JP2000255755A - 整列搬送装置 - Google Patents

整列搬送装置

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JP2000255755A
JP2000255755A JP11065713A JP6571399A JP2000255755A JP 2000255755 A JP2000255755 A JP 2000255755A JP 11065713 A JP11065713 A JP 11065713A JP 6571399 A JP6571399 A JP 6571399A JP 2000255755 A JP2000255755 A JP 2000255755A
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roller
belt
zone
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JP11065713A
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Nobuo Fukuoka
伸夫 福岡
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Nikko KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、大きさや形状が不揃いの被搬
送体を所定の間隔で一列状に整列させて搬送することの
できる整列搬送装置を提供すること。 【解決手段】 第1搬送手段3は、テーパ状に形成され
た複数の搬送ローラ8と、ローラ駆動手段24とを具備
するとともに、各搬送ローラ8の軸線が搬送方向に対し
て傾斜配置され、さらに各搬送ローラ8の外周面の最も
上方位置がほぼ同一水平面内に位置するように配設され
てローラ搬送面17が形成され、第2搬送手段4は、搬
送ベルト28と、ベルト駆動手段37とを具備するとと
もに、ベルト搬送面33が搬送ローラ8の大径部側にお
いて搬送方向に沿うようにしてローラ搬送面17の側方
より上方に延在するように鉛直方向に配設され、第1搬
送手段3の搬送ローラ8の大径部側の周速と、第2搬送
手段4の搬送ベルト28の周速とがほぼ同一速度となる
ように設定されていることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大きさや形状が不
揃いの被搬送体を所定の間隔で一列状に整列させて効率
よく搬送するのに好適な整列搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、多種多様の被搬送体を効率よく
搬送するため、ベルトコンベヤ、チェーンコンベヤ、ス
クリュウコンベア、エレベータコンベア、ローラコンベ
ヤなどのコンベヤと称される搬送装置が用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の一般的なコンベヤにおいては、複数の被搬送体
を効率よく搬送することはできるものの、複数の被搬送
体、特に、大きさや形状が不揃いの被搬送体を所定の間
隔で一列状に整列させて比較的高速で搬送することはで
きなかった。
【0004】例えば、魚のフライは、魚を裁割して魚の
切り身を形成し、この切り身に衣をつけて半製品を形成
し、この半製品を冷凍することで保存し、その後、需要
に応じて所定の重量のものを所定の数だけ出荷するよう
にしている。このような、魚のフライの半製品は、コロ
ッケや練り製品などの型に入れて成形することによりほ
ぼ一定の重量を保持できるものと異なり、個別の製品毎
に重量が異なるため出荷の際に重量選別を行っている
が、このような大きさや形状が不揃いの被搬送体を所定
の間隔で一列状に整列させて比較的高速で搬送すること
ができず、自動化を図るうえでの阻害要因となっている
のが実状である。
【0005】そこで、簡単な構造で、大きさや形状が不
揃いの被搬送体を所定の間隔で一列状に整列させて搬送
することのできる整列搬送装置が望まれている。
【0006】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、簡単な構造で、大きさや形状が不揃いの被搬送
体を所定の間隔で一列状に整列させて搬送することので
きる整列搬送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明の整列搬
送装置の特徴は、複数の被搬送体を下方から支持して搬
送可能な第1搬送手段と、この第1搬送手段上を搬送さ
れる複数の被搬送体を所定の搬送方向に搬送可能な第2
