JPH11153752A - 明るい広角レンズ - Google Patents
明るい広角レンズInfo
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- JPH11153752A JPH11153752A JP9334999A JP33499997A JPH11153752A JP H11153752 A JPH11153752 A JP H11153752A JP 9334999 A JP9334999 A JP 9334999A JP 33499997 A JP33499997 A JP 33499997A JP H11153752 A JPH11153752 A JP H11153752A
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- 230000005499 meniscus Effects 0.000 claims abstract description 17
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 5
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 9
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 5
- 206010010071 Coma Diseases 0.000 description 1
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 230000011514 reflex Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B13/00—Optical objectives specially designed for the purposes specified below
- G02B13/06—Panoramic objectives; So-called "sky lenses" including panoramic objectives having reflecting surfaces
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 物体側に凹面を向けるとともに少なくとも一
つの非球面を有する負のメニスカスレンズを最も物体側
に配設することにより、周辺画角まで結像性能を良好な
ものとするとともに、広画角、大口径で明るくコンパク
トな広角レンズとする。 【構成】 物体側より順に、物体側に凹面を向けるとと
もに少なくとも一つの非球面を有する負のメニスカスレ
ンズからなる第１レンズＬ1、両凸形状の第２レンズ
Ｌ2、両凹形状の第３レンズＬ3、両凸形状の第４レンズ
Ｌ4、物体側に凹面を向けるとともに少なくとも一つの
非球面を有する負のメニスカスレンズからなる第５レン
ズＬ5をこの順で配設する。また、下記条件式を満足す
る。 −０．９＜（Ｒ1−Ｒ2）／（Ｒ1＋Ｒ2）（Ｒ1：第１レ
ンズの物体側の面の曲率半径、Ｒ2：第１レンズの像面
側の面の曲率半径）
つの非球面を有する負のメニスカスレンズを最も物体側
に配設することにより、周辺画角まで結像性能を良好な
ものとするとともに、広画角、大口径で明るくコンパク
トな広角レンズとする。 【構成】 物体側より順に、物体側に凹面を向けるとと
もに少なくとも一つの非球面を有する負のメニスカスレ
ンズからなる第１レンズＬ1、両凸形状の第２レンズ
Ｌ2、両凹形状の第３レンズＬ3、両凸形状の第４レンズ
Ｌ4、物体側に凹面を向けるとともに少なくとも一つの
非球面を有する負のメニスカスレンズからなる第５レン
ズＬ5をこの順で配設する。また、下記条件式を満足す
る。 −０．９＜（Ｒ1−Ｒ2）／（Ｒ1＋Ｒ2）（Ｒ1：第１レ
ンズの物体側の面の曲率半径、Ｒ2：第１レンズの像面
側の面の曲率半径）
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、明るい広角レンズ
に関し、特に、コンパクトなレンズシャッタカメラ用と
