JPH11150837A - グロメット - Google Patents

グロメット

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JPH11150837A
JPH11150837A JP9313893A JP31389397A JPH11150837A JP H11150837 A JPH11150837 A JP H11150837A JP 9313893 A JP9313893 A JP 9313893A JP 31389397 A JP31389397 A JP 31389397A JP H11150837 A JPH11150837 A JP H11150837A
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JP
Japan
Prior art keywords
panel
grommet
fitting portion
hole
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP9313893A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Sato
正行 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Publication of JPH11150837A publication Critical patent/JPH11150837A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 挿入作業性の向上と遮音性の向上を図ること
のできるグロメットを提供する。 【解決手段】 このグロメット30は、パネル5の透孔
5aを貫通した電線1の外周に嵌合する小径の電線嵌合
部31と、外周にパネルの透孔の周縁に対する嵌着溝3
4を有する大径のパネル嵌合部32と、電線嵌合部とパ
ネル嵌合部との間をつなぐテーパ部33と、パネル嵌合
部の内部にパネル嵌合部との間に空間40を存して配さ
れ、且つ、基端側が電線嵌合部に連通すると共に、先端
側がシール材を充填するために開放されたシール材充填
用内筒37と、シール材充填用内筒の先端より径方向外
方に向かって連設され、パネルの背面に重合された遮音
材6に密着することで、該遮音材の前記透孔に対応した
開口部6aを閉止するリップ39とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防音性を高めたグ
ロメットに関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、エンジン側のワイヤ
ーハーネス1は、その先端側に付いているグロメット2
を、エンジンルーム3と室内4を仕切っているパネル5
の透孔5aに嵌め込むことで室内4側へ貫通させてい
る。この場合、まずエンジンルーム3側からグロメット
2を押込んで、室内4側にグロメット2を突き抜けさ
せ、その後エンジンルーム3側へ引っ張ることで、グロ
メット2の外周のテーパを利用しながら適正な嵌合状態
とする。
【0003】図7は従来のグロメット2を、パネル5の
透孔5aを通して室内4側へ突き抜けさせた状態を示し
ている。また、図8はその後グロメット2をエンジンル
ーム側に引っ張ってパネル5の透孔5aに装着した状態
を示している。
【0004】グロメット2はゴムで一体成形された筒状
のもので、長さ方向一端側にワイヤーハーネス(電線)
1の外周に嵌合する薄肉小径の電線嵌合部11を有し、
他端側にパネル5の透孔5aの周縁に対する嵌着溝14
を有する厚肉大径のパネル嵌合部12を有し、電線嵌合
部11とパネル嵌合部12との間に両者をつなぐテーパ
部13を有している。また、パネル嵌合部12の内部
に、パネル嵌合部12との間に空間18を確保するシー
ル材充填用内筒17を有する。このシール材充填用内筒
17は、内部の空間に液状硬化性シール材20が充填さ
れるもので、基端側が電線嵌合部11に連通すると共
に、先端側がシール材を充填するために開放されてい
る。
【0005】また、このグロメット2は、パネル嵌合部
12の外周に、パネル5の背面に重合された遮音材6に
密着することで、遮音材6の透孔5aに対応した開口部
6aを閉止するリップ15を一体に有している。
【0006】このグロメット2を利用する場合は、ま
ず、ワイヤーハーネス1の外周にグロメット2を装着
し、シール材充填用内筒17の内部にシール材20を充
填し固化させる。この状態で組み付け工程に搬入し、前
述したようにエンジンルーム3側から、パネル5の透孔
5にグロメット2を差し込み、図7に示すようにいった
んグロメット2全体を室内4側に突き抜けさせる。そし
て、今度はエンジンルーム3側からワイヤーハーネス1
を引っ張ることで、テーパ部13を利用してグロメット
2を変形させながら、嵌着溝14を透孔5aの周縁に嵌
める。これにより装着を完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のグロメット2では、一番外周に張り出したリップ1
5を、厚肉大径のパネル嵌合部12に一体的に設けてい
るので、透孔5aを貫通させる際にリップ15が変形し
にくく、グロメット2の挿通作業性が悪かった。特に、
パネル嵌合部12の内周側には、内部でシール材が固化
した状態のシール材充填用内筒17が存在するので、そ
れがパネル嵌合部12の変形を妨げる作用を及ぼして、
結果的にリップ15の挿入をやりにくくしていた。
