JPH11154446A - 電磁開閉器及び溶接機 - Google Patents
電磁開閉器及び溶接機Info
- Publication number
- JPH11154446A JPH11154446A JP9320917A JP32091797A JPH11154446A JP H11154446 A JPH11154446 A JP H11154446A JP 9320917 A JP9320917 A JP 9320917A JP 32091797 A JP32091797 A JP 32091797A JP H11154446 A JPH11154446 A JP H11154446A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- electromagnetic switch
- welding machine
- contact
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Arc Welding Control (AREA)
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感温素子にて溶接機への過大過小入力電圧に
対して入力開閉用の電磁開閉器のコイル焼損を防止する
ことを目的とする。 【解決手段】 商用電源から電磁開閉器の接点（ＭＳ）
１を介して溶接機の主変圧器（ＭＴＲ）２に電圧を印加
している。一方、電源スイッチ（Ｓ１）３を介し、電磁
開閉器のコイルに配置された感温素子の接点（ＴＨＰ）
６、電磁開閉器のコイル（ＭＳ）４、リレー（ＣＲ１）
の接点５が直列に接続されている。リレー（ＣＲ１）は
溶接機の起動（ＴＳ）８と同期するリレーである。
対して入力開閉用の電磁開閉器のコイル焼損を防止する
ことを目的とする。 【解決手段】 商用電源から電磁開閉器の接点（ＭＳ）
１を介して溶接機の主変圧器（ＭＴＲ）２に電圧を印加
している。一方、電源スイッチ（Ｓ１）３を介し、電磁
開閉器のコイルに配置された感温素子の接点（ＴＨＰ）
６、電磁開閉器のコイル（ＭＳ）４、リレー（ＣＲ１）
の接点５が直列に接続されている。リレー（ＣＲ１）は
溶接機の起動（ＴＳ）８と同期するリレーである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接機の電力を開
閉する電磁開閉器に関するものである。
閉する電磁開閉器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】電磁開閉器を用いて入力開閉を行ってい
る溶接機が世の中には多く使用されている。主な理由は
溶接機を使用していない時の無駄な電力を電磁開閉器に
より自動的に遮断するために使用されている。
る溶接機が世の中には多く使用されている。主な理由は
溶接機を使用していない時の無駄な電力を電磁開閉器に
より自動的に遮断するために使用されている。
【０００３】図４は従来のアーク溶接機の入力側の電磁
開閉器のコイルの制御回路図である。
開閉器のコイルの制御回路図である。
【０００４】商用電源から電磁開閉器の接点（ＭＳ）１
１を介して溶接機の主変圧器（ＭＴＲ）１２に電圧を印
加している。一方、電磁開閉器のコイル（ＭＳ）１４は
電源スイッチ（Ｓ１）１３を介して接続され、リレー
（ＣＲ１）１６の接点１５により制御されている。リレ
ー（ＣＲ１）１６は溶接機の起動用トーチスイッチ（Ｔ
Ｓ）１７と同期するリレーで、電源１８により駆動され
る。本回路で、リレー（ＣＲ１）１６が動作時（電磁開
閉器のコイルに電圧印加時）、何らかの原因で過大、ま
たは過小入力電圧が電磁開閉器のコイルに印加された場
合、コイルの焼損に至る恐れがあった。
１を介して溶接機の主変圧器（ＭＴＲ）１２に電圧を印
加している。一方、電磁開閉器のコイル（ＭＳ）１４は
電源スイッチ（Ｓ１）１３を介して接続され、リレー
（ＣＲ１）１６の接点１５により制御されている。リレ
ー（ＣＲ１）１６は溶接機の起動用トーチスイッチ（Ｔ
Ｓ）１７と同期するリレーで、電源１８により駆動され
る。本回路で、リレー（ＣＲ１）１６が動作時（電磁開
閉器のコイルに電圧印加時）、何らかの原因で過大、ま
たは過小入力電圧が電磁開閉器のコイルに印加された場
合、コイルの焼損に至る恐れがあった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の溶接機では、電
磁開閉器は正常な（定格）入力電圧で使用されていれば