して好適な単焦点レンズに関するものである。
に関し、特に、コンパクトなレンズシャッタカメラ用と
して好適な単焦点レンズに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、レンズシャッターカメラに用いら
れる単焦点レンズにおいて、小型軽量で携帯性が良く操
作性の良いカメラに対する要求が高まるのに伴い、レン
ズも小型化、広画角化、大口径化が求められるようにな
ってきている。
れる単焦点レンズにおいて、小型軽量で携帯性が良く操
作性の良いカメラに対する要求が高まるのに伴い、レン
ズも小型化、広画角化、大口径化が求められるようにな
ってきている。
【０００３】広角レンズとしては、従来よりレトロフォ
ーカスタイプの一眼レフ用交換レンズが知られており、
また、近年では特開平１−１３０１１６号公報や、特開
平１−２０９４１３号公報に開示されたもののようにレ
ンズシャッターカメラ用のものも知られてきている。こ
のレンズシャッターカメラ用のレンズは、４枚玉構成
で、物体側より順に、正の第１レンズ、負の第２レン
ズ、正の第３レンズ、および物体側に凹面を向けた負の
メニスカスレンズからなる第４レンズを配設したもので
ある。
ーカスタイプの一眼レフ用交換レンズが知られており、
また、近年では特開平１−１３０１１６号公報や、特開
平１−２０９４１３号公報に開示されたもののようにレ
ンズシャッターカメラ用のものも知られてきている。こ
のレンズシャッターカメラ用のレンズは、４枚玉構成
で、物体側より順に、正の第１レンズ、負の第２レン
ズ、正の第３レンズ、および物体側に凹面を向けた負の
メニスカスレンズからなる第４レンズを配設したもので
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように物体側より順に、正の第１レンズ、負の第２レ
ンズ、正の第３レンズ、物体側に凹面を向けた負のメニ
スカスレンズからなる第４レンズを配設した４枚玉構成
の従来のレンズシャッターカメラ用のレンズでは、小型
化、広画角化、大口径化を十分に達成することが困難で
あった。
たように物体側より順に、正の第１レンズ、負の第２レ
ンズ、正の第３レンズ、物体側に凹面を向けた負のメニ
スカスレンズからなる第４レンズを配設した４枚玉構成
の従来のレンズシャッターカメラ用のレンズでは、小型
化、広画角化、大口径化を十分に達成することが困難で
あった。
【０００５】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
のであり、周辺画角まで結像性能の良好な広角レンズで
あって、広画角、大口径で明るくコンパクトな広角レン
ズを提供することを目的とするものである。
のであり、周辺画角まで結像性能の良好な広角レンズで
あって、広画角、大口径で明るくコンパクトな広角レン
ズを提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる明るい広
角レンズは、物体側より順に、物体側に凹面を向けると
ともに少なくとも１つの非球面を有する負のメニスカス
レンズからなる第１レンズ、正の第２レンズ、負の第３
レンズ、正の第４レンズ、および物体側に凹面を向ける
とともに少なくとも１つの非球面を有する負のメニスカ
スレンズからなる第５レンズをこの順で配設してなり、
下記条件式（１）を満たすように構成されてなることを
特徴とするものである。
角レンズは、物体側より順に、物体側に凹面を向けると
ともに少なくとも１つの非球面を有する負のメニスカス
レンズからなる第１レンズ、正の第２レンズ、負の第３
レンズ、正の第４レンズ、および物体側に凹面を向ける
とともに少なくとも１つの非球面を有する負のメニスカ
スレンズからなる第５レンズをこの順で配設してなり、
下記条件式（１）を満たすように構成されてなることを
特徴とするものである。
【０００７】 −０．９＜（Ｒ1−Ｒ2）／（Ｒ1＋Ｒ2）・・・（１） ただし、 Ｒ1：第１レンズの物体側の面の曲率半径 Ｒ2：第１レンズの像面側の面の曲率半径 本発明にかかる明るい広角レンズでは、従来から周知の
光学系に採用されているような、物体側より順に、正の
レンズ、負のレンズ、正のレンズ、物体側に凹面を向け
