JPH11151072A - γ−アミノ酪酸を富化した大豆食品素材 - Google Patents
γ−アミノ酪酸を富化した大豆食品素材Info
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- JPH11151072A JPH11151072A JP9334802A JP33480297A JPH11151072A JP H11151072 A JPH11151072 A JP H11151072A JP 9334802 A JP9334802 A JP 9334802A JP 33480297 A JP33480297 A JP 33480297A JP H11151072 A JPH11151072 A JP H11151072A
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- aminobutyric acid
- germ
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 大豆胚芽を含む大豆、大豆胚芽及び胚芽
を除いた大豆の中の少なくとも1種又はそれらの脱脂物
を、pH1.5〜12かつ60℃以下の条件下で、水を
添加して得られるγ−アミノ酪酸を富化した食品素材及
びその製造法。更に、上記食品素材を水で抽出し、イオ
ン交換クロマトグラフィーにより精製するγ−アミノ酪
酸の製造法。 【効果】 本発明によれば、簡単な操作により、高濃度
のγ−アミノ酪酸を含む食品素材ならびに高純度のγ−
アミノ酪酸を製造することができる。これらは、高血圧
症患者向けの特殊栄養食品としての利用が可能である。
を除いた大豆の中の少なくとも1種又はそれらの脱脂物
を、pH1.5〜12かつ60℃以下の条件下で、水を
添加して得られるγ−アミノ酪酸を富化した食品素材及
びその製造法。更に、上記食品素材を水で抽出し、イオ
ン交換クロマトグラフィーにより精製するγ−アミノ酪
酸の製造法。 【効果】 本発明によれば、簡単な操作により、高濃度
のγ−アミノ酪酸を含む食品素材ならびに高純度のγ−
アミノ酪酸を製造することができる。これらは、高血圧
症患者向けの特殊栄養食品としての利用が可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大豆加工食品例え
ば、味噌、醤油、豆腐又は豆乳、あるいは、一般食品の
飲料、麺類、菓子類又はスープ類等の原料に用いられる
大豆食品素材、脱脂大豆食品素材並びにこれらを用いた
γ−アミノ酪酸の製造法に関する。
ば、味噌、醤油、豆腐又は豆乳、あるいは、一般食品の
飲料、麺類、菓子類又はスープ類等の原料に用いられる
大豆食品素材、脱脂大豆食品素材並びにこれらを用いた
γ−アミノ酪酸の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】γ−
アミノ酪酸は、生体内でグルタミン酸の脱炭酸によって
生成するアミノ酸の一種であり、人間では特に、黒質・
大脳基底核・視床下部等の脳に高濃度に存在しているこ
とがわかっている。又、脳内の血液の流れを活発にし、
脳細胞への酸素供給量を増加させ代謝機能を促進する働
きがあり、主要な抑制性の神経伝達物質として中枢神経
系において重要な役割を果たしている他、動物の血圧を
下げる機能があることも知られている。近年、茶の生葉
を嫌気的に処理することによってγ−アミノ酪酸の含量
を5〜10倍に増加できることが見いだされ、現在「ギ
ャバロン茶」として種々のメーカーで製品化されてい
る。「ギャバロン茶」は、高血圧治癒効果が動物実験で
確認されており、副作用を気にしなくてよい気軽な治療
法として、高血圧症を気にする人々に利用されている。
しかし、経口投与によるγ−アミノ酪酸の血圧降下作用
には一定量以上の摂取が必要とされており、ギャバロン
茶の場合は湯で抽出する際に希釈されてしまうため大量
摂取が困難という問題がある。このことが、人によって
はギャバロン茶の効果が見られない原因と推定されてい
る。一方、味噌、醤油、豆腐等の様に、大豆を原料とし
