JPH11153944A - トイレのペーパーホルダー取付位置体験装置 - Google Patents

トイレのペーパーホルダー取付位置体験装置

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Publication number
JPH11153944A
JPH11153944A JP31819997A JP31819997A JPH11153944A JP H11153944 A JPH11153944 A JP H11153944A JP 31819997 A JP31819997 A JP 31819997A JP 31819997 A JP31819997 A JP 31819997A JP H11153944 A JPH11153944 A JP H11153944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper holder
toilet
wall
attached
adhered
Prior art date
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Pending
Application number
JP31819997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiko Tsujii
秀彦 辻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP31819997A priority Critical patent/JPH11153944A/ja
Publication of JPH11153944A publication Critical patent/JPH11153944A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築予定者はトイレのトイレットペーパーを
取り付けるホルダーの取付位置は、標準高さにしか取り
付けられなかった。 【解決手段】 トイレの便器6側方の壁5に被接着部材
11を取り付け、該被接着部材11に目盛り22を設け
るとともに、ペーパーホルダー10の後面に接着部材2
1を取り付けて、該ペーパーホルダーを被接着部材の任
意位置に着脱可能に取り付け、前記被接着部材を取り付
ける壁を移動可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、これから住宅を建
設しようとする住宅建築予定者が、トイレのトイレット
ペーパーを取り付けるホルダーの取付位置を変更して最
適位置が判るようにした体験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からトイレにおけるトイレットペー
パーを取り付けたペーパーホルダーの位置は洋式便器や
和式便器に合わせて、床から一定の高さに略決まってい
た。つまり、トイレを使用する人は子供から大人、老人
に至るまで使用されるので、標準成人が使用するときに
最も適当な高さとしていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、健常者は背が
低いとか、高いとかの差があっても、そのペーパーホル
ダーの高さに容易に合わせて使用することができるが、
身体障害者や老人ではそのペーパーホルダーの高さに合
わせることは困難な場合が生じている。このような場合
身体障害者や老人に合わせてもう一つペーパーホルダー
を設けたりしていた。
【0004】そこで、本発明は家屋を建築する設計前
に、現実に使用する人が最も適当な位置にペーパーホル
ダーを配置して、実際に使用してその位置を確認してか
ら、設計に生かせるようにするものであり、数値的にそ
の位置が判るようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、トイレの便器
側方の壁に被接着部材を取り付け、該被接着部材に目盛
りを設けるとともに、ペーパーホルダーの後面に接着部
材を取り付けて、該ペーパーホルダーを被接着部材の任
意位置に着脱可能に取り付けるようにしたものである。
請求項2においては、被接着部材を取り付ける壁を移動
可能に構成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明のトイレのペーパーホルダー取付位置
体験装置の平面断面図、図2は同じく上方からの斜視
図、図3は正面側からの斜視図、図4は被取付部材側の
斜視図、図5はペーパーホルダーを外した状態の正面
図、図6はスライド壁上部の断面図、図7は手摺り部分
の側面図である。
【0007】図1、図2、図3において、本発明のペー
パーホルダー取付位置体験装置の全体的な構成から説明
する。本発明の体験スペース1には仕切り壁2・3とス
ライド壁4・5によってトイレ空間が形成され、平面視
L字状に配置した仕切り壁2・3によって囲まれた隅部
に便器6を配置している。但し、便器6は本実施例では
身体障害者や老人を対象としているので洋式便器として
いるが、健常者でも体験できるように和式便器を配置す
ることもできる。
【0008】前記便器6の側部および後上部には手摺り
9が配置され、弁座に座るときの補助となるようにして
おり、更に、便器6の側部の仕切り壁3の壁面には図7
に示すように、L字状または上下方向の棒状に構成した
複数の手摺り8・8・・・が平行に配置され、車椅子か
ら便器6へ移る時や便器6から車椅子に乗り移るとき
に、一番楽に移れるのはどの手摺りであるかを、体験的
に選択して最適手摺り位置を認識できるようにしてい
る。
【0009】また、前記スライド壁4は平面視L字状に
配置されて、トイレの正面側と一側方を囲み、他側方は
スライド壁5とスライドドア7で囲っている。前記スラ
イド壁4の正面壁4aと側面壁4bは上部に斜め方向に
固定した連結部材13によって連結されている。また、
図2に示すように、体験スペース1の天井位置には、左
右両側及び前後両側にレール14・14・15・15が
架設され、該左右に設けたレール14・14間に可動レ
ール16が横架して支持されて、前後方向に摺動可能と
され、該可動レール16に正面壁4aが左右摺動自在に
支持され、側面壁4bは可動レール16に固定されて共
にに前後に摺動する。
【0010】また、図2、図6に示すように、前記前後
のレール15・15には可動レール17を前後方向に横
架して支持され、左右方向に摺動可能とされ、該可動レ
ール17の奥側にスライド壁5が固定されて可動レール
17と共に左右に移動でき、前記スライドドア7が可動
レール17に前後摺動可能に支持されている。そして、
体験スペース1の床19には図3、図5に示すように前
後方向及び左右方向に目盛り20が設けられて、壁を移
動した時の位置が数字的に判るようにしている。このよ
うにして、スライド壁4・5とスライドドア7をそれぞ
れ前後左右に摺動させて、便器6周囲の空間を広げた
り、狭めたりして、設計ではどれぐらいの空間のトイレ
になってしまうのか、または、車椅子を使用する場合に
はどれぐらいの空間が必要なのか、または、敷地に対し
てどれくらいの空間まで許されるのか等の空間を体験す
ることができるようにしている。
【0011】そして、本発明の要部であるトイレットペ
ーパーのペーパーホルダー10には接着部材を設け、ス
ライド壁5とスライドドア7には被接着部材として取付