た負のメニスカスレンズを配設した４枚玉構成からなる
光学系のさらに物体側に、物体側に凹面を向けるととも
に、少なくとも１つの非球面を有する負のメニスカスレ
ンズからなる第１レンズを加えた構成とすることによ
り、より広画角化、コンパクト化、大口径化という要求
を満たす明るい広角レンズを実現することができる。
光学系に採用されているような、物体側より順に、正の
レンズ、負のレンズ、正のレンズ、物体側に凹面を向け
た負のメニスカスレンズを配設した４枚玉構成からなる
光学系のさらに物体側に、物体側に凹面を向けるととも
に、少なくとも１つの非球面を有する負のメニスカスレ
ンズからなる第１レンズを加えた構成とすることによ
り、より広画角化、コンパクト化、大口径化という要求
を満たす明るい広角レンズを実現することができる。
【０００８】本発明の明るい広角レンズでは、最も物体
側の第１レンズを、物体側に凹面を向けたメニスカスレ
ンズとすることにより、結果として歪曲収差、像面湾曲
を良好に補正する事ができる。また、この第１レンズの
少なくとも１面を非球面とすることにより、レンズ枚数
を増加させることなく、諸収差を良好に補正することが
できる。
側の第１レンズを、物体側に凹面を向けたメニスカスレ
ンズとすることにより、結果として歪曲収差、像面湾曲
を良好に補正する事ができる。また、この第１レンズの
少なくとも１面を非球面とすることにより、レンズ枚数
を増加させることなく、諸収差を良好に補正することが
できる。
【０００９】また、上述した条件式（１）を満たすこと
により、周辺画角まで結像性能の良好な広角レンズとす
ることができる。すなわち、（Ｒ1−Ｒ2）／（Ｒ1＋
Ｒ2）の値が条件式（１）の下限を下回ると、第１レン
ズが発生する球面収差、コマ収差が大きくなりすぎる。
なお、上述した第２レンズおよび第４レンズを両凸レン
ズとし、上述した第３レンズを両凹レンズとすることが
好ましい。
により、周辺画角まで結像性能の良好な広角レンズとす
ることができる。すなわち、（Ｒ1−Ｒ2）／（Ｒ1＋
Ｒ2）の値が条件式（１）の下限を下回ると、第１レン
ズが発生する球面収差、コマ収差が大きくなりすぎる。
なお、上述した第２レンズおよび第４レンズを両凸レン
ズとし、上述した第３レンズを両凹レンズとすることが
好ましい。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
実施例１〜３を用いて具体的に説明する。図１は、実施
例１にかかる明るい広角レンズのレンズ構成を示すもの
であり、図２は、実施例２（実施例３も略同様のレンズ
構成とされている）にかかる明るい広角レンズのレンズ
構成を示すものである。
実施例１〜３を用いて具体的に説明する。図１は、実施
例１にかかる明るい広角レンズのレンズ構成を示すもの
であり、図２は、実施例２（実施例３も略同様のレンズ
構成とされている）にかかる明るい広角レンズのレンズ
構成を示すものである。
【００１１】図１，図２に示すように、実施例１〜３に
かかる広角レンズは、物体側より順に、物体側に凹面を
向けた非球面を有する負のメニスカスレンズからなる第
１レンズＬ1、両凸形状の第２レンズＬ2、両凹形状の第
３レンズＬ3、両凸形状の第４レンズＬ4、および物体側
に凹面を向けた非球面を有する負のメニスカスレンズか
らなる第５レンズＬ5をこの順で配設するようにしてお
り、物体側から光軸Ｘに沿って入射した光束を集束せし
めて、結像面２上に被写体像を結像するように構成され
ている。また、実施例１〜３にかかる広角レンズは、以
下の条件式（１）を満たすように構成されている。
かかる広角レンズは、物体側より順に、物体側に凹面を
向けた非球面を有する負のメニスカスレンズからなる第
１レンズＬ1、両凸形状の第２レンズＬ2、両凹形状の第
３レンズＬ3、両凸形状の第４レンズＬ4、および物体側
に凹面を向けた非球面を有する負のメニスカスレンズか
らなる第５レンズＬ5をこの順で配設するようにしてお
り、物体側から光軸Ｘに沿って入射した光束を集束せし
めて、結像面２上に被写体像を結像するように構成され
ている。また、実施例１〜３にかかる広角レンズは、以
下の条件式（１）を満たすように構成されている。