た加工食品は多種多様であり、毎日の食生活の中で食さ
ない日がない程利用されており、又その応用範囲も広
い。しかしながら、市販の大豆製品、例えば表−1に示
すような食品には、実測の結果からも、ほとんどγ−ア
ミノ酪酸が含まれておらず、γ−アミノ酪酸の摂取が困
難である。
アミノ酪酸は、生体内でグルタミン酸の脱炭酸によって
生成するアミノ酸の一種であり、人間では特に、黒質・
大脳基底核・視床下部等の脳に高濃度に存在しているこ
とがわかっている。又、脳内の血液の流れを活発にし、
脳細胞への酸素供給量を増加させ代謝機能を促進する働
きがあり、主要な抑制性の神経伝達物質として中枢神経
系において重要な役割を果たしている他、動物の血圧を
下げる機能があることも知られている。近年、茶の生葉
を嫌気的に処理することによってγ−アミノ酪酸の含量
を5〜10倍に増加できることが見いだされ、現在「ギ
ャバロン茶」として種々のメーカーで製品化されてい
る。「ギャバロン茶」は、高血圧治癒効果が動物実験で
確認されており、副作用を気にしなくてよい気軽な治療
法として、高血圧症を気にする人々に利用されている。
しかし、経口投与によるγ−アミノ酪酸の血圧降下作用
には一定量以上の摂取が必要とされており、ギャバロン
茶の場合は湯で抽出する際に希釈されてしまうため大量
摂取が困難という問題がある。このことが、人によって
はギャバロン茶の効果が見られない原因と推定されてい
る。一方、味噌、醤油、豆腐等の様に、大豆を原料とし
た加工食品は多種多様であり、毎日の食生活の中で食さ
ない日がない程利用されており、又その応用範囲も広
い。しかしながら、市販の大豆製品、例えば表−1に示
すような食品には、実測の結果からも、ほとんどγ−ア
ミノ酪酸が含まれておらず、γ−アミノ酪酸の摂取が困
難である。
【0003】
【表1】
【0004】また、従来法〔特開平7−213252号
公報、特開平8−280394号公報、特開平9−10
7920号公報〕の原料穀類に対して重量比で2〜10
倍量の水を加える方法では、大豆を用いると水を2倍ま
で吸収するので、γ−アミノ酪酸を富化させるのに大量
の水を必要とし、更に乾燥に長時間加熱や減圧をしなけ
ればならない。
公報、特開平8−280394号公報、特開平9−10
7920号公報〕の原料穀類に対して重量比で2〜10
倍量の水を加える方法では、大豆を用いると水を2倍ま
で吸収するので、γ−アミノ酪酸を富化させるのに大量
の水を必要とし、更に乾燥に長時間加熱や減圧をしなけ
ればならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、大豆胚芽
を含む大豆、大豆胚芽又は胚芽を除いた大豆(以下、挽
割大豆と呼ぶ)の表層部分にγ−アミノ酪酸の前駆物質
であるグルタミン酸が含まれており、このグルタミン酸
が水添加時に急激にγ−アミノ酪酸に変換され、特に水
添加を行うことによりγ−アミノ酪酸の前駆物質グルタ
ミン酸の生成も始まり、それにともないγ−アミノ酪酸
の変換が開始されることを見いだした。かかる知見にも
とづいて本発明を完成したものである。
を含む大豆、大豆胚芽又は胚芽を除いた大豆(以下、挽
割大豆と呼ぶ)の表層部分にγ−アミノ酪酸の前駆物質
であるグルタミン酸が含まれており、このグルタミン酸
が水添加時に急激にγ−アミノ酪酸に変換され、特に水
添加を行うことによりγ−アミノ酪酸の前駆物質グルタ
ミン酸の生成も始まり、それにともないγ−アミノ酪酸
の変換が開始されることを見いだした。かかる知見にも
とづいて本発明を完成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、大豆胚芽を含む大豆、
大豆胚芽及び挽割大豆の少なくとも1種を一定条件下で
少量の水を添加し、内在性のグルタミン酸脱炭酸酵素を
活性化することによりγ−アミノ酪酸の含量を高めた食
品素材及びその製造方法に関し、さらに強酸で抽出しイ
オン交換クロマトグラフィーによって精製、濃縮するこ
とを特徴とするγ−アミノ酪酸の製造法に関する。本発