問題なく動作するが、何らかの原因で過大、あるいは過
小な入力電圧が電磁開閉器のコイルに印加された場合、
短時間でコイルが焼損する恐れがあった。すなわち過小
入力電圧が電磁開閉器のコイルに印加される例としては
図２に示すように同一電源に溶接機と並列に他の３相負
荷が結線され、同時にＳ相が欠相した場合、太線で示す
ような廻り回路が構成され、コイルには低電圧が印加さ
れるためコイルの焼損に至る。図３は代表的な電磁開閉
器のコイル電圧とコイル電流の関係を示し、定格電圧で
のコイル電流に比べ、過小入力電圧でのコイル最大電流
は定格時の約７倍も流れ、２０分程度で焼損に至る。
磁開閉器は正常な（定格）入力電圧で使用されていれば
問題なく動作するが、何らかの原因で過大、あるいは過
小な入力電圧が電磁開閉器のコイルに印加された場合、
短時間でコイルが焼損する恐れがあった。すなわち過小
入力電圧が電磁開閉器のコイルに印加される例としては
図２に示すように同一電源に溶接機と並列に他の３相負
荷が結線され、同時にＳ相が欠相した場合、太線で示す
ような廻り回路が構成され、コイルには低電圧が印加さ
れるためコイルの焼損に至る。図３は代表的な電磁開閉
器のコイル電圧とコイル電流の関係を示し、定格電圧で
のコイル電流に比べ、過小入力電圧でのコイル最大電流
は定格時の約７倍も流れ、２０分程度で焼損に至る。
【０００６】このように前記従来の溶接機の入力側の電
磁開閉の制御回路では過大、または過小入力電圧が電磁
開閉器のコイルに印加された場合、コイル焼損事故にい
たる恐れがあった。そこで、本発明は、何らかの原因で
過小の入力電圧が電磁開閉器のコイルに印加された場合
でも電磁開閉器のコイル焼損を防止できるようにするこ
とを目的とする。
磁開閉の制御回路では過大、または過小入力電圧が電磁
開閉器のコイルに印加された場合、コイル焼損事故にい
たる恐れがあった。そこで、本発明は、何らかの原因で
過小の入力電圧が電磁開閉器のコイルに印加された場合
でも電磁開閉器のコイル焼損を防止できるようにするこ
とを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電磁開閉器は、接点と、接点を駆動するコイ
ルを備え、コイルの温度を検出し、かつ、前記コイル電
流を開閉する感温素子部をコイル間近に配したことを特
徴とする。
に本発明の電磁開閉器は、接点と、接点を駆動するコイ
ルを備え、コイルの温度を検出し、かつ、前記コイル電
流を開閉する感温素子部をコイル間近に配したことを特
徴とする。
【０００８】また、溶接機の電源の入力の開閉を行う電
磁開閉器に上記構成の電磁開閉器を用いるものである。
磁開閉器に上記構成の電磁開閉器を用いるものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】上記構成により、電磁開閉器のコ
イル過電流によるコイル温度上昇を直接或いは間接的に
感温素子部により感知し、かつ感温素子部によりコイル
過電流を遮断するのでコイルを焼損から保護することが
できる。
イル過電流によるコイル温度上昇を直接或いは間接的に
感温素子部により感知し、かつ感温素子部によりコイル
過電流を遮断するのでコイルを焼損から保護することが
できる。
【００１０】本発明の一実施の形態例の回路図を図１に
示し、以下に説明する。Ｒ，Ｓ，Ｔは商用電源からの入
力端子で電磁開閉器の接点（ＭＳ）１に接続されてい
る。この接点（ＭＳ）１は溶接機の主変圧器（ＭＴＲ）
２に接続され、電圧を印加するように構成されている。
一方、Ｒ，Ｔに電源スイッチ（Ｓ１）３を接続してお
り、この電源スイッチ（Ｓ１）３を介して電磁開閉器の
コイルに配置された感温素子の接点（ＴＨＰ）６、電磁
開閉器のコイル（ＭＳ）４、リレー（ＣＲ１）の接点５
が直列に接続されている。リレー（ＣＲ１）７は溶接機
の起動スイッチ（トーチスイッチ）（ＴＳ）８と同期す
るリレーで、電源９により駆動される。これらリレー
（ＣＲ１）７、起動スイッチ（ＴＳ）８、電源９により
制御部Ｂが構成されている。
示し、以下に説明する。Ｒ，Ｓ，Ｔは商用電源からの入
力端子で電磁開閉器の接点（ＭＳ）１に接続されてい
る。この接点（ＭＳ）１は溶接機の主変圧器（ＭＴＲ）
２に接続され、電圧を印加するように構成されている。
一方、Ｒ，Ｔに電源スイッチ（Ｓ１）３を接続してお
り、この電源スイッチ（Ｓ１）３を介して電磁開閉器の
コイルに配置された感温素子の接点（ＴＨＰ）６、電磁
開閉器のコイル（ＭＳ）４、リレー（ＣＲ１）の接点５