【0008】また、シール材充填用内筒17とパネル嵌
合部12との間の空間18は開放したまま放置されてい
るので、この部分を通して音が透過しやすく、遮音性も
高くなかった。
【0009】そこで、図9に示すように、シール材充填
用内筒17とパネル嵌合部12との間の空間18に、透
過音対策として吸音材21を嵌め込むことも行われてい
る。しかし、吸音材21を嵌め込むと部品が余分に必要
となる上、最初から嵌め込んでおくと、グロメット2の
挿入作業性が一層悪くなるという問題があった。
【0010】本発明は、上記事情を考慮し、挿入作業性
の向上と遮音性の向上を図ることのできるグロメットを
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のグロメ
ットは、パネルの透孔を貫通した電線の外周に嵌合する
小径の電線嵌合部と、外周にパネルの透孔の周縁に対す
る嵌着溝を有する大径のパネル嵌合部と、前記電線嵌合
部とパネル嵌合部との間をつなぐテーパ部と、前記パネ
ル嵌合部の内部にパネル嵌合部との間に空間を存して配
され、且つ、基端側が前記電線嵌合部に連通すると共
に、先端側がシール材を充填するために開放されたシー
ル材充填用内筒と、前記シール材充填用内筒の先端より
径方向外方に向かって連設され、パネルの背面に重合さ
れた遮音材に密着することで、該遮音材の前記透孔に対
応した開口部を閉止するリップとを備えていることを特
徴とする。
【0012】このグロメットでは、シール材充填用内筒
にリップを連設したので、パネル嵌合部にリップを設け
る場合と比べて、リップの基端から先端までの寸法を大
きくとることができる。しかも、シール材充填用内筒は
パネル嵌合部と比べて薄肉化できるものであり、その自
由端(先端)にリップを連設しているから、それだけパ
ネルの透孔にグロメットを貫通させる際に、リップが変
形しやすくなる。よって、パネルの透孔にグロメットを
貫通させる際の作業性が向上する。
【0013】また、シール材充填用内筒から延びるリッ
プが遮音材の開口を塞ぐことになるので、シール材充填
用内筒とパネル嵌合部との間に確保された空間が密閉さ
れ、ここに大きな空気層が確保されることになる。従っ
て、この密閉された空気層によって遮音性が高められ
る。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載のグロメ
ットであって、前記テーパ部と電線嵌合部とのつながり
部分に、逆テーパ状の屈曲部を設けたことを特徴とす
る。
【0015】このグロメットでは、テーパ部を透孔に対
して擦り抜けさせる際に、逆テーパ状の屈曲部が屈曲す
ることで、容易な擦り抜けを許す。
【0016】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のグロメットであって、前記テーパ部の外周面の前記パ
ネルの透孔の周縁との当り部分に、テーパ部が透孔を擦
り抜けた際に、その戻りを防止する微小凹凸を設けたこ
とを特徴とする。
【0017】このグロメットでは、テーパ部を透孔に対
して挿入する際に、テーパ部に設けた微小凹凸が透孔の
周縁に引っかかるので、テーパ部の弾力による挿入と反
対方向の戻りが防止され、挿入しやすくなる。
【0018】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載のグロメットであって、前記シール材充填用内
筒の長さ方向中間部とパネル嵌合部との間に、両者間に
確保された前記空間を密封する環状の遮蔽壁を設け、前
記テーパ部に遮蔽壁の成形に利用する環状の開口を設け
て、該開口を別の閉止部材により閉止したことを特徴と
する。
【0019】このグロメットでは、シール材充填用内筒
とパネル嵌合部との間に確保された空間が、最初から遮
蔽壁で封止されているので、この部分の密封空気層によ
り遮音性が高められる。しかも、その上でシール材充填
用内筒から延びるリップが遮音材の開口を塞ぐことにな
るので、シール材充填用内筒とパネル嵌合部との間の空
間が二重に密閉されることになり、この二重の空気層に
よって、遮音性が一層高められる。
【0020】請求項5の発明は、請求項4記載のグロメ
ットであって、前記閉止部材がテーパ部の他の部分より
摩擦係数の小さな材料より構成されていることを特徴と
する。
【0021】このグロメットでは、テーパ部に設けた開
口を摩擦係数の小さな閉止部材で塞いでいるので、この
部分に透孔の周縁が当たることにより、グロメットを透
孔に対して挿入しやすくなる。
【0022】請求項6の発明は、請求項5記載のグロメ
ットであって、前記摩擦係数の小さな材料が含油ゴムで
あることを特徴とする。
【0023】このグロメットでは、閉止部材を含油ゴム
で構成したので、焼き付けや接着等の手段により容易に
グロメットの本体部分に一体化することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0025】図1は第1実施形態のグロメット30の構
成を示す断面図、図2は同グロメット30のパネル5の
透孔5aに対する装着状態を示し断面図、図3は同透孔
5aにグロメット30を装着しようとしている状態を示
す斜視図である。
【0026】このグロメット30は、全体がゴムで一体
成形されており、パネル5の透孔5aを貫通するワイヤ
ーハーネス(電線)1の外周に嵌合する薄肉小径の電線
嵌合部31と、外周にパネル5の透孔5aの周縁に対す
る嵌着溝34を有する厚肉大径のパネル嵌合部32と、
電線嵌合部31とパネル嵌合部32との間をつなぐテー