明は、脱脂米胚芽等を用いる従来の食品素材の製造法に
比らべ、pHが広範囲で行え、かつ乾燥が短時間で行え
るという大きな特徴を有している。
大豆胚芽及び挽割大豆の少なくとも1種を一定条件下で
少量の水を添加し、内在性のグルタミン酸脱炭酸酵素を
活性化することによりγ−アミノ酪酸の含量を高めた食
品素材及びその製造方法に関し、さらに強酸で抽出しイ
オン交換クロマトグラフィーによって精製、濃縮するこ
とを特徴とするγ−アミノ酪酸の製造法に関する。本発
明は、脱脂米胚芽等を用いる従来の食品素材の製造法に
比らべ、pHが広範囲で行え、かつ乾燥が短時間で行え
るという大きな特徴を有している。
【0007】本発明に用いる大豆は品種を限定しない
が、一般にはIOMという名称で呼ばれ、米国のインデ
ィアナ、オハイオ、ミシガンの三つの州で収穫された大
豆をブレンドしたものや、中国産の大豆を例示でき、品
種としては、ビーソン、ハロソイコロソイ、ウィリアム
を例示できる。γ−アミノ酪酸を富化した食品素材を製
造するには、大豆胚芽を含む大豆、大豆胚芽及び挽割大
豆の中の少なくとも1種に、例えば塩酸等の強酸又は苛
性ソーダ等の強アルカリを用いてpH1.5〜12、好
ましくは酢酸又は酢酸ナトリウム等の弱酸もしくは弱ア
ルカリの組み合わせを用いてpH5.5〜6に調整した
水を適量、好ましくは原料に対し重量比で20〜30%
ずつ数回、好ましくは2〜3回添加し、かつ60℃以
下、好ましくは10〜50℃、さらに好ましくは30〜
45℃の条件下で、50〜150ストローク/分、20
分以上、好ましくは80〜120ストローク/分にて、
4時間以上振とうし、内在性のグルタミン酸脱炭酸酵素
を作用させ、グルタミン酸をγ−アミノ酪酸に変換す
る。ここにおいて水の添加は噴霧するのが好ましい。こ
の時、蛋白質分解酵素も同時に作用し、蛋白質が分解し
グルタミン酸が供給される。又、本発明の製造法におい
ては、あらかじめ原料を例えば酸又はアルカリを用い、
pH1.5〜12に調整した後、水を加えることも可能
である。本発明の食品素材の原料となる大豆胚芽を含む
大豆、大豆胚芽又は挽割大豆はそれ自体だけではなく、
脱脂物も、原料として用いることができる。脱脂の方法
は、例えば有機溶剤、好ましくはn−ヘキサン及び/又
はエチルアルコール等を用いる方法を挙げることができ
るが、他の方法として臨界状態の二酸化炭素を抽出溶剤
として用いて、脱脂を行うことが可能である。
が、一般にはIOMという名称で呼ばれ、米国のインデ
ィアナ、オハイオ、ミシガンの三つの州で収穫された大
豆をブレンドしたものや、中国産の大豆を例示でき、品
種としては、ビーソン、ハロソイコロソイ、ウィリアム
を例示できる。γ−アミノ酪酸を富化した食品素材を製
造するには、大豆胚芽を含む大豆、大豆胚芽及び挽割大
豆の中の少なくとも1種に、例えば塩酸等の強酸又は苛
性ソーダ等の強アルカリを用いてpH1.5〜12、好
ましくは酢酸又は酢酸ナトリウム等の弱酸もしくは弱ア
ルカリの組み合わせを用いてpH5.5〜6に調整した
水を適量、好ましくは原料に対し重量比で20〜30%
ずつ数回、好ましくは2〜3回添加し、かつ60℃以
下、好ましくは10〜50℃、さらに好ましくは30〜
45℃の条件下で、50〜150ストローク/分、20
分以上、好ましくは80〜120ストローク/分にて、
4時間以上振とうし、内在性のグルタミン酸脱炭酸酵素
を作用させ、グルタミン酸をγ−アミノ酪酸に変換す
る。ここにおいて水の添加は噴霧するのが好ましい。こ
の時、蛋白質分解酵素も同時に作用し、蛋白質が分解し
グルタミン酸が供給される。又、本発明の製造法におい
ては、あらかじめ原料を例えば酸又はアルカリを用い、
pH1.5〜12に調整した後、水を加えることも可能
である。本発明の食品素材の原料となる大豆胚芽を含む
大豆、大豆胚芽又は挽割大豆はそれ自体だけではなく、
脱脂物も、原料として用いることができる。脱脂の方法
は、例えば有機溶剤、好ましくはn−ヘキサン及び/又
はエチルアルコール等を用いる方法を挙げることができ
るが、他の方法として臨界状態の二酸化炭素を抽出溶剤
