明度が検出される(ステップS14)。そして、その明度が、予め設定された閾値以上であるか、すなわち、所定の明るさよりも明るいか否かが調べられ(ステップS15)、ここでNOの場合には、ノズル詰まりが発生しているとして、例えば図外のモニター上にエラー表示がされた後、実装機が停止される(ステップS16)。
すなわち、ノズル先端の撮像は、上記のようにノズル孔を発光させた状態で行われるため、ノズル詰まりが発生していない場合には吸着ノズル16aの中心(ノズル孔)が明るく写ることとなる。従って、ステップS15において、ノズル中心位置の明度が閾値未満であると判断された場合には、ノズル詰まりが発生しているとして実装機がエラー停止されることとなる。
ステップS15において、ノズル中央位置の明度が閾値以上であると判断された場合には、さらに前記画像に基づいて明部の面積が求められ、その面積が予め設定された「詰まり無し判定値」以上か否かが判断される(ステップS17,S18)。ここで、明部の面積が判定値以上であると判断された場合(ステップS18でYES)には、ノズル詰まりが発生していないとしてノズル詰まり検査が終了する。
これに対して、ステップS15において明部の面積が「詰まり無し設定値」以上でないと判断された場合(ステップS18でNO)には、さらに明部の面積が予め設定された「詰まり有り判定値(<詰まり無し設定値)」以下か否かが判断される(ステップS19)。ここで明部の面積が判定値以下であると判断された場合(ステップS19でYES)には、ノズル詰まりが発生しているとしてステップS16に移行され、実装機がエラー停止される。一方、明部の面積が判定値以下でないと判断された場合(ステップS19でNO)には、ステップS20に移行され、ここでノズル詰まりの兆候がある旨が例えばモニター表示される。
すなわち、吸着ノズル16aのノズル孔の周囲に異物が付着しているような場合には、実質的にはノズル詰まり状態、あるいはそれに近い状態であってもノズル孔中心が一定の明度以上で明るく写る場合がある。従って、ステップS15での判断がYESの場合であっても、明部の面積を調べることにより(ステップS17〜ステップS19の処理を行うことにより)、実質的にノズル詰まっている状態、あるいはそれに近い状態が検出される。
なお、詳しく説明していないが、ステップS7,S15,S18,S19の判断は6つの吸着ノズル16aのそれぞれについて行われる。
以上のように、上記の実装機によると、上述のように吸着ノズル16aのノズル孔を発光させた状態でノズル先端(吸着部品)を撮像し、部品が吸着されていない場合にはノズル中心が明るく写ることを利用して吸着部品の有無を判別するので(図6のステップS6の処理)、従来のこの種の実装機に比べると、吸着部品の有無をより精度よく判別することができるという効果がある。
すなわち、吸着部品の反射画像を取得して部品認識を行う従来のこの種の装置では、例えば実装部品がノズル外径と略同じ大きさ、あるいはノズル外径よりも小さい部品(部品に電極等の光が反射する部分をもたない部品)であると、部品が吸着されている場合もされていあい場合も、例えばノズル先端の輪郭だけが薄暗く写った同じ画像となってしまい吸着部品の有無を判別することが難しい。これに対して、上記実施形態の実装機によると、部品が吸着されていない場合にはノズル中心が必ず明るく写るため、ノズル中心部分の明度を調べることによって部品の有無を確実に判別することができる。
また、電極をもつ部品について該電極部分が明るく映ることを利用して吸着部品の有無等を判別する場合、従来の装置では、例えば吸着ノズル先端にはんだ等の光反射し易い異物が付着していると、部品が吸着されていない場合でもその異物が明るく写ることにより電極部分と認識して吸着部品の有無の判別にミスが生じる場合がある。しかし、上記実施形態の実装機では、部品が吸着されていない場合にはノズル中心が必ず明るく写るため、異物の有無に拘わらずノズル中心部分の明度を調べることによって部品の有無を確実に判別することができる。従って、上記実施形態の実装機によると、部品吸着の有無をより正確に判別することができる。