【００１２】 −０．９＜（Ｒ1−Ｒ2）／（Ｒ1＋Ｒ2）・・・（１） ただし、 Ｒ1：第１レンズＬ1の物体側の面の曲率半径 Ｒ2：第１レンズＬ1の像面側の面の曲率半径 また、図１、図２に示すように、実施例１にかかる広角
レンズと、実施例２および実施例３にかかる広角レンズ
とでは、シャッタ絞り１の位置が異なっている。
レンズと、実施例２および実施例３にかかる広角レンズ
とでは、シャッタ絞り１の位置が異なっている。
【００１３】すなわち、図１に示すように、実施例１に
かかる広角レンズは、第４レンズＬ4と第５レンズＬ5と
の間にシャッタ絞り１が配設されている。一方、図２に
示すように、実施例２および実施例３にかかる広角レン
ズは、第３レンズＬ3と第４レンズＬ4との間にシャッタ
絞り１が配設されている。以下、上述した実施例１〜３
にかかる広角レンズについて具体的に説明する。
かかる広角レンズは、第４レンズＬ4と第５レンズＬ5と
の間にシャッタ絞り１が配設されている。一方、図２に
示すように、実施例２および実施例３にかかる広角レン
ズは、第３レンズＬ3と第４レンズＬ4との間にシャッタ
絞り１が配設されている。以下、上述した実施例１〜３
にかかる広角レンズについて具体的に説明する。
【００１４】＜実施例１＞上述した実施例１にかかる広
角レンズの各レンズ面の曲率半径Ｒ（ｍｍ）、各レンズ
の中心厚および各レンズ間の空気間隔Ｄ（ｍｍ）、各レ
ンズのｄ線における屈折率Ｎdおよびアッベ数νdの値を
下記表１に示す。なお、表中の数字は物体側からの順番
を表すものである（実施例２，３において同じ）。ま
た、表１中の面番号の左側に＊が付された面は非球面と
されており、下記非球面式で表される非球面形状である
ことを意味するものである（表３，５において同じ）。
角レンズの各レンズ面の曲率半径Ｒ（ｍｍ）、各レンズ
の中心厚および各レンズ間の空気間隔Ｄ（ｍｍ）、各レ
ンズのｄ線における屈折率Ｎdおよびアッベ数νdの値を
下記表１に示す。なお、表中の数字は物体側からの順番
を表すものである（実施例２，３において同じ）。ま
た、表１中の面番号の左側に＊が付された面は非球面と
されており、下記非球面式で表される非球面形状である
ことを意味するものである（表３，５において同じ）。
【００１５】
【数１】
【００１６】ただし、Ｚ：光軸からの高さｈの非球面上
の点より、非球面頂点の接平面（光軸に垂直な平面）に
下ろした垂線の長さ（ｍｍ） Ｃ：非球面の近軸曲率 ｈ：光軸からの高さ（ｍｍ） Ｋ：離心率 Ａ4、Ａ6、Ａ8、Ａ10：第４，６，８，１０次の非球面
係数 また、下記表２の上段に、上記非球面式に示される非球
面の各定数Ｋ，Ａ4 〜Ａ10 の値を示す。
の点より、非球面頂点の接平面（光軸に垂直な平面）に
下ろした垂線の長さ（ｍｍ） Ｃ：非球面の近軸曲率 ｈ：光軸からの高さ（ｍｍ） Ｋ：離心率 Ａ4、Ａ6、Ａ8、Ａ10：第４，６，８，１０次の非球面
係数 また、下記表２の上段に、上記非球面式に示される非球
面の各定数Ｋ，Ａ4 〜Ａ10 の値を示す。
【００１７】
【表１】
【００１８】
【表２】
【００１９】また、上記表２の下段には実施例１にかか
る広角レンズの像面側の焦点距離ｆ’、Ｆno、画角２ω
の値が示されている。さらに、上記表１から明らかなよ
うに、Ｒ1の値は−２２．４３５であり、Ｒ2の値は−３
０．４７２であるから、（Ｒ1−Ｒ2）／（Ｒ1＋Ｒ2）の
値は−０．１５２となり、上述した条件式（１）を満足
する。
る広角レンズの像面側の焦点距離ｆ’、Ｆno、画角２ω
の値が示されている。さらに、上記表１から明らかなよ
うに、Ｒ1の値は−２２．４３５であり、Ｒ2の値は−３
０．４７２であるから、（Ｒ1−Ｒ2）／（Ｒ1＋Ｒ2）の
値は−０．１５２となり、上述した条件式（１）を満足
する。
【００２０】＜実施例２＞上述した実施例２にかかる広
角レンズの各レンズ面の曲率半径Ｒ（ｍｍ）、各レンズ
の中心厚および各レンズ間の空気間隔Ｄ（ｍｍ）、各レ
ンズのｄ線における屈折率Ｎdおよびアッベ数νdの値を
表３に示す。また、表４の上段に、上記非球面式に示さ
れる非球面の各定数Ｋ，Ａ4 〜Ａ10 の値を示す。
角レンズの各レンズ面の曲率半径Ｒ（ｍｍ）、各レンズ
の中心厚および各レンズ間の空気間隔Ｄ（ｍｍ）、各レ
