JPH11151574A - 半田付け装置 - Google Patents
半田付け装置Info
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- JPH11151574A JPH11151574A JP31679397A JP31679397A JPH11151574A JP H11151574 A JPH11151574 A JP H11151574A JP 31679397 A JP31679397 A JP 31679397A JP 31679397 A JP31679397 A JP 31679397A JP H11151574 A JPH11151574 A JP H11151574A
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- bar solder
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 半田材料メーカから納入された棒半田を何ら
加工することなく、そのままの寸法で半田槽内に供給す
ることができる棒半田供給装置を備えた半田付け装置を
得ること。 【解決手段】 本発明の半田付け装置1は、半田槽10
と棒半田供給装置20とから構成されており、前記棒半
田供給装置20は棒半田Sを所定の間隔幅を開けて平行
に配設された一対の搬送ベルト24、25により垂直状
態で挟着、保持されて半田槽10内に供給されるように
構成されており、搬送ベルト25が搬送ベルト24に対
して棒半田幅微細調整装置27により進退して、前記間
隔幅が調整できるように構成されている。
加工することなく、そのままの寸法で半田槽内に供給す
ることができる棒半田供給装置を備えた半田付け装置を
得ること。 【解決手段】 本発明の半田付け装置1は、半田槽10
と棒半田供給装置20とから構成されており、前記棒半
田供給装置20は棒半田Sを所定の間隔幅を開けて平行
に配設された一対の搬送ベルト24、25により垂直状
態で挟着、保持されて半田槽10内に供給されるように
構成されており、搬送ベルト25が搬送ベルト24に対
して棒半田幅微細調整装置27により進退して、前記間
隔幅が調整できるように構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、印刷配線
された電子回路基板の半田付けに用いられる自動噴流型
半田槽に棒半田を連続して供給するための棒半田供給装
置を備えた半田付け装置に関するものである。
された電子回路基板の半田付けに用いられる自動噴流型
半田槽に棒半田を連続して供給するための棒半田供給装
置を備えた半田付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半田槽へ半田を供給する場合に
は、半田材料メーカが安価な棒半田を直径3mmの線半
田に加工し直し、コイル状に巻いて高価となった線半田
を電子機器メーカーが購入して半田槽へ供給していた。
この半田供給方法では、巻線加工装置及び専用の線半田
自動供給装置が必要であるため、半田付けコストが高く
なり、電子回路基板の製造コストに跳ね返る。従って、
半田槽へ半田を供給する場合に、半田材料メーカから入
手した安価な棒半田を直接使用することが望ましい。
は、半田材料メーカが安価な棒半田を直径3mmの線半
田に加工し直し、コイル状に巻いて高価となった線半田
を電子機器メーカーが購入して半田槽へ供給していた。
この半田供給方法では、巻線加工装置及び専用の線半田
自動供給装置が必要であるため、半田付けコストが高く
なり、電子回路基板の製造コストに跳ね返る。従って、
半田槽へ半田を供給する場合に、半田材料メーカから入
手した安価な棒半田を直接使用することが望ましい。
【0003】従来、半田槽へ棒半田を供給するための棒
半田供給装置は種々提案されている。例えば、特開昭6
2−212059「棒半田供給装置」や実開平1−12
8966「棒はんだ供給装置」には、棒半田をストッカ
に斜めに積み重ねた状態で最下層に在る棒半田から半田
槽の半田液面に対して斜めに供給することを特徴とする
棒半田供給装置が開示されており、また、特開昭58−
95893「半田自動供給装置」や実開平1−1724
58「はんだ供給装置」には、棒半田をストッカに垂直
状態で順次送って、最先端部に存在する棒半田を順次半
田槽の半田液面に対して垂直に供給することを特徴とす
る棒半田供給装置が開示されている。
半田供給装置は種々提案されている。例えば、特開昭6
2−212059「棒半田供給装置」や実開平1−12
8966「棒はんだ供給装置」には、棒半田をストッカ
に斜めに積み重ねた状態で最下層に在る棒半田から半田
槽の半田液面に対して斜めに供給することを特徴とする
棒半田供給装置が開示されており、また、特開昭58−