また、上記実施形態の実装機では、ノズル詰まりが発生していない場合には、画像上ノズル中心が明るく写ることを利用してノズル詰まりの有無を検査するようにしているので、ノズル詰りの発生を早期に検知することができるという効果もある。
特に、この実装機では、単にノズル中心の明度に基づいてノズル詰まり(完全にノズルが詰まった状態)の有無を判別するのではなく、ノズル中心の明度が一定値以上ある場合でもさらにその明部面積を調べることにより、実質的に吸着ノズル16aが詰まっている状態、あるいはノズル詰まりの徴候がある状態も判別し得るようにしているので、ノズル詰まりによる吸着ミスの発生を未然に回避することができるという効果がある。
特に、LED20,撮像ユニット24およびコントローラ30から構成される部品認識手段は、吸着部品の吸着位置ズレおよび吸着ノズル16aへの吸着部品の有無判断に加え、吸着ノズル16aの詰まり判断の両方を実施するので、これらの機能構成を別々に設ける場合に比べてコストを低減することが可能となる。また、ノズル詰まり検査については、部品供給部4からプリント基板3へのヘッドユニット6の移動回数(部品実装のための移動回数)に基づいてこの回数が所定回になる毎に実行し、このモードを実行しない場合には、ヘッドユニット6を最短距離で(直線的に)部品供給部4の上方に移動させるようにしている。そのため、ノズル詰まり検査のためのヘッドユニット6の移動量を必要最小限に抑えることができ、実装効率を高める上で有利な構成となっている。
なお、この実装機では吸着ノズル16aのノズル孔を発光させることによって上記のような効果を奏するが、そのための構成(発光手段)として、既に説明したように、吸着ノズル16aの途中部分に光導入部18を設け、吸着ノズル16aとは別に設けられたLED20を発光させてその光を光導入部18からノズル内に照射させるという構成を採用しているため、簡素な構成でノズル孔を発光させることができるという効果がある。すなわち、例えば吸着ノズル16a、あるいは実装用ヘッド16のノズルホルダ部分にLED20を組込むことによりノズル孔をその内側から発光させても構わないが、この場合にはLED20を発光させるための電気的な構成を可動の実装用ヘッド16に組み込む必要が生じ、実装用ヘッド16の構造が複雑になることが考えられる。これに対して上記実施形態の構成によれば、実装用ヘッド16に電気的な構成を組み込む必要がないため、実装用ヘッド16を構造的に複雑にすることなくノズル孔を発光させることができる。しかも、上記の通り、LED20をヘッドユニット6に固定的に設けながらも、遮光カバー22を設けて外部への光の照射を遮るように構成しているので、部品認識時にLED20の光が外乱光となることがなく、そのため、ノズル孔を発光させることによる弊害を伴うことなく部品認識を行うことができる。
なお、各吸着ノズル16aの負圧経路にそれぞれ負圧検知センサを設け、ヘッドユニット6がプリント基板3から部品供給部4へ移動する途中で適宜負圧を検出することによってノズル詰まりを検知するように構成してもよい。この場合には、図6のステップS11〜S19の代わりに、負圧検知センサで負圧を検知するステップ(a)と、その検出値が所定値より小さい(=大気圧に近い)か否かを判断するステップ(b)とを設け、ステップ(b)での判断の結果、検出値が所定値(閾値)より小さい場合にステップS20を実施するように構成してもよい。このようにすれば負圧検知センサがさらに必要となるが、ノズル詰まり検知のためにヘッドユニット6をわざわざ照明装置24上方を経由させる必要がなくなる。そのため、部品実装後、プリント基板3から部品供給部4へ最短距離でヘッドユニット6をリセットすることができるため、実装効率を高めることが可能となる。
ところで、以上説明した実装機は、本発明に係る表面実装機(本発明に係る部品認識方法、部品認識装置が適用される表面実装機)の最良の実施形態であって、その具体的な構成は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態は反射照明(照明装置28)を使って吸着部品を認識する実装機の例であるが、いわゆる透過照明を使って吸着部品を認識する実装機についても本発明は適用可能である。例えば、図8〜図10に示すような構成を採用することもできる。