として用いて、脱脂を行うことが可能である。
【0008】通常流通している大豆胚芽を含む大豆、大
豆胚芽又は挽割大豆に、上記の処理を行った場合、胚芽
中のγ−アミノ酪酸濃度を、約50ミリグラム/100
グラム以上に高めることができる。処理前の大豆胚芽を
含む大豆、大豆胚芽又は挽割大豆には、γ−アミノ酪酸
が約1ミリグラム/100グラム含まれるが、この処理
を行うことにより、約50倍以上に増加する。摂取する
際に、ギャバロン茶は熱湯で抽出、希釈することになる
が、大豆由来のこれら素材の場合、希釈することなくそ
のままあるいは食品素材として食することができること
から、より有効なγ−アミノ酪酸源として利用できる。
豆胚芽又は挽割大豆に、上記の処理を行った場合、胚芽
中のγ−アミノ酪酸濃度を、約50ミリグラム/100
グラム以上に高めることができる。処理前の大豆胚芽を
含む大豆、大豆胚芽又は挽割大豆には、γ−アミノ酪酸
が約1ミリグラム/100グラム含まれるが、この処理
を行うことにより、約50倍以上に増加する。摂取する
際に、ギャバロン茶は熱湯で抽出、希釈することになる
が、大豆由来のこれら素材の場合、希釈することなくそ
のままあるいは食品素材として食することができること
から、より有効なγ−アミノ酪酸源として利用できる。
【0009】さらに、γ−アミノ酪酸を濃縮、精製する
には、例えばγ−アミノ酪酸を富化した大豆胚芽を含む
大豆、大豆胚芽、挽割大豆に塩酸等の強酸を加え、γ−
アミノ酪酸を抽出した後、遠心分離あるいはろ過処理を
行い上清を回収する。次いで、抽出液を下記に示した条
件に準じてイオン交換クロマトグラフィーを行い、高純
度のγ−アミノ酪酸を調製することができる。分析条件
γ−アミノ酪酸の分析は、Shim−pack AMI
NO−Naをカラムに用いた陽イオン交換クロマトグラ
フィーにより分離し、o−フタルアルデヒドを反応試薬
に用いたポストカラム誘導体化蛍光検出法により検出す
る。
には、例えばγ−アミノ酪酸を富化した大豆胚芽を含む
大豆、大豆胚芽、挽割大豆に塩酸等の強酸を加え、γ−
アミノ酪酸を抽出した後、遠心分離あるいはろ過処理を
行い上清を回収する。次いで、抽出液を下記に示した条
件に準じてイオン交換クロマトグラフィーを行い、高純
度のγ−アミノ酪酸を調製することができる。分析条件
γ−アミノ酪酸の分析は、Shim−pack AMI
NO−Naをカラムに用いた陽イオン交換クロマトグラ
フィーにより分離し、o−フタルアルデヒドを反応試薬
に用いたポストカラム誘導体化蛍光検出法により検出す
る。
【0010】
【表2】
【0011】精製されたγ−アミノ酪酸は甘味をともな
ったうま味を有しており、食品添加物あるいは調味料と
して利用することができる。さらにγ−アミノ酪酸を富
化する効率の良い製造方法として、水を重量比で、20
〜30%ずつ2〜3回噴霧し、60℃以下で保温しなが
ら攪拌を行うことにより次工程での乾燥が短時間ででき
る。
ったうま味を有しており、食品添加物あるいは調味料と
して利用することができる。さらにγ−アミノ酪酸を富
化する効率の良い製造方法として、水を重量比で、20
〜30%ずつ2〜3回噴霧し、60℃以下で保温しなが
ら攪拌を行うことにより次工程での乾燥が短時間ででき
る。
【0012】次に、本発明の実施例を示す。 実施例1 大豆を選別し、二割れして、実、皮、胚芽、及びかけら
に分離したものをふるいと比重により分離させて調製し
た大豆胚芽50gに酢酸を用いてpH5とした蒸留水1
0mlずつ3回の噴霧により加え、40℃にて100ス
トローク/分で4時間攪拌し、γ−アミノ酪酸を生成さ
せた。γ−アミノ酪酸は4時間後には116mg/10
0gに達した。
に分離したものをふるいと比重により分離させて調製し
た大豆胚芽50gに酢酸を用いてpH5とした蒸留水1
0mlずつ3回の噴霧により加え、40℃にて100ス
トローク/分で4時間攪拌し、γ−アミノ酪酸を生成さ
せた。γ−アミノ酪酸は4時間後には116mg/10
0gに達した。
【0013】実施例2 実施例1に準じて調製した挽割大豆を用いて、30〜7