搬送手段とを有し、第1搬送手段は、それぞれ回転自在
に配設されテーパ状に形成された複数の搬送ローラと、
これらの搬送ローラを回転駆動するローラ駆動手段とを
具備するとともに、各搬送ローラの大径部側が搬送方向
に対して直交する方向の同一側に配設され、各搬送ロー
ラの小径部側が各搬送ローラの大径部側より搬送方向下
流側に配設されるように各搬送ローラの軸線が搬送方向
に対して傾斜配置され、さらに各搬送ローラの外周面の
最も上方位置がほぼ同一水平面内に位置するように配設
されてローラ搬送面が形成されており、第2搬送手段
は、搬送ベルトと、この搬送ベルトを回転駆動するベル
ト駆動手段とを具備するとともに、搬送ベルトのベルト
搬送面が第1搬送手段の各搬送ローラの大径部側におい
て搬送方向に沿うようにしてローラ搬送面の側方より上
方に延在するように鉛直方向に配設されており、第1搬
送手段の各搬送ローラの大径部側の周速と、前記第2搬
送手段の搬送ベルトの周速とが、ほぼ同一速度となるよ
うに設定されている点にある。
【0008】そして、このような構成を採用したことに
より、テーパ状の搬送ローラは、小径部側の周速が大径
部側の周速より遅くなるとともに、搬送ローラの軸線が
搬送方向に対して傾斜配置されているので、搬送ローラ
に供給された被搬送体は、搬送ローラの大径部側に寄せ
られた後、搬送ベルトによって搬送されることになる。
したがって、大きさや形状が不揃いの被搬送体を、容易
に所定の間隔で一列状に整列させて搬送することができ
る。
【0009】また、請求項2に記載の本発明の整列搬送
装置の特徴は、請求項1において、搬送ローラの軸線と
被搬送体の搬送方向とのなす傾斜角度が75〜88度の
範囲に形成されている点にある。
【0010】そして、このような構成を採用したことに
より、大きさや形状が不揃いの被搬送体をより効率よく
容易に所定の間隔で一列状に整列させて搬送することが
できる。
【0011】また、請求項3に記載の本発明の整列搬送
装置の特徴は、請求項1または請求項2において、第1
搬送手段および第2搬送手段を、被搬送体の搬送方向に
沿ってそれぞれ複数配設して複数の搬送ゾーンを形成す
るとともに、この各搬送ゾーン毎の搬送ローラの軸線と
被搬送体の搬送方向とのなす角度が、搬送方向の最も上
流側に位置する搬送ゾーンにおいて最も大きく、搬送方
向の最も下流側に位置する搬送ゾーンにおいて最も小さ
くなるように順次異なるように形成され、かつ、各搬送
ゾーン毎の搬送速度が、搬送方向の最も上流側に位置す
る搬送ゾーンにおいて最も遅く、搬送方向の最も下流側
に位置する搬送ゾーンにおいて最も速くなるように順次
異なるように形成されている点にある。
【0012】そして、このような構成を採用したことに
より、大きさや形状が不揃いの被搬送体をより効率よく
容易に所定の間隔で一列状に整列させて搬送することが
できるとともに、整列搬送装置の搬送方向に沿った方向
の長さをより短くすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態により説明する。
【0014】図1から図9は本発明に係る整列搬送装置
の実施形態を示すものであり、図1は全体構成の要部を
上方から見て示す模式図、図2は概略正面図、図3は図
2の要部を搬送方向上流側から見て示す一部拡大側面
図、図4は図2の第1搬送手段の要部を上方から見て示
す平面図、図5は図2の第1搬送手段の第1搬送ゾーン
における搬送ローラの軸線と被搬送体の搬送方向とのな
す傾斜角度を示す説明図、図6は図2の第1搬送手段の
第2搬送ゾーンにおける搬送ローラの軸線と被搬送体の
搬送方向とのなす傾斜角度を示す説明図、図7は図2の
第1搬送手段の第3搬送ゾーンにおける搬送ローラの軸
線と被搬送体の搬送方向とのなす傾斜角度を示す説明
図、図8は図2の第1搬送手段の第4搬送ゾーンにおけ
る搬送ローラの軸線と被搬送体の搬送方向とのなす傾斜
角度を示す説明図、図9は図2の第1搬送手段のローラ
駆動手段の要部を上方から見て示す平面図である。
【0015】本実施形態の整列搬送装置1は、例えば魚
のフライを形成するための魚を裁割して魚の切り身を形
成しこの切り身に衣を付けてから冷凍した大きさや形状
が不揃いの食品を被搬送体Wとし、この被搬送体Wを所
定の間隔で一列状に整列させて効率よく搬送するもので
あり、図1に示すように、複数の被搬送体Wを図1右方
から左方に向かう図1矢印Aにて示す搬送方向に沿って
搬送するための搬送手段2を有している。
【0016】前記搬送手段2は、複数の被搬送体Wを下
方から支持して搬送可能な第1搬送手段3と、この第1
搬送手段3上を搬送される複数の被搬送体Wを図1矢印