95893「半田自動供給装置」や実開平1−1724
58「はんだ供給装置」には、棒半田をストッカに垂直
状態で順次送って、最先端部に存在する棒半田を順次半
田槽の半田液面に対して垂直に供給することを特徴とす
る棒半田供給装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、棒半田の寸法、
特に厚さ及び幅は半田材料メーカによって異なり、ま
た、一社の半田材料メーカから納入される同一品番の棒
半田であっても、その寸法が揃っておらず、若干ばらつ
きがある。従って、前記公開されているいずれの棒半田
供給装置においても、棒半田のストッカ及びその供給口
が限定されているため、特定の半田材料メーカから供給
されてくる特定の棒半田にしか対応できず、しかも棒半
田の押し出し装置が必要であり、特に斜めに積み重ねた
状態の棒半田は、半田が柔らかいため、最下層に在り、
重い重量が掛かっている棒半田を円滑に送り出すこと
は、実際には容易なことではない。
特に厚さ及び幅は半田材料メーカによって異なり、ま
た、一社の半田材料メーカから納入される同一品番の棒
半田であっても、その寸法が揃っておらず、若干ばらつ
きがある。従って、前記公開されているいずれの棒半田
供給装置においても、棒半田のストッカ及びその供給口
が限定されているため、特定の半田材料メーカから供給
されてくる特定の棒半田にしか対応できず、しかも棒半
田の押し出し装置が必要であり、特に斜めに積み重ねた
状態の棒半田は、半田が柔らかいため、最下層に在り、
重い重量が掛かっている棒半田を円滑に送り出すこと
は、実際には容易なことではない。
【0005】本発明は前記のような課題を解決しようと
するものであって、半田材料メーカから納入された棒半
田を何ら加工を施すことなく、そのままの寸法で半田槽
内に供給することができる棒半田供給装置を備えた半田
付け装置を得ることを目的とするものである。
するものであって、半田材料メーカから納入された棒半
田を何ら加工を施すことなく、そのままの寸法で半田槽
内に供給することができる棒半田供給装置を備えた半田
付け装置を得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の実施
形態の半田付け装置は、半田槽と棒半田供給装置とから
構成されており、更に前記棒半田供給装置が、一端が前
記半田槽に臨み、その半田槽に向かって僅かに降下する
傾斜で配設された所定の長さの棒半田トレイと、その棒
半田トレイ上の長手方向に延長して配設された固定レー
ルと、その固定レールに対して並列に、ほぼ棒半田の幅
を開けて、前記棒半田トレイ上の長手方向に延長して配
設された可動レールと、棒半田の厚みにほぼ等しい幅の
棒半田保持溝が所定の間隔で複数形成され、これらの棒
半田保持溝が互いに対向するように、前記固定レール及
び前記可動レールの長手方向に、そしてそれらの上に並
列に配設され、回転駆動される一対の搬送ベルトと、前
記少なくとも一方の搬送ベルトに連結し、その搬送ベル
トを回転駆動するベルト駆動装置と、前記可動レール側
に配設されている搬送ベルトを前記固定レール側に配設
されている搬送ベルトに対して微細に平行移動させる棒
半田幅微細調整装置とから構成されている。
形態の半田付け装置は、半田槽と棒半田供給装置とから
構成されており、更に前記棒半田供給装置が、一端が前
記半田槽に臨み、その半田槽に向かって僅かに降下する
傾斜で配設された所定の長さの棒半田トレイと、その棒
半田トレイ上の長手方向に延長して配設された固定レー
ルと、その固定レールに対して並列に、ほぼ棒半田の幅
を開けて、前記棒半田トレイ上の長手方向に延長して配
設された可動レールと、棒半田の厚みにほぼ等しい幅の
棒半田保持溝が所定の間隔で複数形成され、これらの棒
半田保持溝が互いに対向するように、前記固定レール及
び前記可動レールの長手方向に、そしてそれらの上に並
列に配設され、回転駆動される一対の搬送ベルトと、前
記少なくとも一方の搬送ベルトに連結し、その搬送ベル
トを回転駆動するベルト駆動装置と、前記可動レール側
に配設されている搬送ベルトを前記固定レール側に配設
されている搬送ベルトに対して微細に平行移動させる棒
半田幅微細調整装置とから構成されている。
【0007】従って、本発明の半田付け装置は、前記棒
半田供給装置における一対の搬送ベルトの間隔幅を可変
できるため、各半田材料メーカから納入される、幅寸法
が異なる棒半田に対応できる。
半田供給装置における一対の搬送ベルトの間隔幅を可変
できるため、各半田材料メーカから納入される、幅寸法
が異なる棒半田に対応できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態の
半田付け装置を添付図面に基づいて説明する。図1は本
発明の実施形態の半田付け装置を示す一部斜視図、図2