板11・12が設けられて、着脱可能として任意位置に
取り付けられるようにしている。即ち、前記ペーパーホ
ルダー10は前部にトイレットペーパーの芯部を回転自
在に支持する棒体を有する周知の構造を有しており、後
面には図5に示すように、接着部材として磁石21を固
定している。一方、前記取付板11・12は磁石が接着
できる鉄板やニッケル板等から構成されている。そし
て、この取付板11・12の面積は便器6に座った状態
で手の届く範囲以上の広さとして、スライド壁5とスラ
イドドア7にそれぞれ貼設されている。但し、前記磁石
と鉄板は接着・剥離または着脱容易な部材であれば、そ
の代わりに面状ファスナーで着脱したり、差し込み式と
したり、フックにより引っ掛けたり、吸盤を用いたりし
て構成することも可能であり、接着部材及び被接着部材
の構造及び材質は限定するものではない。
【0012】そして、図3、図4に示すように、前記取
付板11・12には碁盤の目状に目盛り22が設けられ
て、最もトイレットペーパーを取り易い位置にペーパー
ホルダー10を接着して、そのときの位置が、基準位置
からどの程度の距離にあるかが数字的に判るようにして
いる。本実施例では、前後方向の基準位置は便器6の先
端位置とし、上下方向の基準位置は床面としている。但
し、本実施例ではペーパーホルダー10の取付位置を便
器6の左側壁としているが、右側壁に取付板11・12
を配置しても良く、また、ドアの配置によっては、正面
側の壁に取り付ける場合もあるので、取付板11・12
を正面壁4aに配置してもよい。
【0013】従って、ペーパーホルダー10の最適位置
を決める場合、まず、スライドドア7は壁にするか、ド
アにするかを決め、次にスライド壁5の位置を決めて、
トイレの空間を設定する。次に、スライドドア7の部分
をドアとした場合には取付板11上でペーパーホルダー
10を最も取り扱い易い位置に接着する。スライドドア
7の部分を壁とする場合には、取付板11・12の目盛
り22の位置を合わせて固定し、その状態でペーパーホ
ルダー10を最も取り扱い易い位置に接着する。この接
着した位置の基準位置からの目盛りを読んで、設計図面
にその数値を書き込むことで、建築時には所望の位置に
ペーパーホルダー10が取り付けられるのである。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上の如く構成したので、次
のような効果を奏するのである。請求項1の如く、トイ
レの便器側方の壁に被接着部材を取り付け、該被接着部
材に目盛りを設けるとともに、ペーパーホルダーの後面
に接着部材を取り付けて、該ペーパーホルダーを被接着
部材の任意位置に着脱可能に取り付けるようにしたの
で、ペーパーホルダーは壁の任意位置に取り付けること
が可能となって、弁座に座った状態で、最も取り扱い易
い位置にペーパーホルダーを取り付けることができて、
ペーパーホルダーの最も取り扱い易い位置を体験的に知
ることができる。そして、その取り付けたその位置の目
盛りを読むことで、設計図面に書き込んで建築時にその
位置に取り付けることができて、住人に合ったトイレを
提供することができるようになるのである。
【0015】また、請求項2の如く、被接着部材を取り
付ける壁を移動可能に構成したので、トイレ空間に合っ
た位置にペーパーホルダーを取付できるようになる。例
えば、車椅子を使用する家族がいる場合に、車椅子を使
用するための空間を確保した上でのペーパーホルダーの
最適位置を決めることができるようになり、建築後にペ
ーパーホルダーの位置を変更したり、不自由なまま使用
することもなくなるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトイレのペーパーホルダー取付位置体
験装置の平面断面図である。
【図2】同じく上方からの斜視図である。
【図3】正面側からの斜視図である。
【図4】被取付部材側の斜視図である。
【図5】ペーパーホルダーを外した状態の正面図であ
る。
【図6】スライド壁上部の断面図である。
【図7】手摺り部分の側面図である。
【符号の説明】
1 体験スペース 5 スライド壁 6 便器 7 スライドドア 10 ペーパーホルダー 11・12 取付板 21 磁石 22 目盛り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレの便器側方の壁に被接着部材を取
    り付け、該被接着部材に目盛りを設けるとともに、ペー
    パーホルダーの後面に接着部材を取り付けて、該ペーパ
    ーホルダーを被接着部材の任意位置に着脱可能に取り付
    けるようにしたことを特徴とするトイレのペーパーホル
    ダー取付位置体験装置。
  2. 【請求項2】 前記被接着部材を取り付ける壁を移動可
    能に構成したことを特徴とする請求項1記載のトイレの
    ペーパーホルダー取付位置体験装置。
JP31819997A 1997-11-19 1997-11-19 トイレのペーパーホルダー取付位置体験装置 Pending JPH11153944A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31819997A JPH11153944A (ja) 1997-11-19 1997-11-19 トイレのペーパーホルダー取付位置体験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31819997A JPH11153944A (ja) 1997-11-19 1997-11-19 トイレのペーパーホルダー取付位置体験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11153944A true JPH11153944A (ja) 1999-06-08

Family

ID=18096555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31819997A Pending JPH11153944A (ja) 1997-11-19 1997-11-19 トイレのペーパーホルダー取付位置体験装置

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JP (1) JPH11153944A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014202888A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 株式会社藤島建設 間取り再現装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014202888A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 株式会社藤島建設 間取り再現装置

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Effective date: 20041207

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Effective date: 20050405

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