0℃でγ−アミノ酪酸を生成させた。図−1に示すよう
に、γ−アミノ酪酸の生成量、生成速度共に、40℃が
最適であった。
0℃でγ−アミノ酪酸を生成させた。図−1に示すよう
に、γ−アミノ酪酸の生成量、生成速度共に、40℃が
最適であった。
【0014】実施例3 ヘキサンによる脱脂 調製した原料、大豆胚芽を含む大豆、大豆胚芽及び挽割
大豆各200gの原料にそれぞれn−ヘキサン1000
mlを加え、30℃で2時間攪拌後脂質を抽出分離する
操作を行った。抽出後、脱脂物を濾過しn−ヘキサンを
取り除いた。次いで、得られた各脱脂物50gに酢酸で
pH5とした蒸留水10mlずつ3回噴霧し、40℃に
て100ストローク/分で4時間攪拌し、γ−アミノ酪
酸を生成させた。その結果、γ−アミノ酪酸は、脱脂大
豆胚芽では126mg/100g、脱脂挽割大豆では6
0mg/100gに達した。
大豆各200gの原料にそれぞれn−ヘキサン1000
mlを加え、30℃で2時間攪拌後脂質を抽出分離する
操作を行った。抽出後、脱脂物を濾過しn−ヘキサンを
取り除いた。次いで、得られた各脱脂物50gに酢酸で
pH5とした蒸留水10mlずつ3回噴霧し、40℃に
て100ストローク/分で4時間攪拌し、γ−アミノ酪
酸を生成させた。その結果、γ−アミノ酪酸は、脱脂大
豆胚芽では126mg/100g、脱脂挽割大豆では6
0mg/100gに達した。
【0015】実施例4 エチルアルコール及びヘキサン混合溶媒による脱脂 調製した原料、大豆胚芽を含む大豆、大豆胚芽及び挽割
大豆各200gの原料にそれぞれエチルアルコールとn
−ヘキサンの混合液1000mlを加え、20℃で2時
間攪拌後、脂質を抽出分離する操作を1回行った。抽出
後、脱脂物を濾過し溶媒を取り除いた。次いで、得られ
た脱脂物50gに酢酸でpH5とした蒸留水10mlず
つ3回噴霧し、40℃にて100ストローク/分で4時
間攪拌し、γ−アミノ酪酸を生成させた。その結果、γ
−アミノ酪酸は、脱脂大豆胚芽では122mg/100
g、脱脂挽割大豆では66mg/100gに達した。
大豆各200gの原料にそれぞれエチルアルコールとn
−ヘキサンの混合液1000mlを加え、20℃で2時
間攪拌後、脂質を抽出分離する操作を1回行った。抽出
後、脱脂物を濾過し溶媒を取り除いた。次いで、得られ
た脱脂物50gに酢酸でpH5とした蒸留水10mlず
つ3回噴霧し、40℃にて100ストローク/分で4時
間攪拌し、γ−アミノ酪酸を生成させた。その結果、γ
−アミノ酪酸は、脱脂大豆胚芽では122mg/100
g、脱脂挽割大豆では66mg/100gに達した。
【0016】実施例5 臨界抽出法による脱脂 大豆胚芽を含む大豆、大豆胚芽及び挽割大豆各500g
にそれぞれ40℃、220kg/cm2 の超臨界状態の
二酸化炭素を混合して油分の抽出を行った。一方、大豆
胚芽を含む大豆、大豆胚芽及び挽割大豆各500gにそ
れぞれ30℃、220kg/cm2 の亜臨界状態の二酸
化炭素を混合して抽出を行い脱脂した大豆胚芽を含む大
豆、大豆胚芽及び挽割大豆を得た。
にそれぞれ40℃、220kg/cm2 の超臨界状態の
二酸化炭素を混合して油分の抽出を行った。一方、大豆
胚芽を含む大豆、大豆胚芽及び挽割大豆各500gにそ
れぞれ30℃、220kg/cm2 の亜臨界状態の二酸
化炭素を混合して抽出を行い脱脂した大豆胚芽を含む大
豆、大豆胚芽及び挽割大豆を得た。
【0017】なお脱脂した大豆胚芽を含む大豆、大豆胚
芽及び挽割大豆にγ−アミノ酪酸を富化する工程は、前
述した実施例3又は実施例4と同様な操作で行うことが
できた。超臨界抽出法により原料胚芽等の脱脂を行うこ
とにより、抽出に使用した溶媒(二酸化炭素)を脱脂胚
芽から除去する方法は加熱除去法によらずに、40℃以
下の温度で抽出装置の圧力を常圧に戻すだけで、使用し
た溶媒を原料胚芽等から除去する事ができた。その結
果、熱に弱いグルタミン酸脱炭酸酵素が失活しないこと
が判明した。
芽及び挽割大豆にγ−アミノ酪酸を富化する工程は、前
述した実施例3又は実施例4と同様な操作で行うことが
できた。超臨界抽出法により原料胚芽等の脱脂を行うこ