は図1に示した半田付け装置における棒半田供給装置の
矢示Aで示す一部拡大上面図、そして図3は図1に示し
た半田付け装置における棒半田供給装置の矢示Bから見
た一部正面図である。
半田付け装置を添付図面に基づいて説明する。図1は本
発明の実施形態の半田付け装置を示す一部斜視図、図2
は図1に示した半田付け装置における棒半田供給装置の
矢示Aで示す一部拡大上面図、そして図3は図1に示し
た半田付け装置における棒半田供給装置の矢示Bから見
た一部正面図である。
【0009】先ず、図1乃至図3を参照しながら本発明
の実施形態である棒半田供給装置の構成を説明する。図
1において、符号1は本発明の実施形態の半田付け装置
を指す。この半田付け装置1は主として自動噴流型の半
田槽10と棒半田供給装置20とから構成されている。
前記棒半田供給装置20は半田槽10の噴流口(不図
示)の奥側の槽側壁11部分側に配設されている。この
棒半田供給装置20は、一端21Aが半田槽10の槽側
壁11に掛け渡されて半田槽10内に臨み、その半田槽
10内に向かって僅かに降下する傾斜で配設された所定
の幅及び長さの平板状の棒半田トレー21と、その棒半
田トレー21上の長手方向に延長して配設された固定レ
ール22と、その固定レール22に対して並列に、僅か
な間隔Daを開けて(図2)、前記棒半田トレー21上
の長手方向に延長して配設された可動レール23と、こ
れらの固定レール22及び前記可動レール23の長手方
向に、そしてこれらの上に並列にそれぞれ配設され、回
転駆動される一対の搬送ベルト24、25と、これら搬
送ベルト24、25の少なくとも一方に連結し、その搬
送ベルトを回転駆動するベルト駆動装置26と、前記可
動レール23側に配設されている搬送ベルト25を前記
固定レール22側に配設されている搬送ベルト24に対
して微細に平行移動させる棒半田幅微細調整装置27と
から構成されている。なお、符号28は液面センサーで
あって、半田槽10の槽側壁11内面に固定されてお
り、その先端部のセンサー部は半田槽10内の溶融半田
Sa面に接触するように配設されている。
の実施形態である棒半田供給装置の構成を説明する。図
1において、符号1は本発明の実施形態の半田付け装置
を指す。この半田付け装置1は主として自動噴流型の半
田槽10と棒半田供給装置20とから構成されている。
前記棒半田供給装置20は半田槽10の噴流口(不図
示)の奥側の槽側壁11部分側に配設されている。この
棒半田供給装置20は、一端21Aが半田槽10の槽側
壁11に掛け渡されて半田槽10内に臨み、その半田槽
10内に向かって僅かに降下する傾斜で配設された所定
の幅及び長さの平板状の棒半田トレー21と、その棒半
田トレー21上の長手方向に延長して配設された固定レ
ール22と、その固定レール22に対して並列に、僅か
な間隔Daを開けて(図2)、前記棒半田トレー21上
の長手方向に延長して配設された可動レール23と、こ
れらの固定レール22及び前記可動レール23の長手方
向に、そしてこれらの上に並列にそれぞれ配設され、回
転駆動される一対の搬送ベルト24、25と、これら搬
送ベルト24、25の少なくとも一方に連結し、その搬
送ベルトを回転駆動するベルト駆動装置26と、前記可
動レール23側に配設されている搬送ベルト25を前記
固定レール22側に配設されている搬送ベルト24に対
して微細に平行移動させる棒半田幅微細調整装置27と
から構成されている。なお、符号28は液面センサーで
あって、半田槽10の槽側壁11内面に固定されてお
り、その先端部のセンサー部は半田槽10内の溶融半田
Sa面に接触するように配設されている。
【0010】前記搬送ベルト24は固定レール22の長
手方向の両端部分に配設された回転自在な一対のプーリ
2401、2402に掛け渡されており、前記搬送ベル
ト25は可動レール23の長手方向の両端部分に配設さ
れた回転自在な一対のプーリ2401、2402に掛け
渡されて支持されている。これらの搬送ベルト24、2
5が互いに対向する側のベルト部24A、25A(図
2、図3)が全長にわたって互いに平行に保持され、そ
して搬送ベルト25は搬送ベルト24に対して後記の棒
半田幅微細調整装置27により可動する。
手方向の両端部分に配設された回転自在な一対のプーリ
2401、2402に掛け渡されており、前記搬送ベル
ト25は可動レール23の長手方向の両端部分に配設さ
れた回転自在な一対のプーリ2401、2402に掛け
渡されて支持されている。これらの搬送ベルト24、2
5が互いに対向する側のベルト部24A、25A(図
2、図3)が全長にわたって互いに平行に保持され、そ
して搬送ベルト25は搬送ベルト24に対して後記の棒
半田幅微細調整装置27により可動する。
【0011】図2に拡大図示したように、各搬送ベルト
24、25の外周面には、棒半田Sの厚みTより若干広