が直列に接続されている。リレー（ＣＲ１）７は溶接機
の起動スイッチ（トーチスイッチ）（ＴＳ）８と同期す
るリレーで、電源９により駆動される。これらリレー
（ＣＲ１）７、起動スイッチ（ＴＳ）８、電源９により
制御部Ｂが構成されている。
【００１１】何らかの原因で過大、過小入力電圧が電磁
開閉器のコイルに印加さた場合、コイルに過電流が流れ
るが、感温素子はコイルの温度上昇を検知し、コイルの
温度上昇が設定温度に到達すれば感温素子の接点により
コイル電流を遮断し、コイル焼損を防止することができ
る。
開閉器のコイルに印加さた場合、コイルに過電流が流れ
るが、感温素子はコイルの温度上昇を検知し、コイルの
温度上昇が設定温度に到達すれば感温素子の接点により
コイル電流を遮断し、コイル焼損を防止することができ
る。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば電磁開閉器に設置された
感温素子により何らかの原因で入力電圧が過大過小にな
った場合であっても、確実かつ安価に電磁開閉器のコイ
ルの焼損を防止できる。
感温素子により何らかの原因で入力電圧が過大過小にな
った場合であっても、確実かつ安価に電磁開閉器のコイ
ルの焼損を防止できる。
【図１】本発明の実施形態を示す回路図
【図２】電磁開閉器に過小電圧が印加される回路図
【図３】電磁開閉器のコイル電圧・電流特性図
【図４】従来の回路図
Ａ 電磁開閉器のコイル部 Ｂ 電磁開閉器の制御部 Ｃ 感温素子部 １ 電磁開閉器の主接点 ２ 溶接機の主変圧器 ３ 制御用電源スイッチ ４ 電磁開閉器のコイル ５ ＣＲ１リレー接点 ６ 感温素子（接点付） ７ ＣＲ１リレーコイル ８ 起動スイッチ ９ 電源部
Claims (2)
- 【請求項１】 接点と、接点を駆動するコイルを備え、
前記コイルの温度を検出し、かつ、前記コイル電流を開
閉する感温素子部をコイル間近に配したことを特徴とす
る電磁開閉器。 - 【請求項２】 溶接機の電源の入力の開閉を行う電磁開
閉器と、溶接機の起動信号により前記電磁開閉器を制御
する制御部を備え、前記電磁開閉器として請求項１記載
の電磁開閉器を用いた溶接機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9320917A JPH11154446A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 電磁開閉器及び溶接機 |
| US09/196,224 US6127650A (en) | 1997-11-21 | 1998-11-20 | Electromagnetic switch and welder using the same |
| CNB2004101000772A CN1326656C (zh) | 1997-11-21 | 1998-11-20 | 焊机及其采用的电磁开关 |
| CNB981225500A CN1187156C (zh) | 1997-11-21 | 1998-11-20 | 焊机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9320917A JPH11154446A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 電磁開閉器及び溶接機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11154446A true JPH11154446A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18126723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9320917A Pending JPH11154446A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 電磁開閉器及び溶接機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11154446A (ja) |
-
1997
- 1997-11-21 JP JP9320917A patent/JPH11154446A/ja active Pending
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