Aにて示す所定の搬送方向に搬送可能な第2搬送手段4
とを有している。そして、本実施形態においては、複数
の被搬送体Wをより効率よく搬送するため、図1に矢印
Aにて示す搬送方向に沿って3列の同一構成の搬送手段
2が配設されており、図1に矢印Aにて示す搬送方向に
沿って3列の搬送ラインL1,L2,L3が相互に平行
に形成されている。なお、搬送ラインの列の数は、設置
条件や設計コンセプトなどの必要に応じて単列および3
以外の複数列から選択することができる。
【0017】また、本実施形態においては、各搬送ライ
ンL1,L2,L3毎に、図1矢印Aにて示す搬送方向
に沿って4つの搬送手段2が整列配置されており、図1
に矢印Aにて示す搬送方向の最も上流側に位置する搬送
手段2Aにより、第1搬送ゾーンZ1が形成されてい
る。そして、第1搬送ゾーンZ1を形成する搬送手段2
Aの図1矢印Aにて示す搬送方向の下流側(図1左側)
に隣位する搬送手段2Bにより、第2搬送ゾーンZ2が
形成されており、この第2搬送ゾーンZ2を形成する搬
送手段2Bの図1矢印Aにて示す搬送方向の下流側(図
1左側)に隣位する搬送手段2Cにより、第3搬送ゾー
ンZ3が形成されている。さらに、第3搬送ゾーンZ3
を形成する搬送手段2Cの図1矢印Aにて示す搬送方向
の下流側(図1最も左側)に隣位する搬送手段2Dによ
り、第4搬送ゾーンZ4が形成されている。さらにま
た、本実施形態の整列搬送装置1は、図1右側が図示し
ない供給コンベアなどにより複数の被搬送体Wが供給さ
れる供給側SSとされており、図1左側が所定の間隔で
多数の被搬送体Wが排出コンベア(共に図示せず)など
に向かって排出される排出側OSとされている。
【0018】前記搬送手段2は、図2に示すように、ほ
ぼ枠状に形成されたメインフレーム5の上部に配設され
ている。このメインフレーム5の下部には、整列搬送装
置1のレベル調整や振動吸収を兼ねた図示しないレベリ
ングマウントが所望の数だけ、適宜な位置に配設されて
いる。また、メインフレーム5の所望に位置には、図示
しない制御部や操作パネルなども配設されている。
【0019】前記第1搬送手段3は、多数の被搬送体W
を下方から支持して搬送するためのものであり、図1お
よび図4に示すように、整列配置された複数の搬送ロー
ラ8を有している。なお、図4においては、搬送ライン
L2,L3に配設される搬送ローラ8の一部を省略して
示してある。
【0020】そして、各搬送ローラ8は、図1下方に示
す長手方向の一端が例えば直径寸法45mm程度の大径
とされ、図1上方に示す長手方向の他端が例えば直径寸
法25mm程度の小径とされており、全体として長さ2
60mm程度のテーパ状に形成されている。また、搬送
ローラ8は、図3に詳示するように、搬送ローラ8の長
手方向の両端部の軸心部に突出形成された両回転軸8
a,8bを軸受9を介してローラ支持台10の上部にそ
れぞれ取着することによりユニット化されている。この
ローラ支持台10は、メインフレーム5の上部に形成さ
れた取付ステー11上に図示しないねじなどの所望の固
定手段によって固定される平面ほぼ長方形状の基部12
と、この基部12の長手方向両端部から上方に向かって
延出された1対の支持部13a,13bとを有してお
り、全体として上方が開放のほぼ上向きコ字状に形成さ
れている。そして、1対の支持部13a,13bの上部
に、前記軸受9がそれぞれ取着されるようになってお
り、搬送ローラ8を回転自在に支持できるように形成さ
れている。また、ローラ支持台10は、軸受9を介して
取着される搬送ローラ8の外周面の最も上方位置がほぼ
水平をなしえるように、図3左方に示す搬送ローラ8の
大径部側に位置する支持部13aの軸受取着部より、図
3右方に示す搬送ローラ8の小径部側に位置する支持部
13bの軸受取着部が高い位置に形成されている。さら
にまた、搬送ローラ8の図3左方に示す大径部側の回転
軸13aの先端部分には、従動プーリ15が固着されて
いる。
【0021】また、各搬送ローラ8は、搬送ローラ8の
大径部側が搬送方向に対して直交する方向の図1下方
(図3左方、図4下方)に示す同一側、本実施形態にお
いては矢印Aにて示す搬送方向の上流側から見て左側に
位置するように配設されるとともに、搬送ローラ8の小
径部側が搬送ローラ8の大径部側より搬送方向下流側に
位置するように配設されている。
【0022】すなわち、本実施形態においては、図5に
示すように、第1搬送ゾーンZ1に位置する第1搬送手
段3Aの搬送ローラ8の軸線RC1と、矢印Aにて示す
被搬送体Wの搬送方向とのなす傾斜角度α1は、84度
に形成されている。さらに、図6に示すように、第2搬
送ゾーンZ2に位置する第1搬送手段3Bの搬送ローラ