ンズのｄ線における屈折率Ｎdおよびアッベ数νdの値を
表３に示す。また、表４の上段に、上記非球面式に示さ
れる非球面の各定数Ｋ，Ａ4 〜Ａ10 の値を示す。
【００２１】
【表３】
【００２２】
【表４】
【００２３】また、上記表４の下段には実施例２の広角
レンズの像面側の焦点距離ｆ’、Ｆno、画角２ωの値が
示されている。さらに、上記表３から明らかなように、
Ｒ1の値は、−２４．３４６であり、Ｒ2の値は、−２
９．７２２であるから、（Ｒ1−Ｒ2）／（Ｒ1＋Ｒ2）の
値は−０．０９９となり、上述した条件式（１）を満足
する。
レンズの像面側の焦点距離ｆ’、Ｆno、画角２ωの値が
示されている。さらに、上記表３から明らかなように、
Ｒ1の値は、−２４．３４６であり、Ｒ2の値は、−２
９．７２２であるから、（Ｒ1−Ｒ2）／（Ｒ1＋Ｒ2）の
値は−０．０９９となり、上述した条件式（１）を満足
する。
【００２４】＜実施例３＞上述した実施例３にかかる広
角レンズの各レンズ面の曲率半径Ｒ（ｍｍ）、各レンズ
の中心厚および各レンズ間の空気間隔Ｄ（ｍｍ）、各レ
ンズのｄ線における屈折率Ｎdおよびアッベ数νdの値を
表５に示す。また、表６の上段に、上記非球面式に示さ
れる非球面の各定数Ｋ，Ａ4 〜Ａ10 の値を示す。
角レンズの各レンズ面の曲率半径Ｒ（ｍｍ）、各レンズ
の中心厚および各レンズ間の空気間隔Ｄ（ｍｍ）、各レ
ンズのｄ線における屈折率Ｎdおよびアッベ数νdの値を
表５に示す。また、表６の上段に、上記非球面式に示さ
れる非球面の各定数Ｋ，Ａ4 〜Ａ10 の値を示す。
【００２５】
【表５】
【００２６】
【表６】
【００２７】また、上記表６の下段には実施例２の広角
レンズの像面側の焦点距離ｆ’、Ｆno、画角２ωの値が
示されている。さらに、上記表５から明らかなように、
Ｒ1の値は、−２１．８３８であり、Ｒ2の値は、−２
６．２７０であるから、（Ｒ1−Ｒ2）／（Ｒ1＋Ｒ2）の
値は−０．０９２となり、上述した条件式（１）を満足
する。
レンズの像面側の焦点距離ｆ’、Ｆno、画角２ωの値が
示されている。さらに、上記表５から明らかなように、
Ｒ1の値は、−２１．８３８であり、Ｒ2の値は、−２
６．２７０であるから、（Ｒ1−Ｒ2）／（Ｒ1＋Ｒ2）の
値は−０．０９２となり、上述した条件式（１）を満足
する。
【００２８】図３〜図５は各々上記実施例１〜３におけ
る球面収差、非点収差、ディストーションを示す収差図
である。これらの収差図から明らかなように、各実施例
にかかる明るい広角レンズによれば、簡単な構成であり
ながら各収差を良好なものとすることができる。なお、
本発明の明るい広角レンズとしては上記実施例のものに
限られるものではなく、例えば第２レンズ〜第４レンズ
をメニスカスレンズにより構成することが可能である。
る球面収差、非点収差、ディストーションを示す収差図
である。これらの収差図から明らかなように、各実施例
にかかる明るい広角レンズによれば、簡単な構成であり
ながら各収差を良好なものとすることができる。なお、
本発明の明るい広角レンズとしては上記実施例のものに
限られるものではなく、例えば第２レンズ〜第４レンズ
をメニスカスレンズにより構成することが可能である。
【００２９】
【発明の効果】本発明の明るい広角レンズによれば、従
来より周知のレンズ構成である４枚玉構成の光学系、す
なわち物体側より順に、正のレンズ、負のレンズ、正の
レンズ、物体側に凹面を向けた負のメニスカスレンズと
いう光学系のさらに物体側に、物体側に凹面を向けると
ともに、少なくとも一つの非球面を有する負のメニスカ
スレンズからなる第１レンズを加えた構成とすることに
より、より広画角化、大口径化、コンパクトを図りつ
つ、周辺画角まで結像性能の良好な明るい広角レンズと
することができる。
来より周知のレンズ構成である４枚玉構成の光学系、す
なわち物体側より順に、正のレンズ、負のレンズ、正の
レンズ、物体側に凹面を向けた負のメニスカスレンズと
いう光学系のさらに物体側に、物体側に凹面を向けると
ともに、少なくとも一つの非球面を有する負のメニスカ
スレンズからなる第１レンズを加えた構成とすることに
より、より広画角化、大口径化、コンパクトを図りつ