これらの図は、図1及び図2に示した実装機に透過照明装置44を設けた構成を概略的に示している。これらの図に示すように透過照明装置44はヘッドユニット6のフレーム6aに固定されており、貫通穴44aを介して実装用ヘッド16が透過照明装置44に対して昇降可能に貫通している。そして、吸着ノズル16aに吸着された部品に対して透過照明装置44によりその背後から下向きに照明光を照射することにより、前記カメラ26によって吸着部品の投影像を撮像できるように構成されている。また、LED20および遮光カバー22は、透過照明装置44の上部およびフレーム6aに設けられている。
このような実装機によれば、部品認識時に透過照明装置44と共にLED20を点灯制御して吸着ノズル16aの先端を撮像することにより、吸着部品の有無の判別をより正確に行うことができるようになる。
また、実施形態では、実装用ヘッド16(フレーム6a)にLED20を固定的に設け、実装用ヘッド16の外部から吸着ノズル内に光を照射することによってノズル孔を発光させるようにしているが、実装用ヘッド16の内部にLEDを組み込んでノズル内側からノズル孔を発光させるように構成してもよい。図11は、その一例を概略的に示している。
この図において符合17は実装用ヘッド16を構成する中空のノズルシャフトであって、ヘッドユニット6のフレーム6aに対して昇降および回転可能に支持される部分である。このノズルシャフト17の下端部にノズルホルダが設けられ、ここに吸着ノズル16aが着脱可能に装着されている。ノズルシャフト17には吸着ノズル16aに通じる通路17aが形成されておりこの通路17aがパイプ46を介して負圧供給源に連通している。そして、ノズルシャフト17の途中部分(パイプ46の接続部分よりも上方)に透明アクリルやガラス等の透光性材料から構成される蓋体48が組み込まれて通路17aの上端開口が塞がれ、この蓋体48よりも上側の部分にLED50が組み込まれている。つまり、LED50の光を通路17aを通じて吸着ノズル16aに照射し、これにより吸着ノズル16aのノズル孔をその内側から発光させるように構成されている。
また、実施形態では、CCDエリアセンサを備えたカメラ26(撮像ユニット24)を使って吸着部品を画像認識するように構成されているが、勿論、CCDリニアセンサ(ラインセンサ)を備えたカメラを使って吸着部品に画像認識を行うように構成してもよい。
また、上記実施形態では、本発明を表面実装機に適用した例であるが、例えば、本発明は、ICチップ等の電子部品を検査する部品試験装置に適用することも可能である。
図12は、本発明に係る部品試験装置(本発明に係る部品認識方法、部品認識装置が適用される部品試験装置)を示す平面図である。なお、図中には、方向性を明確にするためにX軸、Y軸を示している。
図12に示すように、部品試験装置60の基台61には、ベアチップがダイシングされた状態のウェハWaを上下多段に収納したカセット62を装着可能なカセット設置部63が設けられている。このカセット設置部63に装着されたカセット62は、図略の搬送機構により基台61に形成された開口部64の下方位置に搬送され、この位置でベアチップがヘッド65によって取上げられる。ヘッド65は、基台61上でY軸方向に延びるレール66に沿って、上記開口部64から部品待機部67までベアチップを搬送するようになっている。部品待機部67は、基台61上でX軸方向に延びる一対のレール68間に配置され、この部品待機部67に搬送されたベアチップは、各レール68に沿って駆動する一対のヘッドユニット69、70により基台41上の検査ソケット71まで搬送され、所定の検査が実行されることとなる。ヘッドユニット69(70)には、ベアチップを吸着可能な吸着ノズルをそれぞれ備えた2つの検査用ヘッド69a(71a)が並べて設けられている。