8の軸線RC2と、矢印Aにて示す被搬送体Wの搬送方
向とのなす傾斜角度α2は、83度に形成されている。
さらにまた、図7に示すように、第3搬送ゾーンZ3に
位置する第1搬送手段3Cの各搬送ローラ8の軸線RC
3と、矢印Aにて示す被搬送体Wの搬送方向とのなす傾
斜角度α3は、82度に形成されている。またさらに、
図8に示すように、第4搬送ゾーンZ4に位置する第1
搬送手段3Dの各搬送ローラ8の軸線RC4と、矢印A
にて示す被搬送体Wの搬送方向とのなす傾斜角度α4
は、81度に形成されている。
【0023】すなわち、本実施形態における搬送ローラ
8の軸線RC(符号RCは軸線RC1,RC2,RC
3,RC4を総称する)と、被搬送体Wの搬送方向との
なす傾斜角度α(符号αは、傾斜角度α1,α2,α
3,α4を総称する)は、搬送方向の最も上流側に位置
する第1搬送ゾーンZ1において最も大きく、搬送方向
の最も下流側に位置する第4搬送ゾーンZ4において最
も小さくなるように形成されている。
【0024】また、本実施形態の各搬送ローラ8は、各
搬送ローラ8のそれぞれの軸線RCが搬送方向に対して
傾斜角度αをもって傾斜配置されているとともに、各搬
送ローラ8の外周面の最も上方位置がほぼ同一水平面内
に位置するように配設されてローラ搬送面17が形成さ
れている。
【0025】なお、搬送ローラ8の軸線RCと被搬送体
Wの搬送方向とのなす傾斜角度αは、ローラ支持台10
を取付ステー11に取着する際の取付位置を制御するこ
とにより、容易に制御することができる。例えばローラ
支持台10の基部12の所定位置に公知の位置決めピン
を固着し、この位置決めピンを、取付ステー11の所定
位置に設けた位置決め孔に嵌合させることなどにより、
所望の搬送ローラ8の正確な傾斜角度αを容易に得るこ
とができる。
【0026】また、搬送ローラ8の軸線RCと被搬送体
Wの搬送方向とのなす傾斜角度αとしては、70〜89
度、好ましくは75〜88度、特に好ましくは80〜8
8度の範囲とするとよい。この範囲より小さくなると、
被搬送体Wの搬送に要する時間および搬送距離が長くな
る傾向があり、一方この範囲より大きくなると、被搬送
体Wを搬送ローラ8の大径部側に寄せることが困難にな
る。
【0027】前記取付ステー11の下方には、図2およ
び図4に示すように、各搬送ゾーンZ(符号Zは、搬送
ゾーンZ1,Z2,Z3,Z4を総称する)毎に区分さ
れた4つの駆動シャフト19A,19B,19C,19
Dがその長手方向を搬送方向に沿うようにして回転自在
に配設されている。これらの駆動シャフト19(符号1
9は、各駆動シャフト19A,19B,19C,19D
を総称する)には、前記従動プーリ15と対をなす駆動
プーリ20(図3、図5)が取着されており、図3に示
すように、従動プーリ15と駆動プーリ20との間に掛
け渡されたベルト(丸ベルト)21によって、各搬送ゾ
ーンZ毎に各駆動シャフト19の駆動力が、搬送ローラ
8に伝達されるようになっている。
【0028】また、図9に示すように、本実施形態の各
駆動シャフト19は、相互に隣位する駆動シャフト19
が歯付きベルト伝道機構からなるシャフト用変速機構2
2によって接続されており、1つの変速モータからなる
ローラ駆動モータ23の駆動力によって各駆動シャフト
19の回転速度が異なるよう回転駆動可能とされてい
る。
【0029】さらに説明すると、本実施形態の各駆動シ
ャフト19の回転速度は、第1搬ゾーンZ1に位置する
第1搬送手段3Aの各搬送ローラ8の回転駆動による被
搬送体Wの搬送速度である大径部側の周速を100(例
えば駆動シャフト19Aの回転速度を102rpm)と
した場合、第2搬送ゾーンZ2に位置する第1搬送手段
3Bの各搬送ローラ8の大径部側の周速が128(例え
ば駆動シャフト19Bの回転速度を132rpm)、第
3搬送ゾーンZ3に位置する第1搬送手段3Bの各搬送
ローラ8の大径部側の周速が164(例えば駆動シャフ
ト19Cの回転速度を170rpm)、第4搬送ゾーン
Z4に位置する第1搬送手段3Dの各搬送ローラ8の大
径部側の周速が210(例えば駆動シャフト19Dの回
転速度を217rpm)となるように構成されている。
【0030】すなわち、本実施形態の第1搬送手段3に
よる被搬送体Wの各搬送ゾーンZ毎の搬送速度は、搬送
方向の最も上流側に位置する搬送ゾーンZにおいて最も
遅く、搬送方向の最も下流側に位置する搬送ゾーンZに
おいて最も速くなるように順次異なるように形成されて
いる。
【0031】前記従動プーリ15、駆動シャフト19、
駆動プーリ20、丸ベルト21、シャフト用変速機構2
2およびローラ駆動モータ23により、本実施形態の搬
送ローラ8を回転駆動するローラ駆動手段24が構成さ