パ部33とを備える。テーパ部33と電線嵌合部31と
のつながり部分には、逆テーパ状の屈曲部35が設けら
れている。また、テーパ部33の外周面のパネル5の透
孔5aの周縁との当り部分には、テーパ部33が透孔5
aを擦り抜けた際にその戻りを防止する微小凹凸36が
設けられている。
【0027】また、パネル嵌合部32の内部には、パネ
ル嵌合部32との間に空間40を存して配されたシール
材充填用内筒37が設けられている。このシール材充填
用内筒37は、基端側が電線嵌合部31に連通すると共
に、先端側がシール材20を充填するために開放されて
おり、その先端部に、径方向外方に向かって平面状に展
開するリップ39が連設されている。このリップ39
は、パネル5の背面に重合された遮音材6に密着するこ
とで、該遮音材6の開口部6aを閉止するものである。
なお、リップ39の先端と嵌着溝34の間の寸法L1
(図1参照)は、遮音材6の厚さ寸法T1(図2参照)
より小さく、リップ39が確実に遮音材6の表面に密着
するようになっている。
【0028】次に作用を述べる。
【0029】このグロメット30を利用する場合は、上
述した従来例と同様の手順で、パネル5の透孔5aにグ
ロメット30を装着する。その際このグロメット30で
は、シール材充填用内筒37にリップ39を連設してい
るので、従来のパネル嵌合部にリップを設ける場合と比
べて、リップ39の基端から先端までの寸法L2を大き
くとることができ、結果的にリップ39が変形しやすく
なる。しかも、シール材充填用内筒37はパネル嵌合部
32と比べて薄肉であるため、その自由端(先端)は変
形しやすい。よって、その点でもリップ39が変形しや
すくなり、パネル5の透孔5aにグロメット30を貫通
させる際の作業性が向上する。
【0030】また、このグロメット30では、テーパ部
33を透孔5aに対して擦り抜けさせる際に、逆テーパ
状の屈曲部35が屈曲することで、容易な擦り抜けを許
すことになる上、テーパ部33に設けた微小凹凸36が
透孔5aの周縁に引っかかるので、一層挿入しやすくな
る。
【0031】また、図2に示すようにグロメット30を
透孔5aに装着した状態では、シール材充填用内筒37
から延びるリップ39が、遮音材6の開口6aを塞ぐこ
とになるので、シール材充填用内筒37とパネル嵌合部
32との間に確保された空間40が密閉され、ここに大
きな空気層が確保されることになる。従って、この密閉
された空気層によって遮音性が高められる。
【0032】次に本発明の第2実施形態のグロメットに
ついて説明する。図4は第2実施形態のグロメット50
の構成を示す断面図、図5は透孔に対して同グロメット
を装着した状態を示す断面図である。
【0033】このグロメット50では、シール材充填用
内筒37の長さ方向中間部とパネル嵌合部32との間
に、両者間に確保された空間40を密封する環状の遮蔽
壁45を設けている。また、テーパ部33には遮蔽壁4
5の成形に利用するための環状の開口33aを設け、そ
の開口33aを、別のテーパ状の閉止部材46で閉止し
ている。この閉止部材46は、テーパ部33の他の部分
よりも摩擦係数の小さな含油ゴム等の材料で構成されて
おり、開口33aに対して嵌め込まれ、焼き付けまたは
接着材により固定されている。他の構成は第1実施形態
のグロメット30と同様であるので、同一部分には同一
符号を付して説明を省略する。
【0034】このグロメット50では、シール材充填用
内筒37とパネル嵌合部32との間に確保された空間4
0を、最初から遮蔽壁45で封止しているので、この部
分の密封空気層により遮音性を一層高めることができ
る。しかも、その上でシール材充填用内筒37から延び
るリップ39が遮音材6の開口6aを塞ぐので、シール
材充填用内筒37とパネル嵌合部32との間の空間が二
重に密閉されることになり、この二重の空気層によっ
て、遮音性が一層高められる。また、グロメット50を
透孔5aに嵌め込む際には、低摩擦材料よりなる閉止部
材46の作用で、テーパ部33を透孔5aに容易に挿入
することができるので、グロメット50を低挿入力でパ
ネル5に装着できるようになる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、リップが変形しやすくなり、グロメットの挿入
作業性が向上する。また、リップが遮音材の開口を塞い
だ際にシール材充填用内筒とパネル嵌合部との間の空間
を密閉するので、ここに大きな空気層を確保することが
でき、この密閉された空気層によって遮音性を高めるこ
とができる。
【0036】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、逆テーパ状の屈曲部の存在により、グ
ロメットの挿入作業の一層の容易化が図れる。
【0037】請求項3の発明によれば、請求項1または
2の発明の効果に加えて、テーパ部に微小凹凸を設けた
ので、この微小凹凸の引っかかり作用により、グロメッ
トの挿入作業の一層の容易化が図れる。
【0038】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
いずれかの発明の効果に加えて、シール材充填用内筒と
パネル嵌合部との間に確保される空間を、最初から遮蔽
壁で封止しているので、二重に空間を密閉することがで
き、遮音性を一層高めることができる。
【0039】請求項5の発明によれば、請求項4の発明
の効果に加えて、テーパ部に設けた開口を摩擦係数の小
さな閉止部材で塞いでいるので、グロメットを透孔に対