とにより、抽出に使用した溶媒(二酸化炭素)を脱脂胚
芽から除去する方法は加熱除去法によらずに、40℃以
下の温度で抽出装置の圧力を常圧に戻すだけで、使用し
た溶媒を原料胚芽等から除去する事ができた。その結
果、熱に弱いグルタミン酸脱炭酸酵素が失活しないこと
が判明した。
【0018】実施例6 大豆胚芽及び挽割大豆の混合物を用いた例 実施例1により調製した挽割大豆と大豆胚芽の等量混合
物50gに酢酸でpH5とした水10mlずつ3回加
え、40℃にて100ストローク/分にて、4時間攪拌
し、γ−アミノ酪酸を生成させた。その結果、γ−アミ
ノ酪酸は78mg/100gに達した。
物50gに酢酸でpH5とした水10mlずつ3回加
え、40℃にて100ストローク/分にて、4時間攪拌
し、γ−アミノ酪酸を生成させた。その結果、γ−アミ
ノ酪酸は78mg/100gに達した。
【0019】実施例7 実施例1と同条件下で、大豆胚芽を4時間処理すること
によって調製したγ−アミノ酪酸を含む液に1Nの塩酸
を5分の1量加え、100ストローク/分で5分間振と
うし、γ−アミノ酪酸を抽出した。次いで、3000r
pmで遠心分離を行い、不溶性物質を除去した後、表−
2に示した条件に準じてイオン交換クロマトグラフィー
を行い、γ−アミノ酪酸を分離し、分取した。これによ
り、10gの大豆胚芽から11.2mgのγ−アミノ酪
酸を製造することができた。
によって調製したγ−アミノ酪酸を含む液に1Nの塩酸
を5分の1量加え、100ストローク/分で5分間振と
うし、γ−アミノ酪酸を抽出した。次いで、3000r
pmで遠心分離を行い、不溶性物質を除去した後、表−
2に示した条件に準じてイオン交換クロマトグラフィー
を行い、γ−アミノ酪酸を分離し、分取した。これによ
り、10gの大豆胚芽から11.2mgのγ−アミノ酪
酸を製造することができた。
【0020】実施例8 工業規模の製造方法 脱脂米胚芽を用いた工業規模のγ−アミノ酪酸富化製造
では、乾燥を容易にするために、水を重量比で、60〜
100%を噴霧し、タンクを高湿度状態にし、約40℃
で保温しながら撹拌を行うことによりγ−アミノ酪酸の
富化を行うことができる。しかしながら、大豆では、重
量比で200%(2倍)までの水を吸収してしまうの
で、乾燥時間が長くなる。そこで、水を重量比で、20
〜30%ずつ2〜3回、時間をあけて噴霧し、約45℃
で保温しながら撹拌を行うことにより水の量を抑えるこ
とができ、乾燥が短時間で行えることを見い出した。脱
脂した原料、大豆胚芽、挽割大豆各50kgにpH5か
つ45℃の条件の水を10Lずつ3回噴霧し、45℃で
10rpmにて4時間撹拌し、γ−アミノ酪酸を生成さ
せた。その結果、γ−アミノ酪酸は挽割大豆では、65
mg/100g、大豆胚芽では、115mg/100g
に達した。
では、乾燥を容易にするために、水を重量比で、60〜
100%を噴霧し、タンクを高湿度状態にし、約40℃
で保温しながら撹拌を行うことによりγ−アミノ酪酸の
富化を行うことができる。しかしながら、大豆では、重
量比で200%(2倍)までの水を吸収してしまうの
で、乾燥時間が長くなる。そこで、水を重量比で、20
〜30%ずつ2〜3回、時間をあけて噴霧し、約45℃
で保温しながら撹拌を行うことにより水の量を抑えるこ
とができ、乾燥が短時間で行えることを見い出した。脱
脂した原料、大豆胚芽、挽割大豆各50kgにpH5か
つ45℃の条件の水を10Lずつ3回噴霧し、45℃で
10rpmにて4時間撹拌し、γ−アミノ酪酸を生成さ
せた。その結果、γ−アミノ酪酸は挽割大豆では、65
mg/100g、大豆胚芽では、115mg/100g
に達した。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、大豆胚芽を含む大豆、
大豆胚芽及び挽割大豆を原料とし、簡単な操作によっ
て、高濃度のγ−アミノ酪酸を含む食品素材ならびに高
純度のγ−アミノ酪酸を製造することができる。これら
は、高血圧症患者向けの特殊栄養食品としての利用が可
能である。
大豆胚芽及び挽割大豆を原料とし、簡単な操作によっ