れている。
【0032】なお、シャフト用変速機構22としては、
従来公知の歯車伝道やローラチェーン伝道などの各種の
回転伝道機構から、設計コンセプトなどの必要に応じて
選択使用することができる。
【0033】また、本実施形態においては、シャフト用
変速機構22の設置部位の上方に位置する搬送ローラ
8、すなわち、相互に隣位する搬送ゾーンZの接続部分
に位置する複数の搬送ローラ8のうちの一部の搬送ロー
ラ8は、その従動プーリ15に対応する駆動プーリ20
を駆動シャフト19に配設できないという本実施形態の
設計上の理由から隣位する搬送ローラ8に駆動プーリ2
0を配設し、隣位する搬送ローラ8の回転駆動力を丸ベ
ルト21で伝達する構成とされている。
【0034】前記第2搬送手段4は、第1搬送手段3上
を搬送される複数の被搬送体Wを所定の搬送方向に搬送
するものであり、図1に示すように、各搬送ゾーンZ毎
に配設された搬送ベルト28A,28B,28Cを有し
ている。そして、各搬送ベルト28(符号28は、各搬
送ベルト28A,28B,28Cを総称する)は、図2
に示すように、所定の間隔をおいて搬送方向に沿って回
転自在に配設された1対のベルトプーリ29,29のそ
れぞれの外周面に接触するようにして巻回されている。
さらに、1対のベルトプーリ29,29は、図2および
図3に示すように、メインフレーム5の上部に上方に向
けて突設された支持部30材の上端に、搬送方向に沿っ
てほぼ水平に取着されたほぼ平板状のプーリ支持板31
の下面に、各ベルトプーリ29の回転軸芯が上下方向に
延在するようにして回転自在に支持されている。また、
各搬送ベルト28は、図1および図3に示すように、被
搬送体Wと当接可能なベルト搬送面33が第1搬送手段
3の各搬送ローラ8の大径部側において搬送方向に沿う
ようにしてローラ搬送面17の側方より上方に延在する
ように鉛直方向に配設されている。
【0035】また、図2に示すように、本実施形態にお
いては、第1搬送ゾーンZ1の搬送方向の下流側に位置
するベルトプーリ29と、第2搬送ゾーンZ2の搬送方
向の上流側に位置するベルトプーリ29とは、歯付きベ
ルト伝道機構からなるベルト用変速機構35によって接
続されており、第2搬送ゾーンZ2の搬送方向の下流側
に位置するベルトプ29ーリに接続された変速モータか
らなるベルト駆動用モータ36の駆動力によって両搬送
ベルト29の回転速度が異なるよう回転駆動可能とされ
ている。
【0036】さらに、第3搬送ゾーンZ3の搬送方向の
下流側に位置するベルトプーリ29と、第4搬送ゾーン
Z4の搬送方向の上流側に位置するベルトプーリ29と
は、歯付きベルト伝道機構からなるベルト用変速機構3
5Aによって接続されており、第4搬送ゾーンZ4の搬
送方向の下流側に位置するベルトプーリ29に接続され
た変速モータからなるベルト駆動用モータ36Aの駆動
力によって両搬送ベルト28の回転速度が異なるよう回
転駆動可能とされている。
【0037】さらに説明すると、本実施形態の各搬送ベ
ルト28の速度は、第1搬ゾーンZ1に位置する搬送ベ
ルト28の回転駆動による被搬送体Wの搬送速度である
周速を100とした場合、第2搬送ゾーンZ2に位置す
る搬送ベルト28の周速が128、第3搬送ゾーンZ3
に位置する搬送ベルト28の周速が164、第4搬送ゾ
ーンZ4に位置する搬送ベルト28の周速が210とな
るように構成されている。
【0038】すなわち、本実施形態の第2搬送手段4に
よる被搬送体Wの各搬送ゾーンZ毎の搬送速度は、搬送
方向の最も上流側に位置する搬送ゾーンZにおいて最も
遅くし、搬送方向の最も下流側に位置する搬送ゾーンZ
において最も速くなるように順次異なるように形成され
ているとともに、各搬送ゾーンZ毎の搬送速度である搬
送ベルト28の周速が、前記第1搬送手段3による被搬
送体Wの搬送速度である搬送ローラ8の大径部側の周速
と同一となるように構成されている。
【0039】前記各ベルトプーリ29、ベルト用変速機
構35,35Aおよびベルト駆動モータ36,36Aに
より、本実施形態の搬送ベルト28を回転駆動するベル
ト駆動手段37が構成されている。
【0040】なお、ベルト用変速機構35としては、従
来公知の歯車伝道やローラチェーン伝道などの各種の回
転伝道機構から、設計コンセプトなどの必要に応じて選
択使用することができる。
【0041】また、本実施形態の整列搬送装置1におい
ては、図3に示すように、搬送ローラ8の小径部側の搬
送位置を規制するための搬送ガイド40が搬送方向に沿
って配設されている。
【0042】さらに、本実施形態の整列搬送装置1にお
いては、図4に示すように、第1搬送ゾーンZ1および
第2搬送ゾーンZ2の搬送ローラ8のすぐ上には、複数