このような部品検査装置60において、上記基台61上には、部品待機部67と検査ソケット71との間に撮像ユニット74、76が設けられており、撮像ユニット74(76)上をヘッドユニット69(70)が移動することにより該ヘッドユニット69(70)に吸着されたベアチップを撮像、認識するように構成されている。なお、詳しく図示していないが、各ヘッドユニット69(70)には検査用ヘッド69a(70a)の前記吸着ノズルのノズル孔を発光させる発光手段が設けられており、ベアチップの認識時には、上述した表面実装機と同様に、撮像ユニット74(76)に撮像された画像のノズル中心部分の明度に基づいて部品吸着の有無が判別されるようになっている。
上記撮像ユニット74,76は、部品待機部67から検査ソケット71まで搬送されるベアチップの不良(例えば、バンプの高さ不良)を検知し、ここで不良品であると検知されたベアチップは、ヘッドユニット69、70により基台61上の不良品回収部78に載置された不良品用トレイ79に搬送される。これに加えて、上記撮像ユニット74,76は、ヘッドユニット69、70に対するベアチップの姿勢を検知し、ここでヘッドユニット69、70に対して位置ずれしていると検知されたベアチップは、当該ヘッドユニット69、70により位置補正が実行された後、検査ソケット71へ搬送される。
そして、検査ソケット71における検査の結果、不良品であると判定されたベアチップは、各ヘッドユニット69、70により上記不良品用トレイ79に搬送される一方、良品であると判定されたベアチップは、各ヘッドユニット69、70により基台61上の部品収納部80まで搬送されるとともに、この部品収納部80において、テープフィーダー用のベーステープ81内に収容され、このベーステープ81に図略のカバーテープが張付けられることとなる。
なお、不良品回収部78の不良品用トレイ79が満載状態になると、そのトレイ79が図外のトレイ移動機構によりトレイ排出部82に移送されるとともに、不良品回収部78に隣接したトレイ待機部83にあるトレイ84がヘッドユニット69、70により不良品回収部78に移送され、かつ、図外のトレイ移動機構によりトレイ待機部83に空トレイ載置部85から空トレイが移送されるようになっている。
なお、詳しく説明していないが、この部品試験装置60における前記発光手段としては図3,図9,図11等で説明した発光手段を適用することができる。
また、この部品試験装置60においても、上述した表面実装機と同様に、撮像ユニット74,76による撮像結果に基づいて吸着ノズルの詰まり状態を認識するようにしてもよい。この場合、例えば各ヘッドユニット69、70によりベアチップをベーステープ81又は不良品用トレイ79に収納した後、次のベアチップを部品待機部67へ吸着する前にヘッドユニット69(70)を撮像ユニット74(76)上方に配置し、これにより検査用ヘッド69a(70a)の吸着ノズル先端を撮像するようにすればよい。このようなノズル詰まりの検査は、部品検査後、毎回行ってもよいが、例えば所定回数の部品検査毎に行うようにすれば検査を効率的に進める上で有利となる。また、ノズル詰まり検査を実施しない場合には、ベアチップをベーステープ81等に収納した後、検査用ヘッド69a(70a)を直線的に部品待機部67に移動させることにより検査を効率的に進める上で有利となる。
なお、ノズル詰まりの検査は、撮像ユニット74,76により吸着ノズル先端を撮像して行う以外に、例えば、吸着ノズルの負圧経路に負圧検知センサを設けてその検出値に基づいて行うようにしてもよい。これによればベアチップをベーステープ81等に収納した後、検査用ヘッド69a(70a)を最短距離で部品待機部67に移動させながらその間にノズル詰まりを検査することができるため、部品検査を効率的に進めることが可能となる。
本発明に係る表面実装機(本発明に係る部品認識方法、部品認識装置が適用される表面実装機)を示す平面略図である。 本発明に係る表面実装機を示す正面図である。 発光手段の構成を示すヘッドユニットの縦断面図(図2のA−A断面図)である。 発光手段の構成を示すヘッドユニットの縦断面図(図3のB−B断面図)である。 表面実装機の制御系を示すブロック図である。 コントローラによる制御に基づく実装動作を説明するフローチャートである。 吸着部品の有無チェックのための処理を説明するフローチャート(サブルーチン)である。 本発明に係る表面実装機の変形例を示す正面図である。 発光手段の構成を示すヘッドユニットの縦断面図(図8のC−C断面図)である。 発光手段の構成を示すヘッドユニットの縦断面図(図9のD−D断面図)である。 発光手段の変形例を示す断面図である。 本発明に係る部品試験装置(本発明に係る部品認識方法、部品認識装置が適用される部品試験装置)を示す平面模式図である。
