JPH11154288A - 火災感知器及び火災感知器の取付方法 - Google Patents

火災感知器及び火災感知器の取付方法

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JPH11154288A
JPH11154288A JP31875597A JP31875597A JPH11154288A JP H11154288 A JPH11154288 A JP H11154288A JP 31875597 A JP31875597 A JP 31875597A JP 31875597 A JP31875597 A JP 31875597A JP H11154288 A JPH11154288 A JP H11154288A
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JP
Japan
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ceiling
fire detector
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wiring
sensor
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JP31875597A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Kawano
泰幸 川野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に取り付け工事が行える埋め込み型の火
災感知器及び火災感知器の取付方法を提供する。 【解決手段】 天井埋め込み型の火災感知器1であっ
て、天井に埋め込まれる本体部2と、天井の開口を遮蔽
する鍔部3と、天井の下側に突出する検知部4とを有
し、かつ前記鍔部3に天井内から引き出した感知器配線
10を結線する配線接続部40を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災感知器及び火
災感知器の取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井等へ埋め込んで取り付ける埋
め込み型の火災感知器は、天井に簡単に取り付けること
ができるように、図4に示すような取付ばね方式の火災
感知器1を特願平9−233724号として先に特許出
願した。このものは、取付ばね15,15を使用して天
井等に取り付けることができ、木ねじ等の螺着部材等を
用いずに取り付けを行うことができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の火災感知器
及び火災感知器の取付方法において、図5に示すように
感知器配線10の配線工事が先に行われ、その後火災感
知器1の天井20への取り付け工事がなされる場合に
は、図5のように感知器配線10の配線工事の際に、感
知器配線10を天井20側から天井下に引き出すための
小開口25を穿けて感知器配線10を引き出していた。
その後、火災感知器1の天井20への取り付け工事を行
うときに、火災感知器1の本体部2が天井20に埋め込
まれるためのやや大きい本体部用の開口26を穿ける
(図6,図7参照)。その際には、小開口25から感知
器配線10が引き出されているので、感知器配線10が
損傷しないように注意しながら孔穿け加工する必要があ
る。よって回し引きのこぎり27等を使用して慎重に孔
穿け作業を行う必要があり手間のかかる作業となってい
た。また天井20の孔穿けに一般的に使用するホールソ
ードリル等を使用することはできなかった。
【0004】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、簡単に取
り付け工事が行える埋め込み型の火災感知器及び火災感
知器の取付方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、天井埋め込み型の火災
感知器であって、天井に埋め込まれる本体部と、天井の
開口を遮蔽する鍔部と、天井の下側に突出する検知部と
を有し、かつ前記鍔部に天井内から引き出した感知器配
線を結線する配線接続部を設ける。
【0006】請求項2記載の発明では、前記配線接続部
を鍔部の天井面側に設ける。請求項3記載の発明では、
前記本体部を挟むように少なくとも2つの取付ばねを付
設し、前記取付ばねは天井板に形成した開口縁に反発力
により当接する。
【0007】請求項4記載の発明では、前記本体部は、
鍔部と検知部の中心に対して一方へ偏心させて形成し、
上記偏心により鍔部の片方側を他方側より広く形成し、
この鍔部の片方側にできたスペースの天井面側に感知器
配線の配線接続部を形成する。
【0008】請求項5記載の発明では、天井埋め込み型
の火災感知器を天井に取り付ける火災感知器の取付方法
であって、火災感知器は、天井に埋め込まれる本体部
と、天井の開口を遮蔽する鍔部と、天井の下側に突出す
る検知部とを有し、かつ前記鍔部に天井内から引き出し
た感知器配線を結線する配線接続部を設けて構成し、天
井板に感知器配線を挿通する小開口を形成して前記感知
器配線を天井内から天井下へ挿通し、次いで火災感知器