の被搬送体Wが搬送ローラ8上を搬送方向と直交する方
向に並んで搬送されるのをより確実に防止するためのば
ね部材により形成された案内ガイド板41,41A,4
1Bが配設されている。そして、搬送ローラ8上を搬送
される被搬送体Wは、第1搬送ゾーンZ1に配設された
長さの長い案内ガイド41により第1搬送ゾーンZ1を
通過する際に搬送方向の上流側から見て右端側でほぼ一
列状にされ、ついで、第2搬送ゾーンZ2の搬送方向上
流側に配設された長さの長い案内ガイド41Aにより第
2搬送ゾーンZ2を通過する際に搬送方向の上流側から
見て左端側で一列状にされ、さらに第2搬送ゾーンZ2
の下流側に配設された長さの短い案内ガイド41Bによ
り第2搬送ゾーンZ2を通過する際に搬送方向の上流側
から見て右側へ向かって付勢されるようになっている。
また、第1搬送ゾーンZ1および第2搬送ゾーンZ2に
配設された長さの長い両案内ガイド41,41Aは、搬
送方向下流側に位置する自由端側が弾性変形可能とされ
ている。
【0043】さらにまた、本実施形態の整列搬送装置1
においては、被搬送体Wとして食品を搬送するので、少
なくとも被搬送体Wが接する部位は、食品衛生上安全な
素材により形成されている。
【0044】またさらに、本実施形態の整列搬送装置1
においては、図2に波線にて示すよに、搬送手段2によ
り搬送される被搬送体Wから剥離して落下する衣を回収
するためのベルトコンベア43が、各搬送ローラ8の下
方に搬送方向に沿って配設されている。
【0045】つぎに、前述した構成からなる本実施形態
の作用について説明する。
【0046】図10は本発明に係る整列搬送装置の実施
形態による被搬送体の搬送状態を上方から見て示す説明
図である。
【0047】本実施形態の整列搬送装置1によれば、図
示しない供給コンベアなどにより被搬送体Wを整列搬送
装置1の供給側SSから順次供給すると、被搬送体W
は、第1搬送ゾーンZ1を形成する搬送手段2A、第2
搬送ゾーンZ2を形成する搬送手段2B、第3搬送ゾー
ンZ3を形成する搬送手段2C、第4搬送ゾーンZ4を
形成する搬送手段2Dをこの順に通過する。
【0048】この時、各第1搬送手段3の搬送ローラ8
がテーパ状に形成されて各搬送ローラ8の大径部側の周
速が速く小径部側の周速が遅いこと、および、各搬送ロ
ーラ8の小径部側が搬送ローラ8の大径部側より搬送方
向下流側に位置するように各搬送ローラ8の軸線が搬送
方向に対して傾斜配置されているので、搬送ローラ8上
に供給された被搬送体Wは、搬送ローラ8の大径部側に
寄せられた後、搬送ベルト28によって搬送されること
になる。
【0049】例えば、図10に示すように、2つの被搬
送体Wa,Wbが搬送ローラ8の大径部側と小径部側と
に同時に供給された場合、搬送ローラ8の大径部側に供
給された被搬送体Waは、大径部側に位置する被搬送体
Waの側端部が搬送ローラ8の大径部と同一速度で回転
する搬送ベルト28のベルト搬送面33に当接し、最も
速い速度で矢印Aにて示す搬送方向に沿った矢印Xにて
示す搬送経路上を搬送されることになる。
【0050】一方、搬送ローラ8の小径部側に供給され
た被搬送体Wbは、搬送ローラ8の小径部側の周速が大
径部側の周速より遅いので、遅い速度で搬送が開始され
るともに、搬送ローラ8の軸線RCが搬送方向に対して
直交せずに傾斜配置されているので、図10矢印Aにて
示す搬送方向下流側に向かうにしたがって徐々に速度を
増しながら大径部側に寄せられるように斜行搬送された
後、大径部側に位置する被搬送体Waの側端部が搬送ロ
ーラ8の大径部と同一速度で回転する搬送ベルト28の
ベルト搬送面33に当接し、最も速い速度で矢印Aにて
示す搬送方向に沿った矢印Yにて示す搬送経路上を搬送
されることになる。
【0051】すなわち、搬送ローラ8の大径部側と小径
部側とに同時に供給された2つの被搬送体Wa,Wb
は、搬送方向の下流側において、大径部側に供給された
被搬送体Waを先頭にし、小径部側に供給された被搬送
体Wb末尾にして、所定間隔で一列になって搬送される
ことになる。
【0052】したがって、本実施形態の整列搬送装置1
によれば、供給側SSから供給された複数の被搬送体W
は、搬送方向の上流側から下流側へ向かうにしたがって
大径部側に寄せられて所定の間隔で一列状に整列して搬
送されることになる。
【0053】なお、本実施形態の整列搬送装置1によれ
ば、被搬送体Wを、一定の間隔で1ラインあたり最大毎
分120個程度の比較的高速な搬送速度で搬送すること
ができるとともに、搬送方向の長さを3.5m程度にす
ることができる。
【0054】また、本実施形態の整列搬送装置1によれ