して一層挿入しやすくなる。
【0040】請求項6の発明によれば、請求項5の閉止
部材を含油ゴムで構成したので、焼き付けや接着等の手
段により容易にグロメットの本体部分に一体化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のグロメットの構成を示
す断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態のグロメットをパネルに
装着した状態を示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態のグロメットをパネルに
装着しようとしている状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態のグロメットの構成を示
す断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態のグロメットをパネルに
装着した状態を示す断面図である。
【図6】車両におけるグロメットの使用例を示す平面図
である。
【図7】従来のグロメットの断面図である。
【図8】従来のグロメットをパネルに装着した状態を示
す断面図である。
【図9】従来のグロメットの空間部に吸音材を挿入した
状態を示す断面図である。
【符号の説明】 1 ワイヤーハーネス(電線) 5 パネル 5a 透孔 6 遮音材 6a 開口 20 シール材 30,50 グロメット 31 電線嵌合部 32 パネル嵌合部 33 テーパ部 34 嵌着溝 35 屈曲部 36 微小凹凸 37 シール材充填用内筒 39 リップ 45 遮蔽壁 46 閉止部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルの透孔を貫通した電線の外周に嵌
    合する小径の電線嵌合部と、 外周にパネルの透孔の周縁に対する嵌着溝を有する大径
    のパネル嵌合部と、 前記電線嵌合部とパネル嵌合部との間をつなぐテーパ部
    と、 前記パネル嵌合部の内部にパネル嵌合部との間に空間を
    存して配され、且つ、基端側が前記電線嵌合部に連通す
    ると共に、先端側がシール材を充填するために開放され
    たシール材充填用内筒と、 前記シール材充填用内筒の先端より径方向外方に向かっ
    て連設され、パネルの背面に重合された遮音材に密着す
    ることで、該遮音材の前記透孔に対応した開口部を閉止
    するリップとを備えたことを特徴とするグロメット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のグロメットであって、 前記テーパ部と電線嵌合部とのつながり部分に、逆テー
    パ状の屈曲部を設けたことを特徴とするグロメット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のグロメットであ
    って、 前記テーパ部の外周面の前記パネルの透孔の周縁との当
    り部分に、テーパ部が透孔を擦り抜けた際に、その戻り
    を防止する微小凹凸を設けたことを特徴とするグロメッ
    ト。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のグロメ
    ットであって、 前記シール材充填用内筒の長さ方向中間部とパネル嵌合
    部との間に、両者間に確保された前記空間を密封する環
    状の遮蔽壁を設け、前記テーパ部に遮蔽壁の成形に利用
    する環状の開口を設けて、該開口を別の閉止部材により
    閉止したことを特徴とするグロメット。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のグロメットであって、 前記閉止部材がテーパ部の他の部分より摩擦係数の小さ
    な材料より構成されていることを特徴とするグロメッ
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のグロメットであって、 前記摩擦係数の小さな材料が含油ゴムであることを特徴
    とするグロメット。
JP9313893A 1997-11-14 1997-11-14 グロメット Pending JPH11150837A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1125797A2 (en) 2000-02-16 2001-08-22 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Grommet
US6822165B2 (en) 2001-05-29 2004-11-23 Yazaki Corporation Grommet with closed airspace inside thereof

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EP1125797A2 (en) 2000-02-16 2001-08-22 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Grommet
US6442794B2 (en) 2000-02-16 2002-09-03 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Grommet
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