の本体部を挿通する本体部用の開口を形成し、感知器配
線を配線接続部に結線するとともに、本体部を本体部用
の開口に挿通して火災感知器を天井に取り付ける。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
3に基づいて詳細に説明する。図1は火災感知器の側面
図、図2はその詳細構造を示す斜視図、図3は火災感知
器の取り付け状態及び方法を示す図であり、(a)は一
部を断面とした側面図、(b)は天井の孔穿け加工方法
を示す底面図である。
【0010】火災感知器1は、図1及び図2に示すよう
に天井20に埋め込まれる本体部2と、天井の開口26
及び小開口25とを遮蔽する鍔部3と、天井下に突出す
る検知部4とで形成される。更に付属する部材として2
枚の取付ばね15,15と、感知器配線10の配線接続
部40とを有する。尚、火災感知器1は、熱を検知する
熱感知器でもよく煙を検知する煙感知器のいずれであっ
てもよい。またガス検知器や防犯検知器にも適用でき
る。
【0011】本体部2は、その内部に図示しないがプリ
ント基板やアドレス設定部等が内蔵され、煙感知器であ
れば更に発光素子や受光素子等が内蔵される。また本体
部2には、火災感知器1を天井20へ埋め込み状態で取
り付けるための取付ばね15,15が付設されている。
【0012】次に図2に基づいて取付ばね15,15に
ついて説明する。取付ばね15,15は、弾性のある板
材で形成され、2枚の取付ばね15,15それぞれに本
体部2へ係止するための係止部15a、係止部15b,
15b及び係止部15cとを有し、更に、天井板を反発
力により挟持する挟持部15dと、挟持部15dの先端
には屈曲部15eを有している。
【0013】この取付ばね15,15に対応して、本体
部2には、係止部36,36が設けてある。また、本体
部2には突出片16,16との間に、係止溝17,17
を設けている。また係止溝17,17の間の本体部壁面
に係合凹部18が形成してある。そして取付ばね15の
係止部15aが係止部36,36に係止され、また係止
部15b,15bが係止溝17,17に嵌まり込み、係
止部15cが係合凹部18に係合することにより、取付
ばね15は本体部2に取着される。取付ばね15,15
は、本体部2の左右に1枚づつ取着される。
【0014】天井20の開口26に対して、手指等で2
枚の取付ばね15,15の上側を互いに狭めて、前記開
口26に挿通させる。火災感知器1の本体部2を天井面
に少し押しつけて、鍔部3の上面を天井面に当接させれ
ば、取付が完了するようになっている。
【0015】次に、鍔部3は天井20の開口26及び小
開口26とを遮蔽する機能を有し、本体部2が偏心して
いることにより片方が広くなっている鍔部3の上面側
に、感知器配線10を接続する配線接続部40を有して
いる。配線接続部40は電線挿入孔411 ,…414
有しており、電線を挿入することにより結線ができる速
結式の端子となっている。尚、配線接続部40は図示し
ないがねじと端子板による螺着構造のものであってもよ
い。
【0016】次に、天井下に突出する検知部4は、煙感
知器であれば煙導入部と煙を検知する煙感知部とを一体
に形成している。熱感知器であれば、熱検出用のサーミ
スタ素子又はバイメタルを収容している。
【0017】次に、この火災感知器の取付方法について
説明する。まず感知器配線10の配線工事を先に行なう
が、天井20に感知器配線10を挿通する小開口25を
形成する。そして天井上に敷設した感知器配線10を前
記小開口25に挿通して天井下に露出させる。その後、
火災感知器1の天井20への取り付け工事を行うとき
に、図3(a)(b)に示すように火災感知器1の本体
部2を挿通する本体部用の開口26を前記小開口25の
近傍にホールソードリル等を用いて形成する。そして感
知器配線10を配線接続部40の電線挿入孔411 ,…
414 に挿入して結線する。次いで火災感知器1の本体
部2を本体部用の開口26に挿通して、取付ばね15,
15を用いて火災感知器1を天井20に取り付けるので
ある。
【0018】尚、先に感知器配線10を配線接続部40
の電線挿入孔411 ,…414 に挿入して結線してか
ら、火災感知器1の本体部2を挿通する本体部用の開口
26を前記小開口25の近傍にホールソードリル等を用
いて形成してもよい。
【0019】以上のように、本実施の形態では、火災感
知器1の鍔部3に配線接続部40を設けたので、先に配
線した感知器配線10が邪魔にならないところに本体部
2を挿通する本体部2用の開口26を容易に形成するこ
とができ、更に配線接続部40を鍔部3の天井面側に設
けたので、感知器配線10を容易に火災感知器1に結線
することができ、また取付ばね15,15を使用して簡
単に火災感知器1を天井に埋め込み取り付けできる。
【0020】そして、前記本体部2は、鍔部3と検知部
4の中心に対して一方へ偏心させて形成し、上記偏心に
より鍔部3の片方側を他方側より広く形成し、この鍔部
3の片方側にできたスペースの天井面側に感知器配線1
0の配線接続部40を形成したので、鍔部3に、配線接
続部40を形成するスペースを充分に確保することがで
きる。
【0021】また、感知器配線10の配線工事が先に行
われ、その後火災感知器1の天井への取り付け工事がな
される場合において、先に配線した感知器配線10が邪