ば、第1搬送ゾーンZ1に配設されている案内ガイド4
1および第2搬送ゾーンZ2に配設されている両案内ガ
イド41A、41Bにより、第1搬送ゾーンZ1および
第2搬送ゾーンZ2を通過する複数の被搬送体Wの一列
状の整列をより容易に行うことができるとともに、整列
搬送装置1の搬送方向に沿った方向の長さを短くするこ
とができる。
【0055】さらに、本実施形態の整列搬送装置1にお
いては、第1搬送手段3および第2搬送手段4を、被搬
送体Wの搬送方向に沿って複数配設して複数の搬送ゾー
ンZを形成するとともに、この各搬送ゾーンZ毎の搬送
ローラ8の軸線RCと被搬送体Wの搬送方向とのなす角
度(傾斜角度)αが、搬送方向の最も上流側に位置する
搬送ゾーンZ(第1搬送ゾーンZ1)において最も大き
く、搬送方向の最も下流側に位置する搬送ゾーンZ(第
4搬送ゾーンZ4)において最も小さくなるように順次
異なるように形成され、かつ、各搬送ゾーンZ毎の搬送
速度が、搬送方向の最も上流側に位置する搬送ゾーンZ
(第1搬送ゾーンZ1)において最も遅く、搬送方向の
最も下流側に位置する搬送ゾーンZ(第4搬送ゾーンZ
4)において最も速くなるように順次異なるように形成
されているので、大きさや形状が不揃いの被搬送体Wを
より効率よく容易に所定の間隔で一列状に整列させて搬
送することができるとともに、整列搬送装置1の搬送方
向に沿った長さをより短くすることができる。
【0056】なお、本実施形態の整列搬送装置1によれ
ば、被搬送体Wを複数の搬送手段2により搬送方向下流
側に向かうにしたがって搬送速度が増加するように構成
されているので、排出側OSから排出される被搬送体W
の搬送度を容易に高速化することができるとともに、相
互に隣位する被搬送体Wの間の間隔を容易に制御するこ
とができる。
【0057】また、本発明は、所定の間隔で一列状に整
列させる必要のある大きさや形状が不揃いの多種多様の
被搬送体の搬送に適用することができる。
【0058】さらにまた、本発明は、前記実施形態に限
定されるものではなく、必要に応じて種々変更すること
ができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の本
発明の整列搬送装置によれば、テーパ状の搬送ローラ
は、小径部側の周速が大径部側の周速より遅くなるとと
もに、搬送ローラの軸線が搬送方向に対して傾斜配置さ
れているので、搬送ローラに供給された被搬送体は、搬
送ローラの大径部側に寄せられた後、搬送ベルトによっ
て搬送されることになる。したがって、大きさや形状が
不揃いの被搬送体を、容易に所定の間隔で一列状に整列
させて搬送することができるなどの極めて優れた効果を
奏する。
【0060】また、請求項2に記載の本発明の整列搬送
装置によれば、大きさや形状が不揃いの被搬送体をより
効率よく容易に所定の間隔で一列状に整列させて搬送す
ることができるなどの極めて優れた効果を奏する。
【0061】また、請求項3に記載の本発明の整列搬送
装置によれば、大きさや形状が不揃いの被搬送体をより
効率よく容易に所定の間隔で一列状に整列させて搬送す
ることができるとともに、整列搬送装置の搬送方向に沿
った長さをより短くすることができるなどの極めて優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る整列搬送装置の実施形態の要部
を簡略化して上方から見て示す模式図
【図2】 概略正面図
【図3】 図2の要部を搬送方向上流側から見て示す一
部拡大側面図
【図4】 図2の第1搬送手段の要部を上方から見て示
す平面図
【図5】 図2の第1搬送手段の第1搬送ゾーンにおけ
る搬送ローラの軸線と被搬送体の搬送方向とのなす傾斜
角度を示す説明図
【図6】 図2の第1搬送手段の第2搬送ゾーンにおけ
る搬送ローラの軸線と被搬送体の搬送方向とのなす傾斜
角度を示す図5と同様の図
【図7】 図2の第1搬送手段の第3搬送ゾーンにおけ
る搬送ローラの軸線と被搬送体の搬送方向とのなす傾斜
角度を示す図5と同様の図
【図8】 図2の第1搬送手段の第4搬送ゾーンにおけ
る搬送ローラの軸線と被搬送体の搬送方向とのなす傾斜
角度を示す図5と同様の図
【図9】 図2の第1搬送手段のローラ駆動手段の要部
を上方から見て示す平面図
【図10】 本発明に係る整列搬送装置の実施形態によ
る被搬送体の搬送状態を上方から見て示す説明図
【符号の説明】