て、高濃度のγ−アミノ酪酸を含む食品素材ならびに高
純度のγ−アミノ酪酸を製造することができる。これら
は、高血圧症患者向けの特殊栄養食品としての利用が可
能である。
【図1】本発明におけるγ−アミノ酪酸富化量(CAB
A量)と富化温度、富化時間の関係を示す。
A量)と富化温度、富化時間の関係を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村井 弘道 愛知県一宮市北方町北方字沼田一番地 オ リザ油化株式会社内 (72)発明者 上野 茂典 東京都中央区日本橋室町1−5−3 わか もと製薬株式会社内 (72)発明者 釣谷 昌敞 東京都中央区日本橋室町1−5−3 わか もと製薬株式会社内 (72)発明者 川澄 俊之 東京都町田市三輪町1876−1−212
Claims (5)
- 【請求項1】 大豆胚芽を含む大豆、大豆胚芽及び胚芽
を除いた大豆の中の少なくとも1種に、pH1.5〜1
2かつ60℃以下の条件で、水を添加して得られるγ−
アミノ酪酸を富化した食品素材。 - 【請求項2】 大豆胚芽を含む大豆、大豆胚芽及び胚芽
を除いた大豆の中の少なくとも1種の脂質を有機溶媒で
抽出分離してなる脱脂物に、pH1.5〜12かつ60
℃以下の条件で、水を添加して得られるγ−アミノ酪酸
を富化した食品素材。 - 【請求項3】 大豆胚芽を含む大豆、大豆胚芽及び胚芽
を除いた大豆の中の少なくとも1種の脂質を亜臨界ない
し超臨界状態の二酸化炭素で抽出分離してなる脱脂物
に、pH1.5〜12かつ60℃以下の条件で、水を添
加して得られるγ−アミノ酪酸を富化した食品素材。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項記載の食品
素材を水で抽出し、イオン交換クロマトグラフィーによ
り精製することを特徴とするγ−アミノ酪酸の製造法。 - 【請求項5】 大豆胚芽を含む大豆、大豆胚芽及び胚芽
を除いた大豆並びにそれらの脱脂物の中の少なくとも1
種に、pH1.5〜12かつ60℃以下の条件で、水を
添加し、60℃以下で保温しながら攪拌を行うことを特
徴とするγ−アミノ酪酸を富化した食品素材の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9334802A JPH11151072A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | γ−アミノ酪酸を富化した大豆食品素材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9334802A JPH11151072A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | γ−アミノ酪酸を富化した大豆食品素材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11151072A true JPH11151072A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18281401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9334802A Pending JPH11151072A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | γ−アミノ酪酸を富化した大豆食品素材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11151072A (ja) |
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- 1997-11-20 JP JP9334802A patent/JPH11151072A/ja active Pending
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