つ、周辺画角まで結像性能の良好な明るい広角レンズと
することができる。
【００３０】また、条件式（１）により物体側の第１レ
ンズにおける物体側の面の曲率半径と像面側の面の曲率
半径との関係を所定の範囲に設定することで、上記レン
ズ構成において、周辺画角での結像性能を良好に補正す
ることが可能となる。
ンズにおける物体側の面の曲率半径と像面側の面の曲率
半径との関係を所定の範囲に設定することで、上記レン
ズ構成において、周辺画角での結像性能を良好に補正す
ることが可能となる。
【図１】本発明の実施例１にかかる明るい広角レンズの
レンズ構成を示す概略図
レンズ構成を示す概略図
【図２】本発明の実施例２にかかる明るい広角レンズの
レンズ構成を示す概略図
レンズ構成を示す概略図
【図３】実施例１にかかる明るい広角レンズにおける収
差図
差図
【図４】実施例２にかかる明るい広角レンズにおける収
差図
差図
【図５】実施例３にかかる明るい広角レンズにおける収
差図
差図
Ｌ1 〜Ｌ5 レンズ Ｒ1 〜Ｒ10 レンズ面の曲率半径 Ｄ1 〜Ｄ9 レンズ面間隔（レンズ厚） Ｘ 光軸 １ シャッタ絞り ２ 結像面
Claims (2)
- 【請求項１】 物体側より順に、物体側に凹面を向ける
とともに少なくとも１つの非球面を有する負のメニスカ
スレンズからなる第１レンズ、正の第２レンズ、負の第
３レンズ、正の第４レンズ、および物体側に凹面を向け
るとともに少なくとも１つの非球面を有する負のメニス
カスレンズからなる第５レンズをこの順に配設してな
り、 下記条件式（１）を満たすように構成されてなることを
特徴とする明るい広角レンズ。 −０．９＜（Ｒ1−Ｒ2）／（Ｒ1＋Ｒ2）・・・（１） ただし、 Ｒ1：第１レンズの物体側の面の曲率半径 Ｒ2：第１レンズの像面側の面の曲率半径 - 【請求項２】 前記第２レンズおよび前記第４レンズが
両凸レンズとされ、前記第３レンズが両凹レンズとされ
たことを特徴とする請求項１記載の明るい広角レンズ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33499997A JP3769373B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 明るい広角レンズ |
| US09/178,538 US6088172A (en) | 1997-11-19 | 1998-10-26 | Bright wide-angle lens |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33499997A JP3769373B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 明るい広角レンズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11153752A true JPH11153752A (ja) | 1999-06-08 |
| JP3769373B2 JP3769373B2 (ja) | 2006-04-26 |
Family
ID=18283609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33499997A Expired - Fee Related JP3769373B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 明るい広角レンズ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6088172A (ja) |
| JP (1) | JP3769373B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005352060A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Fujinon Corp | 小型の大口径広角レンズおよびこれを備えたカメラ |
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