符号の説明
3 プリント基板
4 部品供給部
6 ヘッドユニット
16 実装用ヘッド
16a 吸着ノズル
18 光導入部
20 LED
24 撮像ユニット

Claims (6)

  1. 吸着ノズルを下端部に具備したヘッドを昇降可能に備え、かつ部品吸着位置と目的位置との間を移動可能に設けられたヘッドユニットの前記吸着ノズルにより前記部品吸着位置から部を吸着し、前記目的位置まで当該部品を搬送する間に前記吸着ノズル先端を撮像することにより該吸着ノズルによる部品の吸着状態を認識する装置であって、
    前記吸着ノズルのノズル孔を発光させる発光手段と、
    前記ノズル孔を発光させた状態で吸着ノズルをその先端側から撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段による撮像画像のうちノズル中心部分の明度に基づき吸着部品の有無を認識する認識手段と、
    前記発光手段を覆う遮光カバーと、を備え、
    前記発光手段は、前記吸着ノズルの少なくとも一部に設けられた透光性材料からなる光導入部とこの光導入部を介して吸着ノズル内に光を照射可能な光源とから構成され、かつ前記ヘッドが前記ヘッドユニットに対して上昇端位置にセットされた状態で前記光導入部に指向するように前記光源が設けられており、
    前記遮光カバーは、前記ヘッドが前記上昇端位置にセットされた状態で吸着ノズルの前記光導入部および前記光源を一体に覆うように設けられ、
    前記ヘッドは、前記遮光カバーに形成される孔を通じて昇降可能に設けられている
    ことを特徴とする部品認識装置。
  2. 請求項1に記載の部品認識装置において、
    複数の前記ヘッドが前記ヘッドユニットに設けられるとともにこれらヘッドにそれぞれ対応して前記発光手段が設けられており、
    前記遮光カバーは、各ヘッドの前記光導入部および前記光源を一体に覆うように設けられていることを特徴とする部品認識装置。
  3. 請求項1又は2に記載の部品認識装置において、
    前記吸着ノズルが部品を吸着していない状態のときに前記吸着ノズルの詰まり状態を認識可能に構成されていることを特徴とする部品認識装置。
  4. 請求項3に記載の部品認識装置において、
    前記撮像手段は、前記目的位置に電子部品を移載した後、吸着ノズルが前記部品吸着位置に戻る間にノズル孔が発光した状態の前記吸着ノズルをその先端側から撮像するように構成され、前記認識手段は、前記撮像手段による撮像結果における前記ノズル中心部分の明度に基づいて前記吸着ノズルの詰まり状態を認識可能に構成されていることを特徴とする部品認識装置。
  5. 吸着ノズルを下端部に具備したヘッドを昇降可能に備え、かつ部品吸着位置と基板との間を移動可能に設けられたヘッドユニットを有し、このヘッドユニットの前記吸着ノズルにより前記部品吸着位置から部品を吸着し、前記吸着ノズルによる部品の吸着状態を認識してから当該部品を前記基板上に実装する表面実装機において、
    前記吸着ノズルによる部品の吸着状態を画像認識する手段として、請求項1乃至4の何れかに記載の部品認識装置を備えていることを特徴とする表面実装機
  6. 吸着ノズルを下端部に具備したヘッドを昇降可能に備え、かつ部品吸着位置と検査手段との間を移動可能に設けられたヘッドユニットを有し、このヘッドユニットの前記吸着ノズルにより前記部品吸着位置から部品を吸着し、前記吸着ノズルによる部品の吸着状態を画像認識してから当該部品を前記検査手段に移載することにより各種検査を行う部品試験装置において、
    前記吸着ノズルによる部品の吸着状態を画像認識する手段として、請求項乃至の何れかに記載の部品認識装置を備えていることを特徴とする部品試験装置
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