1 整列搬送装置 2、2A、2B、2C、2D 搬送手段 3 第1搬送手段 4 第2搬送手段 8 搬送ローラ 15 従動プーリ 17 ローラ搬送面 19、19A、19B、19C、19D 駆動シャフト 20 駆動プーリ 21 丸ベルト 22 シャフト用変速機構 23 ローラ駆動モータ 24 ローラ駆動手段 28、28A、28B、28C、28D 搬送ベルト 29 ベルトプーリ 33 ベルト搬送面 35、35A ベルト用変速機構 36、36A ベルト駆動用モータ 37 ベルト駆動手段 A 搬送方向 W、Wa、Wb 被搬送体 Z 搬送ゾーン Z1 第1搬送ゾーン Z2 第2搬送ゾーン Z3 第3搬送ゾーン Z4 第4搬送ゾーン RC (搬送ローラの)軸線 RC1 (第1搬送ゾーンに位置する搬送ローラの)軸
線 RC2 (第2搬送ゾーンに位置する搬送ローラの)軸
線 RC3 (第3搬送ゾーンに位置する搬送ローラの)軸
線 RC4 (第4搬送ゾーンに位置する搬送ローラの)軸
線 α (搬送ローラの軸線と被搬送体の搬送方向とのな
す)傾斜角度 α1 (第1搬送ゾーンに位置する搬送ローラの軸線と
被搬送体の搬送方向とのなす)傾斜角度 α2 (第2搬送ゾーンに位置する搬送ローラの軸線と
被搬送体の搬送方向とのなす)傾斜角度 α3 (第3搬送ゾーンに位置する搬送ローラの軸線と
被搬送体の搬送方向とのなす)傾斜角度 α4 (第4搬送ゾーンに位置する搬送ローラの軸線と
被搬送体の搬送方向とのなす)傾斜角度 SS 供給側 OS 排出側

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被搬送体を下方から支持して搬送
    可能な第1搬送手段と、この第1搬送手段上を搬送され
    る複数の被搬送体を所定の搬送方向に搬送可能な第2搬
    送手段とを有し、 前記第1搬送手段は、それぞれ回転自在に配設されテー
    パ状に形成された複数の搬送ローラと、これらの搬送ロ
    ーラを回転駆動するローラ駆動手段とを具備するととも
    に、前記各搬送ローラの大径部側が搬送方向に対して直
    交する方向の同一側に配設され、前記各搬送ローラの小
    径部側が前記各搬送ローラの大径部側より搬送方向下流
    側に配設されるように前記各搬送ローラの軸線が搬送方
    向に対して傾斜配置され、さらに前記各搬送ローラの外
    周面の最も上方位置がほぼ同一水平面内に位置するよう
    に配設されてローラ搬送面が形成されており、 前記第2搬送手段は、搬送ベルトと、この搬送ベルトを
    回転駆動するベルト駆動手段とを具備するとともに、前
    記搬送ベルトのベルト搬送面が前記第1搬送手段の各搬
    送ローラの大径部側において搬送方向に沿うようにして
    前記ローラ搬送面の側方より上方に延在するように鉛直
    方向に配設されており、 前記第1搬送手段の各搬送ローラの大径部側の周速と、
    前記第2搬送手段の搬送ベルトの周速とが、ほぼ同一速
    度となるように設定されていることを特徴とする整列搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送ローラの軸線と被搬送体の搬送
    方向とのなす傾斜角度が75〜88度の範囲に形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の整列搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1搬送手段および前記第2搬送手
    段を、被搬送体の搬送方向に沿ってそれぞれ複数配設し
    て複数の搬送ゾーンを形成するとともに、この各搬送ゾ
    ーン毎の前記搬送ローラの軸線と被搬送体の搬送方向と
    のなす角度が、搬送方向の最も上流側に位置する搬送ゾ
    ーンにおいて最も大きく、搬送方向の最も下流側に位置
    する搬送ゾーンにおいて最も小さくなるように順次異な
    るように形成され、かつ、前記各搬送ゾーン毎の搬送速
    度が、搬送方向の最も上流側に位置する搬送ゾーンにお
    いて最も遅く、搬送方向の最も下流側に位置する搬送ゾ
    ーンにおいて最も速くなるように順次異なるように形成
    されていることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の整列搬送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005016794A2 (en) * 2003-08-05 2005-02-24 Dematic Corp. Motorized roller transverse drive
JP6942276B1 (ja) * 2021-03-26 2021-09-29 株式会社ノリタケカンパニーリミテド ローラ式搬送装置

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