い幅Wbと深さDbの棒半田保持溝2403、2503
が所定の間隔で複数形成されている。これらの棒半田保
持溝2403、2503が互いに対向するベルト部24
A、25Aでは、それぞれ互いに対向するように両搬送
ベルト24、25は同期駆動される。そして相対向する
両棒半田保持溝2403、2503の深さDbと間隔幅
Daとで棒半田Sを保持できる間隔幅Wa(棒半田Sの
幅)を規定する。従って、両棒半田保持溝2403、2
503で棒半田Sを保持できる。前記各寸法の一例を挙
げると、厚みTが8〜15mm、幅Waが15〜25m
mの寸法のばらつきがある棒半田Sを用いる場合、前記
ベルト部24A、25Aのそれぞれの棒半田保持溝24
03、2503の幅Wbは30mm、深さDbは7m
m、間隔幅DaはDa=(Wa+2−2Db)mmに設
定することが好ましい。
24、25の外周面には、棒半田Sの厚みTより若干広
い幅Wbと深さDbの棒半田保持溝2403、2503
が所定の間隔で複数形成されている。これらの棒半田保
持溝2403、2503が互いに対向するベルト部24
A、25Aでは、それぞれ互いに対向するように両搬送
ベルト24、25は同期駆動される。そして相対向する
両棒半田保持溝2403、2503の深さDbと間隔幅
Daとで棒半田Sを保持できる間隔幅Wa(棒半田Sの
幅)を規定する。従って、両棒半田保持溝2403、2
503で棒半田Sを保持できる。前記各寸法の一例を挙
げると、厚みTが8〜15mm、幅Waが15〜25m
mの寸法のばらつきがある棒半田Sを用いる場合、前記
ベルト部24A、25Aのそれぞれの棒半田保持溝24
03、2503の幅Wbは30mm、深さDbは7m
m、間隔幅DaはDa=(Wa+2−2Db)mmに設
定することが好ましい。
【0012】両棒半田保持溝2403、2503が棒半
田Sを保持する前記間隔幅Waは、図3に示した棒半田
幅微細調整装置27により調整される。この棒半田幅微
細調整装置27は可動レール23の両端部下面に固定さ
れている複数個の、図示の場合は2個のベアリング27
01と、固定レール22及び可動レール23の長手方向
に垂直に配設され、前記複数個のベアリング2701を
貫通しているシャフト2702と、このシャフト270
2に可動レール23を締め付け、或いは緩めることがで
きる2個の止めねじ2703とから構成されている。前
記シャフト2702の固定レール22側の端部は複数個
の、図示の場合は2個の固定リング2704に挿入され
ており、そして固定ねじ2705で固定されている。前
記シャフト2702の他端にはストッパー2706が設
けられており、可動レール23がシャフト2702から
抜け落ちることを防止するものである。以上のような簡
単な構造で構成することにより、棒半田幅微細調整装置
27は、止めねじ2703を緩め、可動レール23をシ
ャフト2702に沿って左右に動かすことにより両搬送
ベルト24、25の前記間隔幅Waを矢印の方向に微細
に調整することができる。
田Sを保持する前記間隔幅Waは、図3に示した棒半田
幅微細調整装置27により調整される。この棒半田幅微
細調整装置27は可動レール23の両端部下面に固定さ
れている複数個の、図示の場合は2個のベアリング27
01と、固定レール22及び可動レール23の長手方向
に垂直に配設され、前記複数個のベアリング2701を
貫通しているシャフト2702と、このシャフト270
2に可動レール23を締め付け、或いは緩めることがで
きる2個の止めねじ2703とから構成されている。前
記シャフト2702の固定レール22側の端部は複数個
の、図示の場合は2個の固定リング2704に挿入され
ており、そして固定ねじ2705で固定されている。前
記シャフト2702の他端にはストッパー2706が設
けられており、可動レール23がシャフト2702から
抜け落ちることを防止するものである。以上のような簡
単な構造で構成することにより、棒半田幅微細調整装置
27は、止めねじ2703を緩め、可動レール23をシ
ャフト2702に沿って左右に動かすことにより両搬送
ベルト24、25の前記間隔幅Waを矢印の方向に微細
に調整することができる。
【0013】前記ベルト駆動装置26は通常の駆動モー
タ、動力伝達機構(いずれも不図示)で構成されて棒半
田トレー21の前記一端21Aとは反対側の端部21B
の下面に配設されており、そしてその直上に在る両搬送
ベルト24、25のいずれかの回転プーリ2402、2
502に連結して、これらを同期駆動する。この場合、
記すまでもないが、両回転プーリ2402、2502は
何らかの回転伝達機構で連結されている。無論、前記駆
動モータ、動力伝達機構を両回転プーリ2402、25
02に直接連結して、これらを同期駆動するように構成
することもできる。
タ、動力伝達機構(いずれも不図示)で構成されて棒半