魔にならない天井部位に本体部2用の開口26を形成す
ることができ、火災感知器1の取り付け作業を容易に行
うことができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、火災感知
器の鍔部に配線接続部を設けたので、先に配線した感知
器配線が邪魔にならないところに本体部を挿通する本体
部用の開口を容易に形成することができるいう効果を奏
する。
【0023】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、配線接続部を鍔部の天井面側
に設けたので、感知器配線を容易に火災感知器に結線す
ることができるという効果を奏する。
【0024】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、取付ばねを使用して、簡単に
火災感知器を天井に埋め込み取り付けできるという効果
を奏する。
【0025】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、鍔部に、配線接続部を形成す
るスペースを充分に確保することができるという効果を
奏する。
【0026】請求項5記載の発明によれば、感知器配線
の配線工事が先に行われ、その後火災感知器の天井への
取り付け工事がなされる場合において、先に配線した感
知器配線が邪魔にならない天井部位に本体部用の開口を
形成することができ、火災感知器の取り付け作業を容易
に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の火災感知器の側面図であ
る。
【図2】同上の詳細構造を示す斜視図である。
【図3】同上の火災感知器の取り付け状態及び方法を示
す図であり、(a)は一部を断面とした側面図、(b)
は天井の孔穿け加工方法を示す底面図である。
【図4】取付ばねを有する火災感知器の側面図である。
【図5】従来例の感知器配線の配線方法を示す図であ
る。
【図6】従来例の火災感知器の取り付け工事方法を示す
図である。
【図7】従来例の火災感知器の取り付け状態及び方法を
示す図であり、(a)は一部を断面とした側面図、
(b)は天井の孔穿け加工方法を示す底面図である。
【符号の説明】
1 火災感知器 2 本体部 3 鍔部 4 検知部 15,15 取付ばね 25 小開口 26 本体部用の開口 40 配線接続部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井埋め込み型の火災感知器であって、
    天井に埋め込まれる本体部と、天井の開口を遮蔽する鍔
    部と、天井の下側に突出する検知部とを有し、かつ前記
    鍔部に天井内から引き出した感知器配線を結線する配線
    接続部を設けたことを特徴とする火災感知器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の火災感知器において、前
    記配線接続部を鍔部の天井面側に設けたことを特徴とす
    る火災感知器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の火災感知器において、前
    記本体部を挟むように少なくとも2つの取付ばねを付設
    し、前記取付ばねは天井板に形成した開口縁に反発力に
    より当接することを特徴とする火災感知器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の火災感知器において、前
    記本体部は、鍔部と検知部の中心に対して一方へ偏心さ
    せて形成し、上記偏心により鍔部の片方側を他方側より
    広く形成し、この鍔部の片方側にできたスペースの天井
    面側に感知器配線の配線接続部を形成したことを特徴と
    する火災感知器。
  5. 【請求項5】 天井埋め込み型の火災感知器を天井に取
    り付ける火災感知器の取付方法であって、火災感知器
    は、天井に埋め込まれる本体部と、天井の開口を遮蔽す
    る鍔部と、天井の下側に突出する検知部とを有し、かつ
    前記鍔部に天井内から引き出した感知器配線を結線する
    配線接続部を設けて構成し、天井板に感知器配線を挿通
    する小開口を形成して前記感知器配線を天井内から天井
    下へ挿通し、次いで火災感知器の本体部を挿通する本体
    部用の開口を形成し、感知器配線を配線接続部に結線す
    るとともに、本体部を本体部用の開口に挿通して火災感
    知器を天井に取り付けることを特徴とする火災感知器の
    取付方法。
JP31875597A 1997-11-19 1997-11-19 火災感知器及び火災感知器の取付方法 Withdrawn JPH11154288A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013136458A1 (ja) * 2012-03-14 2015-08-03 富士機械製造株式会社 画像補正処理装置
CN108934141A (zh) * 2018-09-30 2018-12-04 杜江 一种用于密封箱体的火灾探测器连接装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201