田トレー21の前記一端21Aとは反対側の端部21B
の下面に配設されており、そしてその直上に在る両搬送
ベルト24、25のいずれかの回転プーリ2402、2
502に連結して、これらを同期駆動する。この場合、
記すまでもないが、両回転プーリ2402、2502は
何らかの回転伝達機構で連結されている。無論、前記駆
動モータ、動力伝達機構を両回転プーリ2402、25
02に直接連結して、これらを同期駆動するように構成
することもできる。
【0014】次に、前記構成の半田付け装置1の動作を
説明する。先ず、前記棒半田幅微細調整装置27で可動
レール23を矢印の方向にスライドさせて複数個の棒半
田Sを搬送ベルト24、25の各棒半田保持溝240
3、2503の間隔幅Daを供給しようとする棒半田S
の幅Waに合わせて微細に調整し、その後、調整された
各棒半田保持溝2401、2501内に棒半田Sを差し
込み、両搬送ベルト24、25で挟着、保持する。
説明する。先ず、前記棒半田幅微細調整装置27で可動
レール23を矢印の方向にスライドさせて複数個の棒半
田Sを搬送ベルト24、25の各棒半田保持溝240
3、2503の間隔幅Daを供給しようとする棒半田S
の幅Waに合わせて微細に調整し、その後、調整された
各棒半田保持溝2401、2501内に棒半田Sを差し
込み、両搬送ベルト24、25で挟着、保持する。
【0015】液面センサー28が半田槽10内で溶融し
ている溶融半田Saの液面のレベルを監視していて、そ
のレベルが下がった場合に、これを感知して出力信号を
出力し、その出力信号を前記のベルト駆動装置26に供
給して、これを制御し、搬送ベルト24、25を回転駆
動する。前記装着済みの各棒半田Sは垂直状態で保持さ
れ、棒半田トレー21で受けられながら半田槽10の上
方に送られ、更に送り込むことにより、その先頭に在る
棒半田Sを順次半田槽10内にほぼ垂直に落下させる。
落下した棒半田Sは溶融半田Saと同一の比重であるた
め、溶融半田Sa内に埋没せず、その先端部から徐々に
溶融し、このようにして半田槽10内に半田を供給する
ことができる。
ている溶融半田Saの液面のレベルを監視していて、そ
のレベルが下がった場合に、これを感知して出力信号を
出力し、その出力信号を前記のベルト駆動装置26に供
給して、これを制御し、搬送ベルト24、25を回転駆
動する。前記装着済みの各棒半田Sは垂直状態で保持さ
れ、棒半田トレー21で受けられながら半田槽10の上
方に送られ、更に送り込むことにより、その先頭に在る
棒半田Sを順次半田槽10内にほぼ垂直に落下させる。
落下した棒半田Sは溶融半田Saと同一の比重であるた
め、溶融半田Sa内に埋没せず、その先端部から徐々に
溶融し、このようにして半田槽10内に半田を供給する
ことができる。
【0016】前記棒半田Sの幅Waと異なる幅の棒半田
Sを供給する場合には、前記棒半田幅微細調整装置27
の止めねじ2703を緩め、ベアリング2701とシャ
フト2702を介して可動レール23の固定レール22
に対する間隔Daを調整し直すことにより、前記と同様
に異なる幅の棒半田Sを半田槽10内に供給することが
できる。
Sを供給する場合には、前記棒半田幅微細調整装置27
の止めねじ2703を緩め、ベアリング2701とシャ
フト2702を介して可動レール23の固定レール22
に対する間隔Daを調整し直すことにより、前記と同様
に異なる幅の棒半田Sを半田槽10内に供給することが
できる。
【0017】この棒半田Sを半田槽10に供給するに
は、半田槽10内の溶融半田Saの温度を維持すること
が肝要であることから、可能な限り低速であることが望
ましいが、この棒半田Sの供給速度は生産性などを考慮
して可変型に構成することが望ましい。
は、半田槽10内の溶融半田Saの温度を維持すること
が肝要であることから、可能な限り低速であることが望
ましいが、この棒半田Sの供給速度は生産性などを考慮
して可変型に構成することが望ましい。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の半田付け装置1は、電子回路基板の半田付けに安価な
棒半田を、その形状を変形させることなく使用でき、し
かも簡単な機構で異なる寸法の棒半田を供給することが
できる。
の半田付け装置1は、電子回路基板の半田付けに安価な
棒半田を、その形状を変形させることなく使用でき、し
かも簡単な機構で異なる寸法の棒半田を供給することが
できる。
【図1】 本発明の実施形態の半田付け装置を示す一部
斜視図である。
斜視図である。
【図2】 図1に示した半田付け装置における棒半田供
給装置の矢示Aで示す一部拡大上面図である。
給装置の矢示Aで示す一部拡大上面図である。
【図3】 図1に示した半田付け装置における棒半田供
給装置の矢示Bから見た一部正面図である。
給装置の矢示Bから見た一部正面図である。
1…半田付け装置、10…半田槽、11…槽側壁、20
…棒半田供給装置、21…棒半田トレー、22…固定レ
ール、23…可動レール、24,25…搬送ベルト、2
401,2402,2501,2502…プーリ、24
03,2503…棒半田保持溝、26…ベルト駆動装
置、27…棒半田幅微細調整装置、2701…ベアリン
グ、2702…シャフト、2703…止めねじ、270
4…固定リング、2705…固定ねじ、2706…スト
ッパー、28…液面センサー
…棒半田供給装置、21…棒半田トレー、22…固定レ
ール、23…可動レール、24,25…搬送ベルト、2
401,2402,2501,2502…プーリ、24
03,2503…棒半田保持溝、26…ベルト駆動装
置、27…棒半田幅微細調整装置、2701…ベアリン
グ、2702…シャフト、2703…止めねじ、270
4…固定リング、2705…固定ねじ、2706…スト
ッパー、28…液面センサー
Claims (1)
- 【請求項1】 半田槽と棒半田供給装置とから構成され
ており、更に前記棒半田供給装置が、 一端が前記半田槽に臨み、その半田槽に向かって僅かに
降下する傾斜で配設された所定の長さの棒半田トレイ
と、 該棒半田トレイ上の長手方向に延長して配設された固定
レールと、 該固定レールに対して並列に、ほぼ棒半田の幅を開け
て、前記棒半田トレイ上の長手方向に延長して配設され
た可動レールと、 棒半田の厚みにほぼ等しい幅の棒半田保持溝が所定の間
隔で複数形成され、これらの棒半田保持溝が互いに対向
するように、前記固定レール及び前記可動レールの長手
方向に、そしてそれらの上に並列に配設され、回転駆動
される一対の搬送ベルトと、 前記少なくとも一方の搬送ベルトに連結し、その搬送ベ
ルトを回転駆動するベルト駆動装置と、 前記可動レール側に配設されている搬送ベルトを前記固
定レール側に配設されている搬送ベルトに対して微細に
平行移動させる棒半田幅微細調整装置とから構成されて
いることを特徴とする半田付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31679397A JPH11151574A (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 半田付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31679397A JPH11151574A (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 半田付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11151574A true JPH11151574A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18080997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31679397A Pending JPH11151574A (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 半田付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11151574A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101987389A (zh) * | 2009-07-29 | 2011-03-23 | 索尼公司 | 流体供给装置、流体涂敷装置和流体供给方法 |
CN106001836A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-10-12 | 蚌埠液力机械有限公司 | 变矩器泵轮自动点铜膏装置 |
-
1997
- 1997-11-18 JP JP31679397A patent/JPH11151574A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101987389A (zh) * | 2009-07-29 | 2011-03-23 | 索尼公司 | 流体供给装置、流体涂敷装置和流体供给方法 |
CN106001836A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-10-12 | 蚌埠液力机械有限公司 | 变矩器泵轮自动点铜膏装置 |
CN106001836B (zh) * | 2016-06-30 | 2018-09-14 | 蚌埠液力机械有限公司 | 变矩器泵轮自动点铜